■投手育成の為の練習方法10ヶ条 2010.9.30
8.体幹を鍛える
数年前、陸上の先生から教えてもらった体幹トレーニングを現在では小学生、中学生の練習に取り入れています。
体幹トレーニングは片手で自分の体重を支えたりして体の幹となるインナーマッスルを鍛えるもので、アウターマッスルの筋肉の太い部分を鍛えるものではありません。
ピッチャーは上半身に太い筋肉をつけてしまうと腕が速く回らなくなりので、インナーマッスルを鍛える体幹トレーニングはピッチャーにとっても合っている練習方法なので、今ではあらゆるところで練習に取り入れています。
例えば軸足一本で1分間立ったり、踏み込んだ姿勢のまま軸足を上げてしばらく止まっていたりと色々工夫すると上半身も下半身も鍛えられるいいトレーニングです。
また、体幹トレーニングによって体のバランスがよくなり下半身と上半身がうまく連動しピッチングフォームも良くなり、インナーマッスルを鍛えるということは肩や肘などの怪我の防止にも繋がります。
ピッチャーにとって体を鍛えるには最適なトレーニングである体幹トレーニングを継続してみよう。
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