■投手育成の為の練習方法10ヶ条 2010.9.30
7.ランニングは運動靴で行う
私は少年野球の監督になった時、それまでスパイクで行っていた最初のアップを運動靴で行うようにしました。その後、他の学年でも運動靴になり、それがうちのチームのやり方になりました。
運動靴で走ることは足への負担軽減もありますが、一番の理由は今から走るぞという意識付けを持たせることが理由でした。
ピッチャーは全体のアップ終了後もそのまま走ることもありますが、ピッチングを終了してランニングすることもあります。いつ走る時も必ず運動靴に履き替えさせます。
ランニングの重要性はピッチャーは下半身が大事なので下半身を鍛えることは当たり前ですが、それよりも走る時は肩を支点に腕を振るので肩を強化させる為だと意識させます。
長い距離よりも短いダッシュをノルマを決めず本人に任せて走らせます。肩を強化する意識を持ってランニングするのでピッチャーも頑張って走っています。
ピッチャーにとってランニングは大事ですが、いやいや走ってもいい練習だとはいえません。自分で走る本数を決め自分の頑張れるペースで走ってみることです。
運動靴に履き替えるということは、ランニングによって肩を強化するという強い意識を持って気持ちも切り替えることです。
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