ほとんどコメントのみとなります。
■元中日の石垣投手がヒサダへ 2016.12.31
昨日のヤフーニュースで元中日の石垣投手がヒサダへとの報道がありました。
石垣投手は2013年、いなべ総合時代に東海地区bP投手として秋の東海大会に出場。甲子園へは出場できませんでしたが、翌2014年のドラフト育成枠で中日が指名。
2015年に中日入団後にイップスとなってしまい一時は120キロまで球速が落ちるも、今年は、140キロまで回復しこれからという時に戦力外通告。トライアウトでも140キロ程度のボールで2三振を奪うなどしてオファーを待っていたようです。
トライアウトと同時に芸能事務所のオーディションにも挑戦、小顔にイケメンで手足も長くプロ野球選手という肩書が効いたみたいで3次審査も合格していたようです。
一方、トライアウトでのオファーでNPBからはなかったものの軟式野球部を持つ自動車部品製造のヒサダから声をかけられ、悩んだ結果ヒサダで野球を続けることにしたようです。
本人もヒサダさんを野球で全国に導いて、仕事でも工場長になるくらいバリバリやりますよ!とのコメントでした。
石垣投手は、まだ20歳。岡崎市民球場で見たのはほんの3年前です。あまりにも早い戦力外通告でしたが、昨日のプロ野球戦力外通告〜クビを宣告された男たちで選手の挫折と転身がありましたが、石垣投手もヒサダで頑張って花を咲かせてほしいものです。
ところで、このヒサダは愛知県安城市里町に本社があり、実は私の長男が来年2月に同じ町内でヒサダ本社の近くに家を建てることになりました。
安城市はニッセイも復活してうちのOBの三浦君もエース格。ヒサダとの試合があれば来年見に行きたいと思います。
それから、この1年ありがとうございました。来年も色々な野球で頑張ります。皆さんもどうぞよい年をお迎え下さい。
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■高校野球10大ニュース 2016.12.30
今年もあと2日となりましたが、Full−Countで今年の高校野球10大ニュースが掲載されていました。
10大ニュースは以下のです。
1.ミレニアム世代が本塁打
2.福島・聖光学院が夏の県10連覇
3.常葉学園菊川・森下監督退任が一転続投、甲子園後に退任
4.智弁学園が春初優勝、最初から最後まで村上劇場
5.履正社が国体V 新チームで明治神宮大会もV
6.栃木・作新学院が54年ぶり夏の甲子園制覇
7.早稲田実・清宮幸太郎が本塁打を量産
8.女子マネージャー、甲子園練習参加問題
9.U−18高校日本代表がアジア制覇、小枝監督の采配光る
10.KKコンビ輩出、名門・PL学園がついに休部
聖光学院が夏の県10連覇は偉業でしょう。考えられないような出来事ですね。私の中では今井投手が飛躍した作新学院の優勝が印象的でした。森下監督も知っているので甲子園に出場して有終の美を飾ったのではないでしょうか。
また、私の個人的な愛知県の10大ニュースを考えてみました。
1.東邦が7点差をひっくり返す大逆転劇でサヨナラ勝ち
2.県3位の至学館が逆転勝利連発で甲子園切符
3.春季大会で享栄が優勝、準優勝は愛産大三河
4.センバツで東邦藤嶋投手が関東一から11奪三振
5.意外と多かった140キロ超え投手
6.愛工大名電が決勝でバント戦法
7.1年生大会で東邦が中京大中京をコールドで下し初優勝
8.東海大会初出場の桜丘が21世紀枠推薦校に
9.夏県予選で公立が躍進 岡崎西、西尾東など
10.藤嶋投手が中日に5位指名
意外と多かった140キロ超え投手は以下となります。進路も分かる範囲で書いています。
藤嶋 健人(東邦−中日)、松山 仁彦(東邦−東海大)、近久 輝(東邦)、長谷部 銀次(中京大中京−慶応大)、浅野 享太(大府)、釜口 航輔(岡崎西)、森 博人(豊川−日体大)、立野 和明(中部大第一−東海理化)、葛山 大介(千種)、川崎 ライアン(西尾東)、田上 航太郎(豊橋中央)
今後の活躍に期待しています。
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■着地するまでの時間 2016.12.28
昨日HNKで、世界を驚かせたアスリートSPという番組があり前田健太投手が紹介されていました。
内容はメジャーで通用した理由ということで、前田投手と他の投手との違いを紹介。
それは、足を上げてから下し始めて着地するまでの時間が長い為、打者のリズムが取りずらい、その上に球が伸びるので打ちにくいという。
実際測定してみると田中将大投手0.86秒、大谷翔平投手0.97秒に対し前田健太投手は1.23秒。
また、前田投手はその1.23秒の間に打者のタイミングが合っていないと感じるとキャッチャーが構えた所ではなく真ん中に投げるという。
着地するまでの時間をゆったりと長くすることで色々な効果が生まれます。私も現役時代には着地するまでの時間が長い方でした。
ゆったりとするだけでスピードはさほどなくても、打者は打ちにくいものです。是非、参考にして下さい。
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■スピードアップ 2016.12.27
今、投手を指導する中で最も力を入れているのがスピードアップ。
この時期、どうすればスピードを上げられるか。
あるコラムも参考にしましたが、考え方は単純で体全体を使ってロスなくリリースで蓄えた力をボールに伝えることです。
具体的に言えば、「足を高く上げてしっかり踏み込んでリリース時に100%の力を発揮できるように力を入れて投げ終わった後も躍動感を出し腕を振り切ること。」です。
足を高く上げれば位置エネルギーは高まります。その後、しっかりと踏み込んで、踏み込んだ足は腕を振り切った後で踵を上げバネを使う。決して体が沈み込まず、伸び上がるイメージですね。
また、ロスがないとは、腕の力の入れ具合、頭がブレないか、軸足がふらついていないか、踏み込んだ足が正しくステップしているか、つま先は動かないかなどチェックしながら指導しています。
小学生でも中学生でも、この時期教えるのは同じように体を使ってスピードアップすることです。
この冬を過ぎてスピードアップ出来るように取り組ませます。
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■オフ 2016.12.26
野球もオフシーズン真っ只中といったところです。
野球選手にとってはオフといっても案外と忙しいものです。
この時期、プロやアマチャアでも大人となれば野球教室や納会、懇親会などで休みもないくらいスケジュールで一杯です。
トヨタ自動車の選手も同様で他には結婚式も多く4、5名が結婚するようです。
その中では、ヤフーニュースにも出ていましたが竹内大助投手(中京大中京−慶応大卒4年目)が元日本テレビアナウンサーでタレントの上田まりえさんと結婚するとの報道がありました。
竹内投手は今年、優勝した都市対抗準決勝と日本選手権の1回戦、準々決勝で好リリーフ。今年は投球が安定し大事な場面での登板も多くなってきました。また、なかなかのイケメンでクールな感じです。
上田まりえさんはアナウンサー時代はスッキリ!!などのアナウンサーとして活躍、最近ではボクらの時代にも出演していました。高校時代は鳥取大会などでウグイス嬢を務め、自宅には野球関連の書籍が500冊以上並ぶほどのプロアマ問わずの野球が好きとのことです。
2月頃に婚姻のようですが、結婚して更に活躍してほしいと思います。
また、野球選手にとってオフとは野球の試合がないだけで、練習は続けていくものです。
合同練習はなくても筋トレやランニングなど自分で出来るトレーニングは続けるべきですね。
特に高校生以下は自分をレベルアップするには大事な時期だとも言えると思います。
先日、イチロー選手がイチロー杯の表彰式で、人の2倍3倍練習することは他の選手も同じようにやっているので出来ない。自分でもう少し頑張る、それを継続することで今の自分があると話がありました。
大リーグに行って今年16年が終わったイチロー選手の言葉を少年野球の最後の練習で伝えました。
中等部では下半身を強くすること、股関節などを柔らかくすることを投手に伝えました。
オフには取り組むことを自分で考えて取り組んでもらいたいですね。
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■大垣日大出身投手 2016.12.23
私の知り合いの碧い衝撃さんの情報で新日鉄住金東海REXの森田貴之投手と葛西侑也投手が引退とありました。
両投手共に大垣日大出身で甲子園で活躍した投手です。
森田投手は2007年のセンバツ甲子園準優勝投手。決勝では、常葉菊川と対戦し同じく引退したヤマハの戸狩聡希投手(当時2年生)と投げ合ったことは有名。2人共に引退は寂しく感じます。
森田投手は夏も常葉菊川に敗れました。大学は明大に進み同じく夏準優勝の広陵の野村祐輔投手(広島)とエース候補と言われましたが大学では思ったような活躍が出来ませんでした。
新日鉄住金東海REXでもあまり登板がなく26歳で引退となりました。
続いて葛西侑也投手ですが、葛西投手は2010年、2011年とセンバツ甲子園に出場。2年生で登板した2010年には優勝した興南の島袋投手(ソフトバンク)と準決勝で投げ合いました。
その後、新日鉄住金東海REXに進み1年目から登板するなど活躍しましたが、その後は伸び悩んだ感じです。葛西投手の一つ上には阿知羅拓馬投手(中日)、一つ下は今年大学選手権で初出場初優勝した中京学院大のエース柳川優太投手がいて大垣日大としては最も強かった時代でしょうか。
奇しくも引退する葛西投手と入れ替わるように柳川投手が社会人の東邦ガスに進みます。葛西投手はまだ23歳だけに残念ですね。
ところで引退する森田投手と戸狩投手共に甲子園準優勝投手ですが、過去10年間の準優勝投手を調べてみました。
2007年春 森田貴之(大垣日大−明大−新日鉄住金東海REX)引退
2007年夏 野村祐輔(広陵−明治大−広島)
2008年春 大塚椋司(聖望学園−JX−ENEOS−大森石油)
2008年夏 戸狩聡希(常葉菊川−ヤマハ)引退
2009年春 菊池雄星(花巻東−西武)
2009年夏 伊藤直輝(日本文理−東北福祉大−ヤマハ)
2010年春 山崎福也(日大三−明大−オリックス)
2010年夏 一二三慎太(東海大相模−阪神−石川ミリオンスターズ )
2011年春 三好 匠(九州国際大付−楽天)
2011年夏 秋田教良(八戸学院光星−三菱重工広島)
2012年春 金沢湧紀(八戸学院光星−三菱重工広島)引退
2012年夏 金沢湧紀(八戸学院光星−三菱重工広島)引退
2013年春 安樂智大(済美−楽天)
2013年夏 横瀬貴広(延岡学園−神奈川大)
2014年春 溝田悠人(履正社−同志社大)
2014年夏 今井重太朗(三重−中部大)
2015年春 大澤志意也(東海大四−東海大)
2015年夏 佐藤世那(仙台育英−オリックス)
2016年春 浦大輝(高松商−立教大)
2016年夏 大西健斗(北海−慶応大)
2012年より前は引退する投手も増えてきましたが、1年でも長く投げてほしいですね。
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■年末 2016.12.22
今年もあと10日となりました。
年末といえば、「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」という番組がありますが、今年は12月30日の22時からTBSで放映されます。
年末年始の野球番組というと他には以下のような番組があります。
球辞苑 〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜 23:00〜 NHKBS1
あなたの夢、何ですか KAZU×大谷翔平 12月25日 0:10〜 テレビ朝日
中居正広の野球魂 12月27日 0:20〜1:10 テレビ朝日
史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016 23:00〜 TBS
夢対決2017とんねるずのスポーツ王は誰だ!! 5時間スペシャル 1月2日 18時30分〜 テレビ朝日
また、年末は年賀状の時期ですが野球ものの年賀状も今ではネットでもたくさんありますね。
ところで会社にはこの時期に関連会社からカレンダーが届き分配されますが、今年はオリックスに出向している方からオリックス・バファローズの卓上カレンダーが届き、私はそれを頂きました。
少年野球、中等部の野球収めの日も今度の日曜日となり、間もなく正月休みとなりますが、ウォーキングは続けて行いたいと思います。
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■引退投手 2016.12.21
今年は社会人野球で活躍した投手の引退が多くなっています。
現在分かっている引退する投手は以下となります。
阿部 正大(TDK)
櫻田 裕太郎(ホンダ)
河原 龍平(セガサミー)
中野ジャスティン(JX−ENEOS)
北原 郷大(JX−ENEOS)
戸狩 聡希(ヤマハ)
武内 仁志(ヤマハ)
佐伯 尚治(西濃運輸)
久保 亮輔(ホンダ鈴鹿)
壹岐 拓馬(ホンダ鈴鹿)
宮崎 太郎(ホンダ鈴鹿)
宇田川 雄一郎(三菱岡崎)
中山 勇也(三菱重工神戸・高砂)
堀田 健吾(三菱重工神戸・高砂)
上原 亘(ホンダ熊本)
この中では何と言っても佐伯投手と宇田川投手の両エースの引退。佐伯投手は都市対抗優勝と橋戸賞を獲得しての勇退。宇田川投手も長年、チームのエースとして孤軍奮闘の活躍でした。共にトヨタ自動車の都市対抗の補強でも活躍してくれました。
北原投手もJX−ENEOSの強い時代に活躍。2012年の日本選手権準決勝でトヨタ自動車が佐竹投手の熱投で延長で0対1で敗れた時に投げたことを思い出します。JX−ENEOSはその大会で優勝しました。
また、ヤマハの戸狩投手、武内投手は引退するには少し早いと思いますが、怪我もあってのことでしょう。
引退する投手にはご苦労様と言いたいですね。
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■ベースボールキング 2016.12.20
最近、ネットでよく見るものでベースボールキングというものがあります。
これは、スポーツ文化の普及啓蒙に貢献し、スポーツ文化の拡大、発展に寄与する目的で、「フロムワングループ」が運営している野球情報のHPです。
この中には、引退した三浦大輔投手が「まずは実際に手にとってみてのフィーリングが大事。そして愛情をもって手入れしていけば、それが手に馴染んでいつか自分の形になる。」
菅野智之投手の「小さい頃は耐久性が大事。たくさん道具を買ってもらえるわけではないので、重くて頑丈なものを長く使う。そうすれば道具をきれいに磨いたり、大事使っていく気持ちも身につくと思います。」など投手のプロが語る、正しいグラブ選びのポイントを紹介。
また、面白いところっではプロ野球の全選手年俸ランキングがあったり、知りたいことをベースボールキング編集部が足と頭を使って代わりに調べて発表する企画があったりします。
基本的にプロ野球が中心の構成になっていますが、アマチャア野球の情報もありニュースやコラムで楽しめます。
■ベースボールキング
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■21世紀枠地区候補決まる 2016.12.19
金曜日に来年のセンバツ高校野球の21世紀枠の各地区の候補が決まりました。
先日紹介した部員10名の京都の洛星と岩手の不来方は共に決まり、中村も決定しました。
東海地区も予想した多治見に決定しました。
各地区で選ばれた9校と推薦理由は以下となります。
北海道:富良野(道立)道8強
部員は全員が富良野地区出身の伝統校。秋季大会直前に台風による甚大な被害を受けながら8強入り。11中旬から4月上旬まで降雪期間でグラウンドが使えず、学校の廊下や教室を利用して練習している。春夏甲子園出場なし。1926年(大15)に創立した高等女学校が前身。50年(昭25)の統合により共学化。生徒数461人(女子274人)。全国大会出場経験のあるラグビー部や書道部など部活動も盛ん。
東北:不来方(岩手、県立)県準優勝、東北大会初戦敗退
1988年に開校。紫波郡矢巾町にある県立校。今秋は部員わずか10名で県大会準優勝。東北大会では初戦で八戸学院光星と対戦し0対2で敗れた。春夏甲子園出場なし。県内で最も新しい公立校で人文、理数、芸術、外国語、体育の5学系に分かれる。
関東:石橋(栃木、県立)県準優勝、関東大会初戦敗退
下野市内で唯一の高校。16年度は129人が国公立大学に進学する県内有数の進学校。土曜講座や課外授業などで、練習時間の制約が多い中、文武両道による活動で好成績を収めた。また野球障害の早期発見に関する機会を設けている。
北信越:富山東(富山、県立)県準優勝、北信越大会8強
1962年創立。毎年、多くの野球部員が国公立大学に合格する進学校。グラウンドは他部と共用のため、平日は内野部分しか使えないが練習を工夫し近年安定した成績。
東海:多治見(岐阜、県立)県優勝、東海大会初戦敗退
1923年多治見高等女学校として創立。今秋岐阜大会で初優勝。小学生を対象にふれあい野球教室を行っている。県大会に市民の応援団が駆けつけるなど地域から愛されている。
近畿:洛星(京都、私立)府8強
今秋は部員わずか10名で8強入り。「全員全ポジション野球」を掲げ全部員が投手、捕手、内外野を守ることができる。1955年創立の私立校。カトリック系の中高一貫の男子校。府内屈指の進学校として知られ、東大、京大などに多数合格。例年、京大には50名以上の合格者を送る。
中国:倉吉東(鳥取、県立)県4強
1909年、旧制倉吉中として創立。野球部は1913年の伝統校。10月に発生した地震の際に復興支援のためすぐさま部全体として動いた。今なおボランティアを継続中。
四国:中村(高知、県立)県優勝、四国大会初戦敗退
77年の第49回大会に甲子園初出場。部員12名ながらエース山沖投手を中心に準優勝を果たし「二十四の瞳」で注目を浴びた。今秋県大会決勝で明徳義塾に完封勝利し優勝と実力も十分。
九州:高千穂(宮崎、県立) 県準優勝、九州大会初戦敗退
1917年西臼杵郡立農学校として創立。天孫降臨など神話の里として知られる九州山地の中央部に位置。過疎化などの問題が深刻な地域を活性化させようという意欲が部内で非常に高い。地域への貢献活動も盛ん。来年創立100周年。
ところで、ちょうど1年前の12月20日の日曜日に九州に出張した際に時間があったので高千穂峡(下写真)に行ってきました。宮崎空港から車で約3時間近く走り高千穂高校を過ぎて高千穂に着きましたが、もう少しで阿蘇山という21世紀枠の推薦理由通りかなりの山奥で、そんな高千穂が県準優勝とは驚きです。
高千穂峡は「お〜いお茶」のコマーシャルでも有名なパワースポットでいい思い出となった場所です。 高千穂が果たして21世紀枠で選ばれるか注目しています。
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■JABA 2016.12.16
昨日、社会人野球ベストナインの表彰式が行われました。
投手部門を独占した佐竹投手が「この賞におごることなく、満足することなく精進を重ねていきたい」とのコメントが今日の中日スポーツに掲載されていました。
年々、円熟味を増している佐竹投手は現在33歳、既にレジェンド級ですが、どこまで現役を続けてくれるか注目です。
また、同時にJABAこと日本野球連盟は来年の公式大会の日程を発表。
北海道大会は東北大会に統合し、北海道大会兼東北大会となり日本選手権対象大会は1減。その1枠は近畿地区最終予選に加えられ近畿地区は4から5に増えました。
これで近畿は日本選手権対象大会に優勝しなくても10チーム中5チームの半分は出場できるという地区の不公平さが以下のように更に出てしまうこととなりました。
また、日本選手権対象大会は日立市長杯、長野県知事旗、ベーブルース杯の参加数を12チーム16チームに増やすとのことです。
これらの変更は、諸般の情勢を鑑みてのようです。費用面での負担もあるのでしょう。
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■21世紀枠地区代表校明日決定 2016.12.15
明日、来年のセンバツ高校野球21世紀枠の全国9地区の代表校が選出されます。
今年の各県の代表校では、京都の洛星と岩手の不来方は部員10名と驚きです。
関西有数の進学校の洛星にいたってはマネージャーもいなくて練習だけでなく、公式戦では記録員やボールボーイにも人手がいるので大変でしょう。
昔、1974年のセンバツに出場した徳島の池田高校は部員が11名であることから「さわやかイレブン」と呼ばれ、その3年後の1977年のセンバツに出場した高知の中村高校が部員12名で、人気小説になぞらえ「二十四の瞳」と呼ばれました。
奇しくも今回は、その中村も四国の21世紀枠で有力と思われています。
ところで、この21世紀枠ですが2001年から部員不足やグラウンドがない、豪雪地帯といった学校、地域の特性などの困難を克服した学校やボランティア活動といった野球以外の活動での地域貢献で他校の模範となる学校を選出。
今までで、私立が選ばれたのは2013年の高知の土佐のみ、後は公立が選ばれています。今までの最高位は2001年の宜野座と2009年の利府のベスト4です。
また、過去の16年間で最も選ばれている地区は東北の9校、続いて四国の7校、近畿の6校と続き、東海に至っては最も少なく2008年の成章と2015年の豊橋工の2校です。
どこが選ばれるか予想するのも面白いと思いますが、まず明日の地区でどこが選ばれるか注目です。
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■体幹トレーニング 2016.12.14
冬のトレーニングとして定着した体幹トレーニングですが、投手が行うといいメニューについて考えてみました。
まずは、うつ伏せ足上げ下げ背筋です。
これは、上半身を起立させたり背筋を伸ばす脊柱起立筋と太ももの裏側のハムストリングを鍛えるものです。
うつ伏せになりのように万歳した状態で、右手と左足を同時に上げ、右手と左足を下ろしていくときに左手と右足を上げます。これを20回ぐらい行うといいでしょう。
次に、片足立ちでの股関節回しです。
これは股関節を鍛えバランスを良くするものです。
中腰姿勢で片足で立ち上げている方の足を股関節を意識しながら右回しを10回行いその後で反対周りを10回行うといいでしょう。これをバランスを崩さないように行うのがポイントです。
上記はほんの一例ですが、他にも軸を乱さないようにバランスを保つトレーニングは投手にいいトレーニングです。この冬に取り組むといいでしょう。
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■野球検診 2016.12.13
うちの少年野球チームも所属しているジュニアベースボール愛知で実施している野球検診の模様が今日の中日スポーツに掲載されていました。
野球検診は、投球障害予防についての講義、検診(超音波エコー検査、身体所見、関節可動域・柔軟性の測定、問診・アンケート・身体測定)、結果フィードバックという流れです。
費用は1名500円と格安。
これはエコー検査で野球肘の早期発見が狙いで、今回は野球肘のガンと呼ばれる肘離断性骨軟骨炎(OCD)と診断された選手が3名いたようです。
全体としては前回の診断で3%ぐらいだったのが6%に増えていて、早期発見すれば完治できるとのこと。痛みが出る前に診断したいものです。
診断は可動域も測定するなど5項目の測定があるようです。申し込みは既に終了しているので来年はうちも申し込みたいと思います。
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■入場券 2016.12.12
今年もあと20日を切りました。
今年は元旦に引いた大吉が利いたのかトヨタ自動車が念願の都市対抗優勝を果たし最高の1年となりました。
私も地方大会、都市対抗、日本選手権と全ての大会を観戦でき感動を頂きました。
高校野球も教え子が頑張ってくれた年でした。
今年は入場券を記念に残しておきました。以下は全てではありませんがその一部です。
また、社会人野球の選手はこの時期に少年野球教室など行っていて昨日はトヨタ自動車を含め愛知県では6チームが、先週は都市対抗準優勝の日立製作所が日立市で少年野球教室を行っています。
オフになっても忙しそうです。
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■都市対抗優勝祝賀会&ベストナイン 2016.12.9
昨日、トヨタ自動車の都市対抗優勝祝賀会がトヨタ会館で盛大に行われました。
祝賀会には日本野球連盟の市野会長、豊田市の太田市長、関係先、大学や高校の監督や部長、会社役員、選手上司、トヨタ出身のプロ野球選手、野球部OB、選手など総勢400名程でした。
祝賀会は選手入場、挨拶、鏡開き、記念品贈呈、プロ野球OB紹介、チーム代表挨拶など行われました。
挨拶の中では、冒頭で日本野球連盟の市野会長の挨拶で昨日、社会人ベストナインの最終選考で佐竹投手、源田遊撃手、多木外野手がベストナインに選ばれたことをお話しされました。
佐竹投手はベストナインの他に最多勝利投手賞8勝0敗(9試合)、最優秀防御率賞0.806(9試合 67回 失点7 自責点6)の投手部門の全部の賞を総ナメでした。
■2016年度 社会人野球表彰者一覧
トヨタ自動車出身のプロ野球OB紹介では古田氏が代表挨拶。後ろには錚々たるメンバーが並びました。
挨拶
古田敦也捕手(1989年ヤクルト2位)
左から
吉鶴憲治捕手(1992年中日4位)
山田広二内野手(1994年中日3位)
山北茂利投手(1999年中日3位)
安藤優也投手(2001年阪神自由枠)
金子千尋投手(2004年オリックス自由枠)
吉見一起投手(2005年中日希望枠)
中澤雅人投手(2009年ヤクルト1位)
荻野貴司外野手(2009年ロッテ1位)
荒波翔外野手(2010年横浜3位)
祖父江大輔投手(2013年中日5位)
木下拓哉捕手(2015年中日2位)
こうみても上位指名が多いことが分かります。
また、私は中京大中京の大藤さん・高橋監督、愛工大名電の倉野監督、尽誠学園の松井監督、佐竹投手の母校の土庄の岡田顧問、プロスカウトの由田さん(オリックス)、大久保さん(横浜)、藤本さん(巨人)、山田さん(楽天)他とお話しが出来ました。
その中で、気になっていた退団する阪神の北村スカウトさんとお話が出来ましたが、来年は独立リーグの福井ミラクルエレファンツで監督を務められるとのことでした。お世話になった方だけに頑張ってもらいたいと思います。
■福井ミラクルエレファンツ監督
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■ジェイプロジェクトが変わる 2016.12.8
社会人野球のジェイプロジェクトに大石大二郎氏の就任発表の記者会見が昨日ありました。
ジェイプロジェクトは2012年以降、都市対抗で予選敗退が続き辻本監督が退任し大石氏に監督を要請し承諾しました。
大石氏はオリックスの監督も務めたことからプロ野球の監督出身としては野村監督以来となります。
また、神谷貴之投手を始め発足当時の11名の選手が勇退。来年は17名を採用し最終的には40名の大所帯を考えているようです。
今日の中日スポーツによると1年で都市対抗優勝を目指すとの意気込みでした。
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■東海地区連盟表彰選手 2016.12.7
昨日の中日スポーツに社会人野球の東海地区連盟表彰選手が掲載されていました。
ベストナインの投手には佐竹投手。佐竹投手は同時に最優秀防御率も獲得しています。
他の投手では武田賞に近藤均投手(王子)、山下大輝投手(西濃運輸)。優秀投手賞にはプロ入りする平井克典投手(ホンダ鈴鹿)、池田駿投手(ヤマハ)が選ばれました。
また、2016年度社会人野球ベストナインは3次選考まで終了し投手では10名に絞られ、東海地区では佐竹投手、近藤均投手、平井克典投手、池田駿投手の4名が残っています。
ベストナインは間もなく発表され最終的には佐竹投手が選ばれるのは間違いないと思いますが、ベストナインの選考を見ても東海地区が頑張った1年でした。
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■4年前の投手の今 2016.12.6
4年前の高校時代にドラフト候補と言われた投手の中で東海地区の投手の投手の今と、今後の進路を追ってみました。
濱田 達郎(愛工大名電−中日2位指名)
丸山 泰資(東邦−東海大−中日5位指名)
小曽根 圭吾(至学館−専大−キャプティ)
秋田 千一郎(市岐阜商−国際武道大)打者に転向
辻 空(岐阜城北−広島育成1位)
大蔵 彰人(大垣西−愛院大−徳島インディゴソックス)
竹内 諒(松阪−早大−ホンダ鈴鹿)
三浦 浩太郎(三重−法大−?)
