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観戦ノート

ほとんどコメントのみとなります。


■帰省  2013.12.30

今日から四国に帰省します。

1年間ありがとうございました。

1月2日に帰って来ますので、何かいいことがあれば書き込みます。

皆さんよいお年を!


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■河合完治  2013.12.27

先日のことになりますが、最後の休みを取りトヨタ自動車の練習を見に行きました。

その時にロッテのロッテの服部泰卓投手が練習に参加していました。

服部投手はトヨタ自動車時代が2007年の日本選手権で初優勝した時のエースで自身MVPを獲得。その時の公式戦の成績は19勝1敗と驚異的な数字を残しベストナインにも選出されドラフト1位でロッテ入り。

実践的投手でしたがプロではなかなか成績が残せずプロ入り早や6年目を迎えて31歳。そろそろ引退かと思われていた今年、開幕戦の延長で登板しわずか3球で勝利となりました。これが、プロ入り初勝利。

その後、1軍に定着し今年は51試合にも登板。全てリリーフながら2勝1敗でホールド20という立派な成績を収めました。

トヨタ自動車での練習は過去にも何度か見かけましたが、今年はやはり自信が感じられましたね。少し話をしましたがこれからも頑張ってほしいと思います。

また、新戦力で小出智彦投手(愛知啓成−近大)、松本道成捕手(西脇工−愛大)に続き、河合完治選手(中京大中京−法大)も練習に参加。

河合完治選手といえば、高校時代に甲子園優勝を果たした3番打者。4番堂林(広島)、5番磯村(広島)のクリンナップは驚異的。下位打線もよく打ち切れ目のない打線でした。

私も2年生の秋の東海大会あたりから試合を見る機会が多くなりましたが、堂林選手よりもよく打っていましたね。甦るのは準決勝の花巻東戦で菊池雄星投手から放った走者一掃のレフト戦に切れるタイムリーは今でも鮮明に覚えています。その試合は終盤にもホームランを打っていますね。

大学時代は1年生から早くも秋に打率.350でベストナイン。2年生、3年生では肉離れで苦しんだ時期もありましたが、4年生になって主将となり春に打率.438でベストナインを獲得。その後、大学日本代表に選出され3番セカンドとして日米大学野球優勝に貢献。

怪我もありましたが、リーグ通算66安打は現役1位。広角に打ち分ける打撃は魅力で、プロへの意識も高く私もプロ志望届を出すものと思っていましたが提出せず社会人入り。もし、プロ志望届を出せば3位あたりの指名が確実視されていた選手でもあります。

私も高校時代から見ていて大好きな選手でもあり、少し話もしましたが好青年は変わりません。是非、トヨタ自動車で活躍してプロに進んでもらいたいですね。


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■ストレッチ  2013.12.25

近年、冬のトレーニングで行われる体幹トレーニング。

私も少年野球で取り入れていますが、それ以外にも大事なトレーニングもあります。

特に投手は肩のストレッチは体幹トレーニングの前に重要なトレーニングの一つです。

肩の可動域を広げるトレーニングはバットを持って行ったり、体操のような姿勢でも行えます。これらは高校野球ドットコムでも紹介されていますので是非参考にしてもらいたいと思います。

うちの中等部にも有名校に行く投手が来てくれたりします。かなり出来上がった投手もいれば、まだ体作りが必要な投手もいますが、体を柔らかくすることは重要なポイントです。この冬場は特にそのトレーニングが出来る時期です。

また、最近の投手は股関節が固くインステップする投手が多く、これでは後半に疲れが溜まります。股関節を柔らかくすることは肩の次に必要です。

それから、バランス感覚を良くするバランスボールやボールを使わずに行うバランストレーニングもあります。

私はメディシンボールを使ったりもしますが、冬のトレーニングにストレッチと体幹トレーニングは重要ですね。


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■高校野球ノンフィクション  2013.12.24

12月15日から20日まで九州に出張に行ってきました。

往復は新幹線、日毎に移動もあり大分から福岡の移動など電車に乗る時間が多くありました。

その間、高校野球ノンフィクションの単行本を2冊読みました。

この高校野球ノンフィクションシリーズは矢崎良一さん監修で中里浩章さん、谷上史朗さん、大利実さん、藤井利香さんらが執筆していて2008年に「白球と宿命」というタイトルでvol.1として初回発行。

私がこの単行本と出会ったのは第2弾となった2009年4月発行vol.2の「甲子園のキセキ」。

この「甲子園のキセキ」は第一章で香川県・土庄高校(執筆:津川晋一さん)が紹介されているということで知人から譲って頂きました。

土庄高校は現在のトヨタ自動車の佐竹投手の時代に春季大会で優勝し夏の甲子園に初めて出場出来るかというあたりから紹介されていました。

続きは、第二章 田中一徳、松本勉(矢崎良一)、第三章 大阪桐蔭・西谷浩一監督(谷上史朗)、第四章 早稲田大・福井優也(中里浩章)、第五章 元西武・高木大成(矢崎良一)、第六章 元巨人・上福元勤(渡辺勘郎)でした。

当時、私は今ほど高校野球に馴染みがある訳でなく、文字数も多く第四章あたりで飽きてしまい。最後まで読むことはありませんでした。

「甲子園のキセキ」は第一章で紹介された佐竹投手の後輩の田村雅樹投手が中部大に入部した時、その田村雅樹投手もこの本に紹介されていたこともあり、春季リーグ戦の時にその「甲子園のキセキ」を本人に渡したので私の手元にはありません。

田村雅樹投手がその「甲子園のキセキ」を今持っているかどうかは分かりませんが、その後中部大では3年生から主戦投手となり、今年卒業後に四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに入団、1年目ながらリリーフとしてアイランドリーグ新記録となる64試合に登板、防御率も2.76(6位)と活躍しました。エース又吉克樹投手が中日ドラフト2位で抜けた為、来年は先発でエースとして期待されています。

話は戻りますが、高校野球ノンフィクションシリーズは現在vol.10まで発行されていて、vol.10の「王者の魂」を購入しました。内容は以下です。

第1章 王国の継承者 ”夏将軍”松山商業 時代に逆らう覚悟と気概
マツイチと言われる狂信的なファンから奇跡のバックホーム、極限まで作り切って臨む夏将軍、そして移り行く四国四商の立場と重澤和史監督の葛藤

第2章 王者の源流 大阪桐蔭”悪ガキ集団”が創部4年で掴み取った頂
1984年大産大高から分かれて誕生した大阪桐蔭が近畿の有名校に進めず入学してきた選手を個性を伸ばしながら過去最短の創部4年での夏甲子園優勝を果たした長澤和雄監督の逸話

第3章 名将の血脈 日大東北・中村猛安監督 偉大なる父の背中を追って
元PL学園中村順司監督の息子、中村猛安の生い立ちからお父さんの教え、そして現在監督としての奮闘ぶり

第4章 越後のカリスマ 佐藤和也・新潟明訓前監督 雪を溶かした”知”と”情熱”
ドカベンの明訓にあやかって練習試合をお願いしていた弱小新潟明訓を甲子園常連校に導き、今年から57歳にして新潟医療福祉大の新天地に立つ佐藤和也氏のエピソード

第5章 勇将、腕ぶす 山梨学院大附・吉田洸二監督 新たなる土台作り
弱小南と称された県立高校の北松南(清峰)を上甲監督(済美)、高橋監督(鳴門)も驚く尋常ではない丸太を持っての300m60本などの猛練習でセンバツ優勝を飾り頂点に立った吉田洸二監督。今年から山梨学院大附に来て県立、私立で甲子園優勝を目指す指導方法の移り変わり

第6章 160枚の未来図 湘南ボーイズ・田代栄次監督 トラの穴のメソッド
たった9人からスタートし今や120人もの入団希望者が集まるジャイアンツカップ優勝を果たした湘南ボーイズ田代栄次監督の湘南スタイルといわれる塾と野球の両立

「甲子園のキセキ」を最後まで読まなかった昔に比べ、今は高校野球に興味があり、この「王者の魂」は本当に面白く大変勉強になり243ページをあっという間に2日で読み終わりました。

どの指導者も監督になるまでの経緯、野球部の移り変わる歴史、頂点を極めて新天地での出発など人間模様が分かります。

ゆとり教育の現在の教え方や、それでも残すべきものなど大変参考にもなり、私の指導で足りないことも分かったように思えます。

3日目には本屋によりたまたまあったvol.6の「勝者の伝導者」を購入し昨日までにこれも読み切りました。内容は以下です。

序章 闘将、ふたたび 明秀日立・金沢成奉監督 あらたなる王国への礎
第1章 緩やかな進歩 佼成学園 “あとひとつ”からのリ・スタート
第2章 希望への轍 盛岡三高・柴田護監督 “本気で”目指す甲子園
第3章 静かに広がる波紋 比屋根吉信・元京都大学監督 “勝てないチーム”を“負けないチーム”に
第4章 継続と変化の狭間で 佐久長聖・藤原弘介監督 時代に合った指導の形を探して
第5章 やれば、できるよ 元プロ野球選手 都立江戸川・伊達昌司コーチの人生哲学
第6章 常識を破壊せよ! 健大高崎 上州を席捲するスピードと戦略
第7章 名門の反骨 報徳学園 不遇の中で勝ち続けていくために

この2冊の中で報徳学園(永田裕司監督)、健大高崎(青柳博文監督)、PL学園(元中村順司)は今年直接お見かけしたこともあり、佐久長聖(藤原弘介監督)は二葉捕手から何度か聞いているので身近にも感じ興味が倍増しました。

また、どの指導者も不思議な出会いや巡り合わせがあって監督になったことで、運命も感じましたね。


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■西山令君が日本一に  2013.12.23

昨日、全国高校駅伝が行われ、私の教え子である西山令君(山梨学院大付属)が初優勝。

西山君はアンカーとして出場し史上初となる4校デットヒートの末、残り200mでラストスパートし見事優勝を果たしました。

ところで西山君は3人兄弟の末っ子、次男が2年間、令君が5年生の時に1年間、私が監督として指導しました。

その5年生の時には西山君は遊撃手兼投手、市内の大会で2度優勝しました。

また、冬場は決まって練習の最後に200mトラックを5周、1キロのランニングを行っていましたが、いつもダントツの1番で、2番の市川君も速かったものの50m差、3位とは半周差で特に後半にラストスパートし、ラストスパートの力はこの時からあったように思えます。

中学では陸上部に入りながら野球のクラブチームと兼用。しかし徐々に両立が難しくなり陸上1本に絞りました。加えて有名な陸上の先生に付き個別指導を受けていました。

この個別指導で実力はどんどんアップ、中学1年生では800mで中1歴代最高となる2.00.92を記録。この記録はオリンピックの女子予選通過タイムに等しい記録でおそらく今も抜かれていないと思われます。

中学2年では全日本中学校陸上選手権大会1500mで中2歴代4位(4.03.30)を記録し2年で唯一決勝進出。中学3年生では第40回ジュニアオリンピック陸上競技大会1500mで優勝を果たすなど大きな大会になればなるほ程、強さを発揮し順風満帆な陸上生活を送ってきました。

その後、十数校からの誘いを受けましたが、ライバルの上田健太選手(今回1区2位)が進む山梨学院大付属に決定。上田健太選手の父は全国的に有名な山梨学院大陸上部監督の上田誠仁氏。他にも全国大会で上位の選手との交流が深まり数名が山梨学院大付属に集まり有望選手が集まったことで当時話題にもなりました。

高校はサッカーが有名でしたが陸上は無名。しかし、これで一気に強くなり1年生主体で臨んだ全国高校駅伝で山梨県予選で初優勝。2年生の時には全国高校駅伝で山梨県勢初となる8位入賞を果たし西山君もアンカーで順位を上げ区間賞になり、今年は優勝を期待されるチームへと成長しました。

しかし、これまで順調に見える西山君ですが、高校1年生で入部の時には、ややO脚で疲れがたまる為、歩き方から矯正。高校時代もケガに泣かされ記録が伸びないこともしばしばありました。

高校3年生では主将に任命され予選では優勝。しかし、直前の関東地区のレースでは2位と全国大会優勝が危ぶまれる事態にもなりました。しかし、結束しこの日を迎えました。

1区は全国2位の成績を持つ上田健太選手。ただ遅い展開に前に出られない様子で区間2位。その後、外国人選手に抜かれ引き離されるも全員が持ち味は出し、アンカーの西山君に世羅、伊賀白鳳に続き3位でタスキを繋ぎました。

アンカーは大牟田も含み4校のデットヒート、やや牽制しながらのレースで勝敗は競技場まで持ち込まれ、最後は3年生の意地で最後200mでスパートした西山君が3人を引き離し見事初優勝を果たしました。

レース後、テレビでも放映されましたがチームメイトが駆け寄り歓喜の瞬間もあり、最後のインタビュー(下記)も堂々としたもので成長した姿を見せてくれました。

「本当にハラハラしていました。4人いて、ラスト勝負になると分かっていたので、ラストまで我慢して走ることを心掛けました。チームとして日本一になることを目標にこの学校に入ってきて、試合前もチームで団結してこの試合に臨めました。なので、自分のためではなく、今までたすきをつないでくれた選手やサポートしてくれた方々のために日本一になって恩返ししたいと思い、何としても絶対に勝ってやるという強い気持ちでラストに臨みました。 トラック勝負になり、いつ仕掛けようかと思っていました。ゴールしたときには、本当に日本一になったのかなと夢のような最高の気持ちでした。監督や支えてくれたチームメート、両親には本当に感謝しています。1区から本当にすごく良い流れで来てくれました。どの順位に来ても絶対に優勝できると信じていたので、一人一人が、他のチームメートを信じて走った結果だと思います。本当にチームに感謝しています。」

これで、まだ少しはレースは残るものの高校での陸上生活はほぼ終了。今度はいよいよ大学駅伝で箱根を目指すことになります。これからは長い距離への課題もあると思います。これからも頑張って走る姿を夢見ています。


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■関西独立リーグ消滅  2013.12.13

関西独立リーグに所属する全3球団の脱退が12日までに確実となり事実上消滅することになりました。

兵庫と06ブルズは既に脱退届を提出していましたが紀州も昨日の記者会見で11月に他の2球団に脱退の方針を伝えていたと発表、兵庫と06ブルズが紀州のリーグ運営をめぐる対立が原因という。

今後は兵庫が06ブルズに新球団を加えた3球団による新リーグ設立を目指し、紀州は社会人チームでの活動を目指していくことになりました。

関西独立リーグは国内3番目のプロ野球独立リーグとして2009年に発足。球団が頻繁に入れ替わるなど不安定な運営が続いていており、独立リーグの難しさが浮き彫りになりました。

ところで、昨日は休みでトヨタ自動車の練習の手伝いに行ってきました。寒さも強くなり体力作りのメニューでしたが参考になります。

途中、来年から入社する小出智彦投手(愛知啓成−近大)、松本道成捕手(西脇工−愛大)が入社試験を終え挨拶に来ていました。2人共に今春のリーグMVPに輝いた選手で期待しています。

小出智彦投手に会うのは2度目でしたが、松本道成捕手に会うのは初めてで西脇工出身が今夏初めて甲子園に行き、木谷監督が5年目なので当時は1年目の監督だったことや、エースの翁田勝基投手が愛大に来ることを私も知っていて、それらのことを話しましたが、好感を持てるタイプでした。スローイングも滑らかで打撃も良く楽しみにしています。

また、この日は体験で常葉菊川の選手が2名来ていました。一人は前川選手で昨年秋の東海大会で1年生ながら東邦戦で打ったことを思い出しました。森下監督も来ていたので少し話をしました。粘り強い打撃で接戦を勝ち抜き春夏甲子園は立派な成績でした。堀田投手は専修大に進みます、今後に期待ですね。


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■高卒3年目  2013.12.12

この数年の高校野球で投手の大豊作であった2011年。

現在、早大の2年生となった吉永健太朗投手が夏の甲子園で優勝投手となった年でしたがプロ入りした投手は以下の14名(成績は最終学年)

ソフトバンク1位:武田翔太(宮崎日大)九州のダルビッシュ
ソフトバンク2位:吉本祥二(足立学園)下町のダルビッシュ
ソフトバンク4位:白根尚貴(開星)甲子園2回戦
ヤクルト1位:川上竜平(光星学院)甲子園準優勝
巨人1位:松本竜也(英明)甲子園2回戦               
巨人2位:今村信貴(太成学院大高)
巨人育成1位:森 和樹(市柏)
阪神2位:歳内宏明(聖光学院)甲子園ベスト8          
阪神5位:松田遼馬(波佐見)甲子園2回戦  
広島3位:戸田隆矢(樟南)甲子園ベスト8
楽天2位:釜田佳直(金沢)甲子園3回戦                
楽天3位:三好匠(九国大付)甲子園春準優勝
横浜1位:北方悠誠(唐津商)甲子園2回戦
横浜9位:伊藤拓郎(帝京)甲子園1回戦             

今年の高卒投手の指名が10名で内1位は2名と比べても良くわかると思います。               

2011年はプロ入り以外で吉永健太朗投手のように大学に進んだ投手も原樹理(東洋大姫路−東洋大)、堅田裕太(関西−法大)、水原浩登(関西−立正大)、龍田祐貴(徳島商−日体大)ら甲子園で活躍した投手も多くいます。

また、社会人野球に進んだ投手もいて来年ドラフト解禁となります。               

横山雄哉(山形中央−住友金属鹿島)高2春夏甲子園出場
古市賢助(日南学園−JFE東日本)日本選手権2試合登板
野村亮介(静清−三菱重工横浜)日本選手権で146キロをマーク
野田昇吾(鹿児島実−西濃運輸)甲子園春3回戦
山崎正衛(近大高専−西濃運輸)夏予選準決勝敗退
田中優貴(丹生−三菱自動車岡崎)北陸のドクターK
葛西侑也(大垣日大−新日鐵東海REX) 2010年春甲子園ベスト4
守屋功輝(倉敷工−ホンダ鈴鹿)夏予選3回戦敗退
猿渡眞之(飯塚−大阪ガス)夏予選準々決勝敗退
浜田一輝(箕面東−履正社学園)夏予選準々決勝敗退
秋田教良(光星学院−三菱重工広島)甲子園準優勝
吉田奈緒貴(宮崎商−JR九州)都市対抗2試合登板

この中から誰かはドラフトに指名されるでしょう。12名中5名は東海地区なので私も注目しています。


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■山口嵩之投手  2013.12.10

今朝の中日スポーツに西武ドラフト5位で指名された山口嵩之投手が大きく掲載されていました。

山口投手は石川県立工時代の3年春に45回で63奪三振の快投でプロ11球団注目の北陸No.1投手となり、身長も高く切れの良いストレートとスライダーが武器で肩関節の柔らかさを感じる投手で、期待されてトヨタ自動車に入社。

しかし、高校時代に痛めた肘が完治せず、加えて腰を痛め泣かず飛ばずで4年目の秋に戦力外通告。その後、1年間仕事が終わった後、トヨタスポーツセンターに通い一人で自主練習して、今年トヨタ自動車東日本に移籍。そこで開花し秋に完封するなど素質が開花、西武にドラフトされました。

私も入社当時から期待していましたが、私がOB会副会長であった4〜5年目は一番苦しい時代でした。ブルペンで投げてもイップス状態で全くどこに球がいくか分からない状態でスピードは抜群に速い為、キャッチャーも恐怖感があり投球練習もままならない状況でした。

納会での引退のスピーチでは悔し涙を流していました。その後、自主練習でも何度か室内練習場や筋トレの姿を見て声を掛けました。移籍してからは春のベーブルース杯や秋の日本選手権予選でも先発するなど頑張っていたので2度程フェイスブックで激励しました。
               
晴れてプロ入りすることになり、苦労が実った訳ですが、どん底を知っているだけに見事なカムバックでした。プロでも頑張ってほしいと願っています。             
               

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■高校2年生投手球速ランキング  2013.12.9

今年も残り1ヶ月を切り、来年に向けて高校2年生の球速ランキングがドラフトレポートさんで公開されました。

ランキングは以下となります。(左)は左投手、記号は来年のセンバツ出場予想

-------------157キロ------------------
安楽智大(済美)187cm85kg
-------------149キロ------------------
立田将太(大和広陵)181cm82kg
三輪昂平(日大三)176cm76kg
-------------148キロ------------------
高橋光成(前橋育英)187cm78kg
小野郁(西短大付)176cm70kg
-------------147キロ------------------
松本裕樹(盛岡大付)183cm77kg
大和田啓亮(日大東北)178cm70kg
塹江敦哉(高松北)177cm72kg(左)
-------------146キロ------------------
佐藤雄偉知(東海相模)191cm90kg
飯塚悟史(日本文理)187cm82kg◎
石垣幸大(いなべ総合)179cm72kg
善武士(多良木)178cm69kg
-------------145キロ------------------
松永勇輝(身延)181cm78kg
青島凌也(東海相模)178cm77kg
松本航(明石商)176cm78kg
岸潤一郎(明徳義塾)175cm72kg△
田嶋大樹(佐野日大)180cm73kg(左)○
上條将希(市川越)171cm65kg(左)
-------------144キロ------------------
岩下大輝(星稜)180cm75kg
青野善行(市船橋)178cm70kg
宮尾陽佑(富山工)178cm68kg
-------------143キロ------------------
海老塚耕作(横浜創学)181cm82kg
鈴木優(雪谷)180cm75kg
久保柊人(沖縄尚学)174cm72kg◎
馬場大詩(神戸国際)176cm77kg(左)
小島和哉(浦和学院)175cm72kg(左)
山岡就也(広島新庄)173cm75kg(左)◎  
-------------142キロ------------------
国松歩(静岡商)178cm76kg
伊波友和(美里工)178cm75kg◎
田中空良(豊川)176cm75kg◎
山城大智(沖縄尚学)175cm68kg◎
村山賢人(新潟明訓)174cm75kg
中野貴仁(大分商)174cm65kg
中嶋優佑(滋賀学園)178cm70kg(左)
-------------141キロ------------------
恩田和季(開星高)184cm87kg
酒井祐弥(高知)177cm72kg
中村誠(報徳学園)170cm70kg◎
森田駿哉(富山商業)181cm75kg(左)
-------------140キロ------------------
諸冨将士(城北)192cm78kg
柳川健大(岩国)184cm70kg
菅野秀哉(小高工)182cm69kg
井口拳吾(旭川大)179cm79kg
新免慧大(社)178cm70kg
伊藤優輔(小山台)176cm67kg
池田清良(千葉学芸)174cm68kg
釘宮光希(日大三)173cm72kg
齋藤誠哉(磐田東)183cm73kg(左)
寺沢星耶(佐久長聖)176cm74kg(左)


140キロ超えは48名(右投手38名、左投手10名)、平均身長は178センチとやはり高く、145キロ超えは平均が180センチと速くなれば身長も高くなります。

また、秋の秋季大会で済美、前橋育英、浦和学院らが敗退した為、21世紀枠以外でセンバツ高校野球に出場する可能性のある投手は9名とやや寂しい大会となりそうです。
               
それから、例年この時点での140キロ超えは、このぐらいですが冬を越えて来年の夏には100名程度に増えるでしょう。
               

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■ベストナイン決まる  2013.12.6

2013年の社会人野球ベストナインが以下のように決まりました。

投手 吉田一将(JR東日本−オリックス1位)
捕手 小林誠司(日本生命−巨人1位)
一塁手 井上晴哉(日本生命−ロッテ5位)
二塁手 西野真弘(JR東日本)
三塁手 多幡雄一(ホンダ)
遊撃手 田中健(新日鐵住金かずさマジック)
外野手 松本晃(JR東日本)
外野手 井領雅貴(JX−ENEOS)
外野手 柳裕太(ヤマハ)
指名打者 伊東亮大(日本製紙石巻)
最多勝利投手賞 吉田一将(JR東日本−オリックス1位) 7勝(9試合)
最優秀防御率賞 石川歩(東京ガス−ロッテ1位) 0.50(7試合 54回 自責点3)

投手は、予想通り吉田一将投手で決まりました。2大大会での優勝はないものの四国大会MVP、都市対抗久慈賞(敢闘賞)、岡山大会でも優勝に大きく貢献するなど最多勝利投手賞も含めての受賞でした。

石川歩投手も最優秀防御率賞を獲得、6試合分投げて自責点3は素晴らしい内容でした。

その他、東海地区では外野手で柳裕太選手(ヤマハ)が選ばれ嬉しい初受賞となりました。


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■読書のススメ 2013.12.3

12月に入り寒い時期が到来しました。

冬のトレーニングは昔の走り込み主体から、体幹・食育など広がっています。

私の教えている少年野球チームの低学年も体を大きくする為、今年から練習中の間食を取り入れました。また、これからは少しづつ体幹トレーニングを取り入れて行きたいと思います。

また、この時期に読書を取り入れることも多くなっており、私も野球の本を時々買って読むこともあります。インターネットでは野球のコラムもよく見ますが、指導にも役立つことが多くあります。

高校野球ドットコムでは、読書のススメとして今年4月あたりから1週間に1度程度、指導者や選手の出版本などを紹介、私も楽しみにして見ています。

ところで、私は11月から仕事で出張が続いており12月も2回、その中で12月の中旬から6日間九州に行きます。往復は新幹線で長旅となるので、是非この機会にも1冊読みたいと思います。


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■補強 2013.12.2

高校生、大学生の進路が決まりつつありますが、社会人野球に進む投手も多い中、ドラフト洩れの投手を採用する大補強のチームも見えてきました。

そこで、ドラフトレポートさんの情報から現在決まっている社会人に進む投手をチーム別にまとめてみました。カッコ内は今年ドラフトに指名された投手の数

日本製紙石巻(1):西藤昭太(道都大)、塚本峻大(東北学院大)
七十七銀行(1):東谷優(中部学院大) 
JFE東日本:安達央貴(国武大) 
鷺宮製作所:野川拓斗(城西国際大)、齋藤英輔(青山学院大) 
セガサミー(2):横田哲(上武大)、浦塚翔太(日本文理大)
東京ガス(1):宮谷陽介(筑波大)、山岡泰輔(瀬戸内高)
JR東日本(2):関谷亮太(明治大)、東條大樹(青山学院大)、板東湧梧(鳴門)
明治安田生命:岡貴之(明治大)
東芝:谷岡竜平(成立学園)
JX−ENEOS(1):船本一樹(法政大)  
日立製作所:矢部佑歩(立教大)、猿川拓朗(東海大)
三菱重工横浜:小林寛(八戸学院大)
富士重工業(1):小野和博(桐蔭横浜大)
NTT東日本:横山弘樹(桐蔭横浜大)  
日本通運:渡辺圭(東海大) 
新日鐵住金鹿島:能間隆彰(東洋大) 、石川清太(関東学院大)
バイタルネット:津花康平(中央大) 
西濃運輸:六信慎吾(法政大) 、山下大輝(常葉大) 
JR東海:柿田竜吾(国学院大)、山田智弘(専修大)    
ホンダ:石橋良太(拓殖大)
新日鐵住金東海REX:滝下雄介(東京農業大)    
トヨタ自動車(1):六埜雅司(東海大)、小出智彦(近畿大)
ホンダ鈴鹿(1):宮崎太郎(法政大)、浦嶌颯太(菰野)
三菱重工名古屋:萩原大起(愛院大)
日本新薬:石田龍平(関西外国語大)
パナソニック(1):近藤大亮(大商大) 
大阪ガス:青木貴之(城西国際大)
NTT西日本:藤本晃次(亜大)、吉岡知晃(名商大)、波多野利彦(愛院大) 
日本生命(2):山形晃平(慶応大)、清水翔太(中京大)、山田和毅(京都産業大)
JFE西日本:藤谷修平(天理大) 
新日鐵住金広畑:森原康平(近大工学部)
JR西日本:納富秀平(法政大)、高野圭佑(四国学院大)、吉川雄大(智辯和歌山)  
三菱重工広島:白濱尚貴(京都学園大)
JR九州(1):白鳥翔投手(一関学院)
三菱重工長崎:甲斐翼(宮崎日大)

この中で、ドラフトに指名された投手がいるチームは着実に新人も補強。

逆にドラフトの指名がなく3名補強しているチームはNTT西日本とJR西日本。

NTT西日本は昨年2名(増田達至投手−西武、安部建輝投手−DeNA)がプロ入り、今年も3名新人を補強していますが、来年更に3名の補強と活発。都市対抗、日本選手権と共に1回戦敗退で意気込みを感じます。

また、今年再開したJR西日本は、近田怜王(ソフトバンク)、湧川雄貴 (愛産大)、鈴木亮 (専大)、関根裕之 (創価大)、福山純平 (東大阪大柏原−ドラフト指名洩れ)でスタート。先発は湧川投手と近田投手で回していましたが、やはり数不足で来年は納富秀平(法政大)、高野圭佑(四国学院大−ドラフト指名洩れ)、吉川雄大(智辯和歌山)の注目投手を獲得。個人的にも高野圭佑投手、吉川雄大投手らは期待しているので、この中から来年以降プロ入りする投手も出てくるでしょう。注目しています。


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■祖父江大輔投手 2013.11.30

昨日、昼から休みでトヨタ自動車の練習に参加してきました。

この日、投手は最後の打者に対してのシート打撃での実戦練習でした。私も外野で球を追っていましたが、練習が終わったのは日が暮れるまでしっかりと行っていて、やる気が伝わってきました。来年こそ、新主将となった二葉捕手を中心に優勝をと願っています。

また、この日は中京大のバッテリーが練習に参加。参加していたのは昨日紹介した2年生ながら活躍している岡部直人投手(いなべ総合)、1年生の野松慶一郎投手(愛知啓成)、2年生の飯田達也捕手(東邦)ら4名。

岡部直人投手はシート打撃にも登板しセンターから守りながら見ていましたが、なかなかいい球を投げますね。1部に昇格し日本生命に進路が決まっている4年生エースの清水翔太投手(麗澤瑞浪)が抜け来年はエースとしての期待を背負うことになります。

それから来年入社する近大の小出智彦投手(愛知啓成)も練習に参加していました。近大は残念ながら秋のリーグ戦は出場を辞退しましたが、今春のリーグ戦で小出智彦投手は7勝を上げ防御率も0.15のダントツでMVPを獲得した期待の左腕です。練習では遠投のみでしたが、さすがに力のある球を投げます。

最後に祖父江大輔投手のブルペンでの投球を見ました。おそらくアマでの投球を見るのは最後でしょう。入社した頃は力んで投げていましたが、今は変化球も多彩になり力みも消え安定感が増しました。来年プロでの活躍を期待しています。


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■いなべ総合 2013.11.29

先週の土曜日に行った、いなべ総合学園高校。

自宅から高速で走り桑名インターを下りて20分ほど走り約1時間で到着。周りは畑で田舎で野球に打ち込むには、いい環境です。

また、県立ながら学園と名付けてられていて、校門を入ると洒落た感じの校舎、その奥に野球部のグラウンドがありますが、立派なグラウンドで3塁側奥には室内練習場もあり、とても県立とは思えない施設です。

ここ数年、三重県の上位に毎年いて今年の3年生にも注目されていた岡謙斗投手や来年のドラフト候補の石垣投手、過去にも甲子園に出場した近藤佳史(日体大)、一つ下で現在中京大で活躍している岡部直人投手など、いい投手も輩出しています。

この日も、ブルペンではコーチらしき人が左投手に指導をしていました。

ただ、私も今まで何度か東海大会などで見ていますが、毎年上位に進出しながら甲子園に出場したのは2010年の夏だけと意外な感じですね。


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■社会人野球ベストナイン 2013.11.28

2013年度の社会人野球ベストナインの一次選考が既に終了し115名の選手が選出されました。

そのうち投手は33名で、最有力は右のグラウンドスラム41の表紙に掲載されている吉田一将投手(JR東日本)か大城基志投手(JX−ENEOS)。

この2人の活躍は素晴らしく吉田投手は2大大会で優勝こそありませんが、日本選手権対象大会でのMVPなどが評価されるでしょう。大城投手は都市対抗での橋戸賞が光っています。

この2人に対抗するのは、日本選手権MVPの岡本健投手(新日鐵住金かずさマジック)でしょう。

東海地区のからは秋葉知一投手(JR東海)、菅野智也投手(JR東海)、甲斐政孝投手(東邦ガス)が一次選考で選ばれています。

残念ながら昨日、納会のあったトヨタ自動車からの選出はありませんでした。

是非、来年は巻き返して2大大会どちらかの優勝、そしてベストナインの受賞を願っています。


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■やろまいか愛知私学四強交流戦メンバー 2013.11.27

日曜日に行われたやろまいか愛知私学四強交流戦のメンバー表が届きました。

中日スポーツにも記載されていましたがより詳しく掲載されています。

ベンチ入りは各校25名で合計100名になります。

100名中県内91名、県外9名(三重6名、岐阜3名)。

リーグ別では、ボーイズ52名、シニア19名、軟式クラブチーム15名、中学軟式部活10名、ヤングリーグ4名。

チーム別の上位は、東海チャレンジャー13名、東山クラブ5名、愛知知多ボーイズ5名。

チームで複数いるのは20チーム、1名は36チームであり、やはり狭き門だといえるでしょう。

各チームのトップクラスの選手が集まることは間違いありませんが、以下各校特徴があるようにも思えます。

東邦:県外が最も多く6名、チームは3名以上はいないので幅広い、軟式が10名と最も多い。
中京大中京:愛知江南ボーイズ、岡崎葵ボーイズが3名、ほとんど硬式で占める。以前より新城ベアーズボーイズが減少。
享栄:東海チャレンジャー4名、瀬戸シニア3名が目立つ程度で後は幅広い。
愛工大名電:東海チャレンジャー8名と際立つ。続いて東山クラブ4名、濱田投手のいた名古屋ファイターズ3名と続き特定のチームが多い。軟式は9名と東邦に続いて多い。

私の住んでいる周りの岡崎市・豊田市からは以下の7名(軟式4名、硬式4名)がベンチ入り。内5名が一桁番号です。

東邦:峰洸平捕手(豊田南クラブ)主将、鈴木大輔二塁手(福岡中)
中京大中京:山本源2塁手(水源パイレーツ‐豊田シニア)、山下恵矢左翼手(市木フェニックス‐愛知長久手ボーイズ)、齋木佑輔外野手(ソフト‐葵ボーイズ)
享栄:村上晧紀捕手(堤スターズ−愛知長久手ボーイズ)、鈴木遼捕手(竜神中)
愛工大名電:谷川航大投手(岡崎北部中)

この中で、峰捕手、山本2塁手、山下左翼手は選手、父親共に知っており、齋木外野手もうちの少年野球に誘った選手。それぞれの活躍を期待しています。

また、うちの中等部も今の1、2年生にはいませんが、過去の10期生の中で3名が私学四強に進んでいます。これからも上を目指せる選手を育てたいと思います。


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■21世紀枠候補出揃う 2013.11.26

来年のセンバツ高校野球の21世紀枠候補の46推薦校が決まりました。

<東日本>
東北(青森:青森、岩手:伊保内、秋田:角館、山形:山本学園、宮城:松島、福島:須賀川)
関東(茨城:下館一、栃木:真岡、群馬:沼田、埼玉:市川越、千葉:検見川、東京:小山台、神奈川:日大高、山梨:吉田)
北信越(新潟:三条、長野:長野西、富山:富山、石川:羽咋、福井:金津)
東海(静岡:富士、愛知:高蔵寺、岐阜:岐阜工、三重:伊勢)
<西日本日本>
近畿(滋賀:八日市、京都:西城陽、大阪:豊島、兵庫:姫路南、奈良:香芝、和歌山:海南)
中国(岡山:東岡山工、広島:賀茂、鳥取:倉吉東、島根:大東、山口:熊毛南)
四国(香川:坂出、徳島:池田、愛媛:東温、高知:高知東)
九州(福岡:小倉、佐賀:早稲田佐賀、長崎:島原農、熊本:多良木、大分:大分雄城台、宮崎:宮崎南、鹿児島:大島、沖縄:知念)

この中から各地区で1校に絞られ北海道と合わせた9校が12月13日に発表。

その後、9校から東日本と西日本で各1校、更に全体で1校が1月24日の選考委員会で決まります。

46校の中で私立は3校(山本学園、日大高、早稲田佐賀)と少なく、また15校が県大会でベスト4以上に入り地区大会に出場しています。

東海では伊勢が有力、四国の決勝で大差で負けたものの池田は準優勝なので21世紀枠ではなく中国・四国枠の5つの中に入りそう。そうなれば四国は香川で優勝の坂出が選ばれるのではないでしょうか。九州は神宮枠を獲得したこともあり選出は見送られる可能性もあります。

21世紀枠の基準は、文武両道、困難克服、創意工夫した練習などで他校や地域によい影響を与えた学校が選ばれます。まずは各地区の代表校に注目です。


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■6校交流戦 2013.11.25

昨日、やろまいか愛知私学四強交流戦が行われました。

1試合目、中京大中京対東邦は延長11回タイブレークの13対12で中京大中京が勝利。中京大中京は速球派の竹内投手が登板しましたが打球を受け1回で降板、1年生のアンダーハンド中村投手、同じく1年生のドラゴンズジュニアエースだった上野投手、伊藤投手、夏エースだったスライダーの良い真田投手と繋いでいます。エースの粕谷投手の登板はありませんでした。一方東邦は、エース大井投手が7回まで投げて8失点と荒れ、両チーム合わせて34安打、3時間半という長い試合でした。

2試合目、享栄対愛工大名電はこちらも延長タイブレークに入り5対4で享栄が勝利。享栄は喜多投手が完投し自責点2、愛工大名電もエースの石川投手が9回を自責点2とまずまずの投球のようでした。

この愛知私学四強交流戦、力試しにはちょうどいい時期であることから、ここ数年毎年行われるようになり、最初は中日に入った濱田投手が1年生の時にJR東海Gで行われた試合を見て以来、私も毎年見ていましたが、今年は先週から始まった三重県の6校交流戦(三重、いなべ総合、菰野、海星、津西、宇治山田商)に注目し土日に教え子の桐村が行っている菰野の試合を3試合見ました。

土曜日は、いなべ総合との試合でした。いなべ総合は注目の石垣投手の登板はなく、菰野は1年生投手が3人投げましたが、まずまず引き締まった試合でサヨナラで菰野が3対2で勝利しました。

日曜日は、三重との試合でした。三重は他の試合もあった為、ベストメンバーではありませんでした。菰野は1試合目が2年生の左投手が完投し1対1で引き分け、2試合目は土曜日同様に1年生投手3人のリレーで桐村は6回から3イニング投げ無失点、試合は5対1で菰野の勝利でした。菰野は延べ7名の投手で3試合4失点、野手もほとんど1年生で3試合行いましたが1年生でもしっかり試合が出来ることは素晴らしいと感じました。

桐村は9月に肩を痛め、回復してから1ヶ月での登板。まだ不安なのか腕が振れない感じで変化球も置きに行っている状況でした。四球はありませんでしたが、スピードはまだまだです。

腕が振れない原因は体が突っ込んでいるからでしょう。足を上げて一旦止まることなく体が動いてしまい、頭が軸足に残っておらず腕の位置も低くなっていました。もう少し腕を上から降り下し、加えて体の捻りを加えると、今すぐにでも5キロはアップすると思いました。腕だけ振ると肩に負担が掛かりますが、上半身を捻ることによって負担は軽減されます。上半身を捻るということはどういうことかというと、柔道の上手投げのイメージで投げるということです。ステップしてから上体が流れずに上半身に捻りを加えて切り返すとスピードはアップします。少しコツを覚えるとすぐ出来るでしょう。今度帰って来た時にアドバイスしたいと思います。

現在は昨年秋から1年経ってスピードは良くて130キロ程度でしょう。冬場に鍛えて春から夏頃135キロ、3年生までに140キロを目指してほしいと思います。


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■明治神宮大会決勝 2013.11.21

明治神宮大会決勝。

高校の部は日本文理対沖縄尚学でしたが大きなドラマが後半ありました。

日本文理は6回までエース飯塚投手の好投と自らの2打席連続ホームランを含む1試合6ホームラン。特に2打席目のホームランはバックスクリーンを越える135m弾、これで8点のリード。

しかし、沖縄尚学は7回裏に3点を返すと8回裏には6点を奪い一気に逆転、試合はそのまま9対8で沖縄尚学が初優勝。これで九州は枠が1つ増え5つとなり準決勝で敗退した早稲田佐賀、波佐見、創成館、日章学園の中から甲子園出場が決まりそうです。

続いて、大学の部は亜大と明大が対戦、予想通りの投手戦となりました。

亜大は先発が3連投の九里亜蓮投手、明大は3年生の山崎福也投手。九里亜蓮投手は5回無失点、山崎福也投手は6回途中で2失点。試合は明大が7回に1点を返しましたが、2対1で亜大が勝利し7年振り4度目の優勝を果たしました。


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■明治神宮大会 2013.11.20

明治神宮大会準決勝4試合が行われました。

まず、高校の部は連戦となった日本文理と沖縄尚学がそれぞれコールドで勝利、今日勝った方の地区が神宮枠を獲得出来るので北信越か九州か注目です。

大学の部は、1試合目に大商大と明大が対戦、4対1で明大が勝利。2年生のMAX151キロ、上原健太投手(広陵)が7回4安打8奪三振1失点の好投。この投手は190センチの大型左腕、大型ながらキレもあり2年後プロ指名は間違いないでしょう。この日はMAX147キロでした。

2試合目、桐蔭横浜大対亜大は9回が終わって1対1、結局延長タイブレークで亜大が5対1で勝利。亜大は2回戦に続いて九里亜蓮投手が先発7回途中1失点、続いてMAX151キロの3年生の山崎康晃投手(帝京)が3回3分の1を1安打、11人に対し6奪三振の好投。この日149キロをマーク。この149キロは今大会の最速。この投手も来年はドラフトで指名されるでしょう。ややインステップが気になりました。

今日の決勝は予想通り明大と亜大の対戦となりました。ここまで失点は明大が2、亜大が1と万全。決勝も僅差になるのではないでしょうか。


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■明治神宮大会 2013.11.19

明治神宮大会2回戦残り4試合が行われました。

まず、高校の部は日本文理と沖縄尚学が勝利しています。

続いて大学の部は、大商大と桐蔭横浜大が勝利。

1試合目、大商大対近大工学部は延長10回タイブレークの2対1で大商大が勝利。大商大は今月リーグ戦でノーヒットノーランを達成した近藤大亮投手(浪速)が9回を1失点でした。この投手は3年生、ダイナミックなフォームでMAX149キロ(この日144キロ)、来年のドラフト候補になるでしょう。また、1回戦で春の選手権優勝の上武大を破った近大工学部でしたが惜しくも2回戦敗退となりました。

