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ほとんどコメントのみとなります。
■球速 2014.12.26
11月に行われたトライアウト、その中に伊藤拓郎投手がいました。
伊藤投手といえば帝京高校1年生の時に甲子園で、1年生最速の148キロをマークし一躍有名になりました。
その後、2年生や3年生の時にも甲子園に出場し140キロ後半が出ていました。ただ、1年生の時に見せた148キロの衝撃が強くその後に伸び悩んだかに見えました。
ドラフトでは横浜DeNAに9位指名。プロに入れて良かったなと思いました。プロ1年目には巨人戦で初ホールドも記録しましたが、その後も伸び悩み21歳の現在の球速は135キロ。球速が出ない原因として、上体が前のめりになる癖がありリリースポイントが安定せず球速も伸びなかったと言われています。
また、高校時代に球速で有名になった投手で活躍を見せている投手が多いかというとそれほどでもなく苦しんでいる投手も多いのが現状です。
甲子園での球速ランキングは以下となります。
158キロ:寺原隼人、156キロ:辻内崇伸、佐藤由規、155キロ:菊池雄星、安楽智大
辻内投手は引退、安楽投手以外もプロで活躍しているかと思うとそれほどの活躍ではありません。
これを打ち破って安楽投手が活躍出来るかも注目されます。
それから、来年解禁される社会人投手の今までの球速ランキングと近年の球速は以下となります。
154キロ
狭間正行(ホンダ熊本) 14年:153キロ
153キロ
村松伸哉(かずさマジック) 13年:143キロ
山本翔(日本生命)
市川功久(JR東日本東北) 12年:139キロ
浦塚翔太(セガサミー)
152キロ
中村駿介(日本新薬) 14年:148キロ
菊地翔太(JR九州) 14年:148キロ
北原郷大(JX−ENEOS) 12年:147キロ
齋藤英輔(鷺宮製作所) 14年:148キロ
151キロ
森川達哉(JFE西日本) 14年:143キロ
小原和己(JFE東日本)
阿部健太朗(新日鐵東海REX)
佐藤允彦(JR西日本) 13年:143キロ
上杉芳貴(トヨタ自動車) 14年:150キロ
飯野奨太(富士重工) 14年:144キロ
内山拓哉(JR東日本東北)
高野圭佑(JR西日本)
150キロ
藤井貴之(日本生命) 12年:140キロ
吉田友大(富士重工)
江口昌太(JX−ENEOS)
南川忠亮(JR四国) 14年:145キロ
六信慎吾(西濃運輸) 14年:147キロ
山形晃平(日本生命)
森田貴之(新日鐵東海REX)
黒沢征治(ホンダ)
藤田純基(トヨタ自動車) 14年:143キロ
この中で近年の150キロ超えは2名、都市対抗と日本選手権を合わせても今年150キロを超えた投手は2年後の解禁の山岡泰輔(東京ガス)と石崎剛(富士重工)を含めても4名しかいないのが現状です。
投手はスピードだけではありませんが、過去のスピードを保つのはそれほど簡単なことでもないことが分かりますね。
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■クリーニング手術 2014.12.25
広島の前田投手、オリックスの金子投手がメジャー行きを断念しチームに残留する報道がありました。
金子投手はオリックスでの優勝の思いが強かったとのコメントがありました。また、今回のメジャーの断念は右肘の手術も影響しているでしょう。この右肘の手術は近年、クリーニング手術とも呼ばれるようになりました。
肘の手術の場合、一般的には遊離軟骨が最も多いのですが、変形性肘関節症もあります。
変形性肘関節症は、肘の関節に、トゲのような骨の突起(骨棘−こっきょく)ができるなどの変形がおこり関節の動きが悪くなる病気です。
金子投手の場合は数年前に1度、遊離軟骨でのクリーニング手術を受けています。その後も右肘に違和感があったようです。これは、変形性肘関節症だったのではないでしょうか。
手術は、遊離軟骨や変形性肘関節症も軟骨や骨棘を取り除くことになりますが、比較的小さい手術で出来るようになり遊離軟骨の除去は1時間ぐらいで終了します。
肘に違和感があってオフにクリーニング手術を行う野球選手が増えましたが、肘への負担軽減には投球の制限やフォーム改造も必要でしょう。
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■2015年ドラフト指名予想 2014.12.24
昨日の中日スポーツに阪神が県岐阜商の高橋投手がドラフト1位候補にリストアップされているとの記事がありました。
また、スポーツナビには早くも来年の1位予想が出ていましたので1位〜12位まで紹介します。
1 今永 昇太(駒大) 左 投手 178/78 大学生
東都ナンバーワン左腕。最速148キロ。縦横のスライダーとカーブ、チェンジアップが持ち球。
14春最優秀防御率、14秋MVP。完投能力があり、三振が取れて制球力に優れる即戦力の先発候補。
2 吉田 凌(東海大相模) 右 投手 185/83 高校生
最速151キロのストレートに魔球レベルの縦スライダーを操る「神奈川のドクターK」。
2年夏の県大会決勝で20奪三振、秋季大会では驚異的な奪三振率も県ベスト4止まり。気持ちも強いエースに。
3 上原 健太(明大) 左 投手 190/86 大学生
大柄な体のサイズとダイナミックなワインドアップで、「圧倒的な威圧感」を誇るスケールの大きい本格派左腕。
14年秋最優秀防御率。大型左腕にしてはコントロールが良く、最速151キロのストレートを持ちながら変化球も多彩。
4 高橋 純平(県岐阜商) 右 投手 181/76 高校生
秋季大会で高校生最速となる152キロを叩き出した新怪物。
セットポジションから柔らかな投球フォーム。球種は少ないが、フォアボールも少ない先発完投型。
5 谷田 成吾(慶大) 左 外野手 183/86 大学生 大学日本代表
「高橋由伸2世」。高校通算76本塁打。アンジャッシュ渡部建が惚れたというイケメン慶応ボーイ。
強靭な肉体を誇り、逆方向にも飛ばす、神宮のホームランアーティスト。ライトを守り、肩や足も水準以上。
6 多和田 真三郎(富士大) 右 投手 181/72 大学生
リーグMVP4度受賞。北東北のスーパーエース。最速148キロ。深く沈み込むフォームの即戦力右腕。
制球力が高く、球種も豊富で緩急自在。柔軟性があり、球持ちも良い。総合力優れた好投手。
7 関谷 亮太(JR東日本) 右 投手 180/82 社会人(大2) 社会人日本代表
テンポと緩急が自慢の「マウンドの支配者」。明治大学から社会人野球に進み、1年目から日本代表に。
真上から投げ下ろす本格派右腕。最速148キロ、常時140キロ台を低めに集める。変化球が非常に多彩。
8 吉田 侑樹(東海大) 右 投手 187/79 大学生 大学日本代表
最速147キロ。長身のオーバースロー。ストレートの角度、球持ちが良く、変化球でストライクが取れる投手に成長。
大学ジャパンでは初戦のアメリカ戦で先発し7回無失点。大学選手権最優秀投手賞、14秋ベストナイン。
9 高山 俊(明大) 左 外野手 181/84 大学生
日大三高の黄金世代の1人。5ツールのチャンスメーカー。プロでも即スタメンの総合力。史上初の3年生100安打。
六大学でデビューシーズンにベストナイン。14秋満票で4度目のベストナイン。船橋市出身で元千葉ロッテジュニア。
10 熊原 健人(仙台大) 右 投手 178/76 大学生 大学/U−21日本代表
仙台の逸材。最速152キロのパワーピッチャー。3年次に大学日本代表に選出。先発投手としてオランダ戦に登板。
躍動感のある投球フォームで決め球となるフォークボールを持ち、まだまだ伸びしろも感じられる。
11 唐仁原 志貴(福岡大) 左 投手 184/80 大学生
左の好素材。左腕にありがちなギクシャク感がなく、美しいフォームから伸びのあるストレート。
切れ味鋭い変化球で奪三振率が高く、プロ仕様の体になり球速や制球もアップすれば左のエースに。
12 西村 天裕(帝京大) 右 投手 176/92 大学生
最速152キロ。首都大学野球14秋最優秀投手。3年間で20勝。高い奪三振率と完投能力を誇る。
代表落選とリーグのレベルで注目度は低いが、リリーフならプロでも即戦力。個人的にドラ1に推したいマッチョな剛腕。
来年も1位候補は投手が中心となりそうです。
また、13位〜30位は名前だけですが以下となります。
永谷 暢章(履正社)、河合 完治(トヨタ自動車)、小笠原 慎之介(東海大相模)、横山 弘樹(NTT東日本)、加藤 貴之(新日鉄住金かずさマジック)、大城 滉二(立大)、原 嵩(専大松戸)、平沼 翔太(敦賀気比)、藤岡 裕大(亜大)、畔上 翔(法大)、横尾 俊建(慶大)、小野 和博(富士重工業)、坂本 誠志郎(明大)、吉田 正尚(青山学院大)、猿川 拓朗(日立製作所)、佐藤 世那(仙台育英)、桜井 俊貴(立命大)、柏原 史陽(同志社大)
高校時代に日大三が優勝した年だけに、そのメンバーが何人か入っていますが吉永 健太朗(早大)が入っていないのは残念。原 樹理(東洋大)も合わせて来年頑張ってほしいと思います。
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■21世紀枠候補 2014.12.23
少し前に発表された来年のセンバツ高校野球21世紀枠候補の9校は以下となっています。
<北海道>北見工業
推薦理由:豪雪地帯で環境に恵まれない中、秋季北海道大会で準々決勝に進出。準々決勝では、優勝した東海大四に逆転サヨナラ負け
秋季大会:道大会ベスト8
<東北>松島(宮城県)
推薦理由:東日本大震災で被災したが、県大会で3位に入り東北大会でも1勝を挙げた
秋季大会:県大会3位・東北大会2回戦敗退
<関東・東京>富岡(群馬県)
推薦理由:人口減少地域で生徒募集に苦慮する中、文武両道を掲げ県内の大会でも常に好成績
秋季大会:県大会ベスト4
<北信越>金沢商業(石川県)
推薦理由:練習環境が十分でない中で県大会優勝を飾り、ボランティア活動への取り組みも評価
秋季大会:県大会優勝・北信越大会1回戦敗退
<東海>豊橋工(愛知県)
推薦理由:秋季県大会で私学強豪に勝ち3位となり東海大会へ出場。グラウンドが他部活や定時制と共有にも関わらず創意工夫の練習
秋季大会:県大会3位・東海大会1回戦敗退
<近畿>桐蔭(和歌山県)
推薦理由:1915年の夏の高校野球第1回大会から出場している伝統校に加え県下有数の進学校
秋季大会:県大会ベスト4
<中国>平田(島根県)
推薦理由:地元出身の選手だけでチームを構成し文武両道を実践。野球部員が生徒会長を3期連続で務めている
秋季大会:県大会準優勝・中国大会ベスト8
<四国>松山東(愛媛県)
推薦理由:他の運動部とグラウンドを共有するなど施設面のハンディがある中、練習を工夫し成果を挙げている
秋季大会:県大会準優勝・四国大会1回戦敗退
<九州>八幡南(福岡県)
推薦理由:グラウンドが狭いなど環境に恵まれない中、創意工夫した練習で好成績を残した
秋季大会:県大会3位・九州大会1回戦敗退
21世紀枠候補の選考基準は「困難克服」「文武両道」「他校の模範」「好成績ながらも甲子園に出場できない」「県ベスト16以上」が基本となります。
9校を見るとグラウンドに恵まれないものが多いのが特徴、東では困難克服や成績からみると松島、西では文武両道と成績では松山東が有力のようです。
全部で3校選ばれますが来月の発表が注目です。
尚、高校野球ドットコムでは現在1校づつ詳しく紹介されています。
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■冬トレ 2014.12.22
寒い冬が続いていますが、プロの選手もこの時期に色々なトレーニングの話題が新聞にも出ています。
ボクシング、水泳、スキー、エアロビクスなど野球とは全く違ったスポーツを取り組むこともいいでしょう。
また、社会人出身の選手は元のチームに合流して練習することもあります。
トヨタ自動車出身のプロ野球選手も何名かこの時期に一緒にトレーニングしている姿を拝見します。
土曜日の中日スポーツには今日から中日の祖父江投手が参加。地獄の山登りに参加するとの記事がありました。
吐くほどキツイという山道での走り込み。1週4.3キロのコースを何周も行いますが2年前に私も1度見に行った時に走ってみましたが、年で太っていることもあり半分あたりから歩いてやっと辿り着きました。
祖父江投手もその時にはいましたが二度とやりたくないと思っていたトレーニングを今年取り入れる意気込みが伝わってきました。
また、私も投手の指導はある程度出来ますが、野手となると試行錯誤しながらやっているので、冬の連休に入った時に知人が科学的な分析をしているので勉強と思い行ってみることにしています。
この時期だからやれることもあり色々チャレンジしてみることもいいのではないでしょうか。
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■2015年JABA大会 2014.12.19
2015年JABA大会の日程が決まりました。
都市対抗は2チーム減の32チームで7月18日〜12日間、日本選手権も2チーム減の32チームで10月26日〜11日間の日程で行われます。
都市対抗は今年と同じ日程ですが高校野球の予選真っ只中、日本選手権は5日早まりましたがオリックスが日本選手権に出場した場合に協議されます。
その他、日本選手権対象大会やその他の大会は今年とほぼ変わりません。
私の部にはトヨタ自動車の藤原コーチがいましたが来年人事部に異動、残念ですが引き続きコーチ継続なので頑張ってほしいと思います。変わって来年入部するある選手が私の部に入って来るとのこと。私もその選手と日本選手権で会って少し話をしました。今から楽しみにしています。
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■2015年社会人ドラフト候補 2014.12.18
社会人野球ドットコムで早くもドラフト候補がピックアップされていました。
まず、大卒2年目と高卒3年目が対象になるドラフト解禁組としては、先日も紹介した関谷亮太(JR東日本)、横田 哲(セガサミー)と猿川哲朗(日立製作所)の3人が中心になるとのこと。
続いて、東谷優(七十七銀行)、小野和博(富士重工業)、石橋良太(ホンダ)、横山弘樹(NTT東日本)、宮谷陽介(東京ガス)、斎藤 英輔(鷺宮製作所)、狭間正行(ホンダ熊本)など。
また、残留組では加藤貴之(新日鉄住金かずさマジック)、小畑彰宏(大阪ガス)、尾田佳寛(JX−ENEOS)、上杉芳貴(トヨタ自動車)、菊地翔太(JR九州)。
上杉投手も27歳となり、ギリギリの状況で後は本人の決意次第。私個人としてはプロ入りいてほしいと思いますが、トヨタ自動車での活躍が決断の条件なのでしょうか。ラストチャンスを見守りたいと思います。
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■新春選抜リーグ戦 2014.12.17
今日の中日スポーツに中スポ杯愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦の記事がありました。
1月8日〜25日の間で行われ出場チームは、ニッセイ、小林クリエイト、東郷製作所、ニデック、パナSUNX、フタバ産業、大森石油、中庸スプリング、佐川急便の10チーム。
愛知県の軟式野球はチーム数も多く強豪ぞろい、その中でもニッセイはこの大会で5連覇を目指しています。
ニッセイは小笠原投手(中部大)は抜けたもののエースの林冬樹投手(星城大)、長岡翼投手(三重中京大)に加え、うちの少年野球、中等部出身の三浦勝志投手(国際武道大)が昨年から先発など登板が多く年齢的にもこの大会で多く登板するでしょう。
また、近年ではどのチームもいい選手が集まっていてチーム力は均衡していてどのチームにも優勝できる力があるのではないでしょうか。
私の知り合いから話を聞くとフタバ産業なども力があるとのこと。ここには私の二男と同級生で岡崎南クラブ出身の村瀬大地投手(享栄−上武大)や菅沼貴志捕手(中部大)もいます。
大学時代に良く見た選手が今どのチームにも主力でいて、この大会には出ていませんが他にも平塚投手(中部大−岡崎信用金庫)なども頑張っているようで懐かしく感じます。
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■東海地区ベストナイン 2014.12.16
昨日、社会人野球東海地区の表彰式が行われ年間表彰は以下となりました。
<ベストナイン>
投手 佐伯尚治(1)(西濃運輸)
捕手 飯田大祐(1)(ホンダ鈴鹿)
一塁手 新村太(1)(東邦ガス)
二塁手 籔花新也(1)(三菱重工名古屋)
三塁手 藤川将宏(1)(新日鉄住金東海REX)
遊撃手 樺沢健(1)(トヨタ自動車)
外野手 塩見剛史(1)(新日鉄住金東海REX)
庄司輔(1)(ホンダ鈴鹿)
上村卓哉(1)(JR東海)
指名打者 阪本一成(6)(西濃運輸)
<武田賞>
畠山翔平(新日鉄住金東海REX)
<最優秀防御率>
高木勇人(三菱重工名古屋)
<優秀投手賞>
佐竹功年(トヨタ自動車)
<優秀新人賞>
伊藤匠(西濃運輸)
滝野光太朗(トヨタ自動車)
河野拓郎(ヤマハ)
<特別賞>
西濃運輸野球部(都市対抗優勝)
トヨタ自動車野球部(日本選手権優勝)
林教雄(西濃運輸監督)
田中大次郎(トヨタ自動車監督)
佐伯尚治(都市対抗橋戸賞)
伊藤匠(都市対抗首位打者、若獅子賞)
阪本一成(都市対抗打撃賞)
佐竹功年(日本選手権MVP、アジア大会銅メダル)
滝野光太朗(日本選手権打撃賞)
<クラブチーム優秀選手賞>
伊藤巧(浜松ケイ・スポーツBC)
宮本剛(エディオン愛工大OB BLITZ)
高山正登(奥伊勢ク)
今日の中日スポーツでは佐竹投手と佐伯投手が「切磋琢磨」と大きく掲載されていましたが、佐竹投手は更に新しい球種に挑戦するとか。共に社会人10年目を迎える両エースに来年も注目です。
また、社会人ではは西濃運輸とトヨタ自動車が優勝、高校では三重が甲子園準優勝、軟式でも中京が優勝と改めて思うのは東海地区が頑張った年でしたね。
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■ジュニア 2014.12.15
土日は雪が降ったりと寒くなってきましたが、中学以下のジュニアではまだ試合が行われています。
岡崎で行われているKS争奪中学選抜軟式野球では県外からの強豪校が集まる大会で1、2回戦が行われ県外では南勢中(三重)、羽島中(岐阜)、門真(大阪)が勝ち上がっています。
私は見に行けませんでしたが、城北中が準決勝進出し岡崎の中学も頑張っていて甲山中が過去4回準優勝の田原本中に1回戦で勝利。うちの中等部の選手も頑張っているでしょう。
また、うちの少年野球のチームも試合が続いていて6年生も5年生も頑張っていますが、特に5年生の投手は体も大きく将来性があり楽しみです。
それから、今年のNPB 12球団ジュニアトーナメントは年末の28〜30日の日程で、福岡 ヤフオク!ドームで開催されますが、ドラゴンズジュニアは昨日も交流戦で大勝し本番が楽しみです。
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■社会人投手去就 2014.12.12
プロ野球もオフに入り引退する選手の話題も色々あります。
社会人の投手も引退する投手がいますが、以下のように意外と早く引退する投手もいます。
中川諒(成田−JX−ENEOS4年目)、石井裕大(青学大−西濃運輸3年目)、相良悠馬(九州共立大−新日鉄住金かずさマジック2年目)など。
中川投手は甲子園でも活躍した投手でまだ22歳。ちょっと若すぎるようにも思えますが、競争が激しいチームの事情でしょうか。
また、ジェイプロジェクトの上野貴之(名商大3年目)も引退するとか。大学時代も見た投手だし現役バリバリです。
それから、三菱自動車岡崎の田中優貴(丹生4年目)は福井ミラクルエレファンツに移籍とか。HPでは地元枠とか。この投手も知っているし22歳、新天地での活躍を期待しています。
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■社会人野球表彰式 2014.12.11
2014年度の社会人野球表彰式が東京都内で行われました。
既に発表されているベストナインや各賞ですが、全14の中で半分の7つが都市対抗優勝の西濃運輸と日本選手権優勝のトヨタ自動車の選手が受賞していて改めて東海地区が活躍した年だったことを実感します。
今朝の中日スポーツには東海地区で受賞したメンバーが大きく掲載されていましたが、その中でも新人で唯一受賞した西濃運輸の伊藤匠三塁手が来年の打てる三塁手でドラフト候補として紹介されていました。
また、佐竹投手は投手部門で全ての賞を独占しベストナインの中で唯一、満場一致でしたが、西濃運輸の佐伯投手には勝ったと思っていない。更に上を目指すとの意気込みあるコメントでした。
その社会人野球ですが、20年の東京オリンピックに向け、来年の一部の大会で7イニング制の導入を検討するとか。
試合時間短縮が目的ですが、スピードアップを掲げた社会人野球では2年間で大幅に削減され、現在2時間35分程度で私も早くなったと感じますが、プロはまだ3時間以上掛かっていてオリンピックでは2時間半が目標。7イニング制はその対策だといいます。
社会人野球では、高砂大会でダブルヘッダーが組まれている予選リーグで、負担軽減を考慮し7イニング制になっていますが、来年は拡大するのでしょうか。
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■高校生進路 2014.12.10
高校生投手の進路がそろそろ決まってきます。現在分かっている範囲でプロ入り以外の主な投手は以下となっています。
西嶋 亮太(東海大四) JR北海道
石井 成(聖光学院) 亜細亜大
田嶋 大樹(佐野日大) JR東日本
小島 和哉(浦和学院) 早稲田大
三輪 昂平(日大三) 明治大
釘宮 光希(日大三) 立正大
青島 凌也(東海相模) 東海大
山田 将士(桐光学園) 青山学院大
森田 駿哉(富山商業) 法政大
田中 空良(豊川) 東邦ガス
今井 重太朗(三重) 中部大
東妻 勇輔(智弁和歌) 日本体育大
山岡 就也(広島新庄) 国学院大
恩田 和季(開星) 近大工学部
持田 隆宏(開星) 亜細亜大
岸 潤一郎(明徳義塾) 拓殖大
酒井 祐弥(高知) 中京大
諸冨 将士(城北) JR九州
善 武士(多良木) 東芝
横川 楓薫(日南学園) 東海大
山城 大智(沖縄尚学) 亜細亜大
赤嶺 祥吾(糸満高校) 拓殖大
この中で、田嶋投手、小島投手、森田投手、山岡投手、岸投手、山城投手あたりはプロ志望届を出せば指名されたと思われます。
また、JR東日本は大学生2名に続き田嶋投手を獲得。積極的に補強しますね。
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■指導者講習会 2014.12.9
野球がオフに入ったこの時期、指導者講習会が行われています。
まず、東京都高校野球連盟が海城高校講堂にて指導者講習会を行い、智辯和歌山の高嶋仁監督を招き講演があり、東京都の指導者を中心に450人ほどが集まったようです。
高嶋監督は智辯学園、智辯和歌山時代を通じて東京勢と7回対戦し6勝1敗。その中でも最もやりにくかかったのが、1999年の都立城東だという。甲子園の観客はみんな都立城東を応援していて、都立城東の選手がヒットを打てば大歓声。智辯和歌山の選手が打っても全く反応せず、5対2で勝ったものの、甲子園の観客を敵に回したらこれほど怖いモノなのかと感じた試合だったとのことなど。
また、智辯学園に赴任して3年目に監督に就任した当時、選手たちが練習をボイコット。厳しい練習をしても指導者の一方通行じゃいけないんだなと。ここから厳しい練習をしながらも、選手と心を交わすことを意識したようです。講演は予定の1時間半が過ぎたものの、まだ喋りたいことの5分の1しか話していないというほどの熱弁だったようです。
それから、全日本野球協会会は日本野球機構と共催で1月16日〜18の間、幕張メッセにてBASEBALL COACHING CLINIC (BCC)との野球指導者講習会を開催するようです。
このBCCには、今夏の全国高等学校野球選手権大会優勝校である大阪桐蔭高等学校の西谷浩一監督、選手としてバルセロナ・アトランタ・シドニーの3度のオリンピックに出場した元日本生命野球部監督の杉浦正則氏と、同志社大学の後輩にあたる前東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏による対談形式講義のほか、医科学・法律・スポーツ科学等の各分野からスペシャリストをお招きし、内容の濃い講義を展開する内容です。
受講者は、硬式・軟式や指導対象の世代を問わず、各カテゴリーの野球指導者や、チーム責任者・代表者、スポーツ医、トレーナー、PT、あるいはそのような立場を希望する方々らが全国から400名、医科学関係者コースにさらに100名見込まれていて、「一般社団法人日本野球機構」「公益社団法人全国野球振興会」「一般社団法人日本プロ野球選手会」の3団体が、学生野球資格回復研修制度修了者である元プロ野球関係者を対象として開催していた「プロ野球公認指導者養成講習会」も今回よりBCCに組み込まれることとなり、元プロ野球関係者の受講者数も大幅に増えることが予想されているようです。
これらの講習会は色々な指導方法の中で気づきも沢山あるので機会があれば私も聞いてみたいと思います、
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■大学生進路 2014.12.8
ドラフトが終了ししばらく経ちますが、そろそろ大学生の進路が見えてきました。
愛知大学野球リーグの主な進路は以下となります。
北出 浩喜(愛工大)→パナソニック
河野清太郎(名城大)→ジェイプロジェクト※志望届を提出
七原 優介(名 大)→トヨタ自動車
国岡 祐樹(愛工大)→社会人予定
日本生命の清水投手(中京大)やJR西日本の湧川投手(愛産大)が社会人になって新人からエース級の働きをしているので楽しみです。
また、プロに複数投手を指名されたJR東日本は大澤信明(立大)、進藤拓也(横浜商科大)を、ホンダ鈴鹿も栃谷弘貴(国学大)を獲得しています。
それから、カネフレックスというチームが大西健太(東日本国際大)、山崎悟(天理大)を獲得しています。
カネフレックスは、パイプ、ホース、建材などの製造販売をおこなうカナフレックスコーポレーションが設立した硬式野球チームで、独立リーグやクラブチームなどで引退した野球選手やスポーツ専門学校などを卒業した若い選手にセカンドキャリアとプレーの場を提供すべく、2013年に硬式野球部を発足し滋賀工場のある滋賀県東近江市に活動の拠点を置いています。
カネフレックスは今年のシーズンから社会人野球へ参加、滋賀県内の企業による社会人野球チームとしては、日本IBM野洲の2008年廃部以来、6年振りの本格的な参加になります。
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■ベストナインに佐竹投手 2014.12.5
日本野球連盟は昨日、2014年度の社会人野球ベストナインを以下のように発表しました。
投手 佐竹功年(31)トヨタ自動車
捕手 戸柱恭孝(24)NTT西日本
一塁手 金丸恭平(29)西濃運輸
二塁手 小川 信(31)富士重工業
三塁手 伊藤 匠(23)西濃運輸
遊撃手 倉本寿彦(23)日本新薬
外野手 友永翔太(23)日本通運
外野手 土井翔平(23)大阪ガス
外野手 小島宏輝(27)トヨタ自動車
指名打者 阪本一成(38)西濃運輸
また、個人賞は以下の通りです。
最多勝利投手賞:佐竹功年(31)トヨタ自動車 7勝無敗(10試合)
最優秀防御率賞:佐竹功年(31)トヨタ自動車 0.64(10試合 70回1/3 失点9 自責点5)
首位打者賞:橋本駿介(24)JFE西日本 打率.442(12試合 55打席43打数19安打)
最多打点賞:松本晃(29)JR東日本 18打点(19試合)
最多本塁打賞:該当者無し(表彰規定:6本以上)
佐竹投手は他の公式戦も含め他の投手を圧倒し最多勝利投手賞、最優秀防御率賞の3冠に輝き最高の年でしたね。
また、ベストナインの選手が全て初受賞となりました。西濃運輸の阪本選手は長野大会でホームランを見ましたが38歳で現役選手とは素晴らしいですね。
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■2015年高校生注目投手 2014.12.4
高校野球ドットコムで来年の高校生注目選手が紹介されていました。
その中で注目投手は以下のようになっています。
東北:佐藤僚亮(山形中央)、八木彬(八戸学院光星)、赤川諒(弘前学院聖愛)、佐藤世那(仙台育英)、高橋樹也(花巻東)
関東:吉田凌(東海大相模)、小笠原慎之介(東海大相模)、原嵩(専大松戸)、宮城正規(我孫子東)、原田泰成(東海大望洋)、望月惇志(横浜創学館)、田村海人(桐蔭学園)、大関友久(土浦湖北)
東海:高橋純平(県岐阜商)、小澤怜史(日大三島)、森奎真(豊橋工)、山田大樹(菰野)
北信越:平沼翔太(敦賀気比)、谷川刀麻(星稜)
近畿:小川良憲(近江)、高橋奎二(龍谷大平安)、永谷暢章(履正社)、坂口大誠(奈良大附)、齋藤祐太(智辯和歌山)、玉田琢磨(京都翔英)、三田村博(京都翔英)、古都成輝(須磨学園)
中国:小畠空 (興譲館)、高橋晟一朗(米子北)、川上遥 (鳥取西)
四国:西口ひかる(坂出商)
九州:石場匠(海星)、内間敦也 (コザ)、前田敬太(中部商)
東北、関東地区に好投手が多く見られるのが特徴でしょうか。この中で最も注目されるのは高橋純平(県岐阜商)ではないでしょうか。
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■韓国の高校bP投手 2014.12.3
韓国の高校No.1エースで今年のU18アジア選手権で韓国の優勝に貢献したハン・ドゥソル投手が、社会人野球の履正社学園でプレーすることが決まりました。
ハン・ドゥソル投手は社会人野球を経て、日本のプロ球界入りを目指しているとのことですが、クラブチームでも履正社学園を選んだのは意外でした。
日本野球連盟の新人選手選択会議規約では、日本の中学、高校、大学、および高野連、大学野球連盟に加盟しているチームの選手、または日本国籍を持つ選手を指名できるとあります。
今回ハン投手が入学する履正社医療スポーツ専門学校は日本野球連盟に所属するチームで、社会人チームとして扱われるため卒業してもドラフト候補とはなりません。
しかし、都市対抗予選など各地の社会人の大会には出場できるので、今後注目されることになりそうですね。
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■大学監督 2014.12.2
東京6大学で早大の監督に高橋広氏、慶大の監督に大久保秀昭氏が就任することが決まりました。
高橋広氏は愛媛県新居浜市出身で西条で主将として活躍、3年の夏は後に巨人で活躍した松山商高の1年生エース西本聖投手に甲子園への道を阻まれました。その後、早大に進んだ後の私が高校時代に鳴門工にコーチとして就任、私も鳴門工とはよく試合をしました。また1980年から監督を務めましたが甲子園に出場したのは19年目の1999年、その後は夏7回、春4回と甲子園の常連になるまでの強豪となりました。知人曰く日本一スクイズが好きな監督として君臨していました。最高位は2002年のセンバツ準優勝でした。2012年に鳴門一との合併で鳴門渦潮となった後も指揮を執っていました。また、今年は18Uアジア野球選手権大会日本代表の侍ジャパン監督にも指名されました。私もその頃から早大の監督の話を聞いていました。
鳴門工と早大というと三倉兄が現在4年生で活躍していてパイプもありました。また、鳴門渦潮は鳴門インターのすぐ下にあり一昨日も通ったばかりです。高橋広氏も60歳の定年を迎える来年から単身赴任で東京に進出。新天地での活躍を期待しています。
また、大久保秀昭氏はJX―ENEOSの監督に就任した時に驚きでしたが、就任後に間もなくボストン・レッドソックスに進んだ田澤純一投手の時によくテレビにも出ていましたね。本人の現役時代は桐蔭学園−慶大−日石(現在のJX―ENEOS)−近鉄。私の中ではアトランタオリンピックで杉浦正則投手とバッテリーを組んだイメージが強く、プロ入りは27歳と遅くプロではあまり活躍できないまま引退しました。本人のキャラもありますが田澤純一投手の時やタレントの大東めぐみさんと結婚したりでマスコミに出ることも多く目立つタイプですね。監督としては何といってもJX―ENEOSで2008年、2012年、2013年の都市対抗優勝が燦然と輝きます。私もJX―ENEOSの大城基志投手は大好きな投手です。
今回、2人の新監督の発表がありましたが、来年の早慶戦も注目しています。
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■社会人野球ベストナイン2次選考 2014.12.1
社会人野球ベストナイン2次選考の結果の発表がありました。
投手では1次選考の35名から半分の18名に絞られました。この中でトヨタ自動車の佐竹投手と西濃運輸の佐伯投手の一騎打ちとなるでしょう。共に2大大会のMVPで優勝投手ですが、最終的に補強でも活躍し抜群の好成績を残した佐竹投手が受賞すると思います。
野手は各ポジションで7名程度に絞られましたが、選考基準は打率が大きく影響するのではないでしょうか。
3次選考は今日1日で最終選考は4日となっています。今週には決まりますね。
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■タイブレーク 2014.11.28
日本高野連は昨日、来春の地区大会でタイブレークを導入することを発表しました。
今後の甲子園の掛かった予選での導入も見据えての決定のようです。
これで、引き分け再試合で日程が変更になることがなくなりました。
社会人野球やWBCでは既に採用されて、先日の日本選手権でもトヨタ自動車対JR東日本戦でみましたが、終盤のスリリングな展開も見る側にとっては楽しくなる制度です。