高校時代に決勝で戦った濱田投手と丸山投手は同じ中日となりました。小木曽投手は東京ガスグループのキャプティで軟式野球に転向。
竹内投手は来年ホンダ鈴鹿で見ることが出来ます。大蔵投手は今年は怪我にも泣かされ徳島インディゴソックスで再出発とそれぞれの道を歩みますね。
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■進路、人事 2016.12.5
高校野球も12月に入りオフシーズンとなりました。公式戦が出来るのは来年の3月19日の春季大会以降となります。
また、そろそろ高校生や大学生の進路も新聞などの情報から少しずつ見えてきました。
トヨタ自動車も投手は13名と大所帯に加え来年は、左の諏訪洸投手(下妻第二−亜大)、村川翔太投手(浜田−中大)、右アンダーハンドの吉野和也投手(日本文理−早稲田大)を加え16名もの投手陣となります。
今週の木曜日には都市対抗優勝パーティーもあり新たに新人も紹介されるかもしれません。
それから、この時期は色々人事も変わる頃で、阪神は、中尾孝義スカウト、北村照文スカウトのベテラン2人と来季の契約を結ばず、今季限りで戦力外となった筒井和也投手をスカウトに転身させるなどのフロントの世代交代人事を進める方針であることになりました。
阪神はスカウトも超変革といったところでしょうか。経験や人脈、スカウトとしての能力を評価するならば、このタイミングで同時に2人を辞めさせることの説得力に欠けるとの記事でした。北村さんは愛知担当でもありよくお会いした方で親しくさせて頂いていて10月の伊勢・松阪大会にもお話させて頂きましたが残念です。
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■軟式のボールが変わる 2016.12.2
全日本軟式野球連盟と野球ボール工業会が昨日、軟式球の規格を変更するとの発表がありました。
新規格のボールは従来品よりバウンドを抑える一方で、表面のくぼみ部分の面積を広く改良するなどして飛距離は維持。
硬式球に近い感覚でプレーできます。軟式と硬式の移行をしやすくし、野球文化を拡大させることが主な狙いです。
ボールは、一般向けのA号と中学生向けのB号を統一し、新たにM(メジャー)号として来年12月に発売予定。
小学生向けのC号はJ(ジュニア)号となり、2018年後半の発売を目指します。
小学生にとっては1ミリ大きく、1グラム重くなり、中学生には2ミリと3グラムそれぞれ増えます。
これで従来よりバウンドを抑える一方で飛距離を維持し硬式球に近い感覚でプレーでき硬式への移行をしやすくします。
私のように軟式の指導者にはいいことですね。
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■社会人野球ベストナイン1次選考 2016.12.1
昨日、社会人野球ベストナイン1次選考の121名が選出されました。
この中で投手は40名ですが、間違いなく佐竹投手がベストナインに選出されるでしょう。佐竹投手は2年前に続き最多勝利投手賞、最優秀防御率賞の総ナメの可能性もあります。
また、トヨタ自動車からは多木選手も選出されると思います。多木選手は同時に首位打者賞の可能性もあり、ショートでは源田選手の可能性もあります。
一方、日本選手権で優勝したヤマハからも誰か選ばれるのではないかと思い、東海地区の躍進が目立った今年の社会人野球が象徴される選考になるでしょうか。
ベストナインは2、3次選考を経て最終選考でDHを含む10名を決定。最終結果は12月8日に発表されます。
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■プレートの上に軸足を乗せる 2016.11.30
昨年から夜のGoingで「亀梨和也のプロ野球プロジェクト」という番組があります。
110キロ程度の亀梨さんが140キロの速球を目指すというものです。
これにはプロ野球の投手の元に行き直接スピードアップの極意を伝授してもらうというものです。
その中から、沢山の気付きがあるので少しずつ紹介します。
最初は前田健太投手がプレートの上に軸足を乗せる目的です。
前田投手曰くプレートの上に軸足の右半分を乗せると、そもまま体を倒れれば自然にステップ出来るというものです。
プレートの前におけばステップには自分の下半身の力が必要だが、プレートに半分掛けるだけで自然にステップが出来るというもの。
また、プレートに半分掛けると軸足の蹴りも利用できます。これは、足を上げた時になかなかバランスを保つのが難しいと思いますがチャレンジしてもいいのではないでしょうか。
前田投手は他に、手を下した時に力を抜く、手首は立てるのではなく少し傾けた方がボールに力が伝わる、踏み出したつま先は少し内側に入れてブレーキを掛けるということが参考になりました。
もう1年以上続いているプロジェクトですが、楽しく見させてもらっています。
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■ユニバーシアード代表候補選考合宿 2016.11.28
土曜日から今日にかけて、来年8月の第29回ユニバーシアード(台北)の代表候補選考合宿が松山で行われています。
合宿には51名の選手が集まり投手は以下の18名が参加しています。
斉藤 大将(明治大3−桐蔭学園)
葛川 知哉(青学大3−大阪桐蔭)
東 克樹(立命大3−愛工大名電)
岡田 和馬(近畿大3−南陽工)
近藤 弘樹(岡商大3−安佐北)
草場 亮太(九産大3−伊万里商)
阪本 大樹(関西大3−履正社)
伊藤 将司(国武大2−横浜)
寺沢 星耶(上武大2−佐久長聖)
小島 和哉(早 大2−浦和学院)
清水 昇(国学大2−帝京)
松本 航(日体大2−明石商)
青島 凌也(東海大2−東海大相模)
横川 楓薫(東海大2−日南学園)
福島 孝輔(同 大2−大阪桐蔭)
栗林 良吏(名城大2−愛知黎明)
津森 宥紀(東福大1−和歌山東)
森下 暢仁(明治大1−大分商)
3年生にとっては来年がドラフトとなり有力な斉藤投手、葛川投手、草場投手も選ばれています。東投手も148キロまでスピードアップしており今年は8勝3敗で春MVPと活躍しています。
2年生は小島投手、寺沢投手、青島投手など個人的にも高校時代から知っている投手が多く、追加された栗林投手も期待しています。
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■身体が硬いとは 2016.11.25
ある野球のコラムで身体が硬いとはというものがありました。
スポーツを行うにあたって、筋肉や関節の柔軟性はとても重要な要素です。
人間の身体には、1つの関節に対して2つの筋肉が表と裏で対になるように配置されており、一方が縮むともう一方は脱力して伸びるように相反した動きをします。
この表と裏の筋肉のバランスをとるコントロールシステムがうまく機能していないことが、“身体(関節)が硬い”原因であると言われています。
一方の筋肉が縮みたいのに、もう一方の筋肉も縮もうとしていれば、この関節の動きはスムーズとは言えませんし、曲げ伸ばしもうまくいかない“硬い関節”となるわけです。
人によっては加齢や運動不足により、細かい筋肉の動きをコントロールする神経ネットワークが退化・単純化してしまい、コントロール不良になっていることも考えられます。
しかしながら、この神経ネットワークの発達は、8〜9歳にかけての運動量によって決まってしまうと言われています。
つまり、子どもの頃よく動いていた人は、大人になっても身体が柔らかく、歳を経ても柔軟性が維持できている可能性があるのです。
では、一度硬くなってしまった身体は、柔らかくならないのかというと、決してそういうわけではありません。
一度退化してしまった神経ネットワークを復活させることはできませんが、意識的にダイナミックに筋肉を動かすことで、新たな神経ネットワークを形成することも期待できます。
ストレッチ運動やトレーニングなどを行う際は、動いている筋肉を意識して運動量を増やすように心がけることで、“硬い身体”を少しでも“柔らかい身体”に変化させましょう。
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■1年生大会 2016.11.24
最近の高校野球では秋に1年生大会を行う県が増えています。
昨日は愛知県で1年生大会の決勝が行われ東邦が中京大中京に9対1のコールドで勝利し優勝しました。
3位決定戦は星城が享栄に8対5で勝利しています。
また、三重県の1年生大会は11月12日に決勝が行われ津商が三重に6対2で勝利し優勝。
その他、沖縄では創部2年目の通信制の未来沖縄が初優勝しています。監督は沖縄水産、那覇商業を率いて甲子園にも出場した神山昂氏。
神山氏は豊見城や沖縄水産で監督を務められた故・栽弘義さんの弟子にあたります。
1年生大会は最上級生になった時のことも占える大会でもあります。愛知では東邦が扇谷莉投手ら投手もいいと聞いています。来年、強くなっているかも注目です。
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■2017年ドラフト候補投手 2016.11.22
少し気は早いですが来年、ドラフト解禁になるドラフト上位候補をスピード順に並べてみました。
鈴木 博志(ヤマハ)154キロ
西村 天裕(NTT東日本)153キロ
永野 将司(ホ ン ダ)153キロ
菊地 翔太(JR九州)152キロ
平岡 敬人(中部学院大)152キロ
馬場 皐輔(仙台大)152キロ
鍬原 拓也(中央大)152キロ
嶽野 雄貴(西濃運輸)152キロ
近藤 弘樹(岡山商科大)151キロ
鈴木 康平(日立)151キロ
草場 亮太(九州産業大)151キロ
岡林 飛翔(菰野)151キロ
高橋 遥人(亜細亜大)151キロ
村田 健(西部ガス)150キロ
栄 光貴(日本新薬)150キロ
田嶋 大樹(JR東日本)150キロ
石田 光宏(東京ガス)150キロ
柳澤 一輝(早大)150キロ
宮台 康平(東京大)150キロ
柏原 史陽(JX−ENEOS)150キロ
ドラフト解禁組は上記の20名となりますが、現在150キロ以上では50名を超えています。
こう並べてみると、今年は高校と大学にドラフト上位がいたのに比べ、来年は社会人と大学生投手が上位を占めそうです。
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■トライアウト 2016.11.21
11月12日にプロ野球を戦力外になった選手のトライアウトが甲子園で行われました。
今年のトライアウト参加者は65名、その中で投手は42名で昨年が33名だったことを考えると、今年は高校・大学の好投手が多くドラフトで多く指名された影響を受けた投手が多かったといえるでしょう。
投手42名を年齢順に並べると以下となります。
久本祐一(広島、37才)
久保裕也(DeNA、36才)
長田秀一郎(DeNA、36才)
新垣渚(ヤクルト、36才)
香月良太(巨人、34才)
伊藤義弘(ロッテ、34才)
荻野忠寛(元ロッテ、34才)
矢貫俊之(巨人、32才)
木村優太(ロッテ、31才)
白仁田寛和(オリックス、31才)
西村憲(元阪神、30才)
寺田哲也(ヤクルト、29才)
相沢晋(楽天、29才)
江村将也(元ヤクルト、29才)
鶴直人(阪神、29才)
万谷康平(DeNA、29才)
巽真悟(ソフトバンク、29才)
宮田和希(西武、28才)
冨田康祐(元DeNA、28才)
西原圭大(広島、28才)
加藤正志(楽天、27才)
植松優友(元ロッテ、27才)
山口嵩之(西武、27才)
吉原正平(ロッテ、27才)
金伏ウーゴ(巨人、27才)
大田阿斗里(オリックス、27才)
坂寄晴一(オリックス、26才)
中崎雄太(西武、25才)
佐藤峻一(オリックス、25才)
金平将至(日本ハム、25才)
川満寛弥(ロッテ、25才)
岩本輝(阪神、24才)
伊藤拓郎(元DeNA、23才)
西川健太郎(中日、23才)
古村徹(元DeNA、23才)
中川誠也(中日、23才)
川崎貴弘(中日、23才)
佐村・トラヴィス・幹久(阪神、23才)
北方悠誠(元ソフトバンク、22才)
田原啓吾(巨人、22才)
児山祐斗(ヤクルト、21才)
石垣幸大(中日、20才)
25歳までの20歳前半は15名もいて、特に中日は早く戦力外にしてしまう結果が出ています。
個人的には、2年前にいなべ総合のエースだった石垣投手が早過ぎで、山口嵩之投手もトヨタ自動車にいたので残念です。
トライアウトでは巽真悟投手がMAX148キロで最速、約半分の投手は140キロ以上を出す結果。まだまだ現役でやれる投手が多いのではないでしょうか。
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■明大が優勝 2016.11.17
明治神宮野球大会は大学の部の決勝が行われ明大が桜美林大を5対2で下し5年ぶりの優勝を果たしました。
決勝では、連投の中日ドラフト1位の明大の柳投手が先発し4回2失点、2番手はヤクルト2位の星投手が5回無失点の力投でリードを守り切りました。
桜美林大のロッテドラフト1位の佐々木投手も2日前に8イニング投げ、疲れもあったと思いますが5回につかまり4失点で降板しました。
決勝で投げた3名のプロ入り投手は即戦力で投げられるのではないでしょうか。特に柳投手、佐々木投手は先発ローテーション入りが期待されます。
これで今シーズンのアマチャア野球の公式戦は終了しオフシーズンとなりました。
トヨタ自動車も2日前に納会が行われました。プロ入りする源田選手を始め福田選手、二葉捕手らが引退します。
福田選手も二葉選手も一時代を築いた選手。二葉捕手は日本一厳しいとされる大学に入学しコーチとして指導者の道を歩みます。日本選手権で4度の日本一で3度は二葉捕手が正捕手として大きくチームに貢献。侍ジャパンにも選ばれて活躍していて性格も良い人格者。今後の指導者としての活躍も楽しみです。
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■履正社が優勝 2016.11.16
明治神宮野球大会は高校の部は決勝で履正社が早実に11対6で勝利し初優勝を達成しました。
これで近畿はセンバツ高校野球の枠が1つ増えました。
負けた早実は清宮選手が久々のホームランで先制しましたが、履正社エースの竹田投手が登板した4回以降無得点でした。
早実は負けましたが日大三は関東と東京で枠が1あるので日大三のセンバツ出場の道は残っています。
また、大学の部は準決勝で明大と桜美林大が勝利し今日、決勝が行われます。
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■早稲田と履正社が決勝進出 2016.11.15
明治神宮野球大会は高校の部は準決勝で早実と履正社が勝利しました。
早実は清宮選手が注目されますが、1年生4番の野村選手が清宮選手のペースを上回る通算23号を含む活躍で勝利、履正社も7対2で快勝し今日決勝を迎えます。
お互い投手は継投で戦っていますが投手力は完投能力がある竹田祐投手、田中雷大投手がいる履正社がやや有利でしょうか。
どちらが優勝しても神宮枠は東京か近畿に与えられます。
早実が勝てば東京の決勝で惜敗した日大三が有力。履正社が勝てば近畿は枠が6つから7つに増え、準々決勝で敗れた智弁学園、報徳学園、高田商、上宮太子から3校選ばれると思われます。
準々決勝の結果をみると智弁学園、報徳学園は2点差以内での敗退。枠が増えれば準々決勝でコールド負けした上宮太子、高田商から1校選ばれるのが通常です。
しかし、近畿は県の横並びなど地域性を重んじる風潮にありベスト4に残った履正社(大阪)、神戸国際大付(兵庫)、大阪桐蔭(大阪)、滋賀学園(滋賀)と智弁学園(奈良)、報徳学園(兵庫)となると大阪2、兵庫2、滋賀1、奈良1となり高田商(奈良)、上宮太子(大阪)は選ばれにくい点もあります。
1回戦で敗れた県1位校の和歌山東(和歌山)、東山(京都)の選出もありそうです。
ところでセンバツの出場校は地区によって、かなり隔たりがあり以下のようになっています。
北海道 約260校 1枠 260分の1
東 北 約440校 2枠 220分の1
関 東 約800校 4.5枠 178分の1
東 京 約260校 1.5枠 174分の1
北信越 約320校 2枠 160分の1
東 海 約440校 2枠 220分の1
近 畿 約560校 6枠 94分の1
中 国 約280校 2.5枠 100分の1
四 国 約170校 2.5枠 68分の1
九 州 約550校 4枠 138分の1
明治神宮枠 1枠
21世紀枠 3枠
これをみると北海道、東北、東海はセンバツ出場は厳しい枠数となっています。
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■名城大が敗退 2016.11.14
金曜日から始まった明治神宮野球大会は大学の部で名城大が上武大と対戦しましたが惜しくも1対2で初戦敗退となりました。
22年振りに出場した名城大はエースの栗林投手が強打の上武大に好投しましたが、4回1アウト満塁の好機を逃がすなど決定打を欠き残念ながら初戦敗退となりました。
一方、高校の部は2回戦が終了し早稲田、福岡大大濠、履正社、札幌第一がベスト4進出。静岡も早稲田に惜しい試合でした。
また、ここまで投手の球速ランキングは小野泰己(富士大)152キロ、星知弥(明治大)151キロが150キロ超えで寒さもあってスピードは出にくい状況です。
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■愛知の21世紀枠に桜丘 2016.11.10
高校野球は秋季大会が終了し明日から明治神宮野球大会が始まります。
一方、明治神宮野球大会に出場しない高校の中ではセンバツへの21枠候補が各県から選出されています。
その中で、愛知は東海大会で優勝した静岡に善戦した桜丘が選出されました。選考理由は野球部だけでなく学校全体がボランティアなどに取り組んでいることが評価されたようです。原悠莉投手が好投手なので選考の一つになったのではないでしょうか。
また、東海地区では静岡が県16強の韮山に決定。岐阜はまだ選出されていませんが、多治見あたりでしょうか。三重は近大高専か四日市あたりでしょう。
東海地区から選ばれるのは岐阜で多治見が選ばれれば東海大会にも出場していて濃厚のような気もします。桜丘が私立なので厳しいようにも思えます。
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■ヤマハが初優勝 2016.11.9
社会人野球の日本選手権は決勝が行われヤマハが日本通運を3対2で勝利し初優勝を果たしました。
この試合、先発の池田投手がが8回途中まで1失点10奪三振の好投、繋いだ九谷投手が9回1点を失い尚もノーアウト3塁のピンチを逃げ切り初優勝となりました。
ヤマハは大会を通じて大量得点で先制。この日も6回に河野選手の2塁打などで3点を奪い、守っては巨人4位指名の池田駿投手が好投しMVPを獲得する好投で初優勝となりました。
特にヤマハは都市対抗予選から打線が好調で1試合平均5.2点を奪い、失点は1試合平均2.4点と心配な投手陣を支えました。池田投手も都市対抗予選ではかなりの制球難でしたが、今大会は四球が少なく試合を作れました。また、九谷投手はリリーフとして渡邉投手が抜けた穴をシーズンを通じ守り抜きました。
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■ヤマハが決勝進出 2016.11.8
社会人野球の日本選手権は準決勝が行われました。
1試合目はト日本通運対王子は接戦となり王子が1点リードで最終回に7回から登板したエース近藤投手でしたが惜しくも2点を奪われ5対4で日本通運が勝利。
2試合目はヤマハ対大阪ガス。打線好調のヤマハはこの日も初回に4点を奪い今シーズン初先発のナテル投手が1、2回に失点するも5回2失点。6回からは伊藤投手が無失点で4対2でヤマハが勝利しました。
これで決勝は日本通運対ヤマハの対戦となりましたが日本通運が優勝すれば22年振り、ヤマハは初優勝となります。東海勢に3連勝で日本通運が優勝するか、攻撃陣が決勝でも爆発し初優勝するか先発予想の池田投手が踏ん張れるかも注目です。
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■トヨタ自動車が敗退 2016.11.7
社会人野球の日本選手権は2回戦が終了し、昨日は準々決勝の4試合が行われました。
1試合目はトヨタ自動車対日本通運。私は母の三回忌で四国に帰っていたので応援に行けませんでした。
トヨタ自動車は先発が2回戦に続き伊勢大会で日本通運に完投勝ちしている藤田投手でしたが、2回戦同様に初回に失点6回には不運ながら2失点と試合を作れませんでした。
一方、トヨタ自動車打線は3回に同点に追いついきましたが、都市対抗ほどの勢いがなく打線好調はこの日も2塁打2本を放った多木選手と源田選手ぐらいで1番から4番までの上位に当たりがありませんでした。
結局、試合は9回に1点を返しましたが2対3で日本通運に敗れ、都市対抗に続く連覇は達成できませんでした。
大会を通じて5番、6番のレフトとDHを試合毎に入れ替える作戦でしたが、これも上手くいかなかったトヨタ自動車で、投手は佐竹投手に続く投手が急務で藤田投手らの登板も多く来年以降を見据えた起用でもありました。
これで、トヨタ自動車は今シーズンが終了。佐竹投手に加え多木選手もベストナインに選考されるのではないでしょうか。
その他、ベスト4には大阪ガス、王子、ヤマハと東海勢が2チーム残り王子は近藤投手の活躍で初のベスト4入りとなりました。
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■河原選手がサヨナラヒット 2016.11.4
社会人野球の日本選手権の2回戦、トヨタ自動車の応援に行ってきました。
相手は昨年の1回戦で1対2で敗れている三菱重工広島。先発も昨年同様トヨタ自動車が藤田投手、三菱重工広島が侍ジャパンにも選ばれた鮫島投手。
初回、三菱重工広島は先頭の市原選手に初球をセンター前に打たれ、バントで送られた後、2死を取ったものの4番の井口選手がレフトへのハーフライナー。この日、レフトに入った本来なら内野の瀧野選手の前に落ち先制されました。
トヨタ自動車先発の藤田投手はその後も調子が上がらず、3回には1アウト1、3塁から一塁に暴投し2点目を奪われました。
一方、三菱重工広島先発の鮫島投手は昨年同様両コーナーを際どく攻め5回までほぼ完ぺきでした。
トヨタ自動車は6回にようやく1アウト1、2塁のチャンスを作ったものの4番樺澤選手がダブルプレー、7回には1アウト1塁から多木選手のライトフェンス直撃の2塁打を放ったものの細山田選手が打ち取られ、この回も得点ならずと思ったところ鮫島投手がワイルドピッチで1点を返しました。
8回、残り2回で後がなくなりつつあるトヨタ自動車は先頭の藤岡選手が四球、送った後に疲れが見えてきた鮫島投手はここで交代。代わった野上投手から河原選手がヒットで繋ぎ3番手秋田投手から4番樺澤選手が犠牲フライを放ち同点。
トヨタ自動車は3回途中から川尻投手が登板。この川尻投手の調子が良く三菱重工広島の流れを抑え、7回からは佐竹投手にスイッチ。三菱重工広島は鮫島投手が降板したことから試合は完全にトヨタ自動車ペースとなりました。
しかし、同点に追いついたトヨタ自動車ですが、その後のチャンスも後、1本が出ず試合は延長11回が終了し12回からは延長サドンデスへ。
1アウト満塁からの延長サドンデスは佐竹投手が3番実政選手を追い込んだ後にファールで粘られ一球インコースを突いた球がデッドボール。避けなかったものの判定は変わらず1点を奪われましたが、4番井口選手はピッチャーフライ、5番松永選手をショートゴロに抑えました。
その裏、トヨタ自動車は私も思った通り1番の藤岡選手からの打順を選択。藤岡選手は四球を選び同点。北村選手は三振したものの3番河原選手が左中間にサヨナラヒットを放ちトヨタ自動車がサヨナラでベスト8を決めました。
この試合、トヨタ自動車は先制されミスから追加点も奪われるなど、らしくない試合。6回終了した時点では相手が鮫島投手ということもあり敗戦が見え選手も少しあせりが出てきたように思える試合でした。しかし、それまで鮫島投手から粘って投球数を増やしたことから交代まで追い込み試合をものにしました。
トヨタ自動車は今年の勝利した試合の中では最も厳しかった試合となりましたが何とか勝利。個人的には前から気になっていた甲子園準優勝投手で8回から登板した三菱重工広島の秋田教良投手(八戸学院光星)が登板し最後に打たれましたが、頑張っている姿を見て満足でした。
試合はちょうど4時間、終わったのは22時を過ぎ、帰ってきたのは2時30分。長くも勝利で疲れも吹っ飛ぶ1日でした。
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■明治神宮野球大会 2016.11.3
来週末から始まる明治神宮野球大会の組み合わせが決まりました。
まだ、代表が決まっていない大学も高校もありますが今まで決まっている中では、大学の部は名城大が2回戦で関東5連盟第2代表と富士大の勝者と対戦します。
もし富士大と対戦すると阪神2位指名の小野泰己投手と栗林投手の投げ合いがあるかもしれませんね。
また、高校の部では静岡が今日決勝戦のある東京の代表と対戦します。日大三になるか早稲田実になるか注目です。
それから、今日は社会人野球の1回戦の最後で東京ガス対ヤマハと2回戦のトヨタ自動車対三菱重工広島の試合があります。
私は午後から移動しトヨタ自動車の応援に行きますが鮫島投手の先発と思われるのでどれだけ打線が打てるかがカギとなりそうです。トヨタ自動車も佐竹投手で行くのか昨年悔しい思いをした藤田投手で行くのか注目されます。
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■祝!日ハム日本一 2016.11.2
既に終了したプロ野球日本シリーズですが日本ハムが広島を下し2連敗から一転、4連勝の逆転で10年ぶり3度目のシリーズ制覇を果たしました。
投手の交代で型にこだわった広島が早目の交代など型を破った日本ハムに敗れた感のあるシリーズで短期決戦で日本ハムが一枚上だったでしょうか。
その中で私の高校時代のチームメイトで親友でもある白井一幸内野守備走塁コーチ兼作戦担当コーチの存在も大きかったように思います。
白井一幸ことカズは10年前の日本ハムが日本一になった時にヒルマン監督のヘッドコーチで参謀でした。
一時、横浜DeNAに2軍監督や1軍コーチで在籍していた時期がありましたが、2014年から日本ハムに戻って同級生の栗山監督の参謀となりました。
カズは栗山監督と寄り添い相談し合う場面がテレビでもよく映し出されていました。両軍のベンチで唯一日本一を知るカズの存在も大きかったでしょう。
私は優勝の瞬間を日本選手権で京セラドームから帰る時に知りました。優勝おめでとうのメッセージを携帯で送ったところ、ありがとうの返事が返ってきました。
年齢的にも油が乗っていて栗山監督の次の監督になってもらいたいとの思いは他の同期も願うところでもあります。それが最後のチャンスではないでしょうか。
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■名城大が代表権獲得 2016.11.1
土曜日から始まった愛知・北陸・東海地区 3連盟大学野球王座決定戦は準決勝で勝ち上がった名城大と中京大の決勝が行われ名城大が中京大にサヨナラ勝ちし明治神宮大会への切符を手にしました。
決勝戦は2対1でリードしていた中京大でしたが8回に同点した後、最終回にサヨナラ勝ちで劇的な逆転勝ちでリーグ戦の雪辱を果たす結果となりました。
また、同じく土曜日から始まった愛知大学野球の入れ替え戦は愛知大が日福大に連勝し1部に春転落から早くも復帰することになりました。
続いて、東海地区高校野球秋季大会は静岡が優勝、至学館が準優勝で両校が来年のセンバツ甲子園の出場が事実上決定しました。
準決勝では有利と思われていた中京大中京が至学館に最終回2アウトからサヨナラ負け。至学館は県予選に続き粘り強さを見せました。
それから、日本選手権3日目ではJR東海が富士重工業に5対7で敗れました。投手陣が踏ん張れず投打が噛み合わない今年のJR東海を象徴するような試合でした。
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■トヨタ自動車2回戦へ 2016.10.31
社会人野球の日本選手権が開幕しました。
初日の土曜日にトヨタ自動車の応援に行ってきました。相手は都市対抗の準々決勝で対戦したNTT東日本。
トヨタ自動車の先発はエース佐竹投手。
佐竹投手は立ち上がり140キロ中盤のストレートで押すピッチング。球も低目に集まりホームベースが近く見えるという絶対的に自信のあるマウンドで調子も良かったように思えます。ただ、決めに行った際どいインコースの球を何度かボールの判定。加えて詰まった当たりがポテンヒットになりチェンジアップには手を出さない感があり、ボークを取られ盗塁もされ、捕手が後逸するミスなどもあり研究されている印象で、上手くリズムをつかめない序盤でした。しかし、ピンチにはギヤが上がり7回まで無失点でした。
