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■2013年注目投手 2012.12.30
今年は会社でも仕事や自主活動、休日も野球で多忙でしたが充実した年でした。
冬季連休3日目に入り、年賀状も早く済ませ大掃除も早くにスタートし落ち着いています。本来なら30日は長野に行って餅つきを行う日ですが、雪がかなり降っているとのことで帰省をやめHPを更新しています。
昨日から来年の注目投手を独断と偏見でトップページに掲載しました。同様にフェイスブックの写真も更新しました。
年明けは、4日が野球始まりで5、6日と中等部の練習も入れました。来年はもっとグランドで頑張りたいと思います。
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■台湾遠征 2012.12.29
愛知高校野球選抜が台湾遠征最終戦で勝利し3勝2敗の勝ち越しで終了しました。
このチームは秋季大会でベスト16に入った高校から平等に選出しています。また、野手は木製バットで対応していましたね。
昨日の上位打線をみると、なかなかの好打者が揃っています。
1番大谷選手(豊田西)は、岡崎で少年野球(ホワイトタイガース)でも対戦しよく知っている選手です。選抜メンバーではセカンドを守っていましたが体も大きくないので、私も本来のショートよりも将来的にもセカンドが合っていると思います。
2番の久保田選手(豊川)は、中学時代は投手で高校に入り野手に転向。肩が強く大型ショートで魅力的な選手です。オススメの選手ですね。
3番松井選手(東邦)は、小柄ながらホームランも打てる長距離打者ですね。今は三倉選手が4番を打っていますが、夏はライトで4番でした。今はチーム事情もあり中学時代の捕手で強肩です。将来的には打撃を生かして外野手でしょうか。
4番の清水選手(中京大中京)も夏からのレギュラー3番センターでしたね。中京大中京の打線の中では唯一モノが違うように思います。
他にも沢山いい選手が選ばれていました。来年の活躍に期待しています。
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■戦力外通告 2012.12.27
昨日、プロ野球の戦力外通告2012がテレビで放映されていました。
その中で、東海地区からプロに入団した選手も数名出ていました。
まず、市川卓選手は菰野高卒の2人目のプロ野球選手として日ハムに入団し、私も中日との日本シリーズを観戦にナゴヤドームに行った時に隣に市川卓選手のお父さんがいて少し話をしたことがあります。日本ハムの球団職員で残るようです。
続いて、柴田亮輔選手は幸田中の出身でもあります。愛工大名電での高校時代も3年生の時にセンバツで優勝し、夏の決勝をナゴヤドームで見ましたね。プロ入り後は一軍の公式戦の出場がなく心配はしていましたが、ソフトバンクと育成ながら契約したようですね。
それから、木下達生投手は東邦高出身で高校時代もプロ入り後もテレビで見ましたが、プロ入り後すぐ活躍していただけに5年後に戦力外通告を受けた時にはびっくりしました。少し投げ方が変わってしまいましたね。本人のブログ(ウォッチのブログ)でも昨日、引退の言葉が書かれていました。
プロ野球の世界は厳しく、戦力外通告を受け引退する選手は多く個人的にはトヨタ自動車でも活躍した川岸強投手も引退し寂しく思います。
■戦力外通告−ドラフト会議情報局2012さん
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■東海地区社会人ベストナイン 2012.12.25
遅くなりましたが東海地区社会人ベストナインが決まりました。
投手は佐竹投手が初受賞、日本選手権の大車輪の活躍が光りました。2年前は武田賞でしたが、今回は文句なくベストナインでした。
また、その武田賞は上杉投手が受賞しました。トヨタ自動車から投手が2人選ばれたのは嬉しいですね。
【武田可一氏】昭和5年都市対抗準優勝投手、昭和9年ベーブルース・ゲーリックの全米選抜チームと対戦し沢村栄治投手と共に全日本の投手として活躍され昭和28年〜30年に監督として3年連続で出場された方です。
その他、トヨタ自動車からは保良選手が外野手でベストナイン。ベテランの保良選手ですが春先から調子が良く頑張りましたね。個人的には二葉選手、福田選手あたりも選んでほしかったとは思います。
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■西山令君 区間賞! 2012.12.24
全国高校駅伝でうちの少年野球出身の西山令君(山梨学院大付)が最終区間のアンカーで快走、見事に区間賞となりました。
私は、進路の関係である高校に行った帰りに、車内で聞いていましたが、9位でタスキをもらい8位と併走しながら競技場に入ったあたりでラストスパートしたようです。8位までが入賞なので山梨県としては初の入賞、西山君も含めて7区間中6名が2年生という山梨学院大付は来年は優勝に近いのではないでしょうか。
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■自主トレ 2012.12.22
昨日、先週に続き最後の休みを取りトヨタ自動車の練習を見に行きました。
練習はハードですが皆んな明るく練習に取り組んでいます。
この時期になるとプロ野球選手も合流して自主トレを行います。
今年活躍した元トヨタ自動車の横浜DeNA荒波選手(右)、ロッテの荻野選手(左)が参加していました。
荒波選手は何度か書いていますが、今年はチームトップの141試合に出場、打率.268(リーグ12位)、出塁率.305(リーグ21位)、本塁打1、打点25、盗塁24(リーグ2位)、盗塁成功率66.7%でゴールデングラブ賞を受賞するなどプロ2年目で大活躍でした。しました。打率の割に出塁率が低いので出塁率がアップすれば盗塁はもっと増えるでしょう。
一方、荻野選手はプロ入り後に怪我が多く3年目の今年は6月に1年振りに復帰し61試合の出場でしたが、ケガは問題ないとのこと来年は外野のレギュラーとして頑張ってもらいたいですね。
この2人、プロでもトップクラスの足の速さです。50mでいえば6秒が速い部類に入りますが荻野選手が5.6秒、荒波選手が5.7秒。この日も一緒にダッシュを繰り返していましたが、やはり速いです。ただ乗田選手も負けていませんね。
また、途中からはヤクルトの中澤投手も参加、外野を走っていました。
中澤投手も荻野選手と同じく3年目、前半ケガで出遅れましたがケガも問題ないとのこと。来年は3人の活躍を期待しています。
他にもロッテ大谷投手、服部投手が参加、中日吉見投手も今後来るようです。
プロに行っても帰って来てくれることはトヨタ自動車の選手にも目標になりますね。
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■進学続き 2012.12.21
昨日、高校3年生投手の進路を掲載しましたが、今日の中日スポーツに中部地区の進路が出ていました。
この中から東海地区に絞ってみます。
昨日、私が掲載した東海地区分と太字は今日の中日スポーツでの追加分です。また、気になって中本投手(静岡商)を調べましたが日体大に合格していました。
早稲田大:竹内諒(松阪)
慶応大:渡辺義(静岡)
法政大:三浦浩太郎(三重)
亜細亜大:伊藤奏輝(豊田大谷)
駒澤大:伊藤一輝(中京大中京)
日体大:伊藤竜次(豊田工)、中本聖エリヤ(静岡商)
専修大:小曽根圭吾(至学館)
東海大:丸山泰資(東邦)
愛学院:岩田遼(至学館)
名城大:足立一(三重)
また、早稲田大のスポーツ推薦は4名でその中で竹内投手が選ばれています。文武両道ですね。
■早稲田大のスポーツ推薦
それから、社会人等に進む選手もいて愛工大名電の中村捕手、佐藤遊撃手はJR東海へ、木村二塁手は東海理化です。県岐阜商の間宮投手は日本プロスポーツ専門学校です。社会人もある程度は分かってきましたが、中日スポーツに掲載され次第、記載します。
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■大学進学 2012.12.20
高校野球で活躍した投手の進路が決まりつつあります。
その中で大学への進路が現時点で内定している投手です。
明治大:小野燿平(智弁学園)、川口貴都(国学院久我山)、星知弥(宇都宮工)、柳裕也(横浜)
法政大:玉熊将一(北海)、知久将人(札幌第一)、大谷樹弘(作新学院)、三浦浩太郎(三重)、谷川宗(高松商)、初瀬耕輔(鳥栖)
中央大:在原一稀(習志野)、園部翔也(日大東北)、野村綱興(日南学園)、松村遼(広陵)
亜細亜大:中島新太(育英)、照屋光(浦添商)、山田義貴(沖縄尚学)、伊藤奏輝(豊田大谷)、野沢勇吾(旭川大高)、諏訪洸(下妻二)
東洋大:伊藤優作(今治西)、前田凌平(都城泉ヶ丘)、石倉嵩也(帝京)
駒澤大:中川源和(宇和島東)、箱島章矢(福岡大大濠)、沖田滉平(尾道)、箕浦康介(鳥取中央育英)、伊藤一輝(中京大中京)、塚脇浩(向上)、谷中文哉(盈進)
日体大:小川慶也(西条)、馬場正行(横浜商大)、笹永弥則(宇部鴻城)、伊藤竜次(豊田工)、松岡潤樹(京都外大西)、菊池翔太(柏日体)
専修大:小曽根圭吾(至学館)、徳永翔斗(鹿児島実)、平間凛太郎(山梨学院大付)、宮里泰悠(浦添商)、矢沢駿(柳井学園)、森山恵佑(星稜)、本間大暉(埼玉栄)、黒川ラフィ(筑陽学園)
帝京大:板野拓耶(武相)、実川剛(市船橋)、松本匠(学法石川)、三浦慎道(甲府工)、三木彰雅(青森山田)
国士舘大:三木敬太(高崎健康福祉大高崎)、武内頌太(丸亀城西)、横塚博亮(桐蔭学)、松尾雄亮(稲毛)、野村侑司(修徳)、福永翼(鹿児島商)、藤沢佑之(横浜隼人)
東海大:飯高星哉(聖光学院)、丸山泰資(東邦)
青学大:田村嘉英(龍谷大平安)、近藤卓也(秋田商)、岡野祐一郎(聖光学院)、渡邊郁也(仙台育英)
立正大:堀誠(日本航空)、相良優太(鹿児島商)、神戸文也(前橋育英)、鳥越翔(苫小牧東)、尾島孝秋(宇都宮工)、秋月健太(岩倉)、山下真史(立正大淞南)、金井貴之(片倉)、黒木優太(橘学苑)、小田島治真人(片倉)
國學院大:松本亘(白河)、鈴木健朗(宇都宮北)、近藤スルヤ秀光(柏日体)、木村隆志(佐世保実)、菅原拓那(常総学院)
横浜商科大:庄司拓哉(東海大相模)、左沢優(横浜隼人)、山本翔大(敦賀気比)、沖本旬(高知)、福永智之(明徳義塾)、平木隆世(必由館)、尾崎裕太(宮崎日大)
沢山の甲子園組も含まれていますね。大学での活躍が楽しみです。
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■JABA機関紙 2012.12.18
昨日JABAの12月号の機関紙が送られてきました。
いつもは白黒の冊子に加え、カラー刷りで年間表彰の冊子がありました。
先日、ベストナインは大城投手(JX−ENEOS)と書きましたが、他にも最多勝利投手賞は8勝の吉田一将投手(JR東日本)、最優秀防御率賞は40イニングで自責点2、防御率0.446の三橋尚文投手(JFE東日本)が受賞しています。
トヨタ自動車の佐竹投手は防御率、奪三振で5位の成績でした。
大城投手は勝利数、防御率、奪三振の部門で最高3位ながら2冠に大きく貢献したことが評価されました。
ところで、先週のトヨタ自動車の納会の際に二葉選手にアジア選手権に出た投手で誰が凄いか、私は秋吉投手あたりかと聞きましたが、吉永健太郎投手(早稲田)の名前が出ました。吉永投手は全てのボールが素晴らしいとのことです。まだ19歳にして早稲田のエース級でもあり大学での活躍も楽しみですが早くプロでの活躍を見たい投手です。
■アジア選手権での写真 - Wonder runsさん
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■KS杯 2012.12.17
昨日は風はありましたが暖かい天気でした。
午前中、岡崎に東海、北陸、関西などで県優勝した強豪の中学校やクラブチームを呼んで行う中学のKS杯を見に行きました。
出場チームは岡崎の一部の中学と東山クラブ(愛知県)、田原本中(奈良県)、掛川東中(静岡県)など文部科学大臣杯第4回全日本少年春季軟式野球大会の全国大会に出場するチームも多くいて、コンドースポーツさんが主催で毎年この時期に岡崎県営グラウンドで行います。
どのチームも各県のトップチームだけに、投手のレベルも高く勉強になります。
昼前からは中央総合公園に移動し少年野球のめだかリーグ戦を観戦、うちの投手は腕が伸びず、かくような投げ方になっているので修正の仕方を試合後にアドバイスしました。土曜日も違う学年の投手にアドバイスしましたが両投手共にキャッチボールからしっかり直してもらいたいと思います。
その後、中等部の練習でした。時間は15時前から日没まででしたが、体験も含め40名以上が参加。効率のいい練習方法を考えましたが、なかなか難しいですね。
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■21世紀枠候補 2012.12.14
来年の第85回記念選抜高校野球大会の各地区の21世紀枠候補が以下の9校に絞られました。
遠軽(北海道)、いわき海星(東北) 、日立一(関東・東京)、五泉(北信越)、豊川(東海)、堀川(近畿)、益田翔陽(中国)、土佐(四国)、門司学園(九州)
東海では豊川か津商のどちらかで、津商がやや有利かと思っていましたが豊川が選ばれましたね。ボランティアなど地域活動と近年の成績が評価されたのでしょう。
最終選考は、来年1月25日に行われる選考委員会でこの中から4校が選ばれます。土佐(四国)、遠軽(北海道)、いわき海星(東北) が、やや有利との予想もありますがどうなるでしょうか。
ところで、昨日は休みでいい天気でした。
午前中はトヨタ自動車の練習を見に行きました。
練習は、打ち込みと走り込みが中心で打ち込みの日は1,000スイング/日と聞いています。
田中監督を迎えた新生トヨタですがベテランに加え亀谷選手や樺澤選手など中堅から若手の台頭を期待しています。
ところで、中日スポーツに掲載がありましたが、中日に指名された杉山選手(早稲田)とトヨタ自動車の田中卓選手が同じ少年野球チームの先輩と後輩だったとは知りませんでした。
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■社会人野球ベストナイン 2012.12.13
社会人野球ベストナインが選ばれました。
都市対抗、日本選手権連覇のJX-ENEOSからは5名が選ばれ投手も大城基志投手が受賞しました。大城基志は2大大会で7試合32イニング登板、自責点も3と安定感が光りました。
トヨタ自動車からは日本選手権で活躍した佐竹投手が最終選考まで残っていました。
また、今日の中日スポーツに中部大の善久監督が退任すると掲載されていました。監督32年、母校の選手も何名かお世話になりましたが、何といっても江本君が4番を打っていた時に初優勝した試合が思い出されます。ご苦労様でした。
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■納会 2012.12.11
昨日、トヨタ自動車硬式野球部の納会がありました。
納会には現役選手、スタッフ、応援団、チアリーダー、関係会社、OB会など100名程度の方々が集まりました。
冒頭、顧問や田中新監督などの挨拶がありOB会会長の乾杯の音頭で懇親会が始まり、私も選手やスタッフの労をねぎらって回りました。
最後は引退する選手、スタッフの映像が流れ挨拶がありました。
川島総監督、佐々木部長、間瀬監督、寺田マネージャーが勇退しましたが、思い出などの話があり感慨深いものがありました。それぞれ強いトヨタを築いてくれた功労者であり、特に川島さんがトヨタに来てくれなかったら、ここまで強くなってはいなかったので、本当にありがとうございましたという気持ちで握手させて頂きました。
また、引退する選手は的場選手、川端選手、磯村選手(マネージャーとして続行)、竹澤選手でした。的場選手も阪神を引退後にトヨタで7年間チームを支えた功労者ですが感謝という言葉を何度もありました。私も的場選手にその言葉をお返ししたい気持ちですね。
来年は監督も代り6名の新人選手が入ってくる新生トヨタになりますが、主力は当然残った選手になります。これから冬場のトレーニングになりますが、しっかりと練習を積んでレベルアップしてもらいたいですね。私も金曜日に休みを取っているので顔を出したいと思います。
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■投手フォーム 2012.12.10
土日共に少年野球と中等部の練習でしたが、夕方になると本当に寒くなります。
冬場の練習は、私は特にピッチングフォーム作りに力を入れています。
シーズン中でも、特に小学生から腕の振り方は気になり、多くの選手がカーブを投げるような腕の振り方になっているので修正しています。
腕の振り方とはトップから踏み出した足の外側ぎりぎりに振るのが正しい腕の振り方となりますが、小学生では特にフォローが足から遠く離れてしまうケースが目立ちます。
手首が返ってしまいカーブを投げる腕の使い方ではいけません。表現は悪いですがシュートを投げる腕の使い方が正しく、肘を壊さない投げ方です。プロ野球選手のスロービデオをみるとその形になっていることが分かると思います。
また、昨日はペットボトルでテークバックからトップまでの腕の上げ方を指導しました。水を入れてこぼれないように上げるのが正しいやり方ですが、簡単に言うと小指が常に上を向いた形が理想です。
それから中学生には腰の落とし込みでのスピードアップなど指導しました。
私も知らないことが多くあるので、雑誌やインターネットで勉強していますが、投手を目指す投手の選手には、この冬にしっかりとフォームを勉強してほしいですね。以下など参考にするといいでしょう。
【LAS理論】ピッチングフォーム「肩肘の使い方・腕の振り方」
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■穴井詩(ララ)選手 2012.12.9
昨日うちの少年野球のスタッフ会議がありました。
その際、今年の女子プロゴルフで10月に行われた富士通レディースで2位に入った穴井詩(ララ)選手(24歳 下写真)が、うちの少年野球に所属していたと代表から聞かされました。
今まで女子は2名所属していた中の1人だっただけに記憶があったようです。
うちの少年野球の卒団生は今まで陸上の全国大会で活躍した選手は数名いますが、初優勝が期待される将来有望な女子プロゴルファーが所属していたというのはスタッフも驚きでした。
次は甲子園出場やプロ野球選手が誕生することを期待します。
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■新戦力 2012.12.7
今朝の中日スポーツに「竜新戦力の素顔」でドラフト1位の福谷投手が紹介されていました。
内容は竹内大助投手と切磋琢磨というものです。
福谷投手(知多市出身)と竹内投手(半田市出身)が出会ったのは中学3年生の中京大中京でのセレクションでのこと。硬式の名古屋緑シャークスボーイズに所属していた福谷投手は成岩中で軟式野球部に所属していた竹内投手に軟式で来るやつなんかと思っていたところブルペンでのすごいボールを見て中京大中京で勝つのは無理と横須賀高校に進学。高校では遠投など長期的な体づくりを勧めてくれて急成長、145キロを投げられるようになったとのこと。
一方、名門中京大中京に進んだ竹内投手は1年秋からベンチ入りしたものの、その後に左肘疲労骨折で戦線離脱となり、ようやく2年秋に復活し甲子園にも出場しました。
その後、慶応大でチームメイトとなり2年生でノーヒットノーランを達成した竹内投手に対し福谷投手はあきらめ半分だったようで練習も頑張っていた竹内投手に対し福谷投手はあまりやっていなかったとのことです。
その後、江藤監督が福谷投手にライバル心をあおる作戦に出て成長したようです。
竹内投手がいなければ福谷投手は成長していなかったわけで、立場は逆転し福谷投手が中日、竹内投手がトヨタ自動車に進みます。竹内投手にも頑張って2年後プロを目指してほしいですね。
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■全勝優勝 2012.12.4
第26回BFAアジア選手権は、第3戦がフィりピンに1対0で勝利、第4戦は全勝同士の韓国に4対0で快勝、最終戦は昨日行われ中国に10対1で勝利し全勝優勝を果たしました。
投手は全員同じぐらい登板しましたが、全員調子もいいのか5試合で2失点と安定した投球でした。
また、トヨタ自動車から参加している二葉選手は第2戦に続き最終戦に先発し1打数1安打と犠牲フライを放つ活躍でした。
これでアジア選手権は2003年から5連覇。プロ選手で編成された韓国、台湾を連破したのは初めてという偉業でした。
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■体力作り 2012.12.3
先週末からかなり寒くなってきました。
土曜日は午前中少年野球の試合観戦、午後は少年野球の練習。日曜日は朝6時に出発して社内駅伝大会での役員対応と応援、午後は中等部の練習と、外で立ちっぱなしの2日間でした。
中等部での練習は最後に少し体力作りも取り入れました。中学3年生も受験勉強中ですが、高校に向け日々ランニングなどで体力をつけるように指示しました。
また、私自身も体力の衰えを防ぐ為、11月から昼休みのウォーキングの距離も伸ばし50分歩くようにしています。土日も野球が出来ることは体力維持にも繋がりますね。
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■トヨタ新監督 2012.12.1
今日の中日スポーツにトヨタ自動車の新監督として田中大次郎監督(44歳)が就任した記事がありました。