2試合目、桐蔭横浜大対中部学院大は10対5で桐蔭横浜大が勝利。桐蔭横浜大は右肩痛が癒えた昨年の優勝に貢献した小野和博投手(磯原)が4点を奪われた4回から好リリーフ、6回を9奪三振無失点の好投で中部学院大に逆転勝ち。中部学院大は2年生の先発、齋藤弘志投手(大産大付属)が7回につかまり敗退となりました。

ここまで、投手力では明大が4年生の日本ハム3位指名の岡大海(MAX152キロ)、 関谷亮太(MAX148キロ)、3年生の山崎福也(MAX149キロ)、2年生の上原健太(MAX151キロ)、1年生の星知弥(MAX154キロ)と強力。続いて亜大が4年生の広島2位指名の九里亜蓮(MAX147キロ) 、3年生の山崎康晃(MAX151キロ)、薮田和樹(MAX151キロ)、2年生の花城直(MAX148キロ)と2校が抜けています。


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■明治神宮大会 2013.11.18

明治神宮大会が始まりました。

昨日は大学の部の2回戦で明大、亜大が勝利。明大は昨年春に甲子園でもベスト8入りし活躍した横浜出身の柳裕也投手が1年生ながら先発、5回を4安打無失点に抑えて勝利投手となっています。また、亜大は広島ドラフト2位指名の九里亜蓮投手が7回12奪三振無失点でさすがの投球を見せました。

高校の部も昨日は2回戦が行われ今治西、岩国が勝利しています。

明治神宮大会は今日も残りの大学、高校と朝8時半から夜まで行われます。土曜日にトヨタ自動車のOB会の懇親会で隣だった田中監督も昨日は観戦に行くと行っていましたが、じっくり見れたことでしょう。

ところで、愛知県の高校野球は今年、1年生大会が行われています。結果だけですが豊川は1年生も圧倒的な強さ、21世紀枠候補の高蔵寺も東邦を破るなど頑張っていますね。


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■大学生投手の進路 2013.11.15

昨日に続き大学生投手の決まっているドラフトレポートさんでの進路情報です。

西藤昭太(道都大) 日本製紙石巻
栗野翔太郎(道都大) プロ志望届提出
金沢光基(仙台大) プロ志望届提出
塚本峻大(東北学) 日本製紙石巻
高梨裕稔(山梨学) 日本ハム4位
山下峻(松本大) DeNA6位
石川柊太(創価大) ホークス育成1位
関谷亮太(明治大) JR東日本
白村明弘(慶応大) 日本ハム6位
横山貴明(早 大) 東北楽天6位
船本一樹(法政大) JX−ENEOS
九里亜蓮(亜 大) 広島2位
杉浦稔大(国学大) ヤクルト1位
柿田竜吾(国学大) JR東海
能間隆彰(東洋大) プロ志望届提出
齋藤英輔(青学大) プロ志望届提出
東條大樹(青学大) JR東日本
岩崎優(国士大) 阪神6位
岩貞祐太(横商大) 阪神1位
西宮悠介(横商大) 東北楽天5位
小野和博(桐蔭大) 富士重工業
渡辺圭(東海大) 日本通運
六埜雅司(東海大) トヨタ自動車
長谷川潤(金院大) プロ志望届提出
萩原大起(愛院大) 三菱重工名古屋
吉岡知晃(名商大) NTT西日本
波多野利彦(愛院大) NTT西日本
山岸大輝(日国際) プロ志望届提出
山下大輝(常葉大) プロ志望届提出
小出智彦(近畿大) トヨタ自動車
岩橋慶侍(京産大) ヤクルト4位
山田和毅(京産大) 日本生命
長江翔太(大経大) 巨人育成2位
近藤大亮(大商大) パナソニック
石田龍平(関外大) 社会人
白濱尚貴(京園大) プロ志望届提出
高野圭佑(四国学) プロ志望届提出
大瀬良大地(九共大) 広島1位
福倉健太郎(一工大) 西武7位

高野圭佑投手(四国学)などドラフト洩れの選手が多く、社会人入りや独立リーグ入団の投手も今後決まってくるでしょう。

また、トヨタ自動車も左投手を2人獲得しバランスのいい投手陣となりそうです。

ところで、昨日高校生の進路について記載しましたが、今日の中日スポーツに三倉進投手が掲載されていました。残念ながら甲子園の夢は叶いませんでしたが、大学での活躍を期待しています。


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■高校生投手の進路 2013.11.14

ドラフトも終了し有望な高校生投手の進路も決まりつつあります。

以下は、ドラフトレポートさんでの情報です。

山本大貴(北星大附) プロ志望届提出
大串和弥(北照) 法政大
白鳥翔(一関学院) JR九州
砂田毅樹(明桜) DeNA育成1位
庄司瑞(日大山形) 国学院大
今野龍太(岩出山高) 東北楽天9位
金谷太輔(太田一高) 東海大
飯田晴海(常総学院) 東洋大
岩崎巧(前橋商業) 法政大
小又圭甫(千葉英和) 進学希望
中村祐太(関東一高) 広島5位
谷岡竜平(成立学園) 東 芝
内野聖士郎(創価) 進学希望
大場遼太郎(日大三高) 筑波大
松井 裕樹(桐光学園) 東北楽天1位
熊谷拓也(平塚学園) 法政大
齋藤大将(桐蔭学園) 明治大
山田基樹(日川) 国学院大
椎野新(村上桜丘) プロ志望届提出
宮本幸治(富山第一) 法政大
岸本淳希(敦賀気比) 中日育成1位
鈴木翔太(聖隷クリスト) 中日1位
水野匡貴(静岡) 明治大
高橋遥人(常葉橘) プロ志望届提出
三倉進(東邦) 早大
吐前拓哉(至 学 館) プロ志望届提出
藤田凌司(県岐阜商) 立教大
浦嶌颯太(菰野) ホンダ鈴鹿
榎本和輝(京都翔英) 大阪商業大
平田将(大産大付) プロ志望届提出
東野龍二(履正社) 駒沢大
本野一哉(金光大阪) 帝京大
乾陽平(報徳学園) 明治大
翁田勝基(西脇工業) 愛知大
吉川雄大(和智弁) JR西日本
三好大生(高野山高) 金沢学院大
小川章太(高野山高) プロ志望届提出
児山祐斗(関西) ヤクルト5位
田口麗斗(広島新庄) 巨人3位
山岡泰輔(瀬戸内高) 東京ガス
下石涼太(広陵) 東海大
増本凌也(松江商業) 進学希望
東方伸友(浜田商業) ホークス育成2位
高橋由弥(岩国商業) 駒沢大
廣岡伶哉(柳井学園) プロ志望届提出
笹嶋慎一郎(小倉工業) 日本文理大
井手亮太郎(九産九州) 九州産業大
古川侑利(有田工業) 東北楽天4位
山口泰平(龍谷) プロ志望届提出
谷川文仁(長崎日大) 九州共立大
大竹耕太郎(済々黌高) 早大
本田建都(文徳) 東海大 
甲斐翼(宮崎日大) 三菱重工長崎
廖乙忠(日南学園) プロ志望届提出
二木 康太(鹿児情報) 千葉ロッテ6位
山下敦大(樟南) 福岡大
平良拳太郎(北山) 巨人5位

この中では、甲子園でも注目された山岡泰輔投手(瀬戸内高)は東京ガスに決定。

また、私が実際に見た投手では、三倉進投手(東邦)早大、藤田凌司(県岐阜商)立教大、浦嶌颯太投手(菰野)ホンダ鈴鹿、吉川雄大投手(智辯和歌山)JR西日本に決まりました。

それから、東海地区では森口錬太郎投手(豊川)が東海理化、山中亨悟投手(菰野)が中京大に決定。吐前拓哉投手(至学館)は東海学園大あたりでしょうか。 

それぞれの進路先で頑張ってもらいたいと思います。


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■名商大が2部降格 2013.11.13

愛知大学野球の入れ替え戦の第3戦で2部の日本福祉大が1部の名商大に勝利し2勝1敗となり1部昇格が決まりました。

日本福祉大の1部昇格は中日の浅尾投手が4年生の時に入れ替え戦で勝利し1部に昇格した2007年春以来となりました。

逆に名商大は第1戦で好投しJR西日本に進む吉岡知晃投手(延岡学園)が打たれ、同時期の2007年春以来の2部降格となります。

名商大はPL学園で6回の全国優勝を果たした名商大OBの中村順二監督を迎え、1999年から指揮を執っていましたが残念ながら、あと一歩で優勝というところまでいったものの優勝はなく2部降格、優勝は1993年以来遠ざかっています。

ところで、愛知県の高校野球で今年も「やろまいか愛知私学四強交流戦」が24日に小牧市民球場で行われます。

今年で4回目となり毎年見に行っていましたが、今年は三重県でも17日から三重、いなべ総合、菰野、海星、津西、宇治山田商の6強対決があるので、そちらを見に行く予定です。


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■電子スコアブック 2013.11.12

野球の試合でスコアブックを付けるのはネット裏でもよく見かけます。

しかし、1ヶ月程前でしょうか高校野球の試合で隣でiPadにタッチペンで入力している高校生を見かけました。

操作は難しくはなく簡単に出来るとのことでした。

調べてみると、いくつかの電子スコアブックのアプリが出ています。下記はその一つの例です。

■フィールドエイドスコアブックアプリ

電子スコアブックの良さは入力後のデータ集計が自動で行えることで、これから球場でも多く目にするようになるのではないでしょうか。

ところで、先日の日曜日にプロ野球のトライアウトが草薙球場でありました。最近のトライアウトはイベント化しているようで今回も「日本プロ野球12球団合同トライアウトin静岡」と名付けられて行われました。

球場は無料開放され、あいにくの雨模様でしたが元々草薙球場近辺はオールドファンも多く野球熱は高いものがありますが入場者数は1万人だったようです。昨年まで千人ぐらいだったことを考えるとその多さが分かります。

参加した選手の中で投手としてはソフトバンクの山本省吾投手、オリックスの鴨志田貴司投手、ヤクルトの正田樹投手など。また、独立リーグ組の木田優夫投手や小林宏投手も参加しています。

2回目のトライアウトは22日ナゴヤ球場で実施予定とのことです。


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■高校野球秋季大会 2013.11.11

高校野球秋季大会が終了、各地区の優勝校は以下となりました。

北海道:駒大苫小牧(北海道)
東北:八戸学院光星(青森)
関東:白鴎大足利(栃木)
東京:関東一(東京)
北信越:日本文理(新潟)
東海:三重(三重)
近畿:龍谷大平安(京都)
中国:岩国(山口)
四国:今治西(愛媛)
九州:沖縄尚学(沖縄)

この10校が今週末の16日から行われる神宮大会に出場します。

それから、センバツの可能性のある高校は以下となります。
無印はほぼ確定、○有力、△微妙

北海道(1):駒大苫小牧
東北(2):八戸学院光星(青森)、○東陵(宮城)、△花巻東(岩手)
関東・東京(6): 白鴎大足利(栃木)、桐生一(群馬)、山梨学院大付(山梨)、佐野日大(栃木)、習志野(千葉)、横浜(神奈川)
北信越(2): 日本文理(新潟)、東海大三(長野)
東海(2):三重(三重)、豊川(愛知)
近畿(6):龍谷大平安(京都)、履正社(大阪)、智辯和歌山(和歌山)、報徳学園(兵庫)、智辯学園(奈良)、○福知山成美(京都)、△三田松聖(兵庫)
中国・四国(5):岩国(山口)、広島新庄(広島)、△高川学園(山口)、△倉敷商(岡山)、今治西(愛媛)、池田(徳島)、○明徳義塾(高知) △生光学園(徳島) 
九州(4):沖縄尚学(沖縄)、美里工(沖縄)、 神村学園(鹿児島)、鎮西(熊本)

また、いち早く東海地区は21世紀枠候補も決定。

静岡:富士(県ベスト16)、愛知:高蔵寺(県ベスト16)、岐阜:岐阜工(4強)、三重:伊勢(県準優勝)となりました。

この中から1校選ばれますが、成績では東海大会に出場した伊勢が有力のようにも思えますが、過去にも予想が外れることが多く、東海大会では三重が優勝したこともあり横並びを考えると、どこが選ばれるか分かりませんね。

この中では新チームになって岐阜工の試合を見ましたが打撃、走力共にかなりレベルが高い選手が多くいました。


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■新日鐵住金かずさマジックが初優勝 2013.11.8

社会人野球の日本選手権11日目、決勝。

新日鐵住金かずさマジック対富士重工は1対0で新日鐵住金かずさマジックが勝利し初優勝を果たしました。

この試合、両チーム共に4人の投手のリレーで総力戦となり、新日鐵住金かずさマジックの最後はMVPに輝いた岡本健投手(ソフトバンク3位指名)が8回1アウト2塁のピンチに登板し連続三振を奪いピンチを凌ぎました。また、富士重工も敢闘賞を受賞した東明大貴投手(オリックス2位指名)が最後にしました。

この大会を振り返ってみると全31試合中、半分以上の17試合が完封試合(昨年8試合)と投手力の良さが際立った大会でした。特に準々決勝以降は7試合中6試合と今大会を象徴する試合の連続でした。


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■日本選手権10日目 2013.11.7

社会人野球の日本選手権10日目、準決勝2試合。

第1試合、新日鐵住金かずさマジック対東京ガスは3対1で新日鐵住金かずさマジックが逆転で勝利。新日鐵住金かずさマジック先発は第2戦に先発した中根久貴投手(愛院大卒)でした。岡本健投手(ソフトバンク3位指名)は抑えで3回1アウトを無失点。今日の決勝では先発でしょうか。

第2試合、富士重工対三菱重工広島は1対0で三菱重工広島が勝利。東明大貴投手(オリックス2位指名)が1回戦のJR九州戦の2安打完封に続き3安打完封の完璧な投球でした。

決勝で新日鐵住金かずさマジックが優勝すれば新日鉄君津時代も含めての2大大会での初優勝となります。一部では縮小も噂される新日鐵住金グループですが優勝すれば盛り上がるでしょう。


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■日本選手権9日目 2013.11.6

社会人野球の日本選手権9日目、準々決勝4試合。

新日鐵住金かずさマジック、東京ガス、富士重工、三菱重工広島がそれぞれ完封で勝利し準決勝進出を決めました。

この日、注目の東京ガス対パナソニックは石川投手と秋吉投手が先発。石川投手は2安打10奪三振の7回無失点、秋吉投手も延長10回を無失点。試合は延長11回に秋吉投手が打たれ13奪三振も実らず敗退しましたが、私のオススメの投手2人が見事なピッチングでした。やはり旬の投手は違いますね。来年いきなりプロでの活躍もあるのではないでしょうか。

この4チームを比較すると、これまで3試合の失点が、新日鐵住金かずさマジック5、東京ガス0、富士重工3、三菱重工広島0で東京ガスと三菱重工広島は3試合全て完封。総得点は新日鐵住金かずさマジック15、東京ガス7、富士重工10、三菱重工広島7。準決勝はここまで無失点の東京ガス、三菱重工広島が得点力の高い新日鐵住金かずさマジック、富士重工と対戦するカタチとなりました。

今日の準決勝は新日鐵住金かずさマジックが第1戦以降登板のいない岡本健投手(ソフトバンク3位指名)、東京ガスが2回戦で完封した難波難波投手、富士重工がエース東明大貴投手(オリックス2位指名)、三菱重工広島が1、2回戦完封の鮫島優樹投手あたりでしょうか。

もし、富士重工が優勝すれば2006年以来となりますが、その他のチームが優勝すると初優勝となります。これからの戦いに注目ですね。


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■日本選手権8日目 2013.11.5

社会人野球の日本選手権8日目。2回戦最後の3試合でした。

第1試合、三菱重工神戸対七十七銀行は8対0で三菱重工神戸が勝利。三菱重工神戸の守安投手は1回戦のトヨタ自動車戦に続き好投を見せ8回を無失点。逆に七十七銀行の相原投手は2回途中で5失点降板でした。

第2試合、三菱重工広島対JR東海は1対0で三菱重工広島が勝利。三菱重工広島の4年目、鮫島優樹投手(神村学園−MSH塩見)が新谷博氏(元日本生命)らが持っていた14奪三振を更新する15奪三振を記録し完封。一方、上位進出の期待の掛かるJR東海は期待の2年目、菅野智也投手(東総工−東京情報大)が先発し6回途中1失点でまずまずの内容でした。ちなみに、鮫島優樹投手がいたMSH塩見は広島県にある3年間の医療専門学校。進路は今年もJFE西日本、三菱重工三原、伯和ヴィクトリー、航空自衛隊防府クラブがあります。

第3試合、ホンダ対日本新薬は2対1で日本新薬が勝利。高校時代甲子園でも投げた日本新薬の先発、5年目の滝谷陣投手(智辯和歌山−近大)が8回途中で1失点の好投でした。

それから、大学野球の東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦は中部学院大が齋藤弘志投手(大産大付属)の完封で中京大を5対0で下し初優勝、初の明治神宮大会出場を決めました。


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■日本選手権7日目 2013.11.4

社会人野球の日本選手権7日目。

第1試合、ホンダ熊本対パナソニックは5対1でパナソニックが勝利。秋吉投手の登板はありませんでしたが、2年目の藤井聖太投手(関西国際大)が7回途中1失点の好投でした。

第2試合、東京ガス対JR東日本は4対0で東京ガスが勝利。東京ガスも2年目の難波剛太投手(明大)が強打JR東日本に4安打の完封の見事な投球でした。

第3試合、日本通運対富士重工は4対3で富士重工業が延長11回サヨナラで勝利。東明投手は最後に登板しています。

この日、JR東日本もJX−ENEOSに続き敗退し優勝争いは混沌となってきました。この日に試合のあったパナソニックが優勝すれば8年振り、富士重工業が優勝すれば7年振りとなりますが、それ以外のチームが優勝すると17年以上に遡ります。

それから、大学野球の東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦は中部学院大と中京大が勝利し、今日決勝戦を迎えます。中部学院大は齋藤弘志投手(大産大付属)、中京大は岡部直人投手(いなべ総合)の2年生対決になるでしょう。


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■日本選手権6日目 2013.11.3

社会人野球の日本選手権6日目。

第1試合、明治安田生命対日本新薬は日本新薬が6対1で勝利。阪神の榎田投手の弟の榎田宏樹投手が7回5安打無失点でした。

第2試合、日本生命対JFE東日本はJFE東日本が8対6で勝利。優勝候補と期待された日本生命でしたが柿田投手も立ち上がりが悪く初回3失点、4回途中で交代しています。

第3試合、バイタルネット対新日鐵住金かずさマジックは新日鐵住金かずさマジックが3対2で勝利。中根久貴投手(愛院大卒)が7回2失点で勝利投手となっています。

それから、昨日から始まった大学野球の東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦は中部大と日大国際関係学部が勝利、今日は中部学院大が中部大と中京大が日大国際関係学部と対戦。勝利した大学が明日決勝を行いますが、天気が微妙ですね。


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■JR東海初戦突破 2013.11.2

社会人野球の日本選手権5日目。

第1試合、4連敗であった東海地区ですが、ようやくJR東海が今季絶好調の秋葉投手が3塁を踏ませない好投で見事に室蘭シャークスを完封し2対0で勝利。室蘭シャークスの瀬川隼郎投手も7回まで無失点で左腕同士の投手戦でした。

第2試合、三菱重工広島対九州三菱自動車は3対0で三菱重工広島が勝利。鮫島優樹投手が3安打完封でした。

第3試合、和歌山箕島球友会対ホンダはホンダが3対0で勝利。ホンダの新人、福島由登(大阪桐蔭−青学大)が3安打12奪三振の好投でした。

これで1回戦も残すところ1試合、これまで15試合中8試合が完封試合で1試合平均も両チーム合わせて5.3得点と投高打低の傾向が出ています。

ところで、今日から大学野球の東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦が行われます。2年前まで4連覇していた愛院大に昨年は三重中京大最後の年にプロに入っても大活躍の則本投手(楽天)が決勝で2対1で完投。愛院大の5連覇を阻んだ記憶が蘇ってきました。

今年は中京大に勢いがあるので、そのまま優勝まで辿り着くでしょうか。


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■トヨタ自動車初戦敗退 2013.11.1

社会人野球の日本選手権4日目。

この日は、第1試合のトヨタ自動車対三菱重工神戸の試合を見に京セラドーム大阪に行きました。

試合は、トヨタ自動車の先発が祖父江投手(中日5位指名)でした。祖父江投手はまずまずの立ち上がりでしたが、3回に先制タイムリーを打たれました。その後5回途中まで投げ9奪三振で最少失点の1失点で交代。

一方、三菱重工神戸の先発はエースで愛知県の菊華高校出身の守安玲緒投手でした。守安投手はスピードは140キロ程度ですが、フォークが絶妙に決まりコントロールも良くトヨタ自動車打線を中盤まで田中幸長選手の2安打に抑える好投。8回に代打の保良選手にツーベース、続く小島選手にタイムリーを打たれるも1失点完投。


トヨタ自動車は6回1アウト2塁となったところで佐竹投手にスイッチ。佐竹投手は2アウト3塁となったところで追い込んだ後、決め球がワンバウンドとなり二葉捕手も捕りきれず後逸、2点目を奪われました。この京セラドーム大阪のホーム付近は固くバウンドが変化しやすい為、この落ちる球もワンバウンドした時に1塁ベンチ側に変化し二葉選手が捕球出来ませんでした。

試合は、結局2対1で三菱重工神戸が勝利。トヨタ自動車は残念ながら初戦敗退となりました。

続いて、第2試合は七十七銀行対四国銀行。七十七銀行は先発の相原和友投手(楽天7位指名)が7回2失点。試合は7対2で七十七銀行が勝利しています。

最後の第3試合はJR東日本が大阪ガスに7対4で勝利。JR東日本は先発の吉田一将投手(オリックス1位指名)が6回途中で3失点でした。


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■社会人野球日本選手権3日目 2013.10.31

社会人野球の日本選手権3日目。この日はドラフト1位、2位の上位指名の投手が多く登板の可能性のある日でした。

1試合目、東邦ガス対東京ガスのガス対決は1対0で東京ガスが勝利。東京ガス注目の石川歩投手(ロッテ1位指名)は先発で9回1アウトを12奪三振の無失点。一方、東邦ガスの甲斐投手も8回1アウトまで無失点。試合は9回に東邦ガス抑えの小椋投手から3番遠藤選手がサヨナラホームランを放ち東京ガスが勝利しました。これで東海地区は3連敗。

2試合目、JR九州対富士重工。これも好カードでJR九州は意表を突いたのか先発は新人の井上翔夢投手で5回に1点を失ったところで6回からは加治屋蓮投手(ソフトバンク1位指名)がリリーフし無失点に抑えましたが、富士重工の先発の東明大貴投手(オリックス2位指名)が2安打完封で富士重工が勝利しています。この試合、両チーム合わせて6安打と見事な投手戦でしたが、JR九州は濱野投手の出番がなく初戦敗退は私も残念でした。

3試合目、セガサミー対日本生命。先発はセガサミーがエース浦野博司投手(日ハム2位指名)、日本生命は柿田裕太投手(横浜1位指名)で、1、2試合目同様投手戦かと思われましたが打撃戦となりました。結局7対3で日本生命が勝利。浦野投手は4回3失点、柿田投手は5回2失点で降板しました。尚、セガサミーは大山暁史投手(オリックス8位指名)、日本生命は吉原正平投手(ロッテ4位指名)もリリーフで登板しています。今日は試合終了が20時41分で昨日よりも2時間半も早い終了時間でした。

ここまで3日間行われましたが、やはりドラフトで指名のあった旬の投手が登板し活躍していますね。今日の4日目はいよいよトヨタ自動車の登場です。今から出発します。


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■社会人野球日本選手権2日目 2013.10.30

社会人野球の日本選手権2日目。

1回戦屈指の好カード、王者JX−ENEOS対パナソニックの試合が行われパナソニックが1対0で勝利しました。JX−ENEOSは2012年、2013年の都市対抗優勝、2012年の日本選手権優勝でW連覇が掛かっていましたが初戦敗退となってしまいました。

この試合、私も何度か紹介しているオススメのパナソニック秋吉亮投手(ヤクルト3位指名)が先発。9回1アウトまで無失点に抑え田中篤史投手のリレーで見事完封勝利を収めました。それに対しJX−ENEOSも県岐阜商卒の三上朋也投手(横浜4位指名)が先発。沼尾勲投手、152キロ剛腕の北原郷大投手が繋いで最後は残念ながら今年もドラフト指名のなかった大城基志投手が投げましたが惜しくも1点に泣きました。

それにしても大城基志投手はボールを上手くあやつる実践向き投手で、プロでも通用すると思いましたが、会社の引き留めがあるのか、スカウトが身長とスピードで通用しないと判断し指名しないのか分かりませんが、社会人4年目で最後と思っていただけにドラフトの指名がなかったのは残念です。2012年、2013年の橋戸賞、2012年日本選手権MVP、2012年ベストナインと社会人投手としては近年bPの投手です。

続いてホンダ熊本対JFE西日本は延長12回タイブレークでホンダ熊本が勝利。昨年1回戦でトヨタ自動車戦に最後で登板した平田真吾投手(横浜2位指名)が完封しました。

また、JFE東日本対NTT西日本も延長12回タイブレーク、10対9でJFE東日本が勝利。この試合は打撃戦となり合計15名の投手が登板、試合時間も4時間28分でこの試合の影響でJX−ENEOS対パナソニックの試合が終わったのは23時9分という1日でした。


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■社会人野球日本選手権開幕 2013.10.29

社会人野球の日本選手権が開幕しました。

初日は東海地区の西濃運輸とヤマハの2チームが出場するので注目していましたが、2チーム共に敗退でした。

まず西濃運輸はバイタルネットと対戦。4月に見たバイタルネットの曽根投手に抑えられ8回まで無得点。最終回の2アウトから同点に追いつきましたが延長13回に1点を奪われ1対2で敗退。西濃運輸は佐伯投手、前田投手のベテランのリレーで中日5位指名の藤澤拓斗選手は5打数1安打でした。西濃運輸は不思議と日本選手権に縁がなく1回戦を突破したのは2003年以来10年経ってしまいました。

続いてヤマハはかずさマジックと対戦。柳選手の3安打2打点の活躍などでソフトバンク3位指名の岡本健投手から3点を奪いましたがリードを守れず9回サヨナラ負けでした。尚、かずさマジックは最後に愛院大卒の中根投手が登板していますね。

もう1試合は日本通運が新日鐵住金広畑に6対0で勝利しています。

それから、昨日は社会人野球の機関紙であるグランドスラムの発売日で予約し購入しました。今回は都市対抗の結果、アジア競技大会の内容などでした。昨年総監督を退任されたトヨタ自動車の川島さんの特集もありました。

また、高校野球の東海大会は三重が逆転し豊川に4対3で勝利し優勝。この結果、三重と豊川が甲子園出場がほぼ決定しました。

話は変わりますが、高校時代のチームメイトの白井一幸が日本ハムに内野守備コーチとして復帰することが昨日正式に決まりました。本人も日ハム復帰を熱望していただけに良かったのではないでしょうか。


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■秋季東海地区高等学校野球大会3日目 2013.10.28

秋季東海地区高等学校野球大会の3日目、勝てば甲子園がほぼ決まる準決勝。

1試合目、静岡商対三重は序盤から積極的に打った打線好調の三重が着実に得点を重ねました。

三重のエース今井重太朗投手はやや細身の体でスピードは130キロ前半ながら、右打者のインコースへの制球力が良く変化球も決まり甘い球もなく安定した投球でした。力を入れるポイントがよくスピードよりもキレがいい投手でした。あとは顔がブレるのをなくせばいいでしょう。

試合は一方的な展開となり10対0のコールドで三重が勝利しました。

2試合目、静岡対豊川。

静岡先発はエースの辻本宙夢投手。スピードは130キロ後半。豊川の好調の打線もあってかチャンジアップを多投します。1、2回に失点しましたが、あとはランナーを出してもかなり間合いを取って粘り強く投げます。

試合は5回が終わったところで少年野球の練習に行きましたが2対0から静岡は6回にホームランが打ち同点。最終回に豊川が相手のミスから最後はライト前ポテンヒットでサヨナラ。豊川は初の甲子園出場がほぼ決まりました。


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■ドラフト結果 2013.10.25

2013年度のドラフトが終了しました。

今年は89名(本指名76名、育成13名)でした。昨年が80名で近年では一番少なく、2年前98名で3年前97名なので昨年に続き高校生投手不足が影響していると思われます。特に育成枠が減っているのが特徴でしょうか。

また、驚きもあり各球団の思惑も感じられるドラフトでした。意外な選手が上位で逆に白村明弘投手や岸本淳希投手が下位だったのはビックリしました。

それから、1位は私が予想した投手の中で決まったのは、楽天:松井裕樹(桐光学園)、広島:大瀬良大地(九州共立大)、オリックス:吉田一将(JR東日本)、ロッテ:石川歩(東京ガス)、横浜:柿田裕太(日本生命)、阪神:岩貞祐太(横浜商大)、ヤクルト1位:杉浦稔大(国学院大)と7名が当たりでした。7〜8名と考えていたのでほぼ予想通りでした。

その他の1位指名を予想した投手では、オリックス2位:東明大貴(富士重工)、日ハム2位:浦野博司(セガサミー)、ヤクルト3位:秋吉亮(パナソニック)、広島2位:九里亜蓮(亜細亜大)と全員が上位指名でした。

逆に予想せず1位指名だったのが、中日:鈴木翔太(聖隷クリストファー)、ソフトバンク:加治屋蓮(JR九州)の2名ですが地元色が出ての指名だと思います。特に鈴木翔太投手は春まで肘を故障していたのでまさか1位指名とは思いませんでしたが素材を選んだ指名だと思います。このところ高校生投手1位指名の多い中日ですが今年も高校生が1位でした。

また、今年指名された中で私が実際見た投手とコメントです。(●は東海地区に関係がある投手)

●ロッテ1位:石川歩(東京ガス) 応援によく行っていた中部大時代に何度も見た投手で昨年も含め3度ほど話をしました。1位で指名されて良かったと思います。

●日ハム2位:浦野博司(セガサミー) 愛院大時代にエースとして大きく成長しました。1位指名でなかったのは波があるのと変化球が課題でしょうか。

●楽天3位:濱矢廣大(ホンダ鈴鹿) 4位予想でしたが社会人ながら3年目で将来性を買われて順位が上がったと思います。阪神、中日と牽制があったでしょう。

ヤクルト3位:秋吉亮(パナソニック) 昨年春の静岡大会で見た投手です。サイドハンドから140キロ後半が出る投手です。昨年は会社に止められての今年の指名です。

●中日5位:祖父江大輔(トヨタ自動車) 夏以降に変化球も良くなり最後のチャンスを生かしました。年齢的にも早く1軍で活躍を期待します。メールでお祝いしました。

●阪神5位:山本翔也(王子) 昨年指名があるかと思いましたが都市対抗以降やや不調も今年復活。この投手も何度も見ているので嬉しい指名です。

●西武5位:山口嵩之(トヨタ自動車東日本) 正直ビックリ。トヨタ自動では怪我で伸び悩み今年移籍。今年復活し個人的に嬉しい指名。フェイスブックでお祝いしました。

●日ハム5位:金平将至(東海理化) 若手で左から150キロ近いスピードボールが魅力。荒削りなので将来性を買っての指名です。

楽天7位:相原和友(七十七銀行) 昨年長野大会でトヨタ自動車を完封した試合が印象的で左の長身で変化球がもいい投手。日本選手権の2回戦で対戦の可能性あり。

その他、東海地区の関係の投手ではオリックス2位:東明大貴(岐阜、富田高−桐蔭横浜大−富士重工)、横浜4位:三上朋也(県岐阜商高−法政大−JX−ENEOS)、中日4位:阿知羅拓馬(大垣日大−JR東日本)、オリックス7位:柴田健斗(中京大中京−中京大−エディオン愛工大OB BLITZ−信濃グランセローズ)、日ハム6位:白村明弘(美濃加茂市出身−慶應−慶應大)。

また、関根大気選手は横浜に5位指名されるなど東海地区の選手が多く指名されたドラフトでした。


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■ドラフト 2013.10.24

今日はいよいよ2013年度のドラフトの日となりました。

今年は松井裕樹投手は別格として高校生投手はやや不作の中、大学・社会人投手が1位指名を受けると思われます。

1位指名の投手を私なりに予想してみると以下となります。

松井裕樹(桐光学園)、大瀬良大地(九州共立大)、吉田一将(JR東日本)、東明大貴(富士重工)、石川歩(東京ガス)、浦野博司(セガサミー)、柿田裕太(日本生命)、秋吉亮(パナソニック)、九里亜蓮(亜細亜大)、杉浦稔大(国学院大)、岩貞祐太(横浜商大)。

こうやってみると松井裕樹投手と岩貞祐太投手以外は全て右投手です。この中からおそらく7、8名は指名されるのではないでしょうか。

次に石川歩投手(中部大卒)、浦野博司(愛院大卒)以外にも、今年は東海地区に関係する投手も多く指名されそうです。

2〜3位予想では、鈴木翔太(聖隷クリストファー)、白村明弘(美濃加茂市出身−慶應−慶應大)、金平将至(東海理化)。

4〜6位予想では、濱矢廣大(ホンダ鈴鹿)、祖父江大輔(トヨタ自動車)。

個人的には、1位で石川歩投手、4位あたりで祖父江大輔投手が指名されてほしいと思います。また、野手では関根大気選手(東邦)の指名も気になるところです。

昨年のドラフトでは則本昴大(三重中京大)、小川泰弘(成章−創価大)が共に2位指名。プロ入り後も大活躍でセパの新人王が間違いない状況にあり東海地区もいい投手を輩出しています。それだけに今年も注目しています。

尚、テレビ放映はスカイ・A sports+16:30〜20:30(小関順二さんの解説で詳しく紹介)、TBS:16:53〜17:50、TBS:19:00〜20:54(ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう)がオススメです。


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■高校野球秋季大会 2013.10.23

高校野球秋季大会の各地区の状況は以下となっています。

まず、四国はベスト4が出揃い今治西(愛媛)、明徳義塾(高知)、生光学園(徳島)、池田(徳島)となりました。香川は残念ながら2回戦に3校全て進出したものの全て敗退でした。ベスト4では今治西が4年ぶり14度目。明徳義塾は2年ぶり19度目。生光学園は初で47都道府県中唯一私学高甲子園出場がない徳島県ですがあと1勝すれば徳島県で初めての私立での甲子園出場となりました。また、延長11回の激闘を制した池田も27年ぶり8度目のベスト4進出。池田は是非甲子園に出場してもらいたいと思います。

続いて北信越は決勝で日本文理が東海大三に延長で勝利し5年ぶりの優勝。枠は2つなのですんなり日本文理と東海大三で甲子園出場は決まりでしょう。優勝した日本文理は神宮大会出場。

その他、近畿大会はまだ1回戦の途中ですが評判のいい智辯学園や智辯和歌山が順当勝ちしています。近畿は枠が6つなので1回戦に勝利すれば8強なのでかなりの確率で甲子園出場が確定します。次はPL学園の試合もあるので注目です。

ところで、先日友人の白井一幸が日本ハムの1軍守備コーチの要請を受けているとの報道がありました。現在、断食中で発表はまだですが、受諾が濃厚で実現すれば7年ぶりの古巣復帰となります。栗山監督とは野球観で互いに共鳴し合う間柄なのでヒルマン監督時代同様によき参謀となるでしょう。


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■秋季東海地区高等学校野球大会2日目 2013.10.22

秋季東海地区高等学校野球大会2日目、この日は1位校が出場しました。

私は昼から刈谷球場に行き大垣日大対豊川の試合を観戦しました。

まず、大垣日大はエースの高田航生投手が先発。夏に甲子園でも先発し6回途中まで有田工をノーヒットに抑える好投を見せた投手です。しかし、秋に体調不良からあまり登板がなかったのが影響したのが1、2回に失点しました。リズムよく投げ上手から角度のある球を投げます。スピードは130キロ前半ながらも低目も伸びスライダーも良く安定した投手です。この日は短いイニングでしたが体調が良くなって来年の春ぐらいにもう一度見たいと思います。

一方、豊川は調子のいい田中空良投手が先発。先輩の森口練太郎投手にそっくりな投げ方をします。かなり特徴的なフォーム、まず膝を内に引き上げ軸足に絡めて、一旦腕を上にあげて一気に両腕を下げるのでグラブが下がり、そのまま早くステップし頭が突っ込んで投げます。腕も少し横振りなのが気になります。田中投手は春季大会で見ていますがスピードは増しています。138キロあたりが出て走者がいてもコンスタントに130キロは出るので2日間を通して見た投手の中では一番速さを感じました。またスライダーも横にキレ良く決まるので、左打者を並べた大垣日大の打線に12安打を打たれましたが要所を抑えることが出来ました。身長はそれほど高くなくスリークォーターで投げるので角度はありませんがグイグイ攻める姿勢がいいです。豊川の投手は2年生にピークが来ることが多いので、3年生になっても活躍してもらいたいと思います。それにはフォームにもやや無理があるので故障には気をつけてもらいたいと思います。

試合は、前半から豊川ペースで試合が運び、選手は小柄ながらヒットで塁に出ることが多く打線は好調、1位校の大垣日大もやや元気もなく押され気味でした。

大垣日大は3回からライトの金田投手がリリーフ、4対2となったところで注目の橋本侑樹投手が登板しました。大垣日大では現在1年生ながら主戦格です。橋本投手はゆったりとしたフォームで一旦上げた足が手を広げても下がることなく着地するまで高い位置をキープしお尻の落とし込みも十分でお尻がホーム方向にしっかりと向けてステップします。フォームは昔の広島の大野豊投手にやや似ています。コントロールも良く1年生なのでスピードはこれからですが下半身主導で腕が遅れて出てきて球持ちがいい投手で将来性を感じ理想的な投げ方をします。最後にやや頭と腕がやや離れるので、その点を修正すれば更に完成度は向上するでしょう。3年生になった時にどんな投手になっているか楽しみです。

試合は結局6対3で豊川が勝利。選手個々は体にも恵まれている大垣日大が有利と思われましたが、新監督で勢いに乗る豊川が愛知の最後の砦で頑張りました。


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■秋季東海地区高等学校野球大会1日目 2013.10.20

秋季東海地区高等学校野球大会が始まりました。

この日、愛知県は朝から雨模様でしたが、とりあえず9時に岡崎市民球場に行くと入場券の販売が始まっていました。

球場に入るり、しばらくすると練習とグラウンド整備が始まり30分遅れの10時30分から第1試合目の静岡商対いなべ総合の試合が始まりました。

注目はMAX145キロの石垣幸大投手(いなべ総合)でした。

石垣幸大投手は今年春の東海大会で常葉菊川戦で先発し6回10奪三振で一躍注目投手となり、この日も多くのスカウトがいました。しかし、この日は雨上がりでグラウンドの状態も悪く守備に足を引っ張られ、難しい状態での投球となり本来の出来ではなかったと思いますが、2回に7点、3回も2点を奪われ9失点。右本格派で上から投げ下ろしますがステップした時に十分体重が踏み出した足に乗っていないまま伸び上がっている為に下半身が使えず、この日はMAX142キロながらも球は高めに入り棒球になっているようでした。加えて頭が突っ込むので、この点を修正すればいいでしょう。現在、東海地区の2年生ではbPの呼び声が高いので来年に期待しています。

それに対し、静岡商の牧野孝亮投手は、初回にいきなり3連打を打たれるなど4失点の立ち上がりでしたが、2回以降は130キロ台ながらアウトコースへの制球力が素晴らしくカーブ、スライダーなど変化球も効果的に決まり下半身を使ったフォームで安定した投球でした。

試合は、静岡商が12対4で7回コールド勝ち。もう一人の注目の静岡商の国松歩投手はライトに入っていましたが登板はありませんでした。

続いて第2試合目は中京大中京対岐阜聖徳学園でした。

中京大中京先発はエースの粕谷太基投手でした。

粕谷太基投手を見るのはこれで3回目。1回目は昨年秋に春日井球場で見た名古屋地区予選。2回目も昨年秋のやろまいか愛知私学4強交流戦で共に東邦戦でした。東海大会前は少し調子を落としているとの情報でしたが、この日はスピードも137キロあたりが出て復調していました。この投手は変化球が抜けることなく思ったところに決まります。ストレートもコースにビシッと決まる球が時折あります。右上手投げなので今後ストレートのスピードが課題になると思いますが、140キロは出る素材で注目して見ていたので、いくつか修正点が見つかりました。

2回目に見た時のやろまいか愛知私学4強交流戦での私のコメントは以下でした。

足を上げた時に捻りが浅くそのままやや上体から移動する為、やや突っ込んだ形となります。頭を残し下半身からスムーズに移動するといいでしょう。腕は一旦下げず早く上がってしまい肘を折りたたみ、腕が上がった時にはボールがサード側を向いています。このあたりを修正するとスピードはアップするでしょう。

今回は3点ほど気になりました。@足を上げる時に腕の動きと同じタイミングで上がるので、腕を胸の位置まで下げた後に足を上げる。Aステップするのが早いの為に腕が早く上がってしまい担いだ形になるのでステップするまではゆっくり動く。B腕を下げた状態が浅く胸の張りが感じられないので腕をやや1塁方向に引く。@Aは全体のリズムを良くすることになりBはスピードを上げることになります。

粕谷太基投手はこれからも注目して見ていたいと思います。

一方、岐阜聖徳学園のエースは瀧瀬功大投手。この投手は力みがないフォームで頭の高さが変わらず、力が入るのはリリースポイントだけなので理想的だと思いました。スピードも120キロ後半で力量感は感じられませんが、右打者のインコースを攻め仰け反らす場面も多くありました。変化球も良く技巧派ながらキレのある球を投げ込みます。やや守備に足を引っ張られましたが、なかなかいい投手でした。