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■新人王 2014.11.27
私のHPでも紹介している石川歩投手(滑川−中部大−東京ガス−ロッテ)がパリーグの新人王を獲得しました。
石川投手は今年入団し新人ながら10勝し頑張りました。アマの中部大時代に神宮球場で2年生ながら147キロをマークし鮮烈デビューを見たのが最初で何度か会話もしましたが、最後に話をしたのは昨年のトヨタ自動車とのオープン戦でした。あれから1年余りで立派なプロ野球選手に成長しましたね。
また、同じくパリーグの新人王で2位の獲得票だったのは西武の高橋朋己投手。高橋投手は西濃運輸から2年前に入団。今年は63試合に登板、2勝1敗21セーブ、ホールド13、防御率2.01の立派な成績でした。
高橋投手を最後に見たのは2年前の5月25日、都市対抗予選でのトヨタ自動車戦でした。トヨタ自動車は上杉投手が都市対抗初先発の日で高橋投手と投げ合いは見事でした。その時の高橋投手のスピードのある球が印象的でしたね。
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■1年目投手 2014.11.26
今年の社会人野球の投手の中で際立ったのは1年目投手の活躍でした。
中でも以下の投手は都市対抗と日本選手権の本大会で主力投手として既に登板している投手で全員合わせると10勝以上していることになります。
東谷優(中部学院大−七十七銀行)、猿川拓朗(東海大−日立製作所)、石橋良太(拓殖大−ホンダ)、関谷亮太(明大−JR東日本)、東條大樹(青山学院大−JR東日本)、横山弘樹(桐蔭横浜大−NTT東日本)、横田哲(上武大−セガサミー)、齋藤英輔(青山学院大−鷺宮製作所)、山下大輝(常葉大浜松キャンパス−西濃運輸)、近藤大亮(大阪商業大−パナソニック)、清水翔太(中京大−日本生命)他
上記の中で、昨日発表されたベストナイン1次選考で、猿川拓朗投手、石橋良太投手、関谷亮太投手、横山弘樹投手、横田哲投手、近藤大亮投手、清水翔太投手が選ばれています。
また、関谷亮太投手と横田哲投手は社会人野球ドットコムでも大きく紹介されています。関谷亮太投手のダイナミックなフォームと両手使いの横田哲投手の安定したピッチングは京セラドーム大阪でも見ましたが印象的でした。
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■交流戦 2014.11.25
高校野球では公式戦が終了し最後の練習試合などが行われています。
愛知県でも1年生大会が行われ愛工大名電が優勝、やろまいか私学四強対決も昨日行われました。
高校野球は練習試合も今週末で終了、3月までの練習試合解禁まで3ヶ月の冬のトレーニングに入ります。
高校野球といえば、今朝のHNKで4時半から済美の故上甲監督と安楽投手のドキュメンタリー番組がありました。
既に春に癌を宣告され入院断り薬を飲みながらグラウンドに立ち続けた上甲監督の生き様が描かれていて、安楽投手も夏の甲子園で優勝することを上甲監督と約束して怪我もありながら投げきった夏の大会の試合などが表現されていました。
映像には奥さんの墓を参る上甲監督や智弁和歌山の高嶋監督のコメントなどもありました。安楽投手が楽天1位指名後、仏壇に報告する安楽投手の映像もあり改めて上甲監督と安楽投手の師弟関係が描かれている番組でした。
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■佐竹投手 2014.11.24
日本選手権が終了して2週間近くになろうとしていますが、決勝戦のテレビを見ていた多くの人から佐竹投手のピッチングは凄かったという話を私にしてきます。
たしかに4安打完封は素晴らしいことですが、私が見た先発3試合の中では調子は一番悪かったと言います。疲れもあったと思いますが少しコントロールにブレがあったようにも思えます。
逆に言えば2、3回戦の2安打、3安打完封はもっと素晴らしい出来でした。決勝では調子はそれほどでもありませんでしたが、今の佐竹投手は確固となる投球術や制球力を身につけている為、試合をしっかりと作ることが出来ますね。
また、多くの人がピッチングフォームについて聞かれますが、今のテークバックが小さいフォームに変えたのは2年前の夏頃です。斎藤佑樹投手が高校時代に早大の佐竹投手のフォームを参考にしたというのは有名ですが、当時150キロを誇りにしていた時代とはフォームも大きく変わりました。
以前は、もっとリズミカルにテークバックの腕の位置もお尻あたりまで下りて、通常の投手が投げるテークバックと同じでした。スピードを求めプロを意識した時代でもありました。
その後、肘を手術してしばらくした頃に現在のフォームに変えました。それが怪我の功名でしょうか、以前は真上から投げ下ろすので左右のブレは少なかったものの上下のブレは大きく制球力が課題でした。少し荒れるのが若い佐竹投手の魅力でもあった時期でもありました。
それが、現在では腕は胸あたりからそのままテークバックに持ってくるのでトップが決まり、少し押し出す投げ方にすることにより球筋が安定するようになりました。昔は二葉捕手も真ん中あたりを構えることもありましたが、今は低目に構えてそこにしっかりと投げられます。加えて腕が体に隠れて腕の出所が分かりにくく、140キロ程度のストレートに振り遅れることが多くなってきました。
変化球もカット、チャンジアップ、フォーク、スライダーと多彩に操り、1球目からチャンジアップを投げることも多くなりました。多くのことを経験し円熟味を増した佐竹投手はミスター社会人への道を歩みつつありますね。
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■明治神宮大会 2014.11.21
先日終わった明治神宮大会は高校の部が仙台育英、大学の部が駒大が優勝しました。
仙台育英のエース佐藤世那投手は3連投で25イニングの投げ抜き優勝。体全体の柔らかさを感じる投手です。テークバックで肘を大きく引く独特なフォームからMAX144キロのストレートとキレのいいスライダーのコンビネーションで投げます。なかなかいい投手です。弟も仙台育英学園秀光中等教育学校のエースとして中学軟式で8月に全国優勝したとか兄弟揃って全国優勝投手は前例がないのではないでしょうか。
駒大はエースの今永昇太投手(北筑)が3試合、14回を1失点と活躍。細身ながらMAX148キロで変化球も良く三振も取れコントロールも良く来年のドラフト上位指名でしょう
高校の部は仙台育英の優勝でセンバツに出場できる東北の枠が1校増、準決勝で仙台育英に敗れた八戸学院光星か、同じく大曲工に敗れた鶴岡東が有力となりました。
話は変わりますが私の中でも大きな出来事があり四国に帰っていた為、久々のブログの更新となりました。この間に明治神宮大会があり、これで今年の野球の試合も終わりましたね。
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■日本選手権球速ランキング 2014.11.14
社会人野球の日本選手権が終わりましたが、球速ランキングは以下の通りとなりました。
150キロ 上杉芳貴(トヨタ自動車)
149キロ 竹下真吾(ヤ マ ハ)
148キロ 東谷優(七十七銀行)
148キロ 齋藤英輔(鷺宮製作所)
148キロ 石橋良太(ホ ン ダ)
147キロ 六信慎吾(西濃運輸)
147キロ 高木勇人(三菱重工名古屋)
147キロ 川尻 一旗(トヨタ自動車)
147キロ フェリペ・ナテル(ヤ マ ハ)
147キロ 松田拓磨(NTT西日本)
146キロ 近藤大亮(パナソニック)
145キロ 東條大樹(JR東日本)
145キロ 猿渡眞之(大阪ガス)
トップは上杉投手となり、145キロ以上が13名で東海地区が6名と最も多いのが特徴、他にも140キロ〜144キロまでが20名いて140キロ超えは34チーム中、33名でした。
登板していなく140キロを超える投手も多くいて140キロ超えは社会人では最低条件とも言えるでしょう。
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■日米野球 2014.11.13
社会人野球の日本選手権が終わりましたが、日本選手権にトヨタ自動車が強い要因として選手の8割以上が東海、近畿、四国に集中していることも一つあるのではないでしょうか。
スタンドにも高校時代の関係者も多くいて話が聞こえてきます。
また、私も試合終了後に佐竹投手が登板した後はなるべく佐竹投手のお父さんに挨拶をして帰るようにしています。
佐竹投手のお父さんも、今年はアジア大会の観戦に韓国にも行ったとのことでした。
その佐竹投手のお父さんから決勝が終わった後に1人の方を紹介してもらいました。
その方は、私の高校時代に審判をやって頂いた方で小豆島にいるとのこと。2年生の夏の決勝では一塁の審判をやっていたと言われていたので、その時は一塁を守っていたのですぐ横にいたことになります。
神前監督の抗議で20分中断しましたが、そのことも覚えてくれていました。
話は変わりますが、社会人野球の日本選手権が終わった翌日、日米野球が開幕し京セラドーム大阪で始まりました。
前田投手や大谷投手も頑張りましたね。
その京セラドーム大阪のショップでは日本選手権の期間中も侍ジャパンのグッズが多く販売されていました。
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■日本選手権最終日 2014.11.12
社会人野球、日本選手権最終日。
この日は午後からトヨタ自動車の応援に行きました。
決勝の相手はセガサミー。
トヨタ自動車の先発は中1日で佐竹投手。
佐竹投手は先発した過去2試合ほどの完璧なピッチィングではなかったように思えますが、走者をいくつか出すも後続をしっかりと抑えていきます。今まで同様、相手打者はストレートにつまりチェンジアップ、フォーク、カットボールなど変化球も多彩で多く並んだ左打者を翻弄しました。
セガサミー先発は連投の新人、横田哲投手(飯能南−上武大)。横田投手は大学時代に上武大のエースとして全日本大学野球選手権の初優勝に貢献した優勝投手です。特徴のあるフォームからキレのあるストレートとカーブ、スライダーが有効でした。
試合は5回までお互い無得点、ややセガサミーペースかと思いました。しかし先制したのはトヨタ自動車。6回先頭の亀谷選手が右中間スリーベースヒット。続く木下選手がレフト前タイムリーを放ちました。
セガサミーは7回からアンダーハンドの前原侑宜投手(出水−日本文理大)にスイッチ。
トヨタ自動車は7回にも四球、送りバント後に瀧野選手が左中間にタイムリースリーベースを放ち2点目、尚も相手のエラーで3点目。
トヨタ自動車は最終回にもダメ押しの2点を追加、最終回にノーアウト1、2塁のピンチはあったものの佐竹投手は後続を抑えて4安打完封勝利で日本選手権4度目の優勝を果たしました。
この試合、地力に勝るトヨタ自動車と勢いに乗るセガサミーでしたが、佐竹投手が勢いを止め1、2年目の選手が多いトヨタ自動車は若手とベテランが融合し後半にその結果が出る最高の形となりました。
試合終了後、表彰式が行われました。
注目のMVPは文句なく4試合、30イニング2/3を無失点に抑えた佐竹投手が受賞しました。これで都市対抗本大会も含めると48回を自責点1、防御率0.18の驚異的な数字を残し今シーズンを終えました。ベストナインの結果が楽しみです。
私はこれで全試合を観戦することが出来ました。過去の3度の優勝も球場で観戦出来ましたが、今大会を通じてベテランも若手もハツラツとしたプレーが印象的でした。都市対抗で敗退し田中監督も思い切ってチームを変えてもらった結果が出た大会でもありました。
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■日本選手権9、10日目 2014.11.11
社会人野球、日本選手権9、10日目。
日曜日から1泊2日でトヨタ自動車の試合を観戦。
準々決勝の日曜日はJR東日本と対戦。大きなヤマでした。
トヨタ自動車の先発は佐竹投手。
佐竹投手は相手が優勝候補のJR東日本とあって試合前から気合が入っているようにも思え、2回戦同様に完璧なピッチングでした。10回を投げて3安打12奪三振。これで、21イニング余りを無失点独走中。都市対抗も2試合先発し2勝で自責点1だったので、2大大会で防御率は0.2程度。もう1試合ありますが、気は早いですがベストナイン確定のピッチングだったのではないでしょうか。
JR東日本の先発はオリックスにドラフト2位指名された2年目の坂寄晴一投手(鉾田一−国士舘大)。坂寄投手は細身な体で足を高く上げますが、そこから一気にストレート、変化球共にキレのいい球を投げ込みます。トヨタ自動車の左打者も外角の球を打たされる場面が多くあり、5回を2安打に抑えました。変化球も多彩で技巧派タイプでしょうか。
JR東日本の2番手は広島にドラフト6位指名された2年目の飯田哲矢投手(藤沢翔陵−亜大)。この投手も坂寄投手と同じようなタイプですが体はしっかりとしていて、ストレートは140キロ超えが多くありました。
JR東日本の3番手は1年目で来年ドラフト候補の東條大樹投手(桐光学園−青山学院大)。右サイドハンドからMAX147キロのストレートが魅力的です。
JR東日本の最後も1年目で来年ドラフト候補の関谷亮太投手(日大三−明大)。MAX148キロのストレートとフォーク、チェンジアップを主体に投げます。
試合は0対0のまま延長に入り、トヨタ自動車も11回からは上杉投手が登板。ストレートも149キロが出て力勝負でした。
試合は延長サドンデス13回で2対1で勝利。最後は代打福田選手が左中間にサヨナラタイムリーを放ちました。この試合、両チームが総力戦で惜しげもなくJR東日本は好投手を注ぎ込みました。最後は、いつ出るのかと思っていた福田選手が、ここぞという場面で会心の一撃でした。
この試合、強豪同士の戦いで緊迫感のある際どい試合でした。私がこの5年間ぐらい見た試合では、ガチンコのシビレるベストゲームでした。
私は日曜日の試合後、大阪で1泊して月曜日の準決勝の試合を観戦。
この日のトヨタ自動車の相手はパナソニック。
先発は、上杉投手かと思いきや、公式戦初先発の藤田投手。
藤田投手は、初先発とは思えない落ち着いたピッチングで安定していました。スピードもコントロール重視でしたがサイドハンドから140キロ超えを連発し5回を2安打5奪三振の内容でした。
パナソニック先発は新人の近藤大亮投手(浪速−大阪商業大)。なかなかダイナミックなフォームで胸をしっかりと張って投げます。140キロ中盤あたりが出ていました。
試合はトヨタ自動車が河合選手のスクイズで先制。樺澤選手、瀧野選手の連続タイムリーで3点を奪い、有利に試合を進めていましたが、8回に死球やミス、タイムリーが出て3対3の同点に追いつかれました。
しかし、9回裏に河合選手、樺澤選手がヒットで繋ぎノーアウト1、3塁。その直後に瀧野選手に昨日同様の左中間サヨナラタイムリーが出て4対3でトヨタ自動車が勝利。4度目の優勝にあと一つとなりました。
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■日本選手権8日目 2014.11.9
社会人野球、日本選手権8日目の結果です。
セガサミー3対1NTT東日本
大阪ガス11対4明治安田生命
西濃運輸1対0日本通運
日本生命8対2三菱重工名古屋
大阪ガスはシーソーゲームから8回に一気に6点を奪い大勝。
西濃運輸は都市対抗で橋戸賞を獲得した佐伯投手が8安打を許しながらも日本通運に完封勝ち。
私はこの日、息子の高校と桐村が行っている菰野との練習試合があり観戦しました。結果は桐村が完封勝利。お互い残り半年余り命懸けで野球に取り組んでもらいたいと思います。
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■日本選手権7日目 2014.11.8
社会人野球、日本選手権7日目。
この日は休みを取りトヨタ自動車の応援に行きました。
トヨタ自動車の先発は上杉投手。
上杉投手は2回にランナー1塁から甘く入ったスライダーをライト線に打たれ先制されますが、徐々にリズムをつかみ中盤にはストレートは148キロあたりをポンポンと投げ込み7回途中4安打1失点と良いピッチングでした。
JFE東日本の先発は初戦に続き、佐竹投手と同じくアジア大会に出場した幸松司投手(敬徳‐九州産業大)でした。こうまつ つかさ投手と呼びます。
幸松投手は初回からノーアウト満塁のピンチを凌ぎました。サイドハンドからキレのいい球を投げます。32歳のベテランで落ち着いたマウンド捌きを見せます。
トヨタ自動車は1点をリードされた4回裏に樺澤選手がレフトスタンドに同点ホームラン。5回にも多木選手がレフト戦に技ありのタイムリーで逆転。
幸松投手はここで降板。左打線の多いトヨタ自動車は4回途中まで8安打を放ちました。
JFE東日本の2番手は中林伸陽投手(慶応‐慶応大)でしたが、瀧野選手にもタイムリーが出て3対1。その後、小刻みに4人の投手を注ぎ込みましたが打線好調のトヨタ自動車は河合選手、小島選手にもタイムリーが出て6点を奪いました。
トヨタ自動車2番手は佐竹投手。7回途中から登板し8回にピンチはあったものの2回2/3を無安打無失点。
試合は結局6対1でトヨタ自動車の勝利。先制されたものの終始、打線好調のトヨタ自動車のペースでした。また、この試合には源田選手、大城選手など来年入社の選手も試合観戦に来ていました。
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■日本選手権6日目 2014.11.7
社会人野球、日本選手権6日目の結果です。東海地区が全試合に出て2勝1敗でした。
西濃運輸4対0茨城ゴールデンゴールズ
三菱重工名古屋2対1ニチダイ
JR東日本1対0ヤマハ
西濃運輸は新人の山下大輝投手(飛龍高‐常葉大浜松キャンパス)が先発し7安打を打たれながらも完封。この投手は長野大会で見ましたが、ストレート主体の真っ向勝負で見ていて気持ちがいい投手です。
三菱重工名古屋は巨人に3位指名された高木投手が先発し8回1失点。最後はベテランの中根投手が抑えました。ニチダイは高卒2年目、蔭地野正起投手(智弁和歌山)が先発し2失点完投。高校時代もドラフト候補で、この試合は負けたものの今年先発として活躍し岡山大会ではJR東海に完封勝ちしていて来年が楽しみな投手です。名前はおおじの、まさきと呼びます。
ヤマハは負けたもののナテル投手、渡邊投手、大野投手、竹下投手で1失点で切り抜けました。JR東日本はポスト吉田一将(オリックス)として期待の新人、関谷亮太投手(日大三‐明大)が先発、広島6位指名の飯田哲矢投手(藤沢翔陵‐亜大)、新人の東條大樹投手(桐光学園‐青山学院大)で4安打の見事な完封リレーでした。JR東日本は他にも鈴木翔太投手(時習館高校−東大)、板東湧梧投手(鳴門)の面白い新人を獲得。他にもアジア大会に出場予定だった片山純一投手(左肩痛)もいて来年以降も投手陣が万全でしょう。ヤマハは1回戦でも好投した大野健介投手(静岡商‐早大)が、この日も2回無安打無失点で個人的にも嬉しく思います。
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■日本選手権5日目 2014.11.6
社会人野球、日本選手権5日目の結果です。
NTT西日本6対4西部ガス
NTT東日本4対1JR四国
大阪ガス5対0JR北海道
NTT西日本は吉元投手、松田投手のリレーでした。新人の波多野利彦投手(愛院大)、吉岡知晃投手(名商大)の登板は残念ながらありませんでした。2011年に発足した西部ガスは元駒大苫小牧の香田誉士史氏が2012年からコーチで就任していて発展途上でしょう。
NTT東日本は延長12回タイブレークでNTT東日本が勝利。JR四国はMAX150キロ右腕の南川忠亮投手(高松工芸)が完投で頑張りましたが残念でした。
大阪ガスはサイドハンドに変えた小畑彰宏投手が3安打完封。次は飯塚投手あたりも登板してほしいと思います。
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■日本選手権4日目 2014.11.5
社会人野球、日本選手権4日目の結果です。
JFE西日本2対1鷺宮製作所
日本通運10対1バイタルネット
ヤマハ2対1東芝
JFE西日本はMAX151キロ、3年目ドラフト候補の森川達哉投手(水戸短大付‐関西国際大)が1失点完投勝利。この投手は変化球も良くなり来年はドラフト指名の可能性があるのではないでしょうか。鷺宮製作所も高校時代から怪我の多かった新人の齋藤英輔投手(青森山田‐青山学院大)が先発、6回を1失点でまずまずでしょう。この投手もMAX152キロと本格派右腕同士の投げ合いでしたね。
日本通運は先発全員安打で大勝、特に中日3位指名の友永翔太選手(東海大相模‐国際武道大)が5安打の固め打ちでした。バイタルネットは江村投手‐河田投手‐曽根投手と試合を作れる投手が登板しましたが、流れが一方的に日本通運に行ってしまったのでしょう。
ヤマハは楽天の則本投手とチームメイトだった長谷川投手(三重‐三重中京大)が好投し2対0で東芝に初完封勝利。継投の多いヤマハにとっては嬉しい誤算でしょう。打線も上位で6安打打っていて3回戦のJR東日本戦にも勢いが出たのではないでしょうか。
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■日本選手権3日目 2014.11.4
社会人野球、日本選手権3日目の結果です。
日本生命5対2JR西日本
セガサミー7対6三菱重工神戸
パナソニック3対2東邦ガス
JR西日本は湧川投手(愛産大)が7回まで無失点と頑張りましたが8回に逆転されました。日本生命は昨年の中京大のエースで今年入った清水投手が6回から登板し4イニング3安打無失点の好投でした。
セガサミーは3対3のまま12回延長サドンデスで勝利。昨年、トヨタ自動車も完投負けした三菱重工神戸の守安投手は延長12回途中まで踏ん張っていますね。
また、東邦ガスは終盤追い上げての1点差負けでしたが、甲斐投手と水田投手が5安打に抑えています。打線では2ランを含む2安打を放った38歳のベテランでコーチ兼任の山本選手が頑張りましたが、打線が3安打に抑えられたのが敗因でした。一方、パナソニックは新人で来年のドラフト候補の近藤大亮投手(浪速‐大阪商業大)が先発し7回途中まで2失点に抑えています。パナソニックは秋吉投手(ヤクルト)が抜けた今年は、近藤投手に藤井投手、四丹投手の3人で先発を回していますが、思い切って新人を先発させましたね。
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■日本選手権2日目 2014.11.3
社会人野球、日本選手権2日目。
試合結果は以下となりました。
JR東日本7対6JR九州
明治安田生命5対4ホンダ鈴鹿
ホンダ2対1JR東日本東北
JFE東日本7対1三菱重工広島
評判の高かった三菱重工広島は鮫島投手も打たれ5回3失点で降板、JFE東日本に完敗しました。残る3試合は1点差ゲームの接戦でした。
また、注目のドラフト勢はホンダ鈴鹿の土肥寛昌投手(ヤクルト6位指名)は先発で5回2失点、守屋功輝投手(阪神4位指名)は2回1/3を1失点。JR東日本東北の加藤正志投手も3回1/3でサヨナラ負けの1失点でドラフト組は結果が残せない1日となりました。
これでトヨタ自動車の3回戦は7日にJFE東日本との対戦が決定。佐竹投手と同じくベテランで日本代表に選ばれた32歳の幸松司投手が2回戦でも三菱重工広島相手に6回1失点で抑えていて、両ベテラン投手の対決になるのか、上杉投手と左投手の対戦になるのか注目です。
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■日本選手権第1日 2014.11.2
日本選手権が始まりました。
この日、トヨタ自動車の初戦もあるので車で移動し試合を観戦しました。
試合前、10回出場の二葉捕手が表彰されました。
初戦の相手は日本新薬。
予想通り日本新薬は阪神の榎田投手の弟、榎田宏樹投手(小林西‐日本文理大)が先発。榎田投手は立ち上がりが良く初回から快調なピッチング。4回まで無失点でした。腕の振りがシャープでキレのいいストレートが両コーナーに決まります。ゆっくりとしたテークバックから一気に加速するので130キロ台のストレート以上に速く見えます。フォーク、スライダーも効果的でした。
一方、トヨタ自動車の先発も予想通り佐竹投手。佐竹投手は都市対抗で優勝、韓国で行われたアジア大会に日本代表として登板し、休みなく投げていて大会前は少し疲れが出ているのか、少し調子が上がらないと聞いていましたが、全く問題ないピッチングで力みもなくストレートも走りコントロールも抜群で相手の空振りが多く見られ榎田投手との投手戦でした。
試合が動いたのは5回、この回先頭の瀧野選手がレフト戦にツーベース、送って亀谷選手の内野ゴロで瀧野選手が本塁死。チャンスは途切れたかと思いましたが長打力のある新人の木下捕手が気楽になってホームランでも出るかもと話をした瞬間に左中間に2ランホームランが飛び出しました。
流れを引き寄せたトヨタ自動車は7回にも代打、田中幸選手がライトに犠牲フライを放ち3対0。
日本新薬は最終回にドラフト候補として注目された中村駿介投手(滋賀学園‐亜大)が登板。ヒットを2本打たれましたが無失点でした。
トヨタ自動車の佐竹投手は中盤以降も余裕さえ感じる快調なピッチングで辰巳選手の美技もありましたが、横浜DeNAに3位指名を受けた倉本寿彦選手を2打席連続三振を奪うなど4タコに抑え完全に見下ろしたように手玉に取るピッチングで最後も倉本選手を1塁ゴロに仕留め試合終了、見事な2安打無四球完封劇でした。
この試合、トヨタ自動車は1、2年目の野手が5名と完全に若手を起用。スピード感があり勢いを感じました。都市対抗予選敗退の悔しさも出ていて試合内容も良かったと思います。佐竹投手も日本一や日本代表としての活躍で更に1ランク上のミスター社会人とも思える投手になりました。
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■日本選手権 2014.10.31
いよいよ明日から日本選手権が始まります。
今年は40周年の記念大会の為、出場枠が例年より二つ増え最多の34チームが出場。前回優勝の新日鉄住金かずさマジックと準優勝の富士重工業が予選敗退し本命不在の混戦となりそうです。
その中で都市対抗で優勝し2大大会連覇に挑む西濃運輸が注目されるでしょう。2年前にJX‐ENEOSが2大大会で優勝しましたが。過去には2度しかなく西濃運輸は偉業に臨みます。
また、近年は投高打低の傾向が強く、前回は31試合のうち完封試合が17試合、1点差試合も14試合。今大会も接戦が予想されるのではないでしょうか。
優勝候補は近年安定しているJR東日本。中日に石川駿二塁手、井領雅貴外野手が指名されたJX‐ENEOS。昨年鮫島投手が2回戦で大会新記録の15奪三振をマークし38大会ぶりに4強入りした三菱重工広島などが注目されています。
トヨタ自動車は佐竹投手に上杉投手も夏以降調子が上がっていて2人の投手陣で安定した戦いが出来るでしょう。初戦の榎田投手のいる日本新薬が鬼門と思いますが、スカっと勝って波に乗って、このゾーンには評判にいい三菱重工広島やJR東日本、東芝もいますが勝ち上がってもらいたいと思います。私も出来る限り応援に行きたいと思います。
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■高木勇人投手 2014.10.30
ドラフトで指名された選手の紹介、2人目は巨人に3位指名された三菱重工名古屋の高木勇人投手です。
高木投手は三重の海星高出身。高校時代は甲子園出場はならなかったものの145キロのスピードボールを投げ高素質として期待されプロ志望届を提出するも指名はなく三菱重工名古屋に進みました。
社会人に入って1年目から登板。私が最初に見たのは2010年6月17日、3年目の都市対抗のトヨタ自動車戦で3番手で登板した時です。
この時に、ドラフト候補だと聞かされ、高卒3年目で速い球とフォークがいいなあという印象でした。
高木投手はMAX153キロで先発と中盤のリリーフが多く頑張っていましたが、期待されながらも今まで指名がなかったのは制球力がアバウトだったのが原因でしょう。私も制球力がアバウトなのは足を上げた時に両腕が胸の位置で静止するのが一般的ですが高木投手は開いてしまうので、この時点で既に腕が下で止まってしまう点にあると思っていました。
早くから登板していた高木投手ですが、その後登板に恵まれない時期もありましたが、昨年あたりから調子を上げ、今年は都市対抗の予選では18回無失点、特に最後の第7代表決定戦ではヤマハを4安打8奪三振で完封し7年目で初の胴上げ投手となりました。
巨人の愛知担当は藤本さんですが、藤本さんもようやく指名できるようになったという判断でしょう。また、巨人の投手陣は中堅クラスが少なく25歳の高木投手は即戦力として期待されます。万年ドラフト候補として期待され社会人として早7年経ちましたが来年以降、巨人の1軍での試合を楽しみにしています。
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■桑原樹選手 2014.10.29
先日、ドラフト結果を掲載しましたが私の知っている選手を何名か紹介します。
まず、広島にドラフト5位で指名された常葉菊川の桑原樹内野手。
最初に見たのは2年前の秋季東海大会の東邦戦。
その時は左打者が多い常葉菊川の中で1年生でファーストで複数安打を打ったのを覚えています。その時は、やや細身ながら大きく振り切る印象でした。
その後、2年生ではセンバツでは2塁手として出場しホームランを放ち、夏の甲子園でも初戦でホームラン、2回戦では楽天に入った有田工の古川投手から3安打を放ちました。
その2年生の12月、ちょうど1年ぐらい前にトヨタ自動車の練習に行った時に、森下監督が桑原選手を練習に連れてきていて私も少し声を掛けました。
3年生ではショートにコンバートされましたが、甲子園には出場できませんでした。
ドラフト中継では小関さんからは、猛烈なバッティングで凄い、守備もグラブ捌きが上手く、広島に合っているとの高評価でした。華やかな感じもありプロでも活躍できるのではないでしょうか。
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■静岡が優勝 2014.10.28
四国大会に行っていた間に高校野球の東海大会は準決勝、決勝が行われました。
結果、静岡が優勝、県岐阜商が準優勝となり、この2校が来年のセンバツ濃厚となりました。
静岡は毎年強いチームを作りますが、今年は特に粒ぞろいでしょう。夏に三重が決勝まで行きましたが、そのチームと匹敵出来るチーム力だと思います。神宮大会を注目しています。
県岐阜商は来年のドラフト上位候補とも評される高橋投手が注目。打線は強力とはいえないものの最少失点で勝っていけるチームでしょう。
また、21世紀枠候補は文武両道で津西が有力かと思われます。
それから、愛知大学野球秋季リーグ戦は中部大が13期振りに優勝。
その秋には2位で東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦も見に行きましたが、今年は今週末の1日から行われ中部大は朝日大と福井工大の勝者と対戦します。
おそらく福井工大との対戦ではないかと思いますが、先日の四国大会には福井工大の下野監督も見に来ていて話をしながら一緒に見ていました。補強も熱心です。母校の選手もと思い監督を紹介させてもらいました。
その母校の監督は、関西国際大の監督と前の試合を見ていました。関西国際大は阪神大学野球連盟の一部で今秋は3位。母校からも今年、吉野真史投手が進んでなかなかいい投手のようです。
東海・北陸・愛知大学野球王座決定戦は愛院大も含め、どこが優勝するか注目しています。
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■四国大会 2014.10.27
19年振りに高校野球秋季四国大会に出場した母校の応援に行ってきました。
学校の門はこんな感じです。今年は90周年の年のようです。
金曜日の夕方に着いたので少し練習を見ていました。
翌日、昼前あたりからレグザスタジアムに入り3試合見ました。
最初の試合は観音寺中央対松山聖陵。
観音寺中央のエースは藤井亮投手。180センチの長身ですがスリークォーターよりやや横に近いところから腕が出てきます。インステップするのでインコースに外れるボールが多くありました。
松山聖陵のエースは日野凌太投手。170センチと小柄ですがキレのいいストレートと上手くカウントをとるカーブが良く安定しています。
松山聖陵は最後の2回、1年生のアドゥワ誠投手が登板。192センチの長身です。ゆったりとしたタイミングで角度のある球を投げます。スピードは135キロあたりなので来年は140キロを超えるでしょう。
試合は7対0で松山聖陵が勝利。センバツ優勝の経験もある観音寺中央ですが部員はわずか15名登録で、今はサッカーに力を入れているようです。
2試合目は、鳴門対松山東。
鳴門先発は1年生エースの河野竜生投手。1年生とは思えないようなマウンド捌きで落ち着いています。135キロ程度のストレートとチェンジアップも狙ったところに行くので社会人の投手が投げているかのようで2失点完投勝利でした。
文武両道で21世紀枠候補の松山東のエースは亀岡優樹投手。体の柔らかさがありキレのいい球を投げます。
試合は5対2で鳴門の勝利。鳴門は2番手の1年生投手もいいとか。来年は強くなりそうです。
最後は、いよいよ母校の志度対高知。同じ球場で4試合あるので試合が始まった17時は照明が灯されナイターの試合でした。
志度のエースは纉流星投手。細身でスピード表示はそれほどありませんが、下半身主体で投げるので手元で伸びるストレートとタイミングを外すカーブを上手く使います。高知相手に2失点完投は後輩ながら頑張ったと思います。
高知のエースは鶴井拓人投手。この投手も135キロ程度の球とカーブ、スライダーを効果的に使い実戦派投手で1失点完投勝利。
