ほとんどコメントのみとなります。
■KS杯 2010.12.19
昨日、KS杯の1、2回戦が岡崎市の県営Gと境公園で行われました。
この大会は今回、岡崎市の中学校の8チームに加え、県内外から強豪チームを8チーム招待し、16チームで土日でトーナメント方式ながら敗者同士も行い各チーム4試合を行う大会となりました。
私は、岡崎北中の1、2回戦を観戦。1回戦は岐阜県の日枝中と対戦しましたが、1年生の桐村が先発。初回キャッチャーのミスなどからノーアウト3塁のピンチもスクイズを外し無失点。その裏に今度はノーアウト1、3塁からエンドランを決め1点を先制。桐村はそのまま相手を無失点に抑え岡崎北中が格上の日枝中に1対0で勝利しました。
その他の1回戦は殆ど招待チームが勝利したようで、秋の新人戦で優勝し全国大会に出場するチームが2チームいる大会だけに岡崎のチームは歯が立たないよう。
岡崎北中の2回戦は愛知県の新人戦で優勝し東海大会でも勝利し全国大会が決まっている東山クラブ。このチームはドラゴンズジュニア出身が6名がいるドリームチームです。人数は100名ほどいて毎年、有名校に多数進学しているクラブチームで1回戦は葵中に8対0のコールド勝ちしているだけにどんな野球をするか楽しみでした。
東山クラブの先発は、左のエース田中雅之君です。田中君は少年野球では乙川クラブ出身です。小学時代はヘーベルハウスカップ少年野球大会で優勝しました。決勝はうちの岡崎北部クラブの岡崎タフィーズ出身の選手と決勝戦を戦い、私の記憶では3対0で勝利したと思います。
しばらく田中君のピッチング練習をみていましたが腕の振りがシャープで足を上げてステップするまでの形が素晴らしく特に軸足がしっかりとしてお尻がキャッチャー寄りにぐっと向かっていき足が残ります。下の写真で見ても下半身を十分に使ったフォームで力量感もあります。ただ、少し膝を曲げすぎていてステップしてから軸足の蹴りが不足し体が沈み込んでいるように感じます。頭の位置を下げ過ぎないようにしてキャッチャー方向に体重が乗ってくるともっとスピードが出るでしょう。
ただ試合を見た感じでは既に完成されている感がありまとまっています。身長は173センチ体重60キロ、スピードは120キロぐらいは出るでしょうか。中京大中京に行った間宮が3年生の秋に128キロだったので、あと1年で8キロぐらいスピードアップすれば十分でしょう。
私は1回表裏を見て少年野球の練習に行きましたが、東山クラブは飛び抜けて大きい選手はいませんが、皆んな170センチ前後で足が速く肩も強くバッティングもいいのですが投げ方、走り方、振り方が同じようでした。これはしっかり指導している証拠でしょう。試合は12対0のコールドで東山クラブが勝利。もう一人の右のエース青島投手(六田ファイターズ出身)は登板がありませんが、今日決勝まで行くと投げるのではないでしょうか。
とにかく同じ軟式の中学野球のクラブチームとして勉強出来ましたし頑張ってほしいものです。
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■社会人野球各タイトル 2010.12.17
社会人野球ベストナインは先日掲載しましたが、各部門の上位者は以下となります。
〔打率〕
@落合(JFE東日本).442
A松永(東芝) .422
B北道(NTT東日本).414
C新垣(日本通運) .397
D坂田(トヨタ自動車).391
〔本塁打〕
@的場(トヨタ自動車) 5本
A高尾(NTT東日本) 4本
A佐々木(三菱重工横浜)4本
A藤島(JR九州) 4本
A野口(三菱重工長崎) 4本
〔打点〕
@北道(NTT東日本) 17点
A的場(トヨタ自動車) 15点
A高尾(NTT東日本) 15点
A十九浦(セガミー) 15点
D坂田(トヨタ自動車) 14点
D小甲(日本通運) 14点
〔勝利数〕
@濱野(JR九州) 10勝
A佐竹(トヨタ自動車) 8勝
B牧田(日本通運) 7勝
C瀧(三菱重工横浜) 6勝
D岩崎(トヨタ自動車)他 5勝
〔防御率〕
@藤田(東芝) 0.73
A須田(JFE東日本) 1.32
B濱野(JR九州) 1.33
C佐竹(トヨタ自動車) 1.34
D岩崎(トヨタ自動車) 1.41
投手では濱野投手と佐竹投手の活躍が数字でも表れています。また、都市対抗で橋戸賞を獲得し南海投手・藤田学さんの次男で有名になった藤田投手は唯一防御率が0点台でした。
岩崎投手を含め、この4人の26歳前後の右腕の活躍を来年も期待しています。
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■社会人野球ベストナイン 2010.12.15
社会人野球ベストナインが正式にJABAのHPで発表され以下のようになりました。
投手:濱野選手(JR九州)
捕手:中野選手(JR九州)
一塁手:的場選手(トヨタ自動車)
二塁手:佐藤選手(ヤマハ)
三塁手:坂田選手(トヨタ自動車)
遊撃手:田中選手(JR九州)
外野手:北道選手(NTT東日本)
外野手:藤島選手(JR九州)
外野手:松永選手(東芝)
DH:池辺選手(JX−ENEOS)
まずは、都市対抗と日本選手権準優勝のJR九州から4名選ばれましたが、JR九州は昨年日本選手権優勝ながら誰も選ばれず残念な思いがあっただけに喜ばしいことだと思います。
続いて、日本選手権優勝のトヨタ自動車が日本選手権打撃賞の的場選手と年間を通じて高打率をマークした坂田選手が選ばれました。
トヨタ自動車は二葉捕手も最終選考まで残りましたが、本人も最初から中野選手だと言っていたので悔いはないと思います。
また、東海地区は二塁手でヤマハの佐藤選手が選ばれました。この佐藤選手は一度、岡崎市民球場で挨拶したことがありますが、30歳のベテランで試合後に子供が2人ぐらいいて可愛いがっているのが印象的でした。
この佐藤選手を気になって以前、調べたことがありました。実は、佐藤選手は日系三世のブラジル人で父親も野球経験があり、ヤクルトスワローズがブラジルに設立した野球アカデミーの校長を務めていたことから、1999年にヤクルトに入団。しかし当時はペタジーニ、ラミレスがいて出場機会に恵まれず解雇。その後、野村監督がいたシダックスに行き4番を打つなど活躍したものの、シダックス解散でヤマハに移籍した苦労人です。
佐藤選手は背番号が36、大柄でセカンドタイプではない感じですが、いつも落ち着いていて時々審判と話をしています。
それから、今回のベストナインは全員が初受賞でした。来年の活躍も期待します。
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■中石監督 2010.12.14
