COACHING -指導-












■投手育成の為の練習方法10ヶ条  2010.9.30

2.腕は8分目の力で投げる
 ピッチャーにとって腕はどのくらいの力で投げるのがいいのかと聞かれることがありますが、私は常に8分目と言います。

 それは、力一杯投げてると腕に頼ってしまうからです。ピッチャーは下半身を上手く使いいいバランスで投げることが大事です。

 腕に力を入れることより下半身に力を入れ「足を高く上げる」「軸足に体重を十分乗せる」「お尻から体重移動させる」「踏み込んで投げる」ことを意識させます。

 逆に腕は力を抜きリリースポイントだけに集中させることにより、下半身始動の体を使ったフォームになると考えます。

 また、リリースポイントに集中することでなるだけボールを前で放すことになり大きな円を描けるフォームになります。

 下半身を使った大きなフォームで投げると当然いいボールが投げられるはずです。

 逆に腕に頼るとバランスが悪くなりコントロールが乱れて結局はいいボールが投げられません。

 そのことを常に意識させ8分目の力でテンポ良く投げることを実践させています。
 

 続きを読む...3.変化球はスピードを変化させる