試合は、2対1で高知の勝利。母校は負けましたが善戦でした。昔と違い普通高校になってからは選手を集めることが出来ない状況の中で、私が1年生の時に神前監督が就任してユニフォームを変えましたが、そのユニフォームが変わらず引き継いでもらっているは嬉しいことです。神前監督も球場でお会いし長く話をすることが出来ましたが、もう70歳とか。ただ野球の話になると野球議論が止まらないほどでした。またOBも多く詰め掛けお会いすることも出来て良い1日となりました。
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■ドラフト結果 2014.10.24
ドラフト会議が終わりました。
私の1位指名の予想もほぼ当たり、今年は不作の年と言われている通りなのでしょうか。
東海地区では、外れ1位と思っていた竹下真吾投手(ヤマハ)が予想通り安楽投手を外したヤクルトが指名。ヤマハは2年前にも石山投手が1位でヤクルト入りしていますが、小田スカウト部長が静岡高校出身ということもあり、即戦力というよりも将来性を買っての指名でしょう。ヤクルトは土肥寛昌投手(ホンダ鈴鹿)も指名しています。
ホンダ鈴鹿は守屋功輝投手も阪神が4位で指名。先輩の熊野スカウトは三重担当なので1人指名出来てよかったと思います。
静清出身の野村亮介投手(三菱日立パワーシステムズ横浜)は高校時代から期待されていましたが、社会人となって大きく成長、187センチの長身でフォークも魅力。地元出身を多く獲るようになった中日が1位指名でした。 中日は育成枠で予想通り石垣幸大投手(いなべ総合)、近藤弘基投手(名城大)も指名しています。
高木勇人投手(三菱重工名古屋)は嬉しい巨人3位指名。藤本スカウトも熱心だったでしょう。トヨタ自動車の上杉投手がプロ入りを表明していたら、ここに入ったかもと思うと少し残念ではあります。
野間峻祥外野(中部学院大)も嬉しい広島1位指名。外野手で俊足強打ですが1位指名とは意外と高い評価でした。
他には、日ハム9位で佐藤正尭投手(愛知啓成)が指名。小柄ながら投手としてもスピードボールを投げ内野手としての期待もあるでしょう。広島で育成で指名された木村聡司投手(常葉橘)も内野手としての期待があります。
投手の中には島袋投手(ソフトバンク5位指名)、立田投手(日本ハム6位指名)のように力がありながら調子や怪我があった投手が下位に回る傾向も見えたドラフト結果でした。
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■今日ドラフト 2014.10.23
プロ野球のドラフト会議がいよいよ今日行われます。
私の独断で投手としてドラフト1位で指名されると思うのは、有原航平投手(早大)、安楽智大投手(済美)、高橋光成投手(前橋育英)、野村亮介投手(三菱日立パワーシステムズ横浜)、横山雄哉投手(新日鐵住金鹿島)、山崎康晃投手(亜大)、風張蓮投手(東農大北海道オホーツク)、山崎福也投手(明大)あたりでしょうか。
これに、竹下真吾投手(ヤマハ)、今年に入って調子を落とした島袋洋奨投手(中大)と石田健大投手(法大)あたりが絡んでくるかと思います。
テレビ放映はスカイ・A sports+16:30〜20:30(小関順二さんの解説で詳しく紹介)、TBS:16:53〜17:50、TBS:19:00〜20:54(ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう〜夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント)などがあります。
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■駒大が優勝 2014.10.22
東都大学野球リーグ戦で駒大が26季振り27回目の優勝を果たしました。
先日も書きましたが私の現役時代に最強だった大学の復活、プロ野球や社会人野球にも多く輩出しています。ちなみに11月1日から始まる日本選手権に出場する選手、スタッフは以下の通り。あらためて名門だと気づかされます。
JR東日本:投手 白崎勇気 平成24年、内野手 嘉数駿 平成24年
三菱重工広島:コーチ 平岡隆裕 平成11年、内野手 山本祐大 平成23年
NTT西日本:内野手 河本泰浩 平成17年、捕手 戸柱恭孝 平成25年
JR東日本東北:捕手兼コーチ 高橋一成 平成17年
NTT東日本 コーチ 小原慶治 平成13年、外野手 北道貢 平成16年
JR北海道:監督 狐塚賢浩 平成1年、外野手 中谷泰周 平成25年
日本製紙石巻:コーチ 山ノ井喜一 平成2年
東芝 監督:工藤賢二 平成10年、コーチ 椎葉謙 平成22年、外野手 森山和之 平成20年、内野手 林裕也 平成22年
日本通運:コーチ 新垣道太 平成14年、マネージャー 永井英和 平成17年、投手 加茂勇作 平成23年、外野手 山下高久雅 平成24年、投手 井口拓皓 平成25年
トヨタ自動車:外野手 秦健悟 平成17年、内野手 坂田篤彦 平成18年
Honda鈴鹿:チームコーディネーター 鈴木哲也 平成6年、コーチ 真鍋健太郎 平成14年、マネージャー 丸井健太郎 平成12年、内野手 西村凌 平成26年
ヤマハ:投手 栗林駿一 平成25年、JFE西日本 監督 村上文敏 昭和60年、外野手 永井裕也 平成14年、内野手 岡将吾 平成24年、外野手 友滝健弘 平成24年
西部ガス:コーチ 香田誉士史 平成6年
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■石垣投手が育成枠指名 2014.10.21
今日の中日スポーツに中日がいなべ総合の石垣投手を育成枠で指名するとの記事が掲載されていました。
記事では他の球団も育成枠での指名の可能性があるとか。指名されれば、いなべ総合から初?のプロ野球選手誕生となるのでしょうか。
石垣投手は昨年秋に東海地区bP投手として期待され、秋季東海大会で見ましたが春にはインフルエンザ、夏の予選では死球で肘骨折と不運が続き活躍できないまま高校野球を終えましたが、MAX146キロのストレートと消えるスライダーで素材を買っての指名でしょう。是非プロに入って頑張ってもらいたいと思います。
また、愛知大学野球リーグ戦は愛院大が日福大に勝ち点を挙げ勝ち点3。最終週の中部大対名城大で中部大が勝てば中部大が優勝、負ければ愛院大の優勝となりました。私も勘違いしていました。また名城大は負ければ最下位となり2部との入れ替え戦となります。
それから、社会人野球の愛知県連盟杯は準決勝でトヨタ自動車は三菱自動車岡崎に0対2で敗退。若い藤田投手、青山投手が2点に抑えましたが、打線が宇田川投手、北畑投手に完封負けでした。
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■高校野球秋季東海大会 2014.10.20
高校野球秋季東海大会が始まりました。
土日で2回戦まで行われ、2回戦では評判の高かった静岡が3者連続ホームランもあり土岐商に快勝、日大三島も岐阜総合に15対3で大勝しています。
少し大味な試合が多い中で、県岐阜商と誉は高橋投手と内田投手の見事な投手戦だったようです。試合は1対0で県岐商の勝利、これで愛知が姿を消したのは残念です。
次に勝てば甲子園出場の可能性が濃厚となりますが、日大三島対静岡は好調な打線同士、いなべ総合対県岐阜商は高橋投手対いなべ総合ということでしょう。
それから、昨日は中等部の試合がありましたが、集中した試合で初回に効果的に得点でき、投手も終盤の1失点で試合を作ることが出来ました。最後の大会なので次も緊迫した試合を期待しています。
また、社会人野球の愛知県連盟杯が始まりトヨタ自動車は佐竹投手が先発しJR東海に4対1で勝利。2回戦も10対4で勝利しています。
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■明徳義塾が優勝 2014.10.17
長崎国体高校野球は決勝で明徳義塾が健大高崎に3対2で勝利し優勝しました。
決勝では岸投手が完投、4試合中3試合完投勝利でした。
また、昨日駒大が26季振りの優勝かと書きましたが、関西では関大が39季振りの優勝。前回の優勝は19年前の1995年でした。
それから、今日の中日スポーツに東海地区社会人野球のドラフト候補が掲載されていました。
注目は三菱重工名古屋の高木勇人投手。万年ドラフト候補と言われて早5年。今年は従来のMAX153キロのストレートとフォークに加え安定感も出てきて、ストッパーとして活躍が目覚ましく本人もプロ入りへの希望もあるので指名があるでしょう。
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■駒大優勝に王手 2014.10.16
東都大学野球秋季リーグ戦で駒大が拓大に勝利し優勝に王手を掛けました。
今日の拓大戦に勝てば勝ち点4となり26季振りの優勝とか。
私の現役時代には最強だった駒大ですが2部落ちも経験、優勝すれば日ハムの武田久投手が活躍していた2001年以来13年振りとなります。
この快進撃を支えているのは、3年生左腕の今永昇太投手(北筑)。MAX147キロの本格派左腕で春は4勝1敗で、秋は昨日も勝って6連勝中。来年のドラフト上位候補です。
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■国体 2014.10.15
長崎国体高校野球が始まりました。
甲子園で準優勝の三重は敦賀気比に5対6で敗退。優勝した大阪桐蔭も日本文理に敗れるスタートとなりました。
また、明徳義塾対沖縄尚学では岸投手が1失点完投にサイクル安打を達成しました。拓大でも二刀流に挑戦するとか。
それから、愛知大学野球秋季リーグ戦は愛院大が中部大に勝ち点を挙げ日福大と優勝を争うことになりました。
一方、中京大は名城大に敗れ勝ち点1のまま最終週を迎えることになり、最後に勝ち点を取れなければ最下位となり入れ替え戦を行うことになります。
今日の中日スポーツには近藤真市コーチの長男で名城大の近藤弘基中堅手が中日に育成指名されるとの記事がありました。先日見た時にはセンターでファインプレーもあり3番でシャープな打撃もありました。桑田ジュニアも志望届を出し私の世代の息子がプロへ行く時代になりました。
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■愛知県野球連盟会長杯 2014.10.14
第13回愛知県野球連盟会長杯争奪大会の組合せが決まりました。
トヨタ自動車の1回戦の相手はJR東海、お互い日本選手権に向け力試しといったところでしょうか。
大会は今週末から18日〜21日の間。トヨタ自動車のゾーンはJR東海グラウンドで行われます。
機会があれば応援に行きたいと思います。
また、この大会が終わった23日にはいよいよドラフト会議が行われます。東海地区の投手も数名指名されるでしょう。楽しみにしています。
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■オープン戦 2014.10.13
金曜日に1ケ月振りにトヨタ自動車の試合を観戦。相手は休部から復活して2年目のJR西日本。
先発は日本代表で活躍した佐竹投手。
佐竹投手は雨天で準決勝以降が大会中止となった伊勢大会では登板がなく久々の登板で、日本選手権を見据えて完投が目標だったようでした。序盤からカット、チャンジアップなど変化球がさえ後半にピンチはあったものの要所を抑えさすがのピッチングで完封。
JR西日本の先発は高卒1年目の吉川雄大投手(智弁和歌山)。吉川投手は昨年の6月23日に熱田球場で東邦戦で見た投手です。昨年は東邦打線が絶好調で吉川投手の調子も悪く途中降板しましたが、この日は落ち着いたピッチングで中盤まで投げて1失点でした。
それから、湧川投手は上がりの日でバックネット裏にいたので少し話が出来ました。愛産大時代に頑張った投手ですがJR西日本に行っても都市対抗本大会でも先発するなどエース級となっていて頑張っています。
土曜日は午前中に少年野球の6年生の試合を観戦。やるべきことは出来ているので中学に向けて特にバッティングは力強さが出てくるといいと思いました。また午後からは中等部の試合がありましたが、どうしても試合前から気が緩んでしまうのと、投手が試合を作れなく先制点を与えてしまいます。逆転で勝ったもののもっと高校に向けモチベーションを上げてレベルの高い試合をしなければいけません。
また、日曜日は午前中から久々に愛知大学野球リーグ戦を観戦。
1試合目は中京大対名城大。
中京大は2年生の山下大介投手(帝京大可児)が先発。春は3勝した投手です。なかなかの本格派でワイルドピッチでの1点はありましたがまずまずのピッチングでした。
名城大は途中から4年生となった森田将行投手(常葉菊川)がロングリリーフでした。2年前に愛知大学野球の選抜メンバーにも選ばれて試合を見たことがありますが怪我でしょうか春は出番がありませんでしたが、秋に復活してこれが4試合目の登板でこの日もいい内容のピッチングでした。技巧派でボールの入りが良くカウントを上手く取ります。
また、この試合は延長となり中京大は1年生の山中亨悟投手(菰野)も登板。山中投手を見るのは昨年の三重決勝以来です。秋は調子を落としているのか先発を外されていましたが、この日は1イニングをしっかりと抑えました。この投手はテクニックはあるので今後はスピードを上げられるかどうかでしょう。
2試合目は、優勝を占う愛院大対中部大。
愛院大は原崎匠人投手(静岡)が先発。この投手も何度か見ていますが春は調子を落としていましたがこの日は無失点でした。アウトコース低目へのストレートの制球力がいい投手です。
この試合は既にトヨタ自動車入りが決まっている愛院大の源田壮亮遊撃手(大分商)に注目。守備は捕球が安定しスローイングまでが素早く社会人になってもかなり上手い部類に入ります。足も速く、この日も左打者で一塁到達タイム4.1といわれる走力で内野安打(写真)で先制点のお膳立てをしました。
私は少年野球の練習に参加する為、途中で帰りましたが試合は4対2で中部大が逆転勝ちし優勝争いに喰い留まりました。また、甲子園に出場した左腕投手を3人見るという珍しいことがあった3日間でした。
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■プロ志望届 2014.10.10
今年のドラフト会議でのプロ志望届の締め切りが終了しました。
大学生70名、高校生94名の164名。昨年が127名と少なく一昨年が180名と多かったので今年は女子選手を除くと例年並みといったところでしょうか。
それから高校野球の国体の組み合わせが決まりました。三重は1回戦で敦賀気比と対戦します。
今日の中日スポーツに、三重の進路が掲載されていましたが今井投手の中部大に続き、中林捕手が早大、西岡一塁手が三菱重工神戸、佐田二塁手が中京大、内田三塁手が慶大、宇都宮遊撃手が東海理化、稲葉左翼手が名院大、長野中堅手が青学大、世古右翼手が名院大とのこと。それぞれの今後の活躍が楽しみです。
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■高校野球東海大会 2014.10.8
来週18日から始まる高校野球秋季東海大会の組み合わせが決まりました。
愛知県では1位の誉が県岐阜商と津西の勝者と対戦。2位の愛工大名電は土岐商、3位の豊橋工は浜松修学舎に決まりました。
優勝候補は県大会で圧倒的に優勝し夏のレギュラーが6人残っている静岡。誉やいなべ総合にもチャンスがあると思います。
注目投手は何と言ってもMAX151キロの県岐阜商の高橋純平投手。続いてMAX148キロの日大三島の小澤怜史投手。豊橋工の森投手、誉の内田投手にも頑張ってもらいたいと思います。
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■愛知大学野球リーグ戦 2014.10.7
愛知大学野球秋季リーグ戦は注目の日福大対中部大の試合が行われ中部大が2勝し勝ち点を2としました。
日福大は残りが愛院大で勝ち点を奪えば優勝に前進しますが、残る試合を見ると勝ち点4に達する可能性があるのは日福大、愛院大、中部大の3校で優勝争いとなります。
また、今週末は愛院大対中部大の試合が行われ勝った方が優勝争いに残ることにもなるので注目です。
また、そろそろ進路も気になるところで剛腕の河野投手(名城大)と小森投手(中部大)がプロ志望届を提出。2人共に秋は出番が少ないのが気になりますがどうでしょうか。この学年では小木曽選手(中京大中京‐国学院大)も提出しました。
それから、三重の今井投手は中京大と思いきやドラフトレポートさんの情報では中部大とのことです。
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■19年振り四国大会出場 2014.10.6
高校野球秋季大会の香川大会で母校が3位となり四国大会に出場することが決定しました。
準決勝は甲子園で優勝経験がある観音寺中央に2対3で惜敗。3位決定戦では尽誠学園に10安打を放ちながら残塁は多かったものの9回の反撃を桑嶋投手が1点で凌ぎ2対1で勝利し19年振り四国大会出場が決まりました。
秋に四国大会に出場するのは19年振りとか。甲子園には5回出場がありますが1985年が最後となり、高校名も志度商業から1992年に志度高校に改名されてからは補強もなかなか出来ない状況で甲子園出場がありませんでしたが、久々の上位進出となりました。
私の時代も2年生春に優勝、夏に準優勝、秋に準優勝と甲子園出場はないものの何とか上位に喰い込みました。また、4つ上と2つ下の時代に甲子園に出場があり、その頃のOBやファンの方々も喜んでいるでしょう。私も四国大会を楽しみにしています。
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■高校野球秋季大会 2014.10.3
高校野球秋季大会の県大会は東海地区は終了しましたが全国的に見ても県大会も大詰め。
その中で、四国も今週末で終了しますが、香川大会では久々に母校が3位決定戦まで進出しています。
3位決定戦の相手は尽誠学園。勝利すれば香川県のレクザムスタジアムで10月25日から四国大会が始まるので応援に行きたいと思います。
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■日本選手権組み合わせ 2014.10.2
11月1日から始まる社会人野球日本選手権の組み合わせが決まりました。
トヨタ自動車は初日に2回戦で日本新薬と対戦。今年の京都大会では佐竹投手が榎田投手に投げ勝ち1対0で勝利していますが、榎田投手攻略がポイントでしょう。
トヨタ自動車は、ベスト8までにはJR東日本、東芝、JR九州といった強豪揃いのグループに入りました。
東海地区ではヤマハが初日のオープニングゲームで七十七銀行と対戦。ホンダ鈴鹿は2日目に明治安田生命、東邦ガスは3日目にパナソニック、西濃運輸は6日目に茨城ゴールデンゴールズ、三菱重工名古屋は6日目に日本製紙石巻と対戦が決まりました。
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■平林さんが星城監督に 2014.10.1
元豊田西で24年間監督を務め松下投手、寺田捕手で甲子園にも導いた平林宏さんが星城の監督に就任するということになったようです。
豊田西から大府と安城と異動しましたが、野球部ではなく卓球部とハンドボール部の顧問を務め野球部の監督復帰は5年振りとか。
一方、星城は男子バレーが強く3冠を達成する中、野球部は甲子園出場がありません。
平林さんも57歳となり私立への転身で長期も考えられ、低迷している野球部を甲子園に導いてほしいという星城の期待もあるでしょう。
星城へは私も以前、選手を体験に行かせたこともありました。期待された山元監督、そして今年から鈴木新監督になったばかりの星城ですが思い切った人事となりました。
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■愛知大学野球秋季リーグ戦 2014.9.30
愛知大学野球秋季リーグ戦は中盤が終了しました。
現在、日福大が勝ち点3でトップ、残る5校は勝ち点1で並んでいる状況です。
日福大は次に勝ち点を取れば優勝に大きく近づきます。西川投手、阿部投手が好調を維持していますね。ただ、愛院大と中部大戦が残っていて両校が意地を見せられるか注目しています。
また、今週末からは社会人野球の伊勢大会が開幕。どこかチャンスがあれば見に行きたいと思います。
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■静岡が優勝 2014.9.29
東海地区で残っていた静岡の高校野球秋季大会は、静岡が浜松修学舎に13対8で勝利し優勝。
3位決定戦は日大三島が常葉菊川に5対0で勝利し東海大会が決定しました。
その他、大阪はPL学園と大阪桐蔭が決勝に進出、近畿大会が決定。神奈川では平塚学園が桐光学園に勝利し優勝しています。
また、アジア競技大会は準決勝で台湾に3回目までに10失点を屈し4対10で敗れました。先発の横田投手は若さが出たでしょうか。佐竹投手は7回から登板し3回を無失点に抑えました。
尚、3位決定戦は中国に10対0で勝利し銅メダルでした。この試合も最後は佐竹投手が締めました。
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■アジア競技大会 2014.9.26
アジア競技大会はグループリーグが終了し日本は3連勝で決勝トーナメントに進出しました。
予選リーグは3試合1失点と投手陣も万全。27日の準決勝の相手は分かりませんが、佐竹投手の登板もあるのではないでしょうか。
それから、日本選手権に出場するトヨタ自動車は大会前に伊勢大会、愛知県野球連盟会長杯があります。
まだまだ、試合も多く残っているので楽しみにしています。
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■安楽投手 2014.9.25
安楽投手がプロ志望届を提出しました。
「上甲監督さんのためにプロ野球で活躍します。それが僕ができる最高の恩返しだと思います。」とのコメントもありました。
その上甲監督と安楽投手との関係は幻となる可能性もありました。
08年を最後に甲子園から遠ざかっていた済美は、安楽投手が中学3年生の11年夏には64歳となった上甲監督が65歳定年で次に赴任する具体的な甲子園出場経験もある九州の強豪校まで噂がありました。
当時、硬式の松山クラブボーイズでプレーしていた道後中時代の安楽投手は愛媛県内以外の県外や四国外にも知られた存在で、複数の強豪校が食指を動かしましたが、安楽は上甲監督の指導を受けたいと早くから心に決めていたようです。
上甲監督も安楽の素材にほれ込み、将来は間違いなくプロに進むであろう大器とともに済美復活を期してもいました。もし、上甲監督が済美を離れていたら、安楽投手との師弟関係は幻となっていた可能性も十分ありました。
結果的に上甲監督は済美のユニホームを着続け安楽も済美に進学。入学直後から練習試合で頭角を現し今日までの有名投手となりました。
厳しい指導で知られた上甲監督。オリックスの平井正史投手、元ロッテの橋本将選手、ヤクルトの岩村明憲選手、広島の福井優也投手らプロに進んだ者だけではなく、トヨタ自動車の野球部にも数名いました。
また、今春から宇和島東を指揮する若藤太監督、10年夏に宇和島東を11年ぶり甲子園に導き現在は大洲を率いる土居浩二監督、10年春に愛媛県大会を制した野村の長滝剛監督らも宇和島東卒業の教え子。済美で上甲監督を補佐していた同校1期生の田坂僚馬コーチも将来の監督候補。
名物監督の死は早過ぎましたが、上甲イズムはプロアマで活躍する多くの教え子たちが確実に引き継がれるでしょう。
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■第17回 アジア競技大会 2014.9.23
社会人野球の選抜メンバーで構成される第17回 アジア競技大会が始まりました。
初戦の昨日は中国と対戦。先発はトヨタ自動車の佐竹投手。佐竹投手は3回を無失点。続いて幸松投手(JFE東日本)、横田投手(セガサミー)、井口投手(日本通運)と繋いで7回を無失点で11対0で快勝。
日本チームは今日がパキスタン、25日にモンゴルと対戦。決勝トーナメントは準決勝が27日、決勝が28日となっています。テレビ放映はないようですが、優勝を目指してもらいたいと思います。
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■高校野球秋季大会 2014.9.22
愛知県の高校野球秋季大会は準決勝が行われ誉と愛工大名電が勝利、東海大会での切符を手にしました。
今日の中日スポーツでは13奪三振で5試合中4試合完投の誉の内田投手が大きく掲載されていました。愛工大名電も中京大中京戦で完投した福本投手と準決勝で無失点に抑えた桜木投手と2枚いて万全。
決勝は内田投手対好調の愛工大名電打線となりそうです。また3位決定戦は森投手を温存した豊橋工が春日丘に勝利できるか注目です。
続いて、岐阜県は最終日で岐阜総合学園が2対1で県岐阜商に勝利し優勝。決勝に敗れたものの県岐阜商は高橋投手が全試合に先発し、決勝も5安打2失点に抑えています。高橋投手の前のエースの藤田投手(立大)も昨日、リーグ戦で初先発初勝利を挙げています。尚、3位には土岐商が入っています。
また、三重県は菰野に打撃戦で勝利した、いなべ総合が準決勝で津商に勝利、三重に勝利した海星が津西に勝利しています。
最後に静岡県は2回戦が終了しベスト8が決まりました。唯一、東海地区で夏の甲子園に出場し連続出場の可能性が残っている静岡は大勝し強そうです。
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■日本選手権日程 2014.9.19
社会人野球日本選手権は11月1日から京セラドーム大阪で行われます。
まだ北海道で代表が決まっていませんが、日本製紙石巻と西部ガスが初出場、パナソニックは20大会連続で続く11大会連続でトヨタ自動車となっています。日本選手権では、ここ7大会で3度の優勝があるトヨタ自動車。今年も大いに期待しています。
その日本選手権はドラフトが10月26日に行われ、プロ野球の日本シリーズが10月25日から11月2日までとなっています。
日本シリーズと日本選手権が重なっている日程。過去にもオリックスが日本シリーズに出場した場合は日本選手権の変更もありましたが、オリックスの日本シリーズ出場がありませんでした。
しかし、今年は首位に2.5ゲーム差まで迫っているオリックス。日本シリーズの可能性もありますが、11月1、2日はセリーグ本拠地となっていて京セラドーム大阪での試合が重なることはなくなっています。
まだ、日本選手権まで1ヶ月以上ありますが、今年の野球シーズンの締めとして楽しみにしています。
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■アジア競技大会 二次合宿 2014.9.18
社会人野球の選手で構成される日本代表の二次合宿での強化試合が終了。
結果はホンダ2対0、ロッテ4対6、JX−ENEOS7対0、東芝2対2、JFE東日本11対8。3勝1敗1分で終了しました。
トヨタ自動車の佐竹投手は先発、抑え、中継ぎで登板し頑張っているようです。
ところで、そろそろドラフトの時期が近づいてきました。
今年の東海地区は不作と言われる中、社会人ではホンダ土肥投手、守屋投手、ヤマハの竹下投手、三菱重工名古屋の高木投手、トヨタ自動車の上杉投手らが可能性があります。
高校生では、いなべ総合の石垣投手がプロ志望届を提出。果たして何人が指名されるでしょうか。
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■静岡県高校野球 2014.9.17
静岡県の高校野球秋季大会の組み合わせが決まりました。
各地区の成績は東部地区:優勝 日大三島、準優勝 富士市立、中部地区:優勝 静岡、準優勝 東海大翔洋、西部地区:優勝 浜松南、準優勝 磐田東
この8校がシードで今週末から28日にかけて行われます。夏の甲子園に出場した高校の県大会敗退が相次いでいる東海地区で静岡が勝ち残れるか注目です。
また、沖縄では沖縄尚学が部員10名の宮古総合実業に4対6で敗れる波乱。宮古総合実業は10名中8名が1年生というメンバーでの快挙でした。
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■愛知大学野球秋季リーグ戦 2014.9.16
愛知大学野球秋季リーグ戦が始まり第2節が終了しました。
ここまで、今年春に2部から上がって4位だった日福大が愛大と名城大から勝ち点を上げ、共に3年生の西川昇吾投手(大成)と阿部智弘投手(磐田東)が2勝し防御率も0点台と好調です。
追うのは愛院大と中部大の展開でしょうか。
話は変わりますが、済美の監督が乗松征記氏に決まりました。乗松監督は松山商時代の1984年に春夏の甲子園大会に出場。夏は準々決勝で桑田、清原を擁するPL学園と対戦しています。
あまりにも重い1年間という長い対外試合禁止処分を乗り越えて復活してもらいたいと思います。
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■東邦、三重敗れる 2014.9.15
愛知県の高校野球秋季大会は週末に2、3回戦が行われました。
土曜日、注目の豊川対中京大中京は中京大中京が7対0で勝利。
日曜日、注目の東邦対誉は誉が1対0で勝利。先日、誉の内田投手は好投手と紹介しましたが連投でしたが見事完封。細身ですがバネもあり140キロを超えスタミナもありますね。誉は打線もいいので、もう少し点を取れるように思いますが、相手が藤嶋投手なので接戦になったと思います。見事な投手戦だったでしょう。
その他、豊橋工の森投手も連投で完投勝利。これでベスト8が出揃いました。やはり投手力の良い高校が残っています。
また、三重県は三重が海星に2対4で負け。海星も力があり三重は甲子園が3年生主体で準備不足も加わっての敗退で東海3県で夏の甲子園に出場した高校が予選敗退となりました。雨で順延した甲子園の日程も響いたでしょう。
それから、神奈川では横浜が慶応に1対8でコールド負け。神奈川での横浜のコールド負けは44年振りとのこと。
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■プロ志望届(高校生) 2014.9.12
先日、プロ志望届の提出が始まりました。
大学はリーグ戦中で提出は遅くなると思いますが、高校生は進路が決まりつつありプロ志望届を提出者が増えてきました。
その中で投手を見てみると、今年のBIG3である安楽智大(済美)と高橋光成(前橋育英)はプロ志望届を提出予定、小島和哉(浦和学院)は早大に進学。
夏の甲子園に出場した中でプロ志望届を提出者(予定を含め)は松本裕樹(盛岡大付)、石川直也(山形中央)、吉田嵩(海星)、佐野皓大(大分高)ら。
大学、社会人では、森田駿哉(富山商)は中央大ではなく法政大、岸潤一郎(明徳義塾)は拓大か?、山城大智(沖縄尚学)は亜細亜大、センバツで活躍した田嶋大樹(佐野日大)はJR東日本など。
東海地区では、石垣幸大(いなべ総合)が志望届を提出予定、田中空良(豊川)は東邦ガスの予定です。
そろそろ進路も気になりますね。
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■第17回 アジア競技大会 2014.9.11
社会人野球の選手で構成される日本代表が9月22日から韓国で行われる「第17回アジア競技大会」に出場します。
出場国はグループA:日本、中国、パキスタン、モンゴル、グループB:韓国、チャイニーズ・タイペイ、香港、タイの8ヶ国。
投手は、幸松司(JFE東日本)、井口拓皓(日本通運)、佐竹功年(トヨタ自動車)、守安玲緒(三菱重工業神戸)、今村幸志郎(西部ガス)、関谷亮太(JR東日本)、横田哲(セガサミー)、加藤貴之(新日鐵住金かずさマジック)の8名。
トヨタ自動車の佐竹投手は年齢からも上から2番目で投手のリーダー的存在でしょう。
このメンバーは8月からの1回目の強化合宿を終え強化試合も行っています。明日からは第2回目の強化合宿があり千葉ロッテなどと強化試合も行います。
都市対抗での優勝、日本代表の強化合宿(1回目)、日本選手権東海地区予選、日本代表の強化合宿(2回目)、アジア競技大会、日本選手権本大会と佐竹投手も休みのないハードスケジュールですが頑張ってほしいと思います。
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■フランス国際野球大会「吉田チャレンジ」 2014.9.10
社会人野球日本選手権の東海地区代表が決まりました。
予選で勝ち上がったトヨタ自動車、三菱重工名古屋、ホンダ鈴鹿、ヤマハに対象大会で優勝している西濃運輸と東邦ガスの6チーム。
都市対抗で西濃運輸が優勝していて日本選手権でも上位進出が期待されます。
また、西濃運輸はフランス国際野球大会「吉田チャレンジ」に日本代表として単独チームで出場。出場国はフランス、ベルギー、オランダ、日本の4国で9月5日からフランスで行われました。
日本は西濃運輸の単独チームなので予選敗退となりましたが、佐伯投手がオランダに2失点完投で頑張っていました。
この大会の「吉田チャレンジ」というのは、元プロ野球選手の吉田義男氏の名前から採られました。吉田氏は1989年から1995年までフランス代表の監督を務め、1994年には予選を突破して初めてフランス代表をワールドカップに導き、その功績から尊敬の意を込めて「ムッシュ」と呼ばれており、2011年にはフランス野球ソフトボール連盟の名誉会員にも選ばれていて、今年はその第1回目の大会で日本からは都市対抗で優勝した社会人チームが派遣される大会で西濃運輸が日本代表として戦いました。
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■高校野球秋季大会 2014.9.9
愛知県の高校野球秋季大会は先週の土曜日から始まりました。
