COACHING -指導-












■いいピッチャーになるための5つのポイント 2006.1.21

 第6回 D「狙ったところに投げる」強い意志を持つこと
 狙った所に狙った通りのボールを投げるためには、メンタル面も重要な要素となってくる。

 形ができ練習では良くても試合で結果が出なければブルペンピッチャーとなってしまう。練習でも試合でも同じピッチングができ試合に勝てるピッチャーがいいピッチャーとなる。だからメンタルが重要な要素となるのだ。

 しかし、よく勘違いされるのが気が強いピッチャーが「いいピッチャー」と思われがちだがこれは大きな間違いだ。プロでも一流のピッチャーの中にはシャイなピッチャーが多い。ピッチャーは孤独な職業で野手が大騒ぎしても自分の世界に入って静かにしていることが多いのだ。それだけピッチィングに集中しなければいけない。

 だから「いいピッチャー」に問われる条件は自制心や集中力があるピッチャーなのだ。往年の巨人の桑田投手がいい例だ。実際、試合の中では色々なことが起きるし、相手への声援も大きくなる中で練習通りのピッチングをするためには「狙ったところに投げる」強い意志を持たなければ相手に負けてしまう。

 3つめのポイントにも書いたように、いかにキャッチャーミットを目がけて投げ込むことが出来るのかだ。それができるピッチャーがいいピッチャーということになる。


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