田中新監督は東邦高から東海大を経て91年にトヨタ自動車に入社、4番打者として活躍しました。特に東邦高では坂口監督に鍛えられただけに闘魂注入とありますが、練習でも試合でも厳しくなるでしょう。是非、接戦に強くなってもらいたいですね。
また、間瀬監督は社業に専念、寺田マネージャーも退き磯村選手が引退して磯村選手がマネージャーとなりました。磯村選手も3年間頑張っている姿は見ていただけに残念ですが、人柄も良く人脈もあり秋田マネージャーと共に頑張ってほしいと思います。
トヨタ自動車は新体制となったスタッフに、後日新戦力も発表となると思いますが、補強もいい選手が入社するだけに来年大いに期待しています。
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■第26回BFAアジア選手権開始 2012.11.30
第26回BFAアジア選手権開始が始まりました。
初戦は、中華台北との対戦でしたが吉田投手(JR東日本)、片山投手(JR東日本)、吉永投手(早稲田大)で2対1勝利、第2戦は先発の大瀬良投手(九州共立大)、新垣投手(東芝)、秋吉投手(パナソニック)の完封リレーでパキスタンに13対0で快勝しています。
またパキスタンの試合では二葉捕手(トヨタ自動車)が先発出場し2打数2安打と活躍しました。
この勢いで優勝してほしいですね。
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■愛知県高校野球選抜チーム 2012.11.28
先日、愛知県高校野球連盟が選抜チームを作って台湾に遠征する記事がありました。
選抜された中で投手は、吐前拓哉(至学館)、川久保充(国府)、加藤青大(刈谷)、竹内武司(半田)、大久保和哉(弥富)の5名でした。
選抜チームは12月23日〜29日までの間遠征し試合を行います。
また、他県も海外遠征があり以下となっています。
兵庫県:台湾、大阪府:オーストラリア、千葉県:アメリカ、神奈川県:スリランカ(修好60周年を記念し日本政府がスリランカのコロンボに野球専用グラウンドを建設しその開場記念試合)
高校野球は、30日から対外試合が禁止されるアウトオブシーズンに入りますが選抜チームを結成して12月に海外で親善試合を行うケースが多くなってきていますね。
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■21世紀枠候補出揃う 2012.11.27
第85回センバツ高校野球大会の21世紀枠選考の県推薦校が選出されました。
その中から4校が選出されますが、有力は石巻商のようです。
また、甲子園で全力疾走で沸かせた土佐も上がってきそうとのこと。
土佐といえば玉川選手を思い出しますが、玉川選手は土佐から慶応大に行き日石(現JX−ENEOS)へ入社し活躍しましたね。
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■やろまいか私学4強交流戦 2012.11.26
今日は午前中、少年野球の練習と試合を少し観戦した後、やろまいか私学4強交流戦の決勝戦を観戦に小牧市民球場に行きました。
試合は、東邦対中京大中京でした。
予定では12時30分開始直前に到着。この対戦は8月26日にもありましたが、その時は延長で中京大中京が勝利しています。
中京大中京はエース粕谷投手が先発。
東邦は三倉投手が先発。
試合は3回に東邦が1アウト2、3塁から三倉選手の内野ゴロの間に先制、続く高松選手がライト前ヒットで2点目。
三倉投手は8月に比べいい状態に戻りつつありますね。抜けた球もありますが、ストレートも走りカーブのブレーキも良く、中京大中京の打者は詰まったような打球が多く結局完封。9回には自ら名古屋国際戦より飛んだと思えるライト場外への特大のホームランを放ち3対0で東邦が優勝しました。
試合後、少年野球の練習に行き3連休が終わりました。そろそろ寒くなりシーズンも終わりつつありますね。
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■桑田真澄杯表彰式 2012.11.25
23日の金曜日は東邦高校グラウンドで桑田真澄杯の表彰式がありました。
前日からの雨が上がった後に、グラウンド整備があり、その後中学2年生のスプリングカップの決勝と表彰式、1年生の桑田真澄杯の決勝と表彰式の順でした。
予定では12時30分が桑田真澄杯の表彰式で、11時30分頃に到着しましたが、まだ2年生のスプリングカップの決勝をやっている状況で、1年生の桑田真澄杯の決勝も延長10回まで続いたいい試合でしたが表彰式が終わったのは15時30過ぎ。4時間立ちっぱなしの試合観戦は正直きつかったですね。
ただ、決勝戦の素晴らしいプレーや桑田真澄さんの挨拶などで我慢出来ました。桑田真澄さんは選手に最後まで諦めずプレーしてほしい。また中学では勉強、野球、遊び全てを全力で頑張ってほしいとのお言葉がありました。表彰式では優勝した緑クラブと準優勝の東山クラブの選手一人ひとりにメダルを掛けてあげていました。
また、試合前にはノックをしたりと桑田さんの人柄が垣間見られました。うちの中等部は中学の都合で表彰式に参加できたのは4名でしたが、いい思い出になったのではないでしょうか。その後、私は少年野球の練習に参加しました。
それから、昨日は午前中にトヨタ自動車の硬式野球部OB会で現役選手とのソフトボール大会を行いました。現役選手も少ないオフの期間中なので申し訳なかったと思いますが楽しんでくれたと思います。現役とOBとの混成で4チームに分け、私は見ているだけの監督でしたが運よく優勝しました。
続いて昼からは少年野球の練習でした。このところ人数も多くなり夕方まで活発な練習が出来ています。特に低学年の小さい子も元気が良くこれから楽しみです。
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■21世紀枠 2012.11.23
第85回センバツ高校野球大会の21世紀枠選考の県推薦校が選出されています。
東海地区では、大井川(静岡:県2回戦)、豊川(愛知:東海大会1回戦)、長良(岐阜:県準々決勝)、津商(三重:秋季大会1回戦)が選ばれています。成績だけ見れば東海は豊川か津商となりますが、どうでしょうか。津商は昨年も候補に挙がっていますね。
津商は、バランス・ピッチングと呼ばれるトレーニングをしています。6割程度の力の入れ具合で、300球近く投げ込むというもので、6割の中でも、リリースやフォームには意識を集中させ「無意識」で正しいフォームが身につけるもので、6割で投げるので体への負担も少ないですね。
また他の地区も続々と選出されていますが、個人的には徳島の池田に出てもらいたいと思います。
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■第26回BFAアジア選手権 2012.11.22
第26回BFAアジア選手権が11月28日から始まります。
投手は以下の通り。
大瀬良 大地(九州共立大)
吉永 健太朗(早稲田大)
片山 純一(JR東日本)
吉田 一将(JR東日本)
大城 基志(JX−ENEOS)
新垣 勇人(東芝)
秋吉 亮(パナソニック)
濱野 雅慎(JR九州)
有名投手が多い中、大瀬良投手はあまり聞かれたことがないと思いますが、大学3年生で152キロ剛腕、来年のドラフト目玉です。
ところで、このアジア選手権のメンバーにトヨタ自動車から二葉選手が選ばれています。
本人からは、「色々な役割がありますが、その持ち場で頑張ります」と連絡がありました。今日から横浜のJX−ENEOSグラウンドで合宿があり、26日から台湾に出発するとのこと。
日本選手権が終わっても休みがありませんが、活躍を期待しています。
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■先取り!2013年ドラフト候補社会人編 2012.11.21
社会人野球ドットコムで来年のドラフト候補が紹介されていました。
まず、今年大卒1年目の選手は来年、解禁を迎えますがその中から紹介します。
来年の解禁組は昨年に比べて上位候補として期待出来るのが特徴。その中で上位候補の可能性があるのが吉田一将投手(JR東日本)、東明大貴投手(富士重工業)、浦野博司投手(セガサミー)の3人。
吉田投手は、1年目からJR東日本のハイレベルな投手陣の争いに競り勝ち、都市対抗で好投を続け、チームを決勝まで導き、長い腕を活かした140キロ台のストレートを両サイドへピタッと投げる抜群の制球力が売り。ドラフト上位候補に挙がる投手とのことです。
東明投手は、大学時代からドラフト候補と注目されていたが指名漏れ。1年目から大きくアピール。右スリークォーターから140キロ後半の速球、キレのあるスライダー、ツーシームが武器。
浦野投手は、身体全体をグイッと旋回させて投げ込むストレートは常時145キロ前後を計測。縦横の2種類のスライダーは素晴らしいキレを誇り、決め球として三振を量産する。大学(愛知学院)時代からプロ志望届を提出すれば、ドラフト上位指名間違いないほどの実力を持った投手。社会人でも完成度の高い投球を披露し、セガサミーのエースとして地位を固めつつある。この投手の課題は立ち上がり。調子が良い時と悪い時の差があり、1位指名を確実にするには年間通して安定感のある投球を展開したいとのこと。
残留組では、東京ガスの山ア雄飛投手、石川歩投手、岩佐海斗投手の右の3本柱。都市対抗優勝に貢献した北原郷大投手(JX-ENEOS)、中京大時代からドラフト候補として注目された右の本格派・上杉芳貴投手(トヨタ自動車)、140キロ前後だが、伸びのある直球で空振り三振を量産する鹿沼圭佑投手(JFE東日本)、リリーフ候補として最速149キロの速球をマークする菊地翔太投手(JR九州)、来年4年目を迎える150キロ右腕・末永彰吾投手(NTT東日本)、最速148キロの速球、落差の大きいフォークを武器にする武内仁志投手(ヤマハ)、最速140キロ後半の速球を武器にする剛腕・中村駿介投手(日本新薬)、右サイドから140キロ後半の速球、曲がりの大きいスライダーを武器にする秋吉亮投手(パナソニック)が指名候補となっていくだろうとのこと。
左腕では威力ある速球を武器とする大山暁史投手(セガサミー)、長身左腕・相原和友投手(七十七銀行)は角度ある直球、大きな曲がりをするスライダーが持ち味。ただ速球は常時130キロ台で、如何にスピードを上げることができるかなど。
プロに行くのはこの中から数人。素晴らしい投手達ですが、この中から誰が抜け出すのか注目です。
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■動作解析・分析 2012.11.20
昨日は休みでした。本来なら先週の火曜日に日本選手権決勝の応援に行く予定でしたが、トヨタ自動車が準決勝敗退だった為、仕事の都合のいい昨日に変更しました。
休みを取ったとはいえ特別やることはなかったので、大高で知り合いがやっている野球の動作解析・分析サポートというお店にふらりと立ち寄りました。
お店は古い工場を改装したような作りで元中日ドラゴンズの川又米利氏が行っているバッティングスクールCount23と関係があるようです。
この日も、アポなしで行ったので本人は営業で中学の硬式チームに出掛けるところでしたが、運よく会うことが出来ました。
前の仕事から転職し、数ヶ月経ち心配していましたが忙しそうなので何よりでした。なかなかの好青年でもあり商売をやるのは大変だとは思いますが、これからも頑張ってほしですね。
ところで、私はよく会社を休んでいると言われますが、まだ今年4日休みが残っていて消化しなければいけません。
今週は金曜日も休みで中等部の桑田真澄杯の閉会式で東邦グラウンドに行きます。中学生は桑田真澄氏を知りませんが、私の世代では有名人であり投手として学ぶことは沢山あります。どういう挨拶をするのかも楽しみにしています。また、この年になると、野球で休みを取ることが幸せですね。
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■2012年捕手二塁送球総合ランキング 2012.11.17
小関順二さんの公式HPに今年の捕手二塁送球総合ランキングが掲載されています。
順位は以下の通り。
1位 7月15日 1.75秒 二葉祐貴 トヨタ自動車 27歳
2位 6月17日 1.79秒 対馬和樹 九州共立大 3年
3位 6月15日 1.81秒 有山裕太 奈良産業大 4年
4位 7月16日 1.82秒 小林誠司 日本生命 23歳
5位 7月21日 1.84秒 上田祐介 NTT東日本 29歳
6位 5月9日 1.85秒 岡翔太郎 東洋大 4年
7位 5月12日 1.85秒 地引雄貴 早稲田大 4年
8位 7月6日 1.85秒 梅野隆太郎 福岡大 3年
9位 7月22日 1.85秒 小林誠司 日本生命 23歳
10位 8月4日 1.85秒 中村悠平 ヤクルト22歳
二葉捕手は都市対抗の1回戦でのJR北海道戦で1.75秒を記録、1番なのは嬉しいですね。肩は他の捕手が強くても2塁到達は他の捕手に負けません。年齢を重ねても素早い動きは円熟味を増し、いつも感心して見ていますが、リードも含め本当に頼もしい選手です。来年も期待しています。
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■東海社会人野球タイ遠征 2012.11.16
東海地区の社会人野球チームから24歳以下の若手で編成される選抜チームを2チーム作り24、25日にタイヘ遠征するとのことです。
メンバーは各チームから入社1、2年目の選手が2、3名選出され、トヨタ自動車からは宇野投手と樺澤選手を選出しています。
また、同じ時期に京都選抜と東京選抜が台湾に遠征します。これを機に若手がレベルアップしてほしいですね。
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■仙台育英が優勝 2012.11.15
高校野球神宮大会は決勝が行われ、前評判の高かった仙台育英が関西を12対4で下し優勝しました。
また、この試合に1年生ながらドラゴンズジュニアで東山クラブでも活躍した、双子の田中雅之−田中智之バッテリーが途中から出場していますね。
東山クラブのこの時代は特に優れた選手が多く東海大相模に行った青島投手や南谷選手も含めそれぞれの名門高校での活躍も期待されています。
田中雅之−田中智之バッテリーのお父さんとは2度程グラウンドでお話をしたことがありますが、甲子園での出場もあるでしょう。頑張ってほしいですね。
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■JX−ENEOSが優勝 2012.11.14
社会人野球日本選手権は決勝で、JX−ENEOSとJR東日本が対戦、都市対抗の決勝戦の再現となりましたがJX−ENEOSが都市対抗に続き優勝しました。JX−ENEOSは1988年の東芝以来2チーム目となる都市対抗と日本選手権の2冠達成となりました。
JX−ENEOSは昨年8月14日にトヨタ自動車とのオープン戦を見ましたが、昨日の準決勝で途中登板した北原郷大投手が先発、日ハム6位指名の屋宜照悟投手も登板しましたが、あれから強くなりましたね。トヨタ自動車も日本選手権ベスト4で優勝にもう一歩、切磋琢磨して優勝を勝ち取ってもらいたいです。
ところで、11日の日曜日の準々決勝の試合は、JR九州とJR東日本のJR対決がありJR九州濱野投手とJR東日本松本選手の対戦もあり濱野投手が三振を奪う場面もありました。
また、トヨタ自動車と東邦ガスの試合は愛工大名電や智弁学園の選手もバックネット裏にいて濱田投手と青山投手も近くで観戦していましたね。共に上のステージで頑張ってもらいたいですね。
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■トヨタ自動車準決勝敗退 2012.11.13
社会人野球日本選手権の準決勝、トヨタ自動車は都市対抗の覇者のJX−ENEOSとの試合でしたが、業務の都合などで試合は自宅でテレビ観戦しました。
トヨタ自動車の先発は4連投のベテラン佐竹投手、JX−ENEOSの先発は新人の三上投手でした。
試合はお互いの投手が踏ん張り、特に佐竹投手は気迫のピッチング。9回を8安打9奪三振無失点で切り抜けました。途中、何度かピンチの場面もありましたが、なぜここまで投げられるのかと思うぐらい感動するピッチングでした。それだけに京セラドームに応援に行けなかったことが本当に残念に思います。
佐竹投手は大会を通じ22イニング1失点。優勝していれば文句なくMVPだったでしょう。最後はリリーフ陣に託しましたが、川尻投手、祖父江投手もまだ経験が浅く荷が重かったということでしょう。岩崎投手が存在感をみせただけにそう思いました。結局試合は延長10回、0対1で負け準決勝敗退でした。この経験を次に生かしてもらえると思います。
この佐竹投手、昨年手術をして春までは体調も万全ではなかったと思います。しかし、夏頃からは私の目から見てフォームを少し変えましたね。テークバックを小さくして力みがなくなり右肩が少し下がることがなくなり、シンプルで狙った所に思い通りのボールが投げられるようになりました。2回戦が7回投げて2四球、準決勝は9回で1四球。後半も140キロ超えを連発し、二葉捕手とのコンビネーションも良く安定感抜群でした。
これで佐竹投手が日本選手権で投げた試合で連勝は10でストップ。しかし、試合終了後に来年も頑張りますとのメールの返信がありました。まずはゆっくり休んで来年も頑張ってもらいたいですね。
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■トヨタ自動車準決勝進出 2012.11.12
社会人野球日本選手権の準々決勝、トヨタ自動車対東邦ガス戦を観戦に京セラドーム大阪まで行きました。
トヨタ自動車は期待の上杉投手が先発。
東邦ガスの先発は水田投手でした。
しかし、お互いの投手が序盤につかまりました。
先制したのは東邦ガス。1回表に若林選手のライトオーバーのスリーベースの後、犠牲フライで先制。
しかし、トヨタ自動車はその裏引本選手が四球、田中卓選手がバスターエンドランを決めノーアウト1、2塁。福田選手が送って1アウト2、3塁から的場選手がライト前2点タイムリーヒットを放ち逆転。
その後、田中幸選手がヒットで繋ぎ高阪選手がセンターオーバーのフェンス直撃のヒットで2人が生還、4対1。
トヨタ自動車は3回にも高阪選手が今度はライトフェンス直撃のタイムリーヒットを放ち5対1。
試合はトヨタ自動車ペースとなりましたが、4回表に上杉投手がタイムリーヒットで2点を奪われたところでピッチャーは岩崎投手にスイッチ。
東邦ガスも4回から小椋投手に交代。
この2人の投手のピッチングが素晴らしく打撃戦から一気に投手戦となりました。岩崎投手は5回を4安打6奪三振、小椋投手は1安打で共に無失点に抑えました。
試合は5対3のまま最終回へ。この回岩崎投手は不運な打球が続きノーアウト1、2塁。東邦ガスはバントで送って1アウト2、3塁。
一打同点の場面で岩崎投手から3連投の佐竹投手に交代。
ここで佐竹投手は後続をサードゴロ、三振に仕留め試合終了、5対3でトヨタ自動車が勝利しました。
この試合、岩崎投手と小椋投手が踏ん張り中盤からは引き締まった試合となりました。これで佐竹投手登板の試合で10連勝。このままの勢いで最後まで頑張ってもらいたいですね。
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■トヨタ自動車準々決勝進出 2012.11.11
少し遅くなりましたが社会人野球日本選手権7日目の試合内容です。
この日、トヨタ自動車が2回戦でNTT西日本と対戦することもあり、昼から休みを取りOB会の会長と顧問と一緒に応援に行きました。
この日は車で移動し試合前に到着。ノックを見ていざ試合開始。
先発はトヨタ自動車が佐竹投手、NTT西日本が横浜5位指名の安部投手と1回戦と同じ先発投手となりましたが明と暗が分かれました。
佐竹投手の立ち上がりはコントロール良くキレのあるストレートが低目に決まり3者連続三振の好スタートを切り3回までパーフェクト。1回戦であった力みによる高めのボールがなくいい調子でした。
安部投手の立ち上がりは少し球がばらつい感じでした。
トヨタ自動車は3回裏、引本選手がライトポール際に先制ホームラン。
トヨタ自動車は同点に追いつかれた4回裏にも1アウトから坂田選手がヒット、続く田中幸選手がレフト前ヒット。
続く高阪選手も三週間を破るヒットで1アウト満塁
このチャンスに保良選手がワンバウンドで1塁の頭上を超えるヒットで2点を追加、3対1。
これで安部投手は降板、松岡投手にスイッチ。
トヨタ自動車は代った松岡投手からも二葉選手がレフトフェンス直撃の2点タイムリーで5対1。
その後、引本選手の死球、田中卓選手のヒット、福田選手四球で満塁とした後、的場選手がバットを折りながらもレフト前ヒットを放ち2点タイムリーで7対1。四球を挟んで7連打でこの回一気に6点を奪いました。
トヨタ自動車の佐竹投手は7回7奪三振1失点で祖父江投手にスイッチ。祖父江投手はピンチもありましたが、この大会初登板ながらまずまずの投球で2回無失点。
NTT西日本は遅らせながらも西武1位指名の増田投手は7回から登板、2回を無失点。
試合は、7対1でトヨタ自動車の勝利、ベスト8進出が決まりました。これで佐竹投手が登板した日本選手権の試合では連勝を9と伸ばしました。
トヨタ自動車は、今日同じ東海地区の東邦ガスと対戦します。今日も応援で頑張ります。
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■社会人野球日本選手権6日目 2012.11.9
社会人野球日本選手権6日目。
1試合目、三菱重工広島対JX−ENEOSは、都市対抗優勝のに続き優勝を狙うJX−ENEOSが新人の三上投手が先発、ドラフト指名洩れの大城投手が繋ぎ10対5で勝利しました。また、三菱重工広島は昨年甲子園で準優勝した光星学院卒の新人秋田投手が最後に登板しましたが2安打1失点でした。
