■投手育成の為の練習方法10ヶ条 2010.9.30
5.シャドーピッチングを繰り返す
雨天などで室内で練習する場合、シャドーピッチングを行いますが、グラウンドの練習では案外シャドーピッチングを行いません。
しかし、シャドーピッチングは重要な練習の一つです。鏡や窓の前でフォームをチャックするのは限られた場所が必要ですが、グラウンドでもいいフォームを作る為にはどんどんやるべきです。
調子の悪い時にはピッチングをやめ小さくなったり上体が突っ込むなど乱れているフォームの修正はシャドーピッチングが最適です。
やり方としては、タオルを持ったり今ではシャドーピッチング用の用品もあります。実際ボールを持って近くからティネットに投げることもプロなどではよくやります。
また、ランニングの合間の休憩の時でも自宅でもいつでもシャドーピッチングは出来るので自分がいいピッチャーになる為に少しでも時間があればやってみることです。
ピッチャーはいいピッチングフォームを作ることが一番大事なことです。野手投げではいけません。足を上げた時に軸足がふらつくようではいけません。踏み込んだ足がしっかりと親指で土をつかむことが出来なければいけません。
実際のピッチングフォームより足を上げてしばらく止め、踏み込んで腕を振って踏み込んだ足一本でしばらく立ってみるなど下半身の強化や粘りにも役立つシャドーピッチングを繰り返し行いましょう。
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