先週の月曜日ですが、ある人から携帯に電話がありました。
その人は高松東高校の中石一博監督でしたが、私のHPを見て連絡をくれたようです。
実は、中石さんと私は「はとこ」で同じ年、高校時代は三本松で私の母校のライバル校であり、お互いもライバル同士でした。
中石さんはキャッチャー、公式戦でサイクルヒットを放つなど強打者でした。
ただ、大学卒業後は教師となり私の母校の野球部監督として、オリックスに入団した高橋君を育ててくれました。
現在、トヨタ自動車で活躍している佐竹投手(土庄高)、坂田選手(尽誠学園)がいた2001年頃まで監督を務められた後、高松東高校に転勤になりました。
2000年頃、私も一度夏に帰省して球場に行き激励したことがありましたが、それ以来の会話でした。
勿論、私の携帯の番号は知らないはずですが、11月に何十年振りかで一人四国に帰ったこともあり知り合いに番号を聞いたかもしれません。
しばらく母校のことを懐かしく会話しましたが、中石さんも高松東高校の野球部部長から今年監督に戻ったようで是非、低迷している香川の野球の為にも頑張ってほしいものです。
ちなみに、トヨタ自動車の選手で四国の高校出身は、佐竹投手(土庄高)を筆頭に田辺投手(明徳義塾)、藤井投手(尽誠学園)、菊川投手(徳島北)、久保地投手(土佐)、坂田選手(尽誠学園)、田中選手(宇和島東)と7人もいます。
当然、東海地区が11人と多いのですが、それに次ぐ人数です。特に投手は10人中5人と半分は四国出身となります。
私が現役の頃は四国出身は私一人という時もありましたが、これだけ多くの選手が来てくれると私も必然と応援に力が入ります。
これからも、四国出身の選手が続いて入社出来るよう四国の野球復活に期待しています。
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■中学版 野球小僧 2010.12.11
先日、中学版 野球小僧を買ってきました。
野球小僧は時間がある時に買って読み、ピッチャーの指導に役立てています。
ただ三男が中学生で野球をやっており野手ですが、アッパースウィングがなかなか直らないので、先月もバッティング論を買って渡しました。
これはかなり気に入ったようで、私があれこれいうよりも効果がありそうです。ピッチング論も出ることを期待します。
ところで先日買った中学版 野球小僧の理由は、北部クラブの選手が多数いる中学が掲載されているからです。
この中学では今年ピッチングマシンのモニターになっており、その取材に写真を撮りに来たとのことで全体の写真が載っていました。
また、今回の1月号は中学球児俊足化プロジェクトです。
中学では何をやればいいのかが中学版 野球小僧には書かれていますが、中学生では足を速くしなければいけない、との論調です。
私も、小中学生を教えていますが、よく走らせると言われてきました。事実、今の大学生を教えていた時はよく走らせていました。
野球選手、特に投手は走ってなんぼの世界と今も思っているので、最近では昔ほど走らせることは減りましたが選手にその意識を持ってほしいものです。
それと、中学球児俊足化プロジェクトの中で、足が遅いとなぜ成功できないのか?の取材で大先輩の熊野オリックススカウト部長がコメントしていました。
この中でWBCでも足を絡めた野球で世界一になり、プロでも一部のホームランバッター以外の選手は足が遅いと成功できない理由がコメントされており、プロのスカウトの見方がよく分かりました。
ただ、熊野さんも先日スカウトを辞任したとお聞きしました。岡田監督が引いたクジで3回共に外れた責任を取ったのでしょうか。とても残念です。
現在のエース金子をトヨタ自動車から指名直後、怪我が発覚して大問題になった時にも、将来絶対にエースになるからと言って獲得したのも熊野さんであり、走れる若い選手が多くなってきた功績は大きいものがあります。
熊野さんの今後の動向に注目したいと思います。
それから、岡崎選抜が出場したKボール大会も1月号に載っていました。
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■社会人野球東海地区ベストナイン 2010.12.9
6日の月曜日、社会人野球東海地区のベストナインの表彰式が名古屋でありスポーツ新聞に掲載されていました。
日本選手権に優勝したトヨタ自動車からはベストナインに岩崎投手、二葉捕手、的場一塁手、坂田三塁手、荒波中堅手の5名が受賞。
また、武田賞には佐竹投手が選ばれました。この武田賞とは名古屋鉄道局(現JR東海)にいた故 武田可一氏にちなみ優秀な選手へ送られる賞です。
【武田可一氏】昭和5年都市対抗準優勝投手、昭和9年ベーブルース・ゲーリックの全米選抜チームと対戦し沢村栄治投手と共に全日本の投手として活躍され昭和28年〜30年に監督として3年連続で出場された方です。
他には優秀監督賞に間瀬監督、優秀投手賞には王子製紙のワンバウンド送球の奥村投手が選ばれました。
ベストナインらに選ばれたトヨタ自動車の選手を私の感想です。
【岩崎投手】昨年まで登板が少なかったが、よく我慢して努力した結果、大きく花開きました。サイドからのストレートに威力があり、打たれた記憶があまりありませんでした。来年は完投出来るよう期待しています。
【二葉捕手】トヨタ自動車を支え中堅クラスになった名捕手です。とにかくチームからの信頼度は非常に高く人間性が素晴らしい。個人的にも礼儀正しく大変好感が持てます。今年は守備やリードにも更に磨きが掛かり、チームにとっていい場面での安打をよく打ちました。また試合中チラ見で私も発見されます。
【的場一塁手】今年はベテランながら春先から見違えるように体が引き締まり動きが良くなりました。都市対抗1回戦での延長でのホームランと日本選手権決勝でのホームランと試合を決定付ける一打を目の前で見ることが出来ましたが、その印象よりも体が引き締まったことにより昨年までのフライアウトが減りライナー性の当りを予選からよく打った印象でした。
【坂田三塁手】積極的な打撃が光ったプルヒッターです。私が調べてもBIG2では4割ぐらいの打撃成績で体は大きくないものの3番を任せられるようになりライナー性の打球でスタンドまで運ぶこともありました。また、守備も安定し日本選手権決勝戦9回裏の三遊間のボテボテのエラーしやすいゴロをよく処理し、あのプレーが優勝を勝ち取ったと思いました。表彰式の前日の夜もよくお付き合いしてくれたナイスガイです。数年後主将になることを期待します。
【荒波中堅手】プロでの活躍を期待します。社会人ではもう一つの感はありましたが守備範囲の広さと足は生かせると思います。足を生かせる判断力やバッティングが課題となります。