2試合目からは2回戦、七十七銀行対バイタルネットは七十七銀行の新人相原投手が1失点完投で2対1で勝利しました。相原投手は4月22日に長野オリンピックスタジアムで見ましたが、左で打ちにくい投手です。スピードが出れば来年ブレイクの予感がします。
3試合目、パナソニック対JFE西日本は、1回戦の完封に続き先発したパナソニックの秋吉投手がこの日も好投し7回無失点9奪三振。これで16イニング無失点で大ブレイク中。静岡で見た時にはこの投手はプロ間違いないと思っていたので来年は指名してほしいですね。
ところで、トヨタ自動車の佐竹投手。日本選手権ではめっぽう強く、登板した試合は8連勝中。記録を伸ばし続けてほしいです。
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■トヨタ自動車初戦突破 2012.11.8
社会人野球日本選手権5日目、トヨタ自動車が登場しました。相手はHonda熊本でした。
私は朝6時前に出発、トヨタスポーツセンターに行き応援バスに乗り7時に出発。途中、阪神高速で渋滞もあり11時頃京セラドーム大阪に到着しました。
その後、ノックを見て試合は開始。
試合は、Honda熊本が2年目急成長の荒西投手が先発。
トヨタ自動車は佐竹投手が先発。
佐竹投手は本人曰くあまり調子は良くなかったと言っていた通り、少し高めのストレートもありましたが、落ち着いたピッチングで修正し5回を2安打5奪三振に抑えました。このあたりはさすがのピッチングでした。
一方、トヨタ自動車の打線は2回先頭の4番的場選手がセンター前ヒット後、2アウトとなったものの7番高阪選手がレフトポール上に特大の先制2ランを放ち先制しました。
3回にも3番福田選手がライトフェンスへタイムリーツーベースとパスボールなどでこの回も2点、4対0。
Honda熊本は4回からソフトバンクから指名された山中投手が登板。この投手はかなり低いところから球が出てきますね。スピードはそれほどありませんが、スローボールも投げて浮き上がる球もあります。
勢いに乗るトヨタ自動車は4回にも亀谷選手のヒットから田中卓選手がスクイズを決め5対0。
トヨタ自動車は6回から上杉投手にスイッチ。上杉投手は3回を投げ2失点ながらも怪我も完治し球自体はまずまずでした。
9回は川尻投手が登板、際どいゴロから1点を失いましたが、5対3で逃げ切りました。
この試合、トヨタ自動車が中盤まで理想的な攻撃をみせ優位に試合を運びました。終盤失点もありましたが初戦ということから考えてもまずまずの発進でした。
また、この試合で来年トヨタに入ってくるある有名な投手が観戦していました。個人的にも前からこの投手は本当に素晴らしいと思っていました。ご両親といて少し挨拶をしましたが、好青年でしたね。来年が待ち遠しいです。
試合終了後、帰りも渋滞に巻き込まれ自宅に帰って来たのは20時過ぎ。移動時間だけで10時間掛かり以前より大阪が遠く感じてしまいました。
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■社会人野球日本選手権4日目 2012.11.7
社会人野球日本選手権は4日目、東海勢が2チーム登場しました。
1試合目、Honda対西濃運輸は、5対3でHondaの勝利。西濃運輸は夏から肩を痛めていた西武4位指名の高橋投手は回復したものの登板がなく、佐伯投手、前田投手のベテラン投手の後に高卒1年目の野田投手がリリーフ登板しました。同じく1年目の山崎投手は登板はありませんでしたが来年の活躍を期待しています。
2試合目、三菱重工名古屋対JR九州は注目の1戦でした。結果は2対1でJR九州が勝利。JR九州濱野投手は10安打を打たれながらも三菱重工名古屋を1点に抑え完投勝利。このあたりはさすがのピッチングでしょうか。三菱重工名古屋は元中日の菊地投手が先発、ドラフト指名洩れの水野投手、ベテラン中根投手の必勝リレーでしたが惜しくも初戦敗退となりました。
3試合目、伯和ビクトリーズ対日本通運は延長10回、4対3の接戦で日本通運がサヨナラで勝利しました。
今日はトヨタ自動車がHonda熊本と第1試合で対戦、今から応援に出発です。
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■社会人野球日本選手権3日目 2012.11.6
社会人野球日本選手権は3日目、この日は東海勢の登場はありませんでした。
1試合目、航空自衛隊千歳対七十七銀行は、七十七銀行の3年目松崎投手(中央学院大)が4安打完封で航空自衛隊千歳に勝利しました。航空自衛隊千歳は楽天の田中投手の前後の年代で駒大苫小牧時代に甲子園で優勝した選手も多く、リリーフで2イニングを無失点に抑えた吹石投手は近鉄で活躍した吹石徳一氏の息子で姉には女優の吹石一恵さんなど話題性もありましたが完封負けでした。
2試合目、鷺宮製作所対パナソニックは、1試合目で完封した七十七銀行松崎投手の大学1年後輩のパナソニック秋吉投手も負けずに完封。秋吉投手は4月8日に浜松で見ましたが右サイドハンドでMAX148キロ。この投手はプロ指名は間違いないと思っていましたが指名洩れでした。
3試合目、JFE西日本対滋賀高島ベースボールクラブは接戦となりましたが、JFE西日本が3対2で勝利、滋賀高島ベースボールクラブには西武おかわり君こと中村選手の弟もいて2番サードで出場し、4打数1安打1打点でした。
また、愛知大学野球の入れ替え戦は愛産大が中京大に3対2で勝利し残留が決定。涌川投手が完投、3試合21イニング312球の熱投でした。負けた中京大は3年生で主将の山中選手の失策で3失点、来年巻き返しを期待しています。
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■JR東海初戦敗退 2012.11.5
社会人野球日本選手権は2日目、JR東海が登場しましたが新日鐵住金かずさマジックに0対2で敗れ初戦敗退となりました。
この試合16年目のJR東海川野投手と、高卒2年目の新日鐵住金かずさマジック岡本投手(神戸国際大附)の投げ合いでしたが岡本投手が踏ん張りJR東海はリリーフ陣にも抑えられました。
他は、日本生命がJR四国に13対0で大勝、JR東日本は新日鐵住金広畑に6対0で順当勝ちでした。
また、愛知大学野球の入れ替え戦では中京大1年の岡部投手(いなべ総合)が愛産大に6対1で完投勝利し1勝1敗のタイとし、第3戦へと持ち込まれました。尚、名大は愛知東邦大に勝利し2部昇格となりました。
続いて、高校野球全三河決勝は刈谷が岡ア工業に4対3で勝利、5連覇を達成。全三河とはいえ5連覇というのも凄いことですね。
話は変わりますが、愛知高校駅伝の男子で豊川が豊川工に勝ち全国高校駅伝に出場することになりました。
豊川工は過去最高タイムを出しながらも仙台育英から主力が大量に編入された豊川に大差をつけられての残念な結果となりました。渡辺監督もふに落ちないとしながらも、立派に走った選手を褒めていたとのことです。
また、うちの少年野球出身の西山君は山梨学院大付のアンカーで出場し区間新の走りで優勝し昨年に続き全国への切符を手にしました。
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■注目投手 2012.11.4
社会人野球日本選手権が始まりました。
今回から企業統合で東海REXから名前の変わった新日鐵住金東海REXは長峰投手、畠山投手のリレーでしたが、バイタルネットに2対3で敗れ初戦敗退でした。
続く東邦ガスは新日鐵住金鹿島と打ち合いとなりましたが、甲斐投手、水田投手のリレーで11対6で勝利しました。
また、注目のNTT西日本対三菱重工横浜は延長12回タイブレークでNTT西日本が1対0で勝利、安部投手(横浜5位指名)が先発し延長11回を4安打散発、最後はプロでもクローザーを期待されている増田投手(西武1位)が締め完封勝ちでした。
それから、愛知大学野球は入れ替え戦が行われ1部は愛産大が中京大に先勝、湧川投手が1点完投でした。もう1試合勝てば残留です。2部は名大が愛知東邦大に3対2で勝利、注目の名大七原投手は完投でした。
高校野球全三河は岡ア工業が豊田西に勝利、岡崎商は小川投手が打たれ刈谷に7対9で敗れ3位決定戦に回りました。
私はこの日、東海大会に出場した豊川と菰野の練習試合があるとのことで豊川Gまで見に行きました。
1試合は豊川はエースの森口投手、菰野はMAX151キロの浦嶌投手でした。
森口投手はストレート、スライダー共に安定しています。浦嶌投手は少し荒れていましたが、やはりスピードは目に見張るほどでモノが違いますね。コントロールが安定すれば甲子園でも登板し注目を浴びるでしょう。
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■全三河大会 2012.11.3
今日は高校野球全三河大会の準決勝があります。
1試合目は豊田西対岡ア工業、2試合目は刈谷対岡崎商です。
私は岡崎市在住でもあり、うちの中等部OBも岡ア工業と岡崎商には数名所属しているので是非頑張ってもらいたいですね。決勝と3位決定戦は明日行われます。
また、豊田西の山下投手も県大会では2回戦で東邦に敗れましたが、4回まで1失点に抑えるなど、なかなかの左腕の好投手のようです。他に鈴木投手、國清投手もいます。
それから今日は社会人野球日本選手権が開幕、東海REXと東邦ガスが登場します。
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■第38回社会人野球日本選手権 2012.11.2
いよいよ明日3日から第38回社会人野球日本選手権が始まります。
東海地区の対戦を日程順にみると以下となります。
3日 東海REX 対バイタルネット
3日 東邦ガス 対住金鹿島
4日 JR東海 対かずさマジック
6日 西濃運輸 対Honda
6日 三菱重工名古屋 対JR九州
7日 トヨタ自動車 対Honda熊本
また、都市対抗に続き2大大会連覇を目指すJX−ENEOSは、第6日の第1試合で三菱重工広島と対戦します。
トヨタ自動車は、決勝までの道のりは7日、9日、11日、12日、13日と3回戦以降連戦となります。
予想される対戦相手はドラフト指名投手も多く1回戦:山中浩史投手(Honda熊本、ソフトバンク6位)、2回戦:増田達至投手(NTT西日本、西武1位)、安部建輝投手(NTT西日本、横浜5位)など
個人的には1回戦に勝利して増田達至投手を見てみたいとは思いますがNTT西日本は三菱重工横浜との対戦になるので、お互い1回戦に勝たなければいけません。
私は、業務の都合で準決勝は行けませんが、それ以外は応援に行く予定でツアーの予約もしました。ちょうど1日置きとなりますがしっかり応援したいと思います。
話は変わりますが、JABA会員の年会費が5,000円から2,000円に下がりました。本大会なら2試合ネット裏で見れば元を取れます。お得になりましたね。皆さんもどうでしょうか。
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■ドラゴンズジュニア 2012.10.31
中日スポーツにドラゴンズジュニアの練習試合の内容が書かれていました。
背番号1は岐阜県飛騨市の古川西クラブの根尾昴君168センチでやや細身ながらスピードは何と120キロを超えるのだとか。
小学6年生で110キロを出せばかなり速いピッチャーですが、120キロは中学レベルです。試合では21アウト中、最高は19奪三振だそうです。
この根尾昴君、陸上では100mで全国5位、ソフトボール投げは84m、スキーの大回転でも全国大会出場とスーパー小学生です。
投球する写真をみても腕は細くまだまだこれから伸び代はありそう。どんな投手になるか楽しみです。
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■ドラフト指名洩れ 2012.10.30
ドラフトは終了しましたが、以下はドラフト・レポートさんからの主な指名洩れ投手です。※は私の所感
<社会人>
北原 郷大(JXエネオス)
大城 基志(JXエネオス)
柴田 健斗(愛工OB)
大山 暁史(セガサミー)
中元 勇作(伯和ビ)
櫻田 裕太郎(ホンダ)
安井 亮輔(三菱神)
※JXエネオスは屋宜照悟投手が日ハム6位で指名を受けましたが北原投手、大城投手も評判が高かっただけに、もう1人どちらかは指名があると思っていました。
また、東京ガスは山崎投手、石川投手、岩佐投手などドラフト候補がいましたが指名がなく都市対抗と日本選手権の出場を逃した影響でしょうか。
東海地区では水野投手、高木投手の三菱重工名古屋勢とトヨタ自動車の祖父江投手が指名洩れでした。
<大学生>
吉田 友大(青森大)
伊佐地 佑紀(愛大)
角屋 龍太(名城大)
渡部 一也(広経大)
又吉 克樹(環太平)
竹田 隼人(四国学)
萩野 裕輔(東福大)
仲尾次 オスカル(白鴎)
竹内 大助(慶応大)
壹岐 拓馬(大教大)
小坂 昌義(日文理)
※大学生は注目投手は順調に指名がありました。竹内投手は昨年までなら指名間違いないと思いましたが今年に入って成績が伸びず指名洩れです。
<高校生>
二階堂 誠治(女満)
大高 光(日鶴丘)
金井 貴之(都片倉)
黒木 優太(橘学苑)
椎名 潤(橘学苑)
神原 友(東甲府)
田村 勇磨(日文理)
福山 純平(阪柏原)
青山 大紀(智弁学)
福田 真也(此花学)
藤川 将(大手前)
眞砂 敦(生光学)
小野 泰己(折尾愛)
山内 達也(横浜高)
西川 顕人(佐世保)
※青山投手はBIG3に次ぐ投手で昨年夏に見た時には素晴らしく指名間違いなしと思いましたが下位なら社会人というところもあっての指名洩れでしょう。
また、上記には記載されていませんがMAX153キロの福田真也投手(此花学院)も指名洩れ、神原投手も指名があると思いました。
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■県岐阜商が優勝 2012.10.29
高校野球東海大会準決勝は県岐阜商が菰野に9対3で勝利、51年振りに優勝を果たしました。
この試合お互いエースが連投し、菰野の山中投手が序盤でつかまり2回で5失点で試合が決まりました。もう少し球威がほしいと思います。山中投手が最後まで投げたことを考えると浦嶌投手の調整が遅れていたのでしょう。甲子園では登板してほしいです。
一方、県岐阜商藤田投手も完投しこちらは3失点。152球を投げているのでこちらは制球力が課題でしょうか。お互い甲子園で更に進化してほしいと思います。
また、昨日は大学野球の中部王座決定戦が行われ三重中京大と愛学院の試合でした。三重中京大は楽天2位指名の則本投手、愛学院は波多野投手が先発しましたが、お互い無失点も7回雨天コールドで再試合となりました。
ところで昨日は、午前中にある高校野球の試合を見に行きました。うちの中等部の選手もそろそろ進路を決める時期ですが、それぞれ高校でも頑張ってほしいと思います。
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■高校野球東海大会準決勝 2012.10.28
高校野球東海大会準決勝を観戦に浜松まで行きました。
1試合目は、菰野対市岐阜商
菰野は先発山中投手、市岐阜商は越渡投手(写真下)でした。
越渡投手は思ったより身長があり真上から投げ込みます。少しフォームがぎくしゃくしています。スピードは135キロあたりでしょうか。半分以上はスライダーでした。
試合は1回裏、菰野がタイムリーで先制。2回表3塁への悪送球で市岐阜商が同点に追いつきました。このあたり菰野の山中投手も2回戦よりは少しキレがないように思いました。
試合は4回表を終わって、2対2の同点でした。
しかし、4回裏に菰野が連べ打ち一気に8安打放ち、大量8点を奪いました。特に2アウトから7連続ヒットで素晴らしい攻撃でした。2回戦同様に素直なバッティングが目に光りました。打者がヘッドを入れているのは山中投手ぐらいで素直にバットが出ますね。参考になります。
試合は、そのまま10対2の7回コールドで菰野が勝利。甲子園の切符を手にしました。菰野の山中投手は8安打を打たれ自らの暴投もありましたが、ヒットを打たれてから内野ゴロのダブルプレーも2つ取るなど落ち着いた投球でした。
試合終了後には戸田監督のインタビューもありました。
2試合目は、県岐阜商対常葉菊川
注目は県岐阜商の藤田投手でした。
藤田投手は藤田監督の息子で親子で甲子園を目指す試合です。びっくりしたのはフォームが愛工大名電の濱田投手にそっくり、完全に真似ていると思えるぐらい足の上げ方、ゆったりとして少しトルネードして、一気に投げ込みます。体を捻るのでコントロールは少しアバウトですがストレートのボールは140キロ近く出ますね。スライダーも良く左打者をズラリと並べた常葉菊川打線を抑えるように思いました。牽制もアウトにするなど、なかなかの好投手です。山中投手同様に昨年から登板数も多くマウンドで落ち着いています。
一方、常葉菊川の堀田投手は2回戦の東邦戦でも完投しましたが、この日の投球の方が良かったですね。堀田投手はスピードは135キロぐらいでしょうか、少しインステップして投球しますが真上から投げ込むので球筋はいいです。ただ、このタイプは高低にバラツキやすですね。また2回戦では変化球が多いイメージでしたが、この日はストレートがアウトコースに良く決まっていました。
私は、4回まで見て帰り少年野球の練習に行きました。試合は県岐阜商が2対1でサヨナラ勝ち。これで試合内容からも菰野、県岐阜商と残る1つの枠は常葉菊川となるでしょう。
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■ドラフト指名投手 2012.10.27
各球団別にドラフトで指名された投手と私のコメントです。
巨人
1位 菅野 智之(東海大 右)
4位 公文 克彦(大阪ガス 左)
育1位 田原 啓吾(横浜 左)
1年遅れで菅野投手を獲得、公文投手は高知高出身で甲子園では2試合連続で雨天順延後、如水館に勝利も2回戦では常葉橘に打たれた投手です。前評判も良かったので4位で指名できたのは良かったでしょう。田原投手は甲子園にも出場、横浜といえばエースは柳裕也投手で柳裕也投手が投げる時はファーストでしたね。左で将来性を買っての指名です。
中日
1位 福谷 浩司(慶大 右)
2位 濱田 達郎(愛工大名電 左)
6位 井上 公志(シティライト岡山 右)
7位 若松 駿太(祐誠 右)
福谷投手、濱田投手共に愛知県。井上投手も東海地区の岐阜聖徳学園大卒で西武4位指名の高橋朋巳投手(西濃運輸)と同級生。2年前を思い出します。2人共にドラフトされたのは喜ばしいことです。
ヤクルト
1位 石山 泰稚(ヤマハ 右)
2位 小川 泰弘(創価大 右)
3位 田川 賢吾(高知中央 右)
4位 江村 将也(ワイテック 左)
7位 大場 達也(日立製作所 右)
ヤクルトは将来性を考えながらバランス良く指名しましたね。7位の大場投手も粗削りながら152キロ出ます。田川投手も最近スピードアップし伸びてきた投手です。石山投手、小川投手は来年登板があるでしょう。江村投手も力投派、ヤクルトは投手中心のドラフトでしたね。
広島
育1位 辻 空(岐阜城北 右)
1位で森雄大投手、増田達至投手を外し外野手を指名。結局投手は将来性を期待して辻空投手のみ指名で野手に拘った指名になりました。
阪神
1位 藤浪 晋太郎(大阪桐蔭 右)
3位 田面 巧二郎(JFE東日本 右)
5位 金田 和之(大院大 右)
藤浪投手をクジで当たった阪神ですが、田面投手も日産自動車廃部により移籍した投手ですがMAX150キロで力がある投手です。
横浜DeNA
2位 三嶋 一輝(法大 右)
3位 井納 翔一(NTT東日本 右)
5位 安部 建輝(NTT西日本 右右)
育1位 今井 金太(広島国際学院 右)
三嶋投手はこの秋で1位候補に挙がった投手です。MAX155キロで、とにかく球が速く即戦力。チーム事情からも井納投手27歳MAX148キロ、安部投手26歳MAX147キロも右本格派の即戦力を指名しました。
日本ハム
1位 大谷 翔平(花巻東 右 )
3位 鍵谷 陽平(中大 右)
5位 新垣 勇人(東芝 右)
6位 屋宜 照悟(JX-ENEOS 右)
7位 河野 秀数(新日鐵住金広畑 右)
大谷投手は別として、プロ1本に絞った鍵谷投手はMAX152キロ、新垣投手、屋宜投手共に右本格派で150キロ近いストレートが投げられる投手です。日本ハムは投手中心で指名しました。
西武
1位 増田 達至(NTT西日本 右)
2位 相内 誠(千葉国際 右)
4位 高橋 朋巳(西濃運輸 左)
5位 佐藤 勇(光南 左)
増田投手は球が速く高めで勝負する投手、荒々しいのも魅力でこの投手は素晴らしい投手です。相内投手は房総のダルビッシュといわれた細身の投手。高橋投手も活躍出来るでしょう。
ソフトバンク
1位 東浜 巨(亜大 右)
2位 伊藤 祐介(東北学院大 左)
5位 笠原 大芽(福岡工大城東 左)
6位 山中 浩史(ホンダ熊本 右)
育3位 飯田 優也(東農大北海道オホーツク 左)
東浜投手をクジで当てたソフトバンクですが、他にも4人の投手を指名。左の伊藤投手、笠原投手、飯田投手、右アンダーの山中投手とタイプの違う投手を指名。笠原投手は騒がれもう少し上の順位の可能性もありましたが、少しフォームが変則で時間が掛かりそうです。
楽天
1位 森 雄大(東福岡 左)
2位 則本 昂大(三重中京大 右)
3位 大塚 尚仁(九州学院 左)
6位 柿沢 貴裕(神村学園 右)
育1位 宮川 将(大体大 右)
森投手は甲子園の経験はないものの将来性豊かな左腕投手。大塚投手、柿沢投手は甲子園出場。則本投手は東海地区bP投手。社会人の指名はなく高校、大学の投手指名で少し時間を掛けて育成していく方針ですね。
ロッテ
1位 松永 昂大(大阪ガス 左)
2位 川満 寛弥(九州共立大 左)
松永投手は社会人bP左腕、2位の川満投手も同じ左腕で、この投手はバランスが素晴らしい投手です。指名は左2人で全体でも4人の指名ですが4人共にいい選手を指名した印象です。
