T.ウォーミングアップ 17:30〜18:00
 2010年度より岡崎市は3時間制となりました。現在はグランド使用前の30分間を使い、体操や坂道ダッシュなどで十分なウォーミングアップを行っています。18時のグラウンド使用時間になった時には素早くキャッチボールが出来る体制を整えています。ウォーミングアップを怠ると怪我の原因になります。選手は十分ウォーミングアップの重要性を認識しています。
U.キャッチボール 18:00〜18:30

 キャッチボールでは、まずフォームのチェックを行い正しいキャッチボールのフォームに修正します。また、3年生までには90mの遠投が出来るように目標設定しています。次に、塁間での正確で素早いクイックが出来るようにします。その際、正しいステップの仕方を身につけタイムトライアルも行います。試合で正しい送球が出来るようキャッチボールを真剣に行っています。

V.トスバッティング 18:30〜18:50

 既に小学時代にトスバッティングが出来る選手もいますが、多くの選手はトスバッティングが上手く出来ません。体の使い方、バットの出し方、投げる側のリズムなどスタッフが手本を見せて教えます。3年間みっちり努力し9割以上は低いワンバウンドでピッチャーに返せるように努力しています。バッティングや守備の基本でもあるトスバッティングの技術を身につけます。

W.個別練習 18:50〜20:20

 グラウンド全体を使って守備9名、打撃9名(含ランナーコーチ)で実践形式のシートバッティングを行い、状況に応じたバッティングや守備で実践力を向上しています。特に変化球の打ち方、連携プレー、走塁技術など実戦形式の練習によってレベルアップすることは大事です。実践に強い選手になるように選手は競い合いスタッフからの課題を克服するよう努力しています。

 外野の奥でのロングティー10名(含守備100本/人)、ティーバッティング6名(300本/人)の計4ヶ所で打ち込みを行います。シートバッティング時の連振りを含めると600〜700スウィング/人を目標にして徹底的にバットを振ることで体のパワーを身につけます。選手はムダ口を一切言わず一つ一つのスウィングを大事に黙々とバットを振り続けます。

 投手を中心に肩、肘など怪我の防止にチューブなどのトレーニング(4名)を行ない怪我をしない体作りに取り組んでいます。更にシートバッティング終了後はシャドーピッチィングや素振りを行いピッチィング、バッティングフォームのチェックを行います。スタッフのアドバイスを聞きながら選手は理想的なフォームになるように自ら研究しています。

 シートバッティング時に守備側は交代で個別ノック(6名)を行っています。100本以上/人を目標に基本練習からバックハンドなどの応用までスタッフが設定した捕球方法を繰り返しノックを受けることで守備力を高め、シートバッティングや最後の全体ノックでそのプレーを実践しています。選手は常にアグレッシブな守備が出来るよう心掛けています。

W.シートノック 20:20〜20:50

 内外野に分かれてノックを集中的に受けた後、内外野合わせた全体ノックで連係プレーを行います。常にランナーを想定して実践的なノックを行っています。練習の最後で全員が声を出し合い、学年に関係なく競争し合った練習となっています。中学野球では一つのプレーが勝敗を決めます。競った試合を想定して一つのプレーを大事にノックを受けています。

最後にグラウンド整備と諸連絡で9:00に終了となります。





ビデオ&連写でのフォームチェック
 ピッチィングフォーム、バッティングフォームをビデオやデジカメ連写で選手とスタッフが確認し課題を共有しています。選手は自分の姿を見ることで気付くことも多く大変参考になっています。シャドーピッチィングや素振りなど選手は日々の練習の中で課題克服に取り組んでいます。




チューブ&メディシンボール等によるトレーニング
 中学では筋トレの議論はありますが、北部クラブでは怪我防止の為にチューブやメディシンボールなどでトレーニングを行っています。強化ではなくあくまで怪我予防の目的で行っています。また、投球数も把握し肘や肩に負担を掛けないよう注意しながら部活との両立の選手の体調管理に合わせています。



各種勉強会の実践
 冬の練習では陸上の講師による速く走れるトレーニング方法を勉強し実践しています。また、社会人野球の現役選手を招き野球教室を行います。現役選手とバッティングや守備など一緒に練習することでの大変参考になっています。