【佐竹投手】岩崎投手とどちらがベストナインを取ってもおかしくない働きでした。年々ピッチィングに幅が出てコントロールも良くなっています。相変わらずホップするストレートも低めに決まることが多く見ていて安定感が増しました。今年は春先から先発、リリーフに大車輪の活躍で、入社して最も充実した年でした。
来年も多くの選手が選ばれることを期待します。
そういえば、私も23歳の時に敢闘賞を受賞しました。今なら優秀投手賞ぐらいでしょうか。懐かしく感じます。
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■野球教室 2010.12.7
先日の日曜日の午後、岡崎北部クラブでトヨタ自動車の選手による野球教室を行いました。
トヨタ自動車の選手は藤原主将、秋田外野手、坂田内野手、久保地投手(右)、竹澤投手(左)の5名に参加して頂きました。
内容は、ランニング、キャッチボール、トス・シート・ティバッティング、守備など一通り行いました。
野球教室の目的は中学生にとって身近でレベルの高い選手に教えてもらうことと、実際にプレーを見て参考にしたり目標にすることです。
また、それと同様に我々スタッフの指導に役立てることもありました。
今回、捕手を除くポジションの選手に参加してもらい、その目的は十分に果たせたと思います。
また、投手は期待される若手の久保地投手と竹澤投手でしたが、私とピッチングフォームの話をしながら中学生に投球のアドバイスをしてもらいました。
2人共に将来期待されているので私も思う気になった点をお話させてもらいましたが、もっと時間があればじっくり話が出来たかと思います。
○野球教室の模様
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■桑田真澄杯 2010.11.25
私学4強トーナメント大会が行われた21日の日曜日に桑田真澄杯の表彰式が行われました。
車の台数制限があり一部の選手と父母に参加してもらいましたが、桑田さんと握手や記念撮影が出来て大変喜んでいました。
表彰式では3位の賞状やトロフィーなど合わせると5つもありました。
その中には、全チームの中で最もマナーの良かったチームに特別に贈られる「ベストマナー賞」を我々の岡崎北部クラブが頂くことが出来ました。
これは試合を通じて関係者の方々や相手チームに大きい声で挨拶が出来たり、試合中のマナーが良かったりするものです。
順位の3位も立派ですが、中学1年生にとっては「ベストマナー賞」を受賞したことの方が大変名誉あることで、加藤監督含め我々コーチ一同大変有難いことと感謝しています。
岡崎北部クラブでは、昨年から部則である挨拶や礼儀、グラウンドでの駈け足、グラウンド整備や素早い後片づけを、まずは徹底しようと厳しく指導しています。
今の1、2年生にはようやく定着しつつあり、その結果が「ベストマナー賞」に繋がったのではないでしょうか。
他のチームをみていると1年生から1人1人しっかりと我々にもあいさつが出来る立派なチームもいて、まだまだ見習うところは沢山あるのでコーチとしてこれからも勉強していきたいと思います。
○表彰式の模様
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■私学4強トーナメント大会 2010.11.24
21日の日曜日に愛知私4強トーナメント大会というものが瀬戸市のJR東海グラウンドで初めて開催されました。
この日、11時から第2試合となる中京大中京対名電との試合を観戦に行ってきました。
1試合目の享栄対東邦との試合は9対3で享栄が勝利しましたが、試合が延びたため1時間近く遅れ12時ぐらいの試合開始でした。
私は、教え子である中京大中京の間宮投手の登板を期待して行きましたが、残念ながらこの試合の登板はありませんでした。
ただ、痛めていた肘も良くなり練習試合ではA戦での登板があり、この日もベンチ入りしていたので今後の活躍に期待したいものです。
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■四国に帰ってきました 2010.11.23
先週、社会人野球の日本選手権の観戦の際、四国に1人で帰ってきました。
四国に帰るのは3年に1度ぐらいですが、1人で帰るとなると独身以来でした。
実家は香川県さぬき市長尾町で四国八十八ヶ所の八十七番目の札所の長尾寺と最後の八十八番目の札所の大窪寺のちょうど通り道なります。
小学低学年の頃は、両親が共働きであった為、お遍路さんが家の前で鈴を鳴らして拝んでもらった時には、5円かお米を一握り渡していました。
当時のお遍路さんは皆さん歩いていたので、最後の通り道では疲労感が伝わってきました。また、子供心に菅笠に白衣で持鈴を鳴らされた時には不気味な感じでした。
現在の巡礼は、観光バスで回ることが多くなりましたが、ちょっと寄った喫茶店でお遍路さんを見かけました。
ところで、四国に帰った訳は母校に寄ってみたかったこともありました。
母校のグラウンドに入るのは30年振りでした。
現在では進学校となった為、野球部は低迷していますが、来年はいい選手が入ってくると谷監督も期待していました。
また、近年は関東遠征や沖縄遠征にも行っており、先々週も沖縄に行ってきたとのことで、昨年は甲子園で優勝した興南高校や巨人にドラフト2位で指名された糸満高の宮国椋丞投手とも対戦したとのことでした。
私も、約2時間ピッチャーを指導してきました。
翌日、練習試合を観戦しましたが甲子園組の谷さんや一つ上の日向さんもいらっしゃいました。
江本もコーチでバッティングを熱心に教えていました。是非また甲子園に出場してもらいたいものです。
昼にうどん屋に行きました。かけ大で350円、大といってもこちらの大の1.5倍ぐらいでした。やはりコシといい本場は違いました。
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■トヨタ自動車が日本選手権3度目の優勝 2010.11.15
社会人野球日本選手権決勝は順当に勝ち上がったトヨタ自動車とJR九州との優勝候補同士の対決となった。
11日のトヨタ自動車対三菱自動車岡崎の3回戦を観戦後、四国に帰った私は決勝戦観戦の為、この日再び京セラドーム大阪に朝早く到着。
時間があったので難波あたりをブラリとした後、試合前に球場入りした。
試合は、予想通りトヨタ自動車の先発は今年台頭の岩崎投手。JR九州は濱野投手ではなく左の米藤投手。
だがトヨタ自動車は米藤投手を予想しセカンドは右の高阪選手を起用。
試合は、3回裏JR九州はランナー1塁からバントでファーストの的場選手の送球が逸れボールは外野に転々とする。