一方、打線はNTT東日本先発の左腕、沼田投手に4回までいい当たりもなくノーヒット。6回に源田選手のヒットから送りバントが相手捕手が人工芝に足をとられ1塁に悪送球で一気に源田選手がホームインで先制。その後、北村選手のヒット、河原選手の犠牲フライ、樺澤選手のタイムリーで3点を奪いました。
佐竹投手は8回にタイムリーを打たれましたが1失点。最終回は竹内投手が登板し抑え3対1でトヨタ自動車が勝利しました。
これで、佐竹投手は都市対抗を含めると5勝目。日本選手権対象大会2勝、都市対抗予選4勝で今年は公式戦10勝無敗。これで年間ベストナインは決まりでしょう。
また、この日は新日鐵住金東海が三菱重工広島に敗れトヨタ自動車の2回戦は3日に三菱重工広島と対戦します。三菱重工広島とは連覇が掛かった昨年の日本選手権1回戦で、佐竹投手が登板なく鮫島投手に2対3で完投負けしているだけに何とかリベンジしてもらいたいと思います。
それから昨日は王子が東芝に2対1で勝利、近藤投手が完投勝利でした。
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■明日、日本選手権開幕 2016.10.28
いよいよ明日、社会人野球の日本選手権が開幕します。
優勝争いは都市対抗を初制覇したトヨタ自動車、前回優勝の日本生命を中心にした優勝争いになりそうとのこと。
トヨタ自動車は日本選手権で2007年以降で4回優勝と強く、昨年の日本生命に続く史上4チーム目の夏秋連覇を狙いますが、都市対抗準々決勝で苦戦したNTT東日本1回戦で対戦、同じブロックには日本生命、日本通運、三菱重工広島と厳しい組み合わせです。
また、日本選手権はドラフト会議後に開催されることからも、指名選手の出場にも注目が集まる大会です。
今年は社会人の指名は少なかったものの投手ではドラフト1位の山岡 泰輔(東京ガス)が注目され、小林 慶祐(日本生命)、酒居 知史(大阪ガス)、土肥 星也(大阪ガス)、谷岡 竜平(東芝)、平井 克典(ホンダ鈴鹿)、池田 駿(ヤマハ)、森原 康平(新日鉄住金広畑)、高梨 雄平(JX−ENEOS)のプロ指名投手が登板すると注目が集まります。
私は3回戦以外は行く予定。まずは明日、初戦のNTT東日本戦を乗り越えてほしいと思います。
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■3連盟大学野球王座決定戦 2016.10.26
秋の明治神宮野球大会の大学の部に出場する愛知・北陸・東海地区 3連盟大学野球王座決定戦の組み合わせが決まりました。
愛知大学野球リーグで優勝した中京大は東海地区大学野球連2位校の日本大学国際関係学部と北陸大学野球連盟2位校の金沢学院大の勝者と対戦。
愛知大学野球リーグで2位の名城大は東海地区大学野球連1位校の中部学院大と北陸大学野球連盟1位校の福井工業大の勝者と対戦。
それに勝った2校が決勝戦を行い代表を決めます。
決定戦は今週末の29日から石川県小松市の弁慶スタジアムで行われます。
また、愛知大学野球リーグは2部リーグ優勝決定戦で愛知大が愛知東邦大に逆転の2勝1敗で勝ち越し1部最下位の日福大との入れ替え戦が決まりました。
入れ替え戦も29日からパロマ瑞穂球場で行われます。春2部に落ちた愛知大が1部に上がれるか注目です。日福大は頼みの前元投手がどれだけ踏ん張れるかでしょう。
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■一挙動と踏み変え 2016.10.25
プロの右投手の一塁牽制で近年見かける軸足が踏み変わった一挙動の牽制。
高校野球ではボークを取られたりするケースも良く見かけます。
ルールでは「ピッチャーが投手板をはずさずに1塁へ送球する場合、投手板上で軸足が踏み変わってもその動作が一挙動であれば差し支えない。しかし送球前に軸足を投手板の上で一旦踏み変えた後に送球すれば、軸足の投手板上の移行としてボークとなる。」
何とも分かりにくい表現ではありますが、簡単に言うと一挙動はボークではなく、踏み変えはボーク。といえます。
大きく軸足を動かすケース、前外しといわれる軸足がプレートを離れる場合、スムーズな牽制でない場合などボークを取られます。
私は投手を教える場合にプレートは一挙動でも踏み変えないように指導しています。踏み変える投手で牽制の上手い投手はいないといえるからです。軸足が踏み変わった瞬間に走者は帰塁できます。それだけ一塁の牽制は遅くなります。
佐竹投手など社会人野球でも牽制の上手い投手は一挙動の牽制は投げません。プロになると広島の投手などは一挙動で素早い牽制を投げますが軸足から動かすのではなく自由な足と同時ぐらいです。
一挙動の牽制は少年野球にも広がっています。どこまでを一挙動とするのか曖昧なのが現実です。
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■高校野球秋季東海大会 2016.10.24
来年のセンバツに繋がる高校野球秋季東海大会は2回戦が終了しました。
残ったのは三重、静岡、中京大中京、至学館の4校。今週末に準決勝、決勝が行われます。
準決勝は三重対静岡、中京大中京対至学館なので、愛知県のセンバツ出場は確定となりました。
1位校となると中京大中京が決勝進出が有利と考えられますがどうでしょうか。至学館は県予選でも私学四強に勝つなどしぶとい感じがします。
私も見に行く予定でしたが中等部の試合などあり行けませんでした。
ところで、土曜日に午前中に時間があったので高校野球の西三河大会の豊橋中央対杜若の試合を観戦しました。
杜若の後藤捕手はうちの中等部のOB。他にも西三河大会に出場している高校では西尾東や岩津にもレギュラーがいて頑張ってくれています。
今の中学3年生も昨日延長で負けましたが、高校に向け1ランクアップするよう伝えました。
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■ドラフト結果 2016.10.21
今年のドラフト会議が終わりました。
注目の田中 正義投手(創価大)は5球団が競合しソフトバンクが交渉権を獲得。7〜8球団と予想されていただけに競合を避けた球団もありました。
また、外れた5球団が佐々木 千隼投手(桜美林大)を指名する珍しいこともありましたが佐々木投手はロッテに交渉権が与えられました。
他の1位は広島が加藤 拓也投手(慶大)、日ハムが堀 瑞輝投手(広島新庄)、横浜DeNAが濱口 遥大投手(神奈川大)、西武が今井 達也投手(作新学院)、ヤクルトが寺島 成輝投手(履正社)、楽天が藤平 尚真投手(横浜)、中日が柳 裕也投手(明大)、オリックスが山岡 泰輔投手(東京ガス)。
12球団中10球団が投手を指名しました。4名が高校生投手というのも今年の特徴でしょうか。
2位も高橋 昂也投手(花咲徳栄)、畠 世周投手(近大)、古谷 優人投手(江陵)、水野 滉也投手(東海大北海道)、酒居 知史投手(大阪ガス)、小野 泰己投手(富士大)、中塚 駿太投手(白鴎大)、星 知弥投手(明大)、池田 隆英投手(創価大)と9名の指名がありました。
1、2位までは投手の指名が多いのは例年同様かと思いましたが3位以降も投手の指名が多く終わってみれば87名中63名の投手の指名がありました。昨年が88名中50名の投手指名だけに今年は13名も多く投手の指名がありました。
特に50名中38名が高校生、大学生の投手に集中。高校生、大学生投手が豊作の今年はドラフトでもその傾向があり社会人の投手は12名と少ない指名でした。
その少ない社会人の投手で東海地区で指名されたのは巨人に池田 駿投手(ヤマハ)が4位指名、西武に平井 克典投手(ホンダ鈴鹿)が5位指名となりました。少し制球が課題でプロで通用するか分からなかった池田投手の4位指名が意外でした。
また、中尾 輝投手(名経大)がヤクルト4位指名で思ったより高評価。中日は5位で藤嶋 健人投手(東邦)、6位で丸山 泰資投手(東邦−東海大)と東邦の先輩後輩投手の指名が印象的でした。
それから、トヨタ自動車では源田選手が3位指名でロッテに決まりました。
ドラフトでは5位までならある程度長く見てくれる傾向にあります。昨年、オリックスに角屋龍太投手(ジェイプロジェクト)が指名されましたが1年で戦力外通告。今年も4名の社会人投手が指名されましたが心配になります。
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■今日ドラフト 2016.10.20
いよいよ今日、ドラフト会議となりました。
今年は投手が豊作で1位候補は大学投手では怪我明けではあるものの田中 正義(創価大)が競合の予想。手足が長く腕の長さは大谷投手より長く、それを生かしたダイナミックなフォームも魅力で将来160キロも出せるのではと期待のかかる投手です。7〜8球団の競合が予想されていますがどうでしょうか。
続いて即戦力の呼び声が高い柳 裕也(明治大)、佐々木 千隼(桜美林大)あたりでしょうか。
高校生投手で1位候補は、甲子園優勝投手の今井 達也(作新学院)、甲子園組の寺島 成輝(履正社)、藤平 尚真(横浜)。社会人では山岡 泰輔(東京ガス)。
また、1位〜2位の投手では、生田目 翼(流通経済大)、濱口 遥大(神奈川大)、堀 瑞輝(広島新庄)、高橋 昂也(花咲徳栄)、古谷優人(江陵)あたりは指名があると思われます。
東海地区の投手では、藤嶋 健人(東邦)が3〜4位指名、中尾 輝(名経大)、丸山 泰資(東邦−東海大)、竹内 諒(松阪−早大)は指名があるでしょう。
社会人では池田 駿(ヤマハ)、平井 克典(ホンダ鈴鹿)、近藤 均(王子)、大宮 慎司(王子)、北出 浩喜(愛工大−パナソニック)らの可能性もありますがどうでしょうか。
それから、トヨタ自動車では源田選手が3〜4位指名でどこに決まるか注目です。
テレビ放映はTBSで4時53分〜、スカイAで16:30〜。ドラフト緊急生特番!お母さんありがとうはTBSで19時〜となります。
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■中京大が優勝 2016.10.19
愛知大学野球春季リーグは昨日、中京大が愛産大に勝利し勝ち点5となり春に続いての優勝となりました。
中京大は継投の試合が多く若林投手、真田投手、山中投手、古田投手、三輪投手など持ち味を出しました。
また、愛産大が敗れた為、名城大の2位が確定し29日から始まる東海・北陸・愛知 三連盟王座決定戦に中京大と共に出場が決まりました。
その東海・北陸・愛知 三連盟王座決定戦に出場する他のリーグ戦も終了。東海は今週末から東海地区大学野球秋季選手権大会が倉田山公園野球場で行われ以下の大学が出場します。
静岡県1位:日本大学国際関係学部
静岡県2位:静岡大学
岐阜県1位:中部学院大学
岐阜県2位:中京学院大学
三重県1位:四日市大学
三重県2位:皇學館大学
この中から2校が王座決定戦に出場。
北陸大学野球リーグは福井工業大が優勝、金沢学院大が2位で両校の出場が決まっています。
東海・北陸・愛知 三連盟王座決定戦の出場校は間もなく決まりますが、秋の神宮への道は険しいことが分かりますね。
それから、昨日は日福大が愛院大に敗れ最下位が決定。2部A1位の愛知東邦大かB1位の愛知大のどちらかと入れ替え戦を行います。
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■愛知県野球連盟会長杯 2016.10.17
土曜日から始まった社会人野球の愛知県野球連盟会長杯、現在2回戦が終了しています。
残っているのはJR東海、トヨタ自動車、東海理化、新日鐵住金東海REX。
私も昨日、トヨタ自動車対三菱自動車岡アの試合を見に三菱大府球場に行きました。
しかし、試合開始時点で前のJR東海対三菱重工名古屋が2時間半経った時点で、まだ5回を終わったばかり。あげくの果てに延長までもつれ込み、サドンデスでJR東海が勝利しましたが、試合時間は4時間。私は中等部の練習もあり試合を見ずに仕方なく帰って来ました。
また、昨日は東邦ガス空見球場で東海理化対東邦ガスの試合があり東海理化の森口投手対東邦ガスの田中投手の豊川高校の先輩、後輩対決がありました。試合は見事な投手戦だったようで0対0で最終回に東海理化が1点を奪いサヨナラ勝ちでした。
大会は今日が準決勝ですが雨で延期どうでしょうか。
ところで、土曜日にうちの中等部の3年生の試合がありました。相手は大須パンサーズさん。2年前に同じゼット旗の試合で完封負けした相手でした。その時に完封された投手が中京大中京エースとなった香村投手です。試合前からいい球を投げていたので本人に進路を聞いたところ中京大中京と言っていたのを思い出します。
今年は2対0で勝利、岡幸選抜で抜けていたメンバーも揃って、なかなかいい内容の試合で、お返しが出来ました。
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■第1回 U−23ベースボールワールドカップ 2016.10.14
10月28日からメキシコで開催される第1回 WBSC U−23ベースボールワールドカップのメンバーが発表されました。
プロ、アマの混合チームですが選ばれた投手は以下となります。
11 青山 大紀 右 オリックス・バファローズ
14 田嶋 大樹 左 JR東日本
15 勝野 昌慶 右 三菱重工名古屋
16 塹江 敦哉 左 広島東洋カープ
17 大野 亨輔 右 三菱日立パワーシステムズ横浜
18 安樂 智大 右 東北楽天ゴールデンイーグルス
19 笠原 大芽 左 福岡ソフトバンクホークス
20 岸本 淳希 右 中日ドラゴンズ
21 永谷 暢章 右 JR東日本
24 本田 圭佑 右 埼玉西武ライオンズ
26 歳内 宏明 右 阪神タイガース
社会人は日本選手権に出場しないチームから選出されています。更に大卒はプロ指名のない1年目の選手に限定しています。
今年売り出した三菱重工名古屋の勝野投手も嬉しい選出です。また、JR東日本の永谷投手が高卒1年目にして選ばれています。
代表は22日から国内合宿を行い25日にメキシコへ出発し、10月28日から大会が行われますがテレビでの放映もあります。
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■東海大会組み合わせ 2016.10.11
高校野球東海地区秋季大会の組み合わせが決まりました。
優勝を狙う中京大中京は藤枝明誠と美濃加茂の勝者と対戦します。
他の1位校は聖隷クリストファーは麗澤瑞浪と三重の勝者、海星は桜丘と静岡の勝者、多治見は菰野と至学館の勝者と対戦します。
注目される投手は左投手がズラリ。静岡の池谷蒼大投手、菰野の村上健真投手、聖隷クリストファーの河合竜誠投手、美濃加茂の小出達也投手、三重の堀内大輔投手、海星の大須賀健祐投手がエース。中京大中京の磯村峻平投手も加えると本当に左投手の多い大会となります。
大会は22日から静岡県の草薙球場、清水庵原球場で開幕、準決勝は29日、決勝は30日で草薙球場で行います。
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■プロ志望届 2016.10.10
先週の木曜日にプロ志望届の提出が終了しました。
今年は216名と昨年の158名から大幅に増加。2012年からカウントしていますが2012年180名、2013年127名、2014年164名と比べても今年の216名は特別多い人数となりました。
216名の内訳は高校105名、大学111名。投手は高校が52名、大学が58名と例年通り約半数です。
今年はプロの戦力外通告の人数をみても例年より多く85名中が戦力外で投手は53名と多くなっています。
今年は投手が大豊作の年でもあります。各球団平均で4、5名の投手の指名がありそうです。
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■日本選手権組み合わせ 2016.10.7
今月末から始まる社会人野球日本選手権の組み合わせが決まりました。
既に都市対抗同様に特定シードで29日の3試合目が決まっていた都市対抗との連覇を狙うトヨタ自動車はNTT東日本との対戦が決まりました。NTT東日本は都市対抗の準々決勝で対戦した相手です。
また、昨年優勝の日本生命は全日本クラブ選手権を制して初出場するビッグ開発ベースボールクラブと対戦。
それから、東海地区は東邦ガスが鷺宮製作所、ホンダ鈴鹿が新日鐵住金広畑、ヤマハが東京ガス、王子が東芝、JR東海が富士重工、新日鐵住金東海REXが三菱重工広島と対戦、関東との対戦が多いようです。
私もトヨタ自動車の応援で3回戦は四国に帰り行けませんが、それ以外は行けそうです。是非、連覇を目指して頑張ってもらいたいと思います。
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■履正社が優勝 2016.10.6
いわて国体の高校野球の部は決勝戦が昨日行われ、履正社が猛打で広島新庄を逆転し最後は寺島投手が8回から登板し無失点に抑え14対6で履正社が優勝しました。
甲子園では優勝候補ながら優勝には手が届かなかった履正社ですがホームランや長打が多く最後の国体で実力を発揮しました。
また、昨日は伊勢・松阪大会の準決勝、決勝が行われNTT西日本が優勝しました。
準決勝に進んだトヨタ自動車はJR東日本と対戦。それまで湿っていた打線でしたが、この試合に打線が大爆発で10対1で勝利、最後の回にはJR東日本の注目の田嶋投手から6点を奪いました。
また、決勝戦では2対3で逆転され負けたものの、投手陣は佐竹投手に続く投手が課題でしたが、全試合を通じ7名の投手が投げ5試合で7失点と結果を出すことが出来ました。
今日、日本選手権の抽選が行われますが都市対抗に続いて連覇達成に向け手ごたえがあったように思います。
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■名城大が勝ち点3 2016.10.5
愛知大学野球リーグ戦は優勝の可能性がある名城大が愛産大に勝利し勝ち点3とし中京大に並びました。
これで優勝は中京大か名城大に絞られ、今週末の直接対決で勝ち点を奪った方が優勝する公算が強くなりました。
また、日福大は中部大に勝ち点を奪い中部大は残り2節で勝ち点を奪えないと入れ替え戦に回る厳しい状況となりました。
それから、伊勢・松阪大会はJR東日本、王子、トヨタ自動車、NTT西日本の決勝トーナメント進出が決定、今日準決勝と決勝が行われます。
私は休みが取れず見に行けませんが、何とか試合が出来そうでしょうか。
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■伊勢・松阪大会 2016.10.4
社会人野球の日本選手権を見据えた伊勢・松阪大会を観戦に日曜日に行ってきました。
観戦したのはトヨタ自動車対日本通運でした。
試合は先発のトヨタ自動車の藤田投手と日本通運の2年目、阿部良亮投手(浦和学院−東洋大)の投手戦で7回までお互い無得点。8回に河原選手、樺澤選手の連続タイムリーで2点を奪ったトヨタ自動車が最終回のピンチを藤田投手が1点で凌ぎ2対1でトヨタ自動車が勝利しました。
この試合、プロのスカウトも3球団いて源田選手をチェック。どの球団も1、2位は投手が予想され社会人bPショートと評される源田選手は3位か4位指名ぐらいでしょうか。
また、トヨタ自動車の佐竹投手は今大会は登板がなく、残り1ヶ月となった日本選手権に向けそろそろ登板するでしょうか。
ただ雨で順延になっていて今日が予選最終戦。明日の決勝トーナメントが雨で流れれば大会が終了する可能性もあります。
雨で、調整が難しくなっていますね。
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■高校野球東海大会出場校決まる 2016.10.3
高校野球秋季東海大会出場校が決まりました。
まず、愛知県は中京大中京が実力通り優勝。2位は評判の高い原悠莉投手が頑張り初の東海大会出場となる桜丘。3位は享栄にサヨナラ勝ちした至学館となりました。
次に岐阜県は多治見が初優勝。2位は麗澤瑞浪、3位は美濃加茂。多治見と麗澤瑞浪は初の東海大会出場となります。
静岡県も聖隷クリストファーが初優勝。2位が藤枝明誠、3位が静岡となりました。
最後に三重県は海星が優勝。2位が菰野、3位が三重となりました。
三重県以外は初優勝や東海大会初出場となる高校が多いのが特徴でしょうか。左投手も多い印象です。
この中で、私は金曜日に三重県決勝の海星対菰野の試合は観戦しました。
試合は4対2で海星が勝利しましたが注目した投手の感想です。
菰野は先発は1年生の田中法彦投手(川越ヤング)。がっちりとしていて140キロ超えのスピードボールを投げます。カーブのコントロールも良く3回途中9人を1安打無失点でした。来年のエースでしょう。3番を打つ打力も魅力です。
海星は塚本海人投手が先発、井崎虹太投手が繋ぎ最後はエースの大須賀健祐投手(海星中、下写真)が投げましたが、全員1年生投手です。
大須賀投手はスピードはまだ130キロ台と思いますが、180センチで柔らかさを感じる投手。変化球のコントロールも良かったです。
菰野はエースの村上健真投手が3回途中から投げました。村上投手もガッチリとしていますが柔らかい投げ方をします。この日は少しコントロールのばらつきがあり終盤失点しましたが、やはりスピードがあります。
菰野はもう一人岡林飛翔投手(三重ゼッツ)が注目されますが、この日は登板がありませんでした。
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■いわて国体組み合わせ 2016.9.30
いわて国体の高校野球の組み合わせが決まりました。
甲子園で優勝した作新学院は鳴門と2回戦で対戦、準優勝の北海は木更津総合と、東邦は秀岳館との対戦などです。
全12校の秋季大会の結果を見ると以下となります。
鳴門(1回戦敗退)、作新学院(優勝)、盛岡大付(優勝)、履正社(5回戦進出)、北海(1回戦敗退)、木更津総合(2回戦敗退)、広島新庄(準々決勝進出)、明徳義塾(準決勝進出)、秀岳館(準々決勝進出)、東邦(準々決勝敗退)、聖光学院(優勝)、常総学院(2回戦敗退)。
早々と負けている高校もあれば、センバツへ連続出場の可能性が高い高校もありますが、夏の甲子園で上位に行った割には比較的残っている印象です。伝統校は強さが続く傾向もあるのではないでしょうか。
ところで私は今日休みを取り三重の決勝を見に松阪球場に行ってきます。プロ注目になりそうな菰野の村上投手や岡林投手を見るのが楽しみです。
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■伊勢・松阪大会 2016.9.29
明日から社会人野球の伊勢・松阪大会が始まります。
この大会は日本選手権1ヶ月前の大会で日本選手権に出場するチームが多く集まる大会でもあります。
東海地区のチームも6チームと多く参加しますが、トヨタ自動車のゾーンは王子、日本通運、フェデックスと予選リーグを行います。
私も雨で流されなければ日本通運との試合と予選突破すれば準決勝、決勝を観戦したいと思います。
昨年の優勝はJR東日本で今年も参加しますが、残念ながら日本選手権には出場しないので若手投手が多く登板するでしょうか。それは、逆に楽しみにもなります。
また、プロのスカウトも最終チェックに多く見かける大会です。
一芸に秀でたスペシャリスト獲得へ超変革を打ち出している阪神もトヨタ自動車の源田選手の名前が挙げられているので、金本監督の姿もあるかもしれませんね。
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■日本選手権関東予選終了 2016.9.28
社会人野球の日本選手権の注目の関東予選が昨日、終了しました。
代表になったのは東芝、富士重工、新日鐵住金鹿島、鷺宮製作所、NTT東日本の5チーム。既に日本選手権対象大会で優勝している東京ガス、日立製作所、日本通運を加え8チームの代表が決まりました。
一方、予選敗退は、ホンダ、JR東日本、セガサミー、三菱日立パワーシステムズ横浜、新日鐵住金かずさマジック、明治安田生命、JFE東日本など。
都市対抗に出場したチームの半数は日本選手権に出場できない結果となりました。
また、これで出場32チームが出揃いました。抽選会は10月6日、本大会は10月29日から11日間、京セラドーム大阪で行われます。
それから、高校野球の秋季大会は三重で準決勝が行われ菰野、海星が勝利し決勝進出。三重、近大高専が3位決定戦に回ります。
岐阜も準決勝で多治見、麗澤瑞浪が勝利していて益田清風、美濃加茂が3位決定戦を行います。
今週末は愛知、静岡も含めて東海大会出場校が決まります。今年は静岡で行われますが、まずは10月22日か23日か観戦に行きたいと思います。
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■中京大が勝ち点3 2016.9.27
愛知大学野球リーグ戦は中京大が日福大に1勝1敗から勝利し、勝ち点3で現時点でトップとなりました。
昨日の試合では土曜日に敗れた日福大のエース前元投手に対し若林投手、真田投手、山中投手のリレーで延長12回で決着し勝ち点を奪いました。
これで、中京大は勝ち点3、勝ち点2で並んでいた愛産大が勝ち点を取れなかった為、現時点でトップとなりました。
優勝争いは今週試合のある名城大が勝ち点3で並ぶか注目です。
その名城大は先週の土曜日にトヨタ自動車とのオープン戦があり試合を見ました。さすがに水曜日に投げた栗林投手の登板はありませんでしたが、昨年甲子園に出場した1年生の板倉誠人投手(津商)が先発。昨年4月に見た投手ですが、なかなか内容も良く3イニングを無失点でした。他には宮津聖矢(愛知啓成)、大久保仰投手(愛知)、東龍也投手(東邦)、浅川哲志投手(菰野)が登板しましたが、全員の投手の高校時代を知っているので成長が楽しみです。
名城大は他にも知っている投手が多い大学ですが、昨年からほとんど失点しない浅川投手以外の主力投手は3年生以下なので来年がピークを迎えるのではないでしょうか。
それから、昨日は高校野球秋季大会の三重大会で菰野、海星が勝利し三重、近大高専含めた4校がベスト4となりました。評判の高かった津田学園、いなべ総合が残れませんでした。
ところで、今日の中日新聞に西濃運輸の田口義嘉壽氏が死去されたとの記事がありました。
田口さんは西濃運輸の創業者の田口利八氏の二男で父同様に野球好き。
実は、西濃運輸は私が新人の年に都市対抗の1回戦で対戦。試合は初回に西濃運輸が中島さんの3ランで3点を奪ったものの同点に追いつかれ延長へ。その後勝ち越したトヨタ自動車で最後に投げる投手もいなくなり新人の私が投げ何とか無失点に抑えました。
その試合の敗戦が西濃運輸の休部の原因となった試合でもありました。その翌年から3年間休部し、活動を再開した1984年に田口さんが野球部の部長に就任しました。
田口さんにとっては2年前の都市対抗優勝が何といっても一生の思い出ではないでしょうか。優勝の際の胴上げが印象的でした。また、ぎふ清流国体でもスポンサー集めにご尽力されました。
田口さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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■東邦敗れる 2016.9.26
高校野球秋季愛知県大会は昨日、準々決勝が東邦が至学館に8対7でサヨナラ負けし来年のセンバツ出場を逃しました。
この試合、至学館が4対1でリードのまま9回を迎えましたが東邦が粘りを見せ最終回6点を奪いましたが、その裏今度は至学館が4点を挙げ逆転サヨナラ勝ちしました。
東邦はこれで夏春連続の甲子園出場がなくなりました。昨年も甲子園に出場した中京大中京が県大会で予選敗退。夏から短期間でチーム作りを行う難しさを感じます。
また、中京大中京が豊川に逆転勝ち。トヨタ自動車の谷村コーチの息子の谷村優太選手の逆転満塁ホームランが効果的でした。
他には享栄と桜丘がベスト4入りし、この4校の中で3校が東海大会へ進出します。
その他、静岡もベスト4が決まり東海大静岡翔洋、藤枝明誠、静岡、聖隷クリストファーが準決勝に駒を進め、三重も今日でベスト4が決まります。
それから東北地区は福島を除き県大会が終了しています。3位までは青森が青森山田、八戸学院光星、弘前東。秋田は横手、大曲工、角館。山形は日大山形、酒田南、鶴岡東。宮城は仙台育英、東陵、利府となっています。
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■岩手大会 2016.9.23
昨日、高校野球秋季大会で全国で最も早く岩手大会が終了しました。
優勝したのは盛岡大附、準優勝が不来方、3位が花巻東。この3校が東北大会に出場します。
一方、雨で順延が続いている県が多く今週末から来週末がピークを迎えそうです。
愛知大会も今週は2日流れていますが、今週末は天気も回復しそうで土日でベスト4まで出揃いそうです。戦前では公立が残りそうと思っていましたが、知立東と東浦が健闘しベスト8進出を決めています。
