■牽制を身につけよう 2011.2.1
牽制は何の為に行うか
投手はいい球を投げるだけではいい投手と言えませんし、いい球を投げるだけでは勝てる投手にはなれません。
「守備」「牽制」「クイック」などの条件をクリアしなければいい投手にはなれないし自分自身にも自信を持てないはずです。
私は今指導している投手が小中合わせて15名程度いますが投げる以外に最低この3つは条件をクリアするように投手にいい聞かせます。
その一つである「牽制」について指導内容を紹介しますが、まず牽制を真っ先に取り上げた理由は小中学生の野球では盗塁されるかどうかが試合を決定付けることに繋がります。
その盗塁をされる原因は多くは投手にありクイック以上に走者がスタート出来ない牽制が投げられるかどうかが大きなポイントになります。
特に1塁への牽制では数年教えた市川、桐村は小学生で1試合2、3個刺すことがよくありました。
そのぐらい刺すことが出来るようになれば1塁に出塁されても動揺することなく、逆に走者の良し悪しで刺せるかどうかが瞬時に判断出来るようにもなり大きな武器にもなります。
そうすると走られる機会も減り打者に対して逆に集中して投げられるようにもなり、打者との間を上手く外すことも出来ます。
牽制を身につけ自分のものにする効果は、「走者に走られない」「打者に集中できる」「打者のタイミングを外す」ことであり、走者を置いて打たれないことに繋がります。
いい投手になる条件の大きなポイントである牽制を自分のものにしよう。
続きを読む...1塁への牽制のポイント
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