シード校は約半分が2回戦に登場し愛産大三河は引き分け再試合、平松投手と長谷川投手の良い投手戦だったようです。それ以外は東邦など順当に勝ち上がりました。
今週末は豊川対中京大中京なども行われベスト16が出揃います。
また、岐阜は大垣日大が敗れる波乱がありました。三重は今週から、静岡は来週末から県大会が始まります。東海大会は三重県で10月18日から行われます。
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■トヨタ自動車が代表決定 2014.9.8
社会人野球日本選手権予選の代表決定戦のトヨタ自動車対ヤマハの試合を観戦しました。
トヨタ自動車は先発がドラフト候補の上杉投手。上杉投手は6回にタイムリーを打たれ先制されるも7回を3安打1失点。常時145キロ前後で148キロのストレートが何球もあり、特に後半は気持ちも乗っていました。
ヤマハの先発は長谷川亮佑投手。長谷川投手は三重中京大卒の2年目で楽天、則本投手と大学時代の同僚で4年秋に投打の活躍でMVPを獲得した左腕です。長谷川投手は6回を5安打無失点に抑えました。特にカウントを上手く取れる投手です。
ヤマハは7回から注目の2年目、ドラフト上位候補にも挙げられている竹下真吾投手にスイッチ。
しかし、制球が定まらず四球2つで2アウト1、2塁から新人4番の瀧野選手にタイムリーを打たれ同点。
続く、新人の河合完治選手に逆転タイムリーを打たれ2失点でした。制球力に課題でしょうか。
試合は、トヨタ自動車も3安打に抑えていた上杉投手から8回に佐竹投手にスイッチしましたが、これも裏目に出て同点に追いつかれ延長へ。
延長12回にトヨタ自動車はランナー1、3塁から、またも河合選手が決勝タイムリーを放ち3対2で勝利。日本選手権の切符を手にしました。
MVPは、この日4安打の河合選手が獲得しました。この勢いで本大会でも頑張ってほしいと願っています。
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■トヨタ自動車が勝利 2014.9.5
社会人野球日本選手権予選2回戦のトヨタ自動車対王子の試合を観戦しました。
トヨタ自動車はスタメンが中堅から若手にかけてのメンバーでした。
先発はトヨタ自動車が佐竹投手。3回に甘く入った球を打たれ先制されますが、その後は要所を締め1失点完投、さすがのピッチングでした。
王子は1回戦に続き近藤投手が先発し2回を無失点。
3回からは川口投手にスイッチ。5回には長岡投手にスイッチと小刻みなリレーでした。
トヨタ自動車は5回に2アウト満塁から多木選手が走者一掃のタイムリースリーベースを放ち逆転。6回には途中出場の秦選手(写真)が右中間に2点タイムリースリーベース。秦選手は9回にも2点タイムリーツーベースを打ち4打点の活躍でした。
試合は8対1でトヨタ自動車が勝利。トヨタ自動車は元気もあり相性の良さもあっての快勝でした。
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■JX−ENEOSが敗退 2014.9.4
社会人野球日本選手権予選は関東で東芝、日本通運に続きセガサミーと明治安田生命が代表となりました。
逆に8大会連続出場中だったJX−ENEOSは明治安田生命に5対7で敗れ予選敗退となりました。
また、東海地区はジェイプロジェクトと三菱重工名古屋が勝利し2回戦へ進出しています。今日はトヨタ自動車が王子と対戦、天気が気になりますが是非勝利してもらいたいと願っています。
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■秋季高校野球愛知大会組み合わせ 2014.9.3
秋季高校野球の愛知大会の組み合わせが決まりました。
優勝争いは東邦、中京大中京、愛工大名電、愛知啓成あたりでしょうか。
東邦は甲子園から帰って新チームでの仕上がりに心配があると思います。このゾーンでは先日、誉の試合を見ましたが、夏のメンバーが5人残っていて左打線が強力。エースの内田投手は小柄で細身ながら140キロを超えるストレートを投げ込みます。順調にいけば3回戦で当たるので注目しています。
続いて、中京大中京は順調のようで上野投手が安定し長谷部投手も先日見ましたが7回を無失点に抑え2番手ぐらいに上がってくるでしょうか。その中京大中京は順調にいけば2回戦で豊川と対戦。このゾーンは愛工大名電がいて3位までに入ろうとすると愛工大名電か中京大中京は消えることになります。中京大中京は1回戦で吉良と対戦しますが吉良の強力打線が何点取れるかも注目です。
また、社会人野球の東海大会が始まり王子がJR東海に1対0で勝利、ホンダ鈴鹿が永和商事ウィングに6対1で勝利しています。
それから、済美の上甲監督が亡くなりました。私は宇和島東高での選抜初出場初優勝が印象に残っています。まだ、67歳だったので残念です。
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■日本選手権予選 2014.9.2
社会人野球の日本選手権東海予選が今日から始まります。
日本選手権対象大会で優勝し既に本大会出場が決まっている東邦ガスと西濃運輸を除く12チームで4つの枠を争います。
トヨタ自動車は3日目に王子とJR東海の勝者と2回戦を行います。都市対抗で予選敗退した悔しさを是非、日本選手権で晴らしてもらいたいと思います。
また、既に東北は予選が終了し日本製紙石巻と七十七銀行に決定。関東も予選が始まっていて4つの枠の中で東芝と日本通運が決定し日立製作所、新日鐵住金鹿島と昨年優勝の新日鐵住金かずさマジックが予選敗退しています。
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■松井大河投手 2014.9.1
高校軟式野球で話題になっている中京対崇徳の試合は延長50回、中京の勝利で決着。中京は決勝でも勝利し優勝しました。
中京の松井大河投手は50イニングを完封。この大会で投げた投球数は1047球でした。軟式の球は硬式に比べ平均7グラム程軽いとはいえ肩や肘への負担は大きいので今後検討されるでしょう。
この中京の松井大河投手と監督の美談は新聞でも紹介されていますが、優勝を勝ち取る目標が明確で精神力が凄いのでしょう。
ところで、土日は中等部のクラブ選手権の試合があり勝利しました。試合内容は少しづつ良くなっていますが、高校野球を見ていると試合に臨む選手個々の甘さが目立ちます。今は高校に入って間もなく試合にも出なければいけないので、高校まで残り半年の為に今の準備が大事だということを自覚させたいと思います。
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■秋季高校野球岐阜大会 2014.8.29
秋季高校野球の岐阜大会の組み合わせが決まりました。
優勝候補は藤田監督から小川監督にバトンタッチした県岐阜商、MAX151キロの高田投手もいてメンバー的にも一歩リードしているようです。その県岐阜商は1回戦で中京との対戦となりました。
続いて追うのは大垣日大、土岐商、岐阜城北、大垣商、美濃加茂の展望のようです。
ところで、ちょうど1ヶ月前に県岐阜商のグラウンドで少し練習を見る機会がありました。名門ながら狭いグラウンドで、よく練習できるなあという印象でした。
また、帝京大可児のエースとなった渡邊投手は地区予選で2試合を完投し1失点でした。メントーズで中等部時代に対戦、素晴らしい投手でしたが高校に入っても頑張っています。
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■秋季西三河高校野球大会 2014.8.28
昨日、愛産大三河が優勝した秋季西三河高校野球大会ですが、お盆休みを入れて2週間で10試合以上見る機会がありましたが、投手がしっかりしている高校が結果的に勝ち残ったように思えます。
私が印象に残った高校の投手では、右では豊田大谷のエースがスピードがありました。また左では豊田工の牧野投手、岡崎城西の石川投手、知立東の岡投手や豊田西の投手も良く左投手に好投手が多い印象でした。
県大会も見る機会はあると思うので楽しみにしています。
話は変わりますが、広島土砂災害で私の高校の野球部の一つ下の後輩の娘夫婦が行方不明でしたが、昨日残念ながら遺体で発見されました。
ニュースに後輩も出ていましたが、娘さんのお腹には子供もいたとのこと。後輩も頑張って捜索しましたが、被災した人々の心情は察し切れません。謹んでお悔やみ申し上げます。
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■大阪桐蔭が優勝 2014.8.26
第96回全国高校野球選手権大会14日目、決勝。
大阪桐蔭が三重に4対3で逆転勝ちし2年振りの優勝を果たしました。
この試合、2対2の同点から勝ち越した三重でしたが、中盤のノーアウト1、2塁でのバント失敗ダブルプレーとスクイズ失敗で毎回チャンスを潰し、大阪桐蔭に流れが変わったように思えました。最後は今井投手が1アウト満塁から三振に抑えた後に中村選手にポテンヒットを打たれ逆転を許し最後は高めに入りましたね。勝てるチャンスが多かっただけにもったいない試合でしたが選手は本当に良くやったと思います。大阪桐蔭の福島投手は3連続完投、今井投手も814球の熱投でした。
その今井投手の進路は愛知の同じ系列の大学と聞いていますが、準優勝投手となり他校からのオファーもあるかも知れませんね。今後の進路も注目です。
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■今井投手完封、三重が決勝進出! 2014.8.25
第96回全国高校野球選手権大会13日目、準決勝。
三重は日本文理に5対0で快勝、今井投手も完封し見事に決勝へ進出しました。
この日も打線が初回に得点し中盤に着実に得点を重ね、飯塚投手から10安打5得点、今井投手は5安打に抑え今大会の初完封。決勝は今年は力がもう一つと思っていた大阪桐蔭。しかし、1戦毎に力を発揮し昨日は12安打15得点の猛攻で決勝進出。決勝は共に好調な打線で活発な打ち合いになるか、今井投手も疲れがあると思いますが、最後なので力を振り絞って頑張ってもらいたいと思います。
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■三重が準決勝進出 2014.8.24
第96回全国高校野球選手権大会12日目、準々決勝。
三重が沖縄尚学に9対3で勝利し三重県勢としては59年振りに準決勝に進出しました。
この日は打線がようやく大爆発し16安打の猛攻でした。今井投手も細身ながらタフで粘れる投手、リリースポイントでの力の入れ具合が良く球にキレがあり右バッターに思い切って攻められる投手ですね。次は日本文理戦、お互い打線に力があり投手も踏ん張れるので楽しみな1戦となりそうです。1日空くので今井投手も疲れが取れるでしょう。
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■2試合がサヨナラ 2014.8.22
第96回全国高校野球選手権大会11日目。
この日は2試合がサヨナラ試合でした。
まず、第1試合で日本文理が富山商に劇的な逆転サヨナラホームランで6対5でサヨナラ勝ち。8回表に逆転された日本文理ですが、最後は打力の差が出たのでしょうか。飯塚投手は完投、森田投手は8回に逆転した際、代打を送られました。この森田投手ですが、大会1左腕ながら中央大に進む予定。監督の前崎秀和氏も中央大卒、現在ヤクルトの中澤投手(富山商−トヨタ自動車)の例もあり間違いないでしょう。
続いて3試合目で聖光学院が近江にセーフティースクイズを決めサヨナラ勝ち。2年生エース小川投手も力尽きた感じでしたが、8回まで無失点に抑え2試合で2失点は立派な成績で近江も復活しましたね。
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■三重が8強 2014.8.21
第96回全国高校野球選手権大会10日目。
三重が城北に7対5で勝利し46年振りに準々決勝に進出しました。
三重は序盤に5点を奪い主導権を握り、中盤からは追い上げられる展開となりましたが7対5で逃げ切りました。打線は11安打、今井投手も粘り強く完投しての8強入り。昨年、三重中京大廃部により楽天の則本投手らを育てた中村監督をコーチとして招き、今年の春からは監督に就任、36歳で若い前監督の仲田さんは副部長になるなど体制を一新。選手は寝耳に水でかなりの動揺だったようですが、結果的にこれで結束したようで選手一人ひとりに自主性が生まれたのではないでしょうか。頼もしくなった三重ナインですが次の沖縄尚学にも勝利してほしいと思います。
その他、敦賀気比は16点を奪い盛岡大付に大勝。今大会bP投手の呼び声だった松本投手ですが予選での肘痛が響き2回戦に続き150キロには程遠い投球となったのが残念でした。プロ志望届を出せばドラフト1位候補とも呼ばれている投手だけに早く治してほしいですね。
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■明徳義塾敗れる 2014.8.20
第96回全国高校野球選手権大会9日目。
大阪桐蔭対明徳義塾は5対3で大阪桐蔭が勝利。
1勝1敗で迎え3年連続で対決した名門対決は大阪桐蔭に軍配が上がり甲子園の申し子とも呼ばれた岸投手の3年間が終わりました。今後、噂では馬淵監督の母校である拓殖大に進むとの情報もありますが、プロの可能性もあり投手か打者に転向するかも注目です。
その他、プロ注目の石川直也投手が自己新の148キロをマークした山形中央が東海大四に延長10回2対0で勝利。聖光学院が佐久長聖に4対2と今日は2点差のゲームで接戦の好ゲームでした。
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■東邦敗れる 2014.8.19
第96回全国高校野球選手権大会8日目。
1試合目、大垣日大対三重の東海対決は4対2で三重が勝利。
三重は初回に大垣日大の先発、滝野投手を攻め3安打などで3点を先制、2回にも1点を追加しました。大垣日大は3回にタイムリーで2点を返しましたが、その後は今井投手を攻略できず敗退。ただ、エースの高田投手はこの日2回途中から7イニング無失点で頑張りましたね。
2試合目、東邦対日本文理は3対2で日本文理が勝利。
先制した東邦でしたが、6回に先発の1年生藤嶋投手が4安打を打たれ3失点で逆転されました。その後、大井投手がきっちり抑えただけに6回が悔やまれますが、東邦も久々の甲子園で存在感を見せたでしょう。今後、藤嶋投手がどれだけ成長するか注目しています。
その他、星稜は4対1で勝利、岩下投手も6回を3安打1失点で抑えています。また健大高崎は11盗塁で10点を奪い大勝。昨日は午後から休みで愛知県の高校野球の試合を見た後で健大高崎の試合を見ましたが、解説者が言う通り盗塁を阻止するには投手が球を長く持ちスタートを切らせないことやテンポを変えることが必要ですね。
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■関西敗れる 2014.8.18
第96回全国高校野球選手権大会7日目。
全49代表の最後に登場した関西は富山商と対戦、3対1で富山商が勝利しました。
この試合、1回戦に続き富山商の森田駿哉投手はこの日もスライダーが切れ最後に失点したものの4安打11奪三振1失点で完投。関西の田中雅之投手(東山クラブ)は6回から登板し不運な打球で4イニング2失点ながらも伸びのあるストレートを投げていました。中学時代に比べ一旦膝を伸ばしてタメを作るフォームになっていました。双子の田中智之捕手は残念ながら出番はありませんでした。
この田中兄弟のお父さんも2度お会いしてお話しをさせてもらいましたが謙虚な方でした。甲子園に出場できて本当に良かったと思います。
その他、沖縄尚学の山城大智投手は3安打14奪三振1失点で完投、センバツの時より成長し余裕がありました。敦賀気比の平沼翔太投手も1失点完投。この日はようやく天気も良く、どの投手も全体的に本来のピッチングが出来るようになってきました。
また、49校の試合が消化し現在までの球速ランキングは以下の通りとなっています。
石川直也(山形中央) 147キロ
岩下大輝(星稜) 146キロ
吉田凌(東海大相模) 145キロ
小川良憲(近江) 145キロ
吉田嵩(海星) 145キロ
佐野皓大(大分) 145キロ
150キロ超え投手はいないものの140キロ超えは34名います。
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■盛岡大付が東海大相模に勝利 2014.8.17
第96回全国高校野球選手権大会6日目。
1回戦屈指の好カード、盛岡大付対東海大相模は4対3で盛岡大付が勝利。
この試合、ドラフト候補の松本裕樹投手と東海大相模はエース青島凌也投手が先発。青島投手は初回に3者連続三振の好調な立ち上がり。中学時代とほぼ変わらない投球フォームでした。一方、松本裕樹投手はランナー2、3塁から内野安打と悪送球で初回に2失点を失いました。予選での疲れが取れていないとのことでスピードもなくコントロール重視でした。
その後、2回に青島投手はソロホームラン打たれましたが5回を1失点。ただ、打線は強硬策が裏目に出て追加点を奪えず流れは変わったように思えました。6回に青島投手がつかまり3点を奪われました。雨の中で力投派の青島投手は徐々に制球力に乱れが出た結果となりました。6回途中からは小笠原慎之介投手、吉田凌投手が良かっただけに6回が悔やまれました。試合は結局4対3で盛岡大付が逃げ切り勝利。
また、この試合は青島投手と東山クラブからの同僚の南谷勇輝選手が5番1塁手で出場。2打席目にやや泳いだ感はありましたが上手く合わせてセンター前ヒット。最終回も2アウトランナー無しから内角高めのストレートをセンターに運び4打数2安打の活躍でした。この南谷選手は柔らかいバッティングが魅力で2年前にこのブログで紹介したところ、お父さんからメールを頂きました。あれから2年、東海大相模で中軸の5番打者として甲子園にも出場して良く頑張りましたね。2人共に今後も注目しています。
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■明徳義塾が智弁学園に勝利 2014.8.16
第96回全国高校野球選手権大会5日目。
1回戦の好カード、明徳義塾対智弁学園は10対4で明徳義塾が勝利。
注目は岸投手対岡本選手でしたが2安打2三振の結果でした。岸投手はこの日MAX144キロながらスライダーやカットボールなど変化球を多投。9安打4失点で課題も残ったようでした。
続いて、大阪桐蔭対開星は7対6の接戦で大阪桐蔭が勝利。
大阪桐蔭は7得点ながら4安打と以前に比べると少し打線が弱く感じました。一方、開星の打者は体もあり力強い打線でした。ただ、ボークでの2失点は避けられるべきものだっただけに悔やまれるでしょう。
もう1試合は二松学舎が海星に7対5で勝利。海星の2番手で登板した吉田嵩投手はMAX145キロで将来性のある投手でした。
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■三重が勝利 2014.8.15
第96回全国高校野球選手権大会4日目。
東海大甲府対佐久長聖は3対1で佐久長聖が勝利。
この両校の監督は実際お会いしたことがあります。東海大甲府の村中秀人監督は2年前に中日に入った高橋周平選手を見に行った時にお見かけしました。私の年代には東海大相模時代に有名な投手だったので村中監督を見るのも感激でした。
一方、佐久長聖の藤原弘介監督は今年の4月に社会人野球長野大会で長野県営球場に教え子のトヨタ自動車の二葉捕手の試合を観戦に来ていました。藤原監督は試合を見て内野手の連係プレーを参考に選手に熱心に教えていました。私も選手が周りにいたので誰かピッチャーはいるか聞いてみたところ横にいた投手が昨日、先発した寺沢星耶投手でした。
佐久長聖の選手は長野の地元の選手がほとんどで、どこか田舎育ちの素直な顔をした選手が多く藤原監督は熱心に教えているのだろうと感じました。この藤原監督の著書で「時代に合った指導の形を探して」というものがあり、二葉選手に後日渡しました。当時PL学園の監督として4度の甲子園出場で最高位はベスト4、前田健太投手や二葉捕手を育てた藤原監督はPL学園を08年に去り単身で長野の佐久長聖に来て甲子園に出るまでのストーリーです。短い練習で練習の密を濃くする練習法で自らも一緒に動き回りコミュニケーションを取る藤原監督。色々なことがあって新天地から甲子園に帰って来た藤原監督に今後も期待しています。
その他、印象的だった試合として九州国際大付対東海大四で6対1で東海大四が勝利。東海大四の西嶋亮太投手は168センチと小柄で細身ながら見た目にMAX138キロ以上の伸びのあるストレートで強打の九州国際大付を1失点に抑えたのは見事でした。
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■三重が勝利 2014.8.14
第96回全国高校野球選手権大会3日目。
三重が延長サヨナラで広陵に5対4で勝利し2回戦に進出しました。この試合、2点を先制され追いついたものの再度2点を奪われ2対4から、最終回の2アウト満塁から同点タイムリーが飛び出し延長へ、最後は吉川投手が力尽き押し出しサヨナラでした。この試合、東海地区ではbPと思っていた打線でしたが吉川投手の制球力と変化球に打たされる場面が多く、先発の今井投手も課題の立ち上がりに失点。苦しい展開でしたが、この3年では一番強いと思うので最後に逆転できたのではないでしょうか。その三重は2回戦で大垣日大と対戦。楽しみな試合となりそうです。
また、昨日は接戦が多く、鹿屋中央対市和歌山は延長で鹿屋中央が2対1でサヨナラ勝ち。ランナー1、3塁でダブルプレーかホームかという難しい守備体系。ダブルプレーコースだっただけに最後のイレギュラーが名手の山根選手の判断を狂わせたのでしょうか。野球の難しさを痛感しました。
その他、健大高崎は岩国に5対3で勝利。私もちょうど1年前に健大高崎の練習試合を見る機会がありました。その時の迫力あるアップが素晴らしかったですね。昨日も機動力で勝利しましたが、基本ノーサインで盗塁させるようです。
健大高崎は勝利の伝導者という本にも取り上げられていて、群馬は政治家が多く自民党が強い県でもあり野球も県立校の人気が高く、前橋商、高崎商、前橋、桐生などが強かった中で私立で県外生を獲っている健大高崎に対する風当たりは強かったようですが、創部10年目に甲子園出場、その翌年には甲子園ベスト4と着実に力をつけてきました。
その健大高崎の監督は青蜚歯カ氏。創部当時からなので13年目になりますが、コーチ3人、トレーナー1人、しなやかな体を作るモダンバレーの専門家1名、データー分析1名の7名で構成され、分業制で指導し、監督はGMのようだといいます。グラウンドには「機動破壊」の横断幕があり徹底して走塁には力を入れていますね。次の試合も機動力で勝利するのか注目です。
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■東邦、大垣日大が勝利 2014.8.13
第96回全国高校野球選手権大会2日目。東海地区の3校が登場しました。
まず、東邦は日南学園に対し打線が20安打の大爆発、11対3で快勝。先発は1年生の藤嶋投手、やや緊張感もあったのか高めに抜ける球が多く序盤に制球力が定まらないこともあり、2回の満塁のピンチがありましたが連続三振で切り抜けました。並みの1年生ではないことが分かりますね。目指すところが違うのでしょうか。また、大井投手は9回に登板、スライダーから入り143キロのストレートもあり、球に伸びを感じました。投打共に充実していて2回戦も楽しみです。
続いて、静岡は星稜と対戦。静岡は序盤リードしながらミスが多く中盤に得点出来ず逆転され4対5で敗退。辻本投手は持ち味は出したと思います。星稜の岩下投手もMAX146キロで体も大きく力のある投手でした。
3試合目は大分対日本文理でしたが5対2で日本文理が勝利。今大会152キロで最速の佐野投手でしたが制球力重視で、この日は145キロ止まり。ただ潜在能力はありそうで、プロ志望届を出すようで九州なのでソフトバンクは熱心でしょう。
最後に大垣日大は、8点差を大逆転し12対10で藤代に勝利。左打者が多く相手は左投手ということもありましたが、逆方向に徹底した打撃が印象的でした。阪口監督も東邦が勝っているだけに絶対負けられない試合だったでしょう。選手は笑顔をたえさない表情に対し、阪口監督の厳しい表情が印象的でした。次戦に向け高田投手の立ち直りに注目しています。
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■龍谷大平安が開幕戦で敗退 2014.8.12
第96回全国高校野球選手権大会が始まりました。
開幕戦となった龍谷大平安対春日部共栄は、龍谷大平安は初回にミスでピンチとなり先発、2年生の元氏投手が集中打を浴び5失点。打線は春日部共栄の金子投手に抑えられ5対1で敗退。センバツ優勝校が敗退する思わぬ結果となりました。
この試合、初回に魔物と言われる甲子園独特の雰囲気にのまれたのか龍谷大平安は浮足立ったようでした。ただ、波乱のあった埼玉大会の中で春日部共栄は元プロの左腕、土肥義弘氏が投手陣の底上げを図り予選7試合を10失点。その効果が出るのではないかと思いましたが、その通り金子投手が踏ん張りました。
それから、MAX146キロでプロ注目左腕の富山商の森田駿哉投手が要所を抑え日大鶴ケ丘を見事に完封しました。
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■2日順延 2014.8.9
第96回全国高校野球選手権大会は台風の影響で2日順延し11日から開幕となりました。これは54年振りのようです。
これで決勝戦は25日の予定となり、かなり遅い日程となりそうです。
昔はお盆過ぎの17日頃に決勝戦が行われていましたが、近年は開会式も遅く中日を設けるなどで8月末まで延びてきましたね。
それから、社会人野球の日本選手権東海地区の組み合わせが決まりました。
トヨタ自動車は王子とJR東海の勝者と9月4日に対戦します。都市対抗に出場できなかった悔しさをバネに頑張ってほしいと思います。
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■投手の怪我 2014.8.8
第96回全国高校野球選手権大会に出場する投手152人に対する肩、肘の関節機能検査の結果、投球禁止となる大会規定に触れる選手はいなかったと発表されました。
また、関節機能検査では12人に軽度の炎症がみられたのみで、投球禁止の大会規定に触れる重症の投手はいなく、万全の状態で試合に臨めるでしょう。
昨春、2年生ながらセンバツ5試合で772球を投げて準優勝した安楽投手。この熱投が引き金となり、昨夏の甲子園から準決勝前日に「休養日」が設けられるようになり、ある意味で甲子園の「歴史」を変えた投手となりました。
その安楽は昨秋、右肘を痛め、センバツと選手権、さらに18歳以下ワールドカップと投げ続けていた負担が噴き出したともいえる。最後の夏も、その影響がなかったとはいえないでしょう。安楽はこの夏、愛媛大会3回戦で散り、2年生で157キロをマークした球速は、高校最後の試合での最速が148キロ。
平成18年夏の甲子園、早実の斎藤佑樹投手は948球を投げた。決勝で敗れた駒大苫小牧の田中将大投手も658球を投じている。平成10年夏の優勝投手、松坂大輔投手もまた767球を記録した。彼らはいずれもプロに進み、投手としての何とか頑張っています。
しかし、投球過多によって将来を奪われた投手もいて、平成3年第73回全国高校野球選手権の沖縄水産の大野倫投手は、3回戦から決勝まで4連投を強いられ。ネット裏で見ていた記者には、日に日に彼の球威が衰えていくのが分かり、決勝戦などは見るのも痛々しいほどの投球でした。
深紅の優勝旗を勝ち取るために、黙々と投げ続けた彼の投球数は773。試合後、右ひじは「く」の字に曲がったままで、その代償は「疲労骨折」。のちに大学、プロへと進んだが、彼がマウンドに立つことは二度とありませんでした。
大野投手の悲劇をくりかえさないよう、日本高校野球連盟の総務委員会は平成5年、翌夏から準々決勝と準決勝の間を1日開ける日程延長を決めたといいます。
この夏も大事な投手が怪我なく頑張ってほしいと願います。
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■組み合わせ決定 2014.8.7
第96回全国高校野球選手権大会の組み合わせが決まりました。
注目の好カードは二刀流として注目を集める松本裕樹投手のの盛岡大付対青島投手ら140キロカルテットを誇る東海大相模が6日目第3試合で対戦。また、長距離砲として注目を集める岡本和真選手がいる智弁学園対岸潤一郎を擁する明徳義塾が5日目第1試合で対戦します。
東海地区は2日目に集中し第1試合で東邦対日南学園、第2試合で静岡対星稜、第4試合で大垣日大対藤代と4試合中3試合に東海地区の代表が出場します。それから、三重は3日目に広陵と対戦します。
組み合わせは、昨年に続き全試合抽選方式が採用され、2戦目以降の組み合わせは試合後に抽選を実施して決定します。大会は休養日を1日はさみ14日間で48試合が行われ、23日に頂点が決まる予定ですが9日から11日にかけて台風による影響で雨の予報となっていますね。
それから私は昨日は休みを取りトヨタ自動車対中央大のオープン戦を観戦。4年前甲子園で春夏連覇を果たした島袋投手が先発しました。
島袋投手は大学4年生になって今年がドラフトの年ですが、春は全くの不調でしたが、今日は5回を無失点で145キロを計測、コントロールも問題なく復活が見えてきたでしょうか。秋のリーグ戦次第ですが、プロ志望届を提出するのか某強豪の社会人チーム入りするのか注目です。
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■抽選会 2014.8.6
第96回全国高校野球選手権大会は本日抽選会が行われます。
今日の中日スポーツには東海大相模の青島投手が大きく掲載され140キロカルテットの4人が甲子園練習でマウンドに上がったとのこと、いよいよ9日から甲子園が始まります。
また、昨日は愛知大学野球選抜と中日2軍の交流戦が行われ七原投手(名大)は147キロを計測するも2失点、愛工大の北出投手も3失点と今一つの結果でした。
それから、中学の中日少年は東山クラブが優勝。決勝戦は大差となりましたが準優勝の一色のエースもなかなかいいとの評判でした。
私は今日は休みを取りトヨタ自動車対中央大のオープン戦を観戦予定。春季リーグは調子の出なかった島袋投手も登板予定で楽しみです。
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■甲子園出場注目投手 2014.8.5
第96回全国高校野球選手権大会に出場する注目投手です。(ドラフトレポートさん情報から投手のみ抜粋)
152キロ 佐野 皓大(大分)
150キロ 松本 裕樹(盛岡大付)
149キロ 吉田 凌(東海大相模)2年
148キロ 佐藤 雄偉知(東海大相模)
147キロ 山城 大智(沖縄尚学)
146キロ 岸 潤一郎(明徳義塾)
146キロ 森田 駿哉(富山商)
146キロ 小笠原 慎之介(東海大相模)2年
146キロ 飯塚 悟史(日本文理)
145キロ 青島 凌也(東海大相模)
145キロ 石川 直也(山形中央)
145キロ 岩下 大輝(星稜)
145キロ 黒田 達也(神戸国際大付)
145キロ 柳川 健大(岩国)
144キロ 藤嶋 健人(東邦)1年
144キロ 相馬 和輝(角館)
143キロ 久保 柊人(沖縄尚学)
143キロ 小林 晃大(日大鶴ケ丘)
143キロ 寺沢 星耶(佐久長聖)
143キロ 恩田 和季(開星)
143キロ 諸冨 将士(城北)
142キロ 辻本 宙夢(静岡)
141キロ 山崎 颯一郎(敦賀気比)1年
141キロ 朝山 広憲(作新学院)
141キロ 吉川 雄大(広陵)
140キロ 大井 友登(東邦)
140キロ 西嶋 亮太(東海大四)
140キロ 谷川 刀麻(星稜)2年
140キロ 小川 良憲(近江)2年
この中でプロ注目は、松本 裕樹(盛岡大付)です。54本塁打を放っているバッティングも素晴らしく志望届を出せば上位で指名されるでしょう。
また、最速は152キロの佐野 皓大(大分)ですが、予選では本調子ではありませんでしたが、甲子園で快投が見られるのか注目です。
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■蒲郡の伊藤君 2014.8.4
今日の中日新聞に蒲郡の伊藤君(葵ボーイズ)がNOMOジャパンに選ばれ国際試合に出場するとの記事がありました。
NOMOジャパンは全国の硬式のボーイズリーグやヤングリーグから16名を選抜するメンバーで構成され、大阪桐蔭の森捕手や今年活躍した東邦1年生の藤嶋投手が選ばれた選りすぐりのメンバーから構成されます。
今年の高校3年生も中京大中京の山下選手や甲子園に出場する選手では明徳義塾の岸潤一郎投手、東海大相模の楢原一帆外野手、大垣日大の岡本裕樹内野手が選ばれています。
これには野球が上手いだけでなく学力や態度なども考慮されるようになったということです。
また、今回選ばれた伊藤選手は中京大中京の2年生伊藤捕手の弟で、兄より実力はもっと上の逸材と前々から聞いていました。
進路は中京大中京と思いますが、来年は兄弟で甲子園を目指すことになるのでしょうか。
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■東邦が優勝 2014.8.1
高校野球愛知大会16日目、決勝。
東邦対栄徳は、予想通りロースコアの投手戦の好ゲームとなりました。
東邦は先発が1年生の藤嶋投手、栄徳はエースの大内投手でお互い中1日休め万全。
序盤は投手戦、試合が動いたのは5回、栄徳が1点を先制すると、その裏に東邦の溝口選手が逆転の3ランホームラン。これで一気に流れは東邦に。
その後、お互い1づつ追加しましたが、試合は4対2で東邦が勝利。2008年以来、6年振りの甲子園出場を決めました!