オリックス
1位 松葉 貴大(大体大 左)
2位 佐藤 峻一(道都大 右)
5位 森本 将太(福井 右)
6位 戸田 亮(JR東日本 右)
クジ運の悪いオリックスですが松葉投手、佐藤投手共に将来性のある投手を1、2位で指名。佐藤投手は高校、大学共に北海道ですが、これは初の指名のようです。戸田投手は6位指名ですが即戦力で期待出来る投手です。
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■ドラフト結果 2012.10.26
2012年のドラフトが終わりました。
今年のドラフトで驚きは指名が80名(本指名70名、育成10名)と少なかったこと。過去を調べてみると2011年が98名(本指名72名、育成26名)、2010年が97名(本指名68名、育成29名)と100名近い指名があっただけに、特に育成枠がでの指名が減ったのが今年の特徴でしょうか。私も今年は特に高校生が不作の年と思っていましたので、やはり高校生の指名も少なかったですね。
そこで、今年見た選手や気になる選手など指名された選手の私の所感です。
中日1位:福谷 浩司(投)慶応大
今年春にケガで出遅れましたがMAX155キロとスピードがあり、どちらかというとリリーフタイプ。愛知の横須賀出身なので中日指名は良かったでしょう。
ロッテ1位:松永 昂大(投)大阪ガス
実家が私の母校のすぐ近く、左本格派で大阪ガス入社から応援していました。活動休止中なのでほっとしています。昨年の松本投手に続き実家の近くから続けて1位を輩出。
ヤクルト1位:石山 泰稚(投)ヤマハ
都市対抗予選では4試合に先発し全て勝利投手。6月30日の壮行試合で見ましたが、手足の長いオーソドックスな投手です。MAXが146キロなので1位指名は意外でした。
中日2位:濱田 達郎(投)愛工大名電
今まで何度も見た投手。昨年秋の状態なら1位は間違いなかったでしょう。評価が下がった分中日は2位で指名出来ました。素材はいいので鍛え直して活躍してほしいです。
楽天2位:則本 昂大(投)三重中京大
今年の東海地区の大学ではbP投手。MAX154キロの右本格派で大学選手権で20奪三振の記録を作る。早くから日本生命への入社が内定していたものの直前で変更。
ヤクルト2位:小川 泰弘(投)創価大
成章で21世紀枠で甲子園で投げていた時はプロに入るとは思いませんでしたが、何度か日本選手権をテレビで見ましたが素晴らしい投手に育ちました。フォームに注目。
巨人3位:辻 東倫(内)菰野
3月の練習試合で見ましたが左打者で大型内野手です。阪神が4位あたりでと思っていましたが3位と高評価。菰野は市川、西、関に続きこの10年で4人目のプロを輩出。
横浜3位:井納 翔一(投)NTT東日本
7月21日に東京ドームで見ましたが右スリークォーター投手。資質光るが実績少ない投手もこの試合で一躍注目投手になり。年齢的に最後のチャンスを生かしました。
西武4位:高橋 朋己(投)西濃運輸
5月26日に都市対抗予選で見ました。がっちりとした左投手で大学時代から注目。セットポジションでも常時140キロは出る速球派です。もっと上の順位と思いましたが。
阪神4位:小豆畑 眞也(捕)西濃運輸
今年2年目の西濃運輸の強肩正捕手。セカンドへの送球が安定して素早く投げます。守備力は安定しているので課題は打撃でしょう。
日本ハム6位:屋宜 照悟(投)JX−ENEOS
昨年8月15日にオープン戦で見た投手です。国士舘大から入社1年目でしたがMAX148キロでスライダー、フォークを投げ安定した投球が出来る投手です。
ソフトバンク6位:山中 浩史(投)Honda熊本
2年ほど前でしょうかアンダースロー枠で日本代表に選ばれた投手です。年齢的に27歳で指名とはびっくりしました。11月7日には京セラドームで見ることになります。
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■いよいよドラフト 2012.10.25
今日はいよいよドラフトの日となりました。
中日スポーツでは、東浜巨投手(亜大)が4球団競合、藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)が3球団競合の予想でした。
また、ロッテが松永昂大投手(大阪ガス)を1位予想にしていますが、松永昂大投手は私の母校のすぐ近くで、指名されれば香川県から昨年の松本竜也投手(英明−巨人)に続き2年連続でドラフト1位指名となります。
それから、私が今年見た投手の中では、石山泰稚投手(ヤマハ)も外れ1位候補となっています。東京ドームでトヨタ自動車戦に先発した井納翔一投手(NTT東日本)ら数名の指名はあるでしょう。
今日のドラフトはスカイ・A sportsで放映されますが、コメンテーターの小関順二さんのコメントも楽しみにしています。
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■グランド・スラム 40 2012.10.23
社会人野球の総合情報誌「グランド・スラム」40号が昨日発売になりました。
ちょうど昨日は会社の休みを取っていたので予約をしていたグランド・スラムを買いました。
今回の内容は、「第83回都市対抗野球大会グラフ」「グランド・スラム40号記念激闘の記憶1993〜2012」「MVPs2012」「第83回社会人野球日本選手権大会完全ガイド」などです。
「第83回都市対抗野球大会グラフ」では決勝で対決した大久保秀昭監督(JX−ENEOS)と堀井哲也監督(JR東日本)との対談、決勝で21年振りだった三上智哉也投手(JX−ENEOS)と吉田一将(JR東日本)のルーキー対決の対談など。
「グランド・スラム40号記念激闘の記憶1993〜2012」では時代を築いた選手の紹介で、投手でいうと杉浦正則投手(日本生命)、愛敬尚史投手(松下電器)、杉内俊哉投手(三菱重工長崎)、野間口貴彦投手(シダックス)、能見篤史投手(大阪ガス)、磯村秀人投手(東芝)、濱野雅慎投手(JR九州)、斉藤貴志投手(JR東日本)、大城基志投手(JX−ENEOS)が紹介されています。
「MVPs2012」ではJABA大会でMVPを受賞した選手の内容で、投手では東京スポニチMVP三橋尚文投手(JFE東日本)、北海道大会MVP金卓史投手(JFE東日本)、岡山大会MVP岩澤正登投手(JFE西日本)、静岡大会MVP上杉芳貴投手(トヨタ自動車)、東北大会MVP石田祐介投手(住友金属鹿島)が紹介されていました。
「第83回社会人野球日本選手権大会完全ガイド」は、11月3日から始まる日本選手権の見どころとチーム別の紹介です。
過去の選手や今が旬の選手まで盛り沢山で社会人野球ファンにとっては欠かせない一冊ですね。
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■東邦、愛知啓成共に敗退 2012.10.22
高校野球秋季東海大会の2回戦を観戦に浜松球場に行きました。
この日、県大会で1位校が勝てばかなり甲子園は近くなる試合でした。
1試合目、東邦対常葉菊川
1回表、東邦は1アウトから小川選手が右中間にスリーベースを放ち、松井選手がボテボテのサードゴロ、サードランナーの小川選手はスタートが遅れ、中途半端な走塁で本塁アウト、チャンスはなくなったと思ったものの、続く4番三倉選手の打球が風に流されレフト前に落ちるタイムリーヒットで1点を先制。
東邦、先発石田投手は力はあるものの県大会同様に立ち上がり制球が悪く味方のミスも多く2回表にライト前ヒットをライトが後逸、サードゴロを高い球ではあったもののファーストが落球と守備が乱れ、ヒットも打たれ3点を奪われ逆転されました。
追う東邦は、3回裏に関根選手がライトにホームランを放ち1点差、6回裏にはノーアウト1、2塁から送りバントを相手投手がサードに暴投を投げ同点、更にノーアウト2、3塁で一気に東邦のペース。しかし、後続に自由に打たせたものの得点ならず。勝ち越ししたいだけに何らかの策があっても良かった場面でした。
その直後の7回表に四球などでランナーを出しタイムリーを打たれ再び3点を奪われ、7回裏に1点を返したものの東邦は4対6で負け敗退しました。
この試合、石田投手の制球力が課題でしたが解消されなていませんでした。力投派なので投球数も多くなり7回にはやや球威も落ちたようでした。リリーフに出てきた高松投手、三倉投手は予選よりいい投球でした。打撃は三倉選手が4安打などチャンスは作るものの5番高木選手にヒットがなく、いい所で1本出ていれば東邦が一気に大量得点も奪えた試合だけに残念な結果でした。守備も乱れた東邦は夏に向け立て直しが必要ですね。
2試合目、菰野対飛龍
注目は菰野の山中投手でした。海星中学時代は全国中学校軟式野球大会で準優勝。海星高校に行かずに菰野に進んだ投手です。早くから騒がれていたのでどのようなピッチングをするか楽しみでした。先月、戸田監督とお話した時にも調子がいいとのことでしたが、その通りのピッチングでした。
この試合はバックネット裏の正面で見ていましたが、左のスリークォーター投手。ストレートはMAX130キロ中盤あたりでしょうか。8分ぐらいでコントロール重視で投げます。ほとんどがキャッチャーの構えるあたりに来ます。変化球はスライダーが良く追い込むまでは右打者には外角にストライクを取り、追い込んでからはインコース低目に誘ってきます。外角のストレート、スライダーで追い込みインコースのスライダーで3球三振がかなり多くありました。
身長は167センチとかなり小柄ですが、下半身が太くしっかりとしています。特にリリースポイントが安定してやや腕の振りがシャープ、マウンド度胸も良く、社会人のベテラン投手が投げているようでした。甲子園に行っても勝てる投手になれるでしょう。後はストレートに磨きをかけるだけですね。
試合は、7対0のコールドで菰野が勝利しました。菰野は潜在能力の高い選手が多く、内野手も正面でゴロを捌くなど守備も基本に忠実、打撃も構えた時に力を抜き確実に芯に当ててきます。大振りが少なく右打者は図ったように三遊間を鋭い打球で抜いてきます。守備が乱れフライアウトの多い東邦の試合の後だけに、良さが目立った試合でした。私自信、選手の姿を見ていても戸田監督の統制力を鑑みる試合でした。
また、吉冨選手はユニークでした。あの体型でネクストで腕立て伏せをやっていましたが、1打席目センターバックスクリーン近くまで飛びました。浦嶌投手の登板はありませんでしたが、もし決勝まで行けば登板があるでしょう。
それから、もう2試合は市岐阜商は連投の越渡投手が延長12回を投げ抜き静岡に4対3で勝利、スタミナも凄いです。県岐阜商は藤田投手が2安打8奪三振で愛知啓成に8対0の7回コールド勝ち。
これで、ベスト4が出揃い準決勝は市岐阜商対菰野、県岐阜商対常葉菊川となりました。3つの枠を考えると準決勝で勝てば確定。負けた場合の内容、県予選からの結果などを考えると菰野は準決勝で敗れても当確のような気がします。一方、愛知は3校全てが敗退し姿を消す残念な結果となりました。
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■愛知啓成が勝利 2012.10.21
高校野球秋季東海大会の1回戦が始まりました。
まず、豊川は飛龍に3対1でリードしながらも8回にエラーもあり森口投手も打たれ4対5で逆転負け。完全に豊川ペースのようでしたが残念な結果となりました。
続いて愛知啓成はいなべ総合に1対3とリードされながらも、好投手の岡投手から3回裏に3点を奪い4対3で逆転勝ち。2回途中からリリーフした宮津投手が無失点に抑え好投が光りました。愛知啓成は今日の2回戦は県岐阜商と対戦。主戦格の佐藤投手を使わずに勝利しただけに、強豪相手に接戦に持ち込みたいところです。
他の試合は、常葉菊川が大垣日大に6対5で勝利、市岐阜商は津商相手に越渡投手が3安打11奪三振の力投で4対0で完封勝ちしています。越渡投手は豊川の森口投手と同じタイプ、右本格派で171センチと小柄ながらも、夏も2回戦の可児戦で先発し7連続三振を奪い、秋も決勝で県岐阜商に1点差で敗れたものの完投し好投手ですね。
今日の2回戦は、東邦が常葉菊川と、愛知啓成は県岐阜商と対戦します。今日は浜松球場で観戦したいと思います。
ところで、昨日は中等部のある大会の3回戦の試合がありました。結果は0対1で負けました。チャンスは何度かありましたが相手投手のスピードボールでチャンスの全てに三振を奪われ相手投手が頑張った試合でした。
夕方は、次の大会の抽選会でした。強い相手が多くいるゾーンに入ることが出来ました。3年生のこの時期、引退しているチームも多い中で試合が出来る喜びを感じて、うちの選手も高校に向けて更にレベルアップしてほしいですね。
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■高校野球東海大会 2012.10.20
高校野球秋季東海大会がいよいよ今日から始まります。
今日の中日スポーツには大垣日大の和久田投手が紹介されていましたが、先輩の葛西投手似の184センチ左サイドハンドとか。大垣日大は常葉菊川と対戦し勝者が明日東邦と対戦します。
また、豊川は飛龍、愛知啓成はいなべ総合とそれぞれ対戦します。愛知が勝ち残れるか注目です。
ところで、他の地区では東北地区が9日に決勝が行われ仙台育英が聖光学院に8対4で勝利。両校はセンバツ確定となりましたが、東北は特別枠で東日本大震災の復興支援を目的とする「東北絆枠」がもう1つある為、準決勝で敗れた盛岡大附か酒田南となりますが、盛岡大附は1点差、酒田南は9点差で負けているので、盛岡大附が有力とは思います。
東海地区も3枠となり準決勝まで行けば可能性があるだけに明日の2回戦は甲子園に向けた試合となりますね。
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■ドラフト 2012.10.18
ドラフトまで残り1週間となりました。
そろそろドラフト指名選手が絞られていますが、投手の上位候補は以下のようです。
<高校>
藤浪晋太郎(大阪桐蔭)、大谷翔平(花巻東)、森雄大(東福岡)、濱田達郎(愛工大名電)、笠原大芽(福岡工大城東)、青山大紀(智弁学園)
<大学>
東浜巨(亜大)、菅野智之(東海大)、福谷 浩司(慶大)、三嶋一輝(法大)、則本昴大(三重中京大)、川満寛弥(九州共立大)、松葉貴大(大阪体育大)
<社会人>
増田達至(NTT西日本)、公文克彦(大阪ガス)、松永昂大(大阪ガス)
上記の投手は、2位以内で指名される投手が多いと思います。
但し、ケガや違和感のあった東浜巨、福谷浩司、濱田達郎をどう評価するか、メジャー行きを希望している大谷翔平の指名はあるか、9月から活動休止中の大阪ガスの公文克彦、松永昂大の指名はあるかなど注目です。
昨日の中日スポーツでは東浜巨が4球団競合かと書かれていましたが、藤浪晋太郎も競合がありそうです。
また、東海地区は他に水野鉄男(三菱重工名古屋)、高木勇人(三菱重工名古屋)、小川泰弘(創価大)などがリストアップ。個人的にも水野投手が指名されてほしいと思います。トヨタ自動車からは祖父江投手が可能性を残してはいますがどうなるでしょうか。
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■プロ志望届け 2012.10.16
日曜日はナイターで中等部の練習がありました。テスト週間の中学も多く人数は15名程度の練習となりましたが、1年生も十分に練習が出来て良かったと思います。ナイター練習もめっきり涼しくなって秋を感じさせる時期となりました。
ところで、先日ドラフトの志望届けの締め切りが終了しました。今年は総勢180名、投手は大学が33名、高校が49名の82名でした。これは昨年の80名(大学38名、高校42名)とほぼ同数。
但し、大学が5名減り高校が7名増。昨年、高校生の本格派右腕が豊富にいた年で高校生でプロ入りしたのは18名もいました。しかし、今年は、そのクラスはそれほどでもないのに志望届けが増える現象となりました。
これは、独立リーグに行く投手も増えているからではないでしょうか。おそらく指名があるのは10名程度、高校からの進路も人生を決めるだけに、上を目指しての選択肢だと思います。洩れた場合にクラブチームに行く選手も増えて少し受け皿も変ってきましたね。
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■日本選手権に向けて 2012.10.14
金曜日の午後から土曜日の朝まで1日研修があり、その後隣のトヨタスポーツセンター室内場でトヨタ自動車の練習を見学しました。
日本選手権まで残り1ヶ月を切り、都市対抗からケガ治療に専念し指名除外選手(プロテクト)となった上杉投手もケガが治りピッチングも開始、金曜日に100球を投げ、この日も60球を投げました。私も間瀬監督と一緒に後ろで見ていましたが、ケガで何ヶ月も投げていなかったとは思えないほどの球を投げていました。
特にコントロールは相変わらず良く、キャッチャーミットがほぼ動かないほどの球が連続して投げられます。加えてスピードもまずまず、変化球の制球も良くスライダー、カット、フォークを上手く操りますね。今年ケガがなければプロ指名は間違いなかった素材だけに、来年は万全な体調でプロに行ってもらいたいと思います。
トヨタ自動車は今日から関西遠征、上杉投手の登板もあると思います。他の選手もいい動きをしていたので、少しづつ調子を上げて、来月9日の1回戦のホンダ熊本戦に照準を合わせてもらいたいですね。
ところでホンダ熊本のエースは山中浩史投手、右のアンダーハンドでアンダー枠で全日本にも選ばれた投手です。高めに浮きあがる球に威力があり、その球に手を出さずに真ん中から低目を狙いたいのではないでしょうか。今年、左打者の調子もいいので打ち崩して快勝してほしいと思います。
また、昨日は中等部の試合もなく帰宅後、少年野球の練習に行きました。何人かの投手に指導しましたが、上杉投手を見た後だったので、そこからの気づきも少し入れました。フォームの安定がいい球を投げられることに繋がるので根気よく練習してほしいですね。
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■退団 2012.10.11
私の高校時代のチームメイトでもある白井一幸氏が横浜DeNAベイスターズを退団することとなりました。
昨日同じチームメイトであった友人からのメールから退団を知りました。昨日の夕方に球団から通知されたようです。
元々、横浜DeNAベイスターズでは2年契約の最終年であっただけに退団は契約通りだったということになります。加えて昨年2軍監督で、今年は中畑監督の強い希望があり1軍の内野守備走塁コーチとなりましたが、本人のブログでも周りとの温度差も感じていましたとのコメントもあるように指導方法が少し周りと違っていたかもしれません。
日ハムでのヒルマン時代に2006年に日本一になった時のヘッドコーチでもあり、日ハムへの復帰が希望。それも我々としては監督としての復帰を期待していますが、日ハムは栗山監督が就任してのパリーグ制覇だけにタイミング的には難しく、オファーがある間が花。来年もどこかでユニフォームを着てほしいと願います。
ところで、奇しくも昨日は私の銀婚式。このところ中等部の練習や試合、会社でも仕事や自主活動で多忙、休日も野球の合間に会社に行ったりと銀婚式など全く忘れていましたが、昨日は近くで妻と外食中に退団のメールがありました。彼とはシーズン中に何度か電話で話をしましたが、去就については決まるのを待ちたいと思います。
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■高校野球東海地区組み合わせ 2012.10.10
高校野球の秋季東海地区組み合わせが決まりました。
日程は1回戦20日(土)、2回戦21日(日)、準決勝27日(土)、決勝28日(日)で準決勝からは浜松球場です。
静岡は津商と市岐阜商の勝者と対戦 (庵原球場)
菰野は飛龍と豊川の勝者と対戦 (浜松球場)
県岐阜商は愛知啓成といなべ総合の勝者と対戦 (庵原球場)
東邦は大垣日大と常葉菊川の勝者と対戦 (浜松球場)
これで、豊川は飛龍に勝てば菰野と対戦しますが森口投手と他の投手との継投もカギでしょう。菰野の山中投手はピッチングが上手くなかなか崩せそうにもなく、投手戦に持ち込みたいところ。
愛知啓成はいなべ総合に勝てば県岐阜商と対戦。いなべ総合も評価が高く1回戦を突破してもらいたいですね。
東邦は大垣日大と常葉菊川の勝者と対戦。2回戦に勝ってお互い順当なら県岐阜商ということになりますが、県岐阜商、藤田投手のスライダーを打てるかどうか。甲子園が掛かる準決勝だけに見所となりそうです。
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■ドラゴンズジュニア 2012.10.9
今日の中日スポーツにドラゴンズジュニアの結団式の記事がありました。
メンバーは18名で、愛知以外では岐阜2名、三重2名、静岡2名、福井1名で女子は2名います。
所属チームをみると残念ながら西三河の選手はいないようです。毎年1名ぐらいは選出されるよう頑張ってもらいたいとは思います。
今年の12球団ジュニアトーナメントは、12月26日から3日間札幌ドームで行われ、今年から新宅さんから交代し音重鎮氏が監督として指揮を執られます。
また、先月クラブチーム選手権の試合後にお話してメールを頂いた、REX名古屋BBCの代表である伊藤直樹さんもコーチとして指導されます。
ドラゴンズジュニアが優勝したのは、青島投手(東海大相模)や田中投手(関西)がいた2008年でした。4年振りの優勝を目指して頑張ってほしいですね。
この時のショートは南谷勇輝選手、青島投手と共に東海大相模に行って内野手として頑張っていますが、柔らかいバッティングが魅力でしたね。南谷選手のお父さんからも先日メールを頂きました。
少年野球の選手が高校まで頑張ってくれるのは指導者として有難いものです。私も何とか高校で活躍出来るように教えていきたいと思います。