試合は6対1で中京大中京が勝利、粕谷太基投手が1失点完投でした。


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■高校野球秋季大会 2013.10.18

高校野球秋季大会の東北大会は昨日勝った方が甲子園の切符を手にする準決勝が行われました。

まず、八戸学院光星対花巻東は八戸学院光星が2対1で勝利。八戸学院光星は途中、今年から本塁手前での走者と捕手の接触プレーで捕手が脳振とうで交代するアクシデント。これがを今年採用されたアマ内規の「危険防止ラフプレー禁止ルール」となりましたが、それを乗り越えての勝利でした。

この八戸学院光星、知らないという人もいると思いますが、巨人の坂本選手や昨年夏に田村選手(ロッテ)、北條選手(阪神)らで3季連続の甲子園決勝に進出した光星学院で、今年の4月に校名が八戸学院光星に改名されました。

もう1試合の青森山田対東陵は東陵(宮城2位)の1年生エース佐藤洸雅投手が1失点完投で4対1で勝利。東陵の甲子園出場は1988年選手権以来2回目となりそうです。

それから、東京大会は現在2回戦途中まで終了しましたが、日大三が1回戦17対0、2回戦18対0と圧勝、甲子園まではあと4つです。


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■高校野球秋季大会 2013.10.17

高校野球秋季大会の東北大会準々決勝で今夏の甲子園ベスト4同士の花巻東対日大山形戦の注目の好カードは大接戦となり4対3のサヨナラで花巻東が勝利しました。

これで準決勝は、八戸学院光星対花巻東、青森山田対東陵で勝った方が甲子園有力となります。

また、今週からは近畿、四国、東海の3つの地区で大会が始まります。

この中から近畿は1位校の、龍谷大平安、智辯学園、履正社、近江兄弟社、智辯和歌山、報徳学園を中心に6つの枠を争います。2位校のPL学園は一つ勝てば報徳学園との対戦の可能性があります。

次に四国大会は1位校が坂出、明徳義塾、生光学園、西条で、香川大会で初優勝を果たした坂出が勝ち上がれるかや池田の戦いにも注目です。四国の枠は基本2ですが中国と比較して3つになる可能性もあります。

最後に東海は1位校が、東邦、三重、静岡、大垣日大で枠は2つ、メンバー的には大垣日大が有力でしょうか。いなべ総合の石垣投手や、復活の兆しがある静岡商の国松投手、大垣日大の橋本投手、田中投手らの投球にも注目です。

私は少年野球の練習が休みとなった土曜日は、岡崎で静岡商対いなべ総合、岐阜聖徳学園対中京大中京の試合を観戦。日曜日は少年野球の練習後、刈谷で大垣日大の試合を観戦します。いよいよ東海大会が始まりますね


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■第6回東アジア競技大会 2013.10.16

中国の天津で行われていた第6回東アジア競技大会の野球で日本代表が14日に韓国と決勝を行い4対2で勝利し優勝しました。

この大会は、昨年の第26回BFAアジア選手権のメンバーが多く出ていますが、投手は濱野雅慎(JR九州)、大城 基志(JX−ENEOS)を除いては、片山純一(JR東日本)、、石川歩(東京ガス)、秋吉亮(パナソニック)、吉田一将(JR東日本)、東明大貴(富士重工)、浦野博司(セガサミー) とドラフト1位候補がズラリと並んだ選考でした。

また、東海地区からは二葉捕手が昨年に続き選出され試合に出ていました。

優勝までの結果は以下となっています。

予選リーグ
対モンゴル 36対0 浦野−東明−秋吉
対中国 4対0 吉田−濱野−片山−東明−石川
対香港 18対0 秋吉
対韓国 6対3 浦野−大城−片山−石川 
対グアム 12対0 秋吉−東明−濱野
決勝トーナメント
準決勝:対台湾 6対0 吉田−片山−石川
決勝:対韓国 4対2 浦野−片山−石川

先発は浦野投手、秋吉投手、吉田投手でローテーションし片山投手、東明投手、大城投手、濱野投手で繋ぎ、抑えで石川投手でした。

この中からドラフト1位で4名ぐらいは指名されるでしょう。


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■高校野球秋季大会 2013.10.15

高校野球秋季大会は全国で県大会が終了し、地区大会が行われているところが多くなってきました。

まず、北海道は既に終了し駒大苫小牧が札幌大谷を3対2で下して8年ぶり4度目の優勝。北海道は出場枠が1つ、駒大苫小牧は昨年の秋季大会は北照に決勝で敗れているので嬉しいでしょう。

続いて東北は出場枠が2で8強が出揃い花巻東、青森山田、日大山形などが準々決勝進出。準々決勝では花巻東と日大山形が激突。北信越は準々決勝が終了、枠は2つなので準決勝の地球環境対敦賀気比、北陸対東海大三の勝者が甲子園への切符を手にします。

その他は県大会がほぼ終了した状況で今後地区大会が行われます。

その中で、神奈川では準決勝で注目の横浜対東海大相模が1週間前に行われ横浜が4対0で東海大相模に勝利。エースナンバーを付けた青島投手は終盤の8回から登板しましたが1失点のようでした。

■エースの青島凌也(東海大相模)

ところで昨日は休日で、高校野球の練習試合や練習を見ていました。県外にも行って教え子を見てきましたが、この冬に鍛えて下半身を作ってもらいたいと思います。最後は愛知に戻ってノックを6時頃まで見ていましたが厳しい練習は選手も真剣になるので見ていていいものですね。


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■中京大が完全優勝 2013.10.14

愛知大学野球秋季リーグ戦は既に優勝が決まっている中京大が名商大に連勝、勝ち点を5とし完全優勝を果たしました。

優勝の原動力となったのは6勝をあげた清水投手と4勝の岡部投手、清水投手は防御率も0.68でトップ。MVPは確実でしょう。岡部投手も防御率が0.82で中京大は愛院大が1998年春にマークしたチーム最高防御率0.80を更新する0.73をマークしました。

また、中京大中京時代に全国優勝を果たした山中主将は大学でも主将として優勝を経験したことになり、愛知県の某社会人野球チームへの進路が決まっているようです。中京大は11月に行われる中部王座決定戦に臨み神宮大会出場を決めてもらいたいと思います。

それから、2部は全日程が終了。Aは日本福祉大、Bは愛産大が1位となり2部1位の決定戦を行った後に1部との入れ替え戦を行います。1部では春季リーグで優勝した愛大が現在時点で最下位と苦しんでおり名商大、愛院大の中から最下位が決定してしまいます。


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■プロ志望届 2013.10.11

昨日、今年のドラフト会議でのプロ志望届の締め切りが終了しました。

今年は、大学生56名、高校生71名で合計127名と昨年の180名から激減。投手は大学が26名(昨年33名)、高校が31名(昨年49名)とこちらも減少。やはり不作の年でしょうか。

大学では大瀬良大地投手(九州共立大)、高校では松井裕樹投手(桐光学園)がドラフト1位候補ですが、それ以外は社会人投手が1位に多く指名されるでしょう。

また、昨日ギリギリでは吐前拓哉投手(至学館)が提出。故障もあり東海学園への進学と思いましたが、投手というよりは打撃の評価も高く、果たして指名されるでしょうか。逆に三倉進投手(東邦)は志望届を出さず大学へ、浦嶌颯太投手(菰野)はホンダ鈴鹿へ進みます。

それからプロ入りに強い希望のあった河合完治選手(法大)もプロ志望届は提出せず、トヨタ自動車入りが濃厚となりました。


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■愛知県連盟杯 2013.10.10

社会人野球の愛知県連盟杯は火曜日に決勝が行われ三菱自動車岡崎が王子に5対4で勝利し初優勝となりました。

三菱自動車岡崎は2回戦からの登場でしたが、2回戦と次の準決勝は高卒新人の山田投手(岩津)が先発し共に無失点と好投。最優秀新人賞を受賞しました。この大会は優秀投手賞は該当がありませんでしたが山田投手が受賞しても良かったのではないでしょうか。

これで、社会人野球の公式戦も残すところ日本選手権となりました。東海からはJR東海、トヨタ自動車、西濃運輸、ヤマハ、東邦ガスの5チームが出場します。共に1回戦を突破し勝ち上がってもらいたいと思います。


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■東海大会組み合わせ 2013.10.9

高校野球秋季東海大会の組み合わせが以下の通り決まりました。

19日岡崎球場 静岡商−いなべ総合 勝者が20日岡崎球場で東邦と対戦
19日岡崎球場 岐阜聖徳−中京大中京 勝者が20日岡崎球場で三重と対戦
19日刈谷球場 伊勢−関商工 勝者が20日刈谷球場で静岡と対戦
19日刈谷球場 豊川−常葉橘 勝者が20日刈谷球場で大垣日大と対戦

もし1位校が勝利すると、準決勝は東邦−三重、静岡−大垣日大となりますが、ここまで来るとどこが勝ち上がるか分かりません。

また、甲子園への道は優勝校が神宮大会で優勝しない限り2校なので、決勝まで残る高校が出場権を獲得出来ることになるので準決勝が大きな分かれ目です。ただ、伊勢は21世紀枠候補なので3校の可能性は残っていますね。

その中で愛知県もどこか勝ち上がってもらいたいと思います。


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■愛知県連盟杯 2013.10.8

社会人野球の愛知県連盟杯が先週末からJR東海グラウンドで行われています。

トヨタ自動車は土曜日に試合があり観戦に行きましたが、ジェイプロジェクトの中野隆之投手(PL学園−関国大中退 下写真)のスライダーに苦しみ、最後は延長サドンデスで敗退しました。

現在、愛知県連盟杯は準決勝が終了し三菱自動車岡崎と王子が勝ち上がり今日決勝を迎えます。

日本選手権に出場するチームは既に敗退した為、今日はトヨタ自動車とJR東海のオープン戦を行うようです。また、トヨタ自動車は週末からは関東遠征を2回行いJX−ENEOSや東京ガスなどと試合を行います。昨日は少しグラウンドに行き選手と話をしました。いよいよ最後の大会に向け最終調整で仕上げてもらいたいと思います。

私は日本選手権はスケジュールの関係で1試合ぐらいしか行けませんが昨年以上を目指してほしいと思います。


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■中京大が大手 2013.10.7

愛知大学野球秋季リーグ戦は第5週で勝ち点3で並んでいる中京大と中部大が対戦し中京大が連勝し勝ち点4とし勝率からもあと1勝すれば優勝することとなりました。

中京大は第1戦に0対2から逆転勝ちエース清水投手が完投、第2戦も岡部投手が完投し勝利を収め勝ち点を4と伸ばしました。一方、中部大は第1戦に木村投手が打たれ、第2戦は小森投手が先発、若林投手がリリーフに回りましたが上手くいかず痛い連敗でした。

これで中京大は、あと1勝すれば優勝。中部大は最後に連勝して中京大が連敗してようやく同率となる為、ほぼ中京大の優勝は濃厚となりました。特に清水投手と岡部投手の2本柱が頑張りました。

また、名大の七原投手が2部ながら愛工大相手にノーヒットノーランを達成。三振は6個と少なかったようですが打たせて取る投球が光ったようです。来年は進路が気になりますね。


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■クラブチーム選手権西三河ブロックで優勝 2013.10.6

昨日、うちの中等部がクラブチーム選手権西三河ブロックで優勝しました。

3年生は中学校の試合が終わった後に、このクラブチーム選手権とゼット旗の2大会のみ出場しますが、これで3年連続の好成績となりました。

振り返ってみると、2年前に優勝(県大会1回戦敗退)、昨年は準優勝(県大会準優勝)、今年は優勝(県大会2回戦敗退)です。

昨日は準決勝が藤岡クラブさん、決勝が豊田南クラブさんと昨年と同じ対戦でした。昨年は準決勝では完封、決勝では先頭打者ホームランを打たれて1対0で負けました。それだけに決勝ではお返ししたいと強く願っていました。

しかし、打線は不調で準決勝はヒットはバントヒットの1本でしたが終盤、相手のミスもあり何とか1対0で勝利。決勝でも打てず0対0のままノーアウト満塁のサドンデス、これも2回繰り返しましたが無得点。しかしうちの投手も踏ん張り無失点での抽選勝ち。お互い決着を付けたかったと思いますが運よく優勝させてもらいました。しかし、豊田南クラブさんに勝利したことではないので、次に対戦した時には勝てるように頑張りたいと思います。

また、この日は2試合を3人の投手が投げましたが16イニング無失点と頑張ってくれました。県大会は既に終了している為、残るはもう1大会となりました。最後まで頑張ってほしいものです。


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■国体 2013.10.4

東京で行われていた高校野球の国体は、決勝で大阪桐蔭と修徳が10対10の引き分けで両校優勝で閉幕、森友哉捕手にとっては主将として初めての優勝となりました。

また、ドローでの両校優勝は初めてのようでした。

ところで、今週末で高校野球の秋季大会も代表が決まる県が多くあります。神奈川でも準決勝で東海大相模対横浜の好カードも組まれています。

大学野球も各リーグ共に優勝争いの行方が占えそうな試合があります。

私も今週末は中等部の試合が多く準決勝、決勝の試合もあります。長い野球シーズンも10月は大詰め、悔いなく終わりたいものですね。


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■日本選手権組み合わせ 2013.10.2

社会人野球日本選手権の組み合わせが決まりました。

前年度優勝のJX−ENEOSは1回戦でパナソニックと激突。パナソニックも評判が良くドラフトで指名されると思われる秋吉投手がJX−ENEOS打線を抑えられるか。1回戦屈指の好カードといえそうです。

続いてJR東日本は1回戦で大阪ガスと対戦。JR東日本もJX−ENEOSも順調にいけば3回戦で激突する組み合わせとなってしまいました。

また、東海地区はトヨタ自動車が三菱重工神戸と対戦。東邦ガスはドラフト1位指名が期待される石川歩投手のいる東京ガスと対戦。西濃運輸はバイタルネット、ヤマハは新日鐵住金かずさマジック、JR東海は室蘭シャークスと対戦します。

トヨタ自動車は1回戦に勝てば、おそらくドラフト候補の相原投手がいる七十七銀行と対戦。昨年の長野大会で新人だった相原投手に抑えられているだけに借りを返したいところ。また、3回戦では日本通運、JR九州、富士重工あたりと対戦しそうです。

日本選手権は10月28日から始まります。10月24日にドラフト会議があるので、ドラフトに指名された選手を見るのも楽しみですね。


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■愛知大学野球秋季リーグ 2013.10.1

愛知大学野球秋季リーグ戦は第4週が行われ中部大と名城大が勝利、中部大は2部から上がった中京大と並び勝ち点を3、名城大は勝ち点を2としました。

これで、優勝争いは中部大と中京大の一騎打ちの様相。今週末に行われる直接対決で勝った方が優勝する可能性が高くなってきました。

逆に4位以下の名商大、愛大、愛院大は優勝の可能性が完全になくなりました。特に未だ勝ち点のない春季リーグ優勝の愛大と愛院大は最下位の可能性が高く入れ替え戦に回りそうな波乱な状況となっています。

また、投手成績では中京大の左腕、清水翔太投手(麗沢瑞浪)が4勝、防御率0.51とダントツ。中部大の若林孝希投手(滑川)、名城大の森田将行投手(常葉菊川)が3勝と続いています。

それからドラフト注目の萩原大起投手は、まだ右肘痛の影響からか1試合3イニングの登板しかなくプロ志望届もまだ未提出。プロ志望届を出すか三菱重工名古屋入りか注目です。


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■浦和学院も敗退 2013.9.27

今春のセンバツで初優勝し今夏の甲子園にも出場した浦和学院が秋季埼玉大会で本庄一に2対3で敗れ、センバツ出場を逃しました。

注目の小島投手は延長11回に決勝の右前適時打を浴びたようです。前日、大阪桐蔭が敗れたばかりで前橋育英を含め近年の甲子園優勝校が県大会で敗退する波乱が続いています。

また、安楽投手、高橋投手、小島投手と2年生屈指の好投手が見られないのは残念ですね。

ところでエディオン愛工大OB BLITZの沼田拓巳投手がドラフト解禁前にドジャースとマイナー契約した件で、日本野球連盟が除名処分を下し沼田投手は将来アマ復帰を望んでも再登録が認めらず、加えて金森部長兼総監督は指導、管理不足として6ヶ月の謹慎処分となってしまいました。

同時に日本野球連盟は「プロ球団によるスカウト活動に関する規程等遵守について」各連盟、団体、チームに通達を出しました。簡単にまとめると以下となります。

・都市対抗本大会終了日までの期間は入団交渉を受けることはできない。
・都市対抗本大会終了の日からドラフト会議の日までは、入団交渉を受けることができが、スカウトは所属しているチームの代表者(部長又は監督)の了解を得て交渉を行い、選手と自由に接触できない。
・ドラフトで指名を受けた選手は直接交渉を受けるが、1月末日までに契約が成立しなければドラフト指名は無効となり、以後翌年の都市対抗本大会終了日まで入団交渉を受けることはできない。
・ドラフト指名を受けなかった選手は、ドラフト会議の日から翌年の都市対抗終了日まで交渉を受けることができない。
・加盟チームの競技者がプロ球団と選手契約を締結する場合は、その締結日以前に競技者登録を抹消しなければならない。
・高校卒の新規登録者は3年、大学卒は2年の間、NPBのプロ球団との選手契約を締結することできないことは登録規程第14条に定められている。
・日本野球連盟の加盟チームの一員である以上、会社・クラブに関係なく全てのチームの競技者が本規程を遵守しなければならない。

ドラフト前に大リーグと契約した規定違反は過去に例がなく重い処分と通達となりました。気をつけなければいけませんね。


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■高校野球 2013.9.26

甲子園4期連続出場中の大阪桐蔭が履正社に昨日1対13の5回コールドで敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的となりました。

済美や愛工大名電、常葉学園菊川、鳴門など夏に出場した高校が秋には負けるケースが多く、短期間でのチーム作りの難しさがあるようです。

尚、大阪桐蔭は今度の日曜日から始まる国体に出場することもあり平日に試合を行ったようです。

その国体は八王子市民球場で行われます。既にプロ志望届を提出している選手にとっては最後のアピールの場となるでしょう。


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■社会人野球日本選手権 2013.9.25

社会人野球日本選手権の本大会出場32チームが出揃いました。

優勝候補は昨年の日本選手権で優勝し今年の都市対抗優勝でも優勝した王者のJX−ENEOSとそのJX−ENEOSと決勝で何度も対戦しているJR東日本が有力でしょう。

その中で東海地区ではJR東海やトヨタ自動車、西濃運輸あたりが、どれだけ上位に行けるか期待しています。

特にトヨタ自動車は昨年準決勝の延長で優勝したJX−ENEOSに0対1で惜しくも敗退。佐竹投手の熱投を思い出すだけに何とかその上を目指してほしいと思います。

先週の土曜日も午前中に練習の手伝いに行きましたが、フリー打撃でも好調さを感じます。関東遠征は2度に分けて行う予定とも聞いています。愛知県連盟杯も来週末にあり楽しみにしています。


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■高校野球秋季大会 2013.9.24

愛知県高校野球秋季大会は3回戦の残り2試合が行われ、注目の東邦対愛工大名電は東邦が12対3で大勝。初回の5得点で試合が決まったようでした。大井投手は本調子ではないとのことですが、球速は140キロ近く出るので現時点で愛知県ではbPではないでしょうか。

もう1試合は打撃好調の高浜が安城学園にも勝利。これでベスト8が出揃い準々決勝は豊川−愛産大三河、中京大中京−愛産大工、誉−菊華、高浜−東邦の組み合わせとなりました。

ところで、昨日は中等部の県大会2回戦の試合がありましたが少年野球の試合と重なった為、試合には行けませんでした。結果は惜しくも1点差負けでしたが来週以降も毎週試合が入ってくるので気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

また、週末は高校野球の練習試合を見る機会がありました。その中で豊橋工の1年生投手でスケールの大きい右本格派の投手がいました。ストレートはMAX135キロあたりでしょうか。カーブも落差がありコントロールも良く足も高く上がり柔らかい肩関節で将来性を感じる投手でした。1失点完投で最後までスピードがありましたね。これからも注目してみたいと思います。


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■高校野球秋季大会 2013.9.23

愛知県高校野球秋季大会は3回戦あたりまで行われました。

注目の中京大中京は2回戦で至学館に8対2で勝利、3回戦では愛知啓成に17対7で勝利。難しい相手に打線が活発に打っての勝利でした。豊川も2試合無失点で順当勝ち。

また、東邦は享栄に11対0で大勝し今日の3回戦で愛工大名電と対戦します。それから、愛産大三河は豊橋南に延長で1対0でサヨナラ勝ち。豊橋南の白川投手は連続完投の熱投で頑張りましたが打線の援護がありませんでした。

続いて静岡は準決勝が終了。静岡商と静岡が東海大会出場決定。静岡商は2試合連続で逆転勝ちでした。

岐阜は県岐阜商が2回戦で敗れる波乱。三重は4強が出揃いました。

ところで、愛媛では済美が1回戦で敗退。安楽投手は肘痛で降板したようです。疲れもあるでしょう。しっかり治してほしいですね。


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■ドラフト 2013.9.20

今年のドラフト会議が約1ヶ月後の10月24日に迫りました。時間は午後5時から東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行なわれます。

昨年まではTBSで東芝が4年連続で特別協賛していましたが、今年は大正製薬が特別協賛し「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」として開催されます。また、スカイA sports+でも16時30分から中継、小関順二さんもコメンテーターで登場するでしょう。

今年の目玉は松井裕樹投手で間違いありませんが、投手はやや不作といわれる中でも1位は投手が多く指名されるでしょう。その候補としては大瀬良大地(九州共立大)、吉田一将(JR東日本)、浦野博司(セガサミー)あたりです。

また、東海地区の投手では鈴木翔太(聖隷クリストファー)、水野匡貴(静岡)、三倉進(東邦)、濱矢廣大(Honda鈴鹿)、祖父江大輔(トヨタ自動車)などが候補。また野手では関根大気(東邦)が身長は低いものの高校生にしては高い次元で3拍子揃っていて指名間違いないとの高評価で指名は間違いないと思います。

最後に九州はJR九州と九州三菱自動車が14チーム中2チームという狭い枠を勝ち取りました。JR九州の濱野投手は3試合中2試合リリーフで登板しています。

現在、プロ志望届を出している東海地区の高校生投手は、鈴木翔太(聖隷クリストファー)、熊谷聖人(豊田工)の2人。これから誰がプロ志望届を出すのか注目です。


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■スプリット 2013.9.18

今年、日米のプロ野球で活躍している2人の投手に共通点があります。

まず、開幕21連勝で日本記録を作った田中将大投手。元々、剛腕でスライダー、フォークに加え第3回WBCのあたりから試しているスプリット。簡単に空振りが取れるということで封印していることもあるようですがスプリットを覚えたことで安定感は更に増したことは間違いないでしょう。

続いて大リーグで37人連続アウト中の上原浩治投手。100マイルを超えるクローザーが多い中、90マイルさえ満たない上原投手ですが、その球速でも抑えられる秘密はスプリットにあります。現在、スプリットの割合が47%を占め最も多投している球種で、その精度が増しているようです。以前、上原投手はフライアウトが多いフライボール・ピッチャーでしたが、ホームランの可能性があるフライボール・ピッチャーよりもゴロを打たせるグラウンドボール・ピッチャーに変身。2010年にはゴロが23%に対し2013年は40%にアップしています。

このスプリットですが、握りはフォークを浅く握り、挟むというよりは置く感じで指の短い日本人には向いていて、スピードも出て落ちてフォークよりもコントロールしやすい球種です。高校生以上の投手は試してみることもいいでしょう。

話は変わりますが、エディオン愛工大OB BLITZに所属している沼田拓巳投手が昨日のドラフト解禁前にドジャースとマイナー契約。沼田投手は大卒扱いの為、ドラフト解禁は来年以降であり大問題になりそうです。この沼田投手、守山ボーイズから軟式の守山クラブを出て大垣日大に進学。葛西投手と同期で私も練習試合で見た投手です。ただ当時は後輩にも柳川投手らがいて3年春の東海大会の決勝で先発し大垣商の森川投手(現名古屋大)と投げ合ったぐらいであまり目立った成績はなく、名古屋産大でも1年で中退しエディオン愛工大OB BLITZに入った19歳の投手です。以前、151キロ右腕ということで新聞に載ってましたが、まさかドジャースと契約を結ぶとは思いませんでした。今後どうなるか見つめていきたいと思います。


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■常葉菊川が敗退 2013.9.17

高校野球秋季大会は東海地区で唯一静岡県で昨日2回戦の試合が行われ、常葉菊川が御殿場西に延長10回5対7で敗れる波乱がありました。これでセンバツは絶望的となりました。

その他、静岡商は浜松商に6対5で勝利。静清、飛龍、静岡も勝利しています。

また、愛知、岐阜は日程が変更、21、22日と28、29日が連戦となる高校が多くなり、投手力のある高校が勝ち上がりそうです。

ところで東海大会は10月19日から岡崎市民球場と刈谷球場で行われます。今年は近くで見られるので楽しみです。


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■中部大、中京大が勝ち点2 2013.9.16

愛知大学野球秋季リーグ戦は第2週が行われ中部大と中京大が共に連勝し勝ち点2としました。

昨日、まず中部大は主砲の神鳥選手(享栄)が4回に2点タイムリーを放ち若林投手(滑川)が名商大に完投勝ち。

続いて中京大は愛院大に主将の山中選手(中京大中京)が3安打、先発の岡部投手(いなべ総合)が完投で原崎投手(静岡)との2年生対決に勝利しました。

これで愛院大は勝ち点を2つ落とし優勝へ赤信号となりました。

ところで土曜日は中等部の試合と日曜日は少年野球の練習でした。中等部は県大会が始まり初戦を突破、昨年の準優勝にどれだけ近づけるか楽しみです。

また、愛知県の高校野球は昨日も中止、今日の予備日も台風の影響でおそらく中止。来週から各校共に日程的に厳しくなりそうですね。


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■トヨタ自動車が代表決定! 2013.9.13

社会人野球東海地区の日本選手権予選6日目、代表決定戦でトヨタ自動車がヤマハに5対1で勝利し10大会連続出場を果たしました。

この試合、先発はトヨタ自動車が祖父江投手。祖父江投手は第1戦よりも調子が良く2回に1点を失ったものの左打者へのスライダーが効果的でストレートも走り自己タイのMAX152キロも出て交代する6回2アウトまでナイスピッチングでした。

一方、ヤマハは新人のMAX148キロ左腕、竹下真吾投手でした。

トヨタ自動車は2回に先制されたものの、その裏に今大会好調の小島選手がタイムリーを放ち同点。

4回には秦選手が左中間タイムリーを放ち勝ち越し。

5回にも満塁から押し出しとまたも小島選手の2点タイムリーで5対1。

トヨタ自動車は7回2アウトランナー無しから新人の藤田投手(東洋大)にスイッチ。

8回からは抑えで佐竹投手が3度目の登板。キッチリ抑えて5対1で勝利しました。



MVPはこの日も2安打の多木選手が受賞。

大会を振り返って、都市対抗を逃し日本選手権出場に燃えるトヨタ自動車が夏の猛練習もあり試合内容も圧倒し見事に代表を勝ち取りました。特に投手は祖父江投手の安定した投球が光り、佐竹投手もしっかりと抑えました。野手も補強に選ばれなかった小島選手や新人の多木選手、樺澤選手が活躍、層の厚みを感じる試合運びでした。

これで、トヨタ自動車は10大会連続出場で、これはパナソニックの19大会連続に続く記録ではないでしょうか。秋に強いトヨタ自動車が10月28日から始まる本戦の京セラドーム大阪でも頑張ってもらいたいと思います。


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■日本選手権予選 2013.9.12

社会人野球東海地区の日本選手権予選5日目、敗者復活戦でホンダ鈴鹿、三菱自動車岡崎が勝利しました。

その他の地区では、近畿予選がパナソニックと日本新薬が代表決定。残る2つの枠を大阪ガス、新日鐵住金広畑と今季調子の良いニチダイらが争う展開となっています。

また、九州もようやくスタート。クラブチームが多く12チーム中2枠の争いはJR九州、沖縄電力、三菱重工長崎、九州三菱自動車らが中心となりそうです。

残る北信越、四国は14日からスタートします。

東海は今日、ヤマハ対トヨタ自動車、王子対西濃運輸で代表決定戦が行われ4つの枠の2つが決まります。トヨタ自動車の頑張りに期待しています。


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■愛知大学野球秋季リーグ 2013.9.11

愛知大学野球秋季リーグが始まり中京大、中部大、名城大が、それぞれ愛知大、愛院大、名商大から勝ち点を挙げ、第1週で春季リーグ優勝の愛知大と2位の愛院大が敗れる波乱の幕開けとなりました。

怪我が響いているのか愛院大はエースの萩原投手の登板がなく、今後も厳しい戦いとなるのでしょうか。中京大も面白い存在となりそうです。

また、2部では注目の七原投手が1失点完投勝利を挙げています。

それから、社会人野球東海地区の日本選手権予選は4日目で2回戦の残りの試合があり、王子が東海理化に山本投手が完投し勝利。西濃運輸も三菱自動車岡崎に佐伯投手が完投し勝利しています。

ところで、夏の高校野球の前橋育英が秋季大会の県大会1回戦で思わぬ敗退となりました。夏の予選でコールド勝ちした相手ですが高橋光成投手は試合前日の夜遅くに帰国、翌朝第1試合での途中から強攻登板。2番手投手も負傷し登板出来ない状況のようでした。残念ですが来年に期待しています。


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■トヨタ自動車代表決定戦へ 2013.9.10

社会人野球東海地区の日本選手権予選3日目、2回戦の2試合など行われました。

1試合目はヤマハが9回に0対4の4点ビハインドから4点を奪い返し延長12回に2点を勝ち越し6対4で勝利しました。

続くトヨタ自動車は永和商事ウィングと対戦。昼から休みを取って岡崎球場に行きましたが1試合目が延長に突入したこともありノックから見ることが出来ました。

トヨタ自動車先発はベテラン岩崎投手。立ち上がりはまずまずでしたが、4回に2点を奪われました。

一方、永和商事ウィングは22歳の狩野翔平投手(明大中野−関西メディカルスポーツ学院)でした。狩野投手は初回に小島選手のツーベースヒットなどから先制されましたが8回途中まで投げて140キロ台のストレートとフォークでなかなかの好投でした。 <

試合は永和商事ウィングが4回に2点を奪い逆転、トヨタ自動車は5回から川尻投手、7回途中から佐竹投手にスイッチ。5回にトヨタ自動車が田中幸長選手のタイムリーなどで2点を奪い逆転したものの、永和商事ウィングが先頭打者がヒットで出塁するケースが多く永和商事ウィングペースで試合は運びました。

永和商事ウィングは終盤8回にヒット、四球、野選でノーアウト満塁から犠牲フライで同点。続く後続は佐竹投手が抑えました。その裏、トヨタ自動車は1アウト1、2塁から二葉選手のショートゴロ(下写真)でダブルプレーと思った瞬間、ショート手前で打球が大きく弾み、外野に転々とする間に2塁走者が返り決勝点を奪いました。その後も2点を奪ったトヨタ自動車が6対3で勝利しました。

この試合、トヨタ自動車は何かチグハグな展開。ミスも多く引き締まった試合を行うことが出来ませんでした。次回は代表決定戦でヤマハと12日に対戦します。1回戦のような気迫のある試合を期待しています。


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■日本選手権予選 2013.9.9

社会人野球東海地区の日本選手権予選2日目、1回戦の残り2試合が行われました。

昨日は、あいにくの雨模様で予定されていた中等部の試合は中止で、午前中に少年野球の練習を終え、午後3時過ぎから岡崎球場に向かいました。

私は、2試合目の三菱対決の試合を観戦する予定でしたが、1試合目のジェイプロジェクト対東海理化が延長に入り16回、ジェイプロジェクトが3点を奪った時点で球場に入りました。

敗戦濃厚の東海理化でしたが、ノーアウト2、3塁のチャンスに高卒2年目ながら4番に座った小澤選手(豊田西)が上野投手(名商大)から内野安打を放ち1点を返しました。 <

続く下田選手が左中間にタイムリーツーベースを放ち一気に同点。 <

その後、バントで送り最後は犠牲フライで見事な逆転サヨナラ勝ちでした。試合は雨で中断もあったようですが、5時間20分の大熱戦でした。

2試合目の三菱自動車岡崎対三菱重工名古屋の試合は、3時間15分遅れの16時15分スタートで始まりました。

途中、中等部のナイター練習もグラウンドの状況が悪く中止の連絡が入った為、最後まで見ることが出来ました。

先発は、三菱自動車岡崎がエース宇田川投手でした。宇田川投手は腕が振れて内外角にストレートが決まり3安打の力投でした。

一方、三菱重工名古屋も今季絶好調の菊池投手でした。都市対抗で第1代表を獲得しMVPを獲得した菊池投手ですが、立ち上がりにつまずき、初回に小林選手に左中間タイムリーを打たれ2失点。その後はまずまずで6回まで投げました。

三菱重工名古屋は、6回から高木投手が登板。遅くまで残っていたプロのスカウトも一斉に移動しスピードを計るなりしていました。私も何年間か見ていますがかなりまとまった投手になってきました。ストレート、スライダー、フォークの一つひとつの球はいいものがあります。この日も2回を無難に抑えました。年齢的にもギリギリのラインにいるのでドラフトに掛かるとすれば最後の年でしょうか。

試合は、8回に登板した白石投手がつかまり5失点で8回コールドで三菱自動車岡崎が勝利。都市対抗第1代表の三菱重工名古屋ですが年齢的にもベテランが多いチームで遅くまで待たされた影響が出たような試合でした。


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■トヨタ自動車が初戦突破 2013.9.8

社会人野球東海地区の日本選手権予選が始まりました。

トヨタ自動車は1回戦で東邦ガスと対戦しました。

先発は、このところオープン戦絶好調のトヨタ自動車の祖父江投手と予想通り東邦ガスはエースの甲斐投手でした。 <

試合は、5回までお互い無得点でしたが6回表にランナーを2塁に置いて多木選手がセンター前タイムリーを放ち先制。その裏1アウト満塁からレフト前タイムリーを打たれて同点。しかし、祖父江投手は後続を抑えました。

7回からはトヨタ自動車が佐竹投手、東邦ガスも予想通り小椋投手にスイッチ。

7回表トヨタ自動車はランナー2塁から先制打を放った多木選手がまたもセンター前ヒットこれをセンターが、ややもたつく間にセカンドランナーが返り勝ち越し。

しかし、粘る東邦ガスは最終回2アウトランナー1塁から3番南選手が左中間にタイムリーツーベースを放ち土壇場で逆転、このまま延長戦に突入。

延長10回、1アウト1、2塁から三度多木選手がセンター前タイムリーを放ち決勝点。

最後は佐竹投手が三人で最後は三振を奪い試合終了、トヨタ自動車が3対2で勝利しました。

この試合、勝ち越しを許さなかった祖父江投手と得点の全てを叩き出した多木選手のクリンヒットが見事でした。負けると一転、京セラドーム大阪が遠のく試合でトヨタ自動車は気合十分で厳しい相手に勝利しました。

その他、ホンダ鈴鹿が勝利しプロ注目の濱矢投手が完投勝利。私は先輩の熊野スカウトと観戦しましたが、今日の中日スポーツに濱矢投手がプロ入り宣言と大きく掲載されていました。本来、この時期箝口令が敷かれますが、時代は変わったのでしょうか。その他にも、この日は横浜DeNAが高田GMも観戦するなど力の入れようでした。


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■岐阜県高校野球秋季大会 2013.9.6

岐阜県高校野球の秋季大会の組み合わせが決まりました。

県大会に出場する高校は32校でシード校は益田清風、大垣商、多治見工、県岐阜商。これに大垣日大を加えた5校が優勝候補でしょうか。

中でも、高田投手(2年生)と橋本投手(1年生)で甲子園に出場した大垣日大と、春季東海大会で145キロをマークした高橋投手(1年生)がいる県岐阜商が有力でしょう。

今日の中日スポーツでは高橋純平投手(県岐阜商)が紹介されていました。高橋純平投手は夏の選手権前に左足甲を疲労骨折、予選で登板がありませんでしたが、8月から復帰し地区予選の3試合で全て完投し1失点。野手が全て入れ替わった為、藤田監督も高橋投手に期待しているようです。

岐阜大会は8日から始まります。大垣日大と県岐阜商は決勝まで当たらない為、順調に勝ち上がれば東海大会が見えてきますが、果たして勝ち上がれるでしょうか。


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■愛知大学野球秋季リーグ戦 2013.9.5

愛知大学野球秋季リーグ戦の日程が決まりました。

今週から始まる第1週は春季リーグで優勝した愛知大と2部から昇格した中京大の対戦が組まれました。

また、今週は本来2試合のところ3試合組まれていて、2試合目は愛院大と中部大が対戦、この試合は個人的にも注目しています。3試合目は名城大と名商大の対戦。

試合開始は第1週のみ10時から9時半に変更されています。

球場も瑞穂以外に各大学もあり豊田球場もあります。

今週から10月下旬まであるので、機会があれば観戦したいと思います。

■愛知大学野球リーグ戦日程表


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■愛知県高校野球秋季大会 2013.9.4

愛知県高校野球の秋季大会の組み合わせが決まりました。

各ゾーンの展望を予想すると以下となります。

Aゾーン:東三河地区で2次トーナメントも全てコールド勝ちした豊川が一歩リード。田中空良投手、阿部竜也投手も残っていて投手陣は豊富。

Bゾーン:黄金世代といわれる愛知啓成と愛産大工がシードの中に中京大中京と至学館が入る。今日の中日スポーツでは夏のレギュラーと粕谷投手が復帰し「逆襲」と掲載されていましたが、吐前(弟)投手がいる至学館と2回戦で激突。注目の1戦となりそう。

Cゾーン:名古屋地区で優勝した愛知。高蔵寺、中部大第一、名古屋国際、夏に中京大中京を苦しめ2年生が多く残る渥美農業など、まずまずの実力がある高校が入っています。

Dゾーン:知多地区で優勝した大府の3回戦までに東邦、享栄、愛工大名電の私学4強の中の3つが入るという激戦区。中日スポーツでは愛工大名電の名前が挙がっていましたが果たしてどこが勝ち上がるか。

試合は今週末からいよいよ始まります。県代表3つの枠にはどこが入るか注目しています。


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■IBAF18UW杯 2013.9.3

18歳以下の18UW杯の一次リーグが台湾で行われていますが、日本は3連勝でチェコ、カナダに勝利すれば第1ラウンド1位となります。

松井投手、安楽投手の調子も良く、昨日の安楽投手は大きく曲がるスライダーが良く16奪三振の好投でした。甲子園では肩の調子が良くありませんでしたが、体調も万全のようでした。

日本は1次リーグを突破した後、2次リーグではアメリカ、コロンビア、韓国、オーストラリア、イタリア、キューバの上位チームと対戦します。

打線も好調で、目標は世界一に届くでしょうか。


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■日本選手権予選 2013.9.2

社会人野球の日本選手権最終予選が始まりましたが、関東は6代表が決まりました。

決まったのは富士重工業、東京ガス、明治安田生命、JFE東日本、日本通運、セガサミー。関東は既に予選免除のHONDA、JR東日本、新日鐵住金かずさマジックを含め最多の9チームの出場が決定しました。

一方、東芝、日立製作所、新日鐵住金鹿島、鷺宮製作所、三菱重工横浜、NTT東日本が予選敗退となりました。特に東芝は富士重工業に延長で負け、ドラフト候補の東明投手(富士重工)が完投で踏ん張りました。

続いて東北は準決勝で七十七銀行がTDKに1対0で勝利、ドラフト候補の相原投手が完封しました。もう1試合はトヨタ自動車東北がJR東日本東北に6対3でうれしい勝利、トヨタ自動車から移籍した山口投手が先発で頑張りました。山口投手は苦労しているだけに今後も頑張ってほしいと思います。

東北は枠が一つなので七十七銀行とトヨタ自動車東北の勝った方が出場権を獲得します。

ところで、土日は中等部の試合で1回戦、2回戦共に勝利しました。特に2回戦は相手投手もスピードがあり6回まで1対1の同点から7回に勝ち越し勝利しました。うちの投手も3人いますが継投で十分に力を発揮してくれました。来週以降の試合も楽しみです。


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■肩関節唇 2013.8.30

先日テレビで斎藤佑樹投手の独占インタビューがありました。

現在2軍で調整中ですが、肩関節唇損傷で5月まで投げられなかったとのこと。

この肩関節唇ですが、肩というのは関節が非常に可動範囲が広く体の関節の中でも最も広範囲に動かせる関節です。この肩の中の骨には軟骨があって、その軟骨があるから肩が外れずに動かせます。

形も唇のように見える為、唇(しん)という名前が付いています。その軟骨の関節唇が断裂などの損傷を起こしてしまうと強い痛みが走ります。

斎藤佑樹投手も肩が上がらないほどのようでしたが徐々に良くなっているとのことです。

この肩関節唇ですが肩の柔らかい同じチームの大谷投手などの、いわゆる「しなり」がある投手は発症しにくいといわれています。

斎藤佑樹投手の場合、しなるというフォームではなく、腕が伸びて頭から腕が離れている為、肩に負担が掛かる投げ方になっています。

現在、腕が頭の近くを通るフォームに修正していました。投手を目指す選手は体から腕が離れないようなフォームにすると肩に負担が掛からないので参考にしてほしいと思います。


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■小関順二さん 2013.8.29

私が時々見る小関順二さんのコラム。中学から高校、大学、社会人、プロ野球と色々な視点で野球を見る方ですが、今夏の甲子園での感想も書いています。

その中で、投手は左技巧派タイプが多かったこと。4年後くらいにはプロ入りがあるかもしれないと思わせるような技巧派タイプも何人かいたとのこと。

愛工大名電の東克樹、北照の2番手で登板した齋藤綱記、上田西の浦野峻汰、岩国商の高橋由弥など。

他には1、2年生などの未完の大器も多かったとのこと。

そしてドラフト候補は、飯田晴海(常総学院)、橋光成(前橋育英、2年)、山岡泰輔(瀬戸内)、安樂智大(済美、2年)、古川侑利(有田工)の5人。

また、別のコラムでは打者走者の各塁到達タイムを記載していますが、相当物足りなかったよう。例えば一塁到達4.3秒未満で1試合に4名以上クリアしたのは作新学院と熊本工の2校のみ。昨年15校もあったことから今年の少なさは際立っているようです。