テレビでは的場選手の送球が逸れたようだったが、これは完全に高阪選手のカバー遅れだった。
その後、スクイズを決められ1点を先制され、都市対抗の2回戦が思い出されるが、ここは岩崎投手が後続を打ち取る。
4回表、藤原選手が四球で歩いた後、坂田選手がエンドランを決めノーアウト1、2塁。
的場選手のバントを今度はキャッチャーとファーストが一瞬お見合いし慌てたファーストが暴投、トヨタ自動車が同点に追いつく。
その直後、JR九州は注目のベストナインを目指す濱野投手が登板、田中選手は打ち取られたものの、代打の亀谷選手の犠牲フライでトヨタ自動車が勝ち越し。
トヨタ自動車は6回に的場選手のホームラン、7回に荒波のタイムリーツベースで突き放つ。
結局、試合は8回から岩崎投手をリリーフした佐竹投手が1点に抑え試合は4対2でトヨタ自動車の勝利、3度目の日本選手権優勝の快挙を成し遂げた。
4年で3回目のトヨタ自動車の優勝は過去に例がなく初の出来事。
投手陣は特に大谷、中澤の先発2人が抜け戦力ダウンが予想されたものの岩崎投手がカバーしMVPを獲得した。
佐竹投手も完封を含む2試合完投と4試合連投で9回完投のないMVPの岩崎投手を内容では上回っていた。
また、JR九州濱野投手はスライダーのコントロールが抜群に良くインスラで意表を突くピッチングも見事だった。
野手は今シーズンを通じて打線が繋がるようになり、特に的場選手は体も絞られ今シーズンに掛ける意気込みが結果に現れ、大事な場面でのホームランが印象的だった。
その他、坂田選手や昨年ベストナインの佐野選手の怪我をベテランの福田選手が上手く埋めた。
だが、皆が走れるベテラン選手がいいとはいえ、特に野手陣は30歳以上が5人で20歳台後半も多い高齢化はトヨタ自動車の直面している課題で内野手の20歳前半は磯村ただ一人。
更に、内野手は右打者(8人中6人)が多く外野手は左打者(7人中6人)が多くややアンバランスが気になる。
投手陣も佐竹投手、岩崎投手に次ぐ計算できる投手の登板がなく、若手も伸び悩む。
今回優勝し4年で3度目の日本選手権の優勝は本当に見事だが数年後を見据えた時の課題は多いように見える。
○3回戦と決勝戦の写真
優勝後の表彰式の風景
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■佐竹投手完封 2010.11.10
社会人野球日本選手権2回戦は9日から京セラドーム大阪に会場を移し再開。
9日の2回戦は1試合目がトヨタ自動車対明治安田生命、2試合目が三菱自動車岡崎対三菱重工長崎と東海勢が2チーム出場した。
トヨタ自動車は予想通り佐竹投手(早稲田大卒)の先発。対する明治安田生命も予想通り1回戦で1新日鉄広畑相手に1安打完封した古田投手(佛教大卒)の登板となった。
私は、仕事の都合で残念ながら観戦出来なかったが、佐竹投手が投手戦を制し見事完封、1対0で勝利し3回戦に駒を進めた。
一方、三菱自動車岡崎も持ち前の粘りで土壇場で追いつき延長戦をものにした。投手は1回戦同様に山名投手先発、最後は宇田川投手だった。
これで、3回戦はトヨタ自動車対三菱自動車岡崎の愛知県対決。トヨタ自動車は岩崎投手、三菱自動車岡崎は今度も山名投手先発か、また最後は宇田川投手だろう。
今年の対戦成績は3試合対戦し共にトヨタ自動車が勝利しているが、逆にトヨタ自動車にとってはやりにくい相手だろう。私自身もそろそろトヨタ自動車が負けるのでは逆に思ってしまう。
どちらにせよ、好ゲームを期待し11日に京セラドーム大阪に足を運んでみたい。
話は変わりますが、トヨタ自動車の女子ソフトボール部が26年振りに日本一となりました。
アボット投手の力によるものが多くありますが、いち早く日本一になっただけに硬式野球部も続いてほしいものです。
この女子ソフトボール部の日本一は会社のHPに掲載されるぐらいBIGニュースになりました。
ところで、女子ソフトボール部の監督は福田さん(HPの写真の左下)で私と一緒にプレーしていた先輩で、私の妻と同じ職場だった人です。部長も狩野君で硬式野球部と草野球をやっていた頃の後輩です。
皆それぞれの立場で頑張っていて、自分自身も頑張らなければと思っております。
○トヨタ自動車グローバルサイト
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■白井一幸始動 2010.11.9
元日ハムのヘッドコーチだった白井一幸が横浜ベイスターズの2軍監督に就任。今日からいよいよ奄美大島で行っている秋季キャンプに合流します。
カズとは高校時代のキャプテンと副キャプテンの仲で、野球に取り組む姿勢や努力する姿は私が見てきた選手でも間違いなくbPです。
カズはプロ野球選手や関係者からも尊敬される人物だけに私自身も現場復帰を望んでいましたが、ようやく3年振りに昨年から熱心にオファーのあった横浜ベイスターズに行くことになりました。
横浜ベイスターズはスタッフも大幅に変え今チームを変えようとしています。場所も変わるかも知れませんが。そんなこれから変わるチームで指導力を発揮出来ると考えたのではないでしょうか。
カズの横浜ベイスターズの2軍監督決定との話は1ヶ月ほど前から謎の情報提供者に聞いていましたが、高校時代の同期一同大変喜んでいます。
かつて日ハム時代には、2軍監督として森本稀哲や田中賢介らの若手を育てた手腕も買われており、個人的にも足は速いが盗塁の下手な荒波の走塁やバッティングも指導してほしいものです。
そして数年後...1軍の監督が我々同期の願いです。
○白井一幸ブログ
○横浜ベイスターズスタッフ
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■日本選手権1回戦 2010.11.1
社会人野球の日本選手権がいよいよスタートし台風の影響もありましたが、1回戦が各地で行われ京セラドーム大阪に行く2回戦への切符を手にしたチームが決まりました。
1回戦では順調に勝ち進んだチームが多いものの、都市対抗優勝の東芝が三菱自動車岡崎の山名投手→宇田川投手の必勝リレーに抑えられ1対5で敗退。昨年のトヨタ自動車を思い出しました。
宇田川投手は予想通りのピッチングだったようです。
また、広島ドラフト3位の岩見優輝(大阪ガス)と西武ドラフト2位の牧田和久(日本通運)の投げ合いは中盤以降に得点した日本通運に軍配が上がりました。
ところで私は中等部の試合と重なった為、岡崎市民球場でトヨタ自動車の藤原主将の応援幕を掲げた後に移動した為、試合を見ることは出来ませんでしたが10対0で快勝しました。
ただ、先発の岩崎投手は立ち上がり2アウト満塁のピンチやリリーフした祖父江投手も立ち上がりが悪かったようで、次の明治安田生命戦は修正してもらいたいと思います。
