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■観戦ノート
私が見た主な高校生以上の投手を紹介します。
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186 大久保 和哉 名城大2年生(愛知黎明)
愛知大学野球秋季リーグ戦 名城大対日福大 2015.9.19 パロマ瑞穂球場
右オーバーハンド投手。高校3年生の夏に愛知大会で連投で決勝まで進出させた大黒柱です。184センチの長身から力量感のあるフォームで投げっぷり良く自分のタイミングでどんどん投げる投手です。マウンド度胸が良くフォームもやや早くストレート、変化球共にキレのいい球で勝負します。ストレートはMAX140キロあたりでしょうか。高校3年生の夏の連投で肩や肘の不安がありましたが、それはあまり感じられません。まだ2年生なので来年以降も期待しています。
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185 西川 昇吾 日福大4年生(大成)
愛知大学野球秋季リーグ戦 名城大対日福大 2015.9.19 パロマ瑞穂球場
左オーバーハンド投手。体がガッチリしていて投げっぷりのいいMAX144キロのプロ注目投手です。ややトルネードを入れながら上体の力を使って投げ切ります。変化球はスライダーが良くツーシームも投げ、右打者へのインコースに厳しい球を投げます。やや立ち上がりが高めに浮きますが、エンジンが掛かってからは安定してストライクが取れます。ここまで240イニング以上を投げスタミナは十分です。日福大のエースとして頑張りましたが、ドラフト指名はあるのでしょうか注目です。JR西日本入社
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184 山下 大介 中京大3年生(大阪泉北ボーイズ−帝京大可児)
愛知大学野球秋季リーグ戦 愛院大対中京大 2015.9.19 パロマ瑞穂球場
右オーバーハンド投手。春のリーグ戦では防御率トップの1.53をマークした投手です。身長は171センチといわれていますがマウンドでは大きく見え下半身はしっかりとしています。足をしっかりと上げ一旦止まり、オーソドックスな投げ方をします。ストレートは140キロを超え低目への変化球が得意で内野ゴロを打たせるのが上手く全体的にもまとまった安定した投手です。昨年からエース級でまだ3年生、来年も期待できる中京大のエースです。
ジェイプロジェクト入社入社
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183 大蔵 彰人 愛院大3年生(新城ベアーズ−大垣西)
愛知大学野球秋季リーグ戦 愛院大対中京大 2015.9.19 パロマ瑞穂球場
右オーバーハンド投手。今春リーグ優勝でMVPを獲得した投手です。3年生の春にもベストナインに選ばれ全日本選手権にも2年連続で出場したエースです。186センチの長身で手足は長く上手くバランスを取りながら投げ込みます。スピードはMAX140キロ程度ですがスライダー、ツーシームなど変化球も上手く操ります。故障もありスピードが出ないようですが、スピードUPは出来そうな投手です。進路は社会人あたりで野球を続けるでしょうか注目です。
徳島インディゴソックス入団−2017年中日育成1位入団
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182 伊藤 直輝 ヤマハ1年目(日本文理−東北福祉大)
オープン戦 トヨタ自動車対ヤマハ 2015.8.22 トヨタスポーツセンター
右オーバーハンド投手。高校時代に甲子園で中京大中京との決勝戦で敗れたものの決勝まで進出した時のエースで懐かしく思いました。オーソドックスな投げ方で高校時代とフォームは変わっていません。この投手はマウンド度胸があり堂々としています。大学では4年生で肘を故障したようですが完治し140キロ台も出ているでしょう。 この日は、1イニング1失点でストレートが高く入っていました。 今年で社会人2年目、プロ入りにはスピードがやや足りないと思いますが、ヤマハで活躍できるのではないでしょうか。
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181 池田 駿 ヤマハ1年目(新潟明訓−専修大)
オープン戦 トヨタ自動車対ヤマハ 2015.8.22 トヨタスポーツセンター
左スリークォーター投手。高校時代に甲子園でベスト8まで導いた投手です。大学時代も注目されたドラフト候補でした。身長は172センチとやや小柄ながらMAX146キロの速球が魅力です。体を捻りながらトルネードで投げ特徴のある投げ方をします。変化球はスライダー、スクリューなど低目に集まり三振も奪えます。この日は中盤まで無失点で6回に2点を失いましたが、投げっぷりも良くまとまりもあっていいピッチングでした。来年はドラフト解禁になるので注目しておきたい投手です。
2016年巨人ドラフト4位指名入団
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180 根尾 昴 飛騨高山ボーイズ3年生(古川西クラブ)
ボーイズリーグ世界大会決勝 中日本選抜対ハワイ 2015.8.11 岡崎市民球場
右オーバーハンド投手。小学6年生の時にドラゴンズジュニアのエースで128キロをマーク、現在は中学3年生で身長176センチ、MAX145キロの球速を投げる全国的にも注目の右腕。体がムチのようにしなり、腕を振ってから1本足で立ちダイナミックなフィニッシュで投げます。速球派投手に見られるキックバックの動作があります。テークバックがやや内側に入るのでコントロールは少しアバウトですが全体的には安定感もあります。この日は1イニングだけの登板でしたが世界大会の優勝に花を添えました。今後、身長が伸びれば高校に入っても注目右腕として期待される投手になるでしょう。大阪桐蔭入学−20018年中日1位指名入団