スポーツ誌紙やTVは美談や物語性ばかり追わず、こういうことをもっと大きな声で言うべきだと唱えています。


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■日本選手権最終予選開始 2013.8.28

社会人野球の日本選手権最終予選が今日から関東地区のスタートを皮切りに開始します。

それぞれの地区で予選のやり方は様々で敗者復活がある東海地区などがあれば、ない地区もあります。

今日から開始する関東地区はクラブチームとの対戦を除く企業チームが一発勝負で勝った方が代表で負ければ敗退となります。

代表枠は6つ、東芝は富士重工業、日立製作所は東京ガス、明治安田生命は新日鐵住金鹿島、JFE東日本は鷺宮製作所、日本通運は三菱重工横浜、NTT東日本はセガサミーとの対戦で勝った方が代表となり、負けた方が予選敗退となります。

東京スポニチ大会優勝のHONDA、四国大会と岡山大会優勝のJR東日本、長野大会優勝の新日鐵住金かずさマジックは予選免除とはいえ全国で最も厳しい予選となりそうです。


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■日本選手権予選組み合わせ 2013.8.27

東海地区社会人野球の日本選手権予選組み合わせが決まりました。

1回戦の注目は都市対抗第4代表の東邦ガスと都市対抗を逃したトヨタ自動車。他は三菱重工名古屋対三菱自動車岡崎などが組まれました。

今年の予選はJR東海が日本選手権対象大会である静岡大会で優勝し予選免除。更にベーブルース杯でも優勝し東海地区の枠が3つから4つに一つ増えました。

トヨタ自動車にとっては都市対抗を逃し日本選手権に集中し、オープン戦の調子も良く近年躍進が目覚ましい東邦ガスですが期待しています。

ところで私は昨日は年休、午後からトヨタ自動車の練習のお手伝いに行きました。選手の動きも良く質の高いノックやフリーバッティング、ベースランニングを行っていました。予選の相手も決まり気合十分でした。

また、午前中は一宮で、うちの少年野球の県大会の準決勝を観戦しました。

結果は8対4で勝利。エースも温存で今日の決勝で前回敗れている木津ブライトさんにチャレンジです。

今年の6年生は今まで最も結果を残している学年となりますが、これは監督とコーチの熱心な指導あってのこと。選手の身体能力は他のチームと変わりませんが、最大限に能力を引き出し発揮させている結果ですね。


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■東北勢の強さ 2013.8.26

第95回全国高校野球選手権大会は既に終了しましたが、このところ東北勢の強さが目立っている高校野球ですが今年もベスト4に日大山形と花巻東が残りました。

夏の甲子園で85大会までの各地区の勝率では1位四国.609、2位近畿.601、3位東海.534となっていて東北は8位の.341の下から2番目、ところが86回以降では1位関東.565、2位近畿.559、3位東北.516と東北の躍進が目立っています。

あるコラムでは日大山形と花巻東には共通点があるといいます。

両校共に指導者が地元出身で、選手もほぼ県内選手で占められています。東北では1990年代から、関西や関東から「野球留学生」を受け入れる青森山田や酒田南(山形)などが台頭。夏の甲子園で昨年まで2年連続準優勝となった八戸学院光星(光星学院=青森)も関西出身選手が主力だった。

2003年に母校の監督に就任した日大山形の荒木準也監督は「留学生がいる学校の存在はいいことだと思っていた。そうした学校と切磋琢磨していけば、山形のレベルは上がる」と受け入れた上で「自分は県内出身だから、県民のチームで勝つ」という方針だという。

花巻東の佐々木洋監督は岩手県北上市出身。関東の高校でコーチを経験した後、02年から花巻東の監督になった。「地元の中学野球を見に行ったとき、関東と変わらない高い素質を持つ選手たちに驚いた。勝てないのは指導者の責任だと痛感した」

ここ数年は菊池雄星(西武)、大谷翔平(日本ハム)の両投手に注目が集まった。大舞台の経験が増えることで他の選手たちの意識が高まった。今年はスターはいないが選手たちは臆さずプレーを続けたよう。

また、東北にはレギュラーに入る前の選手のためのリーグがり「みちのくフレッシュBリーグ(MFB)」と「東北レボリューションBリーグ(TRB)」。聖光学院(福島)が中心になり、盛岡大付など東北の強豪6校が参加して09年にMFBができて、2年生以下を中心に春から夏にかけてリーグ戦を行う。日大山形はこのリーグに所属している。

続いて2年前にはTRBがスタート。今は秋田や青森などの7校が参加している。こちらもMFBと同じ形態のリーグで、参加する聖愛(青森)が、この夏は青森山田、八戸学院光星の強豪を破って、甲子園初出場を果たした。

実戦の経験を重ね甲子園という大舞台で緊張しなくなったことと、東北の指導者たちの努力や工夫が着実に実ってきたのではないかという。

みちのくに深紅の大優勝旗は渡らなかったもの、近い将来は夢が叶うのではないでしょうか。

ところで、昨日はあいにくの雨でしたが、昼から体育館で少年野球の練習とナイターで中等部3年生の練習を行うことが出来ました。中等部はいよいよ来週から大会が始まります。人数も多いのでまとめるのは大変ですが、投手の調子もまずまずであり試合が楽しみです。


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■前橋育英が初優勝 2013.8.23

第95回全国高校野球選手権大会は決勝で前橋育英が4対3で延岡学園に勝利、初優勝を果たしました。

この試合、ここまで無失点の高橋投手が4回につかまりヒットや暴投もあり3失点、しかしその直後の5回に先頭の田村選手がホームラン、その後もミスが2つ続き、横瀬投手から井手投手にスイッチしましたが四球で満塁となりタイムリーなどで同点、更に6回にも1点を入れ勝ち越し。

しかし、粘る延岡学園は最終回に四球、ヒットでノーアウト1、2塁、ここから強行策でしたがフライアウト2つで進塁出来ず、最後はこの日熱中症で腹痛もあった高橋投手が踏ん張り三振に仕留め、前橋育英が初出場で初優勝の偉業を達成しました。

この試合、延岡学園が先制しましたが、結果的には5回の守備の乱れと9回の強行策が悔やまれる試合となりました。ただ準々決勝からの7試合は接戦続きで実力は互角同士の戦いだったと思います。投手も全ての試合で5失点以内に抑え踏ん張りましたね。


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■準決勝 2013.8.22

第95回全国高校野球選手権大会準決勝で前橋育英、延岡学園が勝利しました。

第1試合、前橋育英対日大山形は序盤に小刻みに得点した前橋育英が4対1で勝利。高橋投手は1失点ながら、この日はスライダーがキレて自責点0の快挙。初回のセカンドの超ファインプレーに助けられましたね。あれが抜けていたら逆の結果になったかもしれないビッグプレーでした。

第2試合、延岡学園対花巻東は投手戦となりましたが6回に2点を奪った延岡学園が横瀬投手の力投もあり花巻東を3安打に抑え見事完封勝利を挙げました。

これで決勝は前橋育英対延岡学園となりました。決勝もいい試合を期待しています。


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■足裏 2013.8.21

あるコラムで足裏の鍛え方というものがありました。

各ポジション別に解説していますが、投手にとっては足の裏でしっかり地面をつかみ片足で立てることがバランスを保ち肩や肘を壊さない投げ方が出来るというものです。

私も指導をする時に、軸足でしっかり立ったて、そこで間をとってから投げるようにと指導をします。1、2〜の3という間を作る為には、しっかりと軸足で立てることが必要です。

もちろん上げた足が軸足に沿っていないと上手く立てません。そのポイントがまずはバランスよく投げるには必要です。投手は目をつぶっても片足で案山子のように1分ぐらいは立っていられるようにしてほしいと思います。


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■ベスト4 2013.8.20

第95回全国高校野球選手権大会準々決勝が行われ、花巻東、日大山形、前橋育英、延岡学園が勝利しました。

この日の試合は全て1点差の好ゲームで、8回と9回の終盤に色々なドラマがありましたね。どちらが勝ってもおかしくない試合ばかりで、まさに実力が互角の混戦でした。

今日は休養日で試合がなく、ゆっくり休んで準決勝に臨んでほしいと思います。


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■ベスト8出揃う 2013.8.19

第95回全国高校野球選手権大会3回戦が行われ、常総学院、富山第一、前橋育英、延岡学園が勝利しました。

これで前日の鳴門、花巻東、明徳義塾、日大山形の4校と合わせてベスト8が出揃いました。

今大会は左投手が多い中でベスト8に勝ち残ったほとんどが、右上手投げエースの高校となりました。特に3回戦は8試合中で完封が2試合、1失点が4試合と安定した投球でした。どの投手もコントロールがよく安定していますね。

ベスト8の中では唯一県立高校の鳴門も打線が目立っていますが坂東投手も低目へのコントロールがいいですね。社会人時代に私の部屋後輩だった池淵君の母校だけに是非ベスト4に残ってほしいと思います。

昨日、私は朝から高校野球の西三河1次リーグを見て、昼からは少年野球、夜は中等部の練習でした。その中で中等部の練習場の花園グラウンドに夕方まで岐阜のメントーズさんが練習試合に来ているとのことで、少し早めに行き監督の白木さんに17時頃お会いしました。

メントーズさんは岐阜の強豪で昨年、東海大会1回戦で戦って以来、白木さんから何度か連絡があり、今年はこれでお会いするのが2回目。今回は1年生だけのチームでしたが30名近くいて大所帯です。

うちの中等部の3年生も試合日程が決まりました。人数も増えようやく声も出てきた3年生、目標は東海大会2回戦以上だと昨日の練習後に伝えました。またメントーズさんと戦えるように頑張りたいと思います。


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■前橋育英3回戦へ 2013.8.17

第95回全国高校野球選手権大会9日目。

2回戦最後の3試合が行われ、緊迫した3試合でした。

特に前橋育英対樟南は本格派の高橋投手と技巧派の山下投手との緊迫した見事な投手戦となり1対0で前橋育英が勝利。高橋投手は2試合連続の1対0の完封劇、これは37年振りとのことです。

また、木更津総合は西脇工に3対1で勝利。エース千葉投手の肩痛で初回からリリーフした笈川投手の好投が光りました。

ところで昨日は少年野球の合宿で長野県売木村に行ってきました。6年生と5年生の合宿ですが頑張っています。特に6年生は来週県大会が控えているのでうまく調整してほしいと思います。


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■作新学院など3回戦へ 2013.8.16

第95回全国高校野球選手権大会8日目。

福井商は2番手の長谷川投手が先発し1回戦に続き好投し2対1で聖光学院に勝利。常総学院はリリーフした仙台育英の馬場投手を打ち4対1で勝利。作新学院はPL時代甲子園優勝を経験した朝山さんの息子の朝山投手(1年生)が初戦に続きリリーフで4回無失点で好リリーフを見せました。また鳴門は修徳に延長でサヨナラ勝ちしました。

それから大阪桐蔭は日川に追い上げられながらも延長で勝利、三枝投手のフォークと山田投手の角度のある球が大阪桐蔭を苦しめた試合でしたね。


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■常葉菊川3回戦へ 2013.8.15

第95回全国高校野球選手権大会7日目。

この日、東海勢が2校登場し三重は済美に善戦したものの7対9で2回戦敗退。安楽投手は甲子園最速タイの155キロをマークしたものの最終回に5点を奪われるなど課題を残しました。

また、常葉菊川は有田工の古川投手を攻略、5対3で接戦に勝利しました。はやり粘り強いですね。

それから大阪桐蔭は日川に追い上げられながらも延長で勝利、三枝投手のフォークと山田投手の角度のある球が大阪桐蔭を苦しめた試合でしたね。


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■日大三敗退 2013.8.14

第95回全国高校野球選手権大会6日目。

強打の日大三がまさかの初戦敗退でした。今年も打線が強く小倉監督も自信があっただけに5安打1点は予想外だったと思います。先発の大場遼太郎投手は144キロ、注目の速球派の三輪投手は4番手の最後に登板し149キロの自己新をマーク。

また、横浜は2年生が活躍、伊藤将司投手は毎回の14奪三振、ロッテ高浜卓也選手の弟、高浜祐仁選手は5回に3ランホームラン、3番浅間大基選手は5安打とレギュラーの内2年生が7人もいる若いチームではありますが力はありますね。ベンチ入りは2年生が9人いて粒ぞろいですが、鈴木裕敏選手(美川クラブ−葵ボーイズ)も頑張ってほしいと思います。

続いて瀬戸内は明徳義塾に1対2で敗退、注目の山岡泰輔投手はこの試合で145キロと落ちるスライダーで持ち味を発揮しましたが試合巧者の明徳義塾が2対1で勝利しました。

それから、昨日は中部日本地区選抜中学軟式野球大会が行われレークス名古屋がHIKONE JBoy'sを下し優勝しました。創部4年目でうちの中等部も昨年2度戦ったチームで今年は中日少年の県大会2回戦で東山クラブを破るなど優勝。力をつけてきましたね。

ところで私は昨日、トヨタ自動車のオープン戦を観戦。相手は中央大で青山投手が先発、途中ホームランを打たれましたが、球の勢いは出てきたと感じました。

もう一人の注目は、高校時代に春夏連覇の島袋投手でした。

少し早めに行ってキャッチボールから見ていました。

ブルペンでは高校時代と変わらぬトルネードのフォームで投げていました。

試合では、最後に登板しこの日はMAX149キロあたりが出ていたようです。打者も手元で伸びてやはり速いとのコメントでした。少しケガもあったようですが今は良くなってきたとのこと。

大学ではやや調子を落とし打線の援護も少なく9勝11敗ながら防御率は1点台、この春も148キロ以上を5試合マークするなど高校時代よりも更にアップしているので来年はドラフトで指名されてプロ入りしてほしいと思います。


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■前橋育英2回戦へ 2013.8.13

第95回全国高校野球選手権大会5日目。

昨日、打高投低と述べましたが、ようやくこの日は緊迫した投手戦が繰り広げられました。

1試合目、MAX148キロの注目2年生、高橋光成投手(前橋育英)が登板。途中9連続三振を含む13奪三振で見事完封し2回戦へ駒を進めました。高橋光成投手(この試合、MAX145キロ)は早いテンポでコントロール良くストレート、スライダー、フォークを投げ分け1時間32分で試合は終了、身長188センチで将来性豊かな投手ですね。また岩国商の高橋由弥投手も1失点と踏ん張りました。

2試合目、樟南の168センチ小さなエース山下敦大投手(樟南)もスローカーブにスクリューなども駆使し1対0で完封。佐世保実の木下愛投手もスクイズの1点に抑えました。

ところで、ここまで左投手が多く登板していますが抑えている投手をみると、右打者のインコースにストレートで攻められるかどうかが1つのポイントになっているように思います。死球を恐れずインコース攻めが踏ん張れるかどうかでしょう。

それから、話は変わりますが昨日は愛知大学野球連盟選抜対中日2軍の試合が行われました。私のHPの表紙にもある七原投手は1イニング無失点で149キロを表示。今朝の中日スポーツにも大きく掲載、中日やトヨタ自動車の田中監督も視察していたとか。来年の争奪戦が注目です。

また、私は9連休の3日目で唯一野球の練習や観戦がない日で長野に墓参りに行ってきました。今日からは高校野球、社会人野球の観戦と少年野球の合宿、中等部の練習と6日間となります。


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■沖縄尚学逆転勝ち 2013.8.12

第95回全国高校野球選手権大会4日目、沖縄尚学が逆転勝ちし初戦突破しました。

ここまで4日を経過しましたが、暑さもあると思いますが15試合経過して160失点、両チーム合わせて1試合平均10.6失点と打高投低の傾向があります。

特に土曜日の試合では4試合中、片方のチームが10点以上の試合が3試合もありました。

また、この3年間では2年前は右本格派大豊作の年でMAX145キロオーバーが18名、昨年は不作で8名、今年は12名となります。

その中で、山口瑠偉投手(浦和学院)が土曜日の試合で小島投手に代わって登板しました。昨年も登板し期待した投手で144キロが2球ありましたが、その144キロを打たれてサヨナラ負け、昨年見た感じでは今年もっと凄い投手になっていると思いましたが、やや伸び悩んでいるのでしょうか。素材はいいので今後も注目しています。

ところで、今年の甲子園出場投手の予選の上位成績は以下となります。

<奪三振率>
10.97 葛川 知哉(大阪桐蔭)
10.26 安楽 智大(済  美)
9.95 浦野 崚汰(上 田 西)
9.87 山岡 泰輔(瀬 戸 内)
9.86 福岩希莉也(鳥取城北) 

<被安打率>
3.55 山岡 泰輔(瀬 戸 内)
4.14 小島 和哉(浦和学院)
4.26 浦野 崚汰(上 田 西)
4.71 福岩希莉也(鳥取城北)
4.80 河野  幹(花 巻 東)

<与四死球率>
0.68 東  克樹(愛工名電)
0.70 大場遼太郎(日 大 三)
1.08 堀田 竜也(常葉菊川)
1.12 安楽 智大(済  美)
1.13 葛川 知哉(大阪桐蔭)

話は変わりますが、昨日はうちの中等部の3年生と高校3年生の交流試合を行いました。その中で大学でも野球を続けてくれる選手も数名いて嬉しく思いました。


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■浦和学院敗れる 2013.8.11

第95回全国高校野球選手権大会3日目、優勝候補筆頭の浦和学院が仙台育英にサヨナラ負けしました。

1回戦屈指の好カードのこの対戦でしたが、初回から大荒れでした。予選で完全試合したセンバツ優勝投手の小島投手でしたが、初回先頭にヒットを打たれてからストレートが高め外れ思った所に制球出来ず3つの押し出しやタイムリーでまさかの6失点。この回53球も投げ、これが最後まで響いてしまいました。

しかし、浦和学院は3回に8点を奪う猛攻で逆転、左中間への素晴らしい当たりが連続、やはり優勝候補最有力と思いました。小島投手は2回以降、立ち直りを見せ4点のリードでしたが6回にセンターが落球するなどで、この回4失点で同点。8回もノーアウト満塁で絶体絶命のピンチでしたが、ここは意地を見せ気迫のピッチングで三者三振。

その後、9回にヒットを打たれ足がつって降板。交代した山口投手がレフト線にサヨナラタイムリーを打たれサヨナラ負けとなりました。

この試合、まさかの初回6失点が最後の最後まで響き、小島投手は甲子園を去ることになりましたが、序盤不調も感動を覚える182球の熱投でした。


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■愛工大名電敗退 2013.8.10

第95回全国高校野球選手権大会2日目、愛工大名電が登場しましたが聖光学院に逆転負け初戦敗退となりました。

この試合、夜にスカイ・A sports+でじっくり見ましたが、なかなかの好ゲームでした。東投手(この試合、MAX140キロ)も持ち味を出していいピッチングでした。前半は愛工大名電ペースで試合は運び、後半は打線で上回る聖光学院が逆転しました。最後に逆転の2点タイムリーを打たれた時は、ストレートが外に集まっていたでしょうか。友澤選手も最後に右中間にライナーのヒットを放ち同点のランナー、2アウト2塁となったところでエンドランを2度仕掛けましたが、相手が察し牽制でタッチアウトになりましたが、どちらに転んでもおかしくない試合でした。

ところで、この日の試合は左投手が多く登板しました。その中でも予選でも1人で投げ抜いた熊本工の山下滉太投手。この投手は巨人の杉内投手と同じようにステップするまでは上半身に全く力が入っておらず、本人曰く脱力感。リリースポイントにのみ力を加える投法。スピンが利いてフォームと球のギャップで打者はスピードよりも速く感じます。私も上半身に力が入ってしまう投手には、この投げ方を指導します。そのお手本のようなピッチングでした。特に低目のコーナーに集まるところがいいですね。


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■大垣日大敗退 2013.8.9

第95回全国高校野球選手権大会が開幕。

開幕戦で大垣日大が有田工と対戦しましたが接戦の末、逆転負けでした。先発の2年生の高田投手は好投、意表を突くスクイズで先制し大垣日大ペースで試合は進みましたが、予選でも見せた1年生橋本投手への継投が上手くいかなかったですね。ただ、大垣日大は2年生主体のチームなので来年は更に強くなるでしょう。

また、有田工の古川侑利投手は見事完投、最後の球が自己最速の148キロをマークしました。まだまだ伸び代がある投手のように感じました。

続いて、大阪桐蔭は飯塚悟史投手(この試合、MAX141キロ)を攻略、森選手は2打席連続ホームランを放つなど優勝へ順調な滑り出しでした。

最後は、日川が箕島に勝利、男子バレーの東レで活躍した芳樹さんを父に持ち、自身も中学時代にバレーと野球を両立させていた山田基樹投手(この試合、MAX143キロ)が完投勝利でした。箕島は追い上げましたが残念ながら1回戦敗退でした。


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■甲子園開幕 2013.8.8

第95回全国高校野球選手権大会が今日開幕します。

優勝候補は、大阪桐蔭・浦和学院・日大三・済美あたりでしょうか。東海勢では6試合で23盗塁の走塁、球際に強い守備とバントをしないフルスイングの常葉菊川の評判がいいようです。愛工大名電も上位の可能性があるとか。

ところで今年も注目の投手の中に越後のダルビッシュや山梨のダルビッシュという投手が何人かいて、甲子園に出場する投手としては山梨のダルビッシュこと山田基樹投手(日川)が初日の今日の3試合目に登場します。

山田基樹投手は身長194センチ、MAX146キロ。ビデオで見る限り長身細身のスリークォーターです。146キロを出したのは山梨の決勝だけに甲子園でも自己新の可能性もありますね。

今日の初日は他にも古川侑利投手(有田工)、飯塚悟史投手(日本文理)とMAX146キロの速球投手が3名登場します。それぞれの投手に注目です。


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■投球数 2013.8.7

Number Webで注目すべきコラムがありました。

タイトルは、先発完投主義は高校野球が原点?米国から届いた問題提起とは。というものです。

レポートで取り上げられたのは済美高校の安楽智大投手。

今年春の選抜大会を5日間で4試合に先発し、1試合当たり平均135球投げたこと。さらに大会中9日間で計772球を投げた事実を紹介しながら、米国の有力代理人からの「高校生投手の場合、95球以上投げさせてはいけないし、中3日以上の間隔を開けるべきだ」という意見や、「772球は平均のメジャー投手が6週間で投げる球数だ」というデータなどを出し、比較している。

以降、ポイントを記載すると以下のようになります。

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日本の先発投手の理想像は、まさに高校野球に原点があるように思う。とにかくチームのために球数など関係無しに連戦連投し、勝利をもたらすことが最優先となる。このスタイルがそのまま大学やプロ野球にも反映されているから、現在も日本では“先発完投”が重要視され、投球内容が悪くない限りは、球数に関係なく続投が基本となる。

だがメジャーに挑戦するとなると、まったく話が変わってくる。メジャーでは厳格な球数制限が存在する。たとえ相手チームを圧倒する投球を続けていようとも、ノーヒットノーランなどの快挙が絡まない限り、どんな投球であっても降板を命じられるのだ。

これまで野茂英雄投手を筆頭に、石井一久投手、松坂大輔投手など、日本では四球や球数を気にせず先発完投を常としてきた投手たちは、やはりメジャーにおいて、少ない球数で安定して長いイニングを投げることに苦労してきた。

そしてダルビッシュ有投手もその1人だろう。

7月27日のインディアンス戦が顕著な例だが、6回を投げ、3安打1失点11奪三振。球数は123球。

右僧帽筋の張りでの故障から復帰後、2戦目ということも影響しているだろうが、これだけの内容で球数が少なければ、日本ならば間違いなく続投というケースだ。

今シーズンもここまで球数が120球を超えたのはわずか3試合。メジャー平均の100〜110球に制限されている状況下で、ここ最近6試合は7回を投げ切れていない。奪三振数の多さとは裏腹に、なかなかイニング数が増やせない状況が続いている。

そして高校野球の影響は先発投手の投球スタイルだけに留まらない。 実は選手生命にもマイナスの効果をもたらしている可能性がある。

「マツザカ(松坂大輔投手)は高校野球史上最高の投手だったが、その反面とにかく投げ続けた。その一方でサイトウ(斎藤隆投手)やクロダ(黒田博樹投手)は高校時代エースではなく、サイトウに至ってはファーストだった。彼らは高校時代に投げ続ける必要がなかった。そして今、40歳前後になっても投げ続けているのは一体誰なのか? クロダとサイトウだ。そして現在のマツザカの状況を考えて欲しい」

現在も38歳ながら中継ぎ、抑えとして大車輪の活躍を続けている上原浩治投手も高校時代は控え投手だったというのも事実だ。

多くの日本の投手たちがメジャーに挑戦しているが、40歳前後になっても世界最高峰の舞台の第一線で活躍をしている投手は、いずれも高校時代に登板過多ではなかった。この事実を、単なる偶然として片づけてしまっていいのだろうか。
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このNumber Webのコラムは以前にも高卒プロ1年目投手を酷使し過ぎ!?藤浪を見て考えた大器の育て方。 というので藤浪投手と1年目はじっくりと2軍で育てた前田健太投手の違いを述べています。

社会人になっても3連投はザラ、2日で3試合投げたこともある自分の過去の経験からも投手の酷使には十分に注意を払っています。私は投球数は管理する、先発し完投した後はアイシングをして一切ボールは持たせない等。高校の監督の中には、2日に1回70球しか投げない投手育成で有名な監督もいれば、今もなお投げて投げて肩を強くするという監督もいますが、是非ケガには注意してほしいですね。

ちなみに今回紹介したレポートは、ネットで視聴可能です。
Japan's Pitching Monsters


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■甲子園組み合わせ 2013.8.6

全国高校野球選手権大会の組み合わせが決まりました。

注目は、春夏連覇を目指す浦和学院が3日目第4試合で仙台育英と対戦。小島投手対プロ注目のスラッガー上林誠知選手の対決が注目

続いて、夏連覇を目指す大阪桐蔭は初日第2試合で日本文理と対戦、センバツ準優勝の済美は7日目第2試合で三重と対戦。

その他、瀬戸内の好投手・山岡泰輔投手は明徳義塾と6日目第4試合に組まれました。この山岡泰輔投手、少しテレビで見ましたが、MAX147キロに加えスライダーがよく曲がります。注目したいと思います。

東海地区では、愛工大名電が2日目第1試合で聖光学院と対戦、常葉菊川は7日目第3試合で相手は未定。大垣日大は開幕戦で有田工と対戦します。

ところで、大垣日大と対戦する有田工ですが、私の知り合いで少年野球の岡崎JSクラブでコーチを務められていた多久島さんの母校でもあります。

多久島さんとは数年対戦させて頂いた方で、今も時々球場でお会いしたりメールをもらったりします。

有田工は創部114年で初めての出場、甲子園が決まったあたりからフェイスブックで手に取るように情報が見られる高校で楽しみに見ていましたが、その後に多久島さんの母校だと分かりました。

この有田工のエースは古川侑利投手、MAXが146キロの剛腕です。古川投手の投球にも注目したいと思います。

尚、甲子園に出場するスピードランキングは以下のようになります。やはり2年生投手がいいようです。

安楽 智大(済  美)157キロ2年生
高橋 光成(前橋育英)148キロ2年生
三輪 昂平(日 大 三)148キロ2年生
大場遼太郎(日 大 三)147キロ
山岡 泰輔(瀬 戸 内)147キロ
馬場 皐輔(仙台育英)146キロ
山田 基樹(日  川)146キロ
飯塚 悟史(日本文理)146キロ2年生
中村 文英(福 井 商)146キロ
古川 侑利(有 田 工)146キロ
山口  晃(佐世保実)146キロ


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■高校野球 2013.8.5

先日、箕島対星稜のことを書きましたが、星稜でファーストのファールフライで人工芝に足をとられて転倒した山下さん。奇しくも、その息子さんが星稜のファーストで今大会に出場するとの記事がありました。箕島との試合を熱望していますが、実現できるといいですね。

私は、土日に高校野球の練習試合を4試合観戦しました。

その中で、菰野に行っている桐村投手が先発するので見ましたが、先発で3イニング1失点でした。

コントロールはまずまずですが、スピードはまだまだ物足りない感があり、足を痛めていた影響もあるでしょう。夏痩せもあるようなので、秋以降、体をしっかりと作ってもらいたいと思います。

その桐村投手は3回裏の打席でエンドランを見逃し、本来であれば5回ぐらいまで投げたでしょうか、戸田監督に激怒され交代。戸田監督は厳しい監督ですが、しっかりと指導を受け止めなければいけません。修行していい投手となってもらいたいと思います。


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■甲子園 2013.8.2

8月に入り甲子園が来週から始まります。

甲子園での2日〜5日の練習日程も決まり愛工大名電は5日の11:30〜30分間、最後の大トリでの練習となりました。

ところで甲子園では暑さ対策が必要とのことで、青森代表の弘前学院聖愛は気温40度超のビニールハウスでトレーニングしているとか。今大会から準々決勝翌日に休養日が導入され、3連戦がなるものの暑さ対策は投手にとっても重要となります。しっかりと体調管理して試合に臨んでほしいと思います。

今年は初出場が昨年の5校から10校に増えました。フレッシュな戦いとなりそうです。その中で、箕島が29年振りの出場で星稜との試合を熱望しているとか。あの年は、ちょうど私の高校3年生の時で同期になるので、今でも鮮明に覚えていますね。

その年の決勝で箕島と対戦したのは池田高校。その池田も復活の兆しがあります。高校時代に池田とは何度か練習試合を行い池田のグラウンドにも行きました。初めて行った時には、こんな山奥で野球をやっているんだとビックリしました。その池田が高校野球ドットコムで紹介されオリジナルムービーを見ると懐かしく思います。また、やまびこ打線を見てみたいものです。

池田高校−高校野球ドットコム


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■愛工大名電が優勝 2013.8.1

高校野球愛知大会14日目、愛工大名電対愛知黎明の決勝が行われました。

試合は、4回にスクイズで先制した愛工大名電が6回にも追加点を奪い、8回に1点を返されたものの逃げ切り、2年連続11回目の甲子園出場を勝ち取りました。

この試合、愛工大名電の東投手と愛知黎明の大久保投手が踏ん張り接戦の好ゲームとなりました。特に大久保投手は7日間で5試合完投はお見事、疲労困憊だったと思いますが頑張りましたね。

愛工大名電の東投手もこれで40イニングで自責点2、防御率0.45、与死球2と完成度抜群。昨年から何度か見ていますが、濱田投手と比べられるので当時は厳しかったと思いますが、この1年で大きく成長。攻める気持ちが伝わってくる投手というぐらいでしたが投球術も身に付けましたね。身長は169センチと小柄ですが見劣りしない投手に成長しました。やはり、これだけ勝ち抜くのは投手力が重要ということでしょう。

高校野球の予選はこれで全てが終わり49代表が決まりました。

49代表の投手を見ると、東海4県(東投手、若林投手)もそうですがエース級は左投手が多いのが特徴でしょうか。

大串和弥投手(北照)、石井成投手(聖光学院)、小島和哉投手(浦和学院)、伊藤将司投手(横浜)、浦野峻汰投手(上田西)、高橋由弥投手(岩国商)、小方聖稀投手(明徳義塾) 、木下愛投手(佐世保実)、山下滉太投手(熊本工)、山下敦大投手(樟南)、比嘉健一朗投手(沖縄尚学)など。

また、安楽投手、小島投手など2年生エースが多いのも特徴です。甲子園の組み合わせ抽選は5日、大会は8日に開幕します。いよいよ、甲子園大会が始まります。

その中で、岡崎出身の選手も2名出場。共に少年野球時代から知っている選手で、友澤選手(岡崎JSクラブ−六ツ美北中−愛工大名電)は、お父さんが一緒に少年野球の監督をしていて、この夏も2度球場でお会いしました。また上田選手(岡崎南クラブ−葵ボーイズ−済美)も少年野球時代は投手で3度、試合をしました。火曜日にはコンド−スポーツさんで上田選手の甲子園用のスパイクのマークを貼り替えていました。是非、頑張ってもらいたいと思います。


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■三重が優勝 2013.7.31

高校野球愛知大会13日目、準決勝が行われました。

1試合目、愛知黎明対愛産大三河は延長で愛知黎明が7対6で勝利。負けた愛産大三河でしたが、よくここまで勝ち上がってきました。副島投手は全てに先発し最後は力尽きましたが悔いはないでしょう。

2試合目、愛工大名電対中部大第一は8対1で愛工大名電が勝利。友澤選手(岡崎JSクラブ−六ツ美北中)もスタメンで出場し2安打の活躍でした。

これで、決勝は愛知黎明対愛工大名電となりました。愛知黎明は4回戦以降全て大久保投手が延長も2試合含め、計47イニング投げていて疲労もあるのに対し、愛工大名電の東投手は31イニングと少ない上、自責点1と抜群の成績。これだけみると愛工大名電が有利にみえますがどうでしょうか。決勝が楽しみです。

ところで、今日の中日スポーツに豊川の森監督が退任との記事がありました。3回戦の初戦で敗れたこともあるでしょう。ここ数年甲子園までもう少しのところで達成できなかったことが悔しいでしょう、ご苦労様でした。後任には今井コーチが就任、更に厳しくなるでしょう。今井監督に期待しています。近い将来甲子園に出場してもらいたいと思います。

私は、昨日三重の決勝を観戦しました。

四日市市営霞ケ浦球場に来るのは初めてでしたが、岡崎から50分程度で到着しました。 <

試合は、ノーシードから勝ち上がってきた三重とセンバツ出場の菰野でした。 <

三重は、左サイドハンドの若林投手が先発、130キロ中盤ながら球は低目に集まりリリースポイントにしっかり力が加わり打者は詰まり気味でした。

菰野は、山中投手でしたが、こちらも中盤以降は130キロ中盤でしたが、4回に集中打を浴びた時にはスピードが乗らず、やや置きにいって腕が振れていませんでした。

試合は、2回に三重が先制すると、その裏吉冨選手が詰まりながらもレフト前に同点タイムリーを放ちました。ここまでは、菰野やや有利とも思えました。

試合は、4回に5点を奪った三重が7対1と大量リード、最後はフライに仕留め若林投手が完投勝利を収めました。三重の執念が勝った試合でもありました。

閉会式では、両チームが国旗を降ろす珍しい場面もありました。 <

試合が終わって浦嶌投手を見かけました。残念ながら故障続きで登板はありませんでしたが、社会人野球で花を咲かせてほしいと思います。菰野は内田選手も愛知の社会人とか、他の選手も愛知大学野球リーグに進む選手が多く、今後の楽しみにもしたいと思います。

また、菰野は近年どこでも見る応援Tシャツではなく全員がユニフォームでの応援。女子マネージャーはいなくて女子と話をしてはいけないというように、徹底して野球に取り組んでいます。今日から練習試合も入っていて10連戦とか、戸田監督という厳しい監督や環境の中で、桐村投手の成長に期待しています。


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■常葉菊川が優勝 2013.7.30

高校野球愛知大会13日目、準決勝は雨で延期でした。

しかし、静岡は小雨の中、決勝が行われ常葉菊川が菊川南陵に1対0で勝利し春夏連続出場を果たしました。

常葉菊川は初戦となった2回戦で伊東商に苦しみながら3対2で勝利。3回戦以降は順調に勝ち上がり準々決勝、準決勝とエース堀田投手が完投、決勝では抑えで登板し勝利しました。特出した選手こそ見当たりませんが、このチームは苦しい試合も勝っていく粘り強さがあります。春に優勝して夏も優勝するのは難しいと思いますが、6試合で7失点の投手陣も安定していましたね。


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■高校野球愛知大会12日目 2013.7.29

高校野球愛知大会12日目、準々決勝が行われました。

まず、前日に中京大中京に勝利した至学館は愛知黎明に3対6で敗れました。愛知黎明の大久保投手は3試合連続で完投勝ち。

続いて東邦に勝利した享栄も中部大第一に5対1でリードしながらも7回に8点を奪われ大逆転負け、恒川投手も疲れていたとのことです。

その他、愛産大三河と愛工大名電が勝利しています。これで、ベスト4が出揃いましたが、実力は紙一重で投手に余力があるところが有利になりそう。愛工大名電は東投手が79球完投というのは愛工大名電にとっては良かったということでしょう。

ただ、今日は雨模様で試合があるかどうかは分からず、あと2日でますます分からなくなってきました。

ところで、うちの中等部出身では享栄が負け、愛知では勝ち残っていませんが、1年生の桐村君が行った菰野が決勝へ進出しているので、決勝に応援に行ってきたいと思います。

私は、昨日午前中に少年野球の練習、午後は少年野球の6年生の決勝を見た後、高校野球の練習試合を見て、夜はナイターで中等部の練習でした。特に中等部は2、3年生が10名以上増え、昨日は50名近くの練習でした。今までの練習では最多、私はノックを続けましたがヘトヘト。3年生の試合も8月末から始まります。これからは引退した高校3年生に来てもらうようにお願いしました。


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■高校野球愛知大会11日目 2013.7.28

高校野球愛知大会11日目、5回戦が行われました。

私は、午前中の少年野球の練習が終了した後、刈谷球場で東邦対享栄の試合を観戦しました。

球場に着いたのは、13時半頃1回が終了した時点でした。刈谷球場は駐車場を探すのも難航し超満員、外野での観戦となりました。

注目は、享栄の恒川投手(下写真)が東邦打線を抑えられるかでした。

その恒川投手は、初回に絶好調の先頭の関根選手にスリーベースを打たれ小川選手にタイムリーを許し、あっさり先制されましたが、その後は要所を抑えました。スピードは130キロ程度ですが低目に球が集まります。

一方、優勝を狙う東邦は三倉投手が先発、序盤はまずまずの調子でした。スピードは138キロあたりが良く出ていました。

しかし、東邦は追加点が奪えず5回には三倉投手はホームランを打たれるなど逆転されました。6回にはスクイズで同点に追いつきましたが、尚も1アウト満塁のチャンスをサードゴロダブルプレーでチャンスを生かせません。

試合は、徐々に享栄ペースとなり6回、7回にも得点しあっという間に享栄が9対2で7回コールド勝ち。

この試合、同じ左腕で4番の恒川投手、三倉投手の対戦でしたが明暗が大きく分かれた試合でした。三倉投手は前の登板の終盤で足がつった影響もあったかもしれません。

これで、三倉投手の最後の夏が終わりました。思えば私と同じ郷里から出てきて1年生の5月に会って以来、初めの頃はピッチングフォームもアドバイスするなど応援し続け甲子園に出場してほしいと願っていましたが、夢は叶わず舞台は次のステージへと移りました。試合後、お父さんとも会話しましたが進路は大学かプロかは未定のようです。

私も、練習試合を含め公式戦では1年生の夏の準決勝の愛工大名電戦、秋東海大会の市岐阜商戦、2年生夏決勝の愛工大名電戦、秋の東海大会の常葉菊川戦と、甲子園まであと一歩という試合を全て観戦しましたが思いは叶いませんでした。しかし、私も同じように甲子園にはあと1歩という試合が2つあり悔しい思いをしましたが、それがその後のバネとなりました。気持ちを切り替えて練習に励んでもらいたいと思います。

私は、うちの中等部出身の享栄の杉田君と握手し帰ってきました。是非、甲子園目指してあと3つ頑張ってほしいと思います。

その他、注目の中京大中京対至学館は至学館が逆転勝ち、中京大中京は1年生への投手起用が上手くいかなかったようです。ただ中京大中京は主力が2年生、来年のチームですね。一方、私のオススメの至学館の吐前投手は右肘の剥離骨折で痛み止めを飲んで完投とか、将来性豊かな魅力ある投手なので心配ですね。

これで、ベスト8が決まりました。東邦が敗れ優勝争いは混沌となってきました。


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■大垣日大が優勝 2013.7.27

高校野球愛知大会予備日で試合がありませんでした。

その中、東海地区では大垣日大が市岐阜商に勝利し6年振り2度目の優勝を果たしました。

この試合、先発したのは準決勝に続き連投の2年生の高田投手、準々決勝から3試合連続の先発となりました。試合は大垣日大が先制し4点をリードしましたが、6回に同点に追いつかれましたが、その裏逆転。リリーフした1年生の橋本投手が6回途中からパーフェクトリリーフし優勝を果たしました。

この大垣日大は、2番から5番までの中軸が2年生。この試合もこの4人で6安打の活躍。高田投手や橋本投手も加え来年期待のチームが優勝。会社の後輩で大垣日大のコーチを務めている水谷君にもメールを送りましたが、出来過ぎですと返信がありました。若いチームが甲子園でハツラツとプレーする姿を見てみたいと思います。

その他、三重は宇治山田商、三重、菰野など順当に勝ち上がっていますが、静岡は聖隷クリストファーと静岡が共に敗れる波乱がありました。残念ながら水野投手と鈴木翔太投手の投げ合いは実現せず。水野投手は大学希望、鈴木翔太投手は以前プロ一本でしたが、ここにきて大学も考えているようです。

また、全国では敦賀気比や春江工に勝利した福井商が優勝、1年生の時に甲子園でも登板したスライダーが武器の中村投手が活躍し決勝でも3安打完封でした。

その他、尽誠学園は丸亀に敗れ2年連続で決勝で敗退。関西も決勝で玉野光南に負けています。

ところで、この日も安楽投手が2日前に記録した154キロを3キロ上回る157キロを6回にマークしました。済美は準決勝で7回まで1安打に抑えられていましたが8回、9回に得点し何とか勝利しています。


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■高校野球愛知大会10日目 2013.7.26

高校野球愛知大会は10日目、4回戦の残り半分の試合が行われました。

まず、愛産大工は栄徳にリードしながらも終盤追いつかれましたが延長でサヨナラ勝ち。東邦は関根選手が2本塁打を含む5打数5安打の活躍で11対3で愛知商に勝利。今まで智辯和歌山戦の死球が響きやや物足りない成績でしたが完調で本命東邦が今後も本領発揮でしょうか。

続いて、東海地区では準決勝で注目の県岐阜商対大垣日大戦が行われましたが、大垣日大が5対1で快勝。準々決勝に続き2年生の高田投手が完投しました。

全国では、桐光学園が横浜に敗れ松井投手の最後の夏が終わりました。昨年夏以降、安定感を求め低目へのコントロールとチェンジアップなどの変化球も良くなりましたが、昨日の試合ではややテンポが悪く、慎重になり過ぎた感があったようです。2本塁打を浴びましたが、テレビで見る限りチェンジアップとストレートが高めに入ったところを打たれました。2本目の前のフライミスも流れが横浜に行ったのでしょうか。