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■愛知県高校野球秋季大会決勝 2012.10.8
愛知県高校野球秋季大会の3位決定戦と決勝が行われました。
私は、昨日に続き中等部の試合があり、昼過ぎまでだった為、試合には行きませんでした。
このところ中等部の3年生は試合が毎週入ってきますが、どの試合も接戦で土曜日は1対0で何とか勝利、打撃は上向きながらも試合ではヒットが少なく昨日も4回まで無得点、5回にようやくホームランなどで得点、6回にも追加点を挙げ、7対0で勝利しました。また、昨日のナイター練習でも調子は良く投手力が安定しているので3回戦以上は厳しい戦いになりますが、楽しみにしています。
ところで、高校野球の3位決定戦は打撃戦となり愛知啓成が名古屋国際に11対7で勝利、東海大会の出場が決まりました。
続く決勝は、私の予想通りになってしまいました。豊川の森口投手連投では強力東邦打線が火を噴くような予感がしていただけに、左の柴田投手先発ならばと思いましたが、結果は東邦が11安打で9対0で勝利、4年振りの優勝となりました。
豊川の森監督は投手出身だけに今まで投手が連投するケースは珍しく、私も同感ですが最後の決勝だけに、森口投手に勝負させたかったのでしょう。森口投手に次ぐ投手も育ってほしいですね。
これで、最終順位が決まり東邦が甲子園への道が近くなったように思いますが、今週東海大会の組み合わせが決まりますが、1位校をみると菰野の山中投手、静岡の鈴木投手、県岐阜商の藤田投手の全て左投手だけに、どう攻略するかが課題ですね。甲子園まであと2勝、頑張ってほしいですね。
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■愛知県高校野球秋季大会準決勝 2012.10.7
昨日は愛知県高校野球秋季大会の準決勝が行われました。
私は、朝8時半から中等部の試合があり、帰宅後小牧球場に行きました。到着したのは12時過ぎ、ちょうど豊川対愛知啓成の試合が終了した時点でした。
試合は3対0で豊川が勝利、森口投手が完封したとのこと、球場の外では豊川の関係者が多く盛り上がっていましたね。少し今井コーチに挨拶して球場に入ろうとした時に、懐かしい方にお会いしました。その方はNTT北陸で活躍した下野博樹さん。風貌も変わっていたのでびっくりしましたが、現在は福井工大の野球部監督をしているようで全く私も知りませんでした。
下野さんとは東海北陸の選抜メンバーで共に台湾に行った方で、ホンダ鈴鹿で2週間合同練習の時も同じホテルで投手の上原さんと共に毎日食事をしていた方。もう28年も前になってしまいましたが、下野さんも懐かしかったのか抱きついてくれました。私も嬉しかったですね。豊川の選手も福井工大に行っているので応援に来たのでしょう。
その後、球場に入り東邦対名古屋国際の試合を観戦しました。
名古屋国際は左の寺澤投手が先発でした。
試合は、初回2アウトランナー1塁から三倉選手が左中間にヒット。1、3塁となりましたが得点ならず。
東邦はエースの石田健人マルク投手が先発。石田投手は初回ヒット、四球、送りバントで1アウト2、3塁となった後に4番原選手にライト前タイムリー、少しライトがもたつき2人生還し名古屋国際が2点を先制しました。
石田投手は、何度か見ていますがこの日はかなり打たれました。また制球も定まらなくスライダー、ストレート共に外角に外れる球が多く苦しい投球でした。ただ、名古屋国際の打撃が良く1番光部選手の打撃が光り中軸の打者も体ががっちりとしていて、しっかりとしたライナー性の打球を飛ばします。
試合は3回にも名古屋国際が1点を追加。試合は名古屋国際のペースで進みました。
一方、東邦はチャンスが何度かありましたが攻撃がチグハグ。加えて1番から5番まで左打者で並んでいるので、なかなか捉まえることが出来ませんでした。
6回表、得点のほしい東邦は先頭の三倉選手がライトへ場外ホームラン。
しかし、その裏に石田投手はタイムリーヒットを打たれ4対1。ストレートには力がありますすが、球離れが早くタイミングが合わせやすいフォームのように思います。
試合は、名古屋国際が4対1でリードの7回、東邦は2アウト3塁から2番小川選手がセンター前タイムリーヒットを放ち4対2。続く松井選手がライトオーバーのホームラン、一気に同点に追いつきました。
ここで投手が右の松尾投手にスイッチ。すかさず、三倉選手がライト前ヒットを打ちましたが後続が凡退。
東邦は、7回から高松投手が登板。
試合はこれで東邦のペースかと思いきや、8回裏に高松投手がレフト前ヒットを打たれ名古屋国際が勝ち越し5対4。試合はこれで名古屋国際の勝利と思いました。
東邦、最後の攻撃。先頭の1番関根選手が初球を叩き右中間にスリーベースヒット。続く小川選手がライナーでライトオーバーのホームラン。尚も3番松井選手が右中間にホームラン。松井選手は2打席連続。
試合は9回裏も、あまり球威のない高松投手から1アウト1、2塁としましたが何とか踏ん張り東邦が7対5で勝利、東海大会へ進みました。
この試合、戦前の予想では東邦が有利と思いましたが、名古屋国際の打撃が良く中盤まで完全に名古屋国際ペース。ただ終盤は1番関根選手、2番小川選手、3番松井選手、4番三倉選手と並ぶ打線は強力。ここまで全て7得点以上で投手がある程度抑えれば勝てる試合が続いています。
特に2打席連続の松井選手はいい選手ですね。体は大きくありませんが打球が飛びます。通算のホームランも30本を越えているとのこと、プロも注目なのではないでしょうか。三倉選手も2試合連続ホームランを含む3安打でした。
今日の決勝は、豊川対東邦。私も注目していた両校だけに決勝も注目です。豊川は森口投手が連投となり、東邦の左打者が強力だけに、まだ投げていない左投手を上手く起用して失点を抑えたいですね。私は今日も中等部の試合が昼にある為、試合は見れませんが、どんな試合になるか楽しみです。
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■県岐阜商が優勝 2012.10.5
岐阜県高校野球秋季大会は県岐阜商対市岐阜商の決勝と大垣日大対帝京大可児の3位決定戦が行われました。
まず、決勝は県岐阜商が市岐阜商に延長で4対3で勝利しました。昨年秋は市岐阜商が県岐阜商に1対0で勝利し秋田投手が完封したことを思い出します。
続いて大垣日大対帝京大可児の3位決定戦は6対4で大垣日大が勝利、東海大会の切符を手にしました。
岐阜県は昨年も愛知県よりも早く終了しており、今年も同様だけに今週末には岐阜県の代表3校の関係者は小牧球場に集まりますね。
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■大阪桐蔭が3冠 2012.10.4
ぎふ清流国体は準決勝で大阪桐蔭対桐光学園の試合が行われ大阪桐蔭が13対0の大差で勝利、決勝が行われない為優勝し、3冠を達成しました。
注目の桐光学園の松井投手は疲れもあり制球が定まらず4イニング6失点で、レベルの違いも感じたとのことでした。
また、軟式野球はニッセイが優勝、こちらは2連覇達成で昨年に続き林投手の力投が目立ちました。
それから、今日の中日スポーツにトヨタ自動車の上杉投手が指名除外選手(プロテクト)になっていたとの報道がありました。春先は絶好調で阪神などが外れ1位の候補にしていただけに残念ですが、個人的にはようやくランニングもしており焦らず怪我を治してプロを目指してほしいです。
同様に今年甲子園に出場した松阪の竹内投手もプロ志望届を出さず早大に進学するようです。
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■三重県高等野球秋季大会 2012.10.3
三重県高等野球秋季大会は決勝、3位決定戦が行われました。
まず、決勝の菰野対いなべ総合は予想通り山中投手と岡投手の投げ合いで3対2の僅差で菰野が勝利、秋季大会としては初優勝しました。
この菰野の戸田監督とは、9月の上旬に高校を訪ねお会いしました。3月以来2度目となりますが、菰野の監督として26年目となり年齢は私より一つ下の50歳。寮は高校から8キロ離れた所で、選手と一緒に生活して寮の横には練習場もあり充実した野球生活を送っています。
私は投手育成で定評のある戸田監督がどのように投手を育てているかも興味のあるところでした。毎年、有望な投手も多く行くと思いますが、まず無理をさせないようです。練習試合では投手は3イニング程度、連投も少なく肩や肘など故障したことがないとのこと。私も投手の投げ過ぎには気を使いますが徹底していますね。投手経験のない戸田監督ですが、一つ一つの言葉に重みがありました。
また、3位決定戦は津商が久居に10対2で勝利し東海大会への出場が決まりました。
それから、愛知大学野球秋季リーグ戦は中部大が愛産大に勝利し勝ち点を2としました。田村投手は好リリーフだったようです。この田村投手は中国地区のある社会人に進む可能性もあり頑張ってほしいですね。
最後に、社会人野球日本選手権の組み合わせが決まりました。トヨタ自動車の1回戦は11月7日の水曜日にホンダ熊本との対戦となりました。ちなみに準決勝が月曜日、決勝が火曜日のナイターということで例年日曜日が決勝でしたが今年は違っていますね。
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■3度目の正直ならず 2012.10.2
ぎふ清流国体の高校野球は2回戦、注目の大阪桐蔭対光星学院の試合があり、私は仕事の都合で試合には行けませんでしたが、試合を見に行った知人から連絡がありました。
試合は4対2でセンバツ、選手権に続き4対2で大阪桐蔭が光星学院を下しました。
知人からの情報では、藤波投手はとにかく見た目に大きく、投手から捕手までの距離が近く感じるとのことでした。197センチ、両手を広げると2mあり、メジャーの投手でも大きい部類に入るほどの体に恵まれ、球持ちも良いことから打者も見た目に圧倒されるのではないでしょうか。
また、大阪桐蔭の打者の太ももの太さは別格のようですね。強力打線の原動力でしょうか。
愛知の高校野球も以前の中京大中京のよな強力打線を作ってほしいですね。今年近いのは東邦でしょうか。頑張ってもらいたいと思います。
ところで昨日は、三重県の高校野球秋季大会準決勝があり、いなべ総合が津商に5対0、菰野が久居に12対2のコールドで勝利し東海大会に出場が決まりました。
いなべ総合の岡投手は7四球ながら完封、菰野の山中投手も安定感は抜群ですね。浦嶌投手も良くなってきているようで東海大会が楽しみです。
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■台風 2012.10.1
昨日は台風で朝から愛知県高校野球秋季大会が順延となりました。
土曜日の試合では注目の中京大中京対豊川は豊川が勝利。東邦は順当勝ち。松井選手、三倉選手ら3人にホームランが出ましたが狭い熱田球場ながら全て場外ホームランのようで、やはり打線は一番強力ではないでしょうか。
これで準決勝は6日の土曜日に豊川対愛知啓成、名古屋国際対東邦となりました。
また、昨日は社会人野球の愛知県連盟杯は行われるということで、瀬戸にあるJR東海グラウンドに行きました。
試合はトヨタ自動車対JR東海でした。
トヨタ自動車は若手中心のオーダー、投手は川尻投手、竹澤投手、宇野投手、久保地投手が登板しました。
JR東海は山内投手が完投し、試合は4対3でJR東海が勝利しました。
トヨタ自動車は今週も中日ドラゴンズ2軍との交流戦があり、上手く調整してほしいですね。
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■クラブチーム選手権準優勝 2012.9.30
昨日、愛知県中等部軟式野球クラブチーム選手権の準決勝、決勝が行われ、うちの中等部が準優勝しました。
今月初めから西三河予選が開始、西三河で勝ち上がり、県大会の前に先行して東海大会が行われ、県大会は2回戦からの出場で2回戦で2対1でレークス名古屋BBCさんに勝利し、昨日の準決勝は1対0でサンリッツさんに勝利、決勝は1対2で東山クラブさんに負けましたが準優勝となりました。
このクラブチーム選手権、西三河予選から振り返ってみると、中学の野球部での活動が終了した直後からチームとしての試合をスタート、試合毎にチームがまとまってきたように思います。計7試合で得点8、失点4でもう少し打ちたかったとは思いますが、県大会以上は相手の投手が素晴らしく、130キロ超える球を投げる投手が多く、この時期やはりどの試合も投手戦でした。
そんな中、うちの投手もよく頑張りました。主戦の投手は5試合で1失点と安定しスピードも出てきたように思います。2番手の投手も予選と県大会の決勝で2試合投げましたが肩痛も治り本来の投球をしてくれました。
中学の試合も残すところ2大会、もうひと踏ん張りしてほしいと思います。またこれからは高校に向けての活動となります。それを意識して指導していきます。
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■日本選手権 2012.9.29
今日は高校野球愛知県秋季大会の準々決勝があります。
準々決勝で勝てば東海大会への道が大きく広がるので結果が注目です。
今日は中等部の試合があり見に行けません。日曜日は雨模様なので、また日程が変わりそうです。
ところで、社会人野球日本選手権は近畿の最後の1枠にニチダイが決まりました。大会は11月3日(土)から始まり、10月2日に抽選があります。
日本選手権には是非観戦に行きたいと思います。
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■プロ志望届け 2012.9.26
愛知大学野球リーグ戦で、中部大が名城大から勝利、ようやく勝ち点をあげました。
この試合で田村投手が完投し2勝目。田村投手は土庄卒の同じ香川県出身でもあり進路も気になるところです。
ところで昨日、スポーツ報知に「法大・通算94安打の多木、プロ志望届出さずトヨタへ」との報道がありました。全文は以下の通り。
現役最多のリーグ通算94安打を記録している法大の多木(たき)裕史内野手(4年)が、プロ志望届を提出せずに社会人のトヨタ自動車入りすることが24日、分かった。
六大学NO1の安打製造機が、今秋ドラフトの指名対象から外れることになった。金光興二監督(57)は「多木は志望届を出しません」と明言。「本人もショートとしてプロに行きたいと言っている。社会人の厳しい練習で鍛えてもらってからでも遅くはない」と説明した。
多木は坂出高では甲子園出場なし。法大では1年春に3割4分1厘の高打率で、遊撃手としてはリーグ史上初となる1年生ベストナインを獲得した。その後も巧みな打撃で安打を重ね、3年終了時で通算84安打。だが、今春は相次ぐ故障でリーグ最下位の打率1割2分5厘と低迷している。また、課題の守備を克服しきれずに今季は三塁に回るなど、評価を落としていた。
多木選手は坂出なので同じ香川県出身。トヨタ自動車の現役の香川県出身の選手といえば佐竹投手(土庄)、坂田選手(尽誠:出身は大阪)ですが、これで3人となり、個人的にも大歓迎です。
また、藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)がプロ志望届けを昨日提出。これで高校と大学と合わせると投手として46人目となります。昨年が80人だったので、まだ半分過ぎたあたりでしょうか。特に大学生は秋季リーグ中なので、これから増えるでしょう。
ところで、この「プロ志望届け」。実は社会人にもあるとのことです。これはドラフト・レポートさんが2009年初めに2008年のドラフトでの記事を発見した以下の内容でもあります。
スポーツ報知で「主な社会人プロ志望届提出者リスト」を発見。今更ながら社会人にも義務付けられていた事を知りました。しっかり実施されていたんですね。西武2位の野上らの名前が無くこれで全員では無いようですが。JR九州・濱野、日本通運・阿南、トヨタ・佐竹らは今年はプロ志望ではなかったんですね。提出した選手が指名される確率は高く声のかかった選手が提出している、といった印象。
この年、トヨタ自動車の大谷智久投手も提出していましたが指名はなく、翌年プロ入りしています。今年の2、3年目の豊富な東海地区の社会人投手も誰が提出するのでしょうか。
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■愛学院が勝ち点2 2012.9.25
愛知大学野球リーグ戦は、第1節で勝ち点を落とした愛学院が名商大に12対3で勝利、連勝し勝ち点を2とし名商大と名城大に並びました。
続いて、勝ち点のない中部大は名城大に負け、1勝1敗で今日が第3戦となります。何とか勝ち点を挙げてもらいたいと思います。
また、この日はプロ志望届を提出している名城大の角屋龍太投手が登板、3イニングを2安打3奪三振の内容でした。プロのスカウトも3球団いたようでMAX145キロの右腕ですがプロ入りはあるのか。漏れた場合はジェイプロジェクトに進むようです。
それから、同じくプロ志望届を提出している愛学院の森田克也選手は6番指名打者で出場し3安打2打点、こちらは漏れた場合は独立リーグとか。愛学院は他にもプロ志望届を提出している澤亀浩弥選手は9番レフトで出場し2安打でした。
プロ志望届はもうすぐ締め切りとなります。関東の大学などは駆け込みで提出があると思います。
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■雨で順延 2012.9.24
昨日は、朝から雨で高校、大学、社会人共に雨で試合が順延となりました。
高校野球は愛知が準々決勝でしたが、連戦となる中京大中京にとっては良かったのでしょうか。試合は29日に延期となりました。三重も29日が準々決勝、静岡は準決勝となります。
岐阜は県岐阜商対市岐阜商の決勝と大垣日大対帝京大可児の3位決定戦でしたが仕切り直し。但し、こちらは国体の関係で日程は後日発表とのこと。
それから、社会人野球の愛知県野球連盟会長杯も2回戦が29日に延期。
また、うちの中等部もクラブチーム選手権の県大会の準決勝、決勝の試合でしたが雨で29日に順延。昨日は雨が上がった午後に練習を行いましたが、まずまずの状態でした。
ところで、愛知県の高校野球でベスト8に残っている高校で私なりに注目投手を上げると、石田投手、三倉投手(東邦)、吐前投手(至学館)、森口投手(豊川)ら、この3校は県大会の8試合で2失点。石田投手、森口投手は無失点。結果も見ても安定した試合が出来ていますね。今後も注目です。
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■愛知県野球連盟会長杯 2012.9.23
昨日は、社会人野球の愛知県野球連盟会長杯でトヨタスポーツセンターに行きトヨタ自動車対東邦ガスの試合を観戦しました。
トヨタ自動車の試合を見るのは8月5日の愛知大学野球交流戦以来、1ヶ月以上見ておらず久々の観戦でした。
試合は、東邦ガスがベテラン甲斐投手が先発(下写真)。初回いきなり福田選手のタイムリースリーベースが出て先制。福田選手はその後の満塁でもライト前ヒットで今年の調子の良さをキープしています。
また、トヨタ自動車は佐竹投手が先発。佐竹投手は調子もいいと聞いていましたが、その通り安定した投球でした。常にストライク先行でリズムも良く、8回を無失点に抑えヒットも1、2本だったと思います。
試合は5対0でトヨタ自動車が勝利。トヨタ自動車の仕上がりの良さが目だった試合でした。
私は、その後刈谷球場に移動し高校野球秋季大会の愛産大三河と中京大中京の試合を観戦しました。
試合は、中京大中京が2回に3点、3回にも1点を奪い主導権を握りましたが、その後に愛産大三河が3点を返し、4対3のまま最終回へ。しかし、最終回にダブルプレー崩れで1点を返すと、その後タイムリーやエラーなどでこの回7点を奪い結局11対3で勝利しました。愛産大三河は序盤の拙攻と最終回のミスがなければ中盤はペースを掴んでいただけに勝てるチャンスがあった試合でした。
中盤試合の流れを掴んだ愛産大三河副島投手
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■高校野球秋季大会 2012.9.21
愛知県の高校野球秋季大会は今週末でベスト4が出揃います。静岡県も同様ですね。
また、岐阜県は国体の関係でしょうか、既に準々決勝を終えベスト4に県岐阜商、大垣日大、帝京大可児、市岐阜商が決まっていて、明日が準決勝で日曜日が決勝、3位決定戦、この中から3校が東海大会に出場することになります。
一方、三重県は雨の影響でやや遅れ今週末でベスト8が決まります。
東海地区は強豪がそれぞれほぼ順調に勝ち上がってきています。私も22日はどこかに行きたいと思います。
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■濱田投手がプロ志望届提出 2012.9.20
ドラフトの季節となりました。
投手では東浜巨投手(亜大)や菅野智之(東海大)の指名も気になる中、大谷翔平投手(花巻東)に続いて、濱田達郎投手(愛工大名電)もプロ志望届を提出しました。
濱田達郎投手については、夏の投球を見て評価も下がったと思いますが、中日の高評価は変わらないようです。私も濱田達郎投手については、この1年で7試合は見たでしょうか。その殆どの試合で中田スカウト部長が来ていました。
愛知県の投手にとってはおそらくプロ入りするのは濱田達郎投手1人なので注目です。
ところで先週のクラブチーム選手権選抜東海大会の開会式で愛知県の大村知事が始球式を行いました。高校野球の愛知県大会決勝戦以来でしょうか。忙しい中、来て心に残る挨拶も頂きました。
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■愛知県高校野球秋季大会 2012.9.19