それから、この東海地区は王子製紙がワンバウンド送球のベテラン奥村投手が先発し好投したものの終盤得点され1対6で敗退。
三菱重工名古屋は中根投手→菊地投手のリレーで、1回戦に相手が地元のチーム相手に疑問を唱えていた昨年の日本選手権優勝で今年の都市対抗準優勝のJR九州と互角に戦ったものの延長タイブレークで4対5で敗退しました。
しかしそれ以外の東海地区は東邦ガスが水田投手→小椋投手で2点、ヤマハはナテル投手→古岡投手→渡邉投手のリレーで1失点で勝利し計4チームが2回戦進出し強さと日本選手権の相性の良さを見せました。
2回戦は9日から始まりますが、私は2回戦も仕事の都合で観戦出来ずトヨタ自動車が勝ち進んだ場合、3回戦と決勝戦の観戦となりますが、そこまで頑張ってほしいものです。
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■ドラフト解説者 2010.10.30
今年のドラフトは先日紹介した金丸、荒波、磯村が3位〜5位あたりと思っていたのでスカイ・Aでビデオで録ってもらった。
昨年は大谷、中澤、荻野の部分だけしか見なかったが今年は最後まで見てみたがある点が気になった。
それは、アナウンサーが名前や出身を言った後に解説者がその選手の解説をする。
番組上アメーバー方式の為、次の指名まで少し間があるが、その間、解説者の方がやたらに詳しく喋る。
また、この解説者の方は私もそうだが、いい点やこれから直す点も指摘する。
しかし、私の知り合いの謎の情報提供者もそうだが何でこんなに知っているのだろうと思いちょっと調べてみた。
この解説者の方は、小関順二さん。
スポーツライターで神奈川県生まれの57才。日本大学芸術学部卒業し野球経験はないとのことだが、
88年にはドラフト会議倶楽部を結成し、「模擬ドラフト」が話題になった。
また、私は年間130試合程度だが、小関さんは年間300試合を超える観戦する。
アマチュア野球随一の語り部として「週刊現代」等の野球コラムや「文庫版 怪物たちの甲子園物語」「プロ野球でモノになる奴の法則」「プロ野球 問題だらけの12球団 (年度版)」「プロ野球スカウティングレポート(年度版)」「プロ野球のサムライたち」等の出筆もある。
そういえば、この人は私が時々読む「野球小僧」に以前コラムで書いていた人だと思い出した。
それは、打者の1塁までの秒速やキャッチャーのセカンドまでタイムなどを時々話する。
荒波の場合も今までの3塁打を打って3塁の到達までの最速が10.95秒で、それが荒波選手だったと。
野球小僧では今はサーモン・ロウさんやキビタキビオさんが色々なタイムを紹介していますが以前は小関さんもコラムで執筆していました。
その、小関さんも下位や育成枠となると、さすがに知らない選手もいてコメントが出ず、何ともその間の間が面白く思って見ていました。
そんな小関さんも直す点も指摘したり、以前は社会人の選手の指名をあまり良いように言わなかったとのことでネットでは賛否両論があります。
ただ、これほど色々なことを知っている人も謎の情報提供者以外におらず、私自身関心してビデオを最後まで見てしまいました。
これからも、色々な立場で小関さんには頑張ってほしいものです。
※今後、炎のストップウオッチャーのキビタキビオさんの下をいく煙のストップウオッチャー程度でピッチャーの分析をしたいと思います。
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■2010ドラフト 2010.10.29
2010年、運命のドラフト会議が行われた。
今年のドラフトは早稲田大の斎藤、大石、中央大の沢村に代表される大学の投手にいい素材が多く注目が集まった。
中でも大石は最後にクジを引いた西武の渡辺監督が昨年の菊池雄星に続き見事引き当てクジ運の良さが会場を沸かせ、
斎藤も当初2、3球団かと思われたが4球団が競合し日ハムに決定、ダルビッシュと同じ球団でもあり更に人気が集まるだろう。
逆に沢村は巨人に単独となったが、巨人OBの高橋さんが中央大の監督ということもあり、ドラフトでは系統やパイプの繋がりが見え隠れする。
また、近年は打率稼ぎの左打者が各球団多くなり、その分左投手も多くなったことから今年は各球団右打者を欲しがる傾向にもあり、
山田 哲人(履正社)−ヤクルト1位、伊志嶺 翔(東海大)−ロッテ1位、吉川 大幾(PL学園)−中日2位、三ツ俣大樹(修徳)−オリックス2位など俊足強打の右バッターが上位で選ばれた。
次に、東海地区から選ばれた選手を個人的な見地から紹介します。
■金丸 将也(東海理化)−広島4位
私が中部大学時代から5年間見てきた選手。特に東京ドームで見た準完全リリーフは凄かった。HPでも他の投手とは物が違いドラフト最有力で紹介したが、東海地区の投手としては唯一指名されただけに
私の予感が的中し正直なところ個人的にも大変嬉しい。大学時代に痛めた肩も完治し夏頃には6球団のオファーがあったと聞いていた。
最後に会ったのは10月初旬でプロへの意欲を見せていた。広島ということで川口(デュプロ)や引退した高橋健(トヨタ自動車)のようなタイプなのでマッチしたかもしれない。
出身も宮崎の佐土原で本人にもいいだろう。同期の江本ボンバイエも広島には四国から近くて応援にいけるので喜んでいた。
■荒波 翔(トヨタ自動車)−横浜3位
同じ社内ということもあり期待していた。社会人1年目は1番打者としてチームを牽引し大活躍。しかし、2年目からは期待に応えられなく打順も9番になり本人も悔しかっただろう。
ただ、俊足で守備範囲も広く体にバネがあるのでプロで1軍に定着すれば出場機会も増えるだろう。文字通り波の荒い打撃がどこまで改善されるかがポイント。
また、出身も横浜高校で自宅も横浜にあり純粋な横浜人で大学も東海大。謎の情報提供者からも横浜では早くから横浜に入団は決まっていたとのこと。
横浜高校時代、早くからレギュラーを獲り天才と言われた荒波がプロで通用するか楽しみにしたい。
■磯村 嘉孝(中京大中京)−広島5位
お父さんは社会人時代、一緒にプレーした2つ上の先輩で今でも球場でよくお会いする。私の妻と磯村さんの奥さんとも独身時代は職場が近く親しい仲だった。長男も今年中京大から社内の野球部に入部した。
本人も小学3年生からよく知っており、少年野球時代は松平ニューボーイズでよくウッチーとも対戦、西三河選抜の2回戦で6回に当時5年生だった磯村君に打たれて
1対0で負けた試合もある。昨年の夏の甲子園での優勝で本人も大活躍し一気に有名になったが、3年生ではチームと共に今一つの感があった。
広島には先輩の堂林もいてやりやすいだろう。打撃は非凡なものがありキャッチャーから転向する可能性もある。