ただ、松井投手の評価は変わらずドラフト1位でプロ入りするでしょう。今後に注目しています。

一方、選抜V投手の浦和学院、小島投手は完全試合を達成、最後はライトゴロとか。この投手はバランスがいいですね。


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■高校野球愛知大会雨で順延 2013.7.25

高校野球愛知大会は9日目、4回戦の残り半分の試合が行われる予定でしたが雨で順延となりました。

これで、土曜日から月曜日にかけて5回戦〜準決勝まで3連戦となり、2〜3番手あたりの投手の出来が明暗を分け、投手が豊富な高校がやや有利の日程となりました。

また、岐阜と三重も雨で順延、試合が行われたのは静岡のみで、常葉菊川と静岡は大差で勝利、聖隷クリストファーは延長10回、2対1でサヨナラ勝ち、注目の鈴木翔太投手が10回完投でした。鈴木翔太投手は肘痛も治り、ここまで3試合で4失点、全ての試合で140キロ以上をマークしています。

聖隷クリストファーが次の準々決勝に勝利すれば、静岡の水野投手(MAX145キロ)と鈴木翔太投手との対決が楽しみです。

ところで、全国では安楽投手が自己最速154キロを出しました。安楽投手は2年生ですが、3年生で150キロ超えは、151キロの浦嶌颯太投手(菰野)、三好大生投手(高野山)ですが、 浦嶌颯太投手は肘の違和感もあり登板がなく、三好大生投手は早々とコールド負けし予選敗退でした。


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■高校野球愛知大会9日目 2013.7.24

高校野球愛知大会は8日目、4回戦の半分が行われました。

まず、中京大中京は渥美農業に2対3で1点ビハインドの9回、ここまで善戦していた渥美農業でしたが勝利を意識したのか四球、バント、四球で1アウト1、2塁から2番山口選手がセンター前ヒットでしたがセカンドランナーが一旦戻ってしまい、本塁に行けず1アウト満塁、続く打者はセカンドライナー、そのまま2塁を踏めば試合終了と思えたが、そのまま1塁へ送球しセーフ。続く先日も紹介した4番、山下選手が起死回生のセンター前2点タイムリーを放ち逆転勝ちしました。山下選手は昨日夜、お父さんと調子を整えるバトミントンでの練習を行ったようで3回戦に続き活躍しました。

一方、渥美農業は勝利寸前でしたが金星がスルリ、しかし私は渥美農業は毎年しっかりとしたチームを作ってくるというイメージで今日の試合もある程度予想されました。渥美農業といえば東海理化の川脇投手をイメージしますが、林大貴投手も同じ左投手、林大貴投手は自転車で転び腰椎分離のケガをしたもののチームに完全復帰して今年の夏に間に合いました。捕手の林恭平選手共に同じ2年生でレギュラーの内5名は2年生なので来年も期待できるでしょう。

他、愛工大名電は豊田西に9対1で勝利しています。岡崎工は半田に2対4で敗れました。

うちの中等部OBでは岡崎工の金井選手が4打数1安打、西垣津選手が2打数0安打でしたが4回戦までよく頑張りました。

ところで、昨日も勝った享栄ですが、昨日の中日新聞にうちの少年野球と中等部出身の杉田選手が大きく掲載されていました。

杉田選手は私が少年野球の5年生の監督だった時に入団、その冬に中日少年ジュニアとロータリー杯の決勝が同じ日に行われ、相手は岡崎南クラブさんでした。その時の岡崎南クラブさんのメンバーは上田選手(済美)、本多選手(中京大中京)がいましたが連勝し2つの優勝をクリスマスイブに果たしたことを思い出します。

杉田選手は5年生の時には外野手でしたが6年生になるとショートのレギュラー、卒団後は中等部で3年生の秋にKボール選抜に選ばれ副主将としても愛知県大会優勝で、うちの中等部でいえば餅原投手(岡崎商)がKボールでも実質エース、外野手ではこの夏活躍した金井選手(岡崎工)が主将で選ばれ全国大会で活躍しました。

杉田選手は享栄に誘われて記事のように夢見て進学しましたが、腰椎分裂症の大怪我を負い車いすでの生活もあり家族の負担も多かったと聞いています。昨年の秋や今年に入っても何度かうちの中等部にも顔を出して腰の状態は良くなって来たと言っていました。今回スコアラーですが、うちの中等部OBの3年生では勝ち上がっているのは杉田選手のみとなりました。最後までチームの勝利の為に頑張ってもらいたいと思います。


2010年度Kボール選抜チーム


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■高校野球愛知大会8日目 2013.7.23

高校野球愛知大会は7日目、3回戦の残りの試合が行われました。

まず、享栄は名古屋市工に恒川投手の不調もあり1対6の劣勢でしたが7回に一気に8点を奪い逆転勝ち。豊田西は同朋に終盤追い上げられながらも4対3で逃げ切り。至学館はエース吐前投手は登板しませんでしたが岡崎西に11対1で大勝しました。

この日、うちの中等部OBは2名が出場しましたがヒットはありませんでした。

続いて東海地区では岐阜は準々決勝まで進み県岐阜商が美濃加茂に2点先制されながらも何とか逆転勝ち。大垣日大は帝京大可児に5対1で勝利、3番手で2年生のMAX141キロ本格派右腕の高田航生投手(石川県、加賀ボーイズ)が11奪三振で完投しました。3年生の和久田優志(滋賀県、湖南ボーイズ)、1年生の橋本侑樹投手(福井県−若狭高浜ボーイズ)他にも大垣日大には将来性豊かな投手が勢揃いしています。

また、三重では宇治山田商と近大高専が大勝。菰野は山中投手が先制2ランホームランを打たれましたが、4対3で逆転勝ちしています。

ところで、社会人野球の都市対抗は準決勝まで進みJX−ENEOSとJR東日本が勝利し、決勝は昨年に続き同カードとなりました。2年連続同カードは初めてとのこと。

私は、GAROAでJR東日本対新日鐵住金かずさの試合を見ましたが、ベテラン片山投手が見事完封しトヨタ自動車の二葉捕手の高校時代の同級生の松本選手が先制2ランとダメ押し3ランを放ち快勝しました。また、JX−ENEOSも大城投手が1失点完投。両左腕の活躍が光った2試合でした。

今日の決勝は、ここまで無失点のJR東日本の吉田一将投手対1試合平均5得点のJX−ENEOS打線となりそうです。吉田投手が勝利すればMVP、その吉田投手を松本選手が打てば松本選手がMVPとなるのではないでしょうか。←すいません、吉田投手と松本選手は同僚です。


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■高校野球愛知大会7日目 2013.7.22

高校野球愛知大会は7日目、3回戦でシード校が出場しましたが愛知啓成、名南工、豊川のシード校が敗れる波乱もありました。

特に豊川はここ数年注目し、1年生の時から森口投手に期待していましたが春季大会前に故障し完治していなかったのか制球に苦しんだようでした。昨年の中島投手、金城グスターボ投手も同様ですが、ピークが2年生の時になってしまった形となりました。ベスト8は常連だっただけに意外な結果となり、既に2試合消化し勢いに乗った岡崎工に対し初戦の苦しみを味わってしまいました。

この試合、うちの中等部出身の金井選手がこの試合も4打数2安打1打点と活躍しました。

私は、この日は豊田球場で中京大中京と安城東の試合を観戦。試合開始前に球場に到着しましたが駐車場が満車でなかなか見つからない人気振りでした。

この試合、ここまで好調の本田知紀投手が中京大中京相手にどのようなピッチングを見せるかが注目でした。特に中京大中京4番の山下選手(2年生)は私の職場の同僚の息子でもあり、ズバズバとインコースを攻める本田知紀投手との対決を注目して見ていました。

試合は初回に中京大中京が1アウト2、3塁から、その4番山下選手がインコースのストレートをレフト前に2点タイムリー、これで中京大中京ペースで試合は運びました。山下選手は3安打3打点と活躍しました。特にインコースを上手く捌いた打撃が見事でした。

試合は中盤にも小刻みに得点した中京大中京が6対0で勝利しましたが、本田知紀投手は完投し8回まで中京大中京を4安打に抑え強気の攻めがこの試合も光りました。昨年東邦を苦しめた左腕は大学でも注目したいと思います。

一方、中京大中京の真田投手は低目に球を集め3安打完封、5月に見た時よりも更に安定感が増しました。粕谷投手が故障もあり遅れていることから、今後も真田投手に掛かる期待は大きいでしょう。

その他、東海地区では県岐阜商が3対2で何とかサヨナラ勝ち、聖隷クリストファーは飛龍に6対3で勝利、いなべ総合は三重に1対2で敗れました。

私はこの日、午後から少し高校野球の練習試合を見た後、15時から少年野球の練習とナイターでの試合がありました。その試合で、うちの投手がメッタ打ちに合いました。特に4番打者には3打席連続ホームランを打たれ大敗。久しぶりの好素材で期待している投手。何年か振りに悔しい気持ちも味わいましたが、これから厳しく、そして怪我なく長い目で育ていきたいと思います。これからの彼の成長を楽しみにしています。


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■高校野球愛知大会6日目 2013.7.21

高校野球愛知大会は6日目、2回戦が行われました。

まず、享栄はスクイズなどで2度のスクイズで着々と得点し5対0で勝利。昨年からエースで注目の恒川投手は完封勝利でした。享栄は左投手を育てるのが上手く私の知っているだけでもエースで左だったのは、近年では岡田侑也投手(愛産大−?)、八木亮祐投手(ヤクルト)、村瀬大地投手(上武大学)、杉本力也投手(名城大)とズラリ。育てるのが上手いのでしょう。

また、うちの中等部出身では現在OBが7名と最も多い岡崎西が7対5で勝利。2年生の和出選手がサードで出場、初回にタイムリーを放つなど4打数3安打1打点の大活躍でした。

私は岡崎西の試合を観戦する予定でしたが、他の岡崎同士の新チームでの練習試合を見に行きました。中等部OBもお互い数名いて投手も先発し0点に抑えるなど頑張りました。途中、豊田球場に向かう予定でしたがタイミングを逃してしまいました。

岡崎では愛産大三河と岡崎高以外の8つの高校に中等部OBがいますが、それぞれ頑張ってもらいたいと思います。

また、東海地区での注目では、市岐阜商が大垣商に6対3で勝利、常葉菊川は初回に本盗を決められ苦戦しましたが何とか3対2で勝利、近大高専は松坂工に1対0で勝利しています。

その他、智辯和歌山は紀北工に1対2で敗れる波乱がありました。吉川雄大投手はリリーフ登板し中盤から追い上げ、最終回も2アウト満塁まで詰め寄ったものの最後はショートフライで終わりました。これで夏の9連覇はなりませんでした。6月に見た時に調子を落としていた吉川雄大投手は復活し、初戦で市立和歌山に4対0で勝利したものの強力打線の面影は今年なかったのではないでしょうか。


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■三菱重工名古屋、東邦ガス共に敗れる 2013.7.19

社会人野球の都市対抗は2回戦に入り東海勢の三菱重工名古屋、東邦ガスが登場しましたが共に敗れ2回戦敗退となりました。

まず、三菱重工名古屋は東京ガスと対戦。予選から好調の菊池投手(元中日)が先発しましたが、自らのミスもあり2回途中3失点で降板。続いて水野投手(名商大卒)がリリーフしましたが援護がありませんでした。また、東京ガスも今季絶好調の石川歩投手(中部大卒)が1回戦に続き先発、8回を無失点、3塁を踏ませない見事な投球でした。試合は4対0で東京ガスが勝利しました。

続いて東邦ガスは東芝と対戦。先発は甲斐投手でしたが3回2失点で降板、続いて上杉投手(中京大−トヨタ自動車)はまずまずのピッチング、最後は小椋投手(中京大)も3回5奪三振の力投で3回以降無失点に抑えました。

一方、東芝も川角投手が先発しましたが3回1失点で降板、4回からは静岡大会でも見た新人の萩野投手(下写真)が好投し2対1で逃げ切りました。

この試合、途中からテレビで見ていましたが6回裏に2アウトランナー1塁から5番の高阪選手(トヨタ自動車から補強)が左中間真っ二つのヒットを放ちましたが1塁走者が2塁を回ったところで転倒し3塁止まり。完全にホームインの長打コースだっただけに幻の同点タイムリーとなってしまいました。

また、この日は水野投手、石川投手、上杉投手、小椋投手と4名の愛知大学野球リーグを盛り上げた投手が登板。石川投手は浦野投手(愛院大−セガサミー)と共にドラフト指名確定ではないでしょうか。上杉投手も可能性があり、水野投手や祖父江投手も含めて私もよく観戦していた頃(3〜4年前)は愛知大学野球リーグもいい投手が揃っていましたね。

これで、東海勢で残るはヤマハだけとなりました。2回戦のTDKに勝利してもらいたいと思います。

ところで、高校野球では報徳学園が市姫路に大苦戦。6対5で勝利しましたが、9回2死走者なしから追いついたようでした。乾投手もストライクが入らない苦しいピッチングで降板しています。早く調子を取り戻してほしいと思います。


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■JR東海が初戦敗退 2013.7.18

社会人野球の都市対抗は1回戦で最後の3試合が行われ、JR東海が日立製作所に延長10回、1対2で敗れました。

この試合、日立製作所は今年ドラフト1位候補の東明投手(富士重工業から補強)が先発、JR東海も今年絶好調の秋葉投手が先発しお互いの投手が中盤まで1失点で同点のまま後半戦へ。

9回まで1対1のまま延長10回、この回から登板の佐竹投手(トヨタ自動車から補強)が簡単に2アウトを取った後、3番の中村選手にサヨナラホームランを打たれ、上位進出が期待されたJR東海でしたが残念ながら初戦敗退となってしまいました。

それから、この日は日本製紙石巻が勝利。強化し始めて5年目となりましたが、思えば2年前に東京スポニチ大会に出場していた時に震災があり大打撃を受けたチームですが、今年は第1代表を獲得し強化が実り昨日も嬉しい1勝となりました。

また、この試合はGAROAで見ましたが、昨年私も長野大会で見た今年ドラフト候補の相原投手(七十七銀行)が3回からロングリリーフで無失点。スライダーが素晴らしく効果的でした。

1回戦が終わったところで、投手の球速ランキングは石川歩投手(中部大−東京ガス)が1位、浦野博司投手(愛院大−セガサミ)が3位と2人共に今年はドラフトに指名されてほしいと思います。また、2回戦以降で上杉投手(トヨタ自動車から東邦ガスに補強)も登板があるのではないでしょうか。スピードにも注目です。

ところで、スピードといえば安楽投手(済美)が昨日の試合で153キロをマークしたとか。このまま怪我なく成長すれば来年のドラフトは安楽投手が目玉になるでしょう。


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■ヤマハがJR九州に勝利 2013.7.17

社会人野球の都市対抗でヤマハとJR九州が対戦しヤマハが勝利しました。

この試合、ヤマハは予選通りナテル投手が先発しましたが同点に追いつかれると渡邉投手が繋ぎ4回に勝ち越し、6回からはトヨタ自動車から補強の岩崎投手が4回を無失点で切り抜け2対1で勝利しました。

また、トヨタ自動車から補強の秦選手も1番で出場しヒットを打っています。また、4回に勝ち越しホームランを打ったのは柳選手。プロのスカウトからも強打ヤマハの中でもbPと評されるスラッガーです。

ちなみに、このヤマハは2年前の都市対抗では現阪神の熊野スカウトが臨時コーチとして招き、今年は元オリックスの安達さんが臨時コーチで指導しています。

これで東海地区は、三菱重工名古屋、東邦ガスに続きヤマハが初戦突破、今日はJR東海が日立製作所と対戦します。おそらく秋葉投手が先発し川野投手が抑えで登板するでしょう。トヨタ自動車から補強の佐竹投手の登板はあるでしょうか、楽しみにしています。


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■高校野球愛知大会5日目 2013.7.16

高校野球愛知大会は5日目、1回戦の残り1試合と2回戦が行われました。

注目校の中では東邦が13安打、13対0で5回コールド勝ち。三倉投手は1安打に抑えています。

うちの中等部OBでは2年生投手の杉浦投手(豊田南)がリリーフし無失点、少年野球OBの東海捕手(岡崎北)も2安打の活躍で、共に勝利に貢献しています。

続いて東海地区の注目投手では、聖隷クリストファーの鈴木投手が肘痛も治り4イニング7奪三振で無失点、県岐阜商の藤田投手は6イニング1失点で3回戦突破。

また、母校は頑張りましたが0対1で英明に敗れています。

話は変わりますが、都市対抗では注目のドラフト候補のパナソニックの秋吉投手が三菱自動車岡崎を完封、トヨタ自動車から補強で選ばれた坂田選手もノーヒットでした。

しかし、優勝候補の日本生命は三菱重工横浜に3対4で敗れています。やはり都市対抗では関東が強いのでしょうか。この試合、高校時代に松本工で甲子園に出場した3年目の柿田裕太投手(日本生命)が最後に登板。現在、MAX145キロまでアップした本格派右腕、ドラフト解禁で指名はあるでしょうか。


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■高校野球愛知大会4日目 2013.7.15

昨日は午前中に高校野球愛知大会の岡崎商対豊野を観戦しました。

うちの中等部OBでは、岡崎商に餅原投手、佐藤投手、豊野には一塁兼投手で鈴木選手がいてエースもうちの少年野球出身の池野投手の4名がベンチ入り。

試合は池野投手が先発し4回1失点で降板しましたが、カーブ中心でまずまずのピッチングでした。

また、鈴木選手は5番ファーストで出場し4打数2安打1打点の活躍でした。

一方、岡崎商は先発は美川クラブ出身の川部投手でした。川部投手は前半はいいピッチングで7回途中まで投げましたが終盤に逆転を屈しました。

また、餅原投手は最後に登板しピッチャーゴロに抑えました。それから、JSクラブ出身の野田選手は1番で3安打の活躍でした。

試合は、岡崎商が有利と思われましたが、10対3のコールドで豊野が勝利しました。高校野球は何があるか分かないですね。


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■市長杯 2013.7.14

岡崎市の中学の最後の大会である市長杯が始まりました。

午前中の試合では、うちの中等部の選手が先制3ランホームランを打つなど活躍しました。

午後は、少年野球の練習でしたが中等部の関係もあり竜海中対幸田中の試合を観戦しました。幸田中は全日本少年軟式野球愛知県大会決勝で東山クラブに1対4で負けたものの県大会準優勝。竜海中も注目の左腕がいることから優勝候補同士の対決でした。

竜海中のエースは180センチの長身から130キロ近いストレートを投げ込みます。手足が長く腕のしなりをみても惚れ惚れする素材です。彼を見るのは2度目ですが今日は幸田中相手ということもあり、かなり意識した投球でした。

幸田中のエースは170センチぐらいでしょうか。力強く安定した球を投げます。投球フォームは豊川の森口投手にそっくりでした。

試合は初回にセンターオーバーのタイムリーなどで幸田中が2点を先制しましたが、竜海中が2回に2点を入れ同点、4回にも満塁から2番打者が走者一掃のスリーベースを放ち、この回4点。途中、幸田中が2点を返しましたが、終始竜海中ペースで試合が運びました。私は投手戦を期待しましたが、幸田中のエースは1試合目登板はなかったものの、この日2試合目。加えて雨で長い時間待たされたこともあり、お互いのエースが本来の出来ではなかったと思います。

結果、9対4で竜海中が勝利しました。幸田中のエースは投球数も増え腕の疲労見えましたが、最終回は3者連続三振を奪うなど、おそらく初めての大量失点だったと思いますが最後まで投げ切ったことは立派な姿でした。竜海中のエースも苦労していましたが要所を抑えた投球でした。お互いが意識した試合で3時間近くの熱戦でした。

また、負けた幸田中でしたが捕手はレベルが高くクリンナップも力強く意識して右打ちも出来ており、挨拶もしっかりと出来ていて、もう1大会残っていることもありますが、泣く選手は1人もいなくて清々しい気持ちになりました。いい指導をしているのでしょう。参考になりますね。


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■強化練習最終日 2013.7.13

昨日は、休みを取りトヨタ自動車の強化練習の手伝いに行ってきました。

昨日から始まった都市対抗の補強を除く中堅、若手主体のメンバーでキビキビとした動きで始まりました。

午前中はノックまででしたが、一つひとつのプレーを集中してやっていました。

午後からはシートバッティングを行いましたが、藤田投手や青山投手(下写真)の新人がいい球を投げていました。打つ方は引本選手、亀谷選手のバッティングが光っていましたね。

気温は37度はあったと思いますが、このところの暑さにも慣れ、選手の元気さで暑さも吹っ飛びパワーをもらった気持ちのいい一日でした。このメンバーがなるべく多く戦力として秋の日本選手権の試合に出てもらいたいと思います。


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■愛知大学野球選抜 2013.7.12

愛知大学野球選抜が8月12日、中日2軍とプロアマ交流戦を行います。

選抜メンバーは27名、故障の萩原投手(愛院大)は選出されない中、注目は中日スポーツにも大きく掲載されている七原投手(名大)です。

2部ながらMAX152キロで活躍をみせる七原投手がプロ相手にどのようなピッチングを見せるか楽しみです。

尚、愛知大学野球選抜は27日に名城大グラウンドで新日鐵住金東海REXと練習試合を行うようです。


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■都市対抗明日開幕 2013.7.11

都市対抗が、いよいよ明日開幕します。

昨年優勝のJX−ENEOSは連覇が掛かりますが、昨日都市対抗に出場する監督が選んだ優勝候補(2票投票)では半数近くの監督が選んだ日本生命が一位でした。順位は以下となっています。

日本生命15
JX−ENEOS14
ホンダ12
JR東日本8
日立製作所2
NTT東日本2
JR東海2

また、始球式では22日の準決勝第1試合目が電電九州からプロ野球広島に入り完全試合1回を含め無安打無得点試合を3回達成した外木場義郎さん(68)。第2試合目は元三菱重工三原投手で巨人などで活躍した角盈男さん(57)。23日の決勝は元八幡製鉄投手の福嶋一雄さん(82)。外木場さんと福嶋さんは今年野球殿堂入り。いずれも社会人時代のユニホームで登場するようです。

間もなく始まる都市対抗ですが、東海勢にも頑張ってほしいと思います。


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■夏直前!戦力レポート東邦 2013.7.10

全国版、高校野球ドットコムの夏直前!戦力レポートの第1回で東邦が昨日、紹介されていました。その文面の一部は以下です。


東邦が全国的に注目されるきっかけとなったのは6月9日の大阪桐蔭との練習試合だ。なんと東邦は、大阪桐蔭に13対0で勝利した。森 友哉を筆頭に能力の高い選手が揃い全国制覇を狙う大阪桐蔭相手にこのスコアは衝撃的なスコアであった。
その東邦を見ようと熱田神宮公園野球場で行われた智辯和歌山との招待試合では約2000人が集まった。試合は東邦が17対2で圧勝を決めた。智辯和歌山には、和歌山を代表する本格派左腕・吉川 雄大(3年)がいる。その吉川から2回裏に攻撃は打者18人。つまり打者二巡の猛攻で一挙13点を奪い、6回まで吉川からさらに2点を追加し、15得点を奪ったのだ。手を緩めることなく、打ちまくった。公式戦ならば5回コールドである。
東邦の打線の凄さは1番〜9番まで常に本塁打か長打が打てる脅威の破壊力を秘めていることである。大阪桐蔭、智辯和歌山に大勝した強力打線を1番から9番まで、1人ずつ迫っていこう。
1番の関根 大気は174センチ72キロと決して大きくないが、6月の対外試合。智辯和歌山との招待試合まで10本塁打を放っているパンチ力が魅力。守備範囲も実に広く、肩も強い。俊足強肩強打の外野手としてプロから注目される。 
2番に長打力のあるファーストの小川 勇磨(3年)が積極的中な打撃スタイルで、上位打線につなぎ、3番には1年から出場するアベレージヒッター・松井 聖(3年)は厳しい球を難なく捌き、安打を連発する。
そして4番には投打で高い才能を発揮する三倉 進(3年)。左スリークォーターから140キロ近い威力ある速球を投げ分け、打者としては懐が深い構えから鋭い打球を連発する。招待試合二試合では本塁打こそなかったが、打球の速さは圧巻。
5番には、勝負強い打撃を見せて、レフトの守備でも、堅実で余計な進塁を与えない守備ができる高木 祥宏(3年)、6番には軽快なフットワークを見せるショートストップ・原田 一輝(3年)。
7番には170センチの小柄ながら智辯和歌山戦で2本塁打を放ち、パワフルな打撃を見せるライトの牧 皐介(3年)。8番には、広角に打ち分け、サード守備は反応の良い守備を見せる宝島 史貴(3年)。9番には変化球の対応力が高く、智辯和歌山との2試合目で本塁打を放ち、軽快な守備を見せた181センチの大型セカンド・大平 夏輝(3年)と、1番から9番まで個性的な選手が揃うのが東邦の魅力だ。だが、東邦は打撃だけのチームではないのだ。

何かと注目される東邦、私も三倉投手が愛知に出て来て以来、注目して2年が経過しました。

昨年夏も、秋もあと一歩というところで甲子園出場を逃しているだけに、今年は戦力も充実していることから絶好のチャンスでもあり期待しています。

夏直前!戦力レポート 第1回 東邦高等学校(愛知)


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■本田知紀投手 2013.7.9

高校野球愛知大会の1回戦、安城東の本田知紀投手が19奪三振の快投を演じました。

奪三振では松井裕樹投手が取り上げられますが、松井投手の甲子園での記録が22奪三振で19奪三振というのは、それに近い数字なので凄さが分かります。

本田投手はこの試合、序盤は「最後の夏だから緊張していた」と球が浮き、二回に先取点を奪われた。しかし、後半は「体重を乗せるようにした」と修正し、右打者への内角直球などが決まるようになり、追加点を許さなかった。本田投手は「今日は下半身が思うように動かず30点のでき。今後、走り込みをして修正したい」とのコメント。

ところで安城東の本田知紀投手といえば、昨年夏の5回戦で東邦に勝利目前まで行った悲運の投手です。以下は、その時の私の観戦記です。

東邦対安城東、東邦有利かと思いきや試合は思わぬ展開となりました。

東邦はエース丸山泰資投手、三倉進投手を温存。三倉進投手は今まで投げない時にはレフトで4番ながら、この日は休養でした。

この試合、東邦田中選手、安城東大杉選手の両主将は少年野球の岡崎JSクラブ出身。安城東の途中登板の2年生本田知紀投手(六ツ美中)、外野手の堀田選手、牧野選手、戸塚選手も岡崎の中学出身でネット裏には中学時代の恩師が集まっていました。

試合は、4回に東邦が1点を先制したものの、いい当たりが外野手の正面をつき追加点が奪えない苦しい展開。すると東邦の先発竹中大智投手が6回につかまりタイムリーエラーもあり、この回3失点で逆転されました。

追う東邦は8回に1点を返し1点差とするも、9回2アウトランナー無しからライトフライでゲームセットと思われた瞬間ライトが足を滑らせ転倒し打ったランナーは3塁へ、続く打者にレフト線へのヒットが出て土壇場で同点に追いつきました。

延長10回、東邦は先頭打者が右中間スリーベースを放ち、その後主将の田中選手がセンターに犠牲フライを放ち勝ち越し、そのまま東邦が4対3で勝利しました。

本田投手は3年生となりMAXは135キロまで球速が上がり、この試合をテレビ観戦していた知人に聞くと右打者のインコースにズバズバと投げる強気のピッチングだったようです。順当にいけば3回戦で中京大中京と対戦します。本田知紀投手が中京大中京にどのようなピッチングをするか注目です。


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■高校野球愛知大会2日目 2013.7.8

高校野球愛知大会2日目、午前中に刈谷球場に行きました。

1試合目、岡崎工対豊川工は岡崎工打線が活発に打ち9対3で勝利。うちの中等部出身の金井選手(下写真)も左中間のヒット2本の活躍で勝利に貢献しました。

私は、2試合目の豊田工対小牧工の試合の途中で午後からの少年野球の練習に行きました。

その他、注目するところでは東邦がコールドで順当勝ち。三倉投手は無失点、プロ注目の関根選手は6球団のスカウトが見守る中、2盗塁2得点だったようです。

続いて、昨年から活躍し今年はもう一つだった愛産大工の工藤投手は8イニング1失点、どうも鼻の骨折や肉離れがあったようですが、ようやく復活し現在ではMAX144キロとか。愛産大工は4回戦あたりが勝負でしょうか。

また、豊橋南の白川投手(2年生)は小坂井を完封しサヨナラ勝ち。打順も4番で大黒柱となっていますね。次も頑張ってほしいと思います。


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■愛知大会開幕 2013.7.7

高校野球の愛知大会が開幕しました。

愛知は記念大会を祝って、瑞穂球場に5年振りに189チーム(190校)が集まっての開会式でした。

開会式後の試合では、外野も開放し大勢の観客が見守る中で東郷が愛知に1対0で勝利しました。

ところで、今年加盟した御津は1年生の10名で参加しましたが、主将はエースの白井樹投手。この白井投手は、小学4年生の時にめだかリーグ戦で対戦した千両レッドボーイズの投手です。左投手でバッティングも素晴らしく、試合後に本人に名前を聞くと白井と言ったので「私と苗字が一緒だね頑張れよ」と声を掛けました。その後、穂の国ボーイズに行ったところまでは知っていましたが、金曜日の新聞で御津に行ったことが分かりました。

今日の中日スポーツでは身長も体重も私と同じ183センチ、95キロの巨漢投手になっているようですが、入学当時は108キロあったようです。新聞の顔も少年野球時代の面影がありました。是非、これから頑張ってほしいですね。

それから、うちの中等部は9校13名と書きましたが、11校16名がベンチ入りでした。全ては見に行けませんが今日から応援に行きます。


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■ベンチ入り選手 2013.7.5

今日の中日新聞に高校野球愛知大会のベンチ入りメンバーが掲載されていました。

うちの中等部も9校13名でベンチ入りしました。私も7日の刈谷球場の試合から中等部OBの応援に行きたいと思います。3年生にとっては最後の大会でもありレギュラーで出場する選手も控えの選手も頑張ってほしいですね。

また、少年野球時代から知っている他のチームの選手も多数いるので、成長を見るのも楽しみです。


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■馬場茂氏が復帰 2013.7.4

今日の中日スポーツに馬場茂氏が大府高校の教頭兼野球部長として復帰、夏の愛知大会でベンチ入りすることが分かりました。

馬場氏は私より2つ下、大府高校で槙原投手とバッテリーを組み甲子園に出場、会社の後輩で大府高校で現在コーチ兼OB会長の関氏と同期でもあります。

母校の監督としては1986年に若くして就任し、2006年まで20年余りの長い期間務められ、赤星(元阪神)、小山(巨人)の恩師としても有名です。

2007年からは6年間、県教育委員会へ勤務。今年初めに厳重注意の事態もあり、名門だけにOB会の強い要望もあったのでしょう、7年振りに電撃的に母校に教頭として復帰していました。

また、大府高校の野球部の成績も2008年に甲子園に出場後はやや低迷、学力が上がったこともあるでしょう。私も何度かお話させてもらった野田監督を強力にバックアップするでしょう。馬場氏の復帰で選手も集まり公立の雄としての輝きを取り戻せるか注目ですね。


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■中学軟式野球 2013.7.3

社会人野球の都市対抗野球は7月12日から始まりますが、同時期に高校野球の予選も真っ盛り、加えて中学校の野球も最後の大会が始まります。

私も中等部の指導をしている中で中学校の野球も見に行かなければ行けませんが、今年は高校野球の応援でなかなか行けそうもありません。

しかし、今年の岡崎・幸田は、これまで幸田中が愛知県で準優勝するなど、なかなかレベルが高いとのこと、既に私学から4〜5名誘いがあるとも聞いています。

中学校の部活が終われば、うちの中等部も本格的に試合参戦となります。昨年、クラブチーム選手権の県大会で準優勝し東海大会も経験しましたが、今年も頑張って高校まで結びつけたいと思います。


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■松井裕樹 2013.7.2

先日、桐光学園の松井裕樹投手が報徳学園戦で快投を演じましたが、中1日で昨日はセンバツ優勝の浦和学院と対戦し1安打完封18奪三振の好投でした。

ヒットを許した走者を牽制で刺し、四球もなくエラーもないことから打者27人で締めたことになります。この日はスライダーが切れてストレートもMAX147キロと走りチャンジアップも良かったようで、プロのスカウトも14名来ていましたがチェンジアップもプロでも打てない高い評価だったようです。

神奈川大会は7日から開幕し桐光学園は14日が初戦、このところ得点力も上がり甲子園には一番近いと思われています。

しかし、神奈川には熊谷拓也投手(平塚学園)、立川慎投手(湘南学院)、齋藤大将投手(桐蔭学園)、横田将太郎投手(横浜隼人)、2年生の青島凌也投手、佐藤雄偉知投手、1年生の小笠原慎之介投手(共に東海大相模)ら好投手が目白押しです。

シードの桐光学園でも8試合勝たなければならず190校の激戦区の神奈川を勝ち抜くのはどこか注目です。


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■ベンチ入り 2013.7.1

7月に入り、いよいよ高校野球も愛知県は今週末から開幕となります。

昨日は少年野球と中等部の練習でしたが、その前に中等部出身の高校2年生の投手に偶然会いました。

その投手は2年生ながら投手として背番号10番でベンチ入りするとか、おそらく登板もあるのではないでしょうか。

色々な情報は入ってきますが、中等部OBでは投手として3年生2名、2年生3名、1年生2名の合計7名が、現時点でベンチ入りすることが分かっていて嬉しいことです。まだ、投手として2年生で1名、1年生で3名残っているので全部で11名が高校で投手をしていることになります。

その中で1回戦の相手同士で対決する組み合わせがあり、少年野球時代の選手も含めれば1試合で4名教え子が登板する可能性もあるので楽しみにしています。


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■高校野球 2013.6.30

昨日、神奈川で桐光学園対報徳学園の練習試合が行われ、松井投手が6イニングを投げ15奪三振だったようです。アウト18の中で15奪三振というのは凄いですね。

もう一人、注目の乾投手は3回途中7失点で降板、先月見た時も状態は良くありませんでしたが何とか夏に間に合わせてもらいたいと思います。

ところで昨日は、午前中ある高校野球の練習試合を観戦、その後にトヨタ自動車の練習を少し見ましたが、皆んな元気そうでした。

午後からは少年野球の練習でしたが、まだ暑さを感じるほどではありませんが、今年は紫外線対策で日焼け止めや目薬をしています。目はこの1ヶ月充血がひどく、試合観戦では紫外線防止でサングラスもするようにしました。間もなく始まる高校野球に万全な体調で観戦したいと思います。


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■高校野球組み合わせ 2013.6.29

高校野球の組み合わせが各県で決まってきましたが、三重はいなべ総合、近大工業高専、津商、菰野がシードで分けられました。

いなべ総合のブロックに三重が入っています。また、中日スポーツには2年生で145キロの速球を投げる石垣幸大投手(いなべ総合)が紹介されていました。

また、香川も組み合わせが決まり1回戦では土庄と小豆島の小豆島勢同士が激突、私の母校は2回戦で英明と対戦。ここ数年では強そうなので頑張ってほしいと思います。

ところで先月、朝日新聞大阪スポーツ部の記者、安藤嘉浩さんと知り合いになりました。安藤さんは主に高校野球の担当で私もよく見ている朝日新聞デジタルなどで記事を書いている方で、現在は「白球の郷をたどって」を掲載しています。

安藤さんとは、ある高校の練習試合を一緒に見たことがきっかけですが、西宮市に住んでいて岐阜県出身の48歳。岐阜−立教大ということもありNHKの解説をしている私の同期の廣瀬寛氏の後輩となります。現在は高校野球の取材で全国を飛び回って頑張っているようです。

「白球の郷をたどって」


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■ニッセイが優勝 2013.6.28

天皇賜杯第68回全日本軟式野球の愛知県東部大会は決勝でニッセイが南豊田病院を3対0で下し優勝しました。

ニッセイは5月に行われた東海五県軟式野球大会で5年ぶり13回目の優勝を果たした後に国体予選の愛知県大会決勝で和合病院に敗れましたが、天皇賜杯でしっかりと立て直しての優勝でした。

この大会、トヨタ自動車も準決勝まで進出するなど力をつけてきましたね。

うちの少年野球と中等部出身の選手もニッセイとトヨタ自動車にいるので今度対戦する機会があれば観戦したいと思います。


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■夏の高校野球 2013.6.27

夏の高校野球県大会予選は北海道と沖縄で既に開幕しています。

18県を残す30の都道府県は組み合わせが決まり来週末あたりから、いよいよ予選が始まります。

また、メーテレのめざせ!甲子園速報!は7月1日から放映、甲子園への道は7月24日から放映、熱闘甲子園は8月8日から放映、今年のテーマソングはこぶくろのソングのようです。

それから先日の東邦対智辯和歌山の練習試合の内容が高校野球ドットコムで掲載されていました。

注目もあってのことかテレビ局やプロのスカウトも来ていて予選のような盛り上がりでした。

高校野球ドットコム


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■青少年の野球障害に対する提言 2013.6.25

先日、近年ケガが増加しているシンスプリントや疲労骨折のことを記載しましたが、今日は日本臨床スポーツ医学会学術委員会が「安全なスポーツ実施に当たって」のガイドラインを2005年にまとめたものを紹介します。

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1) 野球肘の発生は11、12 歳がピークである。従って、野球指導者はとくにこの年頃の選手の肘の痛みと動きの制限には注意を払うこと。野球肩の発生は15、6歳がピークであり、肩の痛みと投球フォームの変化に注意を払うこと。

2) 野球肘、野球肩の発生頻度は、投手と捕手に圧倒的に高い。従って各チームには、投手と捕手をそれぞれ2名以上育成しておくのが望ましい。

3) 練習日数と時間については、小学生では、週3 日以内、1 日2 時間を越えないこと、中学生・高校生においては、週1日以上の休養日をとること。個々の選手の成長、体力と技術に応じた練習量と内容が望ましい。

4) 全力投球数は、小学生では1 日50 球以内、試合を含めて週200 球を超えないこと。中学生では1日70球以内、週350 球を超えないこと。高校生では1 日100 球以内、週500球を超えないこと。なお1 日2 試合の登板は禁止すべきである。

5) 練習前後には十分なウォームアップとクールダウンを行うこと。

6) シーズンオフを設け、野球以外のスポーツを楽しむ機会を与えることが望ましい。
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また、上記は投球障害の実態が少年野球からプロ野球に至るまで詳しく調査された結果です。

更に参考で下肢疲労骨折年齢別と下部位別グラフなども私のHP内に掲載しました。下記をクリックして下さい。

>>>青少年の野球障害に対する提言<<<


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■吉川雄大投手 2013.6.24

昨日、午前中に熱田球場に行き東邦対智辯和歌山の試合を観戦しました。

注目は智辯和歌山の吉川雄大投手でした。

吉川投手は昨年、甲子園で神村学園戦に先発しドラフト6位で楽天に入団した柿澤貴裕投手と投げ合って、2年生ながらいい投手だという印象でした。また、体も昨年よりガッチリとしていました。ただ、この日は初回にさすがだと思わせるストレートがありましたが、2回にこのところ打線爆発の東邦打線につかまり13失点、それでも代えない高嶋監督の采配もベテラン監督ならではなのでしょうか。噂によると腰痛明けのようでした。

ただ、本調子ではないとはいえ東邦打線は活発、上位が目立っているようですが、この日は下位打線がよく打っていました。三倉投手も投打に力を発揮、2回に右中間2点タイムリーなど打っていました。

私は、少年野球の練習の為、5回15対1のところで移動しました。智辯和歌山は吉川投手も気になるところですが打線も強打のイメージがなかったですね。和歌山の組み合わせも決まりましたが、1回戦が愛知の強豪からも評判のいい市和歌山との対戦。突破出来るか大きな1戦となりそうです。


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■高校野球愛知県大会組み合わせ 2013.6.23

高校野球愛知県大会の組み合わせが決まりました。

中日スポーツでの優勝候補は、本命が東邦、続いて愛工大名電、豊川、中京大中京、至学館、享栄、愛知啓成、春日丘、栄徳あたりとか。

今月だけで本塁打10本の東邦の関根選手が大きく掲載されていました。プロ志望でロッテ、オリックス、中日が追っているようです。私も昨年秋から見ていますが、どんどん良くなって成長しています。50m5秒9、守山クラブ時代には投手だったこともあり、センターからの返球もいいです。タイプ的には巨人の松本選手に近いと思います。


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■都市対抗組み合わせ 2013.6.21

都市対抗大会の組み合わせが決まりました。

昨年度優勝チームで連覇を狙うJX−ENEOSは開幕戦でNTT西日本と対戦。

東海地区の1回戦は以下のようなカードとなりました。

三菱重工名古屋×新日鐵住金鹿島、JR東海×日立製作所、王子×JR東日本、東邦ガス×NTT東日本、ヤマハ×JR九州、三菱自動車岡崎×パナソニック

どのカードをみても相手は優勝候補など強豪がズラリ。1回戦を突破しどのチームかベスト4に入り優勝争いに加わってほしいと思います。


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■都市対抗補強選手 2013.6.20

社会人野球の都市対抗大会は今日組み合わせ抽選会が行われますが、補強選手の発表がありました。

その中で、東海地区以外での注目投手は、相原和友投手(七十七銀行)が日本製紙石巻、東明大貴投手(富士重工業)が日立製作所、鹿沼圭佑投手(JFE東日本)がHonda、守安玲緒投手(三菱重工神戸)がNTT西日本、榎田宏樹投手(日本新薬)がニチダイなどです。

活躍次第ではプロへの道もある投手も多く、補強投手の活躍も注目です。


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■都市対抗 2013.6.19

社会人野球の都市対抗大会は各地区の予選が終了し、補強選手の届け出も先週で完了し、補強選手は6月28日から合流出来ます。トヨタ自動車からの補強選手11名もこれと同じタイミングで合流します。

2年前にも大量補強されましたが、ヤマハに補強された選手を激励に浜松まで行ったことを思い出しました。今年も、三菱重工名古屋(福田選手・田中選手)と三菱自動車岡崎(坂田選手・川尻投手)は同じ大府のグラウンドで午前と午後に分かれて練習するので、一度練習風景を見に行きたいと思います。