尚、東邦が準決勝に進出した場合は、国体の関係で日程が変更になります。調整も難しくなりそうです。
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■愛知大学秋季野球リーグ戦 2016.9.22
愛知大学秋季野球リーグ戦は昨日、名城大が愛院大に勝利し勝ち点2となりました。
名城大はエース栗林投手が6安打1失点完投でスピードの出やすくなった豊田球場とはいえ自己最速の153キロをマークしました。
また、ここまで3週目が終了しましたが上位と下位がはっきりと分かれる展開で勝ち点2で中京大、名城大、愛産大が並び優勝争い、中部大、愛院大、日福大が勝ち点0で入れ替え戦の危機となっています。
特に愛産大の頑張りがここまで目立っています。
上位にとってはこれからが頑張りどころ、どこが優勝するか注目です。
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■JR東日本が敗退 2016.9.21
社会人野球日本選手権の関東予選は月曜日から始まりましたが、初日の第1試合では東芝がJR東日本に勝利しJR東日本の敗退が決まりました。
2011年〜13年の間、都市対抗優勝や日本選手権準優勝など輝かしい成績を収めていたJR東日本もこのところ低迷。特に昨年からは都市対抗1回戦敗退、日本選手権2回戦敗退、今年も都市対抗1回戦敗退、日本選手権予選敗退と勝てていません。
同じく2013年に都市対抗で優勝したJX−ENEOSも2014年から失速、今年は日本選手権対象大会の東北大会で優勝し日本選手権の出場権を得ていて本戦の戦いぶりが注目されます。
関東を代表するこの2チームが再び強くなることを望みます。
話は変わりますが、今年トヨタ自動車からオリックスに入団した青山大紀投手が昨日一軍で初登板、先発し初回に3失点し4イニング4失点のほろ苦いデビューでした。しかし、まだ22歳なので来年あたりから一軍に定着してほしいと思います。
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■村上 健真 2016.9.20
高校野球秋季大会の三重大会で菰野の左腕、村上健真投手が151キロをマークしました。
これまで高校2年生投手の最速は146キロだったので村上投手の151キロは大きくクローズアップされるでしょう。ただ、スピードが出やすい伊勢球場だったので実際は140キロ後半と思います。
村上投手は昨年からのエースで、菰野は他にも岡林飛翔投手が6月末の練習試合でDeNAの大久保スカウトのスピードガンで142キロを出すなど相変わらず投手王国です。昨日はこの2人のリレーで宇治山田商に勝利しています。
また、三重県は2年生投手に好投手がいて早くから注目されています。菰野に敗れたものの既にプロ球団スカウトから注目を集めている宇治山田商の宮原大樹投手。今春のセンバツで登板したMAX144キロのいなべ総合の渡辺啓五投手、同じく赤木聡介投手。大型で好素材の津商の池内瞭馬投手や安定感のある津西の別府昂投手など。
一方、愛知県はここまで名前がなかなか上がってきませんでしたが、今日の中日スポーツに中京大中京の香村篤史投手が大きく掲載、昨日の試合で12奪三振1安打完封しました。MAXは140キロ程度、同期の磯村峻平投手もいて次戦の大府に勝利した豊川に勝利すると東海大会は近いと思います。
話は変わりますが、中学のKボール愛知大会で岡幸選抜が優勝しました。うちの中等部からも5名選出されていて投手は3名。昨日の決勝では大久保投手が完封し優勝に貢献しました。岡幸選抜は2年連続出場で昨年は全国準優勝。今年の全国大会は10月8日から3日間千葉で大会が行われます。今年も是非、頑張ってもらいたいと思います。
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■秋季大会 2016.9.19
高校野球秋季大会は県大会が行われていますが、昨日はあいにくの雨で延期になる県が多く、今日の祝日も全国的に雨模様で水を差された感じがあります。
愛知県も土曜日は試合が行われベスト16が出揃いました。ここまで、愛工大名電が至学館に敗れましたが、それ以外の優勝候補は順当に勝ち上がっているように思います。
また、東海地区で最も進んでいるのが岐阜県で既に多治見、益田清風、麗澤瑞浪、美濃加茂のベスト4が決まっていて、特に市岐阜商、県岐阜商、大垣日大が揃ったゾーンを勝ち上がったのが益田清風でした。
三重県は現在ベスト16、これからシード校が登場、静岡県は1回戦が終了しています。
全国では、激戦区の神奈川がベスト4に横浜、桐光学園、横浜商大、慶應が残っています。
今週末には、どこも県大会が大詰めとなります。ここからが注目ですね。
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■ユニフォーム、校名変更 2016.9.16
この夏以降試合を見かけるとにユニフォームが変更している高校や大学があります。
校名が変わってユニフォームを変えたり、校名が同じでも監督が代わってユニフォームを変えているところがあったりと色々あります。
ユニフォームが変わったところは、昔の白に黒の文字ではなくカラフルなユニフォームに変える傾向にあります。
どちらがいいとは言いませんが、前のユニフォームを知っている人にとっては全く違う高校や大学になったようにも思えます。
また、校名が変わるケースは大学の名前の後に高校の名前を付けるケースが多くなり、愛知でいえば中京大中京、全国でも龍谷大平安など、八戸学院光星も変更されました。
私の田舎の香川県も校名が変わる高校が多く、今年も香川西が四国学院大学香川西へ変更になりました。来年には土庄と小豆島が合併し小豆島中央高校へ。中央と名がつく高校が香川には多くなっています。
色々なケースでユニフォームや校名が変更になりますが、なかなかついていくのも大変です。
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■ドラフト注目!社会人投手 2016.9.15
残り1ヶ月余りに迫った今年のドラフト会議、プロ志望届も提出者が増えてきました。
その中で、社会人野球のドラフト候補の選手はそろそろ出揃ってきました。投手でみると山岡泰輔(東京ガス)、北出浩喜(パナソニック)あたりの評判がいいようです。
他には、玉井大翔(新日鐵住金かずさマジック)、板東湧梧(JR東日本)、角田皆斗(富士重工)、森脇亮介(セガサミー)、谷岡竜平(東芝)、小林慶祐(日本生命)、酒居知史(大阪ガス)、土肥星也(大阪ガス)あたり。
また、プロでも多く活躍しているのが社会人卒のリリーフ投手ですが都市対抗の最大のアピールの場で光った投手としては以下となります。
森原康平(新日鉄住金広畑)、藤井聖太(パナソニック)、宝利亮(日本製紙石巻)、近藤均(王子)、山本健太郎(東海理化)、山田雄太(新日鉄住金かずさマジック)、大竹飛鳥(NTT東日本)。
社会人には、まだ活躍していないが素材のいい投手も指名される可能性があり、トヨタ自動車の七原優介投手も可能性があります。
東海地区もヤマハの池田駿投手、ホンダ鈴鹿の平井克典投手らの指名の可能性もあるのではないでしょうか。
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■佐伯投手が引退 2016.9.14
今日の中日スポーツに西濃運輸のエースである佐伯尚治投手が引退との記事がありました。
佐伯投手は九州産大から2006年入社。2年前の都市対抗で初優勝に貢献しMVPである橋戸賞を獲得しました。西濃運輸は今年、都市対抗で4強入りしたたものの日本選手権は東海地区予選で敗退、佐伯投手はチームを通じ「昨年、都市対抗連覇がかなわず、引退を考えるようになった。中途半端な気持ちのままではチームを背負えないと考え決断した」とコメントです。
私は、佐伯投手はまだ現役を続けられると思いますが、2年前の都市対抗優勝に橋戸賞を獲得、昨年の都市対抗10年連続出場表彰でやり切った感があっての引退だと思います。
佐伯投手は7年前のトヨタ自動車の都市対抗準優勝の時の補強選手で活躍してもらいました。また、佐竹投手とは同年代で2年前に都市対抗で優勝した際には佐竹投手も優勝に大きく貢献。
佐竹投手も今年同じく都市対抗で初優勝に貢献し橋戸賞を獲得。同じような道を辿っていますが、佐竹投手にとっても佐伯投手の引退は思うところが多いのではないでしょうか。
今後、佐伯投手は指導者の道を歩むようにも思いますが、まずはご苦労様ですと言ってあげたいですね。
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■日本選手権東海地区予選終了 2016.9.13
社会人野球の日本選手権予選で東海地区は既に終了し、ヤマハと王子に続いて新日鐵住金東海REXとJR東海が出場権を獲得しました。
これで東邦ガス、トヨタ自動車、ホンダ鈴鹿を加え全7チームが決まりました。
予選の結果を見ると、なかなか期待している若手投手の登板が多かったように思えます。
まず、予選敗退しましたが三菱重工名古屋の3年目、萩原大起投手(常葉菊川−愛院大)。大学3年生でMVPを獲得しプロ注目となるも4年生の時に右肘痛となり、三菱重工名古屋入社後もなかなか登板がありませんでしたがが、ようやく復帰し今後に期待しています。
続いて、JR東海はもう6年目となった加藤智弘投手(中京)や新人の森奎真投手(豊橋工)。高校時代を知っているだけに注目していましたが加藤投手は年々少しづつ登板が増えてきました。センバツにも出場した森投手の登板は早くもという感じでしょうか。他にはオリックスから来た中山慎也投手の登板もありました。
ヤマハは甲子園準優勝投手でもある伊藤直輝投手(日本文理高−東北福祉大)、王子も2年目の畑瀬聡史投手(関大北陽−関西大)がそれぞれMVPとなりエースの池田駿投手、近藤均投手に続く投手が出てきたように思います。
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■秋季大会 2016.9.12
高校野球秋季大会が始まりました。
1回戦で注目だった愛工大名電対至学館は至学館が延長でサヨナラ勝ちしました。
また、昨日は豊川が誉に8対7で僅差の勝利、東邦は栄徳に6対0で快勝しました。
また私は昨日、熱田球場に行き愛知啓成対星城の試合を観戦しました。少年野球の試合が会った為、到着したのは4回あたりからでした。
愛知啓成には私の教え子の榊原淳市君がいて、1年生ながら土曜日の試合で先発し6回を投げて勝利投手。
連投はないかと思いつつ到着すると昨日も先発し背番号は1を付けて頑張って投げていました。
途中、自ら逆転の2点タイムリーを放ちました。
しかし、中盤から味方のタイムリーエラーなどもあり再逆転を許しました。
結局、試合は自責点は半分ぐらいながら試合は3対7で負けました。まだ、1年生で細身、中盤までは頑張っていましたが連投の疲れもあり終盤にさすがに厳しい感じはしましたが、最後まで投げて完投しました。
愛知啓成は榊原投手以外は硬式だとか。中学時代はマルチな選手でショートと投手が出来るセンスのいい選手でした。投手としてはコントロール良くストレートと変化球を投げ込み、他の投手と比べると安定感がありました。試合後に少しアドバイスをしましたが、今後も頑張ってほしいと思います。
うちの中等部OBの投手としては高校1年生にいい投手が揃っていて他にも享栄、愛産大三河、安城学園など4名が私立。安城東や岡崎商でも頑張っていて楽しみな投手が多くいます。
榊原投手の躍進を励みに他の投手も頑張ってほしいと思います。私も楽しみにしています。
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■国体 2016.9.9
高校野球秋季大会が始まる中、10月1日からは国体が始まります。
今年の国体は岩手で、岩手県営野球場や花巻球場で行われます。
出場校は、北海、聖光学院、常総学院、作新学院、木更津総合、東邦、履正社、広島新庄、鳴門、明徳義塾、秀岳館、盛岡大付の12校。
甲子園とは違いエースが先発で投げなかったり、3年生をメインとしたチーム編成だったりと、また違った面白さがあります。
出場校の中でプロ志望届を提出した選手はいませんが、国体が終わるのとプロ志望届の締め切りが同じ10月6日。国体前のぎりぎりに提出する選手もいるのではないでしょうか。
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■日本選手権予選 2016.9.8
各地区で始まっている日本選手権予選、東海地区はヤマハと王子の2代表が決まりました。
ヤマハは新日鐵住金東海REXと永和商事ウイングに勝利、池田投手と伊藤投手が先発し勝利投手となりました。
王子は東海理化、JR東海、三菱重工名古屋に勝利、全て僅差の試合で勝ち抜きました。2年目の畑瀬聡史(関西大)が決勝で勝利投手となりMVPを獲得しました。
残るは2つで西濃運輸とJR東海は直接対決するので、どちらかは予選敗退となります。
続いて近畿はパナソニックと日本生命が順当に勝ち上がって代表を獲得。残る2つを新日鐵住金広畑と大阪ガスあたりが争う模様となっています。
また、四国はJR四国、東北はJR東日本東北、北信越はフェデックスに決定しました。
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■愛知県高校野球秋季大会組み合わせ 2016.9.7
愛知県高校野球秋季大会の組み合わせが決まりました。
組み合わせをみるとAブロックは星城と愛知啓成が2回戦で対戦、Bブロックは1回戦で愛工大名電と至学館、2回戦では順当にいけば東邦と栄徳の対決が予想されます。
Cブロックは豊川、誉、大府、中京大中京、Dブロックは享栄、愛知黎明といったところでしょうか。
豊川はいつも同じゾーンに私学四強が入るイメージがあります。秋季大会は3校が東海大会に行けるのでまずはブロックで勝ち抜けば高い確率で東海大会に出場できます。
ここまでの試合をみると公立の強さも感じます。1校ぐらいはブロックを勝ち上がる可能性もあるのではないでしょうか。
話は変わりますが、日曜日に私の少年野球チームの5年生が優勝しました。昨年から総監督になって、ようやく優勝することが出来ました。ただ、先発した投手が試合を作れず降板したことは今後の課題です。
また、同じ日に女子ゴルフで岡崎出身の穴井詩選手がツアー初優勝。実は穴井選手は私の少年野球チームに所属していました。喜びが2重の日曜日でした。
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■黒獅子旗 2016.9.6
私のHP表紙にある佐竹投手が握っている都市対抗の黒獅子旗が、先週金曜日に私の職場に来ました。
選手がいる職場に回していて1日ですが、触れてみることも出来ました。
黒獅子旗は金糸に縁取られた旗の中央に、獲物に向かって飛び掛ろうとするたくましい黒い獅子が描かれ強調されています。また裏には優勝チームが刺繍で刻まれています。
この黒獅子旗、画壇の巨匠と言われた小杉末醒氏がバビロンのレリーフにヒントを得てデザイン。獅子は百獣の王、黒は強さ、勇壮さを表していて初代の黒獅子旗は第44回大会まで使用、45回大会からは2代目となり第70回大会から3代目となります。
社会人野球が好きな私にとって身近に触れてみることが出来るとは思いませんでした。嬉しいことです。
また、今後は選手のユニフォームの左袖には、このエンブレムを付けてプレーする権利が与えられ、翌年の都市対抗が終了するまでその権利は続きます。どこで試合をしてもだれもが一目で都市対抗チャンピオンであることを知ることができます。
厳しい試合を次々に勝ち抜き、チームを全国の頂点に導いた選手たちに贈られる黒獅子旗とエンブレム。改めて日本一を実感したひと時でした。
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■中京大と愛産大が勝ち点 2016.9.5
土曜日から始まった愛知大学野球リーグ戦、土曜日の午前中に時間があったので観戦に行きました。
1試合目の中京大対愛院大は中京大の春季リーグ戦MVPの若林投手が愛院大を完封、4対0で勝利しました。
中京大は1番濱口選手と3番前畑選手が好調で序盤に得点しました。終盤は若林投手も3イニングで先頭打者を出すなど愛院大にもチャンスがありましたが、ランナーを進めることも出来ずに終わりました。
2試合目の愛産大対日本福祉大は初回に日本福祉大が連続ヒットで2点を先制し序盤は日本福祉大のペースでした。私はここで帰りましたが、頼みの前元投手が打たれ日本福祉大は逆転負け。
中京大と愛産大は昨日も勝利し勝ち点を挙げました。特に春秋連覇を狙う中京大にとっては好発進でしょう。
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■アスリート食堂iLimA 2016.9.2
今日の中日スポーツに都市対抗野球優勝のトヨタと愛知大学野球リーグ優勝の中京大の食の拠点「アスリート食堂iLimA」が大きく掲載されていました。
アスリート食堂iLimAは豊田市保見町に昨年オープンした食堂で、きっかけは中京大の半田監督が一人暮らしの選手が腹いっぱい食べられる店はないかと探していたところ、その声が母校の中京大中京マネージャーだった女性の方に届きオープンしたお店です。
当初は中京大の選手が通っていましたが、体が大きくなっていることをオープン戦で感じたトヨタ自動車のスタッフが聞き、トヨタ自動車の新人4名が通っているようです。
先週の土曜日に新人で183センチ67キロで細身だった柳澤力投手(富山商)を近くで見ましたが、少し肉がついてきたようにも思えました。
夕食の量は、丼3杯の1キロのごはん。明日から始まる愛知大学野球リーグ戦で中京大は1部復帰の愛院大と対戦します。私も楽しみにして観戦に行きたいと思います。
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■粘土質のマウンド 2016.9.1
既に始まっているU18アジア選手権、グループAの日本は香港戦に続き昨日もグループでは難関の台湾戦に今井投手と堀投手のリレーで3対0で勝利しグループ1位が見えてきました。
優勝するにはセミファイナルで2位までに入り優勝決定戦で勝利することです。グループBにはライバルでもある韓国がいます。是非、優勝してもらいたいと思います。
テレビでもBS−TBSやJ SPORTSSで放映されています。
ところで、会場は台湾の台中インターコンチネンタル球場ですが、ここのマウンドが粘土質のマウンドで少し日本の投手も苦労しているようで、踏み込みにくいのかスピードよりもコントロール重視で投げているようです。
粘土質のマウンドは硬く大リーグ仕様で、日本では東京ドームやマツダスタジアムなどでマウンドクレイと呼ばれているものです。ナゴヤドーム、ヤフオクドーム、札幌ドームも独自の方法で固められています。
実は甲子園でも硬い土は検討されていてプロ野球で使用する場合は粘土質の硬い土に変わる可能性もあります。これが、高校野球となると分かりませんが、時代の流れからも今後、硬い土が検討されるのではないでしょうか。
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■日本選手権予選 2016.8.31
8月も今日が最後となりました。9月からは秋の大会がそれぞれ始まります。
社会人野球も日本選手権の予選が始まり、8月24日から始まった東北地区予選ではJR東日本東北が代表権を獲得しました。また以外の地区は明日あたりから本格的に始まります。
その中で、東海地区は今週の土曜日から始まりますが、日本選手権対象大会で優勝した東邦ガス(静岡大会)、トヨタ自動車(岡山大会)、ホンダ鈴鹿(長野大会)を除く11チームが争いますが、都市対抗でトヨタ自動車が優勝した為、枠は1つ増え4つとなり代表獲得に楽な地区となりました。
近畿も日本新薬、NTT西日本が日本選手権対象大会で優勝。残る10チームで4つの枠を争いますが、敗者復活もあり日本生命など実力のあるチームが勝ち上がると思います。
一方、最も厳しい地区は関東で18チームで5つの枠を争います。関東は敗者復活のない一発勝負の為、強豪同士が例年ぶつかりあう組み合わせとなりますが、今年もホンダ、JR東日本、東芝の3チームで一つと最も厳しい組み合わせとなっています。
その他、伊勢大会の組み合わせも決まりました。秋のシーズンがいよいよ始まります。
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■初速と終速の差&ホップ率 2016.8.30
最近のスピードガンでは初速と終速が出るスピードガンをプロのスカウトは手にします。
初速が140キロの投手で終速は130キロに達すればいい方で、おそらく120キロ後半が初速の一般的な数字でしょう。その差は92%に留まればいい方だと思います。
昨日書いた、中尾投手の初速は144キロが終速が126キロという球もありました。
一方、ホップ率(重力のみの影響を受けた球と比べた変化)いわゆる伸びがある投手は140キロでも浮き上がる様な球に見えます。
昔のプロでいえば江川投手から現役では上原投手、藤川投手らは回転率が高くホップすしているような球でホップ率は20%後半から30%に達すると言われています。
トヨタ自動車の佐竹投手も社会人投手の中でもホップ率が高いように思えます。
140キロでも打たれる打たれないはホップ率が大きく影響しているでしょう。それには下半身を使い手首を立てなるべくリリースポイントが前でなければいけません。球離れが早い投手にはこれは出来ません。
それには、まず低目が垂れず伸びていく球が投げられるようにしましょう。
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■碧い衝撃さん 2016.8.29
土曜日、午前中に時間があったのでトヨタ自動車のオープン戦を観戦しました。
相手は大学の2部ですが、中尾輝投手(杜若)、眞野聖也投手(八幡商)とドラフト注目投手が2名いる名経大でした。
良く知っているプロのスカウトも2名いた中で、右本格派の眞野投手は先発しながらも失点を重ねました。スカウトによると連戦の疲れもあったようでした。左腕の中尾投手は144キロのストレートが効果的で指名の可能性もあるように思いました。
この名経大には私の社会人時代の先輩がコーチを務めていて、元気な声が響いていました。
また、連休中からお話しするようになった、碧い衝撃さんも観戦していました。碧い衝撃さんは「社会人野球東海地区あれこれ」によく投稿して頂き、投手を中心に試合内容を細かく書いてくれていて参考にさせてもらっていましたが、顔は分からずこの人だろうとずっと思っていましたが、連休中に少しお話をしてからお知り合いになりました。
この方は、愛知大出で社会人野球、大学野球とよく観戦されていて、トヨタ自動車が優勝した都市対抗もトヨタ自動車の試合を全試合観戦されたようです。
とにかく凄い数の試合を見られていて頭が下がり、とても参考になります。興味のある方は下をクリックしてみて下さい。
■社会人野球東海地区あれこれ
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■高校野球秋季大会 2016.8.26
甲子園が終了したばかりの高校野球ですが間もなく秋季県大会が始まろうとしています。
今朝の中日スポーツには岐阜県秋季大会の組み合わせが掲載されていました。シード校は、多治見、市岐阜商、美濃加茂、大垣商の4校で9月10日から始まります。
愛知県も同じく9月10日から始まりますが、西三河では知立東が優勝し安城東が準優勝。東三河は豊川が優勝、桜丘が準優勝。知多は東浦が優勝、半田工業が準優勝。名古屋は中京大中京と東邦が今日決勝、尾張も愛知黎明と起工が今日決勝を迎えています。
西三河では愛産大三河が予選敗退、他も大府、愛知啓成、愛工大名電あたりが苦戦しています。
また、三重は9月17日から始まります。間もなく県大会ですね。
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■大学野球東海地区秋季リーグ戦 2016.8.25
8月も残り1週間となりました。
9月からは高校野球も秋季県大会が始まり大学も秋季リーグ戦、社会人野球も日本選手権予選が始まります。
その中で、最も早く始まるのが東海地区の大学野球秋季リーグ戦で三重リーグ、岐阜リーグ、静岡リーグは共に今度の日曜日の28日からスタートし10月9日には優勝が決定。
一方、愛知大学野球秋季リーグ戦は9月に入ってから開幕します。
それぞれの優勝校や2位校は北陸も含めて、10月29日から第12回東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦に進み、その優勝校が11月に行われる明治神宮大会に出場します。
昨年は愛知大学が明治神宮大会に出場しましたが、今年は2部落ちしたので出場することは出来ません。また、春の大学選手権で初優勝した中京学院大の戦いも注目です。
明治神宮大会出場の道のりは長いと思いますが、どこが出場権を獲得できるか注目です。
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■今井投手のフォーム 2016.8.24
先週1週間は夏季連休で9日間休みでした。
この間、私は少年野球の合宿2日、高校野球春季リーグ戦の観戦3日、中等部の練習と試合2日、社会人野球オープン戦1日でした。
少年野球や中等部での練習では甲子園での今井投手のピッチングフォームで気付きがあり、その点についてアドバイスしました。
初戦の今井投手のフォームを見て下半身主導の素晴らしいピッチングフォームと感じ色々調べてみました。
今井投手の下半身特に左足を上手く使います。その足をゆったりと後方に回しながら上げ、つま先が後方に残りながらヒップファーストの形を維持しながら体重移動し踏み込む寸前にスピードアップします。この点を調べると日ハムの大谷投手のフォームを真似ているようです。
私は今まで足は軸足に沿うようにと指導してきましたが、加えてつま先を後方に置きながらステップすると足の振り幅が大きくなると、この期間でアドバイスしました。
もう1点、腕を上げ過ぎない点は熱闘甲子園の古田キャスターもコメントしていましたが、腕を上げ過ぎると回転運動で上半身を捻りながら投げます。これを私も推奨していましたが、あまり上げ過ぎるとコントロールがバラつき上体に頼ったフォームとなります。
今井投手は腕を肩のラインで保ち下半身主導のピッチングフォームが完成されています。上体が柔らかく肩関節の可動域が広く細身の体型はまだ成長できる素材だとBIG3よりも好評価しているスカウトもいます。
ピッチングフォームの重要性は今井投手を見て改めて考えられた1週間でした。
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■侍ジャパン 2016.8.23
夏の高校野球が終了しましたが、今度は第11回 BFA U−18アジア選手権が8月30日から台湾で行われます。
そのメンバーが発表されましたが、投手では寺島成輝(履正社)、藤嶋健人(東邦)、堀瑞輝(広島新庄)、早川隆久(木更津総合)、藤平尚真(横浜)、高橋昴也(花咲徳栄)、今井達也(作新学院)、島孝明(東海大市原望洋)が選出されました。
甲子園組以外ではMAX153キロの島孝明投手が選出されました。外野手は2名しか選出されていない為、藤嶋投手は外野手としての選出だと思います。半分は左投手というのが今年の特徴でしょうか。過去の投手陣よりも好投手が揃った豪華なメンバーとなりました。
この侍ジャパンの壮行試合として今年も高校日本代表対大学日本代表の試合がQVCマリンフィールドで8月27日に行われます。大学代表の投手では柳裕也(明治大)、佐々木千隼(桜美林大)、濱口遥大(神奈川大)、田村伊知郎(立教大)、吉川峻平(関西大)、齊藤大将(明治大)、伊藤将司(国際武道大)が選出されています。
また、侍ジャパンといえば8月12日から行われた2016年ワールドベースボールチャレンジに社会人日本代表が出場し7試合全勝で見事優勝を果たしました。
この大会、投手としては渡邉啓太(NTT東日本)、近藤均(王子)、山岡泰輔(東京ガス)、田嶋大樹(JR東日本)、土肥星也(大阪ガス)、鮫島優樹(三菱重工広島)、佐竹功年(トヨタ自動車)、片山純一(JR東日本)が選ばれ、若手と中堅クラスが先発しベテランが抑えに回る起用、2試合先発し勝利投手となった近藤投手らが優秀選手に選ばれました。
トヨタ自動車からは佐竹投手、北村選手、源田選手が出場しましたが、佐竹投手は投手陣の中で唯一無失点でさすがのピッチング。北村選手はサードで全試合出場し.313、源田選手はショートで4試合出場し.400と頑張りました。
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■作新学院が優勝 2016.8.22
全国高校野球選手権大会14日目、決勝で作新学院が北海に7対1で勝利し54年ぶり2度目の優勝に輝きました。
この試合、作新学院の今井投手は不安定な立ち上がりで2回に先制点を献上しましたが、4回に打者一巡の見事な猛攻で5点を奪うと、その後は尻上がりに調子を上げ8奪三振無失点で7対1で勝利しました。