中京大中京から亜細亜大の話もあったがプロ志願届けを提出した時点でプロは確実視されていた。積極的な性格はプロ向きで顔はごっついが人気は出るだろう。
■熊代 聖人(王子製紙)−西武6位
昨年秋、京セラドームで日本選手権でトヨタ自動車と日産自動車が対戦し熊代選手も1番打者で出場しヒットも打っていた。
その後、日産自動車が廃部となり王子製紙へ。今年の都市対抗予選と日本選手権の予選で見たが2試合でヒットはなく出塁しても自慢の足を見せることはなかった。
都市対抗本大会でも代打を出されるなど今年は移籍した王子製紙の水が合わなかったかもしれないが足と肩は一級品。同じ四国出身ということもあるがプロで活躍してほしい。
他の東海地区のドラフト指名選手:森越 祐人(名城大)−中日4位、関 啓扶(菰野)−中日5位、谷口 雄也(愛工大名電)−日本ハム5位が指名を受けた。
また、育成枠で広島に池ノ内亮介(中京学院大)、ソフトバンクに伊藤大智郎(誉)、千賀滉大(蒲郡高)、巨人に荻野貴幸(愛工大)、財前貴男(エイデン愛工大OB BLITZ)が選ばれた。
今回のドラフトでは巨人が4人指名の育成枠で8人選択で育成枠が増えている。これは松本のような選手を育てる目的だが、私のような社会人ファンとしては社会人や大学のお金の掛かるいい選手は獲得せず、独立リーグや高校生、大学を中退したような選手を安いお金で獲得するような考えに見えてしまう。
今回洩れた佐竹(トヨタ自動車)、宇田川(三菱自動車岡崎)、高木(三菱重工名古屋)などはプロに行ってもおかしくない選手。今後本来の指名をもっと増やしてほしい。
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■休日 2010.10.25
22日の金曜日に会社の休みを取って妻の実家に日帰りしました。
今までは、会社の休みを取っても殆どが野球観戦だったので、これが本当の休日です。
目的は、マツタケ狩りでした。
妻の実家は長野県下伊那郡喬木村、先日小倉智昭さんがやっているフジテレビの「とくダネ!」で戦後最大の大豊作で紹介され近所のおばさんが映っていました。
結婚前から毎年マツタケの時期には里帰りしていましたが、最初はなかなか見つけることが出来ず、お父さんに教えてもらっていました。
3、4年経ってようやく頭を出したキノコは分かるようになりましたが、名人はもぐっているキノコを見つけることも出来ます。
ただ、少年野球を教え始めてから10年以上はなかなか行く機会がありませんでした。
この日は、朝早く出発して10時過ぎに到着。
それから、妻とお母さんと3人で山に入りました。
せいぜい見つけても2、3本だと思いながらも、昔を思い出しながら散策。
少し登ったところで、やはりお母さんが見つけましたが、その後私でも取れるぐらい出ていました。
結局、たった1時間で何と3人で58本も取ることが出来ました。
昔、1本探し当てるのに2、3時間も掛かっていたことを考えると戦後最大の大豊作は本当でしょう。
昼になりテレビでも紹介されたマツタケ観光に行き、すき焼き、焼きマツタケで昼食。
久々にゆっくり過ごせた本当の意味での休日でした。
その後、夕方に帰ってきて今度はドミーさん主催の日ハム野球教室の懇親会に出席。
昨年までのコーチは白井投手、荒井選手のコンビでしたが、今年からは荒井選手に代わって池田選手が教えてくれることになりました。
ドミーさんも日ハムさんも子供達にとっては本当に有難い野球教室で感謝しています。
変わって、土日は野球の試合が3試合ありました。
土曜日は少年野球の4年生のKSリーグ最終戦。
相手はサニーボーイズさんで勝てば決勝リーグ進出が決まる強いチームでしたが、うちの3年生のピッチャーが好投し6回を1点に抑え勝利しました。
日曜日は、中等部の試合。
午前中、1年生の桑田真澄杯の準々決勝。ピッチャーの桐村がこの日も完封で勝利。
あと1つ勝てば桑田真澄さんに会えます。
ただ次戦は緑クラブさん。昨年練習試合で3対5、0対2で敗れているサンデージュニアさん母体のチームです。
何人かは硬式に行ったかも知れませんがプロにも数人輩出している名門で、何よりも小笠原君の出たチームで戸松さんもコーチでいるのでしょうか。
次はある程度失点を覚悟しなければならず、打線が繋がっていないだけに打線の奮起に期待したいものです。
昼からは、3年生最後のゼット杯3回戦。
ミスが多い試合でしたが中盤同点に追いつき、延長でも4点のビハインドを追いつき最後はサヨナラの場面でしたが走塁ミスで同点のまま試合終了。
結局ジャンケンで勝利したものの、試合中に笑ったり相手を野次ったりの3年生だけに、これからもっと厳しく教えなければなりません。
来週はいよいよ社会人野球日本選手権の1回戦、岡崎市民球場で勉強してきます。
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■投球フォーム 2010.10.21
先日の日曜日に中学1年生だけの1年生大会を観戦した。
試合は、うちの中等部に8人所属している中学が1回戦と2回戦に勝利した。
その後、2年生の練習試合が行われたが、試合前にブルペンで投げているピッチャーの投球フォームが良く気になった。
このピッチャーは、幸田中の柏という投手だが、全体のバランスが良い。
また、フォームに力強さもあり、ボールのスピードもまずまずだった。
少し話を聞くと中学から野球を始めたとのことだがなかなかの素材と感じた。
投球フォームは下の写真に載せているが、足を上げた時にやや膝を曲げステップするまで上手くバランスをとっている。
ただ1枚目で足を上げた時だけは足の上がりが不十分なので、一旦膝を伸ばし背筋も伸ばして背伸びをするといいだろう。
下の3枚の写真は、体を大きく使い胸の張りが素晴らしい。
加えて腕が前方に伸びているので、球のスピードや伸びも良くなるだろう。
久々にピッチャーらしいいい投球フォームの投手を見た感じだ。
本人には、テークバックの時の肘の使い方を教えたがこれから期待したい投手だった。
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■ゼット旗観戦記 2010.10.16
このところ中学野球の試合観戦が続いている。
今日は午前中に中等部のゼット旗2回戦の試合を行った。
この大会はうちの中等部にとっては3年生の最後の大会だが、チームによっては2年生を出場させるチームが半分ぐらいある。
今日の相手の牟呂BBさんも2年生のチーム。
練習前、牟呂BBのピッチャーが遠投していたが2年生ながらいいボールを投げていた。
体は大きくないが体のバネがありそうで球の勢いが素晴らしく球が伸びる。