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179 國岡 祐樹 ホンダ鈴鹿1年目(脇町−愛工大)
都市対抗野球東海地区予選 トヨタ自動車対ホンダ鈴鹿 2015.6.8 岡崎市民球場
右オーバーハンド投手。愛知大学野球リーグ時代も注目された投手で名前は知っていましたが2部だったので見る機会はありませんでした。父の恵治氏は元阪急の投手です。國岡投手は188センチの細身長身から手足も長くオーソドックスに投げ込んできます。MAX145キロということでしたが今日のストレートは146キロあたりが出ていてかなり速く感じました。変化球はスライダーがいい投手です。来年はドラフト解禁でもあり、無理のないフォームも魅力で速球派投手として来年期待されるでしょうか注目しています。
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178 久保 亮輔 ホンダ鈴鹿3年目(三島−創価大)
都市対抗野球東海地区予選 トヨタ自動車対ホンダ鈴鹿 2015.6.8 岡崎市民球場
左スリークォーター投手。長身からMAX144キロのストレートとスライダー、スクリューを投げ込む投手です。大学時代はヤクルトの小川投手に次ぐ投手でした。ややインステップしクロス気味に投げ右打者へのインコースに厳しくストレート、変化球共に投げられ右打者も苦にしない感じが伺えます。中継ぎでの登板が多いようですが試合が作れる投手です。クロスしながら角度のある球を投げられるので打者も打ちづらいと思います。3年目の投手でもあり注目出来るのではないでしょうか。
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177 栃谷 弘貴 ホンダ鈴鹿1年目(小山台−國學院大)
都市対抗野球東海地区予選 トヨタ自動車対ホンダ鈴鹿 2015.6.8 岡崎市民球場
右スリークォーター投手。スリークォーターから140キロのストレートとキレのいいスライダーを投げ込む投手です。コントロールも安定し低目に球が集まります。ゆっくりと足を上げテークバックは小さいものの腕を前に伸ばし球持ちの良い投手です。都市対抗予選では早くも3回目の先発登板。今日は第5代表決定戦で6回をミスもあっての2失点で新人ながらまずまずのピッチングでした。まとまった実戦向きの投手でコントロールはいいのでスピードアップすれば来年楽しみな投手となりそうです。
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176 小出 智彦 トヨタ自動車2年目(愛知啓成−近大)
オープン戦 トヨタ自動車対東京ガス 2015.5.1 トヨタスポーツセンター
左オーバーハンド投手。181センチ83キロと体に恵まれ大学4年の時には春のリーグ戦で7勝しMVPを獲得した投手です。高校時代も2年の夏に中京大中京に3年夏には東邦に勝利した投手です。新人の昨年には痛めていた肘の手術で登板はありませんでしたが、今年に入って投げ始め貴重な左腕として期待される投手です。ゆったりとしたフォームからバランスよく無理のないフォームでトップが決まり腕の使い方が上手くMAXは144キロですが今後更にスピードアップが見込めるのではないでしょうか。
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175 岡崎 裕一 東京ガス1年目(日大鶴ヶ丘−國學院大)
オープン戦 トヨタ自動車対東京ガス 2015.5.1 トヨタスポーツセンター
左オーバーハンド投手。身長は174センチと高くないもののガッチリとした下半身で力強く投げる本格派左腕です。140キロ中盤のストレートとスライダーなど変化球もまずまずの実戦派投手です。投球フォームもゆったりと足を上げステップする前に胸を上げ体を大きく使い真上から力強く投げるフォームです。今日は最後の1回を無失点。新人でまだ公式戦の登板はありませんでしたが、翌日の2日にはベーブルース杯で初登板。都市対抗予選にも登板がありそうな期待の新人となるでしょう。
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174 那須 裕志 東京ガス5年目(日章学園)
オープン戦 トヨタ自動車対東京ガス 2015.5.1 トヨタスポーツセンター
右オーバーハンド投手。力量感は感じられないもののバランス良く投げ高校時代から15奪三振などで注目された投手です。肩の開きを抑えるフォームからストレートとカーブ、スライダー中心に投げます。コントロールはまずまずで今年も先発、中継ぎ、抑えで登板している中堅投手となりました。昨年の都市対抗でも146キロをマークして平均も143キロとスピードアップ。この日は先発で失点がありましたが、プロ入りにはストレート、変化球ともにもう少しキレが出てくるといいと感じました。
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173 牧野 元紀 豊田工3年生(東陵中)
愛知県春季大会3回戦 豊田工対中部大第一 2015.4.19 小牧球場
左オーバーハンド投手。昨年から豊田工を牽引するガッチリとした力投派投手で130キロ台のストレートと低目への変化球で勝負します。ノーワインドアップからゆっくりと足を上げやや小さめのテークバックから力を入れて投げ込みます。この投手を見るのは4回目ですが、堂々としてマウンド捌きのいい投手です。昨夏の疲れからか秋はやや高めに外れコントロールにやや不安がありましたが、昨日の誉戦とこの日もコントロールが安定しています。リリースポイントで腕が前に伸びると更にスピードとコントロールは良くなるでしょう。この夏も愛知県としては注目投手の一人となるでしょう。東海理化入社
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