一方、北海は大西投手が4回につかまり、微妙な判定もあり失点を許しましたが、ここまでよく一人で投げ抜いてきました。
作新学院の優勝の勝因は何といっても今井投手の存在が大きかったと思います。疲れはあったと思いますが、この日も152キロをマークし優勝投手に相応しい投手でした。打線も4番の入江選手が3試合連続ホームランを打ち投打のバランスがとれたチームでもありました。
また、作新学院は小針崇宏監督が2007年に23歳の若さで就任し、2年後に甲子園に出場し青年監督といわれたのが思い出されます。私は2011年の大谷樹弘投手が2年生の年のベスト4が印象深いものがありますが、この年から6年連続出場は凄いものがありますが、「人を育てる」という指導で10年で頂点を極めた33歳で既に名将の域に達した小針監督の手腕も高く評価されています。
優秀な監督の元に栃木県内から優秀な選手も行き着々と力をつけ昨年まで甲子園で11勝、そろそろ優勝するのではないかと思っていましたが、今年は今井投手ら戦力が整い栄冠を勝ち取りました。作新学院は選手のほとんどが県内の選手でベンチ入り18名中、軟式の選手も5名ぐらいベンチ入りしています。負けた北海も15名は北海道出身、大阪は3名いますが軟式は何と12名もいて、その両校が全員が県外の硬式出身の明徳義塾、秀岳館に勝っての決勝進出はさわやかな感覚があり高校野球のあるべき姿だと感じました。
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■甲子園13日目 2016.8.21
全国高校野球選手権大会13日目、準決勝。
1試合目、作新学院対明徳義塾は10対2の大差で作新学院が勝利。20イニング無失点だった中野恭聖投手はスライダーが甘く入り初回から打たれ4回途中5失点で降板。一方、注目していた今井投手対明徳打線は5回まで2点。ただピンチも多く投球数が100球を超えた5回で9対2の大差もあり降板。試合は中盤までで決まった感があり作新学院が勝利しました。
2試合目、北海対秀岳館は4対3で逃げ切り北海が勝利。この試合、秀岳館が有利かと思いましたが、初回のチャンスを潰し、逆に序盤は守備も乱れて一方的に北海ペース。ただ、北海も12安打を打ちながらも残塁が多く、終盤は秀岳館が追い上げるかと思いましたが、そのような展開になり8回で4対3の1点差。ここまで一人で投げ抜いた大西健斗投手はさすがに疲れがあり、8回のピッチングはストレートがシュート回転で右打者のインコースに大きく外れるようになり最終回は大丈夫かと思いました。しかし、熱闘甲子園でも開き直ったとありましたが、最終回はスライダーが低目に入りストレートも狙った所に行くようになり逃げ切りました。秀岳館は持ち味の初球打ちが逆に大西投手の術中にはまりボール球に手を出していた感じでした。重量打線も爆発はなく、逆に初回のチャンスは北海の佐藤捕手が出場校で盗塁数bPの秀岳館の足を封じたプレーは大きかったと思います。
私は、試合終了直後にトヨタ自動車で活躍していた北海出身の藤原元外野手にメールをしましたが、後輩は凄いですとの返信がありました。北海は、この日はミスもありましたが守備が良く鍛えられていますね。また、高校生らしいところが球場全体で声援を送られるところだと思います。
これで、決勝は作新学院対北海の対戦となりました。左投手が多い中で最後は右のエースのチームが残りましたが、今井投手、大西投手共に疲れはピーク。大西投手は全て完投だけにさすがに厳しいと思いますが、打たせて取るタイプだけに何とか頑張ってほしいと思います。今井投手は5回で終わっていますが、力投派だけに疲れはほぼ同じだと思います。作新学院やや有利かと思いますが、北海は無欲でここまで勝ち進んできた強みもあるように思います。
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■甲子園12日目 2016.8.19
全国高校野球選手権大会12日目、準々決勝。
1試合目、常総学院対秀岳館は4対1で秀岳館が勝利。秀岳館はここまでの3試合全て川端投手ら3人のリレーで3試合共に1失点。加治屋巧監督の起用がズバリ当てはまっています。打線はまだ大爆発とはなっていないものの力があります。一方、常総学院は優勝候補だと思っていましたが、この日は打線が振るわず敗退。また、鈴木昭汰投手は3回で降板しましたが、履正社の試合の投球はお見事で印象に残る左腕でした。
2試合目、鳴門対明徳義塾の四国対決は3対0で明徳義塾が勝利。河野投手は7回3失点、大会を通じて少し四球が多かったように思います。もう一人の注目投手である中山晶量投手が右肘に炎症があり今大会で登板できなかったことが残念でした。また、明徳義塾の中野恭聖投手はスピードこそないものの縦横2種類のスライダーがさえ3安打完封で20イニング無失点。これで明徳義塾は4年振りのベスト4進出を決めました。思えばセンバツの1回戦で負けた時に、「今までの敗戦の中で一番恥ずかしい。手も足も出ない。まるでサンドバッグ。こんなチームで甲子園に出たらいかん。監督の力が衰えている。」と言った言葉を思い出しますが、夏に向けてしっかりと強いチームに仕上げてきました。守備力が他の高校より勝っていると思います。
3試合目、北海対聖光学院は7対3で北海が勝利。北海は88年振りのベスト4進出で大西投手は3試合連続完投。派手さはありませんがピッチングが上手い印象です。
4試合目、作新学院対木更津総合はやはり僅差となり3対1で作新学院が勝利。今井達也投手はこの日も最後に152キロをマーク、早川隆久投手も3点は失ったもののお互い連日の完投でよく頑張ったと思います。
これで、ベスト4が決まりました。準決勝は作新学院対明徳義塾、焦点は今井投手対明徳打線でしょう。秀岳館対北海は秀岳館がやや有利に思えますがどうでしょうか。
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■甲子園11日目 2016.8.18
全国高校野球選手権大会11日目。
まず、東邦対聖光学院。東邦は藤嶋投手が先発、しかし6回途中で9安打を打たれ降板。体を十分に使っていないというか手投げの感があり高めを痛打される甲子園でした。この日のMAXは140キロ、おそらくプロに行くとしても投手というよりも野手で行くのではないでしょうか。また、打線は聖光学院の鈴木駿輔投手に抑えられ2点止まりで2対5で東邦は3回戦敗退となりました。3試合を通じて、もう少し東邦投手陣はコントロール重視で低目に球を集めるようにした方が良いと思いました。
続いて、花咲徳栄対作新学院は花咲徳栄の高橋昂也投手は先発せず5点を奪われた4回から登板、この日もMAXは146キロでその後1点に抑えましたが、BIG3としてのインパクトはもう一つだったように思います。ピッチングがおとなしい感じでした。一方、作新学院の今井達也投手は自己新の152キロをマーク。加えてチャンジアップやスライダーも織り交ぜ2点は奪われたものの10奪三振の連続完投でした。キャッチャー方向に手が伸びて球持ちが良く、コントロールに不安があった投手とは思えない素晴らしいフォームです。
また、木更津総合対広島新庄は木更津総合の早川隆久投手、広島新庄の堀瑞輝投手の投げ合いは見事で両投手で四球は1個。タイプは違うものの今年の豊富な左腕を代表するような投手戦でした。
その他、北海がベスト8に進んでいます。
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■甲子園10日目 2016.8.17
全国高校野球選手権大会10日目。
この日、一番の注目は常総学院対履正社の優勝候補対決でした。履正社先発は寺島投手ではなく山口投手でしたが緊張からか初回に2失点、2回途中ピンチを招いたところで寺島投手に交代。寺島投手も準備が十分ではなく右中間に打たれ2回までに5失点。結果7対4で常総学院が勝利しましたが、常総学院の左腕、鈴木昭汰投手は左打線に対して徹底したインコース攻めが印象的でした。ややストレート、シュート共にインコースギリギリへの素晴らしいコントロールでした。
また、盛岡大付対鳴門は打ち合いとなり11対6の最終回に盛岡大付が4点を奪い11対9、最後はピッチャーゴロダブルプレーで鳴門が勝利。河野投手も最終回は際どい球をボールと判定されることが多く苦しみましたが何とか逃げ切りました。
他には秀岳館と明徳義塾が勝利し4校がベスト8進出を果たしました。準々決勝の組み合わせでは鳴門対明徳義塾の四国対決となりました。
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■甲子園9日目 2016.8.16
全国高校野球選手権大会9日目。
まず、2試合目の樟南対花咲徳栄は花咲徳栄が6対3で勝利。注目の高橋昂也投手は、この日もMAX146キロ、11安打8奪三振で樟南の高橋投手対策で逆方向に上手く打っていた印象でした。高橋投手は予選で奪三振率12以上の凄いピッチングだったので、少し調子は上がっていないようです。次に期待します。
続いて3試合目は、広島新庄対富山第一は7対1で広島新庄が勝利。広島新庄の堀瑞輝投手は富山第一の早打ちもありましたが、変化球がキレて90球の省エネ投球で3安打の完投勝ち。この投手を見ると、2年前に準優勝した三重の今井投手を思い出します。腕が遅れてきてクロスからのスライダーはかなり打ちにくいと思います。また、富山第一の実質的なエースである2年生の森圭名投手は終盤に打たれましたが143キロをマーク。来年はどこまで成長するか楽しみです。
また、市和歌山対日南学園は6対4で日南学園が勝利しています。
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■甲子園8日目 2016.8.15
全国高校野球選手権大会8日目。
3試合目、東邦対八戸学院光星は敗退寸前の東邦が一気に5点を奪い逆転サヨナラ。私の友人も甲子園に行っていましたが、球場全体が負けていた東邦を声援。鳥肌が立つほどの異様なムードだったようです。これで、東邦は3回戦進出を果たしましたが、2試合共に9失点と投手が踏ん張れません。特に藤嶋投手は3回途中6安打で自責点4、MAXは142キロ、調子が上がりませんね、心配です。
4試合目、余韻が冷めない甲子園で優勝候補同士のいわば事実上の決勝戦である横浜対履正社の試合が行われました。しかし、せっかくの試合は2回途中に2度の雨天中断、試合も雨で水に流された感じで、この回に履正社が5点を奪いました。結局、ナイターとなった試合はやはり投手有利となり藤平投手、寺島投手のBIG2は、その後無失点で履正社が勝利しました。この日のMAXは藤平投手は148キロ、寺島投手は146キロでした。
その他、いなべ総合は勝利、中京は敗退しました。
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■甲子園6日目、7日目 2016.8.14
全国高校野球選手権大会6日目、7日目。
6日目。この日印象的だったのは作新学院の今井達也投手、正直驚きでした。ストレートは151キロを連発。キレが抜群でスライダーも良く、大会前はプロのスカウトもB評価でしたがA評価に上がり中にはBIG3よりも高い評価をしたスカウトもいるようでした。細身で肩の可動域があり将来性もありそうです。コントロールが課題のようでしたが全く問題ないと思います。私の好きなタイプの投手でした。試合は尽誠学園に3対0で13奪三振で今大会初で作新学院としては江川投手以来の完封、お見事でした。
その他、北海対松山聖陵は2対1で北海が勝利。アドゥワ誠投手は12安打3奪三振で2失点。今すぐにプロ入りとは考えにくいとは思いますが196センチの長身で、この日の144キロのストレートがどれだけ上がってくるかでしょう。
7日目。まず、鳴門対智弁学園は鳴門が同点の最終回に満塁からライト前ヒットとエラーで3点を奪いセンバツ王者の智弁学園に5対2で勝利。実戦派投手の河野投手は低目の制球力が良かったですね。一方、村上投手は左打者への最後もそうですがインコースギリギリの球を打たれましたが、この日もいい球を投げていました。174センチでも優勝投手になれる、高校野球のお見本のような投手でした。
また、創志学園の高田萌生投手は春より成長して甲子園に帰ってきて152キロをマークしましたが10失点で降板、確かに速いがプロの評価も何か物足りない感じでしょうか。スピードの割には奪三振率が1試合平均で6個あたり、もう少し上がってくるといいでしょう。
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■甲子園5日目 2016.8.12
全国高校野球選手権大会5日目。
1試合目。八王子対日南学園は日南学園が中盤に得点し7対1で勝利。八王子は早乙女大輝投手と米原大地投手の予定通りの2年生リレーでしたが、上手くいかなかった感じでしょうか。投手交代は難しいものですね。
2試合目。富山第一対中越は息詰まる投手戦。特に中越の今村豪投手は8回のピンチを防ぎ、9回1アウトまでノーヒットノーラン。しかし、4番の狭間選手にツーベースを打たれ18年振りのノーヒットノーランの夢は消え、直後に岩城選手にサヨナラヒットを打たれ0対1で富山第一が勝利。今村投手は打たせて取るピッチングでしたがストレートのキレはスピード以上の速さに見えました。今年は本当に色々な左腕を見れる年です。
3試合目。嘉手納対前橋育英は7回一気に8点を奪った初出場の嘉手納が10対3で勝利。春季関東大会で横浜を破り優勝している前橋育英なので有利かと思いましたが魔の7回となってしまいました。エース佐藤優人投手は何となく優勝した2年先輩の高橋光成投手に似ていました。
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■甲子園4日目 2016.8.11
全国高校野球選手権大会4日目。
1試合目。関東一対広島新庄は投手戦。1対1のまま延長戦へ、最後は延長12回に犠牲フライで広島新庄が勝利しました。両チームの投手が頑張りましたが、広島新庄の堀投手の気迫ある力投はお見事でした。
2試合目。京都翔英対樟南は樟南が9対1で勝利。樟南の浜屋将太投手は初回に失点しましたが、その後は無失点で8回1失点。球速は137キロとあまり出ませんでしたが、まずまずの投球だったのではないでしょうか。
3試合目。星稜対市和歌山は8対2で市和歌山が勝利。市和歌山の赤羽陸投手は11安打を打たれながらも2失点完投。星稜は4人の投手が登板しましたが寺西建(2年生)−竹谷理央(1年生)−小倉一優(2年生)−清水力斗(2年生)で寺西投手はなかなかの本格派左腕。1年生の竹谷投手も3回から6回まで無失点に抑えるなど来年は投手王国になりそうです。
4試合目。花咲徳栄対大曲工は6対1で花咲徳栄が勝利。注目の高橋昂也投手は10安打を打たれましたが11奪三振1失点完投。予選からの無失点記録は途切れたものの予想通りのピッチングでした。ゆっくりとしたフォームでステップするまで上半身のブレが全くなく安定しています。そこから一気に腕をシャープに振り投げ込みます。この日のMAXは146キロでしたが評判通り150キロは出るのではないでしょうか。
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■甲子園3日目 2016.8.10
全国高校野球選手権大会3日目。
1試合目。八戸学院光星対市尼崎は市尼崎が最終回に同点に追いつき初めての延長戦に入りましたが、延長10回に八戸学院光星が決勝点を奪い5対4で勝利。夏に2年連続で準優勝した光星学院時代のような力強さは感じないものの、打線が良くしぶといチームのように感じました。
2試合目。山梨学院対長崎商は山梨学院が5対3で逃げ切り勝利。山梨学院は吉松塁投手が6回途中まで無失点で期待の2年生、栗尾勇摩投手が終盤つかまり3点を献上、最後はあわや同点ホームランという当たりでしたが何とか逃げ切りました。
3試合目。東北対横浜の名門対決は優勝候補の横浜が7対1で勝利。ビッグ3の横浜の藤平投手は、この日MAX148キロで力強さに加え伸びる球でバットの上を通過するシーンが多く右腕ではbPでしょう。また、負けたものの東北の渡辺投手もノーテークバックで注目されましたが出所が分かりづらく伸びもあるので打者は打ちづらいと感じました。
4試合目。常総学院対近江は11対0の思わぬ大差で優勝候補でもある常総学院が勝利。常総学院は3人のリレーで完封。近江は注目の京山将弥投手が147キロをマークしましたが、投球練習が1球と準備不足でリリーフしましたが思うようなピッチングが出来なかったと思います。
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■甲子園2日目 2016.8.9
全国高校野球選手権大会2日目。この日は東海勢が3校登場しました。
1試合目。いなべ総合対鶴岡東は1回にチャンスがありながら無得点で2点をリードされたいなべ総合は嫌な流れでしたが、3回に1点を返しその後は着実に得点を重ね5対3で勝利。いなべ総合は最終回の大ピンチを1点で凌ぎ甲子園初勝利でした。
2試合目。中京対大分は中京が満塁ホームラン、2ランの効果的なホームランが飛び出し12対4で快勝。
3試合目。高川学園対履正社は5対1で優勝候補の履正社が勝利。注目の寺島投手はこの日はMAX146キロでしたが、130キロ中盤のストレートで追い込んでから140キロ台のストレートで三振を奪い2安打11奪三振でした。体もしっかりしていて柔らかく、やはりモノが違います。ビッグ3の中でも将来性、伸びシロが最も期待できる投手らしいピッチングでした。一方、初出場の高川学園も健闘、山野太一投手もキレのいい投手でした。
4試合目。東邦対北陸は19対9と大味な試合で東邦が勝利。東邦は藤嶋投手ではなく松山投手が先発しましたが7回9安打5失点。MAXは142キロでしたが高めの球をヒットされるケースが多かったように思えます。リリーフした千手投手も2回6安打4失点と打たれました。一方、打線は24安打19得点。予選で打撃が大不振だった藤島投手はホームラン、3塁打、2塁打2本と大暴れ。やはり藤嶋投手が打つとチームが乗れると感じました。打球の速さが他の選手とは違います。
この日は、左投手が多く登板しました。東海勢も全て勝利と好発進でした。
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■甲子園初日 2016.8.8
全国高校野球選手権大会が始まりました。
開会式直後の第1試合。鳴門が佐久長聖に3対2の僅差で勝利しました。この試合、鳴門の河野投手は9安打を打たれ2失点。インコースに厳しい球が持ち味ですが、初戦の緊張もあったでしょう。四球を出してピンチの場面もありましたが、経験豊富の投手なのでしぶとく勝利、2年前の四国大会で見ましたが、その時より力強さも加わった感じでした。
一方、佐久長聖は長野大会の準決勝を見ましたが、その試合と同じようになってしまい、先発の小林投手が打たれ2番手の塩沢太規投手が抑えました。決勝は塩沢投手が完投勝利していますが初日の第1試合ということもあり、藤原監督も3年生を先発で起用したと思いますが、なかなか上手くいきませんでしたね。
2試合目。センバツ優勝の智弁学園が出雲に6対1で勝利。予選では少し打たれていたセンバツ優勝投手の村上投手でしたが、1失点完投し無四球でさすがの制球力でした。3ボールからボール球を振らせるキャッチャーのリードも光りました。出雲は中盤まで善戦し試合を盛り上げました。
3試合目。盛岡大付対九州国際大付は点の取り合いでシーソーゲームで見ている側には面白い試合になりましたが、最終回に盛岡大付が2点を奪い九州国際大付に勝利。8回の流れからも九州国際大付が勝利するかと思われましたが、粘って盛岡大付が勝利しました。この試合、お互いのチームの出身者がトヨタ自動車の選手にいるので興味深く見ていました。
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■甲子園組み合わせ 2016.8.5
全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われました。
まず、1回戦の注目の対戦は藤平尚真を擁する横浜が3日目にテークバックゼロ投法の渡辺法聖投手がいる東北との強豪対決となりました。後はばらついた感じでしょうか。
他には、寺島成輝投手の履正社が2日目第3試合で高川学園と対戦。高橋昂也投手を擁する花咲徳栄は4日目に大曲工と対戦。
史上8校目の春夏連覇を狙う智弁学園は大会初日の第2試合で出雲と対戦します。
東海勢は3校が2日目の来週月曜日に登場。1試合目がいなべ総合対鶴岡東、2試合目が中京対大分、4試合目が東邦対北陸との対戦となりました。また、常葉菊川はセンバツベスト4の秀岳館と対戦、森下監督最後の大会となります。
選手宣誓は33年ぶり出場の市尼崎の前田大輝主将が務めます。
いよいよ明後日から始まる甲子園大会ですが、オリンピックと見事に日程がダブっているので大会の盛り上がりはどうでしょうか。
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■出場校の素顔 2016.8.4
全国高校野球選手権大会の出場校を様々な数字から見た素顔や特徴がニュースで出ていました。
初出場:9校
話題を呼んだのは、通信制高校として初めての出場となった北北海道代表のクラーク記念国際。創部3年目で地方大会を制しました。西東京代表は八王子ですが八王子市にある学校の甲子園出場は初めてのようです。
ベンチの全員が県内中学出身:10校
甲子園でベンチに入れるのは18名、全校で882名になりますが、その中で県内の中学を出ている選手は575名の6割5分、18名全員が県内中学出身は中越、大分など。嘉手納もその一つですが学校の500メートル先には町の面積の82%を占める米軍基地があり練習中には飛行機の轟音でお互いの声が聞こえないようです。
ベンチに県内中学出身者がいない:2校
明徳義塾と秀岳館のベンチには県内中学出身者が一名もいません。
私立校:39校
ほとんどの出場校が私立。公立は境や初出場の大曲工、甲子園まで数キロのところにある市立尼崎など。
エースナンバーが左腕:20校
私も紹介しましたが注目の左腕は今年が最多、150キロ以上の球速の履正社の寺島成輝投手、ドラフト1位候補として名前が挙がる花咲徳栄の高橋昂也投手の他にテイクバックゼロ投法の東北の渡辺法聖投手など今年は左腕は目白押しです。
春夏連続出場:13校
強豪校が続々と地方大会で破れる中、今春の選抜覇者の智弁学園は春夏制覇の可能性。4強入りした秀岳館、8強入りした木更津総合の姿もあります。ちなみに夏の甲子園に2年連続出場するのは11校。
甲子園の優勝経験:5校
常総学院、作新学院、前橋育英、横浜、明徳義塾。
ベンチの全員が県内中学出身の中に東邦も入ります。数字で見るのも面白いですね。
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■優勝候補 2016.8.3
明日、抽選が行われる全国高校野球選手権大会ですが、優勝候補はどこになるのでしょうか。
予想としては、横浜と履正社の評判が高いようです。
まず、横浜は藤平尚真投手(152キロ)、石川達也(142キロ)の左右Wエースで激戦区の神奈川を勝ち抜き、公家響、村田雄大らホームランを打てる選手が多く7試合で65得点、大会新記録となる14本塁打と投打のバランスが良く優勝候補の筆頭ではないでしょうか。
続いて、履正社は春に決勝で大阪桐蔭を破り近畿大会もセンバツ優勝の智弁学園に勝利し優勝。こちらも寺島成輝投手(149キロ)、山口裕次郎投手(145キロ)の両左腕が万全。打線も8試合で79得点と1試合平均10点近く得点出来ています。
これに続くのが、秀岳館、花咲徳栄、木更津総合、常総学院あたりのようです。
昨年優勝した東海大相模は小笠原投手、吉田投手という2人の好投手がいましたが、甲子園を勝ち抜くにはエース級の投手が2人は必要に思います。
東邦も藤嶋投手、松山投手の2人で予選を勝ち抜きましたが、他の優勝候補と比べると予選では凄さをやや感じませんでした。
同様にセンバツ優勝の智弁学園も予選で苦しみ村上投手頼みで1点差試合が予選で3試合あり優勝候補に挙がっていません。
来週から始まる甲子園大会ですが、どこが優勝するか初戦の戦いにも注目です。
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■ビッグ3 2016.8.2
昨日紹介した今年の注目投手ですが、今年のビッグ3の投手が揃い踏みする大会でもあります。
ビッグ3と称されるのは、寺島 成輝(履正社)、藤平 尚真(横浜)、高橋 昂也(花咲徳栄)の3名。
まず、寺島投手は183センチ86キロ。予選4試合で1失点の防御率0.31。1試合平均では被安打率4.03 奪三振率13.34 四死球率3.10で準決勝、決勝でも149キロをマーク。本格派左腕で右打者へのインコースのストレートが素晴らしいと感じます。
続いて、藤平投手は185センチ83キロ。予選6試合で6失点の防御率0.31。1試合平均では被安打率2.38 奪三振率11.91 四死球率3.18で準決勝で152キロをマーク。決勝では3失点しましたが甲子園でも最速を狙います。
最後に、高橋投手は181センチ83キロ。予選6試合で無失点の防御率0.00。1試合平均では被安打率2.68 奪三振率12.65 四死球率0.49で準決勝で152キロをマーク。センバツでは145キロでしたが、春以降最も成長した投手と言われています。
これに加え高田 萌生(創志学園)は準々決勝でそれまで150キロだった最速を4キロ上回るスピードを記録しています。身長が178センチとビッグ3と比較すると小さく感じると思いますが、この投手もセンバツから成長しています。
東邦の藤嶋投手が予選で144キロだったことを考えると、この4名の投手の充実ぶりが抜けているように思えます。
それから、寺島投手と高橋投手は良く似た本格派左腕ですが、今年の夏は他にも左腕の好投手が揃っています。145キロ以上の左腕は堀 瑞輝(広島新庄)、山口 裕次郎(履正社)、山野 太一(高川学園)、河野 竜生(鳴門)。2年生の石川 達也(横浜)なども今後伸びそうな投手です。
甲子園での左腕最速は菊池 雄星投手の154キロ。昨年、小笠原 慎之介投手が152キロをマークしましたが、今年は左腕の最速記録が注目されそうです。
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■甲子園注目投手 2016.8.1
全国高校野球選手権愛知大会は決勝で東邦が愛工大名電に完勝し甲子園出場を決めました。
お互い連投となった藤嶋投手、藤村投手でしたが藤嶋投手の気迫が勝ったでしょうか。藤村投手は序盤に低目の球の判定から四球を出しタイムリーを打たれてリズムが狂ったようでした。
これで東邦は春夏連続出場となりますが、春以上の成績を期待しています。
また、昨日は神奈川で横浜、大阪で履正社が激戦区を勝ち抜き49代表が出揃いました。今年の注目投手は以下となります。
高田 萌生(創志学園)154キロ
藤平 尚真(横浜)152キロ
高橋 昂也(花咲徳栄)152キロ
今井 達也(作新学院)149キロ
寺島 成輝 (履正社)148キロ
堀 瑞輝(広島新庄)147キロ
近久 輝(東邦)147キロ
藤嶋 健人(東邦)146キロ
入江 大生(作新学院)146キロ
中山 晶量 (鳴門)146キロ
国光 瑛人(明徳義塾)146キロ
清水 力斗 (星稜)146キロ 2年生
京山 将弥(近江)145キロ
山口 裕次郎(履正社)145キロ
村上 頌樹(智弁学園)145キロ
山野 太一(高川学園)145キロ
河野 竜生(鳴門)145キロ
アドゥワ 誠(松山聖陵)145キロ
吉住 晴斗(鶴岡東)145キロ 2年生
佐藤 優人(前橋育英)144キロ
早川 隆久(木更津総合)144キロ
中津原 元輝(富山第一)144キロ
有村 大誠(秀岳館)144キロ
松山 仁彦(東邦)143キロ
鈴木 昭汰(常総学院)143キロ
樫村 雄大(常総学院)143キロ
栗尾 勇摩(山梨学院)143キロ 2年生
藤井 黎来(大曲工)143キロ 2年生
赤羽 陸(市和歌山)143キロ
石川 達也(横浜)142キロ
森 圭名(富山第一)142キロ
浜屋 将太(樟南)142キロ
中井 雄亮(秀岳館)142キロ
米原 大地(八王子)142キロ 2年生
渡辺 啓五 (いなべ総合)142キロ 2年生
竹井 丈人(関東一)141キロ
鈴木 拓人(聖光学院)140キロ
平林 弘人(市尼崎)140キロ
西浦 颯大 (明徳義塾)140キロ 2年生
今年は140キロ以上を投げる投手が39名もいます。ちなみに昨年は27名、一昨年が29名でした。
甲子園の組み合わせ抽選会は4日午後4時から大阪市のフェスティバルホールで行われます。大会は7日に開幕、準々決勝翌日の休養日を含め15日間で熱戦が繰り広げられます。いよいよ甲子園が迫ってきました。
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■愛工大名電と東邦が決勝進出 2016.7.30
全国高校野球選手権愛知大会は準決勝が行われ、愛工大名電と東邦が勝利し決勝に進みました。