この試合、先輩の若杉コーチも1年生の藤嶋投手に期待するしかないと言っていましたが、MAX144キロのストレートで11奪三振を奪い見事に完投。
背番号1は大井投手が付けると思いますが、甲子園でも1年生投手として注目されるでしょう。
またこの大会は、やはり最終的に投手力が抜けた両校が勝ち進み、しっかりと完投能力がある東邦の大井投手、藤嶋投手と栄徳の大内投手、大塚投手とお互い2枚看板がしっかりと試合を作りました。
特に、昨年の東邦は大井投手一人のイメージがありましたが、争奪戦の上で藤嶋投手を獲得したのが大きかったと思います。
昨年、私も期待したスター軍団だった東邦ですが甲子園には出場できず、今年は不作の年と言われながらの優勝。
森田監督も体調を崩した時期があったようですが、今はノックもして体調は戻ってきているとのこと。少し力が抜け采配も良かったのではないでしょうか。
ところで、前回の出場ではエースが下平将一投手(パナソニック)で、1回戦は北海で乱打戦の上、北海鍵谷投手(日本ハム)に勝利、2回戦は清峰の今村投手(広島)に勝利で好投手を打ち3回戦に進んでいます。
今年はどうなるか、甲子園でも期待しています。
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■中京大中京敗退 2014.7.31
高校野球愛知大会15日目。準決勝の2試合が行われました。
まず、東邦対豊田西は8対1で大井投手が完投し東邦が勝利。
私は、前日に続き休みで午前中に岐阜で練習試合を観戦後に岡崎球場に行き、2試合目の中京大中京対栄徳はの試合を観戦しました。
試合は、中京大中京がエースの粕谷投手が先発、3回に栄徳がスクイズで先制し、4回途中からは真田投手にスイッチしましたが、真田投手が1番の1年生鈴木選手に満塁から走者一掃のタイムリースリーベースを打たれるなど一挙5失点。
一方、栄徳の先発は右の大塚投手。大塚投手は130キロ中盤のストレートと落ちる球を有効に使い、大量点もあり余裕のある投球に見えました。
中京大中京は追いかける展開となりましたが、打線がどうも前日から力みを感じ、外野への打球も風に押し戻され、チャンスに一本も出ず0行進。
中京大中京は2年生の上野投手も投入し反撃のチャンスを伺うも試合は結局6対0で栄徳が勝利。
中京大中京は選手権に至っては4年連続で決勝まで行けず予選敗退。この3年生は2年生から主力がいて私も期待していただけに残念。
帰りに本来なら4番の山下選手の父に声を掛け球場を後にしました。
これで、決勝は東邦対栄徳。
東邦は1年生の藤嶋投手が先発か、栄徳はエースの大内投手が万全な状態で臨めます。
私個人としては主将の峯捕手、松原選手(共に豊田南クラブ)のお父さんも知っているので、東邦に勝利してほしいと思いますが、栄徳は私学四強を次々と撃破し勝ち進んでいる勢いを感じます。今日の一戦は注目です。
それから、静岡大会は静岡に決定。神奈川大会は東海大相模の2年生の吉田投手が20奪三振を奪い最後は青島投手(東山クラブ)が締め優勝。東海大相模は青島凌也投手(MAX145キロ)、佐藤雄偉知投手(MAX148キロ)、吉田凌投手(MAX149キロ)、小笠原慎之介投手(MAX146キロ)と甲子園出場校の中でもbPの投手力を誇るでしょう、驚きです。これで関西の田中兄弟に続き、東海大相模の青島投手、南谷遊撃手と東山クラブ出身の甲子園で4名が出場することになりました。
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■三重が優勝 2014.7.30
高校野球愛知大会14日目。準々決勝の4試合が行われました。
私は休みを取り、小牧球場で中京大中京対高蔵寺の試合を5回まで観戦しました。
先発は中京大中京は上野投手でした。上野投手は伸びのあるストレートで三振も多く取っていました。フォームは中京大中京の投手らしい固まったフォームですが、ダイナミックさに欠ける点と、やや突っ込んでお尻が残る点が気になりました。少し軸足を上げた時に溜めてゆったり感が出るとストレートも安定し更に良くなるでしょう。2年生なので来年も名門のエースとして期待されるでしょう。
高蔵寺の先発はエースの熊谷和大投手でした。熊谷投手も伸びのあるストレートで5回5失点ながら中京大中京打線もタイミングが遅れる場面もしましばありましたが、自らのベースカバーの遅れと2塁への悪送球がもったいない感がありました。
私は、小牧から今度は四日市に移動し、三重大会決勝の三重対菰野を観戦しました。
昨年の決勝もこのカードを観戦し三重の大勝でしたが、この日も同じような展開となってしまいました。
先発は、三重がエースの今井投手。今井投手は何度か見てスピードはあまりありませんが、キレを感じる投手で球が低めに集まります。
菰野も連投の2年生エース、山田投手でした。山田投手は序盤に強打の三重打線につかまり、序盤に大量失点でした。山田投手は力があり来年は戸田監督もプロに行かせたいとのことですが、体が前に傾かないように修正するといいのではないでしょうか。
甲子園に出場が決まった三重は強力打線、甲子園でも持ち前の打力を前面に出し勝ち進んでもらいたいと思います。
それから昨日は社会人野球の都市対抗決勝戦でした。
結果は西濃運輸が富士重工を破り初優勝。私もテレビで試合を見ていましたが、エースの佐伯投手が完璧なピッチングで見事完封。ヒーローインタビューでも苦しい時期があっただけに涙が溢れる姿が印象的でした。この試合、社会人初の展覧試合で試合終了後、グラウンドから天皇陛下に向けて挨拶する姿が印象的で、解説はトヨタ自動車でも監督を務められた川島勝司さんでした。
橋戸賞は2勝をあげ決勝で完封したエース佐伯投手。9年目の苦労が実りましたね。佐竹投手も橋戸賞に匹敵する活躍で優勝に花を添えました。今度はトヨタ自動車で活躍し優勝してほしいと思います。
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■東邦が豊川に勝利 2014.7.29
高校野球愛知大会13日目。5回戦の試合が行われました。
注目はセンバツベスト4の豊川対東邦の試合でしたが、東邦1年生の藤嶋健人投手がMAX142キロの速球で11奪三振を奪い6対3で豊川に勝利。これで、大井投手も1日空き東邦の投手陣も万全で残り3試合に臨めるのでしょう。
逆に豊川の田中投手はセンバツでの怪我から復帰しましたが6失点。ここ数年、豊川のエースは力投派が多く、体が突っ込むフォームで体への負担が大きく3年生の夏に力を発揮出来ないという同じ道を歩むことになってしまいました。ただ、素材としては良く進路は東邦ガスのようで、先輩の森口投手(東海理化)との対戦もあるのではないでしょうか、今後の活躍に期待しています。
その他、中京大中京は粕谷投手と1年生の長谷部投手(竜海中)のリレーで勝利。上野投手、真田投手らも温存でき、こちらも今後の試合に有利と思いますが、組み合わせから考えると決勝は東邦対中京大中京と思えますが、どうなるでしょうか。
また、三重大会は準決勝。三重対稲生は前日のノーゲームでの再試合で地力に勝る三重が勝利。菰野対いなべ総合は菰野の山田投手が4安打完封。死球で骨折していた、いなべ総合の注目の石垣投手は残念ながら登板がありませんでした。石垣投手の進路はプロ希望、今後の活躍に期待しています。
今日の決勝は三重対菰野ですが、菰野の投手陣が三重をどこまで抑えられるかでしょう。私も観戦に行ってきます。
それから、社会人野球は準決勝で西濃運輸が3連覇を狙うJX−ENEOSに6対1で快勝。補強の佐竹投手(トヨタ自動車)が見事に5安打完投勝利。思えば2年前の日本選手権準決勝で9回無失点ながら延長で負けた相手に雪辱を果たしました。
佐竹投手は京セラを得意としていましたが、東京ドームは苦手で2回戦の完投勝利は何年振りかの勝利でしたが、三菱重工神戸とJX−ENEOSの強豪を倒し、今日優勝すれば橋戸賞(最優秀選手賞)の可能性も大きいのではないでしょうか。今晩が楽しみです。
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■星稜が大逆転 2014.7.28
高校野球愛知大会12日目。残る4回戦の試合が行われました。
豊田大谷対半田工の再試合は5対4で半田工が勝利。負けた豊田大谷ですが監督が代わりユニフォームも一新、復活が見えてきたようです。
その他、この日は全国で代表が続々と決まり逆転ドラマが沢山ありました。
まず、石川大会では星稜が8対0で8回まで2安打に抑えられていましたが、9回9点を奪い大逆転でサヨナラ勝ち。長野大会でも佐久長聖が5点差を終盤逆転、佐久長聖の藤原弘介監督は4月に見かけたことがありますが、生徒に熱心に指導している姿が印象的でした。
また、岡山大会は関西が優勝。この日はリリーフした田中雅之投手(東山クラブ)が甲子園で登板するでしょう。楽しみにしています。
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■大垣日大が優勝 2014.7.27
高校野球愛知大会11日目。残る4回戦の試合が行われました。
再試合となった豊田工対刈谷は豊田工が9対5で逆転勝利。また、3連覇を目指した愛工大名電は栄徳に0対1で敗れました。
その他、豊田大谷対半田工が延長15回引き分け再試合。これで、東邦対豊川など5回戦の試合は延期となり月曜日から4連戦の日程になったようです。こうなると、優勝するためには投手を多く持っている中京大中京あたりが有利でしょうか。
また、岐阜は大垣日大が優勝。決勝で戦った岐阜工も打線が強力でしたが大差での勝利でした。
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■東邦が豊橋工に逆転サヨナラ 2014.7.26
高校野球愛知大会10日目。4回戦の試合が行われました。
瑞穂球場では注目の2戦。
まず、東邦対豊橋工は東邦が9回裏に4対3で逆転しサヨナラ勝ち。大井投手と森投手の投げ合いで引き締まった試合だったようです。負けた森投手ですが、試合後に森田監督が間違いなく来年のドラフト候補の太鼓判を押したとのこと。
続いて、中京大中京対至学館は中京大中京の打線が爆発。16安打13点でコールド勝ちし、昨夏の逆転負けの雪辱を晴らしました。至学館の吐前投手は途中で登板しましたが制球が定まらなかったようです。ただ、素材としてはいいものがあるので来年は盛り返すでしょう。
また、豊田工対刈谷は7対7で引き分けで今日再試合。2年生投手の牧野投手、本田投手は延長15回を共に力投し完投。さすがに今日の先発はないと思いますが、教え子である豊田工の杉浦、市川とライバルであった刈谷の大竹選手(岡崎南クラブ)、井上選手(岡崎タフィーズ)も2年生ながらレギュラーで頑張っていますね。
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■済美が敗退 2014.7.25
高校野球愛知大会9日目。残る3回戦の試合が行われました。
うちの中等部OBの3年生が4名いる岡崎西は7対1で快勝。4名中3名が出場し活躍しています。今日は豊川戦、厳しい試合になりそうですが頑張ってほしいですね。
愛知大会は今日が4回戦、瑞穂球場では東邦対豊橋工、中京大中京対至学館の好カードが組まれています。無失点の豊橋工、森投手が東邦に挑みます。
また、愛媛大会では済美が敗退。安楽投手は148キロと球速を上げてきましたがスクイズで先制され後半も失点し1対4で負け。これで投手BIG3が姿を消す結果となってしまいました。
それから、社会人野球の都市対抗では西濃運輸が三菱重工神戸に4対2で勝利し8強。補強のトヨタ自動車、佐竹投手が無四球、完投勝利しています。
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■愛知啓成が享栄に勝利 2014.7.24
高校野球愛知大会8日目。3回戦の試合が行われました。
注目は愛知啓成対享栄のカードでしたが、8対5で愛知啓成が勝利しました。
また、岩津対豊田工は3対1で豊田工が勝利、教え子が共に2人づついて、いとこ対決でもあり応援に行きたかったのですが、都合が合わず行けませんでした。
豊田工の教え子の2年生の2人は共にレギュラーでいい活躍をしているようです。シードを倒した勢いで勝ち上がってほしいと思います。
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■大垣日大対県岐阜商 2014.7.23
高校野球愛知大会7日目。2回戦残りの試合が行われました。
センバツ出場の豊川は中部大第一に10対1で順当勝ちし田中投手も7回を1失点に抑え完全復活ということでしょう。ただ今後、連戦となるだけに肘への負担が懸念されます。
また、岐阜大会は準決勝が終了し、本命の大垣日大と県岐阜商が準決勝を戦うことになりました。静岡大会では再試合で静岡が駿河総合に10対1で大勝していますね。
それから、社会人野球の都市対抗では東海地区第1代表の西濃運輸が2回戦で東芝に5対2で勝利。補強選手の佐竹投手も抑えで登板。昨年、若獅子賞を獲得した石川桜太選手を146キロの速球で空振り三振に仕留めるなど3回1/3を無失点に抑えています。
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■愛工大名電が順当勝ち 2014.7.22
高校野球愛知大会6日目。
昨日、愛工大名電対岡崎商の試合を刈谷球場で観戦しました。
愛工大名電のエース、石川慎二投手は2番手で登板。サイドスローから138キロ程度のストレート、変化球をコントロール良く決め無失点。昨年、阿久比球場で見た時より安定感が増したように思えました。
岡崎商は3年生に中等部OBがいて1人が途中出場しました。結果は7対0で負けましたが、愛工大名電相手にいい思い出になったでしょう。
また、静岡大会では静岡が駿河総合と2対2で引き分けで今日、再試合となり静岡商は予選敗退となりました。
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■白川智基投手 2014.7.21
高校野球愛知大会5日目。
昨日、延期になった豊橋南の試合を刈谷球場で観戦しました。
注目は中学時代に少し指導したことのあるエースの白川智基投手でした。
白川智基投手は序盤にストレートがやや高めに入るも、この日のMAXは141キロと球威十分。愛知県で140キロオーバーは数少ない好投手です。
試合は2回に自ら先制タイムリーを放った白川投手が何度かランナーを出すも毎回のように三振を奪い見事完封しました。
試合前に、たまたま会った時に緊張していますと言っていましたが、落ち着いたピッチングでした。白川投手は1年生の夏から登板していますが、最後の夏となり悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。
その他、沖縄大会は沖縄尚学が優勝。しかし、群馬大会の3回戦で昨夏の甲子園を制した前橋育英が健大高崎に2対6で逆転負けし敗退。昨夏2年生エースとして活躍した高橋光成投手が2対0の7回に制球を乱すなど6失点でした。
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■七原優介投手 2014.7.20
雨で試合中止が多かった昨日の高校野球愛知大会ですが、午前中に名大対トヨタ自動車のオープン戦が行われたので観戦しました。
注目の七原優介投手は先発し5回、1失点でした。この日の球速はMAX149キロ、さすがに速く感じます。
少し前に突っ込んで変化球がワンバウンドになると真野監督が話をせれましたが、試合中に修正出来ているように思えました。既にトヨタ自動車入りが内定していて、大学日本代表選考には洩れましたが県選抜として8月5日に中日2軍、7日に巨人2軍との試合が控えています。是非、エースとして頑張ってもらいたいと思います。
また、トヨタ自動車は新美投手が先発、7回を無失点で制球力が良くなっていました。最後は青山投手が登板、2回をピシャリと抑えましたが、こちらも140キロを超えカットボールを覚えたようで効果的でした。
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■三菱重工名古屋とJR東海が敗退 2014.7.19
都市対抗野球が開幕しました。
注目のJX−ENEOS対JR東海は3連覇を狙うJX−ENEOSが8回に逆転して勝利。
私もこの試合はテレビで観ていましたが、補強の小島選手(トヨタ自動車)がホームランを含む4安打、佐藤選手(ヤマハ)もホームランを含む2安打で大活躍。最終回も小島選手がしぶとくライト前ヒットを放ち成長の跡が見えました。
試合は8回裏に4対1の場面で好投の秋葉投手に代えて成長著しい菅野投手が登板しましたが、3ランホームランを打たれるなどで逆転され、結局4対5で敗れJR東海は惜しい試合を落としました。
また、三菱重工名古屋は大阪ガスにこちらも8回に逆転され4対5で初戦敗退。この試合、甲子園でも活躍した飯塚孝史投手(履正社)が勝利投手となっています。
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■都市対抗野球今日開幕 2014.7.18
都市対抗野球が今日開幕します。
午前10時から開会式、11時半から第1試合が東京ガス対七十七銀行、第1試合が三菱重工名古屋対大阪ガス、第3試合がJX−ENEOS対JR東海と東海地区が2チーム出場、3連覇を狙うJX−ENEOSにJR東海がどう挑むか注目です。
ところで、高校野球は今週末から東海地区で連日試合があります。22日からは 速報!甲子園への道 の放映も開始、私も平日に3日ぐらいは休みを取り応援に行きたいと思います。
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■安楽投手完封発進 2014.7.17
高校野球愛媛大会で済美が初戦を8対0で勝利、安楽投手は5安打完封勝利でした。
この日のスピードは最速146キロ、MAX157キロの安楽投手にとっては物足りないかもしれませんが、297日ぶりの公式戦マウンドで満足感はあったようです。試合後、肘は100%OKとのことが、何より良かったでしょう。
他の注目投手としては、栃木大会で佐野日大の田嶋投手が4イニングを4奪三振でMAX144キロ。広島大会で広島新庄の山岡就也投手が7回2/3を無失点で好投しています。
しかし、宮崎大会では昨年夏の甲子園準優勝の延岡学園が0対1で3回戦敗退。今年も優勝候補だったのでショックでしょう。秋の問題が尾を引いたでしょうか。
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■浦和学院が敗退 2014.7.16
高校野球埼玉大会で花咲徳栄に続き3回戦で昨春センバツで全国優勝を果たし今大会3連覇がかかっていた浦和学院が県川口に1対4で負け予選敗退しました。
プロ注目のセンバツ優勝投手の小島和哉投手は、先発したものの序盤に失点し、打線も決定打が出ず完敗。小島和哉投手は2回戦では15三振を奪う快投をでしたが、この日は高めに浮いて本来の投球がで出来なかったようです。
浦和学院は、昨年春から埼玉県内では負けていなかっただけに大波乱。今年のビッグ3といわれた小島和哉投手。個人的にもセンバツ優勝、夏は涙の続投を見ていただけに最後の甲子園で見られないのは非常に残念ですね。今後、プロ入りするか進路に注目しています。
また、宮城大会でも優勝候補の仙台育英が予選敗退。エースの梅津晃大投手も190センチの右本格派でプロ注目投手でしたが、先発して5回3失点で降板、延長で敗退しました。
高校野球は本当に何があるか分からなく、今年の予選は波乱含みです。
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■完全試合 2014.7.15
高校野球福島大会でプロ注目の小高工、菅野秀哉投手が完全試合を達成しました。
菅野秀哉投手は183センチの長身右腕でMAX143キロ、昨夏に聖光学院に敗れたものの福島大会4強入りにも貢献し注目されていました。昨日の完全試合では、13奪三振、内野ゴロ9、フライアウト5。打撃でも2二塁打を含む4安打と大活躍でした。
この小高工は、南相馬市小高区にあり校舎は東京電力福島第一原発事故による避難指示区域内で同市原町区の仮設校舎で学んでいます。グラウンドでの練習は週4日のみで、チームのスローガンは「苦難上等」。この夏は絶対に甲子園に行きたいとのこと。
小高工は、順当にいけば4回戦で昨年敗れた聖光学院と対戦。昨年春夏と甲子園でも先発している石井成投手(聖光学院)との投げ合いを制し勝利するのか注目です。
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■愛知大会2日目 2014.7.14
高校野球愛知大会2日目。
この日は中等部OBの3年生が2名、刈谷球場で試合があるので応援に行きました。
まず、昨年から主戦級で投げている投手が登板する1試合目。春季大会以降調子を落とし中等部の練習参加。腕を下げた時に長くなり腕が上がらずトップが決まらない点をアドバイスしました。
この試合では、今までエースとして君臨していましたが先発では登板がなく試合は途中に豪雨。あまりの雨にあきらめて岡崎に帰った後に試合は再開。最後に登板したようですが思うようなピッチングは出来なかったようでした。ちょっとしたフォームの乱れで投手は調子を落とすことがあるので難しいですね。
雨が上がって3時頃にもう一度、刈谷球場に行き3番を打っている選手を応援。結果は3打数1安打でセンター前ヒットを放ちました。試合は残念ながら負けてしまいました。
この試合、相手の福江の眞木聖弥投手は4安打11奪三振で見事完封。
小柄ながら130キロ台で伸びるストレートとコントロール良く決まるスライダーで良いピッチング内容でした。
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■愛知大会開幕 2014.7.13
高校野球愛知大会が開幕しました。
この日、刈谷球場に豊橋工の森奎真投手を見に行きました。
私が森投手を見たのは2回目、昨年秋にある練習試合で完封した試合でした。その当時は、まだ1年生で2番手投手扱いでしたが、その素質に驚きました。
その後、今年の春季大会で東邦に善戦し注目を浴びるようになりました。
この日は、どれだけ成長しているか楽しみにしていましたが、東邦の森田監督偵察の中、7回を1安打9奪三振無失点の内容でした。
ストレートは常時136〜138キロをマーク、現時点でのMAXは143キロあたりでしょうか。変化球はフォークだと思いますが落差の大きい落ちる球が効果的でした。
また、投球テンポが早くどんどん投げ込みます。ヒットを打たれたのは3回の9番打者に追い込んでからライト前に打たれた1本。自信満々のマウンド捌きで進化している姿を見ました。
順当に勝ち上がっていけば4回戦で東邦と当たり注目の1戦となります。ただ、まだ2年生。怪我がなければ来年のドラフト候補になることは間違いないでしょう。
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■愛知大会明日開幕 2014.7.11
高校野球愛知大会が明日開幕します。
今日の中日新聞にメンバーが掲載されていましたが、うちの中等部OBも3年生は全員、2年生も多くがベンチ入り。是非、力を発揮してほしいと思います。
優勝候補は、中京大中京、東邦、愛知啓成、愛知黎明、豊川、愛工大名電あたりでしょうか。
しかし、例年になく実力に差はなく、優勝争いは混沌となりそうです。
心情的には、同じ職場に中京大中京の4番の親がいるだけに中京大中京に頑張ってもらいたいと思います。
その中京大中京ですが、1年生の長谷部投手(竜南中)がベンチ入り。5月にも声を掛けたことがありますが、場面によっては登板もありそうです。
また、明日は三重と静岡でも開幕します。台風も過ぎいよいよ熱い夏が始まります。
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■花咲徳栄が1回戦敗退 2014.7.10
埼玉大会1回戦で昨年のセンバツに出場し昨年秋も県大会で優勝した花咲徳栄が開幕戦の1回戦敗退しました。
勝利したのは創部6年目の山村国際、昨年秋も今年の春も県大会で2回戦敗退とそれほどの成績ではない高校に1対2の僅差での敗退でした。
4回に2失点した後は花咲徳栄ペースだったようですが開幕戦でプレッシャーもあり残塁も多かったようです。高校野球は何があるか分からないですね。
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■安楽智大 2014.7.9
今年の注目投手である安楽智大投手。昨年秋に怪我をして以来、公式戦登板なしのまま最後の夏を迎えようとしています。
昨年秋、右腕尺骨神経まひが発症しましたが昨年末までに治り2月にもマウンドに立つと思われましたが、ブルペンに入っても立ち投げ程度で一進一退。練習試合解禁日の3月8日になっても変化はなく、骨には異常はないし痛みもないが、まだ右ひじに張りや違和感が出ている状況。済美は春の県大会で安楽投手の登板がないまま県大会敗退。
その後、マウンドに立ったのは4月でMAXは131キロ。それから、ようやく投げ始め4カ月以上投げていない筋肉をならしていき、5月の熊本遠征では、元パナソニック専務役員の鍛冶舎巧監督率いる秀岳館高を相手にMAX148キロをマーク。新球のスプリットの落差も良くなっているとか。
不安ながらも最後の夏を迎える安楽投手。MAX157キロから波乱万丈の1年を経て、精神的にも肉体的にも強さを備えた安楽投手は、7月15日に三島戦でどのようなピッチングを見せるか注目です。
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■沖縄 2014.7.8
高校野球の予選で九州は長崎を除き開幕しました。
既に2回戦が終了した沖縄ですが、興南に続き中部商も1対2で敗退。中部商は春も1回戦で敗退していて少し沖縄も様変わりして糸満、宜野座、コザ、石川あたりが沖縄尚学を追う予想のようです。
その沖縄ですが、都道府県別に見て、08年〜10年までの3年間、高校野球の頂点に立っていたのは沖縄県でした。08年春の沖縄尚学、10年春・夏の興南と3度の覇権を手にしています。その間の通算成績は20勝4敗、勝率.833と圧倒的。
11年以降の甲子園大会は5勝6敗と負け越していますが、13年の明治神宮大会で沖縄尚学が優勝、翌春の選抜ではその勢いを駆って準々決勝に進出。その強さは依然として続いているとみるべきでしょう。
沖縄尚学が春に続いて甲子園に出場するか、沖縄尚学を倒し他の高校が甲子園に出場するか注目です。
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■岐阜大会が開幕 2014.7.7
高校野球の岐阜大会が開幕しました。
初日では春以降2年生中心で編成されている市岐阜商が7対0でコールド発進。昨日は県岐阜商も18安打の猛攻で13点を奪い7回コールド勝ち。注目の高橋投手は先発し4回3安打無失点でした。
また、大垣日大は本巣松陽に苦戦しながらも3対0で勝利。岐阜城北は9対0で勝利、中京も12点を奪い勝利しました。この岐阜城北と中京は2回戦で激突します。
しかし、関商工は7対8で海津明誠に敗れ初戦敗退となりました。
ところで、茨城では下館工の谷中規彦投手が江戸川学園戦でノーヒットノーランを達成したとのこと。谷中規彦投手はプロ注目の右腕で初回に142キロをマークし出塁を許したのは失策と2つの振り逃げだけで15三振を奪いました。182センチ、67キロ、右投げ右打ち。春季大会で10者連続三振を奪い注目されていました。
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■田中正義投手 2014.7.4
来週の11日に開幕のハーレム国際大会に出場する大学日本代表が相石ひらつかで都市対抗2連覇中のJX−ENEOSと練習試合を行い大学日本代表が4対3で逆転サヨナラで勝ちました。
この試合で先発したのは創価大の154キロ右腕、田中正義投手で2回を1安打4奪三振の内容でした。
田中正義投手ですが今年大ブレーク、まだ2年生ながら春季リーグ戦で7試合登板し3勝1敗で防御率0.43の1位となると、全日本大学野球選手権大会では準決勝で敗退したものの全4試合に登板、登板した中での最速の154キロをマーク、ストレート率が72%と他の投手に比べ高く全297球の平均スピードが148キロという、とてつもないスピードでプロのスカウトも今年のドラフトでも即1位の高い評価でした。
少し前に小関順二さんのコラムでも田中正義投手のストレートはすごいとの紹介がありました。今後大学注目の投手になることは間違いないでしょう。
■大学選手権のドラフト候補20人。創価大・田中正義の直球がすごい!
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■北照がコールド負け 2014.7.3
夏の高校野球の予選が始まっている沖縄で興南が1回戦に敗退しましたが、南北海道では優勝候補に挙げられている北照が小樽潮陵に7回コールドで敗退しました。
この北照には昨年夏の甲子園で登板し今年のドラフト候補に挙げられている齋藤綱記投手がいて、山田宏夢投手との2枚看板で春季全道大会で優勝した北照だっただけに大きな波乱となりました。
また、北照は元ヤクルト投手の松岡弘氏が臨時コーチを務め、プロの器と称した齋藤綱記投手が7回2死走者なしから2四球が挟み5連続長短打を浴びて、まさかの大量7失点での予選敗退でした。高校野球は何があるか分からないですね。
それから、高校野球の硬式部員数が前年比3224人増の17万312人で、1982年の調査開始以来初めて17万人を超えたとか。暴力撲滅の成果が出ているとのことです。
来年のセンバツも出場校は32校で一般選考28校、特別枠は21世紀枠3校、神宮大会枠1校。一般選考の地区別出場校数は北海道1、東北2、関東・東京6、東海2、北信越2、近畿6、中国・四国5、九州4と決まったようです。
しばらく高校野球の話題で盛り上がりそうです。
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■引退試合 2014.7.2
高校3年生で最後の夏にベンチ入り出来ない選手が引退試合を行うケースが増えています。
中京大中京と大府との引退試合はよく報道されますが、5月に練習試合を見に行った時に中京大中京の控え選手が試合の合間に練習をしていましたが聞くと引退試合に備えた練習だとか。私もしばらく見ていましたが他の高校に行くとレギュラーになれるような選手も多くいました。
他にも豊川と名古屋国際は4年前から引退試合が行なわれ、時習館と豊橋南も行うなど6月はその引退試合が行われた時期でもありました。
また、東海地区でも岐阜では県岐阜商が、三重県では津商や皇学館などがこうした引退試合を開催するなど父母や教職員が駆けつける大イベントになっている学校もあります。
一方では東邦など、ぎりぎりまでレギュラー争いをした方がチームは強くなると引退試合をやらない高校もあります。最後までチャンスがあることは、幸せなことだと考えるからのようですね。
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■夏に向けて 2014.7.1
7月に入りました。いよいよ高校や中学の3年生にとっては最後の大会が始まります。
私が教えた投手も個人的に教えた投手を含めると高校や中学の3年生で試合で投げる可能性がある投手は10名程度でしょうか。
アドバイスするとすれば困った時には何か一つ自分で自信のある球を信じて投げることです。
また、普段と違った雰囲気を感じた場合は冷静に落ち着いて少し間を空けることもいいでしょう。ピッチングフォームは悩まず、大会前には何か一つここだけは注意するようなポイントを自分で見つけることで投球が良くなることもあります。
私も中学、高校の最後の大会は両方共に0対1で敗れました。負けたものの自分の投球には満足しています。是非3年生の投手は悔いのないように頑張ってほしいと思います。
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■愛知大会組み合わせ 2014.6.30
夏の高校野球愛知大会の組み合わせが決まりました。
注目の豊川は東邦ブロック、愛工大名電は愛知黎明ブロック、享栄は愛知啓成ブロックとなりました。
また、春に延長までもつれ込んだ東邦対豊橋工は順調にいけば4回戦で当たります。
今大会は混戦が予想されるだけにベスト8に勝ち残るのはどこか楽しみです。うちの中等部OBの3年生も最後の大会なので悔いのないよう頑張ってほしいと思います。
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■いよいよ抽選会 2014.6.27
先日、岐阜県の高校野球の組み合わせが決まりましたが、今週末残る東海3県の組み合わせが決まります。
まず今日、三重県高校野球の抽選会が行われ、明日愛知と静岡の抽選会が行われます。
愛知はシードを取れなかった豊川や愛工大名電、享栄がどのゾーンに入るかなど注目されます。
夏の大会まで2週間余り、3年生は悔いのないように戦ってもらいたいと思います。
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■投手で主将 2014.6.26
夏の高校野球の地区大会の組み合わせが続々と決まっていますが、抽選は主将が引きますが今年の注目の高校には投手で主将が目立っています。
まず、昨年のセンバツで優勝した浦和学院の主将は小島和哉投手、準優勝の済美の主将は安楽智大投手。2年生でのセンバツ優勝投手と準優勝投手なので最後の夏に燃えているでしょう。
また、昨年夏と今年のセンバツでベスト8に進出した明徳義塾の主将は岸潤一郎投手。岸投手は投手で4番で主将。
昔はピッチャーで4番でキャプテンという選手もいましたが、今の時代はピッチャーでキャプテンというのもあまりいない時代に、この3人のプロ注目投手は主将を務めています。
甲子園を目指す高校の主将がどれだけ大変かは想像がつくと思いますが、あえて主将に選んだ理由もあると思います。自分に厳しくなければ主将は務まりません。
私の高校時代の主将は日ハムの白井一幸氏ですが、大学時代も駒大の主将で日米大学野球の主将、プロでも選手会長を務めました。
当時副主将だった私は身近で白井一幸氏を見ていただけに、人の何倍も努力し人にも厳しかった主将でした。そのぐらいでないと甲子園を目指す高校の主将は務まらないだけに、成長した姿を甲子園で見たいものです。
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■高校野球岐阜大会組み合わせ 2014.6.25
高校野球岐阜大会組み合わせが決まりました。
県岐阜商、大垣日大、大垣商、岐阜各務野に多治見工、関商工、岐阜工が加わる展開でしょうか。大会は7月5日と東海地区では最も早くから始まります。
また、群馬は健大高崎と前橋育英が2回戦で激突する組み合わせとなってしまいました。
愛媛は済美が順調にいけば準決勝で今治西と対戦します。
高橋光成投手(前橋育英)、安楽智大投手(済美)が甲子園に出場できるか注目です。
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■夏の高校野球開幕 2014.6.24
先週末から沖縄、南北海道で高校野球選手権大会の地方大会が開幕しました。
沖縄では、2010年に史上6校目となる甲子園春夏連覇を達成した興南が、1回戦で前原にサヨナラで敗れました。夏の沖縄大会では04年に読谷に敗れて以来、10年ぶりの初戦敗退となりました。
この試合、甲子園を期待されていた興南ですが名門のプレッシャーなのか11残塁という拙攻が響いての初戦敗退となってしまいました。
2010年に島袋投手を擁し、史上6校目の甲子園春夏連覇を達成した我喜屋優監督だけに新チームでの立て直しに注目しています。
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■都市対抗組み合わせ 2014.6.23
第85回都市対抗野球大会の組み合わせが決まりました。
昨年優勝のJX−ENEOSはJR東海と対戦。JR東海は菅野投手、秋葉投手、川野投手に加え佐竹投手(トヨタ自動車)、宇田川投手(三菱自動車岡崎)を補強し王者JX−ENEOSに臨みます。
また、JX−ENEOSのグループには2年間決勝で対戦したJR東日本やパナソニックが入り激戦が必至。
それから、東海地区は西濃運輸が東芝と東邦ガスは日本生命との対戦が注目。また、初出場の永和商事ウイングは昨年日本選手権優勝の新日鐵住金かずさマジックと対戦します。
残りは三菱重工名古屋が大阪ガス、ホンダ鈴鹿が沖縄電力、新日鐵住金東海REXは日本新薬との対戦が決まりました。
どのチームも1回戦突破がカギとなりますが、東海地区はまさに強豪との対戦が組まれているだけに1回戦に注目しています。
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■東海地区補強選手 2014.6.20
社会人野球の都市対抗の補強選手で既に決まっている東海地区の選手を紹介します。
<西濃運輸>
佐竹功年投手(トヨタ自動車)、宇田川雄一郎投手(三菱自動車岡崎)、田中幸長外野手(トヨタ自動車)
<新日鐵住金東海REX>
岩崎司投手(トヨタ自動車)、上杉芳貴投手(トヨタ自動車)、樺沢健内野手(トヨタ自動車)
<東邦ガス>
六埜雅司投手(トヨタ自動車)、多木裕史内野手(トヨタ自動車)、柳裕太外野手(ヤマハ)
<ホンダ鈴鹿>
竹下真吾投手(ヤマハ)、田辺誠吾内野手(王子)、井貝星良内野手(東海理化)
<永和商事ウイングス>
戸狩聡希投手(ヤマハ)、福田康一内野手(トヨタ自動車)、中村優作外野手(三菱自動車岡崎)
<JR東海>
蓬莱伸哉投手(王子)、佐藤二朗内野手(ヤマハ)、小島宏輝外野手(トヨタ自動車)
<三菱重工名古屋>
青山祐也内野手(王子)、高橋孝典外野手(ヤマハ)、秦健吾外野手(トヨタ自動車)
チーム別では、トヨタ自動車10名、ヤマハ5名、王子3名、三菱自動車岡崎2名、東海理化1名
またもトヨタ自動車から10名もの大量補強ということになりますが、連続出場中のベテランを考慮しての選考もあるでしょう。
本大会での活躍を期待しています。
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■都市対抗34代表 2014.6.19