愛知県高校野球秋季大会は、いよいよ今週末でベスト4が出揃うことになります。
これまで、愛工大名電が弥富に負け、今後も波乱含みが考えられます。
注目では、中京大中京が連戦で愛産大三河、豊川の三河勢に勝利出来るか。愛知啓成対愛知は愛知啓成がやや有利かと思いますが接戦になるでしょう。愛工大名電を破った弥富は東邦と。しかし東邦は石田投手が安定し打線も良く有利でしょう。残るは至学館あたりでしょうか。ただ、この時期は勝敗はどうなるか分かりませんね。
私は、22日の土曜日に時間があれば刈谷に行ってみたいと思います。
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■クラブチーム選手権 2012.9.18
土、日、月曜日は中等部の試合が3試合と練習でハードな3日間でした。
昨日の月曜日は、クラブチーム選手権の県大会2回戦でしたが、相手はレークス名古屋BBCさん。1年生の桑田真澄杯の緒戦で対戦したクラブチームでした。レークス名古屋BBCさんはあれから力をつけて、今年は名古屋のある強豪にも勝ち越ししているチーム。
うちとしては、このところ西三河決勝、東海大会1回戦とレベルの高い相手との対戦が続き0対1、0対0と僅差となっていて、昨日も厳しい試合が予想されましたがその通りの展開でした。
先制点がほしいこの試合、2回に連打でチャンスをつかみタイムリーなどで効果的に2点を奪いました。中盤1アウト2、3塁からエンドランで1点を失いましたが、最終回にレフトの攻守もあり2対1で逃げ切り勝利しました。この試合もやはり厳しい試合でしたが中学での引退から2ヶ月、今日は4つのナイスキャッチもありヒットも複数出てチーム力も上がってきたように思えます。
また、どの試合も全員使っていますが、この試合である選手を慣れない外野のポジションで使い、その選手が積極的にボールを追って芝生にグラブが引っ掛かり大ケガを負わせてしまいました。中学でのショートのレギュラーを4人抱えるうちとしては出場機会を与える為に急造でスピードのある選手を外野を守らせてのケガでもありました。試合後、病院に行きましたが少し落ち着いていた様子でした。しかし、別の病院で診てもらい緊急手術となりました。早い回復を願っています。
彼の為にも来週から始まる最後の大会は、出来るだけ長く試合を続けられるように頑張りたいと思います。
ところで、東海大会は2回戦でも東山クラブさんに3対0で完封勝ちしたメントーズさんが準決勝、決勝も勝って優勝しました。このチームを率いたのは白木孝明さん。この方は私の少し年齢が下でJR東海でプレーし全日本にも選ばれた内野手の方。引退後は岐阜第一の教員で野球部の監督も務められ2001年には甲子園にも出場しています。この日も同じ会場でしたのでしばらく話をさせて頂きました。うちが1回戦で抽選負けではなく勝っていればという思いもありますが、部員80名と選手層も厚く優勝に値する素晴らしいチームでした。
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■投手戦 2012.9.16
昨日は中学のクラブチーム選手権東海大会が行われました。
うちの中等部は岐阜のメントーズさんとの試合でした。
この試合は、久々に息詰まるほどの投手戦でした。相手の投手は右本格派でスピードはMAX133キロ出るとのこと。硬式ボールでは135キロ以上は出るでしょう。加えてブレーキの利いた素晴らしいカーブで、中学の投手を見た中では将来性を含めて、この数年ではbP投手ではないでしょうか。うちの選手も三振を多く奪われました。
また、うちの投手も踏ん張り見事な投手戦となりました。試合はお互いヒットも少なく引き締まった試合となりお互い無得点のまま8回延長サドンデスでも決着がつかず0対0で引き分けました。結局抽選で残念ながら負けましたが、お互い合わせても四球1、失策1、三振が半分に近く投手戦という名に相応しい試合でした。
メントーズさんの投手はある高校が決まっているようですが、1年生秋からは投げる機会も増えるでしょう。高校に行っても注目したいと思います。
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■ぎふ清流国体 2012.9.14
ぎふ清流国体が始まりました。
高校野球は9月30日から長良川球場と大野町レインボースタジアムで行われます。
注目は10月1日長良川球場で行われる2回戦で10時から大阪桐蔭対光星学院の組み合わせがあります。次の試合でも順調にいけば桐光学園が浦添商と新潟明訓の勝者と当たります。
8月末に岐阜に1泊しましたが国体ムードが漂っていました。機会があれば見に行ってみたいと思います。
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■愛知県野球連盟会長杯 2012.9.13
社会人野球の愛知県野球連盟会長杯の組み合せが決まりました。
来週22日から始まるこの大会は、JR東海グラウンド、三菱大府球場、トヨタスポーツセンターで行われます。
トヨタ自動車の1回戦の相手は東邦ガス。都市対抗以降、練習も試合も見ていないので応援に行きたいと思います。
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■プロ志望届 2012.9.12
今年のドラフトプロ志望届の提出が始まりました。
昨日の時点で大学生7名、高校生26名提出されています。
−大学生−
<投手>
松葉貴大(大阪体育大)
宮川将(大阪体育大)
竹田隼人(四国学院大)
小坂昌義(日本文理大)
<内野手>
杉山翔大(早大)
江藤圭樹(日本文理大)
<外野手>
柿本亮太(帝京大)
−高校生−
<投手>
大高光(日大鶴ヶ丘)
金井貴之(片倉)
田原啓吾(横浜)
黒木優太(橘学苑)
椎名潤(橘学苑)
辻空(岐阜城北)
青山大紀(智弁学園)
田中靖博(高取国際)
木元翔一(汎愛)
福山純平(阪柏原)
今井金太(広島国際)
藤川将(大手前高松)
田川賢吾(高知中央)
笠原大芽(福工城東)
<捕手>
安田開(京都国際)
村上塁太(島本)
<内野手>
小池勘太(旭丘)
辻東倫(菰野)
宇佐美塁大(広島工)
<外野手>
土田拓弥(羽黒)
水戸海人(立花学園)
真砂勇介(西城陽)
服部健太(石見智翠館)
黒田浩太(志度)
多田羅裕斗(尽誠学園)
森元種己(寒川学園)
投手では青山大紀投手、笠原大芽投手らはおそらく指名があると予想されますが、驚きは私の母校からも提出者がいることです。
これは、プロ志望届が2006年から四国アイランドリーグやベースボール・チャレンジ・リーグなどの独立リーグにも適用される為で、四国アイランドリーグに進むと予想されています。また四国アイランドリーグ在籍者は、高校を卒業した翌年度から、ドラフト指名の対象となることが可能となっています。
プロ志望届は高校、大学共に100名程度になると思いますが、そろそろ進路も気になる時期となりましたね。
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■松本祥平君が愛知大学野球リーグ戦デビュー 2012.9.11
愛知大学野球リーグ戦は名商大が開幕4連勝の勝ち点2で快調な滑り出しをみせました。
逆に中部大は開幕4連敗。少し歯車が狂っているのでしょうか。
また、1部に上がった愛産大で、私の教え子でもある松本祥平君(三河スターズ12期生)が9日の試合で1年生ながら2番指名打者で出場。4打数1安打の成績でした。
私の教え子としては3年生の加藤成人君が至学館大の1年生で出場したのに続き2人目。また、三河スターズや中等部出身には4年生に三浦勝志君(国際武道大)、2年生には山之内巴冶人君(浜松大)、1年生に間宮悠貴君(中京大)ら各学年で1人ぐらいは大学野球へと進む時代になってきました。教える立場としても嬉しいし、うちの中等部の選手もどこまでやれるか楽しみです。
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■愛知県高校野球秋季大会スタート 2012.9.10
愛知県高校野球秋季大会が始まりました。
雨で順延もありましたが、1回戦と2回戦はほぼ順当に強豪校が勝ち進んでいるのでしょうか。
また、社会人野球日本選手権の東海地区予選の最後の切符は東海REXが手にしました。
私は、土日に中等部の試合と練習等でした。
試合では、準決勝に勝てばクラブチーム選抜東海大会が決まる試合で、4対0で勝利し東海大会への出場が決まりました。
決勝では0対1で敗れましたが、大会を通じて1失点に抑えることが出来ました。また、試合では全員同じように出場機会を与えました。中学で野球が終わる訳ではなく高校に繋がる選手に育てるのが我々の役目です。現在、1年生の大会も行っていて19名使うのは大変ですが、最高18名使いなるべく皆が出れるようにしています。
3年生は15名、次の東海大会でもなるべく全員出場できるようにしていきます。選手も試合ではいい当たりもなかった選手もいましたが、昨日のナイターでは調子が上がってきたように思えます。選手も皆いいものを持っているので、日々素振りなどで努力してほしいですね。
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■ヤマハ、東海REXが勝利 2012.9.8
社会人野球日本選手権の東海地区予選は敗者復活準決勝の2試合が行われました。
1試合目、三菱自動車岡崎対ヤマハは1対0でヤマハが勝利。ヤマハはドラフト注目の武内投手、石山投手のリレーで完封勝利でした。
2試合目、東海REX対東海理化は1対0で東海REXが勝利。左腕、畠山投手が踏ん張りました。
今日は最後の切符をヤマハか東海REXのどちらが手にするのか楽しみです。
また、今日からは愛知県高校野球秋季大会が始まります。雨が心配ですが何とか出来そうですね。
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■ヤマハ、東海REXが勝利 2012.9.7
社会人野球日本選手権の東海地区予選は敗者復活の2試合が行われました。
1試合目、ヤマハ対王子製紙は9対5でヤマハが勝利。ヤマハはドラフト注目の石山投手が先発しました。負けた王子製紙は予選敗退となり山本投手はこの日も登板はありませんでした。
2試合目、永和商事ウイング対東海REXは8対1で東海REXがコールドで勝利しました。
ところで、今年もそろそろドラフトの話題の時期になってきました。
東海地区の社会人野球の豊富な2年目投手を出してみました。
上杉芳貴(トヨタ自動車)
水野鉄男(三菱重工名古屋)
山本翔也(王子製紙)
宇津井一樹(王子製紙)
阿部一也(JR東海)
高橋朋己(西濃運輸)
武内仁志(ヤマハ)
石山泰稚(ヤマハ)
八木修平(Honda鈴鹿)
柴田健斗(エイデン愛工大OB BLITZ)
果たしてこの中から指名はあるのか、3年目なども含めて1人は指名されてほしいと思います。
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■JR東海、三菱重工名古屋が決定 2012.9.6
社会人野球日本選手権の東海地区予選は代表決定戦の2試合が行われました。
1試合目、JR東海対東海理化は7対0でJR東海が大勝ムードでしたが、最終回に登板したエース川野投手が大乱調、5失点し7対5と追い上げられましたが最後は三振に抑え7対5で勝利。3大会ぶり11度目の出場権を手にしました。
2試合目、三菱重工名古屋対三菱自動車岡崎は、三菱重工名古屋の菊池投手が2安打完封で2対0で勝利、都市対抗出場を逃した三菱重工名古屋でしたが見事、日本選手権で2大会連続7度目の出場となりました。
これで残るは1つの枠、敗者に回った8チーム中残る6チームが一つの枠に挑みます。
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■愛工大名電対東邦 2012.9.5
秋季高校野球愛知県大会の組み合わせが決まりました。
この中で注目は2強と思われている愛工大名電と東邦が同じゾーンとなり、順当に行けば準々決勝で対戦する為、どちらかは東海大会に出場出来ない組み合わせとなりました。
今日の中日スポーツには石田投手、三倉投手、高松投手、大井投手が紹介されていました。私が見た先日の試合でも石田投手は143キロをマークやや単調になることもありますが順調に成長していると感じました。また、大井投手は1年生ながらスピードがありますね。スライダーも大きく曲がります。三倉投手も調整してくるでしょう。また、愛工大名電の東投手は両コーナーを上手く使います。中軸に左打者が多い東邦には有効です。準々決勝で対戦すれば注目になるでしょう。
続くは愛知啓成、中京大中京、豊川あたりでしょうか。誉など投手力のある学校が上位に来る予感もあります。愛知大会は8日の土曜日からです。
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■東芝が予選敗退 2012.9.4
愛知大学野球秋季リーグ戦は名城大と愛大が1勝1敗で並んで第3戦、名城大が愛大に6対4で勝利し勝ち点を挙げました。
名城大と愛大共に第1戦で先発した森田投手と伊佐地投手はリリーフに回り、先発は名城大がMAX149キロの2年生河野投手、愛大は期待の左腕水越投手が先発しましたが、初回にミスもあり水越投手が4失点で勝負あり、愛大は追い上げたものの6対4で名城大が勝利しました。
また、社会人野球日本選手権の東海地区予選は2回戦で三菱自動車岡崎の宇田川投手が東海REXを完封1対0で勝利、敗者復活1回戦では王子製紙がジェイプロジェクトに梅津、奥村投手の完封リレーで1対0で勝利しました。このところ僅差のゲームが多く目立ちますね。
続いて注目の関東予選は最終日、敗者復活でこの日勝ち上がった三菱重工横浜対東芝は三菱重工横浜が4対3で勝利し最後の切符を手にしました。逆に東芝は藤田投手、木戸投手、新垣投手のリレーで敗れ予選敗退となりました。
この日本選手権で既に対象大会優勝で出場が決まっているパナソニックは18大会連続、トヨタ自動車もそれに続く9大会連続と相性がいいチームもいれば意外と都市対抗は強く日本選手権では強くないチームもいますね。
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■愛産大が勝ち点 2012.9.3
愛知大学野球秋季リーグ戦で愛産大が愛院大に連勝し勝ち点を挙げました。
これで愛院大が勝ち点を落とすのは4季振りということになります。愛産大は前の日に完投した湧川雄貴投手がこの日も好リリーフだったようです。
また、社会人野球日本選手権の東海地区予選は2回戦でJR東海がヤマハに2対1、東海理化は王子製紙に3対1、三菱重工名古屋はホンダ鈴鹿に2対1でそれぞれ勝利しました。
王子製紙のエース山本投手は、トヨタ自動車とのオープンと予選の1回戦、2回戦共に登板がなくケガか不調なのでしょうか。
ところで、昨日は中等部のクラブ選手権の2回戦があり勝利、先発した投手が完全試合を達成しました。試合前に飛ばしていくように指示し最後まで投げさせる予定ではありませんでしたが、記録もありそのまま投げさせました。中学ではコントロールを気にしていて小さくまとまっていましたが、大胆に攻めるようになって三振も増えてきました。中学3年生のこの時期は選手も伸びるので、全員高校に向け頑張ってほしいと思います。
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■愛産大が愛院大に勝利 2012.9.2
愛知大学野球秋季リーグ戦が始まりました。
1部は第1週のみですが、3試合組まれており1部昇格の愛産大が愛院大に4対1で勝利。湧川雄貴投手が萩原大起投手に投げ勝ちました。
また、名城大対愛大は延長11回で名城大が3対2でサヨナラ勝ち。名商大対中部大は名商大が6対0で快勝。中部大は神鳥(亨栄)、白石(岐阜工)、細川(愛知商)の1年生をスタメンに起用しましたが、大野投手(三重総合)に1安打に抑えられ完敗でした。
それから、社会人野球日本選手権の東海地区予選はヤマハがジェイプロジェクトに延長11回、佐藤二郎選手のサヨナラヒットで4対3勝利。4回まで3対0のビハインドを跳ね返し、都市対抗で2度完封された井田投手から、ようやく得点を奪えましたね。その他、王子製紙、東海REXが勝利しました。
続いて関東予選は日本通運が富士重工業に3対2で勝利、日立製作所は東芝に7対0のコールドで勝利し、それぞれ代表権を手にしました。
ところで、昨日は中等部の練習でしたが高校3年生のOBと練習試合を行いました。うちの中等部出身者も名商大への進学が決まっている選手もいて今後も頑張ってほしいですね。
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■トヨタ自動車東日本 2012.8.31
社会人野球日本選手権の関東最終予選は代表決定戦の試合がありました。
1試合目、三菱重工横浜対かずさマジックは市民球団かずさマジックが3対1で勝利。2試合目、鷺宮製作所対明治安田生命は鷺宮製作所が2対0で勝利しました。
また、昨日から北海道予選と東北予選がスタートし東北予選は1回戦で今年から発足したトヨタ自動車東日本が昨年の都市対抗ベスト4のJR東日本東北と対戦、試合は0対7で敗れました。トヨタ自動車東日本は技巧派の阿世知暢投手(神奈川大卒1年目)が先発しています。まだ部員も15名なので、来年以降に期待ですね。
日本選手権の予選は今日から東海予選と四国予選が始まります。四国予選はJR四国と四国銀行が最大5戦を行い3勝した方が代表になります。
それから、11日から始まる近畿予選に出場するはずだった大阪ガスが出場を辞退しました。高校野球や競馬での賭博が原因ですが松永投手ら公文投手などドラフト候補も多く代表に近いチームだけに残念です。
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■3部制スタート 2012.8.30
愛知大学野球リーグ戦は秋季リーグから3部制がスタートします。
この3部制、1部は従来の1部の6校のままで、2部がAとBに分かれAには愛工大、東海学園など6校、Bには中京大、至学館大など6校の合わせて12校となっています。3部もAとBに分かれています。昨日、開会式と懇親会が行われ連覇を目指す愛学院の田中主将が全勝宣言をしました。試合の初日は1部に上がった愛産大対愛院大が組まれていて、湧川雄貴投手と萩原大起投手の投げ合いでしょうか。
また、社会人野球日本選手権の関東最終予選の1回戦の注目、NTT東日本対日本通運は延長12回タイブレークの末、日本通運が2対1でサヨナラ勝ち、東京ガス対東芝も大接戦で4対3で東芝が勝利、東京ガスは山崎投手、岩佐投手、石川投手を投入しながらも敗退となり、これでトヨタ自動車を破り都市対抗ベスト4のNTT東日本は予選敗退が決まり、東京ガスも都市対抗に続き予選敗退となってしまいました。
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■セガサミーが敗退 2012.8.29
第38回日本選手権大会の最終予選がスタートしました。
既に、22日からスタートしている北信越地区はバイタルネットが優勝し1つの枠を獲得しました。バイタルネットは4大会ぶり4回目の出場です。MVPには左の曽根瑛二投手(遊学館)が受賞しました。
続いて注目の関東地区は1回戦で負けると敗者復活がない地区予選でセガサミーと三菱重工横浜が対戦。セガサミーは先発の浦野投手が初回4失点、試合は4対1で三菱重工横浜が勝利し都市対抗出場のセガサミーが予選敗退となりました。
関東地区は今日も1回戦でNTT東日本対日本通運、東京ガス対東芝の強豪同士の試合が組まれており、都市対抗優勝のJX−ENEOS、東京スポニチ大会優勝のJFE東日本、日立市長杯優勝のHonda、東北大会優勝の住友金属鹿島が抜け14チーム中5つの枠があるとはいえ厳しい戦いとなりそうです。
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■日本選手権東海地区予選 2012.8.28
第38回日本選手権大会の東海地区予選が今週の土曜日からスタートします。
既に日本選手権対象大会で優勝しているトヨタ自動車、東邦ガス、西濃運輸を除く11チームが3つの代表を争います。前にも書きましたが1回戦ではジェイプロジェクト対ヤマハ、ホンダ鈴鹿対三菱重工名古屋が注目の試合です。
また、本戦は11月3日から11日間、京セラドーム大阪で行われます。昨年開催がなくトヨタ自動車としてはダイアモンドエンブレムを付けての大会になりディフェンディングチャンピオンの誇りを持って大会に臨んでほしいと思います。
それから9月はJABA愛知県野球連盟会長杯争奪大会も9月15日から行われますね。
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■中京大中京対東邦 2012.8.27
この土日は会社の行事で岐阜に行っていました。
日曜日の帰りに春日井に寄り中京大中京対東邦の試合を観戦しました。
中京大中京の先発は1年生の伊藤投手(下写真)、オーソドックスな投げ方をします。スピードは130キロ程度でしょうか。緩い変化球も使います。まだ1年生なので初回に連打を浴び3失点でしたが、その後何とか踏ん張りました。
東邦は三倉投手でした。三倉投手は夏よりも調子を落としているようで少し制球の乱れもありました。特に腰が早く開いてしまい腕が体から離れてしまい粘りのないフォームになっていました。少しその点を本人に試合後に言って帰ってきました。
ところで、中京大中京の4番山下選手のお父さんは私の職場の近く、今日はノーヒットでしたが次回頑張ってほしいですね。
東邦は4回途中から石田投手、中京大中京は6回から1年生の上田投手(下写真)。上田投手も伊藤投手とよく似たタイプでストレートとスライダーで勝負します。
試合は、接戦となり延長で中京大中京が7対6で勝利しました。お互いミスも多く、まだまだ試合内容としては十分ではありませんでしたが、県大会に向け調整してくるでしょう。