愛工大名電と東邦共に序盤苦しむも後半に得点し僅差で勝利。藤村投手と藤嶋投手は両投手共にしっかりと投げ切り完投。少し打線が湿った感じはありますが順当勝ちでしょうか。
決勝は、藤村投手と藤嶋投手共に連投となりますが頑張ってもらいたいと思います。
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■都市対抗スピードランキング 2016.7.29
トヨタ自動車の初優勝で閉幕した社会人野球の都市対抗ですが、最終的な投手のスピードランキングは以下となります。
鈴木 博志(ヤ マ ハ) 154キロ
森脇 亮介(NTT東) 152キロ
森原 康平(日本新薬) 151キロ
石田 光宏(東京ガス) 150キロ
柏原 史陽(東 芝) 150キロ
齋藤 俊介(MHPS横浜) 149キロ
北出 浩喜(PANA) 149キロ
山本 淳(日 立) 148キロ
山岡 泰輔(東京ガス) 148キロ
K・トクナガ(MHPS横浜) 148キロ
六信 慎吾(西濃運輸) 148キロ
上杉 芳貴(ト ヨ タ) 148キロ
小林 慶祐(日本生命) 148キロ
トップの鈴木博志投手は磐田東卒の高卒2年目、都市対抗の予選で少し見ましたが勢いがあります。それまでMAXが152キロでしたが、本大会での2キロアップは見事で、来年のドラフト注目投手となりました。
ところで、高校野球は次々と代表が決定し私の田舎の四国も全て出揃いました。
まず、香川は先日の社会人野球都市対抗の決勝でダメ押しのタイムリーを放った坂田選手の母校の尽誠学園がセンバツ準優勝の高松商を破って久々9年振りの出場。
また、昨日は徳島は鳴門、愛媛は松山聖陵に決定。鳴門の中山晶量投手、河野竜生投手の両左腕、松山聖陵のアドゥワ誠投手の3名は2年前の四国大会で見た投手。3名共に145キロ程度まで球速アップしているので甲子園でも注目しています。
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■ベスト4出揃う 2016.7.28
全国高校野球選手権愛知大会は準々決勝が行われ、西尾東、愛工大名電、東邦、栄徳が勝利し準決勝に進みました。
私は岡崎球場に足を運び2試合観戦しました。
1試合目、大府対西尾東は接戦となりましたが後半もつれ8回に4対4の同点に追いついた西尾東が、プロ注目の浅野投手を攻め最終回1アウト満塁からタイムリーヒットで2点を奪い逆転。
その後、更にホームランも飛び出し結局9対4で西尾東が勝利しました。
2試合目、愛産大三河対愛工大名電も1点を争う試合となりました。
愛産大三河のエース寺澤投手は、見るのが3度目となりますが、スライダー系の変化球中心で7割が変化球です。ストレートは135キロ程度、もう少しストレート中心で押してほしいです。昨年からのエースですがグラブの引きが早いので我慢すればストレートは速くなりそうです。
愛工大名電のエース藤村投手は、5月に会ったことがあります。フォームはタメを作る時に少し変速気味なモーションにします。全体的にゆったりとしたフォームから球持ちが良くストレートは寺澤投手と同じく135キロ程度ですが低目にコントロール良く決まります。加えてスライダー系の球とチェンジアップなど上手く操りピッチングが丁寧で完成度が高い投手です。
試合は2対1で愛工大名電が勝利しましたが、愛産大三河はフライアウトが多く接戦の割に盛り上がりに欠ける試合でした。
また、小牧球場は東邦が土壇場で享栄を逆転、栄徳は豊橋中央に快勝でした。
これでベスト4が決まりましたが、おそらくこれで観戦するのは最後となりました。
以下は、寺澤投手、藤村投手以外でこの夏に見たエース級の感想です。
浅野 享太(大府)
右本格派で140キロ超えも1試合中に何度もありスピード感があります。昨年の秋に見た時より腕が上がって来ているようにも思いますが、少しコントロールがアバウトです。即プロはないと思いますが、大府の投手は愛知大学野球リーグで活躍するので大学での成長を期待します。
神尾 明星(西尾東)
右上手投げ、スピード感はあまり感じませんが、ストレートと変化球がコントロール良く制球されます。春の全三河大会で優勝し殊勲賞を受賞した投手で試合を作れるところがいいです。
川崎 ライアン(西尾東)
右上手投げ、少年野球時代から知る投手です。遠投120mで50m5.9秒と潜在能力の高い投手です。ただ投手としては上下運動も激しく未完成です。
森 一馬(岡崎西)
右上手投げ、私の教えた投手ですが成長して4回戦躍進のエースとして頑張ってくれました。ストレート、チャンジアップのコンビネーションが光りました。
釜口 航輔(岡崎西)
右上手投げ、この投手も私の中等部ですが、中学時代までは捕手で投手の経験はありませんでした。昨秋、豊田西戦で登板し147キロをマークし期待されましたが、制球力が課題でしょう。投手よりも打者として2試合連続ホームランは見事でした。
成田 達也(享栄)
右サイドハンド、キレのいいストレートとシュート、スライダー系の変化球が制球良く決まります。上体と下半身の捻転差があり体の柔らかさがあります。フォームは既に完成されていて、今後もどんどん良くなりそうな投手です。大学で注目します。
永田 諒哉(国府)
左上手投げ、ゆっくりとしたモーションからスナップを利かせコントロール良く制球されます。体が細身なのでスタミナが課題でしょうか。体が出来てくるとストレートも速くなるでしょう。
それから、残念ながら見ることのなかった中京大中京の長谷部銀次投手が昨日、岡崎球場に見に来ていました。試合終了後に進路を聞いてみましたが、希望は私が予想した通りの大学名が出てきました。学力もあり私が知る同じく中京大中京出の左腕が活躍したように、高校では不本意だった長谷部投手ですが、大学で頑張ってほしいと思います。
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■トヨタ自動車が初優勝!! 2016.7.27
社会人野球の都市対抗12日目、決勝。トヨタ自動車対日立製作所。
私は15時に仕事を上がり名古屋駅から新幹線に飛び乗り、東京ドームに応援に行ってきました。東京ドームに着いたのは18時前。まずは、外野で友人と待ち合わせしている間、決勝前の選手が大観衆で紹介されました。
トヨタ自動車はエース佐竹投手が先発。佐竹投手はヒットを打たれる場面もありましたが、要所を締めるピッチング。ドームにいるとヒットを打つ度に日立製作所の応援が凄く感じますが、走者を置いてからの佐竹投手のピッチングがまた凄みを感じます。
一方、日立製作所も予想通り梅野投手。梅野投手は2回に樺澤選手にホームラン、絶好調の多木選手にタイムリーを打たれ2失点。
トヨタ自動車は、4回に河合選手の犠牲フライで3点目。
7回には代打坂田選手のレフト線タイムリーツーベースヒットでダメ押しの4点目。
試合は、佐竹投手が終盤、力がこもったピッチングで最後はショートゴロに仕留め見事完封。
4対0で勝利し念願の都市対抗初優勝を果たしました。
ヒーローインタビューでは、職場や先輩の思いを背負った感謝の気持ちや都市対抗で勝てない苦しい思いなど語られエースで主将という立場を代表する感動的なコメントでした。
尚、MVPに相当する橋戸賞には4勝をあげ30イニング1失点で文句なく佐竹投手が受賞、久慈賞(敢闘賞)はこの日先発した梅野投手、若獅子賞(新人賞)は藤岡裕大外野手(トヨタ自動車)、田中俊太内野手(日立製作所)、菅野剛士外野手(日立製作所)、首位打者賞は17打数10安打の.588で多木選手。多木選手は春季大会に続き首位打者となります。打撃賞は中村良憲内野手(日立製作所)となりました。
これで、日本選手権に続く日本一に輝いたトヨタ自動車。私も決勝を見に行くのは5度目ですが、全て勝利し日本一を生で見る度にOBとして本当に嬉しく思います。また、佐竹投手がクローズアップされますが、全試合をノーエラーだった守備やバント、全員が走れる足を持った選手がいて、実力的にも日本一に相応しいチームとなりました。
私は、試合後にいつもご挨拶している佐竹投手のお父さんとお話ししました。お父さんも1週間の長い滞在でご苦労様でした。
私は東京ドームを後に新幹線で帰り自宅に着いたのは24時過ぎでしたが、優勝で疲れも吹っ飛んだ感じです。今日は休みを取っているので高校野球を観戦します。
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■トヨタ自動車決勝進出 2016.7.26
社会人野球の都市対抗11日目、準決勝の2試合が行われ、トヨタ自動車と日立製作所が勝利し決勝へ駒を進めました。
まず、トヨタ自動車対西濃運輸の東海ダービーは先発投手がどれだけ試合を作れるかが焦点でした。トヨタ自動車は予選でも登板のなかった六埜投手。思い切った采配のように思えますが、今年の六埜投手は春から好調。その六埜投手は6回途中を無失点。一方、西濃運輸は2回戦で12回完投勝利した六信投手が先発しましたが、2回に源田選手にタイムリーを打たれ2失点で3回途中で降板。西濃運輸は4番伊藤選手、5番の阪本選手の不調も響き、トヨタ自動車の4人の投手に抑えられ完封負け。トヨタ自動車は4回に絶好調の多木選手の2号ホームラン、9回に代打福田選手の2点タイムリースリーベースヒットでダメ押し。結局5対0でトヨタ自動車が快勝しました。
もう1試合は、日立製作所対東京ガスの関東ダービー。試合はやや地力に勝る日立製作所が東京ガスに2対0で勝利。
これで決勝はトヨタ自動車対日立製作所。トヨタ自動車は2009年以来2度目の決勝進出、日立製作所は創部100年で初の決勝進出。どちらが勝っても初の優勝。東京ドームは日立製作所の大応援団で埋まると思いますが、佐竹投手が初の悲願に向けて頑張ってくれるでしょう。期待しています。
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■西濃運輸4強 2016.7.25
社会人野球の都市対抗10日目、準々決勝の残り3試合が行われ、西濃運輸、日立製作所、東京ガスが勝利し4強が出揃いました。
西濃運輸はエース佐伯投手が登板しましたが11安打を浴び4失点でしたが、8回にホームランが2本飛び出し逆転で準決勝進出。
日立製作所はホンダ鈴鹿に8対1で快勝。ホンダ鈴鹿は東海理化からの補強の山本健太郎投手が先発しましたが誤算、2ランホームランを浴びるなど4回途中、自責点4で降板、2番手も打たれ前半で試合が決まってしまいました。一方、日立製作所は梅野無我投手が4安打1失点完投でした。
東京ガスは6回まで0対3の苦しい場面から、7回、8回で逆転し最後は山岡投手が締め4強進出。
これで、準決勝はトヨタ自動車対西濃運輸の東海ダービー、日立製作所対東京ガスの関東ダービーとなりました。
トヨタ自動車、西濃運輸はエース以外の投手が登板でしょう、先発投手がどれだけ試合を作れるかがカギ。日立製作所対東京ガスは日立製作所の猿川拓朗投手がローテーションで先発濃厚、東京ガスは3戦全てに山岡投手が登板しており、どこで山岡投手の登板があるかがポイントでしょう。
4強の中では日立製作所の先発投手が2枚揃っていて安定感があります。決勝に進むには他の3チームの先発がカギになりそうです。
それから、高校野球選手権愛知大会は1校を除く7校がベスト8に進出。順当な高校が勝ち進んでいるように思います。準々決勝からの組み合わせもポイントになりそうです。
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■トヨタ自動車が準決勝進出 2016.7.24
社会人野球の都市対抗9日目、トヨタ自動車がNTT東日本に延長10回2対1でサヨナラ勝ちし準決勝に進出しました。
この試合、先発佐竹投手は順調な立ち上がり、3回にはピンチもありましたが藤岡選手の好返球でタッチアップで本塁アウトもあり、その後も解説者もさすが日本代表エースと絶賛するピッチングで最終回へ。しかし、最終回2アウト1塁の完封寸前から左中間タイムリーツーベースを打たれ、土壇場で1対1の同点とされました。
試合は延長に入り、トヨタ自動車は10回裏に2アウト2塁から細山田捕手がサヨナラタイムリーを放ち2対1で勝利。準決勝へ駒を進めました。佐竹投手も1点は失いましたが、4安打10奪三振で強力打線をほぼ完ぺきに抑えました。
この試合、トヨタ自動車は初回に1アウト満塁など再三チャンスがありながら1点止まり。次の試合に課題を残しました。
また、他の試合は2回戦でしたが、東京ガスが三菱重工名古屋に延長でサヨナラ勝ち。三菱重工名古屋は0対3のビハインドからプロ注目、山岡投手を打ち同点に追いつくも最後は詰まった当たりがセンター前に落ちサヨナラ負けとなり、日本新薬は順当勝ちでした。
それから、私は金曜日、土曜日と教え子がいる岡崎西の試合を観戦。
エースの森投手は金曜日の国府戦で3回に2ランホームランを打たれましたが、終盤追いつき延長で勝利。森投手は少し慎重なピッチングだったように思います。
土曜日は春優勝の享栄と対戦。この試合で5試合目の先発となる森投手でしたが、3試合見た中でこの試合は一番いいピッチングでした。
球は低目に集まり腕もしっかりと振れストレートでも押し途中、三者連続三振を奪うなど3回を終わって無失点で気合も入っていました。4回に1アウトからサードのグラブを弾かれてヒットを許しましたが、捕っていればこの回も無失点だったようにも思えます。
その後、4回に連打を浴び3失点で降板しましたが、思い切ったピッチングで悔いはないでしょう。試合は地力に勝る享栄が8対1の7回コールドで勝利しました。
その他、注目の中京大中京対愛工大名電は愛工大名電が8対1で勝利。昨年決勝の借りを返した結果となりましたが愛工大名電は夏に強いですね。これで、再試合を除く4回戦が終了。愛知大会もそろそろ終盤となって来ました。
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■トヨタ自動車、西濃運輸が8強 2016.7.22
社会人野球の都市対抗7日目、トヨタ自動車対JR西日本の試合を観戦しました。
朝、5時半に自宅を出発、トヨタスポーツセンターからバスに乗車し13時過ぎに東京ドームに到着しました。
トヨタ自動車先発は新日鐵住金東海REXから補強の畠山翔平投手。
畠山投手は初回、緊張したようで先頭に四球を与えるも牽制でアウトを奪い、その後は変化球もさえ5回まで無安打。
一方、JR西日本も先発は三菱重工広島から補強の鮫島優樹投手。
鮫島投手は初回、2アウトからヒット後、樺澤選手にライト線タイムリーヒットを打たれ先制されます。しかしその後は、コントロール抜群で自慢のフォークも良く6回までスミ1に抑えました。畠山投手を見るのは2度目ですが、さすが佐竹投手と昨年、侍ジャパンで日本代表に選ばれた投手だと思います。
試合は、7回表にJR西日本がノーアウトからツーベースヒット、バントが内野安打となり、ここでトヨタ自動車は上杉投手を投入。
上杉投手は犠牲フライで同点に追いつかれるも、ショート源田選手の超ファインプレーがダブルプレーとなりピンチを脱出。昨年からの怪我で予選で登板はありませんでしたが、何とか本大会に間に合いました。次戦からも登板があるのではないでしょうか。
試合は、ここから動き8回裏、トヨタ自動車は1アウトから連続死球、四球で1アウト満塁。ここでJR西日本は愛産大卒の湧川雄貴投手にスイッチ。
湧川投手は大学時代に愛知大学野球選抜でトヨタ自動車と対戦しましたが、当時より荒々しい投球フォームになっていました。
トヨタ自動車は、ここで瀧野選手を代打に送り、瀧野選手が値千金の走者一掃となるセンターオーバーの3点タイムリースリーベースヒットを放ち4対1。
続く、多木選手がライトスタンドにダメ押しとなる2ランホームランで6対1。
トヨタ自動車は8回から佐竹投手が登板。球も低目に集まり完璧なピッチングで締めくくりました。
試合は6対1でトヨタ自動車が勝利。これで、トヨタ昨年に続きベスト8進出。次は佐竹投手対好調なNTT東日本打線となります。
また、西濃運輸も勝利し東海地区は破竹の8連勝となりました。
私は、2ランホームランを放った多木選手らと少し話をし、18時に東京ドームから帰ってきて自宅に着いたのは24時。長い1日でしたがトヨタ自動車の勝利で疲れも吹っ飛びました。
今日は高校野球を観戦。今週3日目の年休となります。
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■三菱重工名古屋も勝利 2016.7.21
社会人野球の都市対抗6日目、1回戦最後の日に三菱重工名古屋が登場、信越硬式野球クラブに5対1で勝利しました。
先発は何と高卒1年目の勝野昌慶投手(土岐商)、勝野投手は予選でもなかなかいいピッチングをしましたが、この日もストレートで押し6回途中を1安打無失点のピッチング。続いて補強の川脇投手が登板し緩球で翻弄、最後は菊地投手で締め勝利しました。
これで東海勢は6戦全勝で16チーム中6チームが東海となりました。
その他、優勝候補の日本通運は西部ガスに6対3で勝利。日立製作所は三菱重工神戸・高砂に延長12回タイブレークで4対3でサヨナラ勝ち。
また、今日からは2回戦が始まりトヨタ自動車の試合があります。私も休みを取り今から東京ドームに向かいます。
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■西濃運輸が大阪ガスに勝利 2016.7.20
社会人野球の都市対抗5日目、西濃運輸が大阪ガスに2対0で勝利しました。
西濃運輸はエース佐伯投手が昨年準優勝の大阪ガスを5安打に抑え、無四球完封の見事に頭脳的な投球でした。
他には、きらやか銀行がパナソニックに延長13回タイブレークで4対3で勝利、JR九州は東芝に1対0で勝利しました。
これで東海地区は無傷の5連勝、逆に近畿は昨年優勝の日本生命、準優勝の大阪ガス、パナソニック、NTT西日本の4チームが敗退。関東も三菱日立パワーシステムズ横浜、新日鉄住金かずさマジック、東芝、JFE東日本、JR東日本、新日鉄住金鹿島と早くも6敗。
これだけ、関西も関東も負ける大会は珍しく高校野球も浦和学院、敦賀気比など優勝候補が敗退し新たな時代が来るのでしょうか。
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■岡崎西が勝利 2016.7.19
昨日は年休を取り、全国高校野球選手権愛知大会の観戦に阿久比球場に行きました。
試合は岡崎商対岡崎西の試合。私の中等部と少年野球の教え子が多くいる高校同士の対戦でした。特に両エースは私の教え子なので感慨深い試合でした。
まず、岡崎商先発の瀬戸潤也投手は少年野球の教えた選手でした。少年野球時代は内野手でしたが高校に入り投手に転向。サイドハンド投手となりエースに成長しました。
瀬戸投手は3回に味方のミスなどで2点を奪われましたが、6回まで2失点。しかし、7回に1アウト1、2塁から、私の中等部OBの岡崎西の4番釡口選手に場外ホームランを打たれ3点を追加されました。
一方、岡崎西のエース森一馬投手は中等部の教え子。向上心のある投手で、高校に入ってからも何度かアドバイスしている投手です。
森投手は、秋に比べスピードもアップし135キロぐらいは出ていると思います。加えて覚えるといいとアドバイスしたチャンジアップや落ちる球が効果的で1点は失いましたが7回を投げ1失点。これで、1回戦の順延になった試合も含めると19イニング3失点と安定感抜群です。試合後、少し気になった点をアドバイスしましたが、しっかりと今大会に上手く仕上がったのが嬉しく思いました。
試合は8対1で岡崎西が勝利。釡口選手はホームラン以外もタイムリー2本と5打点の活躍でした。
また、この試合で教え子の出場は6名。他には、岡崎西の佐藤捕手、岡崎商の天野投手(1年生下写真)、塚原外野手(1年生)が出場しました。
勝った岡崎西は近年では最も力があります。次の試合は22日、次も休みを取って応援に行きたいと思います。
ところで、社会人野球の都市対抗はJR北海道、JR西日本、JR東日本が勝利しました。特にJR西日本は湧川投手(愛産大)が新日鐵住金かずさマジックに好投し予想を覆しての勝利でした。
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■ホンダ鈴鹿、王子が勝利 2016.7.18
社会人野球の都市対抗3日目、この日も東海勢2チームの試合がありました。
まず、ホンダ鈴鹿はJFE西日本に15安打10得点の猛攻で10対1で勝利。私も少しビデオで見ましたが、先発の平井克典投手もホームランで1点は失ったものの8回を4安打に抑え予選と同じようなピッチングが出来ていました。愛産大卒3年目で球団によってはプロの指名もあるのではないでしょうか。
一方、JFE西日本は5人の投手を注ぎ込みましたが、1年目で活躍中のJR西日本からの補強の西川昇吾投手(日本福祉大)の登板はありませんでした。
続いて、王子は強豪のJR東日本と対戦。試合は昨年、ドラフト指名漏れの近藤均投手と来年のドラフト目玉の田嶋大樹投手の見事な投げ合いでした。結果、両チーム得点のまま延長へ突入。延長10回に田嶋投手が加藤選手に劇的なサヨナラ2ランホームランを打たれ王子が2対0で勝利しましたが、いい投手戦でした。近藤投手は昨年から東京ドームで抜群の安定感です。今年は指名されてほしいと思います。
これでここまで東海勢は4チーム登場しましたが全て勝利しました。
もう1試合は優勝候補でもある日本新薬がホンダ熊本に5対2で勝利。榎田投手が7回2失点で勝利投手となっています。
また、私は土日で岡崎市の市長杯を観戦。2日間で5試合見ましたが、うちの中等部の投手の中学が優勝、安定感が光りました。その他の投手や野手も頑張り多くの選手が西三河に出場することになりました。
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■佐竹投手が完封 2016.7.17
社会人野球の都市対抗2日目、トヨタ自動車が初戦で七十七銀行と対戦。私は少年野球と中学の試合観戦などで夜にビデオで見ました。
先発はエース佐竹投手。佐竹投手は初球投げたところで2段モーションなのでしょうか、主審に注意されました。しかし、動揺も全くなく快調な立ち上がりでした。特に6回までは1安打に抑えました。今年のピッチングと同じように、少し高く浮く球もあり完璧ではないもののストレートとチャンジアップが効果的で、チャンジアップでかなり空振りを奪いました。
終わってみれば毎回13奪三振の4安打完封で2対0でトヨタ自動車が勝利しました。佐竹投手は丁寧ながらもテンポの良さが光っていました。毎回奪三振は7人目で72回大会ぶりなので15年間ぶりの快挙となりました。次戦は21日の木曜日、私も休みを取って応援に行きたいと思います。
その他、1試合目のヤマハはJFE東日本に9対4で勝利しました。ヤマハは予選同様、初回に4点を奪い終始リードを保ちました。この試合もビデオで見ましたが、ヤマハ先発のドラフト候補、池田駿投手は6回途中7安打4失点で四球が6個と相変わらず多く、プロは厳しいと感じました。
最後は、東京ガスがNTT西日本に勝利。注目の山岡投手が3安打8奪三振の完封。この日のMAXは148キロでした。高卒3年目でプロ指名は間違いなく1位か2位で指名されるでしょう。ダルビッシュ投手も認めたスライダーにスピードも加わりました。
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■日本生命が初戦敗退 2016.7.16
社会人野球の都市対抗が開幕しました。
開幕戦では昨年優勝の日本生命が西関東第1代表の三菱日立パワーシステムズ横浜と対戦。
私もテレビで見ましたが、この試合では1年目投手が大活躍でした。先発は日本生命が3年目の清水翔太投手(麗澤瑞浪−中京大)、三菱日立パワーシステムズ横浜が1年目の大野亨輔投手(星稜−専大)でした。
試合は三菱日立パワーシステムズ横浜が4点を先制、日本生命は4回から8回まで先頭打者が出塁するもフライアウトやダブルプレーなどでチャンスを潰しました。新人の大野投手は粘り強い投球でした。
三菱日立パワーシステムズ横浜は8回1アウト2塁のピンチにJX−ENEOSからの補強選手の高卒1年目、鈴木健矢投手(木更津総合)が登板。いきなり4番打者に死球を与えましたが、その後は内野ゴロと内野フライに抑えました。
鈴木健矢投手はサイドハンド投手で昨年のセンバツで甲子園に出場した投手ですが高卒1年目での登板は驚きです。いきなり四球を与えましたが、臆するとこなく後続を抑えました。また最終回は、これもJX−ENEOSからの補強選手の1年目、齋藤俊介投手(成田−立大)が登板。2三振を奪う見事な投球でした。
三菱日立パワーシステムズ横浜は第1代表で好投手の多いJX−ENEOSから新人2人を補強する大胆な発想でしたが見事な投球でした。
一方、日本生命はいい所がなく初戦敗退。昨年、大活躍の藤井貴之投手の登板もありませんでした。
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■愛知大会再開 2016.7.15
高校野球愛知大会は雨で順延となった3日目の試合が行われました。
この日は注目投手であるMAX142キロ、中部大第一の立野和明投手が7回3安打無失点、11奪三振で7回コールド発進しました。
中日スポーツにも掲載されていましたが、立野投手はこの日のMAXは138キロ、即プロはないと思いますが、フォームに癖がなく素材の良さがプロのスカウトの中でも好評価されています。
また、うちの中等部OBの岡崎西、森一馬投手も5回無失点でしたが6回から雨で試合が中止。今日に順延となりました。今日は投げるか分かりませんが頑張ってほしいと思います。
また、福岡大会では春の九州大会で優勝した福岡大大濠が福岡第一に3対6で敗れる波乱。エースでドラフト候補の146キロ右腕、濱地真澄投手は自らホームランを放ち145キロをマークしながらもミスなどで自責点は2点ながらも初戦で姿を消しました。
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■都市対抗野球 明日開幕 2016.7.14
いよいよ明日開幕する社会人野球の都市対抗野球ですが、各チームの監督が選ぶ優勝候補が掲載されていました。
多い方から、日立製作所9票、日本新薬9票、日本生命8票、トヨタ自動車8票、日本通運7票、JR東日本5票、王子4票、東京ガス3票となりました。日本選手権対象大会優勝チームと各地区の第1代表に票が集まりました。
昨年の優勝は日本生命でしたが、準々決勝のトヨタ自動車戦からは3試合連続の延長戦での試合。今年も実力は伯仲していてどこも優勝のチャンスはあるのではないでしょうか。
尚、都市対抗野球はJ−SPORTSで放映されます。
また、日米大学野球の第2戦も日本が勝利。昨日の佐々木投手に続き昨日も先発の柳裕也投手の好投が光りました。
それから、高校野球の愛知大会は今日再開します。秋田では昨年甲子園ベスト4の秋田商が初戦で敗退していたり、高校野球の話題はこれから続きます。
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■日本が先勝 2016.7.13
昨日開幕した日米大学野球は日本が先勝、先発した佐々木千隼投手(桜美林大)が7回12奪三振の好投で2対1で勝利しました。
佐々木投手は今年のドラフト1位候補でもあり大会前からストレートとスライダーがキレていて投手の中では一番いい状態だったようです。
今春のリーグ戦でも67回70奪三振のドクターK、失点はわずが2で防御率も0.27と驚異的な数字を残していて今が旬の投手です。
また、日米大学野球といえば私のチームメイトの日ハムの白井一幸コーチが大学4年生の時に日米大学野球の主将を務め、浜松球場で試合があった時に観戦に行ったことを思い出します。
日本代表選手はプロ入りする選手も多く今後も注目です。
ところで、高校野球は岩手で優勝候補の花巻東が県大会の初戦で盛岡工に1対3で敗れる波乱がありました。私の母校も初戦敗退。
高校野球で初戦の戦いは難しいですね。
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■侍ジャパン 2016.7.12
今日から始まる第40回 日米大学野球選手権大会。
全5試合行われますが今週末の土日の第4、5戦は草薙球場で行われます。
投手は以下となります。
4年生:柳裕也(明治大 150キロ)、佐々木千隼(桜美林大 152キロ)、濱口遥大(神奈川大 151キロ)、田村伊知郎(立教大 150キロ)、吉川峻平(関西大 143キロ)、水野滉也(東海大北海道キャンパス 147キロ)、3年生:齊藤大将(明治大 146キロ)、宮台康平(東京大 148キロ)、2年生:伊藤将司(国際武道大 142キロ)の9名。
怪我の影響もあり田中正義投手(創価大)らが漏れているのが残念ですが、頑張ってもらいたいと思います。
この大学日本代表は今年も8月27日にロッテの本拠地である千葉のQVCマリンフィールドで高校日本代表との対戦もあります。
また、その前の8月12日からは8か国が参加して開催されるワールドベースボールチャレンジが開催されます。これまではJX−ENEOSなどが単独チームで参加していましたが、今年は社会人代表として33名が招集されます。
投手では山岡泰輔投手(東京ガス)、酒居知史投手(大阪ガス)、進藤拓也投手(JR東日本)、田嶋大樹投手(JR東日本)あたりが選出されるでしょうか。