社会人野球の都市対抗は地区予選が終了し34代表が決まりました。
昨年優勝のJX−RNEOSやJR東日本、東芝といった強豪を始め、12年連続56回目の日本生命、4年連続49回目のパナソニックなど古豪が多く出場するのが特徴でしょうか。
その中で、初出場は永和商事ウイング、JR西日本、松山フェニックスの3チーム。
JR西日本は活動を再開して2年目で早くも代表を勝ち取り、松山フェニックスは元NTT四国がクラブチームとなりましたが、JR四国、四国銀行に勝利しての代表となりました。
この松山フェニックスの前身のNTT四国ですが、私の高校時代の監督がNTT四国で4番を打っていた方。非常に厳しい練習でしたが、今はいい思い出となっています。
都市対抗本大会の組み合わせ抽選会は今週土曜日の21日、本大会は1ヶ月後の7月18日。その前に今日は注目の補強選手の届け日となっています。
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■鈴木翔太 2014.6.18
昨日、中日ドラフト1位で入団した鈴木翔太投手が初登板しました。
結果は1イニングを2奪三振1被本塁打でMAXは138キロでした。私もテレビで見ていましたが、ストレートはホップしスピード以上にスピード感がありフォームも球持ちが良く、特に最後のストレートはいい球でした。
浜松球場ということもあり1試合限定での登板だったと思いますが、これから変化球が良くなれば夏過ぎには登板があるのではないでしょうか。
また、この試合では西武の十亀投手が完封。中日は濱田投手が登板するなど地元の投手が多く登板しました。
私も浜松球場は愛知以外では高校野球や社会人野球で最も多くの観戦している球場です。今まで10回以上は見に行きましたが、駐車場が少なく最初の頃は駐車場探しに大変でしたが、今は分かっていつも同じ民間の駐車場に止めれるようになりました。
渋滞を回避できる道も分かり自宅からも1時間も掛からず行くことができ馴染みとなっている浜松球場で鈴木投手も初登板し昨日は楽しいテレビ観戦でした。
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■第96回全国高校野球選手権大会 2014.6.17
全日本大学野球選手権が終了し、いよいよ次は全国高校野球選手権ということになりますが、早くも今週末の21日から南北海道・沖縄で地方大会が幕開けします。
また、神奈川では組み合わせが決まり順当にいけば横浜と東海大相模が準決勝で激突し勝った方が慶応か向上と当たります。
愛知は28日に刈谷市総合文化センターで組み合わせ抽選会が行われ7月12日から大会が始まります。
残り1ヶ月を切り、いよいよ熱い夏が始まろうとしていますね。
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■東海大が優勝 2014.6.16
全日本大学野球選手権は決勝が行われ東海大が神奈川大に2対0で勝利し13年振り4回目の優勝を果たしました。
MVPは決勝でもタイムリーを放ち首位打者にもなった大城卓三捕手でした。
この大城卓三捕手ですが、実は4月のリーグ戦の合間にトヨタ自動車の練習に参加し、たまたま実際に見ることが出来ました。沖縄出身で高校時代は東海大相模で甲子園に出場、2年生から4番を打ち3年生の時に、阪神に入った一二三慎太投手とバッテリーを組み甲子園準優勝。
今日の中日スポーツにも進路は未定とのことですがプロ入りに大きく前進したでしょうか。
また、愛院大もベスト4に入り頑張りました。
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■愛院大がベスト8進出 2014.6.13
全日本大学野球選手権2回戦で愛院大が道都大に3対0で勝利しベスト8進出を決めました。
愛院大は大藏彰人投手(大垣西)、是枝健太投手(金光大阪)のリレーで完封。次は福井工大との対戦となりました。
次も勝てるチャンスは十分にあると思います。是非、優勝を目指してほしいと思います。
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■全日本大学野球選手権 2014.6.12
火曜日から始まった全日本大学野球選手権ですが亜大と慶大が敗れる波乱がありました。
5度目の優勝を狙った亜大でしたが創価大に2−3で敗れ初戦敗退。東都の代表が初戦で敗退するのは1991年の東洋大以来23年振りでした。この試合、1回戦で完封勝利した創価大の2年生、田中正義投手(創価)が、この日もMAX154キロで4回を2安打8奪三振の好リリーフを見せました。逆に、ドラフト1位候補で注目の山崎康晃投手はMAX150キロで7回3失点で敗戦投手となりましたが高い評価は変わらないようです。
また、3度優勝の慶大は神奈川大に1−3で逆転負け。東京六大学の代表が初戦で消えるのは98年の明大以来16年振りでした。
この結果、昨年の上武大優勝のように優勝争いは混沌となりそうです。愛院大にも頑張ってもらいたいと思います。
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■第7代表に三菱重工名古屋 2014.6.11
都市対抗野球東海地区予選19日目、最終日。
第7代表決定戦で三菱重工名古屋がヤマハに2対0で勝利し2年連続23回目の本大会出場を決めました。MVPはこの日ヤマハを完封した高木勇人投手でした。
高木勇人投手は海星時代からドラフト候補として期待され、もう入社7年目の25歳となりました。リリーフが多い高木投手ですがストレートは速くフォークが魅力の本格派投手として今もスカウトが注目する投手だけに、この日の投球を本大会でも見せてほしいと思います。
逆にヤマハは予選9試合中、4試合が完封負けで連続出場が10でストップしてしまいました。
この東海予選では、クラブチームの躍進が目立ち7チーム中で連続出場が出来たのは4チーム。昨年、第1代表の三菱重工名古屋も最後の最後に第7代表に滑り込むなど激戦地区が更に激化する結果となりました。
今後、補強選手が最多で21名発表されますがヤマハも予選敗退したので以前のようにトヨタ自動車から10名以上の補強選手が出ることはないように思えます。
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■第5代表に永和商事ウイング、第6代表にJR東海 2014.6.10
都市対抗野球東海地区予選18日目。
第5代表決定戦で永和商事ウイングがヤマハに2対0で勝利し創部3年目にして初の代表を決めました。MVPはこの日、何とヤマハを1安打で完封した狩野翔平投手でした。
もう1試合は、第6代表決定戦でJR東海が三菱重工名古屋に秋葉投手、川野投手のベテラン投手リレーで4対0で勝利し4年連続26回目の出場となりました。また、この試合では三菱重工名古屋1年目の萩原投手が最後に登板しています。
これで、最後の第7代表決定戦はヤマハ対三菱重工名古屋となりました。ヤマハは戸狩投手、渡邉投手、九谷投手、ナテル投手、竹下投手らの継投、三菱重工名古屋は中1日で菊池投手で行くでしょう。
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■第4代表にホンダ鈴鹿 2014.6.9
都市対抗野球東海地区予選17日目。
第4代表決定戦でホンダ鈴鹿がJR東海に3対2で勝利し5年振り20回目の代表を決めました。5年振りとは驚きですが濱矢投手がプロ入りした中で代表獲得は立派でした。特に第2代表で敗れているJR東海に勝利し土肥投手、藤本投手、守屋投手ら投手陣も頑張りました。
もう1試合は、第6代表1回戦のトヨタ自動車対三菱重工名古屋でしたが、2対0で三菱重工名古屋が勝利。
三菱重工名古屋の菊池投手のコーナーギリギリのストレートに完璧に抑えられ完封負け。佐竹投手は中1日の先発でかなり疲れていたとは思いますが、上手くかわしながらのピッチングでした。特に3番の山田選手を3三振に抑えましたが、4番のベテラン吉田選手に打たれた2本のヒットが全てでした。
これで、トヨタ自動車は昨年に続き残念ながら予選敗退。若い選手を多く起用したので、いい経験だったでしょう。秋に期待しています。
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■第3代表に東邦ガス 2014.6.7
都市対抗野球東海地区予選16日目。
第3代表決定戦が行われ東邦ガスが永和商事ウイングに7対0で勝利し3年連続10回目の本大会出場を決めました。
MVPには決定戦で完封したベテラン甲斐政孝投手でした。東邦ガスは決定戦こそ大差でしたが、それまでは僅差の試合に勝利し粘り強く戦いました。
次に、第4代表2回戦でホンダ鈴鹿がトヨタ自動車に3対1で勝利。トヨタ自動車は投手はそこそこ抑えていますが、打線の援護がほしいですね。第6代表に回りました。
もう1試合は、第5代表3回戦で連戦となったヤマハが三菱重工名古屋に2対1で勝利。三菱重工名古屋は第6代表に回りトヨタ自動車と対戦します。
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■ヤマハと三菱重工名古屋が勝利 2014.6.6
都市対抗野球東海地区予選15日目。
負ければ終わりの第5代表2回戦。
1試合目、ヤマハ対東海理化はもつれた試合になりましたが、延長12回4時間半の熱戦でヤマハが9対7で勝利。ヤマハは連戦でしたが粘りをみせ11年連続出場へ再発進しました。
2試合目、王子対三菱重工名古屋は3対0で三菱重工名古屋が勝利。エース菊池投手が完封しました。
これで、東海理化と王子は予選敗退。特に王子はヤマハに次ぐ7年連続出場中でしたが連続出場が途切れました。
その他、九州地区の第1代表にJR九州に3対2で勝利したホンダ熊本が決定しました。東京の第3代表は東京ガスに勝利したセガサミーが獲得。この試合は高卒新人の話題の山岡投手(瀬戸内)が最後に登板、残念ながらサヨナラ負けでしたが今後の登板に期待します。
それから、大学野球の日本代表候補が選出されましたが、ドラフト1位候補の有原投手(早大)らの中に七原投手(名大)も選ばれました。既にトヨタ自動車入りが決定していますが、最終的に残ってレベルの高い野球を感じてもらいたいと思います。
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■第2代表に新日鐵住金東海REX 2014.6.5
都市対抗野球東海地区予選14日目。
1試合目、第4代表1回戦でトヨタ自動車対ヤマハの試合。この日は休みを取りトヨタ自動車の応援に行ってきました。
先発はトヨタ自動車が上杉投手。
過去2試合は、やや力みがありましたが、この日はリラックスしたピッチング。スピードこそ150キロに満たないものの、140キロ後半のストレートがコントロール良くコーナーに決まりテンポよく投げていました。
ヤマハ先発は2年目、ドラフト注目の竹下真吾投手(八幡−九州共立大)でした。
5試合連続で相手投手の先発が左投手となったトヨタ自動車でしたが、この日はようやく対応でき2回に坂田選手のタイムリーで先制。
5回には満塁から多木選手がレフトオーバーの走者一掃タイムリースリーベースヒットで流れは一気にトヨタ自動車へ。
この回、坂田選手が2回に続きレフト前タイムリーで5点目。
ヤマハは小刻みな投手リレーでナテル投手も登板。久々に見ましたが、この日は148キロも出て以前よりスピードアップしているように思えました。
試合は終始トヨタ自動車ペースで6回には押し出しで6点目、7回には多木選手が犠牲フライを放ち7点目。
先発の上杉投手は打たれたヒットが全てランナー無しからで、四球もなく最後は三振に仕留め見事に完封勝利でした。
この試合、トヨタ自動車は相性の良さが出てヤマハに快勝。左投手対策も実りました。一方10年連続出場中のヤマハは第5代表2回戦に回り本選出場に黄信号となりました。
2試合目、JR東海対新日鐵住金東海REXの第2代表決定戦は2回に塩見選手の満塁ホームランなどで一気に5点を奪った新日鐵住金東海REXが5対2で勝利。新日鐵住金東海REXは見事に第2代表を手に入れました。
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■王子と三菱重工名古屋が勝利 2014.6.4
都市対抗野球東海大会は13日目、第5代表の負ければ終わりの1回戦。
1試合目、浜松ケイ・スポーツBC対王子は7対2で王子が勝利。
2試合目、ジェイプロジェクト対三菱重工名古屋は5対2で三菱重工名古屋が勝利。
これで、浜松ケイ・スポーツBCとジェイプロジェクトが予選敗退。勝った王子と三菱重工名古屋が2回戦を行いますが負けた方が予選敗退となります。
その他、東京は第2代表にJR東日本、西関東の第二代表は三菱日立パワーシステムズ横浜、近畿の第3代表は日本生命に決定。それぞれ順当に代表になっています。
また、昨日は西関東で第1代表を獲得した東芝が、昨年度の都市対抗優勝で予選免除のJX‐ENEOSと壮行試合を行いました。
結果は予選を戦った東芝が5対1で勝利。JX‐ENEOSは昨年活躍した三上朋也投手が横浜DeNA入りし、本戦も補強なしで行うので連覇はどうでしょうか。日本選手権対象大会でも優勝がないのが気になります。
尚、勝った東芝はドラマのルーズベルトゲームでライバルチームのイツワ電器のモデルになっていますが、コマーシャルに現在の東芝硬式野球部が出ていますね。主役側の鷺宮製作所は今年、敗者復活戦でも意外なチームに負けて残念ながら予選敗退となっています。
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■東邦ガスと永和商事ウイングが第3代表決定戦へ 2014.6.3
都市対抗野球東海大会は12日目、第3代表の準決勝。
1試合目、トヨタ自動車対東邦ガスは東邦ガスが終盤逆転し4対2で勝利。トヨタ自動車は2点を先制し6回まで佐竹投手が無失点に抑えていたものの7回に同点に追いつかれ、小刻みなリレーも実らず8回にも2点を失いました。打線も左投手が打てず追加点が奪えなかったことが敗因でした。気持ちを切り替え第4代表に臨んでもらいたいと願います。
2試合目、ヤマハ対永和商事ウイングは3回に3点を先制した永和商事ウイングが5回に2点を失ったものの逃げ切り3対2で永和商事ウイングが勝利。神谷貴之投手が完投勝利でした。
この結果、東邦ガスと永和商事ウイングが第3代表決定戦へ、敗れたトヨタ自動車とヤマハは第4代表に回ることになりました。
それから、他の地区は近畿が第1代表が三菱重工神戸、第2代表が日本新薬まで決まり、西関東は東芝が昨日第1代表を獲得。東京は第1代表にNTT東日本が決まっています。
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■西濃運輸が第1代表獲得 2014.6.2
都市対抗野球東海大会は11日目、新日鐵住金東海REXと西濃運輸の第1代表決定戦がありました。
試合は打ち合いとなり5回に新人の谷恭平選手の満塁ホームランで試合が決まり、その裏6点を奪われましたが、ベテランのコーチ兼外野手の阪本一成選手のダメ押し2ランで引き離したが西濃運輸が10対7で勝利。3年振り33回目の出場を果たしました。
MVPには、この試合には登板がありませんが、決勝までの3試合に勝利投手となったエース佐伯投手が受賞しました。
もう1試合は第2代表ゾーンでJR東海がホンダ鈴鹿に6対1で勝利。菅野智也投手が完投で3勝目。前回のリリーフ登板を見ましたが少しダイナミックなフォームに変え投げっぷりが良くなりました。右サイドハンドの3年目でありプロ入りはあるでしょうか。これで第2代表決定戦は新日鐵住金東海REX対JR東海となりました。
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■新日鐵住金東海REXと西濃運輸が決勝進出 2014.5.31
都市対抗野球東海大会は9日目、第3代表の2回戦。
1試合目、トヨタ自動車対王子はトヨタ自動車が6対0で勝利。7回途中まで佐竹投手が3安打、その後上杉投手が無安打に抑え完封勝利。佐竹投手は15イニングを無失点で継続中。打線も15安打と活発に打ちました。
2試合目、三菱重工名古屋対東邦ガスは東邦ガスが東邦ガスがサヨナラ勝ち。東邦ガスは粘りがありますね。
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■新日鐵住金東海REXと西濃運輸が決勝進出 2014.5.30
都市対抗野球東海大会は第1代表の準決勝。
第1試合のJR東海対新日鐵住金東海REXは5対1で新日鐵住金東海REXが勝利、第2試合の西濃運輸対ホンダ鈴鹿は5対4で西濃運輸が勝利しました。
これで、決勝は勢いに乗る新日鐵住金東海REXと都市対抗に強い西濃運輸が対戦します。
特に新日鐵住金東海REXは新日鉄名古屋から2003年に広域複合企業チームとして活動を始めてから、おそらく初めての第1代表のチャンスではないでしょうか。応援にも熱が入っています。
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■三菱自動車岡崎が予選敗退 2014.5.29
都市対抗野球東海大会は第3代表の1回戦。
負けたら予選敗退で三菱自動車岡崎が浜松ケイ・スポーツBCに9回に逆転され3対4で敗れ思わぬ予選敗退となってしまいました。
三菱自動車岡崎は第1代表の1回戦で西濃運輸に2対1で惜しくも負けて第3代表に回りましたが、エース宇田川投手温存での敗退で予想外の出来事でした。
この第3代表の1回戦は4試合ありますが、その中で2チームが予選敗退の組み合わせとなっておりクジ運にも見放されました。
その他、三菱重工名古屋はエデイオン愛工大OB BLITZに5対0で勝利。エデイオン愛工大OB BLITZも予選敗退となりました。
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■第1代表2回戦が終了 2014.5.28
都市対抗野球東海大会は第1代表の2回戦が終了。
4強が出揃いJR東海、新日鐵住金東海REX、西濃運輸、ホンダ鈴鹿が準決勝に進みました。
2回戦を突破したチームがかなり本戦出場に有利な組み合わせとなっており、この4チームは有利な立場となりました。
話は変わりますが、高校野球ドットコムで黒田博樹選手がスライダーについて解説していました。
私の現役時代の握り方、捻り方が全く同じでした。高校時代はカーブしかなかった変化球ですが、社会人2年目にシュート、3年目にスライダーを覚え決め球となりました。
何か自信のある球を覚えると投球はガラリと変わります。今の高校野球もフォーク、チェンジアップ、カット、シンカーなど投げる時代、3種類ぐらい自信のある球を身に付けるといいでしょう。
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■三重が優勝 2014.5.26
高校野球春季東海大会は決勝で三重が日大三島に7対6で勝利し優勝しました。
三重はこれで秋季大会に続き連覇を達成しました。1点差試合を2試合勝利するなど粘り強さもありますね。
続いて都市対抗野球東海大会は2回戦が行われJR東海が粘る東邦ガスに延長で勝利し準決勝へ進出。
続いてトヨタ自動車対新日鐵住金東海REXは中等部の練習の為、途中までしか見れませんでしたが4対3で新日鐵住金東海REXが勝利。
トヨタ自動車は新日鐵住金東海REX先発の左腕畠山投手にタイミングが合わず序盤にチャンスがありながらも得点できませんでした。上杉投手はMAX151キロで常時140キロ後半のストレートを連発していましたが、序盤にやや制球に苦しんでいました。また過去の経緯からも、やや苦手としている相手にチーム全体に勝たなければいけないという硬さがあったように思います。リラックスして試合に臨んで欲しく次に期待します。
これで、JR東海と新日鐵住金東海REXは代表獲得に大きく前進。逆に東邦ガスとトヨタ自動車は苦しい立場となっていました。
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■高校野球春季東海大会準決勝 2014.5.25
高校野球春季東海大会は準決勝で日大三島と三重が勝利し今日決勝となりました。
都市対抗野球東海大会3日目。1回戦注目のホンダ鈴鹿対ヤマハの試合は0対0で9回裏の延長寸前に庄司輔選手がサヨナラホームランを放ちホンダ鈴鹿が勝利。本大会へ10年連続出場中のヤマハは厳しいスタートとなりました。
愛知大学野球の2部はAの1位名商大とBの1位の愛工大が対戦し愛工大が6対2で勝利。これで愛工大は入れ替え戦で中京大と対戦します。
ところで昨日は午前中、時間があったので教え子の試合を見に中京大中京へ行きました。残念ながら東海大会で負けた中京大中京ですが、キビキビした練習を見るだけで勉強になります。後輩のコーチもエースの粕谷投手に熱心に教えていました。
また、午後からは部下の結婚式に出席。
新郎は高校時代に長崎の五島列島の高校で投手をやっていて、長崎のベスト8に入り最後はセンバツの甲子園で優勝した清峰に敗れました。ただ今も軟式野球に打ち込んでいます。新婦もソフトボールをやっていましたが、お父さんはトヨタ自動車の硬式野球部でキャッチャーをやっていた方で私も球を受けて頂きました。
披露宴では100名以上の大人数でした。私は乾杯の音頭を取らさせて頂きましたが、なかなか感動的な披露宴でした。
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■高校野球春季東海大会始まる 2014.5.24
高校野球春季東海大会が始まりました。
まず、中京大中京は日大三島に1対3で敗れました。上野投手は頑張り、山本選手、中村選手にいい当たりもあったようですが、山下選手不在で全体的に打線が今一つだったようです。
愛知啓成は大垣日大に5対3で勝利。大垣日大は3塁手としてドラフト注目の滝野選手が先発する苦しい状況でした。
注目のいなべ総合対県岐阜商は8対0でいなべ総合がコールド勝ち。意外な結果となりましたが、石垣投手は本来のピッチングではなかったようですが、先発し復活へ一歩踏み出したでしょう。高橋投手もあまり良くなかったようです。
三重対静岡は三重が1対0で勝利。エース今井、辻本投手が頑張り投手戦でした。
続いて、都市対抗野球東海地区予選は2日目。
注目のカードは西濃運輸対三菱自動車岡崎。試合は2対1で西濃運輸が勝利。佐伯投手が完投勝ちでした。三菱自動車岡崎も山田投手が先発し好投、最後はエース宇田川投手にバトンタッチしましたが残念ながらサヨナラ負けでした。
その他、新日鐵住金東海REXとジェイプロジェクトが勝利しています。
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■トヨタ自動車1回戦突破 2014.5.23
社会人野球の都市対抗東海地区予選が始まりました。
1試合目、東海理化対JR東海は4対2でJR東海が勝利。2試合目東邦ガス対王子は4対2で東邦ガスが勝利しましたが、最終回に王子の攻撃で同点2ランホームランかと思えたレフトポール際の打球に主審はファール、塁審はホームランの判定で結局ファールとなり王子は敗退。少し後味の悪いゲームとなってしまいました。
3試合目、トヨタ自動車対三菱重工名古屋は先発が予想通りエースの佐竹投手と菊池投手先発で始まりました。
トヨタ自動車は1〜4回まで先頭打者がヒットで出塁し走者を進めるも、菊池投手が踏ん張りあと1本が出ず、終盤にもスクイズを外されるなど残塁の山でした。
しかし、佐竹投手は快調なピッチングで8回まで単打2本に抑える、ほぼ完璧なピッチング。
最終回に唯一2アウトランナー2塁のピンチがありましたがセンターフライに打ち取り9回を無失点。
トヨタ自動車は9回裏先頭の新人の瀧野光太朗選手(今治西−立命館大)が左中間の深いところに大きな当たりこれが風にも乗り、劇的なサヨナラホームラン。1対0でトヨタ自動車が昨年第1代表の三菱重工名古屋に勝利しました。
この試合、好調のトヨタ自動車打線は10安打を放ちながら、昨年第1代表で最優秀選手に選ばれた菊池投手を崩せずあと1本が出ませんでしたが、最後の最後に新人の瀧野選手が見事な一撃で、熱戦にピリオドを打ちました。
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■いよいよ都市対抗予選 2014.5.22
今日からいよいよ都市対抗東海地区予選が始まります。
今日の試合は東海理化対JR東海、東邦ガス対王子、トヨタ自動車対三菱重工名古屋。
昨年の代表は第1代表が三菱重工名古屋、第2代表がJR東海、第3代表が王子、第4代表が東邦ガスでしたが、今日はその4チームが登場します。こちらのグループが激戦だということも分かります。トヨタ自動車も第1代表の三菱重工名古屋にチャレンジする意気込みで頑張ってほしいと思います。
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■高校野球春季地区大会 2014.5.21
高校野球春季東海地区大会は今週末の23日から愛知で行われますが既に地区大会が行われているところもあります。
その中で、関東地区は横浜がコールド負けするなど波乱のスタート。またセンバツ出場の山梨学院大附はサヨナラ本塁打で小島投手率いる浦和学院を破り、佐野日大の田嶋大樹投手は自己最速の147キロをマークするなど話題が豊富です。
東海地区も間もなく始まりますが何人かの好投手もいるので注目しています。
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■社会人野球で全面禁煙 2014.5.20
間もなく東海地区の都市対抗予選が始まりますが、今年から社会人野球でユニフォーム着用時は球場では全面禁煙になりました。
野球選手は喫煙率が高く特にプロ野球選手は40%以上の選手が喫煙していると言われています。サッカー選手が2〜5%の喫煙率に対し非常に高い数字といえるでしょう。
野球の場合はかなりのストレスがあるのが原因かもしれませんが、たしかに社会人野球の選手も試合が終わった後で球場の外でタバコを吸う光景はよく目にします。
今回、監督やコーチも含め球場でのユニフォーム着用時に限っています。しかし、私も今までタバコを吸ったことはありませんが、特に投手の場合は体の為にもタバコは吸わないほうがいいでしょう。
また、今年マナーアップとしてミットの移動の禁止、サイン盗み行為の厳禁、汚い野次の禁止、投手に合わせたバットの素振りの禁止、監督の長いサインの禁止、すそ巾の広いストレートタイプのズボンの着用の禁止、ネックウォーマーの禁止、首輪の露出禁止、出迎え禁止が通達されました。
他にもスピードアップとして走者がいない場合は12秒、走者がいる場合は20秒ルール、タイムをかけてから30秒以内に打合せを終了、内野手は1イニングに1回一人だけ投手のところに行ける、攻撃側は9イニングスに3回の作戦タイムをとれる、監督はマウンドに行く前に球審に投手交代を告げる、投球練習は5球以内、試合中の全ての行動を迅速に行う(歩かない、小走り)、打者が打席を離れてサインを見ることを禁止、ファールグランドでの遠投練習を禁止などかなり厳しくなりました。
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■テークバック 2014.5.19
昨日、中等部の練習に卒団生で高校3年生の投手が練習に参加しました。
どうもテークバックが上手くいかず思うようにコントロール出来ないとか。元々、腕を一旦下げた後に止める為、ステップした時にトップに間に合わず、トップが決まらないことが原因です。これは、うちの現在の中学3年生の投手と同じです。
トップが決まらないと高低がばらつきます。肩より少し上で腕を切り返すと自然とトップが決まりますが、腕を下げた後に長く止めてしまうと腕が上がってきません。なので一旦止めずに回して円運動を描くと腕は上がってきます。それを指導しました。
長い間しみついているので、なかなか早く直るものではありませんが、キャッチボールやシャドーピッチングで腕を上げた状態からトップをイメージして投げるなど、少し変えてみると良くなるでしょう。
また、高校3年生でもう一人中等部OBで現在もアドバイスしている投手がいます。しかし春から不調で出番も減ってきていましたが、昨日練習試合で初めて完封しました。練習試合とはいえ高校野球で完封するのは難しいものです。私もアドバイスして1年近くなるだけに嬉しく思いました。これで自信もついて登板も多くなるでしょう。高校3年生は残すところ2ヶ月、悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。
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■都市対抗2次予選開始 2014.5.16
都市対抗2次予選が近畿地区で始まりました。
1回戦は順当に日本新薬と大阪ガスが勝利しましたが、大阪ガスは大和高田クラブに7回に同点に追いつかれ何とか延長13回で2対1でサヨナラ勝ち、初戦の苦しみを味わいました。
ところで、前に社会人野球をドラマとした「ルーズベルトゲーム」を紹介しましたが、昨日から私の知人の西村昌太郎氏がエキストラとして撮影に3日間ですが行くと聞きました。
どうもライバルチームの3番打者とか、他にも私のHPにも紹介している金丸将也氏(中部大−東海理化−広島−引退)や今村圭佑氏(豊田大谷−福経大−神戸ブルーサンダーズ−引退)も参加のようです。
今村圭佑氏はお父さんが私の同じ部署で、高校の夏の決勝でナゴヤドームに応援に行きましたが、中日の堂上選手にホームランを打たれて負けた時の投手です。3人共にどのような形で出演するか楽しみにしています。
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■豊川 2014.5.15
4月末ですが高校野球ドットコムの野球部訪問に豊川が紹介されていました。
優勝候補を次々と破って甲子園ベスト4に進出したのは見事でしたが、その内容も織り込まれています。
私も今井監督とは2年前から進路の関係で知り合いになっていたので、甲子園から帰ってきて今井監督にお祝いの電話をしようと思っていましたが、なかなかタイミングが取れずにいたところ今井監督の方から先日電話がありました。
甲子園ベスト4で愛知の強豪に入ったといえる豊川ですが、以前から補強には力を入れており今回もその内容でした。内容は言えませんが岡崎の中学でも通用する選手は何人かいるし、実際今回も2年生ながら甲子園でも登板した岡崎の中学の軟式の投手もいます。
その中で、1年生ながら中京大中京に進んだ投手も登板して頑張っているとか、ホームランも打ったと聞いています。是非、今の3年生も上を目指して頑張ってほしいと思います。
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■高校野球東海大会組み合わせ 2014.5.14
高校野球春季東海大会の組み合わせが以下のように決まりました。
日大三島対中京大中京
県岐阜商対いなべ総合
愛知啓成対大垣日大
三重対静岡
個人的な注目は県岐阜商対いなべ総合。不調だった県岐阜商の2年生エースの高橋投手がどれだけ復調しているか。また、今年のドラフト候補の石垣投手も体調不良から調子が出なかった三重大会から盛り返しているとのこと。好投手同士の対決が見られるかどうかですね。
その他、今日の中日スポーツでは三重が優勝校とのこと。しかし、1回戦の静岡や2回戦では大垣日大が対戦となるとなかなかそうもいかないのではないでしょうか。
東海大会は来週の金曜日から始まります。どこが勝ち上がるか楽しみです。
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■ホンダとJR東日本東北が優勝 2014.5.13
社会人野球の日本選手権対象大会は都市対抗予選前の最後の大会となる九州大会と東北大会が行われホンダとJR東日本東北が優勝しました。
これで残す日本選手権対象大会は都市対抗予選が終了し各地区の上位が集まる北海道大会のみとなりました。
また、いよいよ都市対抗2次予選が始まりますが、最も早いのは明後日の15日から始まる近畿地区予選。ここまで日本選手権対象大会で優勝と準優勝と勢いに乗るNTT西日本が2回戦で榎田投手がいる日本新薬と対戦する試合が注目です。
続いて西関東が19日から、東京と東海が22日からとなっています。あと残すところ1週間と迫りましたね。
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■愛院大が優勝 2014.5.12
愛知大学野球春季リーグ戦は愛院大が日福大に連勝、勝ち点4とし1節を残し46度目の優勝を果たしました。
昨年、25歳と若い梶原康之監督になって春秋と優勝できなかった悔しさをバネに、ここまで負けは1つと圧倒的に強いチームを作り上げましたね。
練習が厳しいと聞いていますが、練習では自主性を重んじ生活面もしっかりとしてきたことが結果として出ているとのこと。是非、全国大学選手権でも活躍してほしいと思います。
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■東邦ガスが優勝 2014.5.8
社会人野球のベーブルース杯は決勝で東邦ガスが中日を下し優勝しました。
東邦ガスはこれで四国大会に続き優勝、日本選手権対象大会の為、東海地区の枠が3から4に拡大し東邦ガスを含め4チームが出場できることとなりました。
都市対抗予選でトヨタ自動車が順調にいけば東邦ガスと3回戦で当たることになります。シーズン前は今年はやや劣るのではないかと予想された東邦ガスですが、勢いは止まらないようです。
また、昨日は中日の濱田投手がプロ初先発初完封を飾りました。高校1年生の秋から何度も見ていた投手なので良かったと思います。
ただ、この日は球速が143キロ、5四球と球速、制球力も課題があります。高校2年生のいい時を見ているだけに潜在能力からいって、もっと活躍出来るでしょう。期待しています。
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■日大三島が優勝 2014.5.7
東海地区の高校野球は残る静岡県の決勝が行われ日大三島が静岡に8対6で勝利し優勝しました。
日大三島の優勝は20年振り。また静岡は県内での連勝が17でストップのようです。
また、日大三島は決勝までの8試合を6失点と投手力が安定。エースは昨年から投げている小澤拓馬投手を中心に頑張りました。
小澤拓馬投手は裾野リトルシニア時代、3年夏に日本リトルシニア大会で優勝。その大会では5連投4完投の活躍で最優秀選手賞を獲得しています。
これで、東海4県の結果が出て23日(金)から始まる東海大会の抽選会は13日、間もなく始まりますね。
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■春季大会 2014.5.6
連休が終了しました。
雨で試合観戦が出来ないこともありましたが、高校野球を中心に10試合観戦し、色々勉強することが出来ました。
ところで高校野球東海地区の春季大会は静岡を除く3県が終了、愛知:愛知啓成、中京大中京、岐阜:県岐阜商、大垣日大、三重:三重、いなべ総合が東海大会へ出場が決まりました。
残る静岡も静岡と日大三島が決勝に進出している為、東海大会への切符を手にしています。
また、愛知大学野球春季リーグ戦は愛院大が3戦で勝ち点3でトップ、名城大が同じく勝ち点3ながら4戦を終えているので、愛院大が今週末で2連勝すれば優勝が決まる有利な状況となっています。
2部もAは名商大と東邦大が7勝1敗、Bは愛工大と愛産大が6勝1敗でトップ争いをしています。
GWを終え、次は2週間後となる社会人野球の都市対抗予選に注目です。
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■京都大会観戦 2014.5.2
昨日、社会人野球京都大会のトヨタ自動車対大阪ガスの試合を観戦しました。
場所は、わかさスタジアムで昔の西京極球場です。朝5時半に自宅を出発し2時間で到着。しばらく練習を見て試合開始。
トヨタ自動車先発は上杉投手。
上杉投手は、立ち上がりからストレートの球が高めに浮き、やや不安な立ち上がりでしたが徐々に自分のペースをつかみ6回を3安打無得点に抑えました。都市対抗でも先発で行くでしょう。
大阪ガス先発は高校時代に阿波の怪腕として注目された緒方悠投手(鳴門第一)。
緒方悠投手は5回途中、2失点で降板。好調トヨタ自動車打線にストレートを打たれる場面もありましたが、スライダーも良くプロのスカウトも見ていました。高卒5年目で可能性はあるでしょうか。
試合は、トヨタ自動車が2回に坂田選手の犠牲フライで先制。5回に多木選手の技ありタイムリーで2点目(下写真)。
その後、トヨタ自動車は着実に得点を重ね結局6対0で勝利。得点以上に14安打を放った打線が好調で、投手陣も岩崎投手、六埜投手、藤田投手と継ぎ完封リレーでした。
この京都大会は都市対抗の初戦で当たる三菱重工名古屋も3連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めていますが、お互い好調同士で激しい初戦になりそうです。
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■社会人野球京都大会 2014.4.29
社会人野球京都大会が始まりました。
トヨタ自動車は初戦に静岡大会で優勝した鷺宮製作所と対戦。
初回、田中幸選手のツーベースヒットや坂田選手の3ランホームランで5点を先取。先発はベテラン佐竹投手が先発し6回を2失点で抑え結局7対3で勝利しました。
この対戦した鷺宮製作所ですが、社会人野球をドラマとした「ルーズベルトゲーム」がTBSで日曜日から始まりましたが、そのモデルとなったチームです。
また、このドラマは愛知県の豊橋や豊川で撮影され豊橋市民球場や高校も時習館、豊橋工、豊橋南などで行ったようです。
このドラマで契約社員で社内の野球大会のメンバーに選ばれた沖原和也役には工藤公康さんの息子が出演しているなど話題になっています。ライバルチームのイツワ電器のモデルはユニフォームからも東芝ですね。そう思いながら見ると面白さは倍増しそうです。
ところで、昨日先発した佐竹投手ですが前にも書きましたが高校野球ドットコムのコラムで紹介されていました。参考になるので投手の選手は、是非下の画像をクリックして見てもらいたいと思います。