この投手、マウンドでどんなボールを投げるのか試合前から楽しみだった。
試合開始、やはりマウンドでも伸びる球で、うちの3年生は振り遅れ1回は三者凡退。
スピードは120キロは超えてそう。こういう時にスピードガンがほしい。
2回は先頭に死球を与え、2アウトからうちの鈴木が右中間を破り先制。
しかし、3回以降は危なげないピッチングを見せる。
投球フォームはやや速くバランスの良さを感じる。
今まで見たピッチャーの中では、愛産大三河の浅野(弟)投手に似ている。
このタイプは、全体のバランスで投げる投げるので、足を上げたときに少し間を取り、フォームに強弱をつけると更に球は伸びるだろう。
また、テンポがいいということは球持ちが早くなる傾向にあるので、フィニッシュをなるだけ前に持ってくるといい。
試合は、この投手に逆転2ランを打たれ敗戦ムード一色。
2年生相手に負けるのかと思っていたが、終盤満塁からラッキーな振り逃げで同点に追いつき、最終回に杉田にホームランが出て3対2で勝利した。
2年生ながら3年生相手に互角に投げ合った白川投手。
牟呂BBクラブさんは豊橋市のチーム。
3年後は成章高か豊川高あたりで投げているか。将来が楽しみな投手だった。
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■中学野球観戦記 2010.10.11
会社休日の今日、私が教えている選手の中学の試合を3試合観戦した。
1試合目は新人戦決勝、中等部で1年生から教えている杉浦というピッチャーが先発。
試合は残念ながら負け、杉浦君も甘い球を打たれたが、このピッチャーはピッチングフォームがオーソドックスで無理のないフォーム(下写真)で投げるので今後の活躍を楽しみにしているピッチャーである。
最近の練習でも力強いボールを投げる為の体重移動を教えているがフォーム的には良くなってきた。
但し、器用そうで牽制やクイックがあまり上手くなく、練習でも素早く体を回転させ牽制を投げる練習をやっている。
今日もランナーの逆をついた牽制があったが、走られる場面もあり、まだまだ上手いとは言えないので間の取り方などを、これから更に教えていきたい。
もう2試合は場所を移動して一番選手の多い中学の練習試合。
最初に2年生の試合を見た後、1年生の練習試合。
1年生の主戦投手の出番はなく2、3番手投手が投げた。
この中学の1年生はバッテリーが良く先生も期待しているので、次のピッチャーを育てるのに力を入れている。
試合はキャッチャーが満塁からスリーベースを打ち4対0でリードしていたが、最終回に3点を返され4対3で終了。
ところで、この試合相手の2番手で投げた都築(下写真)というピッチャーが175センチ以上の大きなピッチャーだった。
ピッチングフォームはこれからだが、腕の振りはよくスピードもあり今後の成長が楽しみだ。
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■日本選手権東海地区予選観戦記 2010.9.29
社会人野球の日本選手権は各地で予選が行われている。
この日、既に主要地区大会で優勝し予選免除のトヨタ自動車とヤマハ以外を除く東海地区の代表決定戦が行われるので岡崎市民球場に足を運んだ。
1試合目は三菱重工名古屋と東邦ガスとの対戦。中盤までは互角であったが終盤リリーフした東邦ガスの小椋投手がやや不運もあったが打ち込まれ三菱重工名古屋が12対4で勝利し代表の座を獲得した。
この試合、途中リリーフした三菱重工名古屋の中根投手が優秀選手に選ばれた。また、小椋投手(中京大卒)はスピード、コントロールも今一つだった。
2試合目は王子製紙春日井と東海理化との対戦。王子製紙春日井は左腕の奥村投手、東海理化はリリーフが多い佐藤投手が先発。
先制した東海理化に対し中盤逆転した王子製紙春日井が2対1で勝利した。
この試合、奥村投手と佐藤投手が好投しチャンスは多くあったがものに出来なかった東海理化に対しワンチャンスを生かした王子製紙春日井が代表の座を獲得した。
また、この試合で驚いたのが王子製紙春日井の奥村投手がピッチャーゴロと牽制球が全てワンバウンド送球。どうもイップスでピッチングは問題ないものの送球出来ないとのことだった。
しかし、今日のお目当ての東海理化の金丸投手は出番ナシ。このところ外れの多い試合観戦が続いている。
後日、金丸投手のピッチングを分析します。
ドラフト候補の金丸投手↓
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■日本選手権に向けて 2010.9.18
社会人野球の都市対抗は名門東芝の7回目の優勝で幕を閉じた。
決勝は、お互いサイドハンドの東芝の藤田投手(父は元南海の藤田学氏)とドラフト候補のJR九州の濱野投手の投げ合いで緊迫した投手戦となったが藤田投手が投げ勝ち3安打完封2対0で勝ち優勝した。
この試合は試合時間が2時間4分という短い時間で投手の良さが時間にも表れていた。
結局、両先発投手が橋戸賞と久慈賞を獲得した。
また、東海地区は残念な結果であったが東海理化は1回戦で東芝と対戦、橋戸賞の藤田投手に0対2で完封負けするも、金丸投手はナイスピッチングだった。
この金丸投手は大学時代よりもやや腕を下げた感じだが足を上げた時に間が出来て体が突っ込まず大学時代よりもの安定感があり、相変わらずストレートとチェンジアップが素晴らしい。
来年プロ入りの可能性が高い。
一方、トヨタ自動車は秋の日本選手権に向けてスタートした。
今日久々にスポーツセンターに行く機会があり練習を見ていたが、都市対抗でケガで欠場していたベテラン佐野選手らも元気そうだった。
ブルペンでも佐竹投手が気合の入ったピッチング。
年齢のこともあるが相変わらず若いピッチングをするという高い評価もあり、同じ郷土ということもあるが是非プロに行ってほしいものだ。
夏が過ぎようとしているこの時期、社会人野球は日本選手権に向けて動き出した。
日本選手権1回戦会場(2回戦以降は京セラドーム大阪)
・日立市民運動公園野球場(茨城県日立市)
・岡崎市民球場(愛知県岡崎市)−トヨタ自動車決定
・わかさスタジアム京都(京都市左京区市)
・倉敷マスカットスタジアム(岡山県倉敷市)
期待の佐竹投手↓
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■愛知大学リーグ観戦 2010.9.13
愛知大学秋季リーグ戦を久し振りに瑞穂球場まで足を運び観戦した。
試合は1試合目に愛大対愛工大、2試合目が中部大対名商大と土日の試合で1勝1敗同士で今日勝った方が勝ち点を取る大事な試合である。
1試合目は終盤先制した愛工大に対し愛大がワイルドピッチで同点に追いつく。