その後、10月28日からメキシコで行われるU23W杯には、プロ、社会人、大学の混成チームで出場する予定で、社会人からは5、6名が参加することが伝えられたようです。
プロからは安楽智大投手や高橋光成投手が選出されるでしょうか。
夏以降は、侍ジャパンにも注目です。
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■愛知大会開幕 2016.7.11
第98回全国高校野球選手権愛知大会は、1日順延となった昨日開幕しました。
私も少し時間があり豊田球場で、うちの中等部OBが2遊間を組んでいる高校の試合を観戦しました。
結果、1対2で敗れましたが全力を出し切ったと思います。
ところで昨日、サンデージャーナルという番組で野球王国“愛知”復活への道という番組を録画して観ました。
愛知は最近5年間で.375の勝率。その裏には野球留学で愛知に来る選手が少ないなど色々な視点の見方がありました。
また、愛知の野球選手で甲子園のベンチ入り出来る可能性は0.2%。この少ない可能性に向け頑張れるのが高校野球であり夢を追ってもらいたいですね。
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■愛知大会明日開幕 2016.7.8
第98回全国高校野球選手権愛知大会は、いよいよ明日開幕します。
今年は私学四強が中心でしょうか。昨年は中京大中京が優勝しましたが愛工大名電との決勝戦は白熱した試合でした。今年も好ゲームを期待します。
また、今年は140キロを超える投手も多く、注目するのは東邦の藤嶋健人投手、近久輝投手、松山仁彦投手や浅野享太投手(大府)、森博人投手(豊川) 、立野和明投手(中部大第一)、葛山大介(千種)らに注目しています。
それから、うちの中等部OBもベンチ入りしている選手が多く機会があれば応援に行きたいと思います。
背番号1をもらっている投手もいるので、チームを背負って頑張ってもらいたいと思います。
気になる天気ですが土曜日は雨模様で延期になるでしょうか。出来れば万全の状態での試合を望みます。
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■つくば秀英 森田健文監督 2016.7.6
昨日の日刊スポーツに「つくば秀英・森田健文監督 指導歴10年でプロ4投手輩出」という記事がありました。
全国どころか関東大会にも出場経験のないチームから最近10年で4投手がプロ入り。うち3人が高卒で今年も最速149キロの右腕エース長井良太投手がドラフト候補に挙がっています。
つくば秀英でプロ入りした投手は以下となります。
山田 大樹 ソフトバンク 2006年育成枠
塚原 頌平 オリックス 2010年4位指名
江柄子裕樹 巨人 2011年6位指名
野澤 佑斗 ソフトバンク 2015年育成枠
気になる森田監督の育成法ですが、入学時から、とにかく体の使い方を話するといいます。主に肩甲骨と股関節。右投手の場合、まず左の肩甲骨をはがすように内側に入れ、そして体が開かないように投げる瞬間に右の肩甲骨にぶつけるイメージ。軸を細く鋭く回転させれば自然と腕は振れるんですといいます。
また、投手に過度なウエートトレーニングはさせず、速い球を投げるのに筋肉が必要ならボディービルダーが一番速いだろという話をするといいます。教材には西武岸投手やソフトバンク千賀投手ら細身でも速球を投げる選手の動画を使い、体力強化は主に自前の調教施設でのランニング。砂を敷き詰めた約200メートルのトラックと高低差約1、5メートルの坂路で負荷をかけ、学校からグラウンドまでの約6キロを自転車で約30分走る移動でも下半身が鍛えられているようです。
好投手育成所にかかれば、球速20キロアップは当たり前で、現エースの長井投手も中学時代は捕手で入学時の最速は126キロ。最初に教える基本フォームを体に染みこませ現在は149キロにまで伸びたといいます。好投手を擁しながら結果が出ない理由は狭いグラウンドで戦経験不足にあるようです。
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■元プロ 2016.7.5
日曜日に高校野球の南北海道大会札幌支部Cブロック代表決定戦で札幌国際情報が勝利し南北海道大会への出場を決めました。
この札幌国際情報の監督は日本ハム時代に8勝を挙げた有倉雅史氏(49歳)です。
有倉雅史氏は05年に監督に就任以来、甲子園に繋がる大会での支部予選突破は初めてで、毎年試行錯誤しながらやっているといいます。公立校で指導する難しさを感じながらも、今年は手応えのあるチームに仕上がったようです。
ところで元プロ野球選手で高校野球の監督を務めている方は以下となります。
芦沢真矢 啓明学園
伊藤博康 東日本国際大昌
奥宮種男 東筑紫学園
金森栄治 金沢学院東
楠 城徹 九州国際大付
榊原聡一郎 宮崎日大
田中幸雄 菊川南陵
藤崎大輔 明聖高校
定岡智秋 柳ヶ浦
羽田耕一 三田学園
深沢和帆 駿台甲府
青木和義 出水中央
川俣浩明 藤沢翔陵
酒井弘樹 名古屋経済大高蔵
吉田 道 浜松学院
大越 基 早鞆
若林弘泰 東海大菅生
有倉雅史 札幌国際情報
古賀豪紀 九州文化学園
かなり多くなってきているようにも思えます。この中から今年はどこか甲子園に出場するのでしょうか。
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■150キロ超え 2016.7.4
既に北海道や沖縄で始まっている夏の高校野球地方大会ですが、東京や鹿児島でも始まり今週末からは全国的にスタートします。
今年の高校野球で注目される投手ですが、ここにきて150キロ超えの超スピードボールを投げる投手が増えています。
現在の高校生スピードランキングは以下となっています。
154キロ 梅野 雄吾(九産大九産)
153キロ 島孝明(東海大市原望洋)
152キロ 藤平尚真(横浜)
151キロ 山本由伸(都城)
150キロ 古谷優人(江陵)
150キロ 高山優希(大阪桐蔭)
150キロ 高田萌生(創志学園)
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149キロ 長井 良太(つくば秀英)
149キロ 太田龍(れいめい)
149キロ 長井 良太(つくば秀英)
148キロ 種市篤暉(八戸工大一)
148キロ 今井達也(作新学院)
148キロ 大江竜聖(二松学舎大付)
148キロ 横尾蓮太(静清)
148キロ 寺島成輝(履正社)
148キロ 山崎伊織(明石商)
148キロ 小郷賢人(関西)
150キロ超えは何と7名、148〜149キロは10名もいます。
春のセンバツの時点では、144キロの山崎颯一郎投手(敦賀気比)や146キロの藤嶋健人投手(東邦)らが注目されていましたが、これだけ150キロ前後の投手が増えてくると今年のドラフトも150キロ投手に注目が集まるのではないでしょうか。
また、これらの投手が予選を勝ち抜き甲子園に出場できるかも注目です。
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■光と影の日々 2016.7.1
7月に入りました。いよいよ夏の甲子園の予選が1週間後に始まります。
既にケーブルテレビで岡崎市内の高校の紹介ビデオを見たりするとワクワク感が出てきます。
テレビと言えば高校野球は7月19日からは甲子園への道、8月8日からは熱闘甲子園が放映されます。
今年の熱闘甲子園のテーマソングはAKB48の新曲、光と影の日々に決定。スローテンポのなかなかいい曲で映像と合わせると感動的になるでしょう。
ところで熱闘甲子園のテーマソングの人気ランキングをみると以下のようになります。
1位 オモイダマ 関ジャニ 2014年
2位 PRIDE GReeeeN 2012年
3位 あとひとつ FUNKY MONKEY BABYS 2010年
4位 ダイヤモンド コブクロ 2013年
5位 on your side Superfly 2015年
個人的には、田中将大投手も出ていた「あとひとつ」と「ダイヤモンド」が好きでした。今年もどんなドラマがあるでしょうか。
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■高校野球「継続率」初90%超え 2016.6.30
今日の朝刊で日本高野連が全国の野球部員数と加盟校数を発表し1年生が進級して3年生になった時の残留の割合を表した「継続率」が硬式で90.1%(昨年89.7%)となり1984年の調査開始以来、初めて90%を超えたとありました。
この成果は高野連が暴力の禁止を言い続けた結果だといいます。
同時に部員数は昨年より少子化の影響もあり1263人少ない16万7635人で2年連続の減少となり部員が増加した都道府県は14で減少が32。最も部員が増えたのは福岡の210人、最も減ったのは大阪の253人。加盟校数は7校減の4014校で11年連続の減少となったとのこと。
野球人口が減る中で継続率が高まるのは良いことです。私の高校時代は同期が30名近く入りましたが練習が厳しく最後まで残ったのは8名でした。いい選手が辞めていくのはもったいないことでした。
高校野球を最後までやりきることは立派なことだと思います。また、その選手が大人になって子供を育てた時にその子供も野球を始めるきっかけにもなるのではないでしょうか。
継続率が高まることは嬉しいことですね。
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■東海地区組み合わせ 2016.6.29
昨日、第98回全国高校野球選手権三重大会の組み合わせが決まりました。
これで、東海地区の組み合わせが全て決まりました。愛知大会以外の各大会の開始日とシードは以下となります。
岐阜:7月9日 県岐阜商、美濃加茂、大垣日大、中京、長良、市岐阜商、関商工、大垣商
静岡:7月9日 常葉橘、日大三島、静岡、東海大静岡翔洋、三島南、掛川西、浜松修学舎、静清
三重:7月15日 いなべ総合学園、津田学園、三重、海星
春季大会は優勝が常葉橘、準優勝が県岐阜商、3位が津田学園、いなべ総合となりましたが、夏はどこが優勝するか注目です。
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■日本通運が優勝 2016.6.28
社会人野球の都市対抗を占う北海道大会は決勝で日本通運が日本生命に6対3で勝利し優勝しました。これで日本通運は日本選手権の切符を手にしました。
日本通運は予選から打撃が好調で予選の王子戦、準決勝の日本新薬戦でコールド勝ち。全5試合で平均7得点で南関東でも第1代表を獲得しており都市対抗に向け弾みがつきました。
また、準優勝の日本生命も都市対抗の連覇に向け調子が上がっているように思えます。他には近畿地区第1代表の日本新薬が準決勝まで進出していて都市対抗でも上位に行くチャンスがあるのではないでしょうか。
社会人野球は都市対抗に向け補強選手も今週末から加わりムードが上がってきます。トヨタ自動車も今日から関西遠征で阪神2軍など試合が組まれています。
是非、優勝に向け調子を上げてもらいたいと思います。
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■愛知大会組み合わせ 2016.6.27
第98回全国高校野球選手権愛知大会の組み合わせが決まりました。
組み合わせを見ると、中京大中京のCブロックの左側には豊川、愛工大名電、至学館が入り激戦ブロックとなりました。
他のブロックでは、シードの初戦は3回戦からとなりますが、がなかなか手強い相手と対戦しそうです。Aブロックの東邦は昨年に続き渥美農業、Bブロックの愛産大三河は安城学園、Eブロックの愛知は中部大春日丘、Gブロックの千種は西尾東か豊田大谷、この4ブロックは初戦が注目です。
また、1回戦でも個人的には面白い対戦も多く楽しみです。少年野球や中等部OBも頑張っているので是非応援に行きたいと思います。
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■明日、抽選 2016.6.24
第98回全国高校野球選手権愛知大会の抽選会が明日、刈谷市総合文化センターで行われます。
この模様はケーブルテレビでも13時15分から放映されます。昨年は大矢さんが解説していましたが今年も注目校など紹介があるでしょう。
愛知大会は昨年189校で全国トップでしたが、実は組み合わせやまがたは知立の高校の先生が作成しています。
大会は7月9日で残り2週間と迫ってきました。いよいよ夏の高校野球の季節となりましたね。
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■北海道大会 2016.6.23
既に始まっている社会人野球の北海道大会ですが、多くのチームが都市対抗に出場するだけに注目の大会でもあります。
現在、2日目を終わって日本通運と日本生命が連勝。東京ガスは注目の山岡投手がきらやか銀行戦で6失点と不調です。
一方、東海勢は予選で第1代表を獲得した王子と第2代表のホンダ鈴鹿が出場していますが王子が1勝1敗、ホンダ鈴鹿が2敗と予選落ちが確定しています。王子はエース近藤投手で負けホンダ鈴鹿はここまでエース平井投手の登板はありません。また、ホンダ鈴鹿は高卒新人の柘植捕手(健大高崎)が2試合共にスタメンで出場しています。
過去の北海道大会では優勝チームが都市対抗でも優勝する確率は高くはありませんが、チームの状況を占う大会であり決勝トーナメントにどこが勝ち上がるか注目です。
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■コラム 2016.6.22
高校野球ドットコムのコラムの中で社会人野球から学ぼうというものがあります。
今まで走塁、守備、バントなどに関するものでしたが、2年前にトヨタ自動車の佐竹投手が述べた「マウンドを制するの術」以来の投手に関するコラムとして大阪ガス投手陣の育成メソッド「大会でベストピッチングができるための調整法とトレーニング」が紹介されていました。
このコラムでは都市対抗で勝ち抜く為の内容ですが、追い込み式調整法には落とし穴があり強度を落とす調整法やインターバルなどのランニングメソッドが書かれています。
また、他のコラムですが投手のコントロールとはということで3つのコントロールが必要と書かれていました。
一つ目は実際の制球力、2つ目は心のコントロール、3つ目は試合をコントロールすることです。試合に勝つためには、この3つのコントロールが必要ですね。
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■都市対抗組み合わせ 2016.6.20
社会人野球の都市対抗の組み合わせが決まりました。
昨年優勝の日本生命は7月15日の開幕試合で、西関東第1代表の三菱日立パワーシステムズ横浜と対戦します。JX−ENEOSから投手2名、野手1名を補強した三菱日立パワーシステムズ横浜に対し、日本選手権対象大会でもそれほど結果の出ていない日本生命が勝てるかどうか注目です。
また、1回戦注目の組み合わせは王子対JR東日本の第1代表対決。近藤投手と田嶋投手の投げ合いが見られそうです。
他には、西濃運輸対大阪ガスは2年前の優勝チームと昨年の準優勝チームの対決。予選では共に苦しみましたが立て直してくるでしょう。ここのゾーンには東芝対JR九州もありパナソニックやヤマハも入っています。
続いて王子と西濃運輸以外の東海地区は、トヨタ自動車が七十七銀行、ヤマハがJFE東日本、ホンダ鈴鹿がJFE西日本、三菱重工名古屋が信越硬式野球クラブと対戦します。
土曜日に少しトヨタ自動車の紅白戦を見ましたが怪我で予選で投げなかった上杉投手も登板し間に合いそうです。私も2試合ぐらいは見に行こうと思います。
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■補強選手 2016.6.17
社会人野球の都市対抗に出場するチームの補強選手の発表がありました。
日本生命は前年優勝による推薦出場のため、制度の適用はありませんが、大阪ガスも補強をしませんでした。
残る30チームの中で投手は31名と各チーム1名程度と意外と少ないと感じました。
補強選手では指名されにくい捕手もトヨタ自動車や他のチームも指名していました。
多く補強されたのはJX─ENEOS、セガサミー、ホンダ、富士重工あたりが6名ほど補強されたのが目立ちます。
関東のチームは補強選手の活躍が目立ち優勝にも大きく貢献します。
また、2年前には優勝した西濃運輸は補強したトヨタ自動車の佐竹投手がMVP同等の活躍を見せました。
ところで、組み合わせは明日行われますが、トヨタ自動車は1回戦が16日の土曜日の第2試合に決まりました。
まずは、どこと対戦するか注目です。
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■愛知展望 2016.6.16
昨日の高校野球ドットコムに愛知大会の展望が掲載されていました。
優勝候補は東邦で残りの私学四強が追う展開との予想。
戦力的には今春センバツ出場の東邦がやはり筆頭で、注目の藤嶋健人投手と松山仁彦投手が共に投手兼外野手として打戦でもクリーンナップを担います。
東邦を春季大会の準々決勝で下した中京大中京が追い、長谷部銀次投手が腰痛で大事をとってる間に初祖晋太郎投手と磯村峻平投手が出て来て投手陣の層は厚くなりました。
その中京大中京を準決勝で下している享栄も秋はほとんど一人で投げていた右横手投げの成田達也投手が安定しているまずが、更に期待していた二宮衣沙貴投手が中京大中京戦や東海大会を通じて自信を得たのが大きいそう。
私学四強に続くのが愛知産大三河、大府、千種あたり。共に寺澤遼太投手、浅野亨太投手、葛山大介投手の安定した右腕投手いいですね。
また、今年は個人的にも豊川の森博人投手ら投手としては右本格派投手の好投手も多く楽しみです。
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■愛知県高校野球 2016.6.15
愛知県の高校野球はいよいよ来週土曜日に抽選会が行われ、夏の愛知大会の組み合わせが決まり、7月9日から大会が始まります。
今年はシードを逃した愛工大名電がどのゾーンに入るかが注目でしょうか。
また、今週末は健大高崎を招いての招待試合が小牧球場と岡崎球場で行われ、東邦、享栄、栄徳、豊川と対戦します。
どの高校も残り1ヶ月を切り高校3年生としては最後の大会となるので頑張ってもらいたいと思います。
その中で、先日の日曜日に少年野球の試合を2試合観戦した後に、愛産大Gで行われていた大学の新人戦を少し見て、愛産大三河の練習試合を観戦しました。
そこには、私の中等部の教え子の投手が3名いて2名は3年生。1名の投手は午前中の試合で登板、もう1名は前日登板で見る機会はありませんでしたが、エースの寺澤投手の投球を見ることが出来ました。
試合の途中に、愛工大名電とのB戦に行っていた1年生の投手も帰ってきて2イニング投げたようで、3名に会うことが出来ましたが皆んな頑張っているようでした。
愛産大三河は春に準優勝し打線も好調そうで夏も上位進出が期待できるのではないでしょうか。3年生の2名の投手も何とかベンチ入りしてもらいたいものです。
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■都市対抗本大会 2016.6.14
社会人野球の都市対抗2次予選は日曜日に全地区が終了し32チームが出揃いました。
最多出場は昨年優勝の日本生命で58回、続くはパナソニックで50回目。49回出場のJX−ENEOSは予選敗退でした。連続出場も日本生命で14年連続と10年以上は日本生命のみとなっています。
これまで都市対抗は関東のチームが半数の優勝回数を誇り、東高西低の傾向がありましたが、昨年日本生命が優勝し準優勝が大阪ガスと共に関西勢でした。今年も東芝やJR東日本など関東勢の強さはそれほどでもないようにも感じますがどうでしょうか。
組み合わせは今週の土曜日に行われ、本大会は東京ドームで7月15日から12日間で行われます。まだ発表されていませんがトヨタ自動車もバッテリーとスイッチヒッターの内野手を補強しることになり7月から合流するでしょう。しっかりと準備してほしいと思います。
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■中京学院大が初出場初優勝 2016.6.13
全日本大学野球選手権は決勝で中京学院大が5対2中央学院大に勝利、初出場初優勝の偉業を達成しました。
全日本大学野球選手権で優勝するのは本当に難しいことですが、準決勝の9安打以外は毎試合2桁安打と打線が活発で見事に日本一となりました。
MVPはこの試合でも完投し491球を投げた柳川投手。柳川投手は週5日はスーパーのレジと焼き肉店のアルバイトを両立しているそうですが高校時代からタフな投手です。
私が柳川投手を見たのは2回あります。1回目は柳川投手が高校2年生のGWの最終日に中京大中京との練習試合で大垣で、2回目は同じく5月末の東海大会で草薙球場に行き静岡商との試合でした。この試合では教え子の市川との対戦もありました。
高校時代は全力投球のイメージが強かったのですが、大学に入り真上から投げ下ろすフォームから少しなめらかになり完成されてきましたね。これで柳川投手は日本代表候補にも選出されました。
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■中京学院大が4強 2016.6.10
全日本大学野球選手権は準々決勝が行われ優勝候補の亜細亜大に中京学院大が5対1で勝利、東海地区大学野球連盟としては初のベスト4進出を決めました。
この試合、柳川投手が7回の失策による1失点のみで完投、打っては12安打で亜細亜大を圧倒しました。
中京学院大の躍進は中部学院大も含め近年の岐阜学生野球リーグのレベルの高さを象徴しているのではないでしょうか。
また、ベスト4には他に奈良学園大、中央学院大、上武大が勝ち上がり上武大以外は新鮮な大学となりました。
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■明大が敗退 2016.6.9
全日本大学野球選手権は2回戦が終了し、ベスト8が出揃いました。
昨日の試合ではシードの明治大が関西国際大に延長タイブレークで敗れる波乱がありました。
試合は0対0のまま延長へ入り途中からリリーフしたエース柳裕也投手が打たれ敗退となりました。柳投手は甲子園でも活躍し高校時代から知っていましたが、コントロールはいいものの140キロまで出ていなかったのでプロまではと思っていませんでしたが、大学に入り150キロまでスピードアップ、今春も6勝を上げベストナインでドラフト上位候補となりました。体もガッチリしてきて負けはしたものの高い評価は変わらないと思います。
また、関西国際大には私の母校の投手もいますが嬉しい勝利でしょう。
これで、ベスト8は中京学院大、中央学院大、関西国際大、東海大北海道、亜細亜大、東北福祉大、上武大、奈良学園大となりました。
それから、以下は2回戦までの投手のスピードランキングです。(ドラフトレポートさんより)
小野 泰己(富士大4) 150km/h(神宮)
尾仲 祐哉(広経大4) 149km/h(神宮)
草場 亮太(九産大3) 149km/h(東ド)
柳 裕也(明治大4) 148km/h(神宮)
石井 聖太(中央学2) 147km/h(東ド)
丸田 隆成(九国大4) 147km/h(神宮)
齋藤 大将(明治大3) 146km/h(神宮)
大江 克哉(花園大2) 146km/h(神宮)
坂本光士郎(日文理4) 145km/h(神宮)
水野 滉也(東海北4) 145km/h(東ド)
齋藤友貴哉(桐蔭大4) 145km/h(神宮)
谷崎 龍(福工大2) 145km/h(東ド)
鈴木 佳佑(奈良学4) 145km/h(神宮)
田中 宏章(愛媛大4) 145km/h(東ド)
今日は初出場の中京学院大が優勝候補の亜細亜大と対戦します。どこまで中京学院大が戦えるか注目です。
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■第5代表に三菱重工名古屋 2016.6.8
社会人野球東海地区予選は最後の試合でもある第6代表決定戦が行われ三菱重工名古屋が新日鐵住金東海REXに5対1で勝利し最後の枠を勝ち取りました。
この試合、三菱重工名古屋先発の水野投手は立ち上がりが心配されましたが無難に抑え、その裏に打線が3点を奪い菊地投手とのリレーで勝利しました。
三菱重工名古屋は組み合わせによりトヨタ自動車に2敗するなど、苦しい試合が続きましたが昨年に続き第6代表を獲得しました。
一方、新日鐵住金東海REXは第3代表決定戦から決定戦3連敗で惜しくも代表を逃しました。昨日の第5代表で追加点を奪えていれば代表権を獲得していたと思われます。
これで終わってみればホンダ鈴鹿以外が連続出場でJR東海の予選敗退を除けば力のあるチームが代表権を獲得し、第1代表の組み合わせでいくと左ゾーンに集まった感がありましたが、やはり左ゾーンが4チーム出場という結果でした。
また、今大会のホームランを調べてみると29本あり、例年より10本近く増えています。打者の力がアップしているように思えます。投手では2人の先発投手で回していますが、ドラフト候補の王子の近藤投手、ホンダ鈴鹿の平井投手、ヤマハの池田投手の活躍とベテランのトヨタの佐竹投手、西濃運輸の佐伯投手、三菱重工名古屋の菊池投手の存在が大きかったように思えます。他の投手も頑張ってもらいたいと思います。
それから、全日本大学選手権は2回戦で中京学院大が桐蔭横浜大に3対2で勝利。プロ注目の吉川選手が4安打でアピールし初出場でベスト8進出を決めました。しかし、中京大は1回戦で奈良学園大に1対5で敗れています。
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■西濃運輸が第5代表 2016.6.7
社会人野球東海地区予選は大詰めの第5代表決定戦が行われ西濃運輸が延長で新日鐵住金東海REXに5対4で勝利、何とか第5代表を勝ち取りました。
この試合、先発の山下大輝投手が3回までに4失点され苦しい展開でしたが、徐々に追い上げ7回に同点に追いつき延長11回に勝ち越し勝利しました。
MVPは完投し2勝目を上げた山下投手。山下投手は昨年のドラフト漏れ3年目投手です。ストレートで真っ向勝負するタイプの投手で野田投手がプロ入りしエースの佐伯投手と2人で先発を回しました。
2年前には都市対抗で優勝した西濃運輸でしたが、今大会は1回戦で東海理化に負け打線が不調で苦しい戦いでしたが何とか代表権を獲得しました。
また、もう1試合は第6代表3回戦で三菱重工名古屋が東海理化に勝利し、最後の第6代表決定戦に今日臨みます。
一方、第1代表で連勝し絶対的有利な状況の東海理化でしたが、その後に4敗を屈し代表権獲得とはなりませんでした。
それから、昨日から全日本大学選手権が始まりました。
1回戦では中京学院大が日本文理大に2対0で勝利、柳川投手(大垣日大)が完封しました。柳川投手は新日鐵住金東海REXの葛西投手の1年後輩、高校時代に草薙球場で見ましたが、力投派の左腕投手で投げっぷりがいいです。
また、立命館大に進んだ東克樹投手(愛工大名電)も東日本国際大に2失点完投勝利でした。東投手は3年生となりますが、今春リーグ戦でノーヒットノーランを達成、防御率0.65でMVPを獲得するなど活躍しました。リーグ戦では全て先発していますが四球は2個以内と相変わらず制球力は高く昨日も2四球でした。スピードはMAX143キロ、身長は170センチと低いですがスピードが、あと数キロアップすればプロも夢ではないように思います。
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■トヨタ自動車とヤマハが代表権獲得 2016.6.6
梅雨に入りました。社会人野球東海地区予選は昨日で16日目、第3代表決定戦と第4代表決定戦が行われました。
まず、第3代表決定戦はトヨタ自動車対新日鐵住金東海REXが対戦。雨で1時間遅れの開始となりました。
トヨタ自動車は佐竹投手が先発、佐竹投手は4回までまずまずのピッチング。
新日鐵住金東海REXは技巧派の畠山投手が先発。
トヨタ自動車は4回に1点を先制すると、5回には相手のミスもあり西潟選手のタイムリー。
河合選手の連続タイムリーなどで、この回3点を追加。
トヨタ自動車は8回にも追加点を奪い5点目。投げては佐竹投手が10奪三振の力投で5回のホームランの1点に抑え最後は2アウト2、3塁で最後の打者をファーストゴロに抑え5対1でゲームセット。
トヨタ自動車が第3代表を獲得しました。
MVPは5試合すべてに登板、全4勝を上げ30イニング2失点の佐竹投手が文句なしで獲得しました。今年33歳になるレジェンドですが絶好調とは言えない中で、この成績はお見事でした。まずは、ゆっくり休んでもらいたいと思います。
また、第4代表決定戦はヤマハが西濃運輸に3対2で勝利、MVPは池田駿投手でした。
ヤマハは6試合中4試合で初回に得点するなど優位に試合を運ぶことが多かったと思います。