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■中京大中京対東邦 2014.4.28
高校野球愛知県春季大会準決勝、中京大中京対東邦。
中京大中京は2年生の上野投手が先発しました。
上野投手はスピードは130キロ後半は出ます。カウントを取る時に少しスピードを落とした変化球を投げます。ストレートは右打者へのインコースのストレートをしっかりと投げられますが、追い込んだ時には力が入り少し甘く入ることもありました。追い込んでからのスライダーは効果的でこれが決め球ですね。
ドラゴンズジュニアですが中学時代は少し伸び悩んだと聞いていましたが、ここにきて伸びてきたという通りの投球でした。結局、上野投手は東邦を完封し東海大会が決まりました。
上野投手はエースの粕谷投手もそうですが、中京大中京の右投手は代々フォームが良く似ています。四球は絶対出してはいけないということもあると思いますが、きちっとフォームが固まっています。しかし、それが逆にやや魅力を感じない部分でしょうか。足を高く上げて一旦止まって勢い良く投げ込むタイプの投手が出るといいと思います。
また、低目に投げ込む形が出来ていていいのですが、前傾姿勢が強く少しお尻が残っている形になっているので、お尻が入るともっとスピードは出るでしょう。フィニッシュは荒々しさはなく投げたら構える形です。まだ2年生なのでもっと大きく成長し140キロ中盤ぐらいを目指してほしいですね。
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■GW 2014.4.25
明日からGWとなりますが10日間の休みとなります。
土日は少年野球や中等部の練習もありますが、その他も野球観戦の日が多く、この時期は季節も良く野球観戦には絶好です。
計10日間の中で高校野球の春季大会や練習試合、愛知大学野球春季リーグ戦の観戦、社会人野球京都大会の観戦、トヨタ自動車の練習の手伝い等で野球が何にもない日は1日ぐらいでしょうか。充実しそうです。
ところで、高校野球ドットコムで春季大会の東邦対豊橋工の観戦記が掲載されています。豊橋工の森投手に苦しめられた東邦ですが、森投手は将来性を感じるいい投手、連休中も練習試合を観戦できればと思います。
また、今日は都市対抗野球東海地区予選の抽選会があります。どういう組み合わせになるのか、昨年と同じようなトーナメント方式なのか注目です。
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■愛知大学野球 2014.4.24
愛知大学野球春季リーグ戦は序盤が終了、2戦づつ終了した時点で愛院大が勝ち点2とトップに立ちました。
その他は勝ち点1が多いものの、昨年秋優勝した中京大のみ勝ち点がない状況で苦しんでいます。
中京大は2枚看板だった清水投手が卒業し岡部投手も故障か登板がなく、どう巻き返すか見守っています。
愛院大は3年生左腕の原崎匠人(静岡)と2年生長身右腕の大臟彰人投手(新城ベアーズ−大垣西)を中心に好調、このまま勝って優勝するか注目です。
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■静岡県高校野球春季大会組み合わせ 2014.4.23
東海地区で最後となる静岡県の高校野球春季大会の組み合わせが決まりました。
1回戦屈指の好カードは飛龍対常葉菊川。
今日の中日スポーツにはプロ注目の常葉菊川の桑原樹選手が紹介されていましたが、甲子園でも2年生時点で2本ホームランを打っており、私も昨年12月にトヨタ自動車の練習に参加していていた時に少し話をしましたが、フォロースルーの大きく飛距離が出ます。やや細身なので体が出来るといいでしょう。
その飛龍対常葉菊川が2回戦では昨年の秋季大会優勝の静岡と当たる厳しい組み合わせとなっています。
その他、昨年秋の秋季東海大会に出場した常葉橘、静岡商は順調にいけば準決勝で当たります。ちなみに春季の地区予選は中部は静岡、西部は掛川西、東部は日大三島が優勝しています。
静岡県の春季大会は今週末から始まり決勝は5月6日と東海地区では最も遅いスケジュール。
また、東海大会は5月23日(金)から3日間、小牧球場(1回戦のみ豊田球場も使用)で行われます。本来なら岡崎球場だと思いますが、岡崎球場は社会人野球の東海地区予選が5月22日から始まり使用中ですね。
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■愛知県高校野球春季大会 2014.4.22
愛知県高校野球春季大会は3回戦が終了し中京大中京、愛知黎明、豊田西、東邦、愛知啓成、大府、成章、岩津が勝利しベスト8が出揃い夏のシード権を獲得しました。
この中の私の印象としては、本命の中京大中京は順調、昨日は粕谷投手を温存し2年生の上野投手が1失点完投、ドラゴンズジュニアのエースだった上野投手が成長しているとのことでした。
東邦は9回1点ビハインドから同点に追いつき延長で4対3でサヨナラ勝ち。東邦を苦しめた豊橋工業の森投手は昨年秋に一度見たことがありますが、2年生ながら体も大きく右本格派で体も柔らかく将来性があり、この投手は素晴らしいと感じた投手でした。春からエースとなったようですが今後も注目しています。
豊田西、大府は粘り強く接戦に勝利。豊川に勝利した岩津は正直驚きです。1ヶ月前に見たことがありますが、昨年の主力が多数残っており、積極的な走塁と左打者が多く力をつけた印象でした。エース柴田投手は130キロあたり、カーブも大きくコントロールの良い投手です。うちの中等部OBと少年野球OBも1名づついて頑張っています。
ベスト8の中で、三河地区が4校と頑張っています。今年は西三河より東三河の方が力がありそうだと思っていましたが、西三河が3校残り頑張っています。
次は準々決勝ですが中京大中京と愛知黎明は好試合。愛知黎明も力がありそうなので注目です。私もなかなか時間がなく見に行けていませんが、どこかでチャンスがあれば見に行きたいと思います。
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■投手専用スパイク 2014.4.17
ミズノが投手専用に開発した野球用スパイク「グローバルエリートPM」を先月末に発売しました。
今回発売するスパイクは、ここ最近で野球選手の間で主流となっている樹脂底の金具固定式スパイクです。投手向けに開発されたということで、投球動作の安定性がアップし足元からの力を効率よく投球に生かせる設計を靴底に施しています。
このスパイクの特徴としては以下となります。
@軸足が安定しやすい!投球の安定感につながるフラットなソール設計
靴底(ソール)のかかと部分は、ほぼフラットになるように設計。これにより、投球時に足にデコボコを感じることなく、ぐらつきにくい足入れを実現しています。また、片足を上げた時に軸足が安定しやすく、力強い投球につながります。
A 蹴り出し時の力をサポート!スムーズな投球のために考案されたスパイク歯の配置
投球時に足裏にかかる圧力を分析し、力がかかる方向と反対の方向にスパイク歯を配置することで、蹴り出し時の地面をひっかく力を向上させています。また、プレートに足をかけた時に邪魔にならないよう、靴底(ソール)のつま先部分から、かかと部分にかけてスペースを確保するなど、歯の位置にも工夫を施しています。
B下半身の力がボールに伝わりやすくなった!推進力を生み出す靴底(ソール)の反発性
通常のスパイクよりも靴底(ソール)の硬度を高めているため、反発力が向上しています。これにより、投球時の前への推進力が高まり、下半身の力がボールに伝わりやすくなっています。
今回のスパイクはプロ野球の投手にも好評のようです。
また、アシックスも投手の投球動作を解析、その特徴にあわせて靴底の金具の位置や向きなどを設計した、投手専用のスパイクシューズ「ゴールドステージ SPEED TECH SP(スピードテックエスピー)」を2月上旬から発売。ハイゴールドも同様のスパイクを発売しています。
昔と違って今は使いやすく安定したスパイクに進化していますね。
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■ケガをしない!勝てる投手育成講座 2014.4.16
高校野球ドットコムで2月から週1回のペースで動画で行っている土肥義弘氏のケガをしない!勝てる投手育成講座があります。
現在までの10回の内容は「正しいトップの位置を身に付けよう」、「正しい立つ動作を身に付けよう」、「正しい踏み出しを身に付けよう」、「日本人選手の特徴を活かした投球フォーム」、「フォロースルーを意識しよう」です。
私の指導法とほぼ同じで毎回共感しています。加えて理論的に解説していたりインステップを治すポイントなど新たな気づきもあり勉強になっています。
先日の中等部での練習ではその新たな気づきで3〜4名の投手にアドバイス出来ました。是非、投手は見てもらいたいと思います。
■土肥義弘のケガをしない!勝てる投手育成講座
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■パナソニックが優勝 2014.4.15
社会人野球長野大会はワイルドカードで勝ち上がったパナソニックが優勝しました。
準決勝でパナソニックと対戦したトヨタ自動車でしたが、先発の新人、小出投手が序盤につかまり打線も新人の近藤大亮投手(浪速−大阪商大)に11三振を奪われ5対1で敗退。今大会は佐竹投手の登板はなく若手投手が多く登板しました。次の長野大会あたりから都市対抗予選をピークに調子を上げてもらいたいと思います。
準決勝のもう1試合は、西濃運輸が東京ガスに4対2で勝利、ベテラン佐伯投手が完投。決勝では西濃運輸先発の野田投手が好投し無失点でしたが2点リードの8回に同点に追いつかれ救援した前田投手も打たれ9回に決勝ホームランで逆転され3対2でパナソニックが勝利し優勝しました。
負けた西濃運輸でしたが、ブルペンの投球を見た感じでは佐伯投手はさすがに思った所にボールがコントロールされ抜いたカーブが効果的、高卒3年目でドラフト解禁の野田昇吾投手(鹿児島実)は時折アウトコースに抜けたボールはあるものの指に掛かった時のストレートはキレがありスライダーも高速に曲がります。同じく高卒3年目の山崎正衛投手(近大高専)は高校時代から注目していましたがリーグ戦のバイタルネット戦に先発、上半身が柔らかくフォームも良く将来性抜群。西濃運輸の先発は春季大会からこの3人で先発を回しています。
また、この週に行われた日立市長杯は同じくワイルドカードで勝ち上がった本命のJR東日本が優勝しています。
日本選手権対象大会も半分が終了しました。残る半分はほぼ残り1ヶ月となりました。これからも目が離せませんね。
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■トヨタ自動車が準決勝進出 2014.4.14
社会人野球長野大会はリーグ戦が終了。
トヨタ自動車は土曜日に上杉投手が先発しフェデックスに9対0でコールド勝ち、昨日は青山投手が先発しパナソニックに3対4で敗れ2勝1敗でパナソニック、セガサミーと3チームが並んだものの失点率でトヨタ自動車がリーグ戦1位となり準決勝へ駒を進めました。
今日の準決勝はワイルドカードで勝ち上がったパナソニックと対戦。昨日追い上げたもののパナソニックに負けているので、何とか勝って決勝でも勝利し日本選手権への切符を手にしてもらいたいと思います。
また、昨日は中日スポーツに私のHPにも紹介していますが、今年のドラフトの目玉である名大の七原投手がトヨタ自動車入り決断との記事がありました。
現在、トヨタ自動車の投手陣は祖父江投手が抜けたものの19歳の青山投手、22歳の六埜投手、小出投手、23歳の藤田投手、竹内投手らの若手投手が台頭。今年プロ入りラストチャンスの上杉投手がいて、ベテランの佐竹、岩崎投手を加え投手王国が築かれつつあります。来年、七原投手が入れば更に競争は激しくなり相乗効果が生まれるでしょう。楽しみにしています。
ところで、愛知大学野球リーグ戦は第2週目。愛院大が名城大に連勝、愛大も中部大に連勝し勝ち点を獲得しました。
それから、高校野球春季愛知大会も始まりました。うちの中等部OBの選手も豊田工、岡崎工の新2年生も負けたものの3名出場し頑張りました。
他の結果を見ると愛知黎明が接戦で享栄に勝利、豊橋工も愛産大三河に勝利しています。次は、豊川対愛工大名電や東邦対愛産大工あたりが注目です。
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■長野大会観戦記 2014.4.12
昨日、年休を取り社会人野球の長野大会に行ってきました。
朝、7時半に自宅を出て高速で11時過ぎ、4時間弱でようやく長野球場に到着。
長野大会の試合観戦は2年振り、前回は長野オリンピックスタジアムで寒い中、七十七銀行の新人だった相原和友投手(2013年楽天7位指名)に完封されたことを思い出します。
昨日は暖かく、前の西濃運輸対伏木海陸運送の試合から、ゆっくりと見ることができました。
西濃運輸の先発は、阪神を戦力外になり今年入った林啓介投手(福井商−ロッテ−阪神)でした。林投手は2回にミスもあり3失点でしたが中盤まで投げました。ストレートには力がありますが制球力が課題でしょうか。戦力外になったとはいえ、まだ26歳まだまだやれるでしょう。
終盤は、新人の山下大輝投手(飛龍高校−常葉大学浜松キャンパス)が登板しました。MAX146キロで大学時代もプロ志望届を出していたのでビデオを見たりして名前は知っていました。山下投手もストレートに自信を持っていますね。ガッチリとした体形から力強いストレートを投げます。やや肘が下がっている点が修正されればいいでしょう。
試合は7対4で西濃運輸が勝利。途中、今年ブレイクすると思われる野田投手やおススメの山崎投手、エースの佐伯投手(写真)も投げていて調子は良く層が厚いです。
続いて、トヨタ自動車対セガサミー。
トヨタ自動車の先発は青山投手でした。青山投手は先頭打者に3球続けて変化球でスリーボール、その後ストレートで粘りましたが結局四球。その後、バントとタイムリーヒットで1点を先制され、ポテンヒットで2点を献上。前回もそうでしたが若いのでストレートで押した方がいいと思いました。しかし、その後は立ち直り5回にホームランは打たれ3失点でしたが、四球は1個で低目に球が集まるようになり安定感が増しました。今後も先発でいけるでしょう。
一方、打撃は1、3回に田中幸選手の犠牲フライ、福田選手が満塁から走者一掃の技ありのタイムリースリーベース(写真)、多木選手がツーベース2本を含む4安打の大当たりなどで8点を奪いました。
また、トヨタ自動車の2番手は新人の六埜雅司投手(光星学院−東海大)。貴重な左腕でリリーフで登板が多くなっています。
最後は2年目で活躍しそうな藤田投手でした。
試合は結局8対4で勝利。メンバーが若返り、声も絶えず出て活気がありチームが生まれ変わったようで素晴らしい試合内容でした。
試合が終わったのは18時前、青山投手同様に私も28年前、高卒2年目でこの球場で2日間で3試合を投げ準優勝し敢闘賞を受賞しましたが、その当時はナイター照明がなく決勝の電電東京戦は終盤日没コールドだったことが蘇りました。
その当時、宿泊先で夕食を取り道路も一般道を通ることが多く豊田に戻り夜中の2時に寮に着き、数時間寝て翌日出勤しました。つらい時代でしたが今になってはいい思い出となっています。
この日は夜10時に自宅に戻りました。往復、8時間の長旅でしたが、いい試合を見て疲れもなく充実した1日でした。
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■岐阜大会 2014.4.11
今日の中日スポーツに高校野球春季岐阜大会の組み合わせが掲載されていました。
大垣日大が優勝候補で対抗が県岐阜商のようです。
大垣日大は秋に体調不良で不調だったエース高田投手が回復、2年生の橋本投手もいて、同じく石川投手も評価が高いとのこと。
県岐阜商も2年生の注目、高橋投手が常葉菊川との練習試合で15奪三振を奪ったようです。
他に私が見た中では岐阜工や多治見は打線が強力でした。
岐阜大会は今度の日曜日から始まります。
ところで今日は休みを取り、社会人野球の長野大会のトヨタ自動車の試合の観戦に行ってきます。相手はセガサミーです。何とか初戦に勝利し勢いに乗ってもらいたいと思います。
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■勝てる投手になろう 2014.4.10
高校野球ドットコムで、実戦で「勝てる投手」になろうという特集が昨日公開されました。
1人目は、JR九州の濱野雅慎投手。
最速146キロのストレートに鋭く曲がるスライダーを武器に、右サイド投手として全国の舞台で活躍中。今回は、テンポ良く投げるために大事にしていること。調子が悪い時、どう勝ちにつなげる投球をしているかなどが掲載されています。
濱野投手といえばスライダーが武器ですが、分かっていても大きく鋭く曲がり打たれないスライダーです。いつでもストライクを取れ自分の得意とする球を持つことは大事です。
私も、社会人2年目にシュートを覚え思うようにコントロール出来ました。3年目はスライダーを覚え幅が広がりました。ストレート以外に何か得意とする球を覚えると自信が出てきます。
尚、2人目はトヨタ自動車の佐竹功年投手。特集が来週公開されますが、マウンド上での大切な心構えを伝授、マウンドの傾斜が合わない時の対処法やコントロールとメンタルの関係性などが語られるようです。
2人共に私のピッチングフォーム徹底分析でも紹介していますが、ベテランとなり1年でも長く投げてほしいと願っています。また、社会人を代表する投手が高校野球ドットコムでの特集なので、高校生投手に向けてのアドバイスとして考えてもらうといいでしょう。
特集は、以下でご覧下さい。
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■四国大会で東邦ガスが優勝 2014.4.9
社会人野球四国大会は昨日決勝が行われ、東邦ガスが日本生命に7−1で快勝し初優勝しました。
これで東邦ガスは8大会連続8回目の日本選手権への出場権を獲得しました。同時に東海地区の日本選手権の枠が3から4に増えました。
東邦ガスの投手の個人賞はありませんが、準決勝では甲斐投手、決勝では水田投手がそれぞれ1失点完投、新人の山田投手も登板するなど、抑えの小椋投手も1試合しか使わず5試合で3失点と素晴らしい内容でした。
社会人野球の日本選手権大会も今週末からは日立市長杯と長野大会があります。トヨタ自動車も長野大会に出場。私も機会があれば応援に行きたいと思います。
また、春季高校野球愛知大会の組み合わせが決定。2回戦で豊川と愛工大名電が対戦します。優勝候補はメンバー的にも中京大中京が本命でしょうか。
今日の中日スポーツには東邦の1年生投手が2名紹介されていました。特に東三河ボーイズから入った藤嶋投手は東海地区でもbPではないかと私も噂を聞いていました。争奪戦もあったようですが、兄が東邦だったこともあり早くから東邦に行くとも言われていました。既に140キロのスピードボールを投げるようです。一度見てみたいと思います。
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■鷺宮製作所が優勝 2014.4.8
社会人野球静岡大会は鷺宮製作所が優勝しました。
鷺宮製作所は準決勝で左腕エースの4年目、高山亮太投手(東海大相模−東海大)が東京スポニチ大会で優勝したJFE東日本を完封。三菱重工長崎との決勝は先発の新人、野川拓斗投手(川口青陵−城西国際大)のアクシデントで二回から急遽登板した2年目の赤間謙投手(東海大山形−東海大)の好救援に、打線もかみ合いコールド勝ちしました。
MVPは5試合中4試合で好救援した赤間投手が受賞。鷺宮製作所は5試合で1失点と抜群の投手陣でした。東海地区で活躍した3年目の森崎高文投手(岐阜工−中部学院大)は今回登板はありませんでした。
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■愛知大学野球春季リーグ開幕 2014.4.7
愛知大学野球春季リーグが開幕しました。
開幕は名城大対愛大、中京大対日本福祉大の組み合わせでしたが、名城大が愛大に連勝し勝ち点1、中京大対日本福祉大は1勝1敗で今日で決着。
中京大は昨年活躍した岡部投手(いなべ総合)が春先から登板がなく怪我でしょうか。その代わり昨日は山中投手(菰野)が1年生ながら初先発していました。
他にも、この4校は1年生が多く出場。
私が高校時代に見た選手の中では、名城大:高木外野手(東邦)、吉浦外野手(名古屋国際)、吉田内野手(豊川)、寺西内野手(享栄)、愛大:小川内野手(東邦)、日本福祉大:落合外野手(岡崎工)ら。
金属から木製になって早くもこれだけの選手が試合に出られるのは驚きです。
また、2部ながら注目の七原投手は3安打2失点完投(自責点1)、愛工大の北出投手は5安打完封でした。
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■グランドスラム43 2014.4.4
社会人野球の雑誌であるグランドスラム43が発売されました。
表紙を飾ったのは都市対抗3連覇を目指す王者JX−ENEOSの2年目内野手の山崎選手、石川選手でした。
JX−ENEOSは三上投手が横浜DeNA指名され抜けましたが、新たに法大の船本一樹投手が加入、ベテランの大城投手、沼尾投手と北原投手らの中堅クラス、甲子園で活躍した若手の中川諒投手(成田)、MAX150キロの高卒2年目の江口昌太(鹿児島工)もいて投手力も万全でしょう。
追うJR東日本もエース吉田投手がオリックスに1位指名で抜けましたが、愛知出身の鈴木翔太投手(本郷中−時習館−東大)、甲子園で活躍した板東湧梧投手(鳴門)、日米野球MVPの関谷亮太投手(日大三−明大)、東條大樹投手(桐光学園−青山学院大)とその右腕を埋める4名もの右投手が加入しています。
それから、投手で大きく掲載されていたのは2年目で飛躍が期待されるNTT東日本の高木伴投手(市立川口−東農大)と左腕5名でJR九州の井上翔夢投手(佐賀学園−西日本工大)、西部ガスの今村幸志郎投手(青学大−関西メディカル学院)、新日鉄住金かずさマジックの加藤貴之投手(拓大紅陵)、エースを目指すヤマハの竹下真呉投手(八幡−九州共立大)、三菱日立パワーシステムズ横浜の福地元春投手(自由ケ丘−九州共立大)ら。
この中から何人かは今年のドラフトで指名されるでしょう。
また、トヨタ自動車は二葉捕手が1ページにわたり大きく掲載されていました。若い頃にクラブハウスに寝泊まりしてまで練習に打ち込んだこと、正捕手となりプロ入りした金子投手、吉見投手の凄い球を受けていた時代、同じくプロ入りした服部投手、大谷投手、中澤投手を中心として3度日本一に輝いた時代。そして現在、主将としてチームを引っ張ること、日本代表としてJR九州の中野捕手と正捕手の座を争う気持ちなどが語られています。
私も二葉捕手が現役でいる間に都市対抗優勝を願いたいと思っています。
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■龍谷大平安が優勝 2014.4.3
センバツ高校野球決勝。
龍谷大平安が履正社を下し初優勝を果たしました。
平安時代に3度の夏の優勝がある名門ですが、センバツでの優勝は初めてとは意外でした。
平安OBにはトヨタ自動車の保良選手や乗田コーチもいて夏甲子園でベスト8でしたね。
また、負けたものの履正社も大型打線に2年生投手で頑張りました。
愛知出身の永谷暢章投手(旭丘シャークス−愛知瀬戸ボーイズ)も最速の147キロをマークしました。
やや体が硬い感じはしますが187センチから投げ下ろす本格派投手で、あと1年でどんな投手になるかも楽しみです。
投げ終わった後に体が1塁に倒れるのでキャッチャー方向に向いてくると更に良くなるでしょう。
ところで昨日は社会人野球の雑誌であるグランドスラムの発売日で購入しました。
次の時代を担う投手も多く掲載されていました。トヨタ自動車は日本代表でも活躍している二葉捕手が大きく掲載されていました。明日、このHPにも載せたいと思います。
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■履正社と龍谷大平安が決勝進出 2014.4.2
センバツ高校野球11日目、準決勝。
1試合目、履正社対豊川は延長10回、12対7で履正社が勝利し初の決勝進出を果たしました。
この試合、田中投手がここまで1人で投げ抜いてきた豊川でしたが、やはり継投できました。
先発は、左の阿部投手。昨年春季大会で見た投手です。秋には調子を落としていたのかライトを守ることもありましたが、この日は解説の大矢さんが言う通り満点の出来ではなかったでしょうか。ストレートは130キロ程度、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げますが、フォームが上下運動し頭も動くので、このあたりを修正できスピードがアップすれば、もっと出番は多くなるといいでしょう。
2番手はエース田中投手が登板。阿部投手が5回、無失点だったので投手を交代させると流れが変わるのではないかと思っていましたが、その通りになってしまいましたね。
田中投手は、疲労が明らかに見えて肘が下がりサイドスローかと思わせるようなフォームになってしまいスピードも出ず、ストレートはシュート回転でスライダーを狙い打ちされていました。残念ながら2回で5失点で降板しました。
田中投手で心配なのは昨年の森口投手同様、腕が横振りになることで、2年前の中島投手、金城グスターボ投手もそうでしたが、豊川のエースは3年の夏に故障などで結果を残せていない点。春季大会は他の投手に任せて、もう一度フォームを修正してほしいと思います。
3番手は、岡崎の城北中出身の2年生の杉田投手でした。中学時代に何度か見た投手でしたが、カーブが更に良くなりましたね。まだ体に力がなくストレートのスピードは120キロ中盤なので、来年はエースを目指してスピードを上げてストレートでも勝負出来る投手になってほしいと思います。
4番手は、同じく2年左腕の大河内投手(矢田スターズ−衣浦シニア)でした。逆転しての最終回の場面でしたが、いきなりホームランを打たれて同点に追いつかれ四球もありましたが、杉田投手同様に緊張した中でも、いい経験だったでしょう。
5番手は、ファーストの伊藤選手が登板。伊藤選手は市木フェニックスでグラブさばきが良く、ショートとしてドラゴンズジュニアに選ばれた選手。少年野球時代は中京大中京の4番山下選手と同じチームでした。中学は豊田シニアで投手でした。その時代は絶対的エースは不在で三重の今井投手、菰野の浅井投手と3人のリレーで投げていました。ちなみに伊藤選手の弟も昨年、水源パイレーツでドラゴンズジュニアに選ばれていますね。
最後は、キャッチャーの氷見捕手(名古屋北シニア)が登板、打たれはしましたがキャッチャーだけあってスピードはなかなか速く変化球のキレもありました。
残念なのは落合投手の登板がなかったこと。どうも高熱が出たようです。今後見る機会があるでしょう。
最後は力尽きた豊川でしたが、1番の中村選手が引っ張り積極的な野球が印象的で、愛知代表として中京大中京の優勝以来の久々の快進撃でした。
今井監督はコーチ時代から知っている方でもあり落ち着いた頃、お祝いのメールを送りたいと思います。
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■豊川が準決勝進出 2014.4.1
センバツ高校野球10日目。
準々決勝の4試合が行われましたが、豊川が見事に優勝候補の沖縄尚学に勝利し準決勝進出を決めました。
ここまで来ると今日も勝って決勝に行ってほしいと思います。
ただ、一人で投げ抜いている田中投手の疲労は心配。3年生の本格派右腕の落合旺投手、左の阿部竜也投手もいて、そろそろ継投はあるのでしょうか。
特に富山県の高岡シニアから来た落合旺投手は昨年も豊川高校のブルペンで見ましたが、オーソドックスないいフォームをして将来性を感じる投手でした。是非、甲子園で登板してほしいと思います。
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■ベスト8出揃う 2014.3.31
センバツ高校野球9日目。
延長15回引き分け再試合となった広島新庄対桐生第一は4対0で桐生第一の勝利でした。
これでベスト8が出揃いましたが、力はどこも互角で、やはり投手力のいい高校が残っていますね。
ところで、愛知大学野球春季リーグ戦は今週土曜日から開幕。中京大対日福大、名城大対愛知大の試合が組まれています。
今年の4年生の注目投手は、愛工大の北出浩喜(小松商)、 国岡祐樹(脇町) 、名城大の河野清太郎(愛知啓成)、角屋龍太(富田) 森田将行(常葉菊川) 、愛知大の森貴之(天白)、名大の七原優介(知立東)ら。
ドラフト目玉は2部の七原優介投手ですが、実戦向きの投手が多いですね。優勝争いも面白いと思います。
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■豊川がベスト8進出 2014.3.29
センバツ高校野球7日目。
豊川が池田に勝利しベスト8進出を決めました。田中投手は最速142キロの速球で1失点完投でした。
また、佐野日大は智弁学園に1点差で逃げ切り田嶋投手は最速143キロで完投、沖縄尚学も順当勝ちでした。
次は豊川が沖縄尚学相手にどのような試合をするか楽しみです。
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■愛知大学野球リーグ新入部員 2014.3.27
センバツ高校野球6日目は雨で順延。
今日の中日スポーツに愛知大学野球リーグ1部の新入部員が掲載されていました。
全体で甲子園出場経験者は25名。その中で投手は以下の7名。
中京大:後藤庸介(広陵)、山中亮悟(菰野)、若林優斗(三重)、名城大:穂積大河(常葉菊川)、愛大:翁田勝基(西脇工)、和久田優志(大垣日大)、中部大:坪田和大(春江工)。
他にも実際見た投手は、中京大:工藤佑太(愛産大工)、名城大:大久保和哉(愛知黎明)、高松大輝(東邦)、東龍也(東邦)など。
また、至学館の吐前拓哉投手は2部の東海学園大へ、同じく2部に降格した名商大にも知っている投手はいると思います。
投手の数では中部大12名、中京大10名、名城大8名、愛大7名、日本福祉大6名、愛院大3名が入部。愛院大が3名と少ないのは驚きです。
それから野手では東邦の松井聖捕手が中部大に進み高校2年生でやっていた外野手に戻ります。私の母校からも猪塚捕手が中部大に来ます。
今年もどこかで観戦に行きたいと思います。
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■センバツ高校野球5日目 2014.3.26
センバツ高校野球5日目。
新庄の山岡就也投手が評判通りの投手で2安打13奪三振で完封しました。球速はそれほど出ていませんでしたがキレと球の伸びがありました。いい投手ですね。
それから、社会人野球の東海地区春季大会は三菱自動車岡崎が優勝。
この大会は、若手投手も多く登板し田中優投手(三菱自動車岡崎)、野田投手(西濃運輸)、山崎投手(西濃運輸)らも登板していました。
これから地方大会や都市対抗でも登板があるでしょう。楽しみにしています。
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■センバツ高校野球4日目 2014.3.25
センバツ高校野球4日目。
智弁和歌山、高嶋監督と明徳義塾、馬淵監督の名将対決が楽しみでしたが、その通りの好ゲームでした。結局、再試合寸前の延長15回にサヨナラ暴投であっけない幕切れとなってしまいましたが内容は濃いものでした。
2人の初対決は、2002年の夏の決勝でしたが明徳義塾が勝利し優勝。優勝投手はトヨタ自動車での後輩にあたる田辺投手でした。あれから12年も経ったとは早いものですね。
また、三重は智弁学園に2対7で敗退。少し地力の差が出たのでしょうか。岡本選手はやはり高校生離れしています。
話は変わりますが、うちの中等部の3年生の選手も高校が決まりました。最初にいた投手は1名でしたが、途中から増え最後は4名の投手を教えることが出来ましたが、希望通り第1志望の高校に合格したとの報告がありました。1名は私立で3名が同じ高校に進みますが、それぞれ頑張ってほしいと思います。
他にも秋から声を掛け教えている投手もいて県外の有名校に進みますが、これからの活躍が楽しみです。
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■センバツ高校野球3日目 2014.3.24
センバツ高校野球3日目は注目の佐野日大の田嶋大樹投手が見事に完封しました。
田嶋大樹投手はストレート、カーブ、スライダーのコンビネーションも良く無四球、12奪三振の好投で評判通りの投手でした。
また、肩の柔らかさがありテークバックからリリースまでスムーズで、腕のしなりが指先に無駄なく伝わります。スピードも145キロが出ていますが、将来性があるので今後スピードはもっと出るでしょう。
それから、前日は豊川が日本文理にサヨナラ勝ち。昨年同様に積極的な攻撃が出ていました。田中投手も変化球も増え投球の幅が広がりました。ただフォーム的には無理があり力投型なので疲れを取って今後も頑張ってほしいと思います。
私は、土日も高校野球の春季リーグ戦を観戦しました。両日共に教え子が登板、新3年生の投手は昨年夏から投げていますが、まずまずの投球でした。これからも期待しています。
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■センバツ開幕 2014.3.22
センバツ高校野球が始まりました。
いきなり履正社の構田投手が、あわやノーヒットノーランかと思われる1安打無四球完封の見事なピッチングでした。
永谷投手の出番は次のどこかであるでしょうか楽しみです。
私は、昨日休みを取り東海地区社会人野球の春季大会1回戦のトヨタ自動車対ヤマハの試合を観戦しました。
トヨタ自動車の先発は公式戦初登板の高卒2年目の期待の青山投手でした。
青山投手は5回途中で2安打、2失点で降板しましたが、公式戦初登板にしてはまずまずではないでしょうか。
高校時代、エースとして2年生の夏に甲子園でベスト8に輝いた投手で、私も高校時代のピッチングが素晴らしくトヨタに入って大変嬉しく思いましたし、期待している大好きな投手です。
この日は寒い中、140キロもマークしフォーク、スライダーなど変化球も試しながらのピッチングでした。来年のドラフト候補に間違いはないので、これからも登板が増えるでしょう。期待しています。
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■センバツ出場投手 2014.3.20
いよいよ明日から始まるセンバツ高校野球ですが、予選での各項目の上位投手は以下となります。
<スピード>
147キロ 永谷暢章(履 正 社)
146キロ 飯塚悟史(日本文理)
145キロ 田嶋大樹(佐野日大)
岸潤一郎(明徳義塾)
144キロ 岡本和真(智弁学園)
<防御率>
0.30 菊地翔太(駒苫)
0.30 阿部武士(関東一)
0.32 広渡勇樹(創成館)
0.49 田嶋大樹(佐野日大)
0.70 溝田悠人(履正社)
<奪三振率>
12.1 福永翔(大島)
9.3 伊藤優輔(小山台)
9.0 鷲崎淳(創成館)
8.7 菊地翔太(駒苫)
8.5 田嶋大樹(佐野日大)
<被安打>
3.2 広渡勇樹(創 成 館)
4.8 菊地翔太(駒苫)
5.4 鷲崎淳(創成館)
5.1 山岡就也(広島新庄)
5.1 阿部武士(関東一)
<与四死球率>
1.0 東務大(神村学園)
1.6 中村誠(報徳学園)
1.6 岸潤一郎(明徳義塾)
1.6 山田知輝(桐生第一)
1.8 田嶋大樹(佐野日大)
今回、プロ注目は佐野日大の左腕、田嶋大樹投手の呼び声が高いようです。また、同じ左投手では広島新庄の山岡就也投手も評判が良く、右投手では明徳義塾の岸潤一郎投手、日本文理の飯塚悟史投手らということになるでしょう。
今年は安楽投手や高橋光成投手のようなビッグネームはいませんが、140キロ超えは11名いて、この冬でどれだけ成長しているかも楽しみです。
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■プロ・社会人交流試合 2014.3.19
プロと社会人の交流試合が毎年行われていますが、今年も既に10試合が行われていて結果は以下のようになっています。
パナソニック0対3西武
セガサミー2対7広島
四国銀行3対7阪神
鹿児島ドリームウェーブ2対10ロッテ
JX−ENEOS2対8ロッテ
日本製紙石巻6対8ソフトバンク
JX−ENEOS2対2ソフトバンク
オール広島2対8広島
JR西日本1対1広島
ホンダ鈴鹿0対7中日
結果はプロの8勝2分けで力の差もありますが、仕上がりの早いプロと都市対抗に照準を合わせている社会人との違いもあるでしょう。
ちなみにJX−ENEOSは今日も横浜と対戦、過去2試合はエースの大城基志投手が投げていないので、そろそろ登板があるでしょうか。
それから、三菱重工横浜が今年からチーム名を三菱日立パワーシステムズ横浜(MHPS横浜)に変更されています。
グランドスラムも4月2日発売、社会人野球も間もなく始まりますね。
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■渥美農業 林大貴投手 2014.3.18
日曜日に高校野球の練習試合で渥美農業の林大貴投手を見る機会がありました。
林大貴投手は昨年夏の7月23日に豊田球場で中京大中京との試合で見た投手です。あの時は、9回2アウトまで3対2で勝っていて土壇場で逆転されましたが2年生投手ながら中京大中京相手に臆することなく見事なピッチングが印象に残っていました。
この日は初回に失点しましたが、体もガッチリしていて膝でリズムを取って力強い球を投げます。加えて上半身は柔らかさを感じてなかなかの好投手です。渥美農業は昨夏のレギュラーがかなり残っていて秋にも東三河で2位、県大会では名古屋国際に勝利。
また、投手陣も3番手に投げた長身投手が134キロの速球を投げ打撃も力強く、まずは春季大会の結果も注目しています。
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■センバツ組み合わせ 2014.3.17