都市対抗本大会の組み合わせは明日行われ、開会式は7月12日、試合は12日間の日程で行われます。東海地区の頑張りにも期待しています。


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■ケガ 2013.6.18

野球選手にとってはケガはつきものと言われますが、どれだけケガを予防するかが大事です。

昔は、肩や肘、膝といった部位にケガが多く、私も膝は小学時代から肘は高校時代に壊しました。それだけにケガをしないように注意して指導をしています。投手は投球数を限定し肘に負担が掛からないように、そして下半身中心で上半身にケガをしない投げ方を教えます。

近年ではケガの部位や症状も変っていて、例えば肘は高校生でも野球肘から遊離軟骨にまでなってしまうケースや投手だけでなく野手も遊離軟骨になることもあります。

また、肋骨や足の甲など疲労骨折も増え、最近では脛などシンスプリントになるケースも目立っています。原因は、コンクリートや筋肉の酷使、クッション性のないシューズ、悪いランニングフォームなどです。高校生でも人工芝で練習や試合を行うとシンスプリントになりやすいともいえます。

予防には、ストレッチやアイシングがよく、もしシンスプリントになった場合は、休んだ後にスイミングやエアロバイクなど負担の掛からない運動が良いといえます。このシンスプリントが悪化すると疲労骨折にもなり、気をつけなければいけません。私の知り合いからも高校生はシンスプリントになるケースが多いと聞きます。

近年、ケガも様変わりしているのでその対策も必要ですね。


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■上武大が初優勝 2013.6.17

全日本大学野球選手権は決勝で上武大と亜細亜大が対戦し上武大が劇的な満塁ホームランで逆転し初優勝を果たしました。

MVPは決勝で完投した横田哲投手でした。横田投手は今春から先発に転向して関甲新リーグ戦8勝と成長した左腕で、今大会もこれで4回目の完投勝利、疲れもありましたが見事なピッチングでした。

ところで、土日は少年野球と中等部の練習でした。特に昨日は朝からナイター練習も含め10時間近くの練習で私もクタクタな状態ですが、気分はリフレッシュ出来るので野球は本当にいいものだと思います。


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■上武大と亜細亜大が決勝進出 2013.6.16

全日本大学野球選手権準決勝で上武大と亜細亜大が勝利し決勝に駒を進めました。

上武大はドラフト候補の三木亮遊撃手の勝ち越しタイムリーで明治大に逆転勝ちし初の決勝進出。また、亜細亜大は日体大に6対3で勝利しこちらは2年連続の決勝進出となりました。

ところで、昨日亜細亜大で勝利投手となった薮田和樹投手(岡山理大付、3年)が150キロをマークしました。150キロは今大会最速ですが、今まで投げた全日本大学野球選手権の投手の中で球速順位は以下となります。

薮田和樹(亜細亜大、3年生、岡山理大付)150キロ(神宮)
山崎福也(明治大、3年生、日大三)148キロ(神宮)
上原健太(明治大、2年生、広陵)147キロ(神宮)
山崎康晃(亜細亜大、3年生、帝京)147キロ(神宮)
田中豊樹(日文理大、2年生、佐賀商)146キロ(東ド)
平田晃基(道都大、3年生、白老東)146キロ(神宮)
秋元秀明(創価大、1年生、三浦学苑)146キロ(神宮)
高野圭佑(四国学大、4年生、呉工)145キロ(東ド)
関谷亮太(明治大、4年生、日大三)145キロ(神宮)
九里亜蓮(亜細亜大、4年生、岡山理大付)145キロ(神宮)
笛田怜平(福岡工大、2年生、鹿児島南)145キロ(神宮)
長谷侑樹(福岡工大、3年生、枕崎)145キロ(神宮)

こう見ると、やはり神宮がスピード表示が出ることは明らかで東京ドームと比べて3〜4キロ程度は高く表示されるのではないでしょうか。

また、3年生や2年生が目立っていて、2年生は今まで何度か私も取り上げましたが、この年は右の本格派が多かった年で吉永健太朗(早大、日大三)149キロ、龍田祐貴(日体大、徳島商)148キロ、原樹理(東洋大、東洋大姫路)147キロら甲子園で活躍した投手も多く、2年後のドラフトは33名もの145キロ超え大学投手がいて豊作の年だといえますね。


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■愛知大が2回戦敗退 2013.6.14

全日本大学野球選手権3日目、2回戦が行われ日体大や富士大などが勝利しベスト8入りしました。

また、愛知大は桐蔭横浜大に0対1で負け2回戦敗退となりました。愛知大学野球リーグにとっても2回戦から準々決勝あたりが一つの壁になっていますね。

この試合、先発した水越投手は最優秀防御率を受賞した左腕で、この日も好投し6安打1失点完投ながらも打線の援護がありませんでした。まだ進路は決まっていないだけに、アピールの思いは強かったようですが思いが伝わるといいですね。

ところで、今日の中日スポーツにも愛知大の4番、松本道成捕手(西脇工)がトヨタ自動車に内定との記事がありました。昨日の小出智彦投手に続いて2人目。松本道成捕手は西脇工業時代は主将で4番、愛知大進学後も1年生から正捕手となり愛知大学リーグで3度ベストナインに選ばれ、大学でも4番主将捕手、今季は森投手、水越投手らを支え、チーム防御率1.48の投手陣を引っ張り、7季ぶりの愛知学生リーグ制覇へと導きMVPに輝きました。打率.304、本塁打2本の強打も魅力で、高校時代に遠投130m、50m6秒を記録したとの噂もあるとか。身長172センチ、74キロ、右投げ左打ち、もう少し上背があれば赤田捕手(愛知大−中日)並みの評価はあったと思いますが、頑張り次第でプロが手の届く位置にあります。

トヨタ自動車では二葉捕手の後任となります。渡辺捕手、山木捕手ともに同年代で年齢的にも、捕手の補強は急務であったので朗報です。これで捕手も4名体制となります。


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■亜細亜大、明治大が順当勝ち 2013.6.13

全日本大学野球選手権2日目、亜細亜大が近大工学部に6対0で勝利。来年のドラフト候補の山崎康晃投手(帝京)が完封しました。

また、明治大も創価大に4対1で勝利。こちらも来年のドラフト候補の山崎福也投手(日大三)が自己新の148キロをマークし完投、148キロは現在までの最速となります。

それから近大は東北福祉大に1対2で敗退しましたが、今日の中日スポーツに先発した小出智彦投手(愛知啓成)がトヨタ自動車に内定との記事がありました。小出智彦投手は高校時代に甲子園には出場はないものの主戦投手で出場した2年生春の東海大会で準優勝、大学時代は3年生まで5勝だったものの、今春のリーグ戦では7勝1敗の好成績でMVPを受賞。MAXは144キロ、スライダーが良く三振奪取率も1試合平均9個と三振の取れる投手です。以前は高い位置から投げていて課題であった制球力もスリークォーターに変え四死球率が2.88と安定してきました。トヨタ自動車にとっては竹内投手と共に貴重な左腕となるので、今後も注目しています。


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■全日本大学野球選手権開幕 2013.6.11

全日本大学野球選手権が今日開幕します。

優勝候補は、明治大と亜細亜大のようです。

また、注目投手は地方に多く昨年秋の明治神宮大会2回戦、国際武道大戦でノーヒット・ノーランを達成した富士大のエース、多和田真三郎投手(2年生、中部商)、今春も5勝1敗と好成績。

続いてリーグ戦で何と8勝をあげた京都産業大の左腕エース、岩橋慶侍投手(4年、京都すばる)。昨秋の明治神宮大会で4試合すべてに先発し、準決勝の亜細亜大戦、決勝の法政大戦で2試合連続完封した桐蔭横浜大の小野和博投手(4年、磯原)。

その他、MAX151キロのストレートを投げる四国学院大の高野圭佑投手(4年、呉工業)。MAX147キロの東農大北海道オホーツク、風張蓮(3年、伊保内)などです。

それ以外にも、明治大や亜細亜大にはMAX140キロ後半から150キロ前半を投げる投手が11名。全体でも今大会は140キロ超えが50名もいて好投手が目白押しの大会ともいえそうです。


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■高校野球 2013.6.10

昨日は少年野球の練習が午後からだった為、午前中にうちの中等部出身の選手も4名いる高校野球の練習試合を観戦しました。

相手は知立東でした。知立東は春季大会1回戦でベスト4に入った名南工に2対4で敗れていますが、投手の小島君は7回まで1失点に抑えています。この日もまずまずのストレートを投げていました。

うちの中等部出身の投手は2番手で投げて1イニングを3人で抑えました。

あと1ヶ月で最後の大会を迎えます。悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。また抽選は2週間後の6月22日、間もなく夏の高校野球を迎えますね。


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■東海大翔洋中が優勝 2013.6.9

昨日、中学軟式の全日本少年軟式野球東海大会が行われ東海大翔洋中(静岡)が二見中(三重)を10対1で破り2年振りに優勝しました。

東海大翔洋中は1回戦で東山クラブ(愛知)を1対0で勝利しました。この試合が事実上の決勝戦だと思いますがエースの久保山投手が3安打完封し決勝でも杉山投手が1失点完投、ダブルエースの活躍が光ったとのこと。

東海大翔洋中は東海地区で名門ですが、昨年うちの中等部の選手が多くいた中学が浜松に交流試合に行き、東海大翔洋中と対戦。私も観戦し菰野に進学した桐村の好投もあり0点に抑えましたが、選手の体も大きく打者の振りも鋭く高校生かと思う選手が何人かいたことを思い出しました。

東海大翔洋中は8月に横浜スタジアムで行われる第30回記念全日本少年軟式野球大会に出場します。もし優勝すれば東海地区としては平成13年以来12年振りとなります。その当時、優勝したのが決勝で対戦した二見中クラブでした。


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■東海地区都市対抗最終日 2013.6.8

社会人野球の東海地区都市対抗予選最終日。

第6代表決定戦、東海理化対三菱自動車岡崎は3対1で三菱自動車岡崎が勝利し最後の枠を勝ち取りました。三菱自動車岡崎は4年振りの出場となりました。宇田川投手は7試合中6試合登板、倉谷投手も頑張りましたね。

東海理化は第1代表で2連勝しチャンスは何度かあったものの第4代表から連続した決定戦で残念ながら3連敗。この3試合で2得点しか奪えなかったことが敗因でしたね。


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■東海地区都市対抗16日目 2013.6.7

社会人野球の東海地区都市対抗予選16日目。

まず、第6代表4回戦、ホンダ鈴鹿対三菱自動車岡崎は3対1で三菱自動車岡崎が勝利。

続いて第5代表決定戦、ヤマハ対東海理化は7対1でヤマハが勝利し本大会出場を決めました。優秀選手賞はスラッガーの長谷川雄一選手。ヤマハは石山泰稚投手がプロ入りし、3年目エースの武内仁志投手がケガで登板出来ない中で10年連続という偉業を達成しました。

今日は最終日、三菱自動車岡崎か東海理化かどちらになるでしょうか。連投の宇田川投手とベテランの川脇投手の左腕対決でしょう。


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■東海地区都市対抗15日目 2013.6.6

社会人野球の東海地区都市対抗予選15日目。

第6代表3回戦1試合目、新日鐵住金東海REX対三菱自動車岡崎は7対1で三菱自動車岡崎が勝利。三菱自動車岡崎は高卒1年目の山田投手(岩津)も最後に登板しています。

第6代表3回戦2試合目、西濃運輸対ホンダ鈴鹿は延長14回、2対1でホンダ鈴鹿が勝利しています。西濃運輸はコーチ兼任の前田投手の熱投も実らずサヨナラ負けでした。

東海地区都市対抗予選も残り2日、あと2枠で残った4チームの争いとなりました。


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■東海地区都市対抗14日目 2013.6.5

社会人野球の東海地区都市対抗予選14日目。

第6代表2回戦1試合目、トヨタ自動車対西濃運輸は3対2で西濃運輸が勝利。残念ながらトヨタ自動車は予選敗退となってしまいました。課題は色々あると思いますが、次の日本選手権に向け田中監督に鍛え直してもらいたいと思います。

第6代表2回戦2試合目、ホンダ鈴鹿対ジェイプロジェクトは3対1でホンダ鈴鹿が勝利。高卒3年目、プロ注目の濱矢投手が1失点完投でした。


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■東海地区都市対抗13日目 2013.6.4

社会人野球の東海地区都市対抗予選13日目。

1試合目は第3代表決定戦、王子対ヤマハは3対2で王子が勝利し本大会出場が決定。優秀選手賞はこの日も完投した山本翔也投手でした。山本投手は4試合登板(先発は3試合)し全て勝利する活躍でした。

2試合目は第4代表決定戦、東邦ガス対東海理化は3対0で東邦ガスが水田投手、小椋投手のリレー勝利し本大会出場が決定しました。小椋投手は3回をパーフェクト救援だったようです。

ところで、トヨタ自動車からトヨタ自動車東日本に移籍した山口嵩之投手が頑張っています。

先月のベーブルース杯で登板していましたが、都市対抗では先日の土曜日の須賀川クラブ戦で5回1安打に抑え初勝利。最速は150キロだったようです。

その時のコメントがありました。

高校卒業後、トヨタ自動車本社(愛知)に入部した。周りは一流の選手ばかり。追いつかなければと、がむしゃらに練習したのがたたり、肘や腰を何度も故障。出場機会に恵まれなかった。4年目の秋の一昨年、監督に「来季からユニホームを着なくていい」と退部を勧告された。当時22歳。「まだできるはず」。再びマウンドに登る日を夢見て1人練習に励んだ。知人の紹介で、昨年の会社発足と同時に創部した現チームに入ることが決まり、今年合流した。野球に専念していた前の会社とは違って仕事も忙しいが、野球との両立に充実感もある。チームの歴史の土台を作る境遇に使命感も感じる。

これからも頑張ってほしいですね。


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■東海地区都市対抗12日目 2013.6.3

社会人野球の東海地区都市対抗予選12日目。

後がない第6代表1回戦の1試合目、トヨタ自動車対日本プロスポーツ専門学校。

トヨタ自動車は初回、1アウト2、3塁から田中幸長選手がセンター前に先制タイムリー。4試合目にして、ようやく先制出来ました。

続く、6番に入った二葉選手が左中間に2点タイムリーツーベースヒットでこの回3点目。

2回にも多木選手のタイムリーなどで2点を奪いました。

この試合、先発の川尻投手は初回に2アウト3塁のピンチがあったものの、その後はピンチはなく、最終回は佐竹投手が登板しアウトは全て三振を奪いました。また、新人の辰巳選手が2安打、2四球で全て出塁するなど3回以降は得点出来なかったものの終始トヨタ自動車ペースで試合を運びました。次戦は夏に強い西濃運輸との対戦です。この調子で頑張ってもらいたいですね。

もう1試合は、ジェイプロジェクトが浜松ケイ・スポーツBCに5対0で勝利しました。

ところで、昨日は愛知大学野球リーグ戦の入れ替え戦の第2戦で中京大が愛産大に勝利し2連勝で1部昇格が決まりました。中京大は2年生の岡部投手(いなべ総合)が1失点の完投でした。高校時代から知っている投手ですが大学に入っても1年生から登板して活躍していますね。変化球とコントロールがいい投手です。高校時代の甲子園ではMAX140キロだったストレートは速くなっているでしょうか。2年生には方田投手(菰野)や間宮君もいるので秋以降、楽しみにしています。


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■東海地区都市対抗11日目 2013.6.2

社会人野球の東海地区都市対抗予選11日目。

まず第4代表3回戦の1試合目、東海理化対新日鐵住金東海REXは1対0で東海理化が勝利。ベテラン川脇投手が完封しました。

続いて第4代表3回戦の1試合目、三菱自動車岡崎対東邦ガスも1対0、こちらは東邦ガスの甲斐投手と三菱自動車岡崎の宇田川投手の投げ合いでしたが、東邦ガスの山本選手が劇的なサヨナラホームランを放ち勝利しました。

最後は、第2代表決定戦で王子対JR東海でしたが、2対1でJR東海が勝利し本戦出場を決めました。優秀選手賞はこの日も登板しリリーフした秋葉投手でした。

私も少年野球の終了後に岡崎球場に行きましたが、既に試合が終了した時点でした。1試合目も2試合目も試合時間はぴったり2時間。3試合目は1時間、間を空けても18時には試合が終了していました。3試合で総得点が5点と投手が頑張った日でした。


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■東海地区都市対抗10日目 2013.6.1

社会人野球の東海地区都市対抗予選10日目。

第6代表1回戦は西濃運輸とホンダ鈴鹿が勝利。ホンダ鈴鹿は永和商事に延長まで持ち込まれていますね。

また、今日は愛知大学野球の1部と2部の入れ替え戦。愛産大と中京大の試合が午後にあります。少年野球の練習で見に行けませんが、愛産大は平井克典投手(飛龍)、中京大は清水翔太投手(麗澤瑞浪)の先発ではないでしょうか、興味深いですね。昨年秋も同じ大学の対決でしたが愛産大は湧川雄貴投手(JR西日本)の踏ん張りが見事でした。

ところで、湧川雄貴投手が進んだJR西日本は、05年の福知山線脱線事故の影響で休部していましたが、今年の4月から活動を開始。今日から始まる都市対抗の中国予選には参加しませんが、元ソフトバンクの近田怜王投手も加入するなど注目しています。


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■東海地区都市対抗9日目 2013.5.31

社会人野球の東海地区都市対抗予選9日目。

まず、第2代表1回戦。東海理化対JR東海の試合でしたが、3対0でJR東海の勝利。JR東海は菅野投手、秋葉投手、川野投手のリレーで完封でした。東海理化は高卒3年目で最年少投手の山本投手(星城)が先発していますね。春季大会に見ましたが更に成長しているのでしょう。この投手はキレと変化球がいいですね。まだ細身なので体が大きくなると楽しみな投手です。

続いて、第3代表2回戦。ヤマハ対東邦ガスは7対5でヤマハの勝利。ヤマハは2度の逆転、やや湿っていた打線に火がついたのでしょう。長谷川選手、柳選手、佐藤選手の中軸に長打が出ていますね。特に柳選手はいい打者です。石山投手が抜け投手陣は厳しいと思うので今後も打線に期待でしょう。

最後に、第1代表決定戦。三菱重工名古屋対王子は4対2三菱重工名古屋が勝利。見事に第1代表を獲得しました。三菱重工名古屋は水野投手、高木投手、中根投手のリレーでした。菊池投手も合わせてこの4人で4試合、5失点と安定した投手陣でした。敗れた王子はこの日も山本投手が先発。4試合全てに登板していますね。しかし、この試合は雨がすごく降っていて、よく試合が成立したと思います。第1代表決定戦なので、もう少しいい条件で試合をさせてあげたいと思いました。

これで、第2代表決定戦は日曜日に王子と東海理化が対戦しますが、この両者は4連敗しない限り都市対抗に出場できる組み合わせになっています。第1代表で2回戦突破すれば、かなりの確率で出場できることになります。逆に1回戦で負けると勝ち抜くことが厳しい組み合わせということですね。


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■雨天順延 2013.5.30

社会人野球の東海地区都市対抗予選8日目は雨の為、順延となりました。

今日の中日スポーツには、崖っぷち打てないトヨタ打線と掲載がありました。先日の試合ではクリンナップが無安打でした。しかし、雨の順延で間が空くのはいいことだと思います。

私も現役時代に引退する前の年の都市対抗では絶不調。2回戦で先発できず、リリーフしたものの当時台湾の4番を打っていたホンダ鈴鹿の選手に満塁ホームランを屈しノックアウト。その後、雨で何日か雨天順延で流れたこともあり、その間にシャドーピッチングを繰り返し徐々にフォームが戻り、その後敗者復活で2連続完投したことを思い出します。3試合目は代表決定戦となり先発し勝っていた状況で7回にリリーフに託しましたが逆転負けで代表を逃しました。ただ悔しい反面、やるだけのことはやったという思いもありました。

打線もそうですが、上杉投手や祖父江投手の主戦となってほしい投手の頑張りにも期待しています。


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■東海地区都市対抗8日目 2013.5.29

社会人野球の東海地区都市対抗予選8日目。

第4代表2回戦1試合目、トヨタ自動車対新日鐵住金東海REXは4対1で新日鐵住金東海REXが勝利。残念ながらトヨタ自動車は第6代表に回ることになりました。今まで3試合全て先制されていて波に乗れていません。この日も新人の辰巳選手が初回に先頭で2塁打を打ちましたが先制出来ずチャンスを生かせませんでした。何とか次戦以降は先制し波に乗ってもらいたいと思います。

2試合目、ジェイプロジェクト対三菱自動車岡崎は2対1で三菱自動車岡崎が勝利しています。宇田川投手が1失点完投でした。ジェイプロジェクトも上野投手(名商大)が先発していますね。


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■東海地区都市対抗7日目 2013.5.28

社会人野球の東海地区都市対抗予選7日目。

第1代表準決勝1試合目、三菱重工名古屋対JR東海は3対0で三菱重工名古屋が勝利。元中日の菊地正法投手が見事完封しました。

準決勝2試合目、王子対東海理化は3対2の接戦で王子が勝利しています。この試合、2年目の小澤幸典選手(豊田西)がホームランを打っていますね。

また、注目の愛知大学野球春季リーグ戦は最後の最後、愛大の森貴之投手が完封し名商大に1対0で勝利し優勝。森貴之投手はリーグトップの69イニングで木村投手(中部大)と並ぶ5勝、水越太一投手は0.86の最優秀防御率、この2人の活躍が光りました。愛大は祖父江投手(トヨタ自動車)−赤田捕手(中日)で優勝した09年秋以来、7季振りの優勝でした。一方、愛院大は萩原投手の怪我もあり勝率の差で7季連続優勝を逃しました。


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■東海地区都市対抗6日目 2013.5.27

社会人野球の東海地区都市対抗予選6日目。

第4代表では三菱自動車岡崎とジェイプロジェクトが勝利。三菱自動車岡崎は新人の山田投手(岩津)も登板し無失点に抑えています。負けたエデイオン愛工大OB BRITZ、日本プロスポーツ専門学校は第6代表へまわりました。

続いて第3代表では東邦ガスが西濃運輸に8対2で勝利。負けた西濃運輸は第3代表から最後の第6代表に回る厳しい状況となってしまいました。

それから、高校野球春季東海大会は決勝で静岡同士の対決となり常葉菊川が静岡に6対5で勝利し初優勝を果たしました。エースの堀田が完投、常葉菊川は接戦に強いですね。

また、愛知大学野球春季リーグ戦は愛大が名商大に敗れ1勝1敗で優勝は今日に持ち込まれました。やはり最後の最後までもつれる展開となりましたね。産みの苦しみでしょう。

話は変わりますが、うちの少年野球チームが昨日、スポーツ少年団の愛知県大会で準優勝しました。私も小学校3年生から2年間監督という立場で教えて、現在も少しアドバイスしている投手も頑張りましたね。チーム内で抜けた選手はいませんが、バッテリーを中心によくまとまったチームとなりました。決勝では少し硬さもあり普段の力は発揮できませんでしたが、今後も頑張ってもらいたいと思います。


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■東海地区都市対抗5日目 2013.5.26

社会人野球の東海地区都市対抗予選5日目。

ホンダ鈴鹿対東海理化は東海理化が6対2で勝利、東海理化は山本投手(星城)が先発しましたね。ホンダ鈴鹿もプロ注目の濱矢投手が先発しています。

王子対ヤマハは5対0で王子の勝利。私も途中から見ましたが王子もプロ注目の山本投手が先発し完封でした。ヤマハは2安打完封負けで打線がやや湿っていますね。

トヨタ自動車対浜松ケイ・スポーツBCは14対1でトヨタ自動車が勝利。今年打撃が向上している田中卓選手がホームランとスリーベース、秦選手や坂田選手(下写真)もツーベース2本。これで今後も打線に期待出来そうです。

先発は祖父江投手でした。立ち上がりは不安定でしたが中盤はいいピッチングでした。

また、この日は運動会で少年野球は休み。午前中は中京大中京Gで中京大中京と報徳学園と菰野の三つ巴戦を2試合見ました。

注目は報徳学園の乾投手でしたが菰野打線に10安打程度打たれましたが、要所を何とか抑え1失点完投でした。

それから、中京大中京の真田投手もいいピッチングでした。

また、この日都市対抗東京2次予選は第1代表準決勝でセガサミーがJR東日本に1対0で勝利、浦野投手(愛院大)が見事に完封しました。これでプロ入りは間違いないでしょう。


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■東海地区都市対抗4日目 2013.5.25

社会人野球の東海地区都市対抗予選4日目。

JR東海対東邦ガスはJR東海が9対3で勝利、4回に一気に8点を奪い1回戦に続き秋葉投手が勝利投手となっています。

三菱重工名古屋対西濃運輸は三菱重工名古屋が3対1で勝利。三菱重工名古屋は水野投手−中根投手、西濃運輸は佐伯投手−前田投手のリレーでした。山田選手の2ランが試合を決めたようですね。

新日鐵住金東海REX対永和商事ウイングは新日鐵住金東海REX、阿部−長峰のリレーで5対1で勝利。

続いて、東海地区春季高校野球は1回戦の4試合が行われましたが、県岐阜商が静岡に3対8で敗れました。藤田投手の不調のようでしたが、リリーフした1年生の高橋投手は145キロをマークしたようです。愛知県勢は残念ながら1回戦敗退でした。


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■東海地区都市対抗3日目 2013.5.24

社会人野球の東海地区都市対抗予選3日目。

ヤマハ対三菱自動車岡崎はヤマハが6対2で勝利、ナテル投手と宇田川投手の先発で佐藤選手がホームランを打っていますね。

王子対日本プロスポーツ専門学校は王子が6対1で勝利。王子3年目注目の山本投手が先発し勝利投手となりました。

また、東京地区予選ではJR東日本対東京ガスの注目の試合がありましたが、延長12回でJR東日本が3対2でサヨナラ勝ち。この試合の先発はJR東海が2年目吉田投手と東京ガスが3年目石川歩投手とドラフト上位候補同士の投げ合いでした。石川投手は初回に2点を奪われましたが、その後はかなりいいピッチングだったようです。ドラフトで指名があるのではないでしょうか。


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■東海地区都市対抗2日目 2013.5.23

社会人野球の東海地区都市対抗予選2日目、企業チームとクラブチームとの対戦でしたが西濃運輸、ホンダ鈴鹿、東海理化と3試合共に企業チームが勝利しました。

ところで先日のトヨタ自動車とJR東海の試合ですが、秋葉知一投手が進化しているのが印象的でした。

昨年の都市対抗の第5代表決定戦の三菱重工名古屋戦で先発した秋葉知一投手を見ましたが、それまでリリーフが多かったので正直先発は厳しいと思いました。今年はベテラン川野投手を抑えに回せるぐらい安定してきました。廃部になった日産自動車から移籍した苦労人で日々の努力が実ったのでしょう。

また、先日は高校の先輩である今年から阪神のスカウトになった熊野さんと試合を見ていました。熊野さんにお会いするのは2年振りで、兵庫、三重、岐阜、静岡の担当だとか。

24日は高校野球の東海大会に行き、25日は私も見に行く予定であった、ある高校の三つ巴で練習試合を見に行くようで現地でご一緒させてもらうことになりました。また、昨日はある中等部の監督さんからも連絡が入り、その方も試合を見に行くようです。

トヨタ自動車が初戦に負けて残念な私の誕生日でしたが、熊野さんにお会いできたことで良い1日となりました。


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■トヨタ自動車対JR東海 2013.5.22

社会人野球の東海地区都市対抗予選1回戦、屈指の好カードであるトヨタ自動車対JR東海を観戦しました。

先発は予想通りトヨタ自動車が佐竹投手。

佐竹投手は初回に2アウトから3番内田選手にレフト前ヒットを許し、続く4番池田選手に左中間に大きな当たり、センター保良選手が追いつきグラブに当てましたが捕球出来ず、1塁走者が一気に本塁へ突入、中継し本塁前で二葉捕手がタッチしたかに見えましたが微妙な判定でセーフとなり先制されました。

その後、佐竹投手はややボールが引掛かり気味で本来の出来ではなかったように思えましたが、何度かあったピンチを抑え6回途中で1失点。先発の役割を果たしました。

一方、JR東海先発はこれも予想通りAKB18こと秋葉知一投手。

秋葉投手は静岡大会でMVPを獲得するなど今年絶好調。このところ左腕に苦戦しているトヨタ自動車ですが、初回新人の多木選手がレフト前ヒット。2回にも田中幸選手がライト前ヒット、四球でノーアウト1、2塁のチャンスがありながらもバント失敗。期待の引本選手もダブルプレーで得点を奪えませんでした。

秋葉投手は、その後もストレートも走りスライダーも切れて8回2安打の好投。

トヨタ自動車は6回以降岩崎投手、上杉投手(下写真)を投入。

上杉投手は2アウト満塁からレフト後方に打球を打たれレフトが太陽が目に入った感でグラブに当てたものの捕球出来ず一気に3点を奪われました。

最後は祖父江投手も登板しましたが、トヨタ自動車は0対4で敗れ第4代表に回る苦しい展開となってしまいました。

気持ちを切り替えて頑張ってほしいと思います。


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■東海地区都市対抗予選開幕 2013.5.21

社会人野球の東海地区都市対抗予選が今日開幕します。

今日の試合は以下のようになります。

第1試合:東邦ガス対永和商事ウィング
第2試合:トヨタ自動車対JR東海
第3試合:新日鐵住金東海REX対三菱重工名古屋

いきなりトーナメントの為、より白熱した試合になるでしょう。


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■愛知大学野球春季リーグ戦 2013.5.20

愛知大学野球春季リーグ戦は、優勝争いを続けている愛院大と中部大がそれぞれ勝利し、勝ち点4となりましたが勝率の差で愛院大が勝り中部大は優勝争いから脱落。残る今週末の最終節に愛知大が勝ち点を奪えば愛知大が優勝。勝ち点を奪えなかった場合は愛院大が優勝することになりました。

また、2部はAが東海学園大、Bが中京大の1位が確定。2部の優勝決定戦は25日の10時から瑞穂球場で行われます。

ところで、昨日の日曜日は午前中に中学の総体を3試合観戦しました。

1試合目は、うちの中等部の投手が1名、野手が4名が多くいる中学ですが、前日に続いて、うちの中等部の投手が完封し野手も同じ中等部の3塁手がタイムリーを放ち1対0で勝利しました。なかなか勝てなかった中学ですがようやく夏のシードも獲得し盛り上がってきました。

2試合目は、ある中学の試合を見ましたが左のいい投手がいました。身長も高くストレートに力があり将来性を感じる投手でした。

3試合目は、うちの中等部の2年生投手とうちの少年野球出身の3年生投手の投げ合いでした。私は途中で引き揚げましたが、これも1対0の投手戦だったようです。

中学も残す大会は市長杯となりました。まずは中学で頑張って秋の中等部の試合に繋げてもらいたいと思います。

午後からは少年野球の練習試合でした。試合は1時間過ぎたあたりから雨が強くなり試合途中で終了しました。まだまだ4年生以下で課題は多くありますが、一歩一歩上手くなるように努力してほしいと思います。

その後、夜の中等部の練習は雨で中止となったので、少年野球の試合の帰りにある所に立ち寄り立ち話ですが野球の話をする機会がありました。話は盛り上がって気がついたら2時間も経っていました。

いよいよ明日からは東海地区の都市対抗予選です。しっかり応援したいと思います。


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■都市対抗二次予選 2013.5.18

社会人野球都市対抗二次予選が近畿から始まりました。

東海地区は来週の21日(火)から始まり、西関東、東京と続きます。

その東海地区はリーグ戦がなくなりトーナメントの戦いとなる為、1戦1戦が大事な試合となります。

私もなるべくトヨタ自動車の応援に行きたいと思います。


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■高校野球春季東海大会 2013.5.16

高校野球春季東海大会の組み合わせが決まりました。

優勝候補は甲子園にも出場した県岐阜商と常葉菊川のようです。

また、全三河高校野球大会の組み合わせも決まりました。

共に来週の週末から開始されます。

私は社会人野球の都市対抗の予選も始まるので、なかなか見に行く機会がないかも知れませんが、チャンスがあれば見に行きたいと思います。


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■愛知大学野球春季リーグ戦 2013.5.15

愛知大学野球春季リーグ戦は、愛知大と愛院大がそれぞれ勝ち点を奪い、これで中部大を含め3校が勝ち点3で並びました。

3校共に残る1カードを残しており優勝争いは以下となりました。

愛知大が勝ち点を奪えば勝率の差で優勝、愛知大が勝ち点を奪えなかった場合は愛院大が勝ち点を奪えば愛院大の優勝、中部大が優勝するには勝ち点を奪い愛知大と愛院大が勝ち点を奪えない場合のみとなりました。

これで同じ勝ち点3ですが、愛知大が王手となっており、今週は愛院大は名城大と中部大は愛産大と対戦、どちらかが勝ち点を奪い最終節の愛知大対名商大戦で愛知大にプレッシャーを掛けられるかが見所となっています。

3校が優勝争いを演じている春季リーグ戦ですが、3校共に勝ち点4となる可能性も出てきましたね。

ところで、昨日の愛院大と名商大の試合では、愛院大は波多野利彦投手(宇部鴻城)、名商大は吉岡知晃投手(延岡学園)が先発しましたが、共にNTT西日本への入社が内定しているとか、昨年秋には最優秀防御率を獲得した波多野利彦投手は社会人と思っていましたが、貴重な左腕で力のある投手です。社会人でも活躍出来るでしょう。


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■愛知大学野球春季リーグ戦 2013.5.13

愛知大学野球春季リーグ戦は、優勝争い注目の愛院大対名商大は4対4の引き分け、愛知大対愛産大は愛知大が愛産大に4対1で勝利、前節中部大にサヨナラ満塁ホームランを屈した森投手が完投で勝利しました。

優勝争いは混沌となっており、最後の最後8週目の名商大対愛知大まで持ち越される可能性も出てきました。また、愛産大は今日負けると入れ替え戦が決定します。

また、2部はAが東海学園大の1位が決定し、Bは中京大が今日勝てば1位となり、AとBの1位が一発勝負で入れ替え戦への切符を争います。

それから名大の七原投手は昨日も完封、これで6試合登板し4勝目。これまで57イニングで失点3、失点率は0.47となり驚異的な数字となりました。防御率ならばもっと下がるでしょう。1部のエース級でいえば名城大の森田将行投手の1.31が防御率トップなので安定感は抜群ですね。


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■萩原大起投手 2013.5.10

愛知大学野球春季リーグ戦は、今週末に優勝争いの行方が左右される愛院大対名商大、愛知大対愛産大の試合があります。

そんな中、名商大戦に肘痛で登板回避する萩原大起投手が三菱重工名古屋への就職が内定したとの中日スポーツでの記事がありました。

プロ志望届も提出するようで三菱重工名古屋側はプロ待ちOKとのこと。

MAX146キロ右腕、安定度bPでまだスピードは増すと思われる愛知大学野球では唯一のドラフト候補なので、去就に注目しています。


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■高校野球春季大会 2013.5.9

高校野球春季大会は、ほぼ各県大会が終了し今後は地区大会が行われます。

その中で神奈川県大会は桐蔭学園が優勝、桐光学園は準優勝でしたが松井投手は32イニングを投げて58奪三振。奪三振率は16.31、防御率0.56と圧倒的な成績でした。関東大会も注目されるでしょう。

また、東海大相模の準決勝で優勝した桐蔭学園に敗れたものの青島凌也投手は準々決勝でも好投し既にエース級のようですね。これからも頑張ってほしいと思います。

それから、四国大会は既に終了し尽誠学園が優勝しました。決勝は鳴門との対戦でしたが1対3の9回表に同点に追いつき、私の後輩の息子である西丸泰史選手が逆転タイムリーを放ち、その裏1年生投手の親納豊投手が抑え劇的な優勝でした。

この試合、尽誠学園は公式戦初登板の1年生、近藤寿樹投手が先発していますね。夏、甲子園に出れば6年振りとなります。昨年決勝で1年生ながら西丸泰史選手はショートで出場し手痛いエラーもあり敗れた尽誠学園ですが、そろそろ甲子園に出れるでしょうか。注目です。


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■中部大が首位 2013.5.8

愛知大学野球春季リーグ戦は、今節同じ勝ち点2の中部大と愛知大が対戦し中部大が2勝1敗で勝ち点3とし首位に立ちました。

1勝1敗で迎えた昨日の試合は中部大が0対4で負け寸前の9回に4点を奪い同点とした後、満塁から高校時代も注目された神鳥選手(享栄)がサヨナラ満塁ホームランを放ち劇的な勝利を挙げました。

これで、中部大が首位となりましたが、実質勝ち点を一つ落としているのは、中部大と愛知大と愛院大の3校で、この中から優勝が決まります。逆にいえば、昨日愛知大が勝てば愛知大の優勝が濃厚となっていただけに価値ある勝利ということでしょう。

愛知大学野球春季リーグ戦の優勝争いが楽しみになってきました。

ところで、社会人野球は日本選手権対象大会である九州大会が始まり、Aブロック注目のトヨタ自動車対日立製作所が対戦しましたが7対6で日立製作所が勝利しました。

トヨタ自動車は初回に上杉投手がつかまり思わぬ5失点でつまずきましたが、新人の竹内投手(慶應大)、藤田投手(東洋大)も登板、辰巳選手(慶應大)も2塁打を放つなど新戦力に勢いも出始めました。

都市対抗1回戦は、静岡大会に続きベーブルース大会も優勝したJR東海だけに、多木選手も含め新人の勢いにも期待しています。


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■GW最終日 2013.5.7

GW最終日

日曜日ですが、岡崎市で中等部OBの投手が登板した試合を2試合観戦しました。

午前中はB戦で登板した1年生の橋本投手でしたが、コントロール、カーブ共にまずまずの投球でした。まだ細身なので、体が出来てくるといいでしょう。

午後は少し少年野球の練習をお願いし、違う高校のA戦で投げている3年生の餅原投手を見ました。2年振りに見ましたがサイドハンドで気になる点をアドバイス出来ました。残り2ヶ月余り頑張ってほしいと思います。

また、同じ試合で餅原投手をリリーフした佐藤投手も2年生ながら中等部時代より、いいボールを投げていました。

それから、6日は菰野高に行った1年生の桐村投手がA戦の伊賀白鳳戦に登板し2回を無失点でした。

数えてみれば現在、高校で投げている中等部出身の投手は10名を超えました。中学で野球を辞める投手もいれば投手から野手に転向する投手もいますが、ほぼ全員が高校で投手を続けてくれていて本当に嬉しいことです。

機会があればこれからも応援に行きたいと思います。


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■GW8日目 2013.5.5

GW8日目

3日から4日にかけて四国に法事で帰ってきました。3日は渋滞を予想し朝4時に出発しましたが、到着は12時と8時間の長時間運転になりました。

4日は渋滞はあったものの順調に帰り、途中で菰野高校により少し練習試合を見てきました。

菰野高校には今年、私の教え子の桐村(左)が行きました。右は2年生ながら甲子園でベンチ入りした愛知県安城市篠目中出身の甫立選手。試合前に撮りました。

桐村は元気そうで、先日も1イニングながら愛産大工戦のA戦でに登板したとのこと。これで1年生の教え子は早くも3人目の登板。6日の練習試合もA戦で2イニング登板するようです。

また、戸田監督としばらくお話する機会もありました。桐村は体重が増えて入って来てくれたことを喜んでいました。菰野高校に行くのはこれで4回目、戸田監督と会話するのも4回目ですがプロに2人投手を送り込むなど投手育成に評判があり、今年も10人以上の投手が入り桐村を含め180センチ以上の将来性のある投手が多く期待していました。桐村も何とか頑張ってもらいたいと思います。

それから、この学校は県立ながらスコアボードにはスピードが表示されます。★3つは甲子園出場回数でしょう。 <

グラウンド横には野球部専用といえる体育館やスタッフルームもあります。

また、戸田監督が以前から一度寄ってみて下さいと言われていた下宿先にも行ってきました。

遠距離の選手は下宿し、学校から9キロのほぼ田んぼ道を自転車で往復しています。

向かって左は単身赴任で住んでいる戸田監督の部屋、その横がトイレ、右側は食堂と団らん部屋、大きな風呂もここでしょう。中央奥の倉庫のようなところの1階がマシン打撃などが出来る室内練習場と投球練習場、2階が選手の部屋となります。 <

菰野高は女子マネージャーはおらず、全て選手が色々なことを自分達で行うなど、いい環境が整っています。思い存分、高校生活を送ってもらいたいと思います。


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■GW5日目 2013.5.2

GW5日目

昼からトヨタ自動車対三菱自動車岡崎の試合を観戦しました。

試合は2対1でトヨタ自動車が勝利しました。

三菱自動車岡崎は最後にエース宇田川投手も登板。

その後、タイムリーヒットを放った新人の多木選手(右)と青山投手(左)と夕食会を行いました。

多木選手は私と同じ香川県出身、坂出高から法政大に進み1年生からリーグ戦に出場するなど活躍。大学通算106安打を放ちリーグ戦2年連続ベストナイン、1年生の時には全日本選手権で首位打者、日本代表でも活躍、50m6.0秒の俊足と遠投100mの強肩でもあり、プロ志望届を出せばプロ入り間違いありませんが、トヨタ自動車を選択した選手です。

一方、青山投手は何度か私のHPでも紹介した智辯学園のエースで2年生の時に甲子園ベスト8に導いた投手です。MAX148キロのストレートを両コーナーにズバズバ投げ込むピッチングは衝撃的でした。青山投手もプロ間違いなしと思っていましたが、ドラフト3位以下ならトヨタ自動車とハードルを上げた為、指名が漏れた有名投手です。

多木選手は来年、青山投手は2年後にプロ入りしてほしい選手です。是非、社会人で活躍してもらいたいと思います。


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■GW4日目 2013.5.1

GW4日目

あいにくの雨で社会人野球のオープン戦は中止。

午後からウォーキングをして、15時からナゴヤドームで中日対巨人の試合を観戦しました。

知り合いの方と行きましたが、レフトスタンド前方で阿部選手の7号が入ったあたりで観戦しました。

プロ野球は年1、2行っていますが殆どが内野席、この日は吉見投手と杉内投手だっただけに内野で投球がよく見えるところが良かったと思いました。

試合は杉内投手が完封、最後の谷繁選手を三振に抑えた場面です。

ところで、このGWはウォーキングを日課としています。昨日は1万7千歩、今朝は2時間少し歩いて1万6千歩、午後からトヨタ自動車のオープン戦を観たりした後、少し歩いて2万歩はいきそうです。