試合はそのまま延長戦へ突入したが両者決め手に欠き延長12回で再試合となった。
2試合目は名商大がショートのタイムリーエラーで先制。
中部大も名商大のエース水野の力投で苦戦していたが中盤クリンナップが繋ぎ同点。
中部大の先発平野投手の出来はイマイチであったが、リリーフした木村君が好投。
木村君は1年生ながらテンポのいいピッチング。
佐土原出身であり同じ左腕であることから金丸投手の後輩にあたり140キロを超える速球で新聞にも取り上げられていたとのこと。
試合は1試合と同じく接戦となったが終盤に名商大が1点を奪い勝ち越す。
中部大も8回裏に2アウトランナー1、3塁からあわやホームランの打球をセンターがフェンスにぶつかりながら好捕。
結局試合は2対1で中部大は第1週に続き勝ち点を逃し苦しい状況。
寺村主将がチームを引っ張っているが、江本のいた頃より打線の迫力を感じない。
今後立て直し入れ替え戦にはならないようにしてもらいたい。
また、この試合お目当ての石川投手の登板がなく残念であったがブルペンではいいボールを投げていた。(後日、石川投手のピッチングを紹介)
試合後、高校の後輩の岡部君と松本君に会い球場を後にした。
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■トヨタ自動車が初戦突破 2010.8.28
第81回都市対抗野球大会1回戦のトヨタ自動車と三菱重工神戸戦を観戦した。
トヨタ自動車の先発は今年からエース格となった岩崎投手。
東京ドームでは過去登板がないと思われ立ち上がりが心配されたが無難に抑える。
トヨタ自動車は初回にチャンスがありながら4番の補強選手の小林らが凡退。
4回表、1アウト1、2塁で二葉がレフト線ツーベースを放ち2点を先制する。
しかし、その裏岩崎投手が5番池田選手に低めの球をうまく打たれ同点。
試合は互角となり、そのままお互い得点を奪えず延長戦へ。
10回表、1アウト2塁から的場選手の2ランが飛び出し、スタンドは大盛り上がり。
続く坂田選手にもホームランが出て5対2とリード。
最後は佐竹投手が締めて苦しみながらも5対2で勝利した。
この試合、心配された岩崎投手の調子は良かった。
また、6回途中から登板した三菱自動車岡崎の宇田川投手も計算が出来そう。
七回裏からは昨年も補強した西濃運輸の佐伯投手は緊張したのか、いきなりボークをとられるが後は落ち着いたピッチング。
最後に登板の佐竹投手も万全で祖父江投手の登板はないものの投手陣はいい。
打線は、3番に入った亀谷選手と先制タイムリーを放った二葉選手が3安打。
決勝ホームランの的場選手とダメ押しホームランの坂田選手が2安打。
亀谷選手は予選より進化している。
予選から好調の二葉選手、的場選手、坂田選手がこの試合もいい働きをした。
しかし、4番DHの池田選手は立ち遅れている感じ。
途中交代の田中選手もチャンスに三振。
秦選手は負傷なのか、7番に入った高阪選手は大振りが目立ち完全にブレーキ。
この4番、7番がつながらないと次の2回戦以降は苦しくなりそうだ。
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■興南が春夏連覇達成 2010.8.21
全国高校野球選手権大会は興南が東海大相模を13対1で圧倒し春夏連覇を達成。
興南は1日1000スイングで思いっ切り振り抜く練習で相手を打撃で圧倒した。
また、島袋投手は奪三振率が高く変化球もさえ投手力でも他校を上回った。
ただ、今大会を見ると投手は左が多く、3年生は大学4年生に逸材が多いのに対し
やや不作の年だったようにも思える。特に右の本格派投手が少ないのは残念だ。
しかし、2年生にはいい投手が多く来年は期待出来そう。
特に、その中でも聖光学院の歳内投手は140キロを超えるストレートに加え変化球の完成度も高く強豪の広陵、履正社に完投勝ちしたのは見事だった。
話は戻るが島袋投手の速球は他の投手と比べ、切れがいいのはテレビを見ていても明らかに違う。
トルネードを生かしているのは確かだが、それよりもボールを切る感覚が素晴らしい。
私も社会人になってボールの切る感覚が身についたが、その時には体の余分な力が抜けフィニッシュ1点に集中していた。
島袋投手も足を上げて体を捻って投げるが、体に力は入っていないように思える。
足をゆっくり上げる動作も力を入れないようにしているのかもしれない。
島袋投手の今後の進路が注目であるが、現在既に完成されているので、それをどうプロのスカウトが判断するか。
一二三投手も打たれはしたが体もあり評価は高いであろう。
数少ない好投手の中、この2人に今後も注目したい。
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■歴史的大敗そして勇退 2010.8.14
中京大中京が早稲田実業に21対6の歴史的な大敗を屈した。
初回に浅野投手が思わぬ7失点、エース森本投手も5回に12失点
打たれ出すと止められない要因として昨年の決勝から思っていたこと
それは磯村捕手がホームベース中心で構えすぎてボールが散らない。
もう少し内外に寄って投手に思い切って投げさせるようにすればいいのではないか
今後、投手のいい所を伸ばしてほしい。
中京大中京の夏は終わった。同時に大藤監督も勇退する。
この試合、NHK解説の会社の同期の廣瀬も大藤監督の長年の労をねぎらっていた。
名門、中京大中京の監督を20年もの間、続けることは大変なことである。
私も大藤監督とは数回お会いして話をしたことがあるが同じ年代でありながら礼儀正しく選手の人望も厚い。
まだ若いし数年後は是非、監督として現場復帰してもらいたい。
そういえば、今日甲子園に行くか迷ってやめた。
その代わりではないが豊田球場に足を運んだ。
愛知県の高校野球は秋季大会が始まった。
今日はその秋季大会で愛産大三河と豊田大谷の試合。
目当ては以前少しピッチングを教えた愛産大三河の「浅野投手」
予想通り1年生ながら背番号1で先発した。
浅野投手は6回を投げて無失点。
自らも2安打(誤審によりバントヒットを1本損したが)で相変わらず足も速い。
お父さんとも話をして、少しフォロースルーを大きくするといいとアドバイスした。
愛産大三河はリリーフ投手もよく7対0でコールド勝ちした。
大橋君(水源パイレーツ→豊田シニア)もサードで出場。
中野君(矢南アローズ)は腰がようやく良くなってきたとのこと
前田君(岡崎北部クラブ)も元気そうだった。
愛知県の高校野球は夏が終わり今日から秋へと目が向けられた。
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