センバツ高校野球の組み合わせが決まりました。
注目は神宮大会優勝の沖縄尚学は報徳学園、神宮準優勝の日本文理は豊川に決まりました。また、横浜対八戸学院光星は1回戦屈指の好カードでしょう。他には21世紀枠の小山台は履正社と対戦します。
個人的には智弁和歌山対明徳義塾の名将対決や池田対海南の古豪復活を楽しみにしています。
また、東海地区の豊川と三重は共に打線が活発な相手と対戦するだけに田中投手と今井投手がどれだけ抑えられるかも注目したいと思います。
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■東京スポニチ最終日 2014.3.14
東京スポニチ大会も3日目が終了、ブロックで勝ち上がり決勝トーナメントへの進出するチームが決まりました。
まず、AブロックはJFE東日本とホンダ鈴鹿が共に2勝1敗でしたが、JFE東日本が決勝トーナメント進出。
Bブロックは3連勝の日本通運。新監督2名の入ったCブロックは三菱自動車岡崎と新日鐵住金かずさマジックが2勝1敗で並びましたが三菱自動車岡崎に決定。Dブロックも日本製紙石巻とJX−ENEOSが並びましたが日本製紙石巻が進出しました。
尚、2勝1敗同士は3ブロックありましたが、直接対決で勝った方が勝ち上がれるルールです。
三菱自動車岡崎は嬉しい決勝トーナメント進出、濱矢投手の抜けたホンダ鈴鹿も2勝と頑張りました。
他にも、この大会に出場したチームでプロ入りした投手が抜けたチームとしては、石川歩(東京ガス)、加治屋蓮(JR九州)、相沢晋(日本製紙石巻)、岡本健(新日鉄住金かずさマジック)、三上朋也(JX‐ENEOS)、浦野博司(セガサミー)、大山暁史(セガサミー)と全体で8名もいて、セガサミーなどはかなり厳しい戦いだったと思います。
その中で期待されるのが次のエースということになりますが、東京ガスは難波、那須、吉原、井口、山崎ら全ての投手が88年〜91年生まれの若手から中堅クラスで石川投手が抜けても大丈夫だと思います。加えて注目の山岡泰輔投手(瀬戸内)も加わりました。今回、登板はありませんでしたが、トヨタ自動車とのオープン戦前に練習でいい球を投げていい評判でした。
ところで、今日は最終日となりますが、まずはどのチームが日本選手権の代表権を勝ち取るかも注目です。
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■高校野球投手展望 2014.3.13
センバツ高校野球もいよいよ開幕まで1週間少しとなりました。
出場する高校の投手の中で145キロ超え投手は、永谷暢章(履正社)、飯塚悟史(日本文理)、田嶋大樹(佐野日大)、岸潤一郎(明徳義塾)と4名、140キロ超えは14名、それぞれどのぐらい伸びているかも楽しみです。
また、今年は注目の安楽投手(済美)、高橋投手(前橋育英)、小島投手(浦和学院)らビッグ3が登場しないのが残念です。他にも青島、佐藤、吉田、小笠原と140キロ超え投手4名いる東海大相模も見たかったと思いますが夏に向けて頑張るでしょう。
今年の高校野球の投手をみると、東海地区では甲子園に出場する田中空良(豊川)、東海地区bPの石垣幸大(いなべ総合)、復活の兆しがある国松歩(静岡商)、大垣日大の高田航生、2年生の橋本侑樹、調子が上がってきた粕谷太基(中京大中京)、2年生剛腕の高橋純平(県岐阜商)ら楽しみな投手も沢山います。
また、先週試合を見た中にドラフト候補の齋藤誠哉投手(磐田東)がいました。齋藤誠哉投手は青森山田中時代から来た投手で昨年秋、ノーヒットノーランを達成した左投手です。他にも評判のいい杉浦大吉投手(知立)も今度見る機会があります。
そういえば、磐田東対菰野の試合ではプロのスカウトや野球小僧から発売元変更で野球太郎に変わった東海地区担当の人もいて挨拶しましたが、齋藤誠哉投手や菰野の2年生投手陣も期待されているようでした。
それから、昨日本屋に寄りましたが、この数年戦績が上がって来て伊藤投手らを輩出した豊田工の平松監督が投手の練習法で雑誌に紹介されていました。センバツの時期ですが、間もなく始まる春季大会も楽しみです。
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■完封試合 2014.3.12
東京スポニチ大会開幕2日目で初日の3試合の完封に続き2日目も完封試合が4試合ありました。
まず、日本製紙石巻の近大卒4年目の佐々木拓也投手が王者JX−ENEOS相手に完封し6対0で快勝。
続いて日本通運の池田望投手が日立製作所相手に4安打完封で1対0で勝利。日本通運は前日の井口拓皓投手に続いて2年目投手が連日の完封劇です。
また日本新薬の亜大卒4年目の中村駿介投手がNTT東日本相手に完封し3対0で勝利。中村駿介投手はドラフト候補と期待されて2年目に右肘を手術、今年が最後のチャンスでしょうか。
もう1試合は東京ガスが宮谷投手、吉原投手、井口投手、岩佐投手のリレーでJFE東日本に完封リレーでした。
東京スポニチ大会2日目で完封試合が7試合、昨年は2日目で3試合なので投高打低ということになりますが、やはり寒さが影響しているのでしょうか。
日本製紙石巻とJX−ENEOSの試合が終わったのは18時30分ベテランには厳しい寒さだったでしょう。今日は16度と暖かくなるようで打線も活発になるでしょう。
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■東京スポニチ大会開幕 2014.3.11
社会人野球のスタートである東京スポニチ大会が開幕しました。
初日の主な結果は以下となりました。
日本通運5対0NTT東日本 駒大卒2年目、井口拓皓投手が完封
日本新薬7対0日立製作所 阪神の榎田投手の弟の榎田宏樹が7回完封
三菱自動車岡崎3対0東芝 仲井洋平投手が4安打完封
新日鐵住金かずさマジック5対3セガサミー
JFE東日本6対2大阪ガス
JR九州3対1日本製紙石巻
三菱自動車岡崎はうれしい初戦勝利、逆に東芝は野田投手、萩野投手ら主力投手を登板させましたが新監督の初陣を勝利で飾れませんでした。
初日は打線も冷え込んだかもしれませんが、今日から少し暖かくなる見込みで楽しみにしています。
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■引退投手 2014.3.10
社会人野球の引退選手がドラフトレポートさんのHPに掲載されていました。
引退選手は以下となります。
宮内鉄也(バイタルネット)多司将仁(住金鹿島)河原井章太(ホンダ)永井剛(ホンダ)平山洸太郎(ホンダ)平山誠弘(かずさマジック)大島一修(東京ガス)倉又啓輔(JX-ENEOS)上野悠史(東芝)久保淳平(三菱横浜)久保地涼太(トヨタ)吉村健二(ヤマハ)宇津井一樹(王子)白石守(三菱名古屋)小室潤平(三菱名古屋)前橋泰輔(ホンダ鈴鹿)八木修平(ホンダ鈴鹿)好永貴雄(西濃運輸)川瀬弘晃(日本新薬)梶野修平(大阪ガス)駒谷謙(伯和ビクトリーズ)西智矢(三菱長崎)
但し、引退した投手は名前が挙がった投手だけではなく主な投手ということです。
顔ぶれをみると長年活躍した投手もいれば、若手から中堅クラスでやむなく引退する投手も多いのが特徴で、特に昨年末で引退する投手は、ここ数年で一番多くなっています。ご苦労様でした。
話は変わりますが、昨日も高校野球と少年野球の試合を観戦しました。
少年野球の試合では、うちの少年野球のチームと豊川イーグルスさんが行いましたが、豊川イーグルスさんのエースの子はセンスのある左投手でスピードガンでも軽く投げて95キロあたりが出ていました。もう1年でもっとスピードは出るでしょう。
高校野球の練習試合が始まり前橋育英も愛知に来て愛工大名電や大府と練習試合を行いましたが、まだまだ寒く今日から始まる東京スポニチ大会も大田スタジアム、横浜スタジアム、岩槻川通公園野球場で行われますが今日は気温が10度まで上がらず選手も大変ですね。
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■練習試合開始 2014.3.9
高校野球の練習試合が今日から始まりました。
私は名城大付属Gと大府高校Gで合計3試合を観戦しました。
大府では菰野に行っている教え子の桐村も登板。
失点はしたものの、昨年に比べると体重も80キロ近くになったようで、少しスピードアップしたでしょうか。
ただ、左手の位置がやや低く伸びていないので、上がって伸びるともっと良くなるでしょう。冬にアドバイスしたように腕を振ろうという意識が出てきているので今後も楽しみです。
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■東京スポニチ大会 2014.3.6
社会人野球の公式戦のスタートである東京スポニチ大会(日本選手権対象大会)が早くも3月10日から始まります。
この大会はJR東日本と昨年優勝のホンダこそ出場しないもののJX−ENEOS他の強豪が出場します。
東海地区では三菱自動車岡崎とホンダ鈴鹿が出場、予選突破してほしいと思います。
また、セガサミーの監督に就任した元ロッテの初芝清氏。
そのセガサミーは東芝や三菱自動車岡崎と同じC組、東芝も監督がコーチから昇格した工藤賢二氏の初陣であり注目を集めるでしょう。
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■下半身2 2014.3.5
先日、下半身の使い方を書きましたが今日はもう一つ気になる点を書きます。
私がチャックするポイントとして、踏み出した足が踵からつま先にかけてスムーズに体重が乗っているかをみます。
今教えている少年野球の4、5年生の投手と中等部に来ている投手の中でも上手く出来ていない投手がいます。
小学生はまだ下半身が出来ていないこともありますが、中学生で出来ていない投手は上半身に頼っている投手にその現象がみられます。
つま先が浮いたり左右に動いたりするのではコントロールが身につかずボールに力が伝わりません。また、その投手は多くは踏み出した足に体重が乗らないので、腕が前に伸びず球も行きません。
今年、中日に入団した祖父江投手もつま先が浮くことを友利投手に指摘されました。かかと体重になったり、横にぶれたりしてサイドブレーキを引いたまま、アクセルを踏んでいるようなものとのコメントがありました。
私も本人につま先に体重が乗らないことを言ったことがありますが、やはりプロでも同じところを指摘されています。まだ上半身に頼っていますが、踏み出した足に体重が乗り腕が前に伸びると終速がアップするでしょう。
私はよく、踏み出した足の指で土を掴めということをいいますが、つま先がキャッチャー方向に向いてようやく安定してボールがコントロール出来ます。
加えて最後に踵を浮かせ、大リーグの上原投手のように、つま先で立ち躍動感が出てくると更にいいでしょう。
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■春季大会 2014.3.4
3月に入りセンバツ高校野球が3月21日から始まります。
同じく3月21日から愛知県の春季大会の地区予選や東海地区社会人野球の春季大会が始まります。
私は3月21日の第1日目に行われるヤマハ対トヨタ自動車の1回戦を見に行きます。ただ、高校野球で見に行く試合と時間帯がダブってしまうので途中で移動することにしました。
また、今週から高校野球は練習試合が解禁、高校野球の練習試合も楽しみにしています。
一方、トヨタ自動車はキャンプから帰ってきて今日からオープン戦が始まります。新人8名も楽しみにしています。
寒さが戻ってきているので選手は大変かと思いますが、頑張ってもらいたいと思います。
ところで、先週の土曜日に少年野球の卒団式がありました。6年生になってビッグタイトルはないものの愛知県で準優勝2回、3位1回、ベスト8が1回と素晴らしい成績を残しました。
飛び抜けた選手はいないものの全員がよくまとまり、監督やコーチが熱心に教え父母の協力も見事でした。
私も、この学年は3年生と4年生の時に監督として一緒にやってきました。4年生の時には3度優勝させてもらいましたが、エースの子は2年間指導、既に3年生の時から4年生の中に入って投げていたので経験豊富で6年生で完成しました。
ただ少年野球はあくまで通過点、これから中学、高校で頑張ってほしいと思います。エースの子も今後活躍するには腕がやや下がり気味、これを修正できるかがポイントでしょう。
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■下半身 2014.3.3
久しぶりの更新となります。
パソコンのハードディスクが破損し交換、色々設定している間に1ヶ月掛かってしまいました。
この間、皆さんにご迷惑とご心配をお掛けし、大変申し訳けありませんでした。
この2月は少年野球と中等部の投手を沢山見ることが出来ました。その中で、下半身の使い方を多く指導しました。
基本的に私は足を高く上げて一旦止めて、軸足に体重を乗せてから投げるように教えていますが、その点は教えれば早くに出来るようになります。
しかし、その足をステップして腕を振る時に、軸足がプレートから早く離れてしまう投手が多く、下半身が上手く使えていません。
お尻が残ったり、腰が入らずに犬のオシッコのように軸足が浮いてしまう投手は、軸足がプレートから早く離れてしまうことも原因の一つです。
更に軸足をギリギリまで残すことは、腕が前に伸びることにも繋がりメリットは沢山あります。
この1ヶ月で4月から有名校に行く投手や、頼まれていたある高校の投手にも下半身の使い方をアドバイスしました。
先日、ヤンキースの黒田投手が登板前にチェックすることは、プレートになるべく軸足を残すことと言っていました。軸足を残すことにより下半身の力をより球に伝えることも出来るので一度試してほしいと思います。
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■センバツ注目投手2人目 永谷暢章 2014.1.31
センバツに出場が決まった高校の中で注目投手を何人か紹介ていますが、今日は2人目の履正社の永谷暢章投手(1年生)です。
永谷暢章投手は愛知県名古屋市出身、少年野球は旭丘スカイシャークスに所属していましたが対戦はありませんでした。
桜丘中時代は愛知瀬戸ボーイズに所属。3年夏に創部4年目で全国大会、ジャイアンツカップ4強入りを達成。11月に15U日本代表で東海大相模の小笠原慎之介投手らと共にアジアチャレンジマッチ優勝を経験しています。
履正社高では昨年秋から控え投手として公式戦に登板。現在1年生ながら大阪府準々決勝の初芝立命館戦で5回コールドながら2安打無失点で先発デビューを飾り、決勝のPL学園戦にも先発起用され8回3失点の力投で4対3で勝利に貢献。
185センチ79キロ、恵まれた体格の本格派右腕です。1年生ながら甲子園に出場する投手の中では最速のMAX147をマークしています。
フォームはテークバックが小さく、やや突っ立つ感じで着地が早く膝が十分に曲がらないままですが、上から投げ下ろします。フォームの完成にはもう少し時間が掛かるでしょう。大柄なので動きも俊敏ではなさそうです。
まだまだ課題はありますが、甲子園のマウンドに立つと盛り上がるでしょう。
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■センバツ注目投手1人目 田嶋大樹 2014.1.30
センバツに出場が決まった高校の中で注目投手を何人か紹介します。
まず、1人目は佐野日大の田嶋大樹投手です。
田嶋投手は栃木県宇都宮市出身、少年野球は宝木ファイターズで県大会で優勝するなどし、陽西中時代は鹿沼ボーイズに所属。3年夏に日本代表にも選ばれAA世界選手権で銅メダルを獲得。当時の代表メンバーには横浜の浅間大基選手、大和広陵の149キロ右腕の立田将太など。
高校では1年生秋から登板、控え投手ながら県大会で優勝。昨春からエースとなり昨秋には28回を9安打2四死球で無失点、29奪三振の力投で県大会優勝。 関東大会では全3試合26回に登板し、23奪三振5失点の活躍でベスト4で甲子園出場が決定しました。特に準々決勝の横浜戦での完投勝利が光りました。
180センチ73キロ、長身細身のスリークォーター左腕ですがサイドスローと言った方がいいでしょうか。腕もしなって遅れて出てきます。横投げながらMAX145キロでフォークも投げ変化球も多彩。三振奪取率も高く既にプロも注目している好素材です。
そういえば、佐野日大は日本一足の速い中学生の五十幡亮汰君が入部することが決まっています。将来、プロ野球選手を目指すということですが、今年楽天5位指名でプロ入りする横浜商大の西宮悠介投手も佐野日大出身です。
西宮悠介投手と同じ左腕の田嶋大樹投手は実践向きの好投手、甲子園での投球に注目しています。
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■田中空良 2014.1.29
今日の中日スポーツにセンバツ出場が決まった豊川の田中空良投手が掲載されていました。
田中空良投手は三重県桑名市出身で投手出身の前森監督を慕って豊川に入学。1年生の夏に既にベンチ入りしていました。
私が初めて見たのは昨年のGWの春季大会でした。初めて見た時の印象は東海理化に進んだエースの森口投手にフォームがそっくりという印象でした。その時のスピードは130キロ後半でした。変化球はスライダーを多投しますが、ほとんどストライクが入らない状況でした。
しかし東海大会では大垣日大戦を見ましたがスピードは140キロを超えスライダーの制球力も良くなり安定感が出てきました。決勝戦では岡崎球場ながら144キロをマークしたようです。
この145キロはセンバツに出場する投手の中では5番目に速い投手となり注目投手の1人でしょう。
147キロ 永谷暢章(履正社)
146キロ 飯塚悟史(日本文理)
145キロ 田嶋大樹(佐野日大)
145キロ 岸潤一郎(明徳義塾)
田中空良投手のいいところは、どんどんストレートでストライクを取ることでテンポが良く積極的なピッチングが特徴です。甲子園でもそのピッチングが見られるでしょう。
課題は、スリークォーターで投げますが腕が横振りで左右にブレることもあります。かなり突っ込んで投げて勢いはありますが、球離れが速く後半スピードが落ちてセットポジションになった時に打たれることもありました。
この冬、課題を克服して初の甲子園出場の豊川の原動力となって1つでも多く勝ち上がることを期待しています。
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■センバツ高校野球出場校決まる 2014.1.25
第86回選抜高校野球大会の選考委員会が大阪市内の毎日新聞本社で行われ32校が決まりました。
選考の中で注目されていたのは、まず関東・東京の6枠。関東初制覇の白鴎大足利(栃木)、準優勝の桐生第一(群馬)、ベスト4に入った好左腕田嶋を擁する佐野日大(栃木)と山梨学院大付は当確。東京も優勝した関東一は間違いありませんでしたが、残り1枠で関東と東京の比較。関東8強の横浜(神奈川)、習志野(千葉)、東京の決勝で関東一と接戦を演じた二松学舎大付が争いましたが、最終的に昨年夏の甲子園出場のメンバーが多数残った横浜が選ばれました。
続いて近畿の6校は優勝の龍谷大平安(京都)、準優勝の智弁和歌山は盤石。4強の履正社(大阪)、報徳学園(兵庫)も確実。残りの2校は打線に力のある智弁学園(奈良)と準々決勝で惜敗した福知山成美(京都)が選ばれました。
次に中国・四国の5校。神宮大会4強の岩国(山口)と中国2位の広島新庄は当確。四国王者の今治西(愛媛)に準優勝の池田(徳島)も27年ぶりの出場が確実でした。残る1校は好投手の岸投手がいる明徳義塾(高知)が選ばれました。
最後に九州ですが、沖縄尚学が神宮大会を初制覇し枠は5校となり、沖縄尚学と準優勝の美里工(沖縄)、4強の鎮西(熊本)、神村学園(鹿児島)までは当確でしたが、残り1校は創成館(長崎)と早稲田佐賀が競い創成館に決まりました。
また、21世紀枠は以下の3校に決定。
小山台(東京):春夏通じて甲子園初出場。創立91年を迎える都立の進学校で、文武両道の姿勢と昨年秋の都大会で堀越や早稲田実など私立の強豪校を破って8強入りした実績が評価されました。都立校の選抜出場は史上初めてとなります。
海南(和歌山):戦前の旧制海南中学校時代を含めてこれまで春夏通算20回出場している伝統校。昨秋の県大会決勝で智弁和歌山に5対6と惜敗。近畿大会1回戦でも履正社(大阪)に1対2と善戦したのが評価されました。
大島(鹿児島):大島がある奄美大島は鹿児島市から南に370キロ。1901年創立の大島農学校が前身の進学校。野球は県本土の強豪校が「甲子園への近道」と島を離れることが多い中、重原龍成主将も中学時代、本土の高校から誘いを受けたが、島からでも甲子園は夢じゃないと他の中学の同級生と声をかけ合い島に残ったという。公式戦のある鹿児島市へはフェリーで11時間。昨春の九州大会県予選では遠征が約2週間に及んだが、22年ぶりに4強入り。新チームになった秋も4強入りが認められました。
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■東海地区社会人野球新戦力 2014.1.24
今日の中日スポーツに東海地区社会人野球の新戦力が掲載されていました。
大きく取り上げられていたのは、トップページにある河合完治選手。ドラフト志望届を提出していれば3位ぐらいでは指名されていた選手ですが、更に高度な打力を身に付け2年後のプロ入りを目指します。
また、河合選手と中京大中京時代に同僚であった甲子園優勝の時の主将の山中選手(中京大)と控え投手であった山田投手(慶大)は東邦ガスへ、伊藤外野手(立命館大)は三菱重工名古屋入りします。
今年、社会人入りする選手は以下の65名です。
昨年が61名で毎年1チーム4〜5名が入ります。そう考えると今年はトヨタ自動車、西濃運輸、ホンダ鈴鹿が精力的な補強といえますね。
それから、今日はいよいよセンバツ高校野球の代表校が決まります。21世紀枠にも注目です。
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■ピッチングフォーム 2014.1.23
昨日の中日スポーツに掲載されていた鈴木翔太投手の連続ピッチングフォームですが、ヤフーニュースでも中日ドラ1鈴木翔 衝撃の「火の玉」直球として取り上げられていました。
■中日ドラ1鈴木翔 衝撃の「火の玉」直球
私も中等部の投手の手本になり指導している点が凝縮されているので、以下のように解説をしてみました。
この中で、特出する点は「足が早く着地しないこと」「踏み込んだ時に、胸が張れてやや上向きで膝は開かずボールの位置が頭の真後ろにあること」です。
これだけフォームが完成されている投手も少なく、力みがあるとこのフォームが形成されません。
鈴木翔太投手の良い点は、このフォームが形成出来るリリースポイントだけ力を入れる力みのないバランス感覚だということでしょう。
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■鈴木翔太 2014.1.22
今日の中日スポーツにドラフト1位で中日に入団した聖隷クリストファーの鈴木翔太投手の連続フォームが一面に掲載されていました。
鈴木翔太投手は2年生春頃から注目され夏には静岡を2安打1失点完投勝利、浜松工を3安打完封と、連続してシード校を撃破。準決勝では優勝した常葉橘に惜しくも延長14回でサヨナラ負けとなりましたが一気に注目投手になり昨年の東海地区bP投手となりました。
私も愛知県で練習試合を行った際に見に行く予定でしたが少年野球の練習と重なり、夏の大会もチャンスはありましたが結局見に行けませんでした。
ただ、ビデオでは何度も見て、しなやかな投球フォームで胸が開き肩関節や股関節を含め全体が柔らかく将来性を感じる投手でした。
愛知県で練習試合を行った時には、愛知県にはこれほどのいい投手はいないと選手の親から聞かされました。MAX143キロにしてドラフト1位になった鈴木翔太投手ですが球の伸びがある投手で今後150キロは出ると言われています。昨年5月には肘を痛めましたが夏には復活しています。
昨年5月には肘を痛めましたが夏には復活していて、今日の中日スポーツにも柔らかく体が開かない見事なフォームがでした。
また、これまで見たビデオと違うのはグラブの位置が肩の高さまで上がっていることでした。以前は低い位置で抑えていて、私も気になっていましたが修正され進化していました。
このグラブの位置ですが、私も指導する時に自分で色々変えてみるように言いいます。ただ基本は肩のラインまで上げて、それを引いて投げる腕を出すこと。低いとどうしても投げる腕に頼ってしまい、軸足に体重が乗れず突っ込んだフォームになりやすいからです。
合わせて最近は肩の開きを抑える為、ダルビッシュ投手や豊川の田中投手のようにグラブをキャッチャー方向よりも内側に抑える投手が増えてきましたが、注意したいのはそれでは投げる腕が外側に出やすいことです。腕を開くと左右はほぼ180度になります。内側にすると鋭角にしなければならず、やや無理があるからです。内側にすることにより投げる腕が体の外側になり腕が横振りになりやすく球が左右にブレることにもなります。
ですから、グラブの位置というのは踏み出す足と同じように動くことが理想です。上から見て踏み出す足と腕が連動すると無理のないフォームと言えるでしょう。鈴木翔太投手もしっかりと出来ていますね。
最後は胸が上がりやや頭を踏み出す足の外側にすることで腕が真上から出てきます。また投げ終わっても体重が軸足にしっかり乗れています。このフォームを一度見て参考にしてほしいですね。
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■プロ野球経験者の指導資格回復 2014.1.21
昨日、日本学生野球協会が学生野球の指導者になるために新設された研修会を修了、資格回復申請を出したプロ野球経験者208人全員の資格回復を認定しました。
これは昨年施行された新制度での第1号となり、従来は資格回復に2年以上の教員歴が必要でした。
しかし、新制度ではプロアマ双方が主催する研修会を受け、修了証を得るだけで資格を回復できるようになったものです。資格は研修会受講日から5年間有効。
今回、オリックス元監督の石毛宏典氏やロッテや大リーグで活躍した小宮山悟氏、前慶大監督の江藤省三氏、社会人野球JX−ENEOSの大久保秀昭監督らが認定されました。
投手では、松沼雅之氏、野村弘樹氏、新谷博氏、宮本和知氏、三沢淳氏、小野和幸氏、松沼博久氏、安田猛氏、堂上照氏など。
資格回復認定者は、希望する都道府県の高校野球連盟に連絡し、各高野連がホームページ上で氏名やポジション、指導希望日を3月10日をめどに公開。学校が高野連を通じて接触します。
また、大学の指導希望者は全日本大学野球連盟のHPで公表。個別接触は禁止ですが母校へは指導者と学校長の許可を得れば指導できます。
今回の新制度に関し、日本学生野球協会の内藤雅之理事は「今回認定された208人は今後の前例になるので、行動が重要になる。理解して指導し、野球発展の一助になってほしい」とのコメントでした。
これで、高校と大学の指導者にプロ野球経験者がようやく増える時代になりました。高い知見から教えてもらうことは大いに歓迎出来ます。どの学校が手を上げるのかも注目したいと思います。
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■新戦力 2014.1.16
社会人野球東海地区の新戦力が分かってきました。
中日スポーツには間もなく掲載されると思いますが、投手だけ分かっている中で紹介します。
<トヨタ自動車>
小出智彦投手(愛知啓成−近大)昨春リーグ7勝、MVP MAX144キロ左腕
六埜雅司投手(光星学院−東海大)日米大学野球メンバー MAX144キロ左腕
<JR東海>
柿田竜吾(旭川大付−国学院大)昨春秋共に4勝 MAX139キロ技巧派左腕
山田智弘(県岐阜商−専修大)甲子園ベスト4投手 MAX148キロ右腕
<東邦ガス>
山田貴大(中京大中京−慶応大)甲子園優勝メンバー MAX142キロ右腕
<東海理化>
森口練太郎(豊川)高校時代注目 MAX140キロ右腕
<西濃運輸>
比嘉智哉(沖縄水産−岐阜経済大)大学3年生で優秀選手 MAX140キロ右腕
六信慎吾(広島新庄−法政大)高校時代プロ注目 MAX150キロ右腕
山下大輝(飛龍−常葉大浜松キャンパス)大学3年秋6勝MVP MAX146キロ右腕
林啓介(福井商−ロッテ−阪神)戦力外通告で社会人入り MAX152キロ右腕
<三菱重工名古屋>
萩原大起(常葉菊川−愛知学院大)愛知大学野球bP投手 MAX144キロ右腕
<三菱自動車岡崎>
山本大貴(北星学園大付)高校時代注目 MAX143キロ左腕
<新日鐵住金東海REX>
水越太一(一宮南−愛知大)昨年春最優秀防御率 MAX140キロ左腕
滝下雄介(氷見−東農大)高校時代注目投手 MAX145キロ左腕
<ホンダ鈴鹿>
宮崎太郎(済美−法大)高校2年生で甲子園出場 MAX145キロ右腕
平井克典(飛龍−愛産大)一昨年一部昇格に貢献 MAX140キロ右腕
浦嶌颯太(菰野)高校1年で最速をマーク MAX151キロ右腕
<ヤマハ>
伊藤直輝(日本文理−東北福祉大 )甲子園準優勝投手 MAX143キロ右腕
西濃運輸は4名の投手を大量補強、続くは濱矢投手が抜けたホンダ鈴鹿が3名と続きます。山本投手が抜けた王子は補強がないのが以外です。
また、萩原投手と浦嶌投手は昨年ケガで登板が少なかったので復活が期待されます。
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■成人式 2014.1.14
昨日は成人の日でしたが、私が送り出した2回目の少年野球の卒団生が20歳になりました。
ある選手は年末にレストランで会いましたが、彼女と一緒にいて卒団して早いものでもう8年も経ちました。
その選手達が中等部の選手も合わせて成人式を迎え何人かの写真が送られてきました。
20歳になった卒団生の中で大学と社会人で野球を続けているのは4名、少しでも長くプレーを続けてもらいたいと思っています。
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■祖父江大輔 2014.1.13
中日に入団したトヨタ自動車の祖父江大輔投手が新人合同自主トレで頑張っているようです。
初日の5キロ走ではダントツのトップ。肩も出来上がっているとのこと。
昨年末にトヨタ自動車の練習最終日に私も見に行きましたが、同じようにグラウンドで走りましたが、トップは辰巳選手、続いて上杉投手、青山投手と続き、祖父江投手は真ん中やや前ぐらいでしたが、トヨタ自動車の投手は年中よく走るので、練習にはついていけるでしょう。
26歳の最年長ルーキーなので1年目から1軍で結果を残してもらいたいと思います。
ところで、先日にプロ・アマ野球規則でプロも三塁への偽投禁止になりました。
現行ルールでは、投手板に触れている投手が一塁にけん制するふりだけして実際に送球しなかった場合(偽投)、ボークが宣告されますが、今後は三塁に送球するふりをしてもボークになります。
これは、判定を巡るトラブルが多く、試合のスピードアップの支障にもなることから、米大リーグなどでは昨年から禁止され、アマでも適用されていました。
また、公認規則では認められていない、試合中のベンチ前でのウオーミングアップ投球などについて、現場の要望が強いことからプロ、アマとも今年も許容することを確認しました。
それから、今年の社会人野球の公式大会の日程が決まりました。
まず、都市対抗は昨年より約1週間遅く7月18日〜12日間、日本選手権も4日遅い11月1日〜11日間で行われます。
共に32チームから34チームに出場チームが増えていますが、都市対抗は各地区の有力チーム数に対する出場数を勘案して、地元の関東と東海の2地区の予選枠をそれぞれ1増。日本選手権は地元近畿の最終予選からの出場枠を4から5に、近年企業チームが増加した東北の最終予選枠を1から2に増えています。
これで、東海地区の都市対抗は6から7に増えました。
その他、日本選手権対象大会は北海道大会が都市対抗前に行われるようです。トヨタ自動車が出場する京都大会は4月27日〜5日間行われますがGWに絶好の日程でもあり楽しみにしています。
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■戦力外通告 2014.1.9
年末のテレビで「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」が放映され巨人の辻内崇伸投手らが出演していました。
昨年末に自由契約になったプロ野球選手はソフトバンクが最も多く20名、プロ野球全体では150名強の選手が自由契約を言い渡されました。
昨年、ドラフトで指名された選手が89名なので、自由契約になる選手の方がはるかに多くプロ野球の厳しさを痛感されます。
今回、トライアウトに参加した選手は65名、その中で投手が最も多く36名でした。
そのトライアウトでは巨人の岸敬祐投手と元日ハムの金森敬之投手がロッテと育成契約、ソフトバンクの有馬翔投手が楽天イーグルスと育成契約など他球団と契約出来たのはごくわずか。
全体では自由契約150名強の中で約30名が育成枠で再契約、この中では同球団と再契約するケースがほとんどです。また、他球団と正式に契約出来るのは10名以下でした。
また、自由契約の選手で独立リーグや台湾・韓国球団入りの選手を合わせると10名程度。
社会人野球へ進む選手は阪神の林啓介投手が西濃運輸、野原将志内野手が三菱重工長崎、橋本良平捕手がパナソニック、穴田真規内野手が和歌山箕島球友会、楽天の加藤貴大投手がJFE東日本へ進みます。
それ以外で球団に残れるのは、打撃投手やブルペン捕手、コーチ、スカウト、球団職員・広報などです。一軍で活躍した選手は野球評論家にもなれますが少ないのが現状です。
投手は怪我で引退する投手も多く、わずが3、4年で引退勧告を受ける投手も多く、東海地区でも関啓扶投手(菰野−中日)が中日の2軍マネジャー、金丸将也投手(東海理化−広島)が鍼灸師志望となっています。
夢見るプロ野球選手ですが平均寿命は8年程度、そこから第2の人生も大事ですね。
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■七原優介&田中英祐 2014.1.8
昨日、愛知大学野球リーグの注目投手を紹介しましたが、その中で一番の注目は七原優介投手でしょう。
MAX152キロ、常時140キロを超え安定感もあります。加えて名古屋大学という知名度からも2部ながら注目度が高まっています。
七原投手と同じように名門大学で今年注目されている投手がいます。
それは京都大の田中英祐投手です。
田中投手はMAX148キロで昨年秋には0勝ながら防御率1.06、阪神や複数球団からドラフト候補としてマークされています。
そういえば、京都大の野球部監督は興南高校で甲子園に導いた比屋根吉信氏が少し前まで監督を務めていました。
比屋根氏は仲田幸司投手、友利結投手ら何人ものプロ野球選手を輩出し、その後社会人の阿部企業や熊本の有明高の監督も務められた方。
元々、高校時代は報徳学園だったこともあり色々な関係で、2009年から2012年まで京都大学の監督でその手腕を発揮され、田中投手もここまで成長しました。
この比屋根吉信氏については「勝利の伝導者」に詳しく載っています。
七原投手と田中投手は共に一流大学ということもあり、昨年末ある有名週刊誌に掲載を持ち込まれたようです。お断りはしたようですが、これから共に最終学年になり注目度は更に高まるでしょう。
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■大学投手 2014.1.7
今年の愛知大学野球リーグはなかなかの注目投手がいます。
140キロを超える投手は以下のようになっています。
七原優介(知立東−名古屋大)152キロ
河野清太郎(愛知啓成−名城大)149キロ
角屋龍太(富田−名城大)145キロ
国岡祐樹(脇町−愛工大)145キロ
永井康裕(加納−中京大)145キロ
荒畑康大(飛騨高山−中部大)143キロ
北出浩喜(小松商−愛工大)143キロ
森田将行(常葉菊川−名城大)142キロ
小森 誠(東邦−中部大)141キロ
森 貴之(天白−愛知大)140キロ
今年は昨年まで登板している主戦投手も多く、速い球だけではなく実践向きな安定感のある好投手が多いが特徴です。
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■新年 2014.1.6
新年明けましておめでとうございます。
年末は四国に帰り、高校時代の野球部の同級生や先輩、後輩、監督、コーチとお会いしました。
特に日ハムに復帰する白井一幸や後輩の息子さんで昨年甲子園に出場した選手もいてリフレッシュ出来た連休でした。
年始は4日から少年野球がスタート、今年はどんな1年になるか楽しみです。
また、トヨタ自動車も今日から練習始めだと思いますが、今年は以下の8名もの新人が入社予定。例年、来週には中日スポーツに掲載されますが、既にドラフトレポートさんに出ているので紹介します。
六埜雅司投手(光星学院−東海大)、小出智彦投手(愛知啓成高−近大)、木下拓哉捕手(高知−法大)、松本道成捕手(西脇工−愛大)、河合完治内野手(中京大中京−法大)、望月直也内野手(盛岡大付)、瀧野光太朗内野手(今治西−立命館大)、加納嵩久外野手(今治西−東海大)
投手は課題の左投手が2名増え全員で4名の左投手陣に、捕手も2名増えて二葉捕手らベテラン捕手の次の捕手の補強、ここ2年で若返りを図った内野手も更に3名の補強で競争が激しくなりそうです。
ところで、8名の新人で高校時代に甲子園に出場したのは6名。
河合完治内野手が夏に優勝したのは有名ですが、光星学院時代に六埜雅司投手はセンバツの甲子園で今治西と対戦、瀧野光太朗内野手、加納嵩久外野手との直接対決もありました。試合は9回サヨナラで今治西が勝利しています。
高知の木下拓哉捕手は夏の甲子園で如水館と対戦、私も記憶にありますが史上初の雨で2試合連続ノーゲーム、その時の主将で幻のホームランも放っています。
その他、望月直也外野手はドラフト洩れでトヨタ自動車に来ますが甲子園は2度出場、センバツではホームランを放った大型内野手です。
ネームバリューも高い選手ばかりで四国出身も3名増え、今から楽しみにしています。
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