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■高校野球地区予選 2012.8.25
愛知県高校野球秋季大会は9月8日からスタートしますが、現在各地区で予選が行われています。
東三河では早くも2次トーナメントが終了し1位豊川、2位国府、3位豊橋工業、3位桜丘、5位豊橋南、5位蒲郡の順となりました。
また、西三河は今日が2回戦、名古屋は明日に中京大中京対東邦の好カードもあります。
9月は高校野球の秋季大会の季節ですね。
ところで、先日トヨタ自動車と名古屋大のオープン戦が行われました。名古屋大には知立東時代に野球小僧にも紹介された2年生の七原優介投手がいて先発、MAX148キロ出て速かったとのことです。
愛知大学野球秋季リーグも9月から始まります。愛学院が一歩リードしていると思われますが、どこかが連覇を阻むのでしょうか。
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■大阪桐蔭が春夏連覇 2012.8.24
甲子園は最後の大阪桐蔭と光星学院決勝が行われ3対0で大阪桐蔭が勝利し春夏連覇の偉業を達成しました。
注目は藤波投手対光星学院打線でしたが、藤波投手は3年間で一番のピッチングをしてくれたと西谷監督いう投球で光星学院打線を翻弄、わずか2安打に抑え特に北條選手には全力勝負で無安打に抑え見事な完封勝利でした。
この、藤波投手は春から更に成長してドラフト1位が濃厚、北條選手も上位間違いないでしょう。対照的に濱田投手の評価がガタ落ちしているようです。また、野手では田村龍弘捕手(光星学院)、高橋大樹捕手(龍谷大平安)、宇佐美塁大三塁手(広島工)、下妻貴寛捕手(酒田南)など、投手ではまとまりのある岡野祐一郎(聖光学院)が評価されているようで、甲子園に出場出来なかった大谷投手や森雄大投手(東福岡)らを含めたドラフトになりそうです。
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■史上初、同一カードに 2012.8.23
甲子園は準決勝の2試合が行われました。
1試合目、大阪桐蔭対明徳義塾は大阪桐蔭が4対0で勝利しました。藤波投手は2安打完封でした。明徳義塾は福永投手が頑張りましたが、1年生岸投手への投手交代がやや遅れ、3対0になった時点で試合は決まりました。ただ、明徳義塾は久々にここまで来たことは今後に繋がりそうです。1年生で4番を打つ岸投手や5番の私の隣の中学出身の栄コウ均選手など2年生の野手もも豊富で来年以降期待します。
2試合目、光星学院対東海大甲府は光星学院が9対3で勝利、光星学院が北條選手の2打席連続ホームランなど猛打で東海大甲府を圧倒しました。
これで決勝は、春に続き大阪桐蔭対光星学院という史上初の同一カードになりました。
注目は、藤波投手を光星学院打線が打てるかどうかということになりますが、光星学院は昨年夏、今年のセンバツと決勝で敗れ、3度目の正直となるのか注目ですね。昨年夏は日大三に完敗、センバツも3対7で大阪桐蔭に敗れていますが、今回は打線も上向きで一番チャンスがあるのではないでしょうか。今日の試合が楽しみです。
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■明徳義塾10年振りに準決勝へ 2012.8.22
甲子園は準々決勝の2日目で2試合が行われました。
1試合目は東海大甲府が作新学院に8対4で勝利しました。この試合ようやく最後に作新学院の大谷樹弘投手が登板しました。大谷樹弘投手は失点はしたものの最後に甲子園で投げられたのは良かったことでしょう。
勝利した東海大甲府は8年振りに準決勝に進出。東海大甲府といえば村中秀人監督となりますが、昨年東邦高校との練習試合で近くで見る機会がありました。昨年は中日に入団した高橋周平選手を見に行きましたが、村中秀人監督は我々の時代では有名な投手で、東海大相模時代に甲子園で準優勝した投手で巨人の原監督と同級生でもあります。その時の優勝が杉村選手のいた高知高校でした。私の先輩の熊野スカウト(巨人)の時代でしたね。懐かしく思います。
また、2試合目は明徳義塾が倉敷商に4対1で勝利。明徳義塾10年振りに準決勝へ駒を進めました。この明徳義塾の10年前の2002年は甲子園で智弁和歌山に勝利し初優勝。それまで準優勝止まりだった明徳義塾の馬淵監督が優勝を果たした大会でもありました。この時のエースが田辺佑介投手。森岡選手もいましたね。田辺佑介投手は甲子園でも145キロをマークし、その当時では素晴らしい投手でした。その後、関大からトヨタ自動車に入社、トヨタ自動車時代は肩痛に悩まされましたが、手術を乗り越え引退する年の都市対抗では138キロまで回復し惜しまれての引退でした。今では私と同じOB会で度々会っています。
そういえば2002年はセンバツで報徳学園が鳴門工に勝利し優勝。報徳学園のエース大谷智久投手(現ロッテ)も早稲田からトヨタ自動車に入社し、甲子園の優勝投手が2人入社したことを思い出します。また、この年は川之江も夏にベスト4で、まだ四国が強い時代でもありました。
この明徳義塾、私が高校時代は創立3年目あたりでしたが既に河野投手(元巨人)、横田選手(元ロッテ)らもいて練習試合では負けた経験もあります。今は過去の強さはないものの、今日も頑張ってほしいと思います。
ところで、昨日はテレビで広島対横浜の試合を見ました。
荒波選手も2安打、好走塁で勝利に貢献し、打率も下がった時には、.261あたりでしたが、試合途中.285まで上がりました。マツダスタジアムでは私の叔母が広島対横浜の試合を毎試合見に行っていますが、白井一幸コーチにも連絡を取ることも多くなりました。
昨日も横浜の応援に行きましたが初めて勝利したのではないでしょうか。私もこの試合はテレビで見ましたが、負けたもののマエケン投手の力投も見事でした。堂林選手は25失策で、この日もミスをしましたが頑張ってほしいですね。また、最後に投げた横山投手は牽制が日本一上手いと言われていますが、牽制を3度されながら、それを掻い潜っての梶谷選手の盗塁も見事で、なかなか見応えのある試合でした。
今日は甲子園の準決勝、順当であれば光星学院と大阪桐蔭が勝利する予想ですが、東海大甲府と明徳義塾も接戦に持ち込み、いい試合を期待しています。
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■光星学院が勝利 2012.8.21
甲子園は準々決勝の2試合が行われました。
注目の光星学院対桐光学園は8回にプロ注目の田村選手、北條選手が松井投手をからタイムリーを放ち3対0で勝利しました。松井投手は15三振を奪いましたが、さすがに球速は130キロ台に落ち疲れもあったでしょう。センバツでも終盤に愛工大名電の濱田投手を捉まえた光星学院打線は、やはり強力ですね。また、金沢投手はこれまでで最高といわれるピッチングで桐光学園は松井投手を援護出来なかったですね。
しかし、松井投手は1試合平均で過去最高の1試合平均17奪三振の快挙を達成、来年の楽しみも増えました。
もう1試合は大阪桐蔭が天理を8対1で下し春夏連覇に向けて快勝でした。これで、決勝は春の再現となるか注目です。
それから、今日も先頭打者ホームランが飛び出しましたが、今年は全体的にホームランが多い中で先頭打者ホームランも多く目にします。数字的にも打高投低の大会となっていますね。
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■東海学園大学グラウンド 2012.8.20
昨日は、中等部の練習と試合の1日でした。
試合は東海学園大学グラウンドでした。このグラウンドに来るのは2回目で前回も同じ大会での準決勝の試合でした。東海学園大学は今年中日に入団した田島慎二投手の母校ですが、立派な大学のグラウンドで出来るのは選手にとっては嬉しいものでしょう。
ところで、大学といえば中日ドラゴンズ2軍との交流戦の予定がありましたが、14日、15日共に雨で中止となったようです。
また、甲子園はベスト8が決まりました。3回戦とベスト8では印象もかなり違いますね。
昨日の注目は桐光学園の松井投手でしたが今までとはイメージの違ったピッチングをしました。途中力みもなく三振を奪う投球ではなく打たせて取るピッチングでした。今日は連戦になるので、それも見据えての投球でしょう。ただ、8回にホームランを打たれてからは力を入れたピッチングでしたね。
この松井投手、中学時代に全国大会で優勝するなど騒がれた左腕ですが、プロのスカウトも工藤投手や杉内投手の高校時代と比べることが多く、2人よりも上の論調ですね。
工藤投手は熱闘甲子園で解説していますが、高校時代は甲子園でノーヒットノーランを達成し松井投手と同じような落差のあるカーブが凄かったですね。私の母校と準々決勝で対戦したのでアルプススタンドで応援しましたが、とても高校生では打てるカーブではなく0対3で負けました。
その工藤投手よりも上といわれる松井投手、今日は準々決勝で優勝を狙う光星学院と第1試合で対戦します。連投の疲れはあるのか、それを吹き飛ばし強靭なスタミナといわれる本領を発揮するか注目です。
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■一次リーグ戦 2012.8.19
昨日は、愛知県高校野球の西三河一次リーグ戦の岡崎商対岡崎城西戦を観戦しました。
この両校にうちの中等部のOBも5名在籍しています。
試合は開始直前の昼過ぎに雷雨を伴う大雨で試合は2時間近く遅れましたが、14時頃から開始しました。
試合の序盤から主導権を握った岡崎商の中軸は大型でなかなか打線は力強く感じました。中には少年野球の時に知っている選手もいましたが現在185センチと随分大きくなりました。
一方、岡崎城西は1年生ながら6番を打っている、うちの中等部OBもいて、内容は2打席で送りバントとショートゴロ(下写真)でした。
両校共に勝ち上がって県大会に出場してもらいたいと思います。
ところで、東海市に屋内野球練習場「ダイヤパーク」というものが2日前にオープンしました。1時間を3,000円で打てます。良ければどうでしょうか。
■ダイヤパーク
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■帰省 2012.8.18
四国に帰省してきました。
2泊3日でしたが、子供頃大変お世話になった叔父さんの初盆でもありました。
行きは途中、大雨もありましたが淡路島からの景色は何度見ても素晴らしいものがありました。
四国ではうどんを食べたり高校時代の友人が来たりして楽しく過ごしました。
特に2日目は香川にいながら行ったことのない小豆島にフェリーで行って来ました。
小豆島といえばトヨタ自動車の佐竹投手の出身地でもあり、母校の土庄の近くには1日に2度現り向こうの島に渡れるエンジェルロードが有名です。
続いて有名なオリーブ園に行きました。香川はうどんが有名ですが小豆島はそうめんや醤油、オリーブ、佃煮なども有名です。
それから、二十四の瞳映画村にも行きました。小豆島では度々映画が撮られていますが昨年放映された八日目の蝉も小豆島で撮られました。
香川は高校時代までしかいなかったので他にも行っていない所も多くありますが、観光地でもあり今では高速で走れば1時間で西から東に行ける全国で一番小さな県。皆さんも一度行ってみて下さい。
また、昨日は売木村で行っている少年野球の合宿に参加。四国に行く前には長野の妻の実家にも日帰りで行ったりと連休に入り2,000キロは車で走り長旅で少しバテ気味でもありますが、残り2日も楽しみたいと思います。
ところで、甲子園は3回戦に突入しますが、2回戦を終わって1試合平均失点も昨年より1点多く、打線も昨年の日大三などの強力打線もいない中で、今年は投手がやや弱く全体的にレベルが高くない大会となっています。
特に昨年は右本格派投手が豊富で、吉永健太朗(日大三)、釜田佳直(金沢)、歳内宏明(聖光学)、北方悠誠(唐津商)、白根尚貴(開星高)、秋田教良(光星学)、伊藤拓郎(帝京)、原樹理(東姫路)などビッグネームがいて投球を見る楽しみもありましたが、今年は藤浪晋太郎(大阪桐蔭)、松井裕樹(桐光学園)が現在注目されている程度の少し寂しい大会の感じもします。
球速も145キロ超えが昨年18人に対し、今年は8人と数字でもそれが証明されています。但し、2年生に目を向けてみると松井裕樹(桐光学園)をはじめ、山口瑠偉(浦和学院)、吉川雄大(智弁和歌山)、小方聖稀(明徳義塾)、渡邉諒(東海大甲府)など投打共に楽しみな選手が多く1昨年のような大会にもなっています。
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■大阪桐蔭好発進 2012.8.14
第94回全国高校野球選手権大会が6日目は、大阪桐蔭が木更津総合に8対2で勝利し春夏連覇に向け好発進しました。
注目の藤浪晋太郎投手もこの日MAX153キロの速球にスライダーがさえ14奪三振を奪う投球でした。特に予選では四球が1試合平均6個に対し、この日は2個とやや荒れ球もありますが制球もまずまずでした。しかし、150キロ以上を連発するとテレビで見ていても速く感じますね。
大阪桐蔭は予選では沢田圭佑投手の方が内容が良く24回で2失点。スピードもある投手なので今後登板があるでしょう。
また、大阪桐蔭の3番水本選手は両手投げだそうです。元々左でしたが左投げだと守るポジションが少ないので、右投げもやったようで、どちらでもいけるそうですが、外野は左投げ、内野では右投げだそうで、遠投は左で100m右で80m投げられるとのことです。
その他、神村学園対智弁和歌山は3対2で神村学園の勝利。注目の神村学園の柿沢貴裕は病み上がりでしたが5回で2失点MAX144キロ、智弁和歌山の2年生吉川雄大投手は8回3失点140キロでスライダーが良かったです。
それから、鳴門対済々黌は珍しいプレーがありました。済々黌は7回、1死1、3塁でライナーが遊撃手に好捕され、1塁に転送されて走者が戻れずアウト。ところが併殺でチェンジとなる前、帰塁せずにスタートを切った三塁走者の中村選手が本塁を踏み、この得点が認められました。
このプレー、野球規則7.10「アピールアウト」の項には、同様のケースで得点が認められるとの記述があります。鳴門が失点を防ぐためには、3塁でアウトを取るアピールを行わなければならなかった。
中村選手は小学生の時に読んだ野球漫画ドカベンでこのルールを知ったと言い、狙っていて認められるまでドキドキしたとのこと。済々黌ナインが相手のアピール権が消滅するよう、急いでベンチに引き揚げる徹底ぶりでした。
ところで、私は今日から四国に用事があり16日まで帰省します。雨も心配ですが
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■龍谷大平安がサヨナラ 2012.8.13
第94回全国高校野球選手権大会が5日目は、第1試合の龍谷大平安対旭川工の試合ででドラマがありました。
この試合、龍谷大平安が序盤リードしながらも旭川工が逆転し8対6で最終回2アウトランナー無し。そこから四球、ヒット、パスボールから2点タイムリーが飛び出し土壇場で同点とし延長11回裏サヨナラタイムリーで試合を決めました。また、この試合で先頭打者ホームランを右中間の深い所に放ち7回にもレフトスタンドに飛び込むホームランを放った龍谷大平安の井沢選手の打撃が光りました。
2試合目、東海甲府は注目の神原友投手が成立学園に88球、4安打完封で初戦を突破しました。神原友投手は入学当時は66キロから冬場16キロの上り坂の徹底した走り込みと食べ込みで22キロ増で球速もMAX147キロになりました。この日も143キロ出て余裕のピッチングでした。
3試合目、優勝を狙う光星学院がプロ注目の北條選手のホームランで遊学館に勝利しました。
また、私は夏季連休2日目で午前中に中等部の試合と夜にナイター練習、途中ある高校に立ち寄りましたが、愛知では今日から名古屋、東三河、尾張なども一次リーグ戦が始まります。
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■聖光学院が日大三に勝利 2012.8.12
第94回全国高校野球選手権大会が4日目は、昨年優勝の日大三が登場しましたが聖光学院に1対2で敗れ1回戦敗退となりました。
この試合、昨年の優勝投手である吉永投手酷似の昨年も少し登板した日大三の斉藤風多投手と、センバツ出場投手の中で防御率bPであり、この夏の予選でも5試合でたった4失点の聖光学院の岡野祐一郎投手の投げ合いに注目していました。
2人共に先輩の吉永投手、歳内投手ほどの力はありませんが、なかなかの投手戦でした。試合は、日大三にスクイズ失敗もあり2点リードのまま最終回に入りましたが昨年も活躍した金子選手がバックスクリーンに豪快に打ちこみ1点差。しかし安定感抜群の岡野祐一郎投手は動揺もなく、いいテンポで後続を抑え2対1で聖光学院が勝利しました。
この試合、お互いのチーム力が昨年ほどではなく岡野祐一郎投手もスピードはそれほどなく調子も絶好調とは思えませんでしたが要所で抑え、この大会5点以上の試合が多い中で、今大会で最少失点で競った試合でした。また、途中登板した2年生の日大三の大場遼太郎投手も小柄ながらキレのある球を投げているのが印象的でした。
その他、初出場同士の宇部鴻城対富山工は宇部鴻城がサヨナラ勝ち。富山工の亀沢雅投手は関係はないと思いますが富山商出身の中澤雅人投手(ヤクルト)に似ていました。そういえば左腕で杉内投手(巨人)に似た投手もいましたね。少しそういうところもみると高校野球が楽しめます。
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■愛工大名電初戦敗退 2012.8.11
第94回全国高校野球選手権大会が3日目は、愛工大名電が登場しましたが4対6で浦添商に敗れ初戦敗退。夏に勝てない愛工大名電は7大会連続初戦敗退となってしまいました。
注目の濱田投手は2回にホームラン、3回に2死満塁からフェンス直撃の走者一掃三塁打を打たれるなど、序盤に大量失点しスピードも140キロに満たず6失点と苦しいピッチングでした。
濱田投手は、予選からみても春から夏の出来をみても不安定な投球が目立ち私も何度かフォームを指摘し甲子園では勝つのは厳しいと思っていましたが、残念ながらその通りになってしまいました。
しかし、私も予選では3試合、1年生秋から思うと10試合は生で見たでしょうか。中日の中原スカウトもほとんど毎回観戦しており、3年になって少し評価は落ちたと思いますが、素材としては十分なので是非プロの厳しい世界に入ってフォームを固め活躍してほしいと思います。
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■大会新、松井裕樹投手が22奪三振ショー! 2012.8.10
第94回全国高校野球選手権大会が2日目は、あっと驚く記録が誕生しました。
昨日注目投手として紹介した、松井裕樹投手(桐光学園)が今治西から途中10連続三振を含む22三振を奪い、1試合最多奪三振の大会新記録をマークしました。松井裕樹投手は2安打完封、打っても3ランと、とても2年生とは思えない活躍、テレビでも見ましたが神奈川大会6試合46回、68奪三振(1試合平均13個)で神奈川のドクターKといわれスライダーと縦のカーブは一級品と噂の投手でしたが、噂以上のピッチングでした。本人も出来過ぎというピッチングでしたがプロのスカウトも今すぐにでもドラフト上位というほどの圧巻のピッチングでした。
ところで、この22奪三振というのは、夏では今までの記録が19で調べると、辻内崇伸(大阪桐蔭)05年藤代高戦、坂元弥太郎(浦和学院)00年八幡商戦、平古場昭二(浪華商)46年東京高師付中戦、藤村富美男(呉港中)35年飯田商戦、森田勇(東山中)25年北海中戦で、センバツでも21が最高なので歴代1位の甲子園記録でもあります。
また、この投手は174センチと小柄ながら力投派左腕で、上半身が強く課題はコントロールでしたが、この試合では四球も3つと制球も良かったです。ただ、まだまだ投げ終わった後に体勢が三塁側に流れ、フィールディングには課題を残し荒削りな部分もありますが2年生の意気のいい投手が出てきましたね。
これを刺激に同じ左腕の東海地区の濱田投手、竹内投手の頑張りに期待しています。
ところで、この日は大谷樹弘投手(作新学院)の登板がありませんでした。不調がささやかれていて予選でもたった1イニング少ししか投げておらず、現時点では水沼投手、筒井投手が上ということでしょうか。センバツでもシュート回転がひどくて、これではいけないと思っていました。ただ昨夏ベスト4の立役者だけに登板してほしいですね。
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■甲子園開幕 2012.8.9
第94回全国高校野球選手権大会が開幕しました。
初日、注目の菅原秀投手(福井工大福井)は常葉橘打線から10三振を奪う好投で、福井工大福井としては10年振りの勝利。菅原秀投手は8回にこの日MAXの145キロをマークし5回以外はいい投球でした。特に長身から投げ下ろす重い速球と先輩の中日の宋投手に教わったという人差し指を直角に立て縦回転を与えるナックルカーブで9回の二死一三塁のピンチも抑え、5安打2失点で開幕戦を完投で飾りました。
2日目は、大谷樹弘投手(作新学院)、出口心海投手(盛岡大付)、松井裕樹投手(桐光学園)、伊藤侃嗣投手(常総学院)らが登場します。毎試合注目投手が登場する2日目となります。
特に松井裕樹投手(桐光学園)は2年生で来年のドラフト上位候補でもあり、楽しみにしています。また、大谷樹弘投手(作新学院)はお馴染みの投手ですが、春は少しフォームも傾いていたりで制球にバラツキがありましたが夏はどうでしょうか。
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■注目投手 2012.8.8
第94回全国高校野球選手権大会は、いよいよきょう開幕!