一度痩せた体も、この3年間で徐々にリバウンド。このGWからなるべく歩くように頑張ります。


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■GW3日目 2013.4.30

GW3日目

愛知大学野球を観戦しました。

この日、朝9時過ぎに自宅を出て愛工大Gに行き2部の名古屋大対名古屋経済大の試合を観戦。

お目当ては、七原優介投手でした。

七原優介投手は、知立東の高校時代に野球構造のドラフト候補100人名鑑で紹介され、私も見てはいませんでしたが高校時代から知っていた投手です。その後、名古屋大学に進み昨年2年生ながら152キロをマーク。夏にトヨタ自動車とオープン戦を行い社会人相手にいいピッチィングだったと聞いていました。

また、監督の真野さんは私の先輩のキャッチャーで現役時代にボールを受けていただいていました。真野さんにも一度見に行きますと連絡していましたが実現できてよかったと思います。

ところで、七原優介投手は一目で素晴らしい投手だと感じました。ゆったりとしたブレのない安定したフォームからMAX152キロといわれるスピードボールを投げます。この日は土曜日に完封したので、7分程度の力と言っていましたが、それでもこの日も完封。これまで4試合完投して2失点。この2失点も2試合が延長に入ってからの失点であり9回を4試合無失点という素晴らしい内容です。試合には中日の中原スカウトも来ていました。

また、打っても4番でこの日4打数3安打、1ホームラン(下写真)と一人だけモノが違うと思いました。 <

七原優介投手については、ピッチングフォーム徹底分析で詳しく紹介します。

それから、2年前に春季東海大会で優勝した大垣商のエースだった森川達生投手も名古屋大に進み第2戦で投げています。

続いて、名商大Gに移動し愛院大対中部大の試合を観戦しました。名商大Gには教え子の間宮君(中京大)もいました。B戦で投げているようです。

この試合は残念ながら、荻原投手、木村投手のエースは登板がありませんでした。

愛院大は原崎匠人投手(静岡)が先発。2年前に甲子園に出場した投手です。序盤にコントロールは安定しませんでしたが中盤からは安定した投球で中部大を完封。2年生ながら1年生の時から投げているので落ち着いています。

中部大は前田淳和投手(愛知商)が先発。7回まで何とか抑えていましたが8回に2本のタイムリーを打たれました。

試合は6対0で愛院大が勝利。愛院大は連覇には絶対に負けられない試合で踏ん張りました。

私はその後、トヨタ自動車の居残り練習を見て帰宅しました。


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■GW2日目 2013.4.29

GW2日目

この日は中等部の練習でした。

愛知県の高校野球は準々決勝、小牧球場と岡崎球場に観戦に行っている知人から何度か連絡がありました。

結果を見ると予想とは逆の結果が多かったと思われますが、愛工大名電は何度もチャンスがありながら得点できなかった。中京大中京はやや緩い球に対応出来なかったというような話でした。

どこも連戦なので夏を見据えて2、3番手の投手が投げますが、課題が残ったということでしょう。岐阜では1年生投手や2年生投手の2、3番手投手も頑張っているので愛知も負けずに、いい投手が出てきてほしいものです。

ところで、今日は久々に2会場で大学野球を観戦します。注目の投手も登板すると思うので楽しみです。


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■GW1日目 2013.4.28

GW1日目

熱田球場で豊川対東邦の試合を観戦。

東邦は頬の骨折で火曜日に手術をした三倉投手がぶっつけ本番で登板、やはり無理があったでしょうか、序盤はかなり荒れていました。

ただ中盤は力みがなくなり本来のピッチングだったように思います。延長で10回まで投げましたが終盤は練習不足でスタミナ切れ。継投しなかったのが不思議でした。最後は2アウト1、2塁から1塁へ牽制1塁手との間合いが上手くいかず後逸しサヨナラ。大きなリスクを掛けたプレーでした。

一方、豊川はエース森口投手は温存し10番の2年生、田中空良投手が先発。愛知西シニア出身で森口投手のフォームに似てグラブを残し肩の開きを抑えた投げ方です。スピードはまずまずでしたが、やや荷が重かったのか四球もあり3失点でした。

豊川2番手は2年生、豊川フェニックス出身の阿部竜也投手。緩い球でうまくタイミングを外します。ただ長いイニングだと球威不足の感はありますが、リリーフでは使えそうです。

最後は森口投手が登板しましたが、こちらも三倉投手同様にあまりいいピッチングではありませんでした。情報によると肩を痛めているとのこと。

三倉投手、森口投手そして石田投手と主役になる投手が夏には万全の状態で仕上げてもらいたいですね。

また、岐阜は準決勝。県岐阜商の藤田投手が完投し市岐阜商に4対3で勝利。大垣日大も益田清風に3対1で勝利しています。

続いて三重県は準々決勝で菰野がいなべ総合に8対10で敗れました。山中投手と岡投手が完投し20安打と16安打を打たれています。菰野は内田投手は故障のようですが浦嶌投手の登板がないのが残念です。

静岡県は1回戦で飛龍が静岡商に4対3で勝利。國松投手は途中から登板し延長で敗れています。他には聖隷クリストファーは島田商に勝利しています。

高校野球は春季大会で盛り上がっていますが、うちの中等部から高校に進んだ1年生のうち早くも2名の投手が練習試合で登板しているとのこと。3月まで中等部で練習していたので良かったと思います。


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■石山泰稚投手 2013.4.27

昨日、プロ野球の巨人対ヤクルト戦でヤクルトドラフト1位の石山泰稚投手が登板し1イニング無失点ました。

また、ここまで5回登板で5イニングと毎試合ほぼ1回登板で現在1失点で頑張っています。

石山泰稚投手は金足農から東北福祉大を経てヤマハに入社、東海地区ではトヨタ自動車の上杉投手、高橋朋己投手(西濃運輸−西武4位指名)と共に社会人2年目のドラフト上位候補として注目されドラフト候補になりました。

ただ、ドラフト1位指名には驚きました。私の中では伸びのあるストレートと変化球の緩急がいい投手というぐらいでした。

昨年の都市対抗予選時点では上杉投手、高橋朋己投手の評判が良くリードしていましたが、両投手共に夏にケガもあり、その間に石山泰稚投手の評判が良くなってきました。

なぜドラフト1位に驚いたかというとスピードがMAX147キロとスピードガンでは出ないことでした。

昨年のドラフト1位の順で並べてみると以下のようになります。

大谷翔平(花巻東)160キロ
菅野智之(東海大)157キロ
福谷浩司(慶大) 155キロ
藤浪 晋太郎(大阪桐蔭) 153キロ
増田達至(NTT西日本) 152キロ
東浜巨(亜大) 152キロ
松永 昂大(大阪ガス) 151キロ
森 雄大(東福岡) 148キロ
松葉 貴大(大阪体育大) 149キロ
石山 泰稚(ヤマハ) 147キロ

更にドラフト2位以下で148キロを超える投手は18名もいて、147キロというのは今の時代ドラフト指名では遅い部類となります。ましてや右の本格派投手なのでもう少しスピードがほしいと思っていました。ちなみに上杉投手もMAXは150キロです。

しかし、昨日の投球を見るとストレートの伸びが抜群でした。緩い変化球もさえて巨人打線を翻弄していました。大学時代も2勝の投手を1位で指名、プロのスカウトの目は間違っていませんね。


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■都市対抗野球東海大会組み合わせ 2013.4.26

都市対抗野球東海大会の組み合わせが決まりました。今年は予選リーグ戦がなく、いきなりトーナメント。

トヨタ自動車は1回戦が静岡大会優勝のJR東海、この試合に負けると第4代表のトーナメントに回る厳しい戦いとなります。何とか初戦に勝利してもらいたいと思います。

また、高校野球は夏から準々決勝を1日で行い、1日空け休養日とし翌日準決勝を行うことになりました。これで投手の3連投はなくなります。安楽投手の連投の件もあり高野連が出した良い答えだと思います。

ところで、明日からいよいよGWです。

私は5月5日までの9日間が休みですが、今のところ予定は以下です。

27日(土)AM:愛知県高校野球3回戦観戦、PM:少年野球の練習
28日(日)AM:ネットワーク工事立ち合い、PM:中等部の練習(13:00〜21:00)
29日(月)三重県高校野球3位決定戦・決勝戦観戦又は愛知大学野球春季リーグ戦観戦
30日(火)PM:社会人野球オープン戦観戦(13:00〜)、ナゴヤドームでプロ野球観戦(18:00〜)
 1日(水)PM:社会人野球オープン戦観戦 野球関係食事会(18:00〜)
 2日(木)夕方:高校野球の練習を見る
 3日(金)四国帰省(法事)
 4日(土)四国帰省(法事) 帰宅後:少年野球の練習
 5日(日)AM:高校野球練習試合観戦 PM:少年野球又は中等部の練習

GWは本当に野球で楽しめます。


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■高校野球地区大会 2013.4.25

高校野球の地区大会は全国で行われていますが、九州地区の準々決勝で先日、文徳の本田建都投手が宮崎日大相手に完全試合を達成しました。

この試合、プロのスカウトも宮崎日大の注目左腕、甲斐翼投手を目当てに球場に行ったとのこと。しかし、甲斐翼投手の登板はなく1番外野手で出場。奇しくも相手投手の本田建都投手に完全試合を屈したようです。

また、四国は香川県が尽誠学園が優勝。母校も1回戦で香川西を破るなど健闘しましたが3回戦で敗退しています。高知県は高知商が優勝しましたが、甲子園帰りの高知との1位代表決定戦で高知が勝利しています。徳島県は生光学園が優勝しています。

それぞれ、地区大会も盛り上がっていますね。


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■四日市霞ヶ浦球場 2013.4.24

高校野球春季東海地区大会は5月24日から主として四日市霞ヶ浦球場で行われます。

東海大会といえば、長良川球場や草薙球場は今まで何度も行きましたが、四日市霞ヶ浦球場は何故か行ったことがありません。

この四日市霞ヶ浦球場は地図で見ると伊勢湾岸道路、みえ川越インターで下り、23号線を7キロ程度走れば到着。自宅からだと1時間程度で行けそうで、長良川球場や草薙球場に比べ近く浜松球場よりも早くいけそうです。

また、駐車場もたっぷりありそうで、三重県の高校野球使用球場の中では最も新しく、どの席からもゲームは見やすいとのこと。

GWの29日は唯一、東海地区では試合があり三重県の決勝と3位決定戦が行われます。今から楽しみにしています。


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■愛知大が愛院大に勝ち点 2013.4.23

愛知大学野球春季リーグ戦は、愛知大が愛院大に連勝し勝ち点を挙げました。

愛知大は、これで4連勝で中部大と並び首位、昨日完封した水越太一投手と第1戦に森貴之投手は2試合づつ投げて自責点は共に1点と安定した投球です。

第4週は中部大と愛院大と対戦、第5週は中部大と愛知大が対戦します。GWは盛り上がりそうです。

また、全日本大学野球選手権は1回戦で近畿学生連盟と6月11日に対戦します。対戦相手は奈良産業大学、神戸大学あたりでしょうか。

話は変わりますが、日曜日にうちの少年野球の試合があり岡崎市の決勝戦ですが、4対0で勝利し優勝しました。

3、4年生で2年間教えてきた投手も6年生となり、今は学年が違う為に教える機会は減りましたが見事完封してくれました。まだまだ、過去の投手と比べるとスピードは物足りない部分はありますが、この日は落ち着いた投球で2塁を踏ませない内容でした。


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■大府対愛工大名電 2013.4.21

愛知県高校野球春季大会2回戦を観戦しました。

場所は阿久比球場、大府対愛工大名電の試合でした。

ちょうど10時の試合開始に間に合いましたが狭い内野席に両校の応援団がびっしりでした。

先発は、愛工大名電が松本憲明投手。かなり長身、コントロールはややアバウトですが、スピードのある投手で将来性を感じました。

また、センターの友澤選手(岡崎JSクラブ−六ツ美北中)もセンターで出場。

友澤選手は少年野球時代で見た選手では最も足が速い選手でした。現在50mが5.9秒とのこと。少年野球の時もスルスルっと塁間を走っていましたね。兄はイチロー杯準優勝投手でお父さんも監督。私の教えた学年でもありいい勝負をさせてもらいました。

愛工大名電は西三河地区の軟式の中学からもよく選手を向かい入れてくれるので有難く思います。友澤選手もその象徴の選手でしょう。立派にレギュラーとして頑張っているので、これからも応援しています。


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■東海地区高校野球 2013.4.19

東海地区の高校野球は春季大会の時期となっていますが、愛知県が最も早くスタート、今週末にはベスト8が決まり夏のシードが決まります。

続いて、岐阜県は1回戦が終了し出場校が少ない為、今週末には2回戦と準々決勝が行われます。

三重県は、今週末が1、2回戦。また、静岡県が最も遅く22日に抽選会が行われ4月27日が開幕となります。

愛知県、岐阜県は今週末が正念場となります。天気が下り坂なのでどうなるでしょうか。

それから、東海大会は三重県の四日市霞ヶ浦球場と松阪球場で5月24〜26日で行われます。東海大会もどこかで観戦に行きたいと思います。


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■愛知大学野球春季リーグ戦 2013.4.18

愛知大学野球春季リーグ戦は第2週が終了し中部大が勝ち点2としています。

注目の中部大と愛院大のカードは4月27日からとなります。愛院大に勝ち点を挙げられれば優勝の可能性が高くなるので注目しています。

それから各校の主戦級投手は、萩原大起(愛院大)、木村洸介(中部大)、森田将行(名城大)、平井克典(愛産大)、吉岡知晃(名商大)、森貴之(愛知大)等となります。

2部の七原優介(名大)も含めてGWで機会があれば見に行きたいと思います。


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■日本選手権対象大会 2013.4.17

先週から同時期に始まった社会人野球の日本選手権対象大会は3つと過去最大となりました。

まず、長野大会は予選でトヨタ自動車を破った新日鐵住金かずさマジックが優勝。準優勝は東京ガスで石川歩投手(中部大)が準決勝の完封を含み2試合先発し無失点で敢闘賞を受賞。いよいよプロ入りか注目です。

続いて、日立市長杯争奪野球大会は三菱重工神戸が優勝。守安玲緒投手がMVPを獲得しました。守安玲緒投手は愛知県の菊華高出身ですね。

また、岡山大会はJR東日本が優勝。JR東日本は先週の四国大会に続き優勝。ダントツに強さを誇っています。注目の吉田一将投手は四国大会でMVP、岡山大会では決勝で先発しただけで、ほぼ温存でした。代りに阿知羅投手(大垣日大)らが先発しています。

日本選手権対象大会は半分が終わり、残りは京都大会、ベーブルース杯争奪大会、九州大会、東北大会、北海道大会となります。

トヨタ自動車も5月7日から始まる九州大会に出場します。是非、予選を突破し優勝することを願っています。


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■左投手 2013.4.16

2日前の日曜日ですが、午後は中等部の新1年生の練習でした。

体験者は18名で、ほぼ全員が入部することになりました。

投手は5名。その中で左投手が3名と多いのが特徴です。

アップ、キャッチボール、守備練習後にシートバッティングを行い、投手5名が投球しました。

少年野球とは違いボールが大きくなり2m程度距離が長くるので、慣れるまでは少年野球時代にスピードがあるよりコントロールがいい投手が、まずは実戦向きとなります。

交代で投げ終わった時に、何名かにピッチングフォームの指導をしました。ピッチングフォームが良くならなければコントロールは良くなりません。まずは、理にかなったピッチングフォームを身に付けてもらいたいと思います。

その後、盗塁&牽制の練習を行いました。左投手は1塁への牽制で有利ですが、まだその有利さが分かっていないのでやり方を教えました。2塁への牽制はサインを徹底、ある程度細かな指導も出来ました。

中等部の1年生は、大会に向け5月3日から練習試合を行う予定にしています。体が大きい投手が多くスピードもあるので楽しみにしています。私も色々試合を観戦し投手を見る機会も多く、勉強も出来るので指導に活かしていきます。

話は変わりますが、土曜日に熱田球場に行った帰りに、隣のグラウンドで名古屋ドジャース中等部が練習をしていました。

私の知り合いのコーチの方も元気にキャッチャーをやっていました。

このコーチの方は美濃加茂出身で東海大会で優勝した岐阜のメントーズの白木さんとも知り合いで、以前に帝京大可児に進んだ渡邊投手などの話をしました。

この練習合間にも、すばらく話をする機会もありました。私も、中等部により一層力を入れていきたいと思います。


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■豊川、東邦が順当勝ち 2013.4.15

昨日、午前中に豊田球場に高校野球の観戦に行きました。

1試合目、豊川対愛知黎明は初回に愛知黎明が1点を先制したものの、その裏、豊川がセンター前2点タイムリーで逆転、その後も豊川が優位に試合を進めながらもやや拙攻もあり得点出来ず、そのまま2対1で勝利しました。

豊川、森口投手は前半に球が浮きながらも修正し完投。最後は力が入った投球でした。

一方、愛知黎明の大久保投手は前日も延長10回投げて、この日も完投。力が抜けてカーブ、スライダーとストレートも効果的に決まり豊川を苦しめました。

また、豊川は4番に吉田選手が入り、初回に内野安打で出塁し逆転のチャンスを作りました。吉田選手の父は私の後輩で、昨年秋は下位打線を打っていましたが予選から4番に座っているようです。今後の活躍も期待しています。

2試合目、豊田西対国府の試合は、昨年の愛知県選抜メンバーでエースを務めた国府の川久保投手に注目していましたが、登板したのは背番号1でアンダーハンドの村瀬投手。

村瀬投手は小柄ながらコントロール良く、カーブ、フォーク、チャンジアップなど多彩。身長は160センチ台ながらもフォームもダイナミックでいい投手でした。これだけ体を使って安定しているのは高校生では珍しく夏も楽しみな投手です。


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■東邦対菊華 2013.4.14

昨日、午前中に少年野球の試合を行いました。

4年生以下の試合で選手は初めての試合が公式戦でしたが、負けたものの投手も頑張って実力差以上の接戦でサヨナラ負けで1対2というスコアでした。私も少年野球の采配は1年振りとなりますが、最後の最後に集中させればと反省しました。

午後からは高速で熱田球場に行き東邦対菊華の試合を見ました。到着が遅れたものの1試合目の時間が掛かったようで1回から見ることが出来ました。

試合は、東邦が左腕アンダーの高松投手、菊華は左腕オーバーハンドの住田投手。

住田投手(下写真)は身長もあり、ストレートは130キロ程度ながらカーブ、スライダーを駆使してコントロール良くなかなかの好投手でした。

また、2点タイムリーを放ったファーストの島岡選手や捕手、サードあたり能力の高い選手が揃っています。

一方、東邦は2番手が東投手、今まで怪我もあり初めて見る投手ですが上体が柔らかく腕が遅れてきます。将来性を感じるいい投手でした。

試合は、接戦で8回2アウトからレフト戦にタイムリーが出て東邦が同点に追いつき、9回2アウト1、2塁となったところで、登板予定のなかった三倉投手が登板。三倉投手は中学時代のスリークォーターに戻し、スピードがアップしコントロールの不安も解消されたようでした。

三倉投手はこのピンチを凌ぎ、9回裏先頭打者でバックスクリーンにホームラン性の当たり、これをセンターがファインプレー。

しかし、続く関根選手が同じくセンター後方やや右中間寄りに大きな当たり、これがサヨナラホームランとなり、4対3で東邦が勝利しました。

この試合なかなかの好ゲームでした。左打者が多く、いい当たりも正面をつき住田投手の球を捕えきれなかった東邦でしたが終盤しぶとく逆転。今日も試合のある東邦は、三倉投手、石田投手を今日も温存したいところ中部大第一相手に打線爆発なるかがポイントでしょう。


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■高校野球春季愛知県大会 2013.4.12

明日から始まる高校野球春季愛知県大会ですが、弥富が愛知黎明に校名が変わり、少し前から噂のあった御津高が新たに加わりました。

私も春季大会はどこかで観戦に行きたいと思います。

また、社会人野球は日立市長杯が始まり、西濃運輸が鷺宮製作所と対戦、佐伯投手が鷺宮製作所を見事完封しました。また、王子は三菱重工横浜と対戦、王子は山本投手が先発、1対1で同点のままサドンデスまで投げましたが3対1で三菱重工横浜が勝利しています。

今日からは長野大会が始まりトヨタ自動車も出場しますが、私は土日は少年野球と中等部、平日も休みが取れず残念ながら今回は観戦出来ません。是非、予選リーグを突破してもらいたいと思います。


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■中部大が勝ち点 2013.4.11

火曜日の愛知大学野球リーグ戦ですが、中部大が名城大に勝利し勝ち点を挙げました。

中部大が開幕カードで勝ち点を挙げるのは久々ではないでしょうか。

先発、木村洸介投手が好投しながらも最終回に3点を奪われ1点差に追い上げられましたが完投しました。

木村投手は第1戦にも先発し1失点完投、0対1で負けたものの復活してきた印象でした。

また、木村投手を最初に見たのは1年生の時でした。木村投手は佐土原(さどわら)出身ということで、金丸将也投手(佐土原−中部大−東海理化−現広島)の後輩になり同じ左腕で140キロを越えるということで注目されました。

その後、先輩の田村投手、平塚投手らと頑張ってきましたが、その2人が抜け最終学年となり今年はフル回転が期待されます。

ところで、佐土原は宮崎県の宮崎市の北にあり、2月に宮崎に行った時に佐土原駅でも停車しました。海沿いでのどかな町ですが2004年に金丸将也投手の時に唯一甲子園に出場しています。

中部大は若林投手も富山の滑川、地方にも監督が出向きスカウトしている大学ですね。


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■高校野球春季愛知県大会 2013.4.10

高校野球春季愛知県大会の組み合わせが決まりました。

注目は、3回戦で当たる豊川対東邦、秋の東海大会出場校のどちらかがシードを失うことになるだけに力が入りますね。

今日の中日スポーツには三倉投手が紹介されていました。フォームを変えスリークォーターにしたとか。私も機会があれば観戦に行きたいと思います。

ところで、社会人野球静岡大会はJR東海が優勝し日本選手権出場の切符を手にしました。MVPは東京スポニチ大会で優勝したホンダを予選リーグで完封し、準決勝も勝利投手となった秋葉投手。また、敢闘賞は準決勝でNTT東日本を完封し、決勝でも最後に投げた今年のドラフト候補である東明大貴投手(富士重工)でした。

また、四国大会はJR東日本が優勝。この大会のMVPもドラフト候補である吉田一将投手が受賞していますね。各チームの顔となる投手が頑張っていますね。


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■愛知大学野球リーグ戦 2013.4.9

愛知大学野球リーグ戦が2試合行われ愛院大と中部大が勝利しました。

まず、愛院大対愛産大は愛院大の萩原投手が愛産大を2安打に抑え2試合連続の完封勝ちで勝ち点を奪いました。萩原投手は肘を痛めているようですが大事にしてほしいですね。

続いて中部大対名城大はリーグ戦初先発の中部大2年の若林投手が完投し5対3で勝利。1勝1敗で今日、第3戦が行われます。

ところで、この若林投手は富山の滑川(なめりかわ)高の出身。中部大で滑川高出身と言えば東京ガスで3年目を迎える石川歩投手の後輩となります。

石川投手は今年のスポニチ大会で、ホンダ熊本相手に8回途中無四球2失点、140キロ後半をマークしたようで、プロへの道は今年が正念場。頑張ってほしいと思います。


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■静岡大会 2013.4.8

社会人野球の静岡大会はリーグ戦の3日目が終了し各ブロックで勝ち上がりそうなチームが分かってきました。

各ブロック共に、残り1日となりましたが、2勝しているチームはNTT東日本、東芝、富士重工業、JR東海で準決勝進出が濃厚となりました。特に東芝は第2戦も最終回に2点を奪い同点に追いつき延長サドンデスで勝利しています。

また、トヨタ自動車は日本新薬と対戦し祖父江投手、竹内投手、岩崎投手のリレーで4対0で完封勝ち。日本新薬は榎田投手(阪神の榎田投手の弟)が先発しましたが初回に2点を奪われていますね。

それから、同時期に行われている四国大会はJR東日本、JFE東日本、JR九州、日本生命など強豪が出場していますが、JFE東日本、JR九州が2敗で予選敗退は予想外でした。

これから都市対抗予選まで1ヶ月余りとなり、トヨタ自動車も今週末には長野大会に出場。私もどこかで応援に行きたいと思いますが徐々にペースを上げてもらいたいと思います。


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■愛知大学野球秋季リーグ戦開幕 2013.4.7

愛知大学野球秋季リーグ戦が開幕しました。

開幕戦は愛院大と愛産大の対戦でしたが、愛院大のエース萩原投手が6安打を打たれながらも完封勝利。

萩原投手は愛知大学野球リーグでも数少ないドラフト候補。先輩の浦野投手はドラフト上位候補でグランドスラムにも大きく取り上げられていました。今後の動向にも注目です。

ところで、昨日は午後から雨でしたが、午前中に少年野球の試合を観戦しました。その中で、あるチームの投手は2年前から知っていましたが、今まであまり登板がなく6年生になってようやく投げました。身長も高く手足も長くピッチングフォームもスムーズで将来性のある投手です。これからも注目しています。


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■トヨタ自動車対NTT東日本 2013.4.6

社会人野球の静岡大会を浜松球場で観戦しました。

1試合目、東芝対バイタルネットは接戦。1点を争う試合でしたが4対3で東芝が勝利しました。バイタルネット3年目河田投手がいい投球でした。

2試合目、トヨタ自動車対NTT東日本。

トヨタ自動車先発は佐竹投手。佐竹投手は序盤から素晴らしいピッチングでした。二葉捕手の構えたミットがほとんど動かないコントロールで三振も多く6回までほぼ完璧。7回先頭を追い込んでからヒットを打たれるも次のバント処理を素早く2塁フォースアウト。そのご盗塁が微妙な判定でセーフとなり、四球、レフトフライで2アウト1、2塁となったものの、成田選手に高めに入ったストレートを前進守備の逆をつくライトオーバーのタイムリーを打たれ2点を先制されました。佐竹投手は8回もマウンドに上がりましたが、この日2番に入った日本代表やベストナインも受賞しているベテランの北道選手にタイムリースリーベースを打たれ3失点でした。ただ8回途中5安打で内容も良く素晴らしい投球でした。また、北道選手には第1打席からかなり意識していましたね。いい勝負でした。

また、打つ方は2回に2アウトランナー2塁から亀谷選手がレフト前ヒット。2アウトなので思い切って突っ込ませましたが、間一髪本塁アウト。亀谷選手はこの日3安打。しかし、チャンスはありながら、最後はいい当たりも正面をつく場面もあり結局無得点でした。試合は3対0でNTT東日本が勝利し、決勝トーナメントに大きく近づきました。

チャンスに坂田選手のいい当たりも正面をつく。

一方、NTT東日本は新人の西投手(日本福祉大)が先発し6回無失点。力強いストレートが印象的でした。愛知大学野球の二部にこんないい投手がいたとはと思わせるピッチングでした。


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■社会人野球の静岡大会が始まる 2013.4.5

社会人野球の日本選手権対象大会である静岡大会が始まりました。

昨年優勝のトヨタ自動車は東海地区春季大会優勝の新日鐵住金東海REXと対戦。新人の竹内投手が先発し接戦ながら、最後は佐竹投手が締め5対4で勝利しました。

他、NTT東日本、ヤマハ、東海理化、富士重工業、JR東海が勝利しています。

また、今日はトヨタ自動車とNTT東日本が対戦。勝った方がAブロックで勝ち抜く可能性が高く、トヨタ自動車としては昨年の都市対抗2回戦でNTT東日本に負けているだけに何とか勝ちところです。

そういえば、昨年の都市対抗でNTT東日本で先発したのは昨日の巨人戦に先発した井納投手。トヨタ自動車相手に8回5安打2失点で勝利投手となり一躍ドラフト候補となり横浜DeNAベイスターズに入団しました。

今日は、東芝も登場する浜松球場。私も休みを取り応援に行ってきます。


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■浦和学院が優勝 2013.4.4

センバツ決勝、浦和学院が済美を17対1の大差で破り優勝しました。

浦和学院は自慢の打線が爆発18安打の猛攻、小島投手も完投し大差での勝利でした。済美の安楽投手は疲れもありスピードはストレートでも130キロ台に落ち、投手戦に持ち込めなかったのが残念でしょう。しかし、ここまでよく投げました。

また、優勝投手となった小島投手は5試合で42回を投げ3失点と安定感抜群でした。この小島投手は愛知県弥富市出身とのこと。中学は埼玉の行田シニアなので小さい頃に埼玉に行っていたと思います。この小島投手、安楽投手を含めたセンバツで活躍した選手が昨日、8月に行われる世界選手権の日本代表メンバーの一次候補に選ばれました。

ところで、昨日は社会人野球グランドスラムの発売日でした。いつも注目している表紙には右の写真のように、昨年活躍したJX−ENEOSの大城投手(都市対抗橋戸賞、日本選手権MVP)と一年目で大活躍のJR東日本の吉田投手でした。

今回の内容では同じチームでライバルとして頑張っている2人ということで何チームかの選手2人が紹介されています。これからじっくり読みたいと思います。


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■浦和学院と済美が勝利 2013.4.3

センバツ準決勝、浦和学院と済美が勝利、決勝に駒を進めました。

1試合目、浦和学院対敦賀気比は、1回にチャンスがありながらも無得点に終わった敦賀気比に対し4番高田選手に2ランホームランが出た浦和学院が優位に試合を進め5回にも4安打を集中し3点を奪い、5対1で勝利。2年生小島投手が3年生岸本投手に投げ勝った試合でもありました。

2試合目、済美対高知は接戦となり、7回に高知が和田恋選手のホームランで同点に追いつきましたが、何かある8回には済美の山下選手がホームランでお返し3対2で済美が勝利、安楽投手は134球でこの日も完投でした。

これで、決勝は浦和学院対済美。小島投手と安楽投手の2年生対決は柔と剛のイメージがありますが、共に優秀な投手。出来れば雨で順延を期待しますが、天気予報は回復模様、お互い潰れないことを願います。


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■高知と済美が勝利 2013.4.2

センバツ11日目、準々決勝で高知と済美が勝利しました。

高知は仙台育英と対戦。仙台育英やや有利と思われましたが酒井投手と坂本投手の継投がズバリとハマり仙台育英に勝利しました。

また、済美は県岐阜商と対戦。8回裏に4点を奪い逆転し勝利。県岐阜商は藤田投手からのリレーが思うようにいかず、四球やミスで流れが変わりました。済美は安楽投手が138球で完投、上田選手も逆転タイムリーと活躍しました。やはり8回は何かあるのかと思わせる試合でもありました。

これで、準決勝は高知と済美の四国対決。久々に決勝に四国が行くことは四国出身の私も嬉しく思います。継投の高知がやや有利かと思いますが、今年は混戦なのでどうなるか予想が出来ませんね。


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■敦賀気比と浦和学院が勝利 2013.4.1

センバツ10日目、準々決勝で敦賀気比と浦和学院が勝利しました。

敦賀気比と浦和学院は共に打線が活発、長打攻勢で大差で勝利しました。敦賀気比の岸本投手も少し休めたので1日休んで万全で投げられると思います。ただアウトステップするのが連戦になれば気になるところですが球に勢いがありますね。浦和学院の小島投手も7回を無失点、2年生ながらいい投手です。

ところで、プロ野球が開幕しましたが嬉しいことにロッテの服部投手が6年目にして初勝利を挙げました。

トヨタ自動車の日本選手権初優勝に貢献し2008年にドラフト1位でプロ入りしましたが、その後1軍での登板機会が少なく気にしていましたが、金曜日の開幕戦で8番手ながらリリーフ登板しての初勝利でした。服部投手は土曜日も3番手で登板し勝利に貢献しています。

また、同じくトヨタ自動車からプロ入りした中日吉見投手、オリックス金子投手も開幕戦で先発、共にいいピッチングでしたが援護なく全ての運が服部投手に向いた開幕日でしたね。


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■仙台育英が早稲田に勝利 2013.3.30

センバツ8日目、仙台育英が早稲田に勝利しベスト8入りしました。

仙台育英は7回まで早稲田の二山投手に2安打に抑えられていましたが、8回に3安打で逆転し4対1で勝利しました。神宮大会優勝の仙台育英の底力を見せた試合でもありました。

ところで、今大会は終盤に得点するケースが多く特に8回の得点が目立っています。この日も3試合で8回の得点は9点。

また、今までの試合を調べてみると合計得点が178点、その内8回の得点は37点で全体の21%を占めます。8回に得点が多い大会にもなっていますね。


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■大阪桐蔭が3連覇に向け発進 2013.3.29

センバツ7日目、大阪桐蔭が遠軽に勝利し3連覇に向け発進しました。

大阪桐蔭は4番近田選手が骨折で登録を外れましたが遠軽に11対1で勝利、プロ注目の森選手は4安打、加えて6死球の珍しいこともありました。

また、この日で全出場校の試合が行われましたが注目投手のプロの評価が出ていました。

安楽智大(済美) 特A
乾陽平(報徳学園) A
浦嶌颯太(菰 野) B
岸本淳希(敦賀気比) B
立田将太(大和広陵) B
松本裕樹(盛岡大付) C
坂東湧梧(鳴 門) C
大竹耕太郎(済々黌) C

安楽投手は筋力の強さと柔らかさを備え肩の可動域の広さが剛速球に繋がっているとの好評価でした。

これからの安楽投手の投球も更に興味深くなりました。


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■常葉菊川が報徳学園に勝利 2013.3.28

センバツ6日目、常葉菊川が報徳学園に勝利しました。

報徳学園は注目の乾投手が常葉菊川を4安打に抑えながら8回に3点を奪われ3対4で敗退。常葉菊川は昨年秋同様にしぶとい攻撃で接戦をものにしました。

また、県岐阜商は花咲徳栄に8対3で勝利し藤田投手も完投しました。

それから、火曜日に行われた済美対広陵の試合で、済美の上田恭裕選手が1番センターで出場しヒットも放ちました。前にも書きましたが上田恭裕選手は少年野球の岡崎南さん出身。少年野球時代に対戦した選手なので今後も頑張ってもらいたいですね。

それと、広陵の5番レフトの市岡龍宜選手は私の高校の後輩の息子です。後輩も甲子園に出場しベスト8に進出した選手でしたが親子で甲子園出場は凄いと思います。後輩はやや小柄なショートでしたが、息子は185センチと立派な体。最終回にはヒットを放ち同点に追いつくチャンスを作りました。後輩からも年末に連絡がありましたが、夏も頑張って甲子園に出場してもらいたいと思います。


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■済美が広陵に勝利 2013.3.27

センバツ5日目、済美が広陵に勝利しました。

済美は注目の安楽投手が序盤から飛ばし152キロをマークするなど力投、完封寸前の9回に3連打などで3点を奪われ同点に追いつかれ、延長も危ない場面がありましたが延長13回232球の力投で何とかサヨナラ勝ちしました。

また、この日もう一人の注目の大竹耕太郎投手(済々黌)は、完封数bPの実力をみせ常総学院に9安打を打たれながらも要所を抑え完封しました。

3回戦は済美と済々黌が対戦、安楽投手と大竹投手の投げ合いが楽しみです。


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■高知が関西に勝利 2013.3.26

センバツ4日目、高知が関西に勝利しました。

高知が関西の試合は投手戦となり、6回までお互い無得点でしたが7、8回に5点を奪った高知が優勝候補の関西に勝利しました。酒井投手→坂本投手の継投も光りましたね。

ところで、日曜日に中等部の3年生親子と最後の食事会を行いました。

選手達は高校も決まりましたが、殆どの選手が高校でも野球を続けてくれます。この3年生は少年野球から続けて指導している選手も多く、少年野球時代13名だった選手もおそらく1〜2名を除く大半の選手が高校でも野球を続けます。少年野球を経験した選手で高校でも野球を続ける選手は5割あればいい方でしょう。そういう面でも本当に嬉しく思います。

私は常に高校までは野球を続けてほしいとの思いで教えています。少年野球の指導では試合に一喜一憂するのではなく、長い目で見て選手の成長を考えなければけません。また、野球を楽しいスポーツだと思わせることも必要でしょう。少年野球、中等部、そして高校野球への繋げていくにはどうしたら良いか考え指導することが大事です。

その中でもケガを防止することは大事な指導ポイントです。成長期の選手に負荷を掛け過ぎてはいけません。私は、投げ過ぎには特に注意しています。卒団生も肩、肘を壊した選手がいないので良かったと思います。しかし、昨年秋にある内野の選手を外野に起用して大怪我を負わせてしまいました。その選手は高校で野球を断念し陸上に転向します。大怪我がなければ野球を続けたでしょう。それは私の責任でもあり大変申し訳なく思います。

昨日、あるスポーツ店に行きましたが私が最初に教えた選手がアルバイトをしていました。今年、大学4年生になりますが、そういえば最初に教えた卒団生も大半が高校で野球を続けてくれたのを思い出しました。これから高校野球へと旅立つ選手をこれからは応援する立場となります。是非、高校で花を咲かせてもらいたいと思います。


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■菰野が初戦敗退 2013.3.25

センバツ3日目、菰野が初戦敗退しました。

菰野は優勝候補にも挙げられている北照と対戦。先発の山中投手が低目の変化球も見切られて本来の投球ではなかったと思いますが、もう少しスピードがほしいですね。

打つ方はやや左に弱い打線で8安打しチャンスもありながらタイムリーが出ずに、北照の打線の良さが目立っていました。特に3番の吉田選手の打撃は見事でした。

また、菰野は浦嶌投手が9回に登板、最初から1回限定だったと思いますが、145キロをマークし今後に期待出来そうでした。楽しみにしています。


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■聖光学院が快勝 2013.3.24

センバツ2日目、聖光学院が快勝しました。

聖光学院は注目の4番園部選手が3安打、石井成投手も3安打完封でした。石井成投手は2年生ながらなかなかのキレのある好投手でした。昨年秋の予選でもノーヒットノーランを達成するなど注目されていましたが、今後に期待です。

ところで、私は昨日社会人野球の東海地区春季大会を観戦。

2試合目、トヨタ自動車対東海理化戦。

東海理化は高卒2年目の山本健太郎投手(星城)でした。高校時代1度見たことのある投手でしたが、スピードはアップしていましたね。変化球もスライダー、落ちる球もあります。ただ、トヨタ自動車打線につかまり5回8安打4失点でした。体ももう少し大きくするといいでしょう。

一方、トヨタ自動車は川尻投手が好投。

打線も福田選手が4安打3打点。

秦選手も3安打1打点。

私は7対1でトヨタ自動車が終盤リードしていた場面で、中等部の練習に行きました。その後大逆転があったようで野球は分からないものですね。

中等部では3年生が最後の全体練習。私が少年野球から6年間教えた投手も卒団しました。

この3年生達は中等部で県大会準優勝、東海大会出場など頑張ってくれました。皆んな体も大きく高校での活躍を期待しています。


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■常葉菊川が勝利 2013.3.23

センバツ高校野球が開幕、常葉菊川が勝利しました。

常葉菊川は不調だった打線が復活し、14安打で9点を奪い勝利しました。ある程度の失点は覚悟しなければいけないので打線の復活は2回戦も期待できるのではないでしょうか。

それから、沖縄尚学対敦賀気比は、敦賀気比のエース岸本淳希投手が踏ん張り優勝候補にも挙げられている沖縄尚学を2点に抑え11対2で快勝。岸本淳希投手はMAX145キロ、スタミナもある投手で、秋の防御率も0.90と今大会bQと安定感もある投手です。体も投手に適していて将来性がありますね。この日は10安打を打たれましたが踏ん張りました。


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■甲子園開幕 2013.3.22

センバツ高校野球は今日開幕。

初日の今日は常葉菊川が登場しますが、練習試合で全く打てていないのが気がかりでしょう。左打者にいい打者が多く1回戦を突破したいところ。

また、菰野のユニホームが変わりました。この春限定のようですが縦じまにアルファベットでKOMONOとはかなりイメージが変わりました。

選手宣誓の鳴門の宣言文も感動的なものです。センバツ高校野球は楽しみが多いですね。


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■東海地区センバツ出場投手 2013.3.20

センバツ高校野球は間もなく始まりますが、東海地区から3校出場するエースを紹介します。

藤田凌司(県岐阜商)
左オーバーハンド投手。身長は172センチと大きくありませんがマウンドでは意外と大きく見える投手です。下半身が出来ていてしっかりとした体つきです。ストレートは140キロ近くズバッと来ます。コントロールはややアバウトですがスライダー、スローカーブと上手く使い分けます。頭脳的なピッチングも出来ます。昨年夏にも甲子園に出場し新潟明訓戦で間宮投手の後にリリーフし2イニングを投げています。その時に同校藤田明宏監督の長男でもあり有名になっています。フォームはビックリするほど愛工大名電の濱田投手にそっくりです。足の上げ方、ゆったりとして少しトルネードして、一気に投げ込みます。トルネードで体を捻るので回転が加わりストレートには力がありますが、ややコントロールがアバウトで後半スタミナ切れにも繋がるので無理のないフォームに修正するといいでしょう。

山中亨悟(菰野)
左スリークォーター投手。海星中学時代は全国中学校軟式野球大会で準優勝。海星高校に行かずに菰野に進んだ投手です。167センチと小柄ながらも下半身が太くしっかりとしています。特にリリースポイントが安定してやや腕の振りがシャープ、マウンド度胸も良く、社会人のベテラン投手が投げているようです。MAX141キロと聞いていますが、今日のストレートはMAX130キロ中盤あたりでしょうか、8分ぐらいでコントロール重視で投げます。ほとんどがキャッチャーの構えるあたりに来ます。変化球はスライダーが良く追い込むまでは右打者には外角にストライクを取り、追い込んでからはインコース低目に誘ってきます。外角のストレート、スライダーで追い込みインコースのスライダーで3球三振がかなり多くありました。ただ準決勝でバント処理の時に腰を捻り決勝の県岐阜商戦では十分な投球は出来なかったのが残念でした。