そこで注目投手を紹介します。(私の注目度も入れて)
△出口 心海(盛岡大付)左 145キロ 昨年花巻東戦で7回3安打の好投
近藤 卓也(秋田商)右 143キロ 2年春から主戦、秋田工を4安打完封
○会田 隆一郎(酒田南)右 147キロ 1年秋東北大会一関学院戦で15回無失点
渡辺 郁也投(仙台育英)右 143キロ 3年夏39回で四死球1個、防御率0.46
△岡野 祐一郎(聖光学院)右 140キロ 総合力ある右腕。選抜で2安打完封勝利
△伊藤 侃嗣(常総学院)右 147キロ 中学時代100m走全国7位、肩肘が柔軟
山口 瑠偉(浦和学院)右 142キロ 1年秋東海大相模戦で1失点完投勝利
△大谷 樹弘(作新学院)右 141キロ 昨年夏49年ぶり甲子園4強の原動力
△黄本 創星(木更津総合)右 145キロ 予選の船橋芝山戦で16奪三振
△谷岡 竜平(成立学園)右 144キロ 初優勝に導いた2年生エース
斉藤 風多(日大三)右 143キロ 昨年優勝した時にも登板、右肩痛乗り越え
大場 遼太郎(日大三)右 143キロ 予選で21回23奪三振1失点
○松井 裕樹(桐光学園)左 147キロ 2年生ながら横浜に3失点完投勝利
○神原 友(東海大甲府)右 147キロ 春の関東大会で宇都宮工を1安打完封
○菅原 秀(福井工大福井)右 148キロ 8年ぶり優勝、34回44奪三振
○竹内 諒(松阪)左 148キロ 2年夏で143キロ記録、予選で防御率0.96
○濱田 達郎(愛工大名電)左 147キロ BIG3の一人、2年秋神宮準V
△田村 嘉英(龍谷大平安)右 145キロ 福知山成美戦で3安打無四球1失点完投
◎藤浪 晋太郎(大阪桐蔭)右 153キロ 選抜優勝投手、今大会注目度bP
澤田 圭佑(大阪桐蔭)右 144キロ 登板機会少なくも奪三振率高い
△山本 竜也(天理)右 145キロ 春の近畿大会3戦16回3失点
蔭地野 正起(智弁和歌山)右 142キロ 2年春選抜で140キロ記録
辻駒 祐太(広島工)右 141キロ 準決勝で延長14回を制し1失点
西坂 凌(鳥取城北)右 142キロ 2年秋中国大会初優勝、決勝で1失点完投
笹永 弥則(宇部鴻城)左 142キロ 2年春中国大会で創志学園を6安打完封
福永 智之(明徳義塾)右 144キロ サイドハンドで1年時からプロ注目
小方 聖稀(明徳義塾)左 143キロ 2年生ながら1年秋高知に1失点完投
○柿澤 貴裕(神村学園)右 148キロ 2年春鹿実戦で2失点完投勝利
宮里 泰悠(浦添商)右 142キロ 決勝沖縄尚学戦で5回途中から1安打無失点
○照屋 光(浦添商)右 151キロ 秋29回4失点、先発2試合2完封
初日の今日は、菅原秀投手(福井工大福井)に注目しています。
話は変わりますが、昨日中学のシニアリーグで豊田が全国優勝を果たしました。
豊田は東海大会では準決勝で敗れ、3位決定戦でも負け4位で全国大会に行きましたが、ここから快進撃での優勝。ボーイズリーグと比べると規模は小さいものの全国大会で優勝は素晴らしいものがあります。
小林監督はじめ、スタッフも私の同期、先輩、後輩が多く、職場には2年生ながらベンチ入りしている選手の親もいて昨日は大盛り上がりでした。
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■甲子園組み合わせ決まる 2012.8.6
全国高校野球選手権の組み合わせが決まりました。
優勝候補の大阪桐蔭は木更津総合、光星学院は遊学館との組み合わせとなりました。
東海地区では、愛工大名電は浦添商、 県岐阜商は新潟明訓、松阪は倉敷商、常葉橘は福井工大福井との対戦します。
注目は、愛工大名電と対戦する浦添商。この夏に151キロをマークした照屋光投手と宮里泰悠投手の2本柱で投手陣は強力。はたして愛工大名電打線が打てるか、また濱田投手との投げ合いも注目です。
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■愛知大学野球選抜対トヨタ自動車 2012.8.5
先日の金曜日に休みを取り、トヨタスポーツセンターで行われた愛知大学野球選抜対トヨタ自動車のオープン戦を観戦しました。
愛知大学野球連盟が選抜チームを作るのは、あまり記憶がありませんが、この日は14日に中日2軍とプロアマ交流戦を行う前のオープン戦でした。
愛知大学野球連盟の先発は春季リーグ5勝でMVPを獲得した3年生の萩原大起投手(常葉菊川−愛院大、下写真)、トヨタ自動車も若手の宇野投手でした。
萩原大起投手は今年エースとなった投手で、180センチ80キロのガッチリとした体格で2年生の時に神宮で146キロを出しています。いかにも力強いストレートを投げる感じもしますが、オーソドックスなフォームからスライダー、フォークも良く安定したボールが来ます。この日はMAX142キロでした。
2番手は、2年生の森田将行投手(常葉菊川−名城大、下写真)でした。
森田将行投手は先発の萩原大起投手の常葉菊川時代の1つ下の投手です。名城大へはセレクションで落ち一般で入って頑張っている投手、左スリークォーターでやや肘が下がり気味で腕が体の遠くを回ります。中日の岩瀬投手に似た投げ方をします。ストレートのキレとスライダーで勝負するタイプの投手です。この投手もまとまっています。
3番手は、2部ながら11試合登板でこの春91イニングも投げ1部との入れ替え戦でも頑張った湧川雄貴投手(中部商−愛産大、下写真)でした。
湧川雄貴投手は、ずんぐりとした体型ですが、体も意外とキレてストレートは速く自信を持っていますね。正直、あの体型からこれだけのボールを投げるとは思わないような、いいストレートを投げます。
4番手は、名商大の新美渉投手(豊田大谷、下写真)でした。
新美渉投手は、春のトヨタ自動車との交流戦で好投した投手です。ストレート、スライダーのボール自体はいいのですが課題はコントロール。高校時代も三浦勝志投手が故障した後に投げていた投手ですが、高校時代から制球力に課題があり、この春も22イニングで23四球、勝ち星なし。これが克服されれば勝てる投手になれるでしょう。
5番手は、愛工大の北出浩喜投手(小松商、下写真)でした。
この投手は2年生で将来を期待される投手です。この投手は1年生の春から投げている投手です。ストレートはMAX143キロ。スライダーも良く今後楽しみな投手です。ストレートがもう少し速くなればドラフト候補にもなるでしょう。
最後は、中部大の平塚征臣投手(土岐商)でした。平塚征臣投手は、この春1部最多の11試合、72イニング登板のコントロール抜群の投手です。以前、平塚征臣投手は観戦ノートでも紹介していますが、アンダースローに変えた東海理化の平塚健二投手の弟です。中部大ということで応援していますが、2年生あたりから頑張っている投手で社会人でと思いましたが、進路はニッセイに進んだ小笠原投手同様、岡崎のある銀行の軟式野球部に決まっているようです。近くに来るので応援したいですね。
また、トヨタ自動車は2番手で竹澤佳汰投手(下写真)が登板しました。
竹澤佳汰投手も期待されて新人で都市対抗予選で登板したこともありますが、この2年は公式戦での登板機会がなく今は踏ん張りどころ、この日はいい結果が出ませんでしたが、少ない久保地投手同様に少ないチャンスを生かしてほしいです。
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■竹内諒投手に注目 2012.8.3
甲子園は来週から始まりますが、東海地区の代表校で期待する投手の一人が松阪の竹内諒投手です。
竹内諒投手は左スリークォーターハンド投手。178センチと身長は愛工大名電の濱田投手と比べると低いもののスピードはMAX148キロと濱田投手より少し速い球を投げます。
変化球も多彩で甲子園では、濱田投手同様に左投手として注目される投手になるでしょう。ただ、やや肘が下がり気味、後半スタミナが切れてきた時に心配されますが、ピッチングは上手く本人もプロ志望だけにアピールしたいところです。
また、他の左投手としては2年生ながら147キロのスピードボールを投げる桐光学園の松井裕樹も注目です。
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■いよいよ甲子園 2012.8.2
8月に入り、いよいよ高校野球は甲子園となります。
甲子園の練習も明日から始まり、大会は8月8日から始まります。私も昨年は甲子園に行きましたが、今年は未定ですが愛工大名電などの試合で日程が合えば行ってみたいと思います。
ところで、同じ時期に新チームでは練習試合を行い一次リーグ戦も行われます。こちらも楽しみにしています。
また、今年は都合でお盆休みは四国に帰ることになりました。今まで少年野球の合宿もあり、お盆に四国に帰るのは何十年振りでしょうか。母校も機会があれば寄ってみたいと思います。
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■日本選手権東海予選 2012.8.1
社会人野球日本選手権東海予選の組み合わせが決まりました。
既に日本選手権対象大会で優勝しているトヨタ自動車、東邦ガス、西濃運輸を除く11チームが3つの代表を争います。1回戦ではジェイプロジェクト対ヤマハ、ホンダ鈴鹿対三菱重工名古屋が注目の試合です。大会は9月1日から岡崎市民球場で行われます。
また、愛知大学野球が選抜チームを組み中日2軍と8月14日にナゴヤ球場で試合を行いますが、メンバーの発表がありました。
投手では、萩原大起投手(愛院大)、平塚征臣投手(中部大)、新美渉投手(名商大)、伊佐地佑紀投手(愛知大)、森田将行投手(名城大)、湧川雄貴投手(愛産大)です。
選抜チームは8月3日にトヨタ自動車とオープン戦があり、私も観戦予定です。個人的にはMAX149キロの河野清太郎投手(名城大)も見てみたいものですが、短いイニングで多く投げると思うので楽しみですね。
それから、愛産大工の監督に鈴木将吾コーチが就任したと、今朝の中日スポーツに掲載されていました。今年春に東海大会まで行った愛産大工ですが、岐阜城北のコーチ時代には中日の伊藤準規投手を育てたとか。投手力を強化したいとのコメントでしたが、工藤佑太投手など期待できる投手がいるので注目です。
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■愛知高校野球総括 2012.7.31
高校野球愛知大会は愛工大名電の優勝で終わりました。
今大会を振り返ってみると、結果的には前評判通り愛工大名電と東邦の争いになりましたが、両校ともに追い詰められた試合もあり、その試合を乗り越えての決勝戦でした。
思い出すのは昨年7月30日の決勝戦で、愛工大名電は至学館に9回土壇場で1アウト満塁と詰め寄りながら、あと1本が出ず濱田投手の力投に報えなかった大会でしたが、今年は濱田投手が助けられた大会となりました。
また、ベスト4には西尾東、豊田西の公立校が進出、東邦を苦しめた安城東など西三河勢の活躍も光りました。
続いて印象に残った投手として、bPだったのは東邦の丸山投手。低目への140キロを常時出すストレート、スライダー、落ちる球も効果的で制球力も抜群で防御率からみても濱田投手を上回っていました。今後の課題をいえば、クイックの速さ、軸足からターンする牽制ですね。
その他、東邦の1点を取られたもののノーヒットで抑えた堀江投手、豊川の中島投手も9回1アウトまでノーヒットノーラン。但し、昨年の活躍からみると豊川の中島投手、金城グスターボ投手はもっと見たかった投手でした。至学館の小曾根投手、岩田投手も同様でした。公立校では刈谷の大川投手、岩津の山田投手らもいい投手でした。
また、2年生では投げなかった投手を含めると楽しみな投手も多くいます。東邦の三倉投手、石田投手、至学館の吐前投手、享栄の恒川投手、安城東の本田投手、愛産大工の工藤投手、豊川の森口投手など、秋からの楽しみも増えました。
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■愛工大名電優勝!甲子園へ 2012.7.30
高校野球愛知大会は東邦対愛工大名電の決勝が行われました。
私は少年野球の試合が終了した後、岡崎市民球場に試合前に到着、外野解放も多くの観客でした。
注目は濱田投手対東邦打線でした。また、東邦丸山投手の成長がどれだけ愛工大名電に通用するかも見所でした。
試合は、東邦のペースで進みました。2回に先制した東邦は5回にも4番松井選手のセンター前タイムリーヒットで2点目(下写真)。
その後、濱田投手は何とか抑えますが、どの試合も抜けた球が多く調子は戻っていません。一方成長著しい丸山投手はストレートは試合終盤も140キロを出し、低目へのコントロールも良く安定したピッチングでした(下写真)。
試合は、そのまま東邦ペースで2点リードのまま最終回。先頭の中野選手がヒットで出塁、3番佐藤選手もセンター前ヒットでノーアウト1、3塁。ここで、すかさず佐藤選手が盗塁しノーアウト2、3塁。このあたり少し丸山投手もテンポが早くなっていました。愛工大名電は続く打者の時にパスボールで1点を返し、尚も1アウト後またパスボールで土壇場で同点。少し柴田捕手にも動揺が見られました。
試合は延長戦に入り11回表、途中出場の愛工大名電の遠田選手にライト前タイムリーヒットが出て愛工大名電が勝ち越し。最後は濱田投手が140キロを超えを連発し、この日最速の146キロもマークし試合終了(下写真)。
愛工大名電が優勝を果たしました。
表彰式では負けた東邦を称える論調で、この試合後の最後の森田監督の最後の言葉を聞いて人生の糧にしてほしいとの挨拶がありました。私も高校時代に決勝で同じように逆転負けし悔しい思いをしましたが、それがバネとなって社会人でもやれたと思います。丸山投手を含め3年生の今後の活躍にも期待したいですね。
また、優勝した愛工大名電は甲子園でも活躍してほしいと思いますが、4人同時の抗議はいかがなものでしょうか。濱田投手もこの調子では苦しく甲子園までストレートの精度を上げてほしいと思います。
また、フライで1塁まで走らない姿を見てしまうと高校生として、ふさわし姿ではなく残念に思ってしまうのは私だけではないのではないでしょうか。昨年から愛知の宝として濱田投手を応援している私としては個人的にはBIG3としても、愛知189校の代表としても何事も全力でプレーしてほしいですね。
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■愛工大名電、東邦勝利 2012.7.29
高校野球愛知大会は準決勝が行われました。
1試合目、東邦対西尾東は東邦の堀江投手が1点を失ったもののストレートが走り被安打は0の投球で、西尾東に4対1で勝利しました。
1試合目、愛工大名電対豊田西は終盤に地力の差が出て10対2で愛工大名電が勝利、濱田投手もトルネードに変え肩の開きを抑えたフォームで、この日145キロもマーク。いよいよペースを上げてきましたね。
今日はいよいよ決勝戦。注目は濱田投手対東邦打線でしょう。東邦もそれほど打っていませんが執念を見せるでしょう。また、東邦エースの丸山投手、三倉投手の投球にも注目です。
それから、この日私は中等部の練習試合を行いました。それにしても試合中は暑く、今日も岡崎球場は熱中症対策が必要ですね。
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■静岡商甲子園ならず 2012.7.28
高校野球愛知大会は1日お休みでした。
この日の注目は静岡の決勝、静岡商対常葉橘でした。
試合は、中盤まで1対1の同点でしたが、7回裏に常葉橘が3点を奪うと8回表には静岡商が2点を返しますが1点及ばず4対3で常葉橘が甲子園の切符を手にしました。
静岡商を応援していた私にとっては残念な結果でしたが、中本聖エリヤ投手は頑張りました。また1年生の国松歩投手もリリーフしましたが、なかなかのオーソドックスな本格派のようで楽しみな投手ですね。これからも、応援していきたいと思います。
また、岐阜は県岐阜商と関商工が勝利し今日が決勝です。三重は松阪といなべ総合が勝利し同じく今日決勝。松阪は竹内投手が完封、三重は三浦投手が四球やヒット、守備も乱れて7失点でいなべ総合に3対10でコールド負けしました。
東海地区もいよいよ大詰めとなりましたね。
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■高校野球準々決勝 2012.7.27
高校野球愛知大会は準々決勝が行われました。
この中で、注目は中京大中京対東邦でした。
試合は、中盤までは中京大中京の伊藤投手と東邦の丸山投手が踏ん張り1点を争う展開でした。しかし、7回に東邦が2アウトから連打が続き一気に7点を奪い9対2で勝利しました。打ち勝つなら中京大中京、投手戦なら東邦と思っていましたが、東邦はこの大会では初のビッグイニングを作り勢いになったと思います。また、中京大中京は今まで8点以上の得点を奪いましたが、完成度が高い丸山投手を打つことが出来ませんでした。中京大中京は前の試合でも9失点、やはり課題は投手力ですね。
その他、愛工大名電は愛産大工に辛勝、豊田西は快勝、西尾東は初の準決勝進出でした。
また、岐阜は市岐阜商が関商工に1対2で敗れ準々決勝敗退、三重は今日準決勝が行われます。
それから、今日はいよいよ静岡の決勝、静岡商対常葉橘が行われます。私も休んで静岡商の応援に行きたいところですが・・・。是非、静岡商に勝って甲子園に行ってもらいと思います。
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■大接戦、高校野球愛知大会5回戦 2012.7.26
3連休の最後、岡崎市民球場に行き、高校野球愛知大会の5回戦を観戦しました。
1試合目、名城大付対豊川。
豊川はエース中島佑斗投手が先発、コントロールに苦しみながらも8回までノーヒットノーラン。9回表、2点リードの最終回に先頭を三振に仕留め、続く打者に死球を与えるものの、続く打者はセカンドゴロ、偉業達成と思えたが内野にミスが出て1アウト1、2塁。続く打者を死球で満塁となったところで投手は森口練太郎投手に交代、偉業達成ならず(下写真)。
2年生の森口練太郎投手は、続く打者を三振で2アウト満塁。しかし続く打者に押し出し四球を与え1点差、続く打者へ追い込みながら痛恨の死球で土壇場で同点に追いつかれました。
9回裏、豊川は1アウトから四球、送りバントで2アウト2塁としたところで内藤選手が詰まりながらもライト前ヒット(下写真)。
ライトからバックホームするも一瞬ランナーの足が早くホームイン、豊川がサヨナラ勝ちしました(下写真)。
2試合目は、東邦対安城東、東邦有利かと思いきや試合は思わぬ展開となりました。
東邦はエース丸山泰資投手、三倉進投手を温存。三倉進投手は今まで投げない時にはレフトで4番ながら、この日は休養でした。
この試合、東邦田中選手、安城東大杉選手の両主将は少年野球の岡崎JSクラブ出身。安城東の途中登板の2年生本田知紀投手、外野手の堀田選手、牧野選手、戸塚選手も岡崎の中学出身でネット裏には中学時代の恩師が集まっていました。
試合は、4回に東邦が1点を先制したものの、いい当たりが外野手の正面をつき追加点が奪えない苦しい展開。すると東邦の先発竹中大智投手が6回につかまりタイムリーエラーもあり、この回3失点で逆転されました。
追う東邦は8回に1点を返し1点差とするも、9回2アウトランナー無しからライトフライでゲームセットと思われた瞬間ライトが足を滑らせ転倒し打ったランナーは3塁へ、続く打者にレフト線へのヒットが出て土壇場で同点に追いつきました。
延長10回、東邦は先頭打者が右中間スリーベースを放ち、その後主将の田中選手がセンターに犠牲フライ(下写真)を放ち勝ち越し、そのまま東邦が4対3で勝利しました。
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■高校野球愛知大会4回戦 2012.7.25
都市対抗野球は決勝が行われJX−ENEOSがJR東日本を6対3で下し4年振り10回目の優勝を果たしました。JX−ENEOSは日石時代から含めても過去9度の決勝進出で全て優勝という不敗神話が生きていました。
一方、連覇を狙うJR東日本は6回の守備が悔やまれました。3対1とリードしていた、この回簡単に2アウトを取った後に連続ヒットを打たれ好投していた先発の新人、吉田一将投手から抑えのベテラン片山純一投手に交代。続く打者はサードゴロ、しかしアンツーカーの境目の難しいゴロとなりサードがトンネルで1点差、続く打者に甘いスライダーをレフトスタンドに運ばれて一気に逆転、3対5となり試合が決まりました。
最優秀選手に贈られる橋戸賞は昨日、強打NTT東日本を抑えるなど2度の先発を含む4試合で16回を投げ、自責点1と好投した大城基志投手が選ばれました。大城基志投手は3年目、左手を体に隠し、球の出どころを見えづらくする変則フォームでチャンジアップを上手く使う技巧派左腕です。昨年もドラフト候補でしたが、指名なかった投手の一人です。今年は指名があるのでしょうか。
また私は3連休の2日目、今日は小牧市民球場に行き、高校野球愛知大会の4回戦を観戦しました。
この日の小牧市民球場は平日にも関わらず好カードで道路は大渋滞、8時45分に岡崎を出発し球場に着いたのは10時15分、1時間半掛かり球場は超満員(下写真)でした。
1試合目、愛工大名電対至学館、昨年の決勝の因縁の対決です。
注目は濱田達郎投手対至学館打線です。昨年甲子園に出場した至学館ですが、濱田達郎投手は打てず、秋にも完敗。私も両者の対決は2度見ていますが、今までは濱田達郎投手からヒットすら出ないイメージで、完璧に抑えられていました。
しかし、練習試合で左の好投手と対戦してきたこともあり、この日は違いました。
1回裏、球場に到着後すぐ今津選手のレフトオーバーのタイムリーが出て先制、続く手崎選手にもタイムリーが出て2点目。1点を返された4回にも岡崎北中出身の山本選手のタイムリーツーベースも飛び出し、この時点で4対1とリード。愛工大名電もややまずい雰囲気でした。山本選手はこの後もライト前ヒット、レフト前ヒットでこの日3安打で盗塁2と大活躍でした。
また、先発の吐前拓哉投手(下写真)は初めて見ますが、身長もあり将来性を感じる本格派でした。まだ2年生なので来年楽しみです。
この吐前拓哉投手をにやや抑えられていた愛工大名電ですが、さすが徐々に至学館を追い詰めました。
5回途中から投手はエースの小曽根圭輝投手(下写真)に交代。小曽根圭輝投手は左投手ということもあり愛工大名電を抑えられると監督としては予定通りの継投だったでしょう。しかし、何度か見ていますが、この日は緩いカーブをあまり使わず、コントロールも悪く四球を出して打たれるという悪循環でした。死球、四球でランナーを出し3番佐藤選手にセンターオーバーの2点タイムリーを打たれ、続く鳥居選手の犠牲フライで同点。
更に連打などで投手は抑えの岩田遼投手(下写真)に交代。岩田遼投手もややスライダーに頼ったピッチングで攻めの気持ちがなかったよう思えました。結局、5回に5失点、6回に2失点と継投で勝ってきた至学館でしたが、この日は継投に失敗した試合になってしまいました。
一方、注目の濱田達郎投手(下写真)は猛暑の影響もあるとは思いますが、本来のピッチングが出来ず苦しい内容でした。スピードはともかく制球に苦み投球数も多くなってしまいました。濱田達郎投手は今まで5、6回見ていますが、これだけ悪い状態を見るのは初めてでした。今後の連投が予想されるだけに少し心配です。
試合は、8対5で愛工大名電が地力に勝り勝利しました。
2試合目は、東邦対愛知商でした。
東邦はエース丸山泰資投手が先発、途中球が上ずる場面もあり2点を奪われましたが、7回あたりから持ち前の低目に力のあるストレートを投げ込み後半は危なげないピッチングで完投し5対2で東邦が勝利しました。
また、三倉進選手はこの日もレフト4番で出場、1安打で途中ライトに大飛球(下写真)もありましたが、後半交代し投手としての登板はありませんでした。5回戦での登板が期待されます。
それから、三重は3回戦で菰野対海星が対戦、菰野の山中亨悟投手、海星の内橋健投手と両左腕が好投しましたが菰野が2対1で勝利。岐阜は準々決勝で県岐阜商と大垣商が順当勝ち。静岡も準々決勝で静清が常葉菊川を3対0で下し、静岡商も勝利しています。
いよいよ高校野球の予選も熱くなってきましたね。
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