堀田竜也(常葉菊川)
右オーバーハンド投手。東海大会2回戦に続き見ましたがこの日の投球の方が良かったです。身長も180センチ近くあり、真上から投げ込みます。ストレートは135キロあたり、カーブ、スライダーのコンビネーションで制球力もまずまずです。フォームは足を上げた後つま先を前に出しタメを作ります。西武の涌井投手の足の出し方です。その後、インステップになるので少し上体を捻って投げます。インステップは修正したいです。県岐阜商相手に2失点完投でサヨナラ負けしましたが甲子園出場が決まりました。

上記は昨年秋の東海大会での観戦した感想ですが、この冬でどれだけ進化しているのか楽しみにしています。


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■センバツ高校野球 2013.3.18

センバツ高校野球は組み合わせが決まりいよいよ今週金曜日から開幕します。

組み合わせからベスト8を予想すると、聖光学院、沖縄尚学、北照、浦和学院、仙台育英、報徳学園、済美、大阪桐蔭あたりでしょうか。

注目投手は前にも書きましたが、安楽智大(済美)、立田将太(大和広陵)、乾陽平(報徳学園)、関口明大(花咲徳栄)、大竹耕太郎(済々黌)など。

安楽智大投手は昨日の甲子園練習で148キロをマークしたとか。秋に登板のなかった浦嶌颯太投手(菰野)も練習試合で投げているようで甲子園でも見てみたいですね。


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■ホンダが優勝 2013.3.15

社会人野球東京スポニチ大会は決勝戦でホンダ(埼玉)がJX-ENEOSに5対3で勝利し優勝しました。 

ホンダは予選リーグから無敗での優勝、日本選手権への出場枠も手にしました。決勝ではブラジル代表に選ばれた新人の仲尾次オスカル投手(カントリーキッズ−白鴎大)も好リリーフを見せました。

実はホンダは2月16日〜2月末まで鈴鹿や松山でキャンプを行った後、3月からはオープン戦を東京スポニチ大会直前まで行なっています。3月6日にはトヨタ自動車とのオープン戦が予定されていましたが、トヨタ自動車の選手が多くインフルエンザにかかった為、中止となりました。

ホンダといえば今年41歳となる西郷選手が有名ですが試合では2塁打を放つなど、まだまだ現役でやっていますね。


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■試合観戦スタート 2013.3.12

土曜日ですが、トヨタ自動車のオープン戦を観戦に行きました。 

相手は、中部学院でした。中部学院の先発投手は背番号18の投手で常時140キロ前後のストレートとスライダーがコントロール良く決まり安定した投手でした。

中部学院の背番号18といえば昨年鷺宮製作所に進んだ森崎高文がドラフト候補ですが、この投手もまずまずでしたね。

また、その隣では中京大中京のBチームと科技高豊田の試合を行っていました。

中京大中京の先発は澤田投手。立派な体をしています。テークバックで内側に引き過ぎないこととスムーズにトップまで上がるといいと思いました。

いよいよ、今年も試合が始まりましたね。


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■社会人野球開幕 2013.3.6

社会人野球の東京スポニチ大会の組合せが決まり、いよいよ11日から何よりも早く社会人野球の公式戦がスタートします。 

東京スポニチ大会には東海からは東海理化と東邦ガスが出場します。また、謹慎中だった大阪ガスも出場、日本選手権対象大会だけに注目しています。

続いて日本選手権対象大会は4月3日から静岡大会が行われます。

昨年優勝のトヨタ自動車も出場し4日には昨年、都市対抗で敗れたNTT東日本と対戦します。昨年優勝なので優先的に球場は浜松球場となります。私もどこかで観戦に行きます。

話は変わりますが、NAGOYA23が川又氏が中日のコーチ就任もあり、マッシモンテベースボールクラブに変更とのこと。4月13日には早くも都市対抗愛知県一次予選が始まります。

もう間もなく社会人野球がスタートしますね。


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■投手板 2013.3.5

WBCの第2戦で先発した前田健太投手ですが、調子が戻りつつあるとの評価でした。

その評価の中で体が突っ込まず、角度も出ていたとも言われています。元々体が突っ込みやすいタイプなので角度が出てきたというのは突っ込みがなくなってきたということでしょう。

ところで角度で思い出しましたが、前田健太投手は軸足を投手板の上に置いて投げる数少ない投手です。この投手板は滑りやすく殆どの投手はプレートの前に足を置き足の側面に投手板を触れておきます。しかし、軸足を投手板の上に置くと高い位置から投げられるメリットもあります。

前田健太投手は軸足を投手板の上に置く為、歯の本数を通常の9本ではなく6本歯にしています。9本だと多すぎると邪魔になってしまうようです。

また、足を上げて踏み出す時に足を半分だけ乗せ投手板に掛け投げています。

高校時代は膝が地面につきそうなフォームで軸足が上手く使えていなかった前田健太投手ですが、今は上手く使えていてピッチングフォームの進化も見られます。

それから、左手の使い方も一旦下げ上げていますが、色々参考になることがあります。

ただ、アマチャアでは投手板の前がかなり掘れているので投手板の上に軸足を置くことはかなり難しいと思います。

前田健太投手、今後も足元に注目して見ても面白いと思います。


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■WBCブラジル代表 2013.3.4

WBC福岡ラウンドは日本が連勝しました。

初戦のブラジル戦では苦戦しましたが、ブラジルのメンバーでは現在、社会人野球で活躍している選手も多くいます。

5番DHの佐藤二朗選手はヤマハの4番セカンドの選手、同じく吉村健二投手もヤマハの投手。田中マルシオ敬三選手はJR九州の選手、平田ブルーノ捕手は東芝など私も何度か見ている選手が多く、残念ながら予選敗退となりましたが今度は社会人野球で頑張ってほしいと思います。

ところで佐藤二朗選手は元ヤクルトに所属していました。4番の松元ユウイチ選手は現ヤクルトの選手、金伏ウーゴ投手も現在ヤクルト。昨年戦力外通告を受けた曲尾マイケ外野手もヤクルトでした。

こうみると、ヤクルトは日系ブラジル人を多く受け入れる球団ですね。ブラジルとはいえ日本人が移民して、この世代は日系3世となります。野球が受け継がれているということでしょう。


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■プロ・アマ交流戦 2013.2.28

トヨタ自動車がキャンプを行っている宮崎でトヨタ自動車対巨人2軍とのオープン戦が行われました。

ひむかスタジアム試合の結果は4対2で巨人2軍が勝利したようです。

この試合で先発した上杉投手は4回程度投げ0点に抑え、6回には秦選手が先制タイムリー、7回には新人の多木選手がタイムリーを放ちリードしたものの、8回に巨人2軍が3点を入れて逆転勝ちでした。

今日でトヨタ自動車も巨人もキャンプが終了。トヨタ自動車の実践は始まったばかりですが、今年は新人も多く入り楽しみも倍増。3月のオープンを見守っていきたいと思います。


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■トヨタ自動車 宮崎延岡キャンプ 2013.2.25

23日(土)から25日(月)にかけて宮崎県の延岡で行っているトヨタ自動車のキャンプ訪問&手伝いに行ってきました。

宮崎空港には侍ジャパンもキャンプをしていたので歓迎ムードでした。

土曜日は移動日で18時頃延岡に到着。

日曜日は朝9時から練習開始、延岡球場は緑の芝生が鮮やかで加えて16度と暖かく愛知とは10度近く違います。また、アップやランニングも気を入れてやっているのが印象的でした。

キャッチボールでは投手陣の後ろで球筋を確認、今年は新人4名も加わり大所帯となりました。

その後、シートバッティングを行いました。

佐竹投手と多木選手の対戦もありました。

午後はフリーバッティングがあり、私も外野で打球を追いました。投げられるように準備はしていきましたが、残念ながらバッティングピッチャーを行う機会はありませんでした。

それから、バント練習、走塁のタイム測定などで全体練習が終了。

最後は個別練習を行い17時に終了しました。

練習終了後、投手陣と野手も半分は約4キロのホテルまでの道のりをランニングで帰りました。私もウォーキングで帰ろうと思いましたが、疲れもありやめました。

全体的にハードで引き締まったいい練習が出来ていました。キャンプも1週間を過ぎて疲れも出てきているとは思いますが頑張ってほしいものです。


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■センバツ注目投手 2013.2.22

高校野球ドットコムでセンバツ注目投手が3つの分類で紹介されていました。

まず、「右投手はスケールよりも完成度の高い右投手が揃う」という分析で乾陽平(報徳学園)、下石涼太(広陵)、大野拓麻(創成館)と復活が期待される浦嶌颯太(菰野)ら。

次に左投手は「他校の脅威となるのは大竹耕太郎! 技巧派が揃う左投手たち」で、大竹耕太郎(済々黌)、児山祐斗(関西)、比嘉健一朗(沖縄尚学)、大串和弥(北照)など。菰野の山中投手もそうですね。

そして注目は「安樂を筆頭にスケール型の投手が揃う新2年生」で安樂智大(済美)、立田将太(大和広陵)、松本裕樹(盛岡大附)、石川直也(山形中央)、酒井祐弥(高知)が紹介されています。

この3つの分類で試合を見るのも面白いですね。

そういえば、今日の中日スポーツに京都翔英の榎本和輝投手が紹介されていました。エースでスラッガー、そして背番号は「18」。色々面白いセンバツになりそうです。


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■尾藤ジュニア  2013.2.21

高校野球で4度優勝した箕島高の故尾藤監督の長男の強氏(43歳)が箕島高の監督に就任しました。

今でこそ和歌山県の強豪といえば智辯和歌山ですが、我々の時代は箕島高でした。

特に1979年、私の高校3年生の時には、石井毅投手(西武)、嶋田宗彦捕手(阪神)、上野敬三選手(巨人)、上野山善久選手らがいて春夏連覇の年だっただけに、尾藤公監督は夏の決勝で戦った池田高の蔦文也監督に次ぐ名将でした。

その夏の3回戦では星稜高との延長18回の死闘はあまりにも有名。ファーストファールフライで試合終了と思った瞬間に落球し、堅田外司昭投手(松下電器−現甲子園審判)の次の球をホームランした森川康弘選手(三菱自動車水島)らも思い出しますね。星稜高には1年生ながら音重鎮選手(中日)もいましたね。

私も、石井−嶋田コンビとは住金和歌山時代に対戦がありました。今となっては懐かしい思い出です。尾藤ジュニアも文字通り強いチームを作ってほしいですね。


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■田村雅樹  2013.2.19

今日の中日スポーツに中部大から四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに入団する田村雅樹投手が紹介されていました。

田村投手は香川県の小豆島の土庄高出身でトヨタ自動車の佐竹投手の後輩になります。大学4年間は愛知県にいたので何度か会っていると佐竹投手から聞いています。

また、大学1年生の時に出版された「甲子園のキセキ」という本の最初に土庄高が紹介され田村投手と佐竹投手が掲載されていたので、瑞穂球場で田村投手にその本を渡しました。

その後、3年生の時に活躍していたのでピッチングを見る機会がありました。本人も社会人野球を目指していましたがオファーがなく、プロ野球を目指して香川オリーブガイナーズに入団します。是非、頑張ってもらいたいですね。


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■サイドハンド  2013.2.18

昨日、中等部の練習に高校1年生の卒団生が来ました。

中等部時代には野手でしたが高校では投手をやっているようで教えてほしいとのことでした。

高校ではサイドハンドで投げているので、身振り手振りで指導しました。

サイドハンドは下半身の強さや粘りが必要で、上半身は柔らかく腕が遅れてくるといい等々。実際、ピッチングをしましたが、まずは低目に安定して投げるように言いました。

ここ数年、サイドハンドの投手を見る機会も多く、三菱重工名古屋の水野投手などは手首が立って強い力を出しています。

まだ、サイドに変えてから1年も経っていないわけですが、2番手で投げることも多いとのこと。春季大会も来月から始まりますが頑張ってほしいものです。


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■クイックモーション  2013.2.15

阪神にドラフト1位で入団した藤波投手がクイックが遅いとの弱点があるようです。

通常クイックはプロの1軍レベルでは1.2秒で1.3秒となると遅いレベルとなります。

藤波投手の場合は身長が高く、腕も長く球持ちがいい投手なので、長所も生かすと仕方ない気もします。

阪神で速いのは久保投手、昨年の新人の松田投手、大リーグに行った藤川投手などです。

しかし、ダルビッシュ投手が1.3秒と言われていますが、遅くてもそれ以外でカバーしている投手もいます。

本人も軸足に体重を残してクイックを意識しているようですが、あまり気にしないでもいいように思いますね。


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■センバツ注目投手  2013.2.13

以前、センバツ高校野球に出場する投手のスピードランキングを紹介しました。

その3位までは以下でした。
1位:安楽智大(済 美)右:152キロ(2年生)
2位:浦嶌颯太(菰 野)右:151キロ
3位:立田将太(大和広陵)右:149キロ(2年生)

今日は各部門での3位までを紹介します。これは練習試合も含んだ数字です。

<防御率>
1位:小暮樹(花咲徳栄)0.86
2位:岸本淳希(敦賀気比)0.90
3位:比嘉健一朗(沖縄尚学)0.93

公式戦のみでは以下となります。
1位:乾陽平(報徳学園)0.82
2位:小島和哉(浦和学院)0.88
3位:新井諒(宇都宮商)0.90

<完封>
1位:大竹耕太郎(済々黌)6試合/20試合中
2位:乾陽平(報徳学園)6試合/29試合中
3位:安楽智大(済美)6試合/35試合中

<奪三振>( )は奪三振率
1位:安楽智大(済美)208個(10.46)
2位:高橋由弥(岩国商)161個(8.33)
3位:下石涼太(広陵)8.69個(8.69)

<完投>
1位:高橋由弥(岩国商)17試合/35試合中
2位:乾陽平(報徳学園)16試合/29試合中
3位:坪田和大(春江工)16試合/29試合中

安楽智大投手は完投も14試合あり奪三振率はダントツの10点台で数字的にも注目度bPとなりそうです。続くは、乾陽平投手と大竹耕太郎投手でしょう。

また、注目すべきは防御率1位の小暮樹投手。この投手は2番手投手ながらチャンジアップも良く防御率bPですが、この花咲徳栄のエースはMAX147キロの関口明大投手。奪三振でも7.09と6位で花咲徳栄は2人の好投手がいます。


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■愛知大学野球新入部員 2013.2.10

昨日の中日スポーツに愛知大学野球の1部リーグに入学する選手が掲載されていました。

その中から投手は以下となります。★は甲子園出場

<名商大>
宇都雄基(伊香)、梶川壮馬(城東)、黒川裕靖(丸岡)、田中優佑(四日市南)、勅使大輝(名古屋国際)、★富田一成(創志学園)、中島健太(篠ノ井)、松永好輝(静岡東)、森裕章(美方)、渡部孝之(東海大翔洋)
<愛大>
上中大輝(松蔭)、斉藤佑弥(中村)、鈴木丈久(浜松開誠館)、西川拓馬(大府)、丸田明範(姫路南)、山崎翔太郎(袋井)
<名城大>
佐々木貴之(四日市工)、浅川哲志(菰野)、★足立一(三重)、大久保仰(愛知)、山脇和寛(豊田大谷)
<愛院大>
★山田将太(近江)、友光公太郎(玉野光南)、白鳥晶識(静岡市立)、大蔵彰人(大垣西)、★曽田優作(開星)、★岩田遼(至学館)、本田洋平(愛知)、渡辺裕紀(野洲)
<中部大>
青池優也(浜松工)、小川智之(各務原)、加藤恒太朗(愛知)、★亀山秀平(関商工)、河原吉矢(春日丘)、口羽遼(土岐商)、沢田元太(帝京大可児)、鈴木大樹(大同大大同)、田中慎悟(丹羽)、中村亮介(土佐)、肥田大樹(春日丘)、広嶋貴司(津田学園)、前田陽一郎(松阪商)、村松頌太(愛知工)、★宮井祐一(英明)、米田篤人(静清)
<愛産大>
古田秀和(愛産大三河)、桜本尚大(愛産大工)、児島諒太(海星)、加藤昴(豊川工)、伊藤寛基(新城東)、藤井良澄(帝京大可児)

中部大は最多の16名、最少は名城大の4名でした。

昨年、私が球場で見た選手は、西川拓馬(大府)、浅川哲志(菰野)、岩田遼(至学館)、古田秀和(愛産大三河)です。2部にも何人か知っている投手が入りましたね。

また、大蔵彰人(大垣西)は長身の右本格派で、ドラフト候補にも取り上げられた投手です。

それから、私の少年野球と中等部からも前田悠晴君(愛産大三河)が名商大に入ります。是非頑張ってもらいたいですね。


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■選抜出場選手 2013.2.7

センバツ高校野球関連の雑誌が5日に発売されました。

今回、愛知県からは出場校はありませんが、甲子園に出場する高校で愛知県から越境している選手も多いとのことで調べてみました。

聖光学院:伊藤 颯(3年生:外)ナゴヤ北スカイボーイズ ベンチ入り予定 ※主将
聖光学院:橋本健吾(3年生:外)新川中
県岐阜商:池田健人(3年生:内)江南ボーイズ ベンチ入り予定
県岐阜商:伴野翔大(3年生:捕)プリンスジャパン愛知 ベンチ入り予定
県岐阜商:大野健作(3年生:内)尾張ウィングスボーイズ
県岐阜商:三村悠太(3年生:内)中京エンペラーズボーイズ
 菰 野 :大野貴大(3年生:捕)知多東浦シニア ※レギュラー
 菰 野 :新實直人(3年生:内)知多東浦シニア ベンチ入り予定
 菰 野 :小林輝也(3年生:内)サスケ名古屋 ベンチ入り予定
 菰 野 :浅井卓郎(2年生:投)豊田シニア
 菰 野 :伊藤瞭哉(2年生:投)プリンスジャパン愛知
 菰 野 :甫立篤紀(2年生:投)篠目中
 菰 野 :生川昴輝(3年生:捕)名古屋フレンズボーイズ
 菰 野 :山田泰司(2年生:捕)愛知尾州ボーイズ
 菰 野 :石原 駿(3年生:内)八開中
常葉菊川:榊原隆登(3年生:一)イースト三河ボーイズ  ※レギュラー
常葉菊川:穂積大河(3年生:投)春日井シニア ベンチ入り予定
常葉菊川:稲垣吉紳(3年生:内)穂の国ボーイズ
常葉菊川:黄木伸哉(3年生:内)豊川ボーイズ
京都翔英:後藤勝成(3年生:外)岡崎葵ボーイズ ベンチ入り予定
京都翔英:進藤大輝(2年生:投)春日井ボーイズ ベンチ入り予定
報徳学園:萩原幹斗(3年生:三)東山クラブ ※レギュラー
報徳学園:原田 崇(2年生:投)東山クラブ
 関 西 :田中雅之(2年生:投)東山クラブ ベンチ入り予定
 関 西 :田中智雅(2年生:捕)東山クラブ ベンチ入り予定
 関 西 :竹内隆矢(3年生:投)名古屋北シニア
 関 西 :奥村怜央(2年生:内)東山クラブ
 関 西 :緑川皓太(2年生:内)東山クラブ
 済 美 :林 幹也(2年生:三)春日井ボーイズ ※レギュラー
 済 美 :上田恭裕(3年生:外)岡崎葵ボーイズ ベンチ入り予定
沖縄尚学:慶山 陸(3年生:投)穂の国ボーイズ ベンチ入り予定

東山クラブがやはり6名と多いですね。関西の田中兄弟も試合に出てほしいと思います。

また、済美の上田恭裕選手は岡崎南クラブ出身。私も彼が少年野球時代に3度対戦したことがあります。雑誌にも大きく取り上げられています。頑張ってほしいです。


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■新戦力 2013.2.5

今日の中日スポーツに東邦ガスに入社予定で中日ドラゴンズ大島洋平選手の弟の大島啓太(愛知大)が紹介されていました。

50m5.9秒と俊足で3年生の時にはベストナインを受賞した2塁手です。やや細身なので体が出来てくればレギュラーも近いでしょう。バッティングフォームは兄と似ています。

また、先日の土曜日にトヨタ自動車の練習を見に行きました。

室内練習場での練習でしたが、新人6名全員合流して、それぞれ話をしましたがフレッシュでいいですね。

練習では、ネット越しにピッチャーのキャッチボールを見ましたが12名の豪華な投手陣となりました。ピッチングでは、上杉投手、祖父江投手が早くもいい球を投げていました。新人に負けられない気持ちが伝わってきましたね。全員頑張ってほしいですね。


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■キャンプ 2013.2.2

プロ野球のキャンプが始まりました。

GAROAで日ハムの練習を見ています。内野のフォーメーションやピッチング、打撃など、じっくり見られるので大変参考になります。

ピッチングでは、木佐貫投手、谷本投手、森内投手、新人の新垣投手(東芝)らが投げていました。

数人のピッチングフォームを見て何ケ所か気づきがありました。指導に役立てたいと思います。

また、バッティング練習では中継で2軍で練習している注目の大谷選手のバッティングもありました。

ところで、今年はあるキャンプを訪問に九州に行ってきます。3週間後ですが楽しみです。お手伝いも兼ねてとなります。それまで、もう少し動けるようにします。


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■JR西日本が再開 2013.2.1

尼崎JR脱線事故を受けて活動を休止していたJR西日本硬式野球部の活動が再開されることになりました。休止前と同様に監督は花本輝雄氏、総監督には昨夏まで西濃運輸の監督を務めていた後藤氏が就任することになりました。

昨年夏あたりから話は出ていましたが実現されて良かったと思います。

選手は17名でスタートし補強活動を進めるようですが、昨年活躍した愛産大の湧川投手も入社するようで頑張ってほしいですね。他にもMAX146キロ福山純平投手(東大阪大柏原)が入社します。

ところで、社会人野球の企業チームは平成に入ったあたりから大幅に下がり始め、平成16年には82チームまで減少、その後は微妙に上げ下げがありましたが、昨年は5チーム増、今年は1チーム増で増加傾向がみられ89チームまで回復しました。

今年は、クラブチームも過去最高の271チームまで増え、全体で360チームとなりました。高校、大学生にとっては受け皿が多いことはいいことですね。


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■三塁けん制偽投がボーク 2013.1.30

先日、米大リーグでけん制に関するルールが一部変更され、一、三塁に走者がいる際、投手がプレートを外さずに三塁へけん制するふりをしてから一塁へけん制する動作は今季からボークになると決まりました。

但し、プレートを外せば、三塁へけん制するふりはできるとのことです。

これによりランナー1、3塁の場合に投手は盗塁を阻止しようとするとクイックで投げる必要があり、ゆっくり足を上げれば牽制の可能性が高くなります。

逆に投球と見せかけて3塁に牽制し、1塁ランナーが飛び出したところを3塁手が送球しアウトを狙うようなケースも出てきます。

今後、日本のルールも改定される可能性もありますね。


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■ニッセイが優勝 2013.1.27

愛知県軟式野球連盟が選抜した10チームによる新春選抜リーグはニッセイが優勝し3連覇を果たしました。

リーグ戦は、昨日1位のニッセイと2位の東郷製作所が対戦し、今まで大事を取って登板の少なかったエース林投手(星城大)が先発し13奪三振の力投で2対1で勝利し優勝を決定しました。

これまでニッセイは長岡投手(三重中京大)、小笠原投手(中部大)主に登板していました。2008年に2人は全日本大学選手権の2回戦で対決し私も神宮まで観戦に行きましたが、あれからもう5年も経ちましたね。

林投手を含めて同年代の3人が主体のニッセイは充実していますね。

それから、愛知学院大の監督に梶原コーチが就任との話がありました。2010年の田中監督退任から6季不在で伊藤総監督が指揮を執っていましたが、24歳と若い梶原コーチが監督に就任しました。

1ヶ月前に中部大も善久監督が総監督に、堀田コーチが監督に就任しました。愛知大学野球リーグも若い監督の采配に注目です。


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■センバツ高校野球出場36校決まる 2013.1.26

センバツ高校野球出場36校が決まりました。

注目の21世紀枠は遠軽(北海道)、いわき海星(福島)、益田翔陽(島根)、土佐(高知)が選ばれました。土佐は私立としては初めて選出されました。同じ私立の豊川は残念ながら選出されませんでした。

同じ私立で差が出たのは、土佐が特待生制度がない中で学業と野球を両立させている点や、かつて甲子園を沸かせ「全力疾走」を現在も徹底している点が好印象を与えたようです。

また、今大会は記念大会のため出場は例年より4校増。特に東北は、21世紀枠のいわき海星(福島)と東北絆枠の山形中央(山形)を含め5校出場はこれまでの4校を上回わりました。

優勝候補は、3連覇を狙う大阪桐蔭、神宮大会優勝の仙台育英、他には浦和学院、花咲徳栄、報徳学園、関西、広陵、済美あたりでしょうか。

続いて注目投手は、前にも紹介した152キロの新2年生剛腕、安楽智大(済美)、同じく新2年生のエース4番の149キロ立田将太(大和広陵)、大阪桐蔭を1安打に抑え全試合完投した乾陽平(報徳学園)、高校で投手に転向した関口明大(花咲徳栄)など。

140キロを超える球速ランキングは以下の通り。
安楽智大(済 美)  右:152キロ(2年生)
浦嶌颯太(菰 野)  右:151キロ
立田将太(大和広陵)右:149キロ(2年生)
関口明大(花咲徳栄)右:147キロ
乾  陽平(報徳学園)右:146キロ
岸本淳希(敦賀気比)右:145キロ
下石涼太(広 陵)  右:144キロ
松本裕樹(盛岡大附)右:143キロ(2年生)
和田  恋(高 知)  右:143キロ
涌本亮太(浦和学院)右:142キロ
山口瑠偉(浦和学院)右:142キロ
宇良  淳(沖縄尚学)右:141キロ
大竹耕太郎 (済々黌)左:140キロ

140キロ超えは13名、その中で左は1名、全体のエースの中でも36校中、右が23名と右投手が多いのが特徴でしょうか。個人的には浦嶌投手を期待します。

次に、防御率の上位は以下となります。
乾  陽平(報徳学園) 0.82
小島和哉(浦和学院) 0.88
新井  諒(宇都宮商) 0.90
岸本淳希(敦賀気比) 0.90
東野龍二  (履正社) 1.00
比嘉健一朗(沖縄尚学)1.01
前田知輝  (遠 軽) 1.11

乾投手は予想通り防御率bPとなりました。

センバツは3月22日から、2ヶ月を切り楽しみになってきました。


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■21世紀枠 2013.1.22

今日の中日スポーツにセンバツ高校野球の21世紀枠候補の豊川が紹介されていました。

21世紀枠の基準は「部員不足などの困難を克服」「文武両道で他校の模範」「あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けている」です。

豊川は障害者施設訪問、落ち葉拾い、校門のあいさつ運動、交差点での交通安全指導と幅広くボランティアを行っている高校です。

私も豊川は3年ほど前から注目し試合もよく見に行っていました。特に投手は中島投手、金城投手、森口投手と力のある右投手を育てました。

昨年、縁あって森監督と今井コーチには何度かお会いして話をする機会がありました。2人共に現在の中京大中京のOBでしっかりとした人格者であり好印象でした。

グラウンドも何度か行きましたが清掃が行き届いています。主なメンバーをみると監督、コーチの交流がある硬式チーム出身者ですが、今年は軟式の選手も入部しますね。

過去は全て県立高校だったことを思えば難しいかもしれませんが、選ばれると愛知では成章以来5年振り、また三河地区も盛り上がります。


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■しなやかさ 2013.1.19

先週の中日スポーツにプロのスカウトは中学時代に軟式だったか硬式だったかが見れば分かるとの記事がありました。

一言でいえば、硬式出身はボールを強く握り、軟式出身はしなやかさがあるとのことでした。

なんとなく分かる表現でした。

そういう目で見ると例えば私の2013年の注目投手で硬式か軟式かで分けてみると以下となります。

<硬式>
水野鉄男(三菱重工名古屋):名古屋フレンズ
武内仁志(ヤマハ):橿原コンドル
山本翔也(王子製紙):武生ボーイズ
吐前拓哉(至学館):名古屋ファイターズボーイズ
鈴木翔太(聖隷クリストファー):浜松シニア
森口錬太郎(豊川高):オール豊川ボーイズ
東克樹(愛工大名電):四日市トップエース
<軟式>
上杉芳貴(トヨタ自動車):三好南中
萩原大起(愛知学院大):掛川東中
浦嶌颯太(菰野高):西笹川中
藤田凌司(県岐阜商):岩野田中
石田健人マルク(東邦高):名古屋HBCクラブ
三倉進(東邦高):桜町中
山中亨悟(菰野高):海星中

体が小さくても強いボールを投げる森口錬太郎(豊川高)、東克樹(愛工大名電)が硬式というのは分かりますね。山中亨悟(菰野高)も同じように小柄ですがボールの質は違います。逆に、現在注目の鈴木翔太(聖隷クリストファー)は柔らかくしなやかな腕の振りでありながら硬式出身ですが、中学3年生の現役が終わる寸前から急成長してきたとのことで、中学時代にバンバン投げていたら少し変わっていたかもしれません。

私は投手に限っては負担の少ない軟式推奨派で、中学の成長期は酷使せずしなやかさや柔らかさをを保って高校に送り出すことを考えています。

軟式出身はハンデがあるのではと思う人もいると思いますが、少し慣れれば早くに活躍している投手もいます。

下写真は東海大相模で1年生で活躍している軟式の東山クラブ出身の青島凌也投手です。

時々見ている「高校野球.jp / 野球小僧を応援しよう!!」さんのHPにも以下のように紹介されています。
■【東海大相模 青島凌也】衝撃的な出会い
総評も、長い手をしなやかに使うピッチングフォーム。方・肘・手首の柔らかさを非常に感じますね!! とのこと。

また、同じ東山クラブ出身の田中雅之投手も1年生で神宮大会決勝で登板し取り上げてもらっています。
■【関西高校 田中雅之】明治神宮大会決勝仙台育英

軟式出身の投手が活躍してくれることは指導者としても嬉しいことですね。


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■走り込み 2013.1.18

昨日、今年初めての年休を取りトヨタ自動車の投手陣が走り込みの練習を行っている昭和の森に行ってきました。

練習は、坂道をおんぶした後、1周2キロの山道コースを4周走り、ベテランになった佐竹投手も頑張っていました。

私も1周走ってみましたが息が上がりバテバテでした。

今年投手陣は4名追加になり12名の豪華投手陣となりました。しっかりと走り込んで2月のキャンプに備えてもらいたいですね。

下の写真は練習の合間に撮りました。立っているのが新人の竹内投手(右)と藤田投手(左)です。2人共に期待しています。


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■プロアマ規定緩和 2013.1.18

昨日、元プロ選手が学生野球の指導者になるための規定などを話し合う「学生野球資格に関する協議会」が17日都内で行われ、プロ・アマがそれぞれ設ける研修を経て承認されれば、指揮を執ることができる条件緩和案がプロ側に示されました。

教師などでの2年在職が条件だったハードルが下げられ、桑田投手や松井選手ら甲子園のスターが高校球児を率いて聖地に帰ってくる夢が膨らみそうとのことです。プロ野球経験者の高校野球監督への道が一気に広がります。

プロ野球を引退した選手が指導者として第2の人生を送ることは、プロ野球選手としても受け入れる側にとってもいいことだと思います。

我々、小中学生を教えている指導者もアマチャアであり、指導範囲は限られます。元プロ野球選手であれば我々よりも沢山の練習方法など学んでおり、いい指導も出来るでしょう。時々プロや元プロが野球教室を行いますが我々アマチャアの指導者も大変参考になることを考えても、プロアマ規定緩和はありがたいことです。


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■ドラフト先取り 2013.1.17

先日の日曜日に右の写真にあるドラフト先取りの雑誌を買ってきました。

この雑誌には「今年のドラフト候補の現時点での採点」、「小関順二さんの12球団の昨年のドラフト採点」、「高校大学の有力選手の進路」が細かく書かれています。

その中で、「今年のドラフト候補の現時点での採点」を見ると、かなり厳しい採点でAランクで評価されている投手は、高校生で2名、大学生1名、社会人1名の4名でした。

高校生では松井裕樹(桐光学園)、鈴木翔太(聖隷クリストファー)、大学生は大瀬良大地(九州共立大)、社会人は吉田一将(JR東日本)でした。

厳しい分、この4名は現時点でのドラフト1位候補となるのでしょう。

この中でも鈴木翔太投手は大きく取り上げられています。プロでは前田健太投手タイプのようです。

今年は是非この投手を見てみたいと思います。

続いて、東海地区でBランクと評価されている投手は、浦嶌颯太(菰野)、水野匡貴(静岡)、萩原大起(愛学院大)、戸狩聡希(ヤマハ)の4名でした。

水野匡貴投手(静岡)は、私も知りませんでしたがビデオで見る限り右本格派で体が開かないフォーム、ストレートとスライダーのコンビネーションです。

それにしても、静岡高校は毎年いい投手が出ます。プロ輩出投手は近年で、高木康成(巨人)、深田拓也(元巨人)、増井浩俊(日本ハム)、川口盛外(広島−王子製紙)他にも大学、社会人で活躍している投手も多く、静岡県屈指の進学校でありながら野球部が強いのは何故かと思っていましたが、野球部は校長の裁量枠で一芸に秀でた人を推薦で入学させると先日何かの番組で言っていました。体が大きく将来性豊かな投手が輩出されますが補強活動も指導者もいいのでしょう。


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■東海地区社会人野球新戦力 2013.1.15

トップページにも掲載していますが今朝の中日スポーツに東海地区社会人野球の新人選手が紹介されていました。

既にトヨタ自動車の新人は分かっていて、他のチームも色々な情報で知っていましたが東邦ガス、三菱重工名古屋を除いては、かなりの大幅補強、特に昨年都市対抗に出場したジェイプロジェクトにいたっては8名、西濃運輸とホンダ鈴鹿は7名の新人を獲得しています。

その中で、大きく掲載されているのがトヨタ自動車に加わる竹内大助投手(中京大中京−慶応大)と青山大紀投手(智弁学園)。

竹内投手は大学2年生で日本代表候補になり3年生まではドラフト間違いないと思っていた投手。4年生になって不調もあり指名がなくトヨタ自動車に入社。高校時代、左肘疲労骨折を乗り越えての頑張り屋なので期待しています。

また、青山投手もなぜプロに指名がなかったかと思う投手です。2年生の夏に甲子園でベスト4に入った時のピッチングを毎試合見ましたが、インコース、アウトコース低目にズバズバ決まるストレートは惚れ惚れする投手でした。2年生秋になって登板がない時もありケガがあったと思います。しかし、昨年センバツにも出場し、私もBIG3の次のbSとして紹介していました。MAX148キロのストレートが魅力です。私も本人とは日本選手権時に京セラドーム大阪で2度会いました。少し高校時代の悲壮感漂う痩せているイメージからややふっくらしてイケメンになっていました。ドラフト3位以内ならプロ、それ以降はトヨタ自動車という条件もありトヨタ自動車に来た投手です。好青年で上杉投手からもしっかりしていると聞いています。高校生は大学に進む投手が多い中で社会人に進む投手としては球速では2番目です。私の大好きな投手なので個人的にも応援したいと思います。

その他、トヨタ自動車はサイドスローから150キロ近いストレートを投げる東洋大から来た藤田投手。この投手も東京ドームでお会いしました。また、名商大から来た新美投手も何度か話をしています。それぞれ課題を克服して活躍してほしいと思います。

野手では安打製造機の多木選手(坂出−法政大)は私と同じ香川県出身、辰巳選手(郡山−慶応大)を加え6名の大補強となりました。それぞれ頑張ってほしいですね。


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■高校生進路 2013.1.12

昨日の日刊スポーツに高校生の主な投手の進路が掲載されていました。

伊藤(常総学院)  東北福祉大
高橋(前橋育英)  桐蔭横浜大
池田(創価)    創価大
波多野(日本文理) 東北福祉大
竹石(新潟明訓)  新潟医療福祉大
熊谷(松商学園)  東京国際大
漆戸(地球環境)  京都学園大
廣瀬(山梨学院大付)中央大
秋田(市岐阜商)  国際武道大
岩井(金沢商)   立命館大
安田(鹿西)    東洋大
菅原(福井工大福井)大阪体育大
瀧中(高島)    龍谷大
福田(此花学院)  光シーガルズ
田村(報徳学園)  立教大

福田投手(此花学院)は以前にも書きましたが、153キロの剛腕、大阪出身でプロ野球投手を輩出し育成実績のある山本監督の指導を求め倉敷に進みましたが山本監督が転籍。その山本監督を追って此花学院に編入した投手です。光シーガルズは元新日鉄光で今は山口県のクラブチームです。中国地区はBIG2の枠が2つでJFE西日本、三菱重工広島、伯和ビクトリーズあたり、その次がシティライト岡山や光シーガルズが追う展開です。福田投手も活躍出来るのではないでしょうか。課題は制球力のようなので克服してプロを目指してほしい投手です。

それから、実際私が見たのは秋田投手(市岐阜商)と田村投手(報徳学園)です。秋田投手は2年生秋に見ましたが、もう少しスピードが出るといいと思いました。左投手で将来性があります。田村投手は昨年5月末に見ました。夏の予選でも結果を気にしていましたが準々決勝完封後、肩を痛めて準決勝は登板出来ず最後の甲子園は出場できませんでした。ある社会人の噂もありましたが立教大へ進みます。

また田村投手が抜けた報徳学園の次のエースは乾陽平投手ですが、この投手も素晴らしいです。秋の兵庫県大会から準優勝した近畿大会まで全10試合全て完投、83回で防御率は1.06。注目すべきは準決勝の大阪桐蔭を7回コールドで1安打に抑えたことですね。ちなみに大阪桐蔭が公式戦でコールド負けしたのは5年振りです。この乾陽平投手、センバツでも注目投手となりそうです。


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■萩原大起 2013.1.10

今日の中日スポーツは今年の中部地区関係の大学生ドラフト候補が掲載されていました。

投手の中で一番大きく取り上げられていたのは愛学院の萩原大起投手でした。

愛学院では昨年からエース。180センチ85キロとがっちりした体型で下半身主体でコントロール良くMAX146キロで常時140キロ台のストレートと決め球のフォークを上手く操ります。私も昨年8月3日に見ましたが球も重く迫力がありますね。

愛学院といえば前のエースが今年ドラフト指名間違いないと思われる浦野投手(セガサミー)ですが、萩原投手も指名されれば愛学院から2人指名となります。今年の投球に注目です。


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■鈴木翔太 2013.1.9

今日の中日スポーツに今年の中部地区の高校生ドラフト候補が掲載されていました。

その中で東海地区の投手は5名、このHPのトップページにも高校生は9名掲載していますが、その中の5名が載っていました。

一番大きく取り上げられていたのは聖隷クリストファーの鈴木翔太投手。

私は一度も見たことがありませんでしたが、愛知県の高校野球の関係者から噂を聞いて何度かビデオでピッチングフォームを観ました。この投手はノーワインドアップから投げる姿勢が良く頭の高さが変わらないいいフォームをしています。

それから、話は変わりますが高校の先輩である熊野さんが阪神のスカウトに就任しました。担当は兵庫県と東海地方の一部エリアとのこと。またお会い出来るのではと期待しています。頑張ってほしいですね。


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■社会人野球日程 2013.1.7

正月休みも明け、今日から仕事始めとなります。

同じくトヨタ自動車の硬式野球部も今日から練習で、スタッフも入れて猿投神社まで走るとか。田中新監督の意気込みが感じられます。また今日は新人も加わり一部は入寮するとも聞いています。皆んな期待する新人ばかりなのでケガなく頑張ってもらいたいと思います。

ところで、JABAの今年の日程をみると、例年通り3月の東京スポニチ大会を皮切りに4月、5月に日本選手権対象大会が目白押しです。今年も出来る限り観戦に行きたいと思います。

続いて都市対抗は今年も7月中旬からですが、その前に行われていた北海道大会が都市対抗の後に回りました。日本選手権はオリックスの関係もあり調整中ですが京セラで行われます。

早くシーズンインとなってほしいところですが、まずは体力作りやキャンプなどで頑張ってもらいと思います。


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■練習始め 2013.1.5

昨日から少年野球の練習始めでした。

例年より気温は低いと思いますが、風もなく皆んな気持ちが入っているので寒さは気になりませんでした。

今日からは中等部の練習も始まります。気分一新して頑張ります。


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■注目投手は新2年生 2013.1.3

2013年の選抜大会の出場校は1月25日に決定します。

まだ出場校は決定はしていませんが、可能性がある高校の中で注目投手は新2年生になる安楽智大投手(済美)です。

安楽智大投手は愛媛県松山市出身、中学時代は松山クラブボーイズで135キロをマーク、上甲正典のいる済美高校に進学し入学直後144キロに、秋には四国大会の準決勝の鳴門戦で昨年、浦嶌颯太投手(菰野)がマークした1年生最速の151キロを超える152キロをマークしました。

済美高校は準決勝の鳴門戦で5対4で敗れましたが、四国の枠は3つあるので出場が決まれば安楽智大投手は注目度bPになるのではないでしょうか。安楽智大投手は186センチ84キロと恵まれた体格の本格派右腕投手。浦嶌颯太投手との投げ合いも見たいものです。


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■KK対決 2013.1.2

大晦日と元旦にKK対決を観ました。

興味深かったのでビデオでも繰り返し観ましたが、感慨深いものがありました。大晦日の放映終了後には楽天の釜田投手もツイッターで感動したとのコメントもありましたが、そのような内容でしたね。

最後は桑田投手が打たせた感でしたが、最後に清原選手がホームランを打つあたりはさすがと思いましたし、気温1度での対決なので暖かければ桑田投手は135キロぐらいは出せるし、清原選手ももっと飛距離が出たでしょう。

私は11月に桑田投手を直接身近で見ましたが歩く時にバネがあるのにビックリしました。普通に歩いていてもベタ足ではなく踵が浮いて歩きます。トレーニング姿もとても44歳とは思えない動きでした。

対決は桑田投手のボールのキレが凄く、現役時代と変わらぬ大きなカーブも良く、バットスウィングの力強い清原選手のバットが空を切る場面が多くありました。

2人は色々な思いもありましたが、お互いがその凄さを認める間柄、是非将来は監督での対決も見たいものです。


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■新年 2013.1.1

新年明けましておめでとうございます。

朝、初日の出を見て岩津天神に初詣に行きました。このところ恒例となっています。ウォキーングで1時間40分ほどです。気持ちがいいですね。今年は少年野球から中等部と6年間教えている選手も受験生なので全員希望校に合格するといいですね。



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