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■東邦ガスが予選敗退 2016.6.3
社会人野球東海地区予選は負ければ終わりの第6代表1回戦でジェイプロジェクトが延長13回サドンデスで11対10で東邦ガスに勝利しました。
この試合、壮絶な打ち合いとなり一時は1対5から逆転した東邦ガスでしたが7回に追いつかれ延長でサヨナラ負け。昨年も第6代表で同じジェイプロジェクトに負け敗退しましたが、今年も同じ目にあってしまいました。
東邦ガスはこの試合も高卒2年目の田中空良投手(豊川)が先発。前回、トヨタ自動車相手に5回で4失点、この日も2回に3失点と試合を作れず、見ていても力が入り過ぎて制球を乱すこともあり、社会人の投手としては発展途上の感があり加えて都市対抗の大事な試合なので安定している水田投手先発の方が結果的に上手くいったのではないでしょうか。
もう1試合は第4代表2回戦、西濃運輸が東海理化に10対0でコールド勝ち。
東海理化は、これで第1代表2連勝から3連敗で第6代表2回戦まで落ちてしまいました。一方、西濃運輸は山下投手が0点に抑え、次のヤマハとの決定戦は佐伯投手が万全で臨めそうです。
それから、他の地区では東京が第1代表がJR東日本、第2代表がNTT東日本、第3代表が東京ガスに決定。鷺宮製作所が第1代表決定戦から3連敗で代表を逃しました。
西関東は第1代表が三菱日立パワーシステムズ横浜、第2代表が東芝で、谷田成吾選手など大補強したJX-ENEOSでしたが予選敗退となりました。
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■第2代表にホンダ鈴鹿 2016.6.2
社会人野球東海地区予選は昨日、第2代表決定戦が行われホンダ鈴鹿が逆転でヤマハを下し2年振りに代表権を獲得しました。
この試合、ホンダ鈴鹿の平井投手とヤマハの池田駿投手のドラフト注目の2年目の投手が先発しました。
先制したのはヤマハで3回までに3点をリード、平井投手は3回途中で降板しました。ホンダ鈴鹿は5回に大城戸選手のタイムリーなどで1点差に迫り7回には、またも大城戸選手のタイムリーで同点。更に9回にも三度、大城戸選手が決勝タイムリーを放ち、投げては藤本投手、鹿沼投手のリレーで4対3でホンダ鈴鹿が勝利しました。
3打点で大活躍の大城戸選手はMVPを獲得しましたが、昨年トヨタ自動車にも補強された選手。打撃には非凡なものがあり守備は内野なら捕手以外どこでも守ります。大会期間中はサードでスタートしましたが途中から指名打者で出場していました。もう少し守備力があればプロも可能かもと思います。
また、大補強で注目されたホンダ鈴鹿ですが、その新人が大活躍。投手では片山雄貴投手(福工大附城東−駒澤大)が前回のヤマハ戦で最後に登板。石井元内野手(履正社−明治大)はファーストで4番に座り、山足達也内野手(大阪桐蔭−立命館大)はセカンドで6番に入りました。また、畔上翔選手(日大三− 法政大)は初戦に4番DHで出場していましたが、やや大振りで2三振するなど結果が出ないのか怪我なのか途中から出場がなくなってしまいました。
これで第1代表が王子、第2代表がホンダ鈴鹿に決まりましたが、共に近藤投手と平井投手の旬の投手の活躍が大きかったと思います。
それから、もう1試合は第4代表1回戦で西濃運輸が4対2で三菱重工名古屋を下しました。西濃運輸は佐伯投手が2失点完投。三菱重工名古屋は水野投手が完投しましたが初回に4失点。水野投手は注目してみていますが、どうも立ち上がりに大量失点されることが多く感じます。
これで三菱重工名古屋は第6代表1回戦まで落ちてしまい、JR東海との潰し合いとなってしまいました。
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■トヨタ自動車と新日鐵住金東海REXが勝利 2016.6.1
社会人野球東海地区予選は昨日、第3代表3回戦が行われトヨタ自動車と新日鐵住金東海REXが勝利しました。
私は休みを取りトヨタ自動車対三菱重工名古屋の試合を観戦しました。
トヨタ自動車先発は立ち上がりが心配な藤田投手でしたがスムーズな立ち上がりでした。
一方、三菱重工名古屋先発は菊池投手。菊池投手は前回同様に初回からピンチの連続。トヨタ自動車は初回にヒット、送りバント、ヒットで1アウト1、3塁から樺澤選手がセンター前ヒットを放ち先制。
しかし、ここからトヨタ自動車は悪夢が始まります。尚も1アウト1、3塁から後続が凡退。2回には河合選手の2ベースでノーアウト2塁でしたがキャッチャーの送球に河合選手がタッチアウト、3、4、5回にも1アウト1、3塁など毎回チャンスがありながらも後続が倒れ追加点が奪えません。
三菱重工名古屋は5回1アウト1、3塁のピンチから力で押す勝野投手にスイッチ、これがはまり後続を抑えました。勝野投手は流れを断ち切り6回から8回まで力投をみせました。
トヨタ自動車の藤田投手は6回にノーアウト1塁から牽制悪送球でノーアウト3塁から犠牲フライを打たれ同点にされました。その後、7回からは佐竹投手を投入。昨日の佐竹投手は今大会で一番ピッチングが良かったと思います。
試合はトヨタ自動車が9回裏、2アウト2塁から小島選手がこの試合5本目のヒットをライト前に放ち2対1で勝利しました。
この試合、トヨタ自動車はことごとくチャンスを生かせず5回まで毎回の9安打を放ちながらも得点は1。スミ1で負けるパターンとも思えましたが何とか勝利しました。
また、もう1試合は新日鐵住金東海REXが西濃運輸に8対0の大差で勝利。西濃運輸は打線の不調が気になります。
これで、第3代表決定戦はトヨタ自動車対新日鐵住金東海REXで日曜日に行われます。
ところで昨日の試合の途中から私の前に座った人がいましたが、よく見ると中日の吉見投手がトヨタ自動車の応援に来ていました。
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■王子が第1代表に 2016.5.31
社会人野球東海地区予選は昨日、第1代表決定戦が行われ4対0で王子がヤマハを下し第1代表を獲得しました。
MVPは、この試合で完封した近藤均投手。近藤投手は4試合中3試合に先発し3勝。
昨年ドラフト漏れの悔しさをバネに大車輪の活躍でした。東海地区を代表する投手になりました。昨年も本大会で2試合連続完封、準決勝では優勝した日本生命に延長14回で初失点しましたが、ベスト4に導いた立役者です。王子にとっても昨年以上の躍進が出来るかは近藤投手の右腕に掛かっているでしょう。
また、もう1試合は第2代表1回戦でホンダ鈴鹿が東海理化に5対0で勝利。明日、ヤマハとホンダ鈴鹿が第2代表決定戦を行います。
それから、愛知大学野球リーグの入れ替え戦は愛院大が延長でサヨナラ勝ち。愛院大は猛練習で2部落ちしてすぐに1部昇格となりました。
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■ヤマハと王子が第1代表決定戦へ 2016.5.30
社会人野球東海地区予選は週末で第1代表と第3代表のトーナメントが行われました。
まず、第1代表のトーナメントではヤマハがホンダ鈴鹿に9対0の大差で勝利。もう1試合は王子が東海理化に3対0で勝利し決定戦はヤマハと王子に決定しました。
また、負ければ第6代表に回る第3代表トーナメントでは三菱重工名古屋が永和商事ウイングに8対0、トヨタ自動車が東邦ガスに5対0、西濃運輸対JR東海は佐伯投手が完封し2対0で西濃運輸が勝利。残りは新日鐵住金東海REXとなっています。
これで東邦ガスとJR東海が第6代表に回ってしまいました。東邦ガスは昨年に続き早々と第6代表に回り、昨年は第1代表だったJR東海までも第6代表に回ることになりました。
それから、愛知大学野球リーグの入れ替え戦は愛大が先勝したものの愛院大が踏ん張り1勝1敗、今日で1部残留が決まります。東海地区大学野球春季選手権は中京学院大が初の大学選手権代表を獲得しました。
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■若林投手がMVP 2016.5.27
既に終了している愛知大学野球春季リーグ戦の閉会式があり優勝した中京大の若林投手がMVPを獲得しました。
若林投手は規定回数には達しなかったものの3勝し12試合中10試合に先発、リリーフでフル回転したのが認められての受賞でした。第1戦に登板し4勝した古田投手を抑えての受賞でした。名城大との3連戦で登板したのが大きかったでしょうか。
また、最優秀防御率は1.80で愛産大の今村勇刀投手(九州国際大付)。注目の名城大の栗林良吏投手は最多投球回数の50回を投げ3勝2敗でした。
栗林投手は2年生ですが少し登板が多くなっているのが心配です。かつて16連勝した愛院大の小川投手の悪夢がちらつきます。
ところで明日からは入れ替え戦、東海地区大学野球春季選手権が始まり注目です。
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■王子と東海理化が勝ち進む 2016.5.26
社会人野球東海地区予選2回戦の残り2試合は王子と東海理化が勝利しました。
まず、王子はJR東海と対戦。王子はドラフト指名漏れの近藤投手が先発し好投、JR東海はベテランの秋葉投手が先発しましたが小刻みに失点を重ね7対2で王子が勝利しました。
続いて新日鐵住金東海REX対東海理化は新日鐵住金東海REXの畠山投手と東海理化のベテラン川脇投手の左腕投手が先発しましたが、東海理化が3回に井貝選手の満塁ホームランなどで5点を先制するも8回に追いつかれ、それでも最後は東海理化が何とかサヨナラ勝ち。
これで、王子と東海理化は代表に大きく前進。東海理化の連勝は何年振りでしょうか。また、JR東海が負けたことで第3代表へ落ちトヨタ自動車対東邦ガス、JR東海対西濃運輸で負けた2チームが最後の第6代表へ回ることになってしまいます。
ところで都市対抗の試合観戦で知っている2名の方が新しくスカウトになりお会いしました。
一人はNTT東海からヤクルトに入った中西親志さん。中西さんとは現役時代に東海北陸地区の選抜メンバーで台湾に遠征した時にバッテリーを組ませて頂いた方で、翌年ヤクルト入り。一度はレギュラーとして試合に出ていましたが、その後に古田捕手がヤクルトに入り2番手捕手となりました。引退後は1軍のコーチを長く務められ、今年ヤクルトのスカウトに就任しました。球場で少しお話させてもらいましたが、中西さんの時代で残っている人も少なくなってきました。
もう一人は、安達俊也さん。愛工大名電から近鉄、オリックス、西武と渡り、引退後はオリックスのスカウトでしたが数年前に辞め、今年から西武のスカウトになりました。
2人共に元気で頑張ってもらいたいと思います。
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■トヨタ自動車敗れる 2016.5.25
社会人野球東海地区予選は昨日から2回戦に入りました。
私は昼から休みを取り2回戦の2試合を観戦しました。
まず、トヨタ自動車対ヤマハは序盤から大荒れ。トヨタ自動車先発の藤田投手がつかまり初回に4安打で2点を奪われると、2回には2アウト3塁から追い込んだ後に不用意なカーブをホームランされ4失点。ストレートで追い込んでタイミングが合っていなかっただけに配給ミスの感がありました。
一方、ヤマハは3年目の伊藤投手が先発。日本文理時代に甲子園で準優勝した投手です。伊藤投手は昨年よりスピードアップしたように思い序盤は好調なスタート。しかし、打線好調なトヨタ自動車打線に中盤つかまり、4回に西潟選手に2点タイムリー、5回に藤岡選手に2ランで追いつかれ尚も1失点で5失点で逆転されました。
また、トヨタ自動車は川尻投手が3回から登板。2イニングは無難に抑えましたが、逆転してもらった5回にヒット、死球でノーアウト1、2塁で降板。その後、3番手の竹内投手が打たれ同点。
試合は6回の5対5の同点の場面からトヨタ自動車はようやく佐竹投手を投入。ヤマハも5回途中から変則左腕の九谷投手にスイッチ。この2人が試合を作りました。試合は8回裏に1アウトから四球を出した佐竹投手がバント処理でセカンド狙いで1塁に何度か牽制。しかし、3度目の牽制が暴投となりランナーは3塁へ。その後、追い込んでからインコースを狙ったストレートが外角に入り犠牲フライを打たれ決勝点。試合はそのまま6対5でヤマハが勝利しました。
この試合、トヨタ自動車は先発の藤田投手が誤算。2回で4失点で変化球の時にフォームが緩む感がありました。ヤマハは九谷投手がはまり苦手の左腕にトヨタ自動車が苦しんだ試合でもありました。
また、佐竹投手のここまでの投球も昨年、1昨年と比べて絶好調とはいえず、少し高めに浮く点。捕手が変わりテンポも少し悪いような気もします。是非、次戦以降頑張ってもらいたいと思います。
続いて2試合目は、ホンダ鈴鹿対永和商事ウイングの試合。
ホンダ鈴鹿は1回戦に続いてドラフト注目の平井克典投手(飛龍−愛知産業大)が先発。平井投手はスライダーのキレがよく1回戦よりもコントロールも良く見事完封。
永和商事ウイングは神谷貴之投手(杜若−日本プロスポーツ専門学校)が先発。この投手は年々良くなっていく印象です。堂々として投手らしい投げ方で148キロあたりが出て低目にコントロールされます。
私は中盤まで見ましたが、これぞ投手戦という試合で、お互いの投手が見事な投球でした。特に最終回に失点しましたが神谷投手の投球は平井投手を上回っている印象でした。試合は最終回に4点を奪ったホンダ鈴鹿が準決勝へ進みました。
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■愛知大学春季リーグ戦終了 2016.5.24
愛知大学春季リーグ戦が終了しました。
既に中京大の優勝が決まっていましたが、愛大が中部大に敗れ最下位が決定。昨秋、明治神宮大会に出場した愛大ですが2部に落ちるピンチとなってしまいました。
一方、2部の代表は愛院大に決定。入れ替え戦は28日から行われます。
今年2部に落ちた愛院大が1部に戻って来れるのか注目です。
また、高校野球東海大会も終了。常葉橘が県岐阜商に勝利し優勝しました。
それから、社会人野球東海地区予選は1回戦の残りが行われ東海理化が山本投手が佐伯投手に投げ勝ち完投。西濃運輸に3対1で勝利しました。
今日からは2回戦が行われます。2回戦に勝てば代表に近づくだけに力が入りそうです。
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■社会人野球東海地区予選スタート 2016.5.23
社会人野球都市対抗の東海地区予選が始まりました。
土曜日は少年野球の練習もなく、朝から夕方まで全3試合を観戦しました。
1試合目、ヤマハ対ジェイプロジェクトは5対0でヤマハが勝利しました。
ヤマハの2年目ドラフト候補の池田駿投手(新潟明訓−専修大)が1安打完封。しかし、四球も多く課題が残りました。
2試合目はトヨタ自動車対三菱重工名古屋。
トヨタ自動車の先発は佐竹投手。
佐竹投手は球がやや高めに入り7回まで投げ、ヒットを7本許すものの要所を抑えて無失点。さすがのピッチングでした。
三菱重工名古屋は菊池投手。
菊池投手は、2回先頭の樺澤選手にソロホームラン、その後スクイズを決められるなど2失点。3回には犠牲フライで3点目。打球が足に当たるなどで3回で降板、ベテランエース対決は佐竹投手に軍配が上がりました。
三菱重工名古屋は2番手の水野投手、3番手の伊藤久投手が登板直後に打たれ後続も追加点を許し12失点。社会人チームの対戦では珍しい大差で12対0の8回コールドゲームでトヨタ自動車が勝利しました。
3試合目は東邦ガス対ホンダ鈴鹿。
東邦ガスは水田投手、ホンダ鈴鹿はドラフト候補の平井投手が先発。
水田投手は1回に2アウト3塁から注目の畔上選手との対決でショートライナー、これをショートが弾き先制、3回にも中継ミスでランニングホームランとなるなど不運な2失点でした。
一方、平井投手はスライダーを軸にサイドハンドから140中盤のストレートで押し気合の入ったピッチングでした。試合は4対2でホンダ鈴鹿が勝利しました。
また、昨日は永和商事ウイング、王子、JR東海が1次から勝ち上がってきたチームに勝利、全て10点差以上のコールド勝ちで力の差はやはりありそうです。
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■波乱のスタート 2016.5.20
全国のトップを切って昨日から始まった社会人野球都市対抗の近畿地区2次予選でパナソニックとニチダイが1次予選から勝ち上がってきたミキハウスベースボールクラブと関メディベースボール学院に敗れる波乱がありました。
パナソニックはミキハウスベースボールクラブに苦戦。3点リードを許すも8回に何とか同点に追いつきましたが9回に1点を失いサヨナラ負け。
ニチダイも関メディベースボール学院の先発の徳永涼太郎投手(佐賀学園)に抑えられ5対1で完敗。
近畿地区は予選に昨年優勝の日本生命はいない状況で5チームの枠があり、最も本大会に出やすい地区と思われていましたが、これでパナソニックかニチダイのどちらかは予選落ちが確定してしまいました。
特にパナソニックは昨年の予選で第2代表トーナメント決勝から4連敗で本大会を逃していて、その悪夢が拭いきれないのか今年も苦しいスタートになってしまいました。
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■軸足 2016.5.19
今年の中等部も何名かの投手が入ってきました。素材もいい投手が多く楽しみです。
投手はこれで1年生から3年生まで15名ぐらいいて1時間ぐらいはじっくり教える時間があります。
その中で、重点的に取り組んでいるのが軸足にしっかり体重を乗せることです。
軸足に体重を乗せることは、バランス良く投げられる、コントロールが良くなる、球速がアップすることにも繋がります。
ポイントは、足を上げて一旦止まりバランスをとり下半身を安定させ投球動作に入ることです。これにより上半身が突っ込みにくくなり体の開きも抑えられます。
練習方法は、前後のステップや軸足だけのステップなど毎回違った練習を行っています。
難しいのがセットポジションでの体重の乗せ方です。踏み出す足を瞬時に軸足方向に寄せステップすることです。
練習では色々やっていますが、日常での練習に本人が取り組まなければいけません。少しでも取り入れてもらいたいと思います。
特に中学3年生は残り少ない中学の部活。うちの選手も何名か総体で決勝に進んでいて優勝を目指してほしいと思います。
また、そろそろ進路も考えなければいけません。今年は縁あって私立に4名も進みましたが、中学3年生も活躍できる高校に進めるよう考えたいと思います。
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■都市対抗予選 2016.5.18
社会人野球の都市対抗二次予選がいよいよ明日、近畿地区でスタートします。
近畿地区は昨年優勝の日本生命を除く11チームの中で争い5チームの出場枠を争います。昨年、準優勝の大阪ガスや東京スポニチで優勝した日本新薬など有力でしょう。
続いて東海地区は土曜日からスタート。16チームの中で6チームの争いとなります。日本選手権対象大会で東邦ガス、トヨタ自動車、ホンダ鈴鹿が優勝していて実力は伯仲。
中でも、トヨタ自動車の山は三菱重工名古屋、ヤマハ、ジェイプロジェクトが入っていて、この中で1チームは第6代表1回戦に回ってしまう厳しいゾーンとなっています。
その他、西関東は日曜日、東京が火曜日からスタートとなります。
いよいよ都市対抗の季節となりました。私も忙しくなりそうです。
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■中京大が優勝 2016.5.17
愛知大学野球春季リーグ戦は勝った方が優勝となる中京大と名城大が対戦、中京大が3対2で勝利し優勝しました。
これで中京大は6月6日から行われる全日本大学選手権に7年振りに出場が決まりました。
中京大はエース山下投手がどうも肩の違和感だったようですが、登板は1試合のみで他の古田投手ら投手陣で踏ん張りました。名城大も栗林投手と東投手で安定した投手陣と打線もまずまずで最後まで優勝争いを演じました。秋もこの2校の層が厚いようです。
一方、私も勘違いしていましたが最下位は日福大が愛産大に勝ち点を挙げお互いが勝ち点2で並びました。残る勝ち点1は愛大で今週の中部大対愛大で愛大が勝ち点を取らなければ最下位が決定します。逆に愛大が中部大に勝ち点を挙げれば日福大が最下位となります。
また、他では東海地区大学野球連盟で静岡は日本国際大が1位、岐阜は中京学院大が有力、三重は四日市大が1位となっていて5月28日に浜松球場で三つ巴の決定戦が行われます。
間もなく全日本大学選手権の出場校も決まります。
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■今日優勝決定戦 2016.5.16
愛知大学野球春季リーグ戦は優勝争いで名城大と中京大が1勝1敗となり今日、優勝決定戦となりました。
昨日は緑区で少年野球の試合があり観戦後に瑞穂に行き、名城大対中京大の試合を観戦しました。
土曜日に中京大が勝利した為、昨日は中京大が勝てば優勝となる試合でした。結果、中盤から試合がもつれ結局7対6で名城大が勝利しました。
この試合、高校時代に見た投手が多く登板しました。その感想です。
名城大先発の東投手(東邦)は、大学に入っても何試合か見ましたが、昨年から先発で十分に役割を果たしています。もう少し球威が出ればドラフト候補の可能性もありそうです。
名城大の2番手の浅川投手(菰野)は、高校時代よりも上から投げている感じがします。高校時代は左右のブレがありましたが、現在は安定して信頼感もありそうです。最後は2アウト満塁を凌ぎました。
中京大先発の山下投手は昨年からのエースですが今季初登板。怪我だったでしょうか。出来は80%ぐらいの感じです。
中京大2番手は真田投手(中京大中京)。2アウト1、3塁で登板。1球でフライに抑えました。独特のカーブにキレも良くなった感じがありました。
中京大4番手は山中投手(菰野)。1アウト満塁の厳しい場面で登板しましたが、ダブルプレーに抑えました。マウンド捌きが良くスライダーを中心に組み立てます。
中京大5番手は若林投手(三重)。独特の左サイドハンドで球が低めに集まるところがいいと思いました。
今日は、栗林投手と古田投手の先発でしょう。150キロを超える栗林投手の速球を中京大が打てるか注目です。
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■今週末決定 2016.5.12
愛知大学野球春季リーグ戦は先日、中京大が勝ち点を挙げ名城大と並び勝ち点3としました。
これで、今週末に行われる中京大対名城大の直接対決に勝った方が勝ち点4となり優勝することになります。
また、勝ち点1で最下位となっている愛産大対日福大も今週、直接対決があり勝ち点を取れなかった方が最下位となり入れ替え戦を行うことになります。
一方、2部リーグはAが吐前拓哉投手(至学館)と竹中大智投手(東邦)が好調な東海学園大、Bが渡邊裕紀投手(鹿児島実)が大活躍の愛院大の1位が決定。勝った方が1部との入れ替え戦に臨むことになります。
1部は今週末で優勝と最下位が決まる大事な試合となり注目しています。
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■三菱自動車岡崎が辞退 2016.5.11
10日後の21日から始まる社会人野球東海地区の都市対抗予選に燃費データ改ざん問題を受け三菱自動車岡崎が辞退することが決まりました。
三菱自動車岡崎は今年、静岡大会で準優勝、ベーブルース杯も予選突破にあと一歩で今年好調をキープ。
投手陣は、エース宇田川投手に加えドラフト候補の北畑勇季投手がJR東日本を完封する絶好調。山本大貴投手や仲井洋平投手も目途が立ったようで、今までは宇田川投手に頼っていた投手陣から層が厚くなっていて予選突破が期待されていただけに非常に残念です。
また、三菱自動車岡崎の予選辞退は2回目。前回も確か予選前で発覚し、予選リーグは全敗とし、1回戦を不戦敗にしたような記憶があります。今回は組み合わせの変更を話し合うようですが、どうなるでしょうか。
それから、同じく三菱自動車倉敷オーシャンズも予選敗退のようです。
改めて会社あっての社会人野球ということを実感します。三菱自動車岡崎は練習は続けるとのことで気持ちを切り替えて日本選手権に向け頑張ってもらいたいと思います。
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■スピードアップ賞 2016.5.10
プロ野球で試合時間短縮策の一環で今年から新たに始まった平均投球間隔が短い投手に送られる「スピードアップ賞」の中間発表がありました。
スピードアップ賞は走者がいない場合の平均時間で、現在1位は西武の牧田投手で8.2秒、2位も西武の小石投手で9.9秒、3位が巨人の高木投手で10.3秒と続きます。
3位の高木投手はテンポが悪いと調子が悪くなるとのコメントがありました。
私も現役時代は短い方でした。高木投手同様にテンポが悪いとコントロールも安定しない感があり意図的に短くしていました。
うちの中等部の投手にも短くすることを求めています。ボールを受け取ったら、なるべく早く投球姿勢に入ること。そして、どんどん投げて離すポイントを覚えることです。
投球間隔を短くすることは、余分なルーティーンを省け打者のタイミングではなく投手のタイミングで投げられコントロールも良くなります。是非、投手は短く出来るように心掛けてほしいと思います。
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■フォーム修正 2016.5.6
GWで何名かの投手にピッチングフォームをアドバイスしました。
その一つにボールを真上から投げることです。
上から投げることは左右のボールのバラつきをなくすことに繋がります。そしてダイナミックなフォームにすることも出来ます。
また、角度が出て打ちにくく出来ます。更に上体を捻って投げやすくスピードもアップします。
それとボールの出所が分かりづらくすることも出来ます。スリークォーターで早く開いて投げると白いボールの部分が早く見えてしまいます。上から投げると頭の後ろからボールが出てきて見えずらくなります。
ヒントは、JR東日本の板東湧梧投手の変化でした。右が高校時代、左が現在のフォームです。肘の位置が全く違いボールも真上から出てきます。
正直、高校時代には甲子園に出場したものの並みの投手に思えました。しかし、現在ではドラフト候補として魅力十分でしょう。
私も魅力ある投手を育てていきたいと思います。
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■享栄が優勝 2016.5.5
GW後半は愛知県高校野球春季大会準決勝の観戦、少年野球の試合と練習でした。
この中で愛知県の高校野球では享栄が優勝しました。
享栄対中京大中京の試合を見ましたが、享栄の背番号10番の二宮投手がフォークを織り交ぜ、中京大中京を7回まで失策による1失点の好投が光りました。184センチの長身も魅力でした。
一方、中京大中京は磯村投手は登板せず、長谷部投手も腰痛でベンチ入りしていなかったようでした。
続いて愛産大三河対愛知啓成は愛産大三河エースの寺澤投手の登板はありませんでしたが、愛知啓成はエースの三田村圭斗投手が登板。183センチの長身でストレートとスライダーを中心に組み立てます。
この日は2回に連打を浴びましたが将来性を感じる投手でした。
また、準決勝に進出した高校では、うちの中等部OBが享栄2名、愛産大三河4名、愛知啓成1名と7名います。3年生は愛産大三河に3年生いて1名は代打でヒットを放ちました。1年生では2名に会いましたが、今後の活躍に期待しています。
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■京都大会 2016.5.2
GW前半、29日は港区で少年野球の試合を2試合観戦、30日は社会人野球の京都大会を観戦後、中等部の練習、1日は大学野球の試合を観戦後、少年野球の練習でした。
この中で、京都大会ではトヨタ自動車対JR東日本の注目の試合がありました。渋滞を見込んで朝5時に出発し7時に琵琶湖近くの皇子山球場に到着しました。
試合は、トヨタ自動車が藤田投手が先発、JR東日本はベテラン片山純一投手が先発でした。
試合は序盤からトヨタ自動車が押し気味で中盤までに2点を奪いました。片山投手は、少しキレがなかったように思いました。数々の栄冠に輝いたアジアの片山投手も今年34歳を迎えました。少しでも長く現役を続けてほしいと思います。
JR東日本2番手は板東湧梧投手。高校時代とは変わってダイナミックなフォームに変身。ロッテに入った関谷投手を彷彿させる真上から投げ下ろす魅力的な投げ方になりました。指導力がいいのでしょう。登板のなかった吉永投手もフォームを取り戻してほしいものです。
JR東日本は3番手が大澤信明投手、4番手が白崎勇気投手と繋ぎましたが、トヨタ自動車は最終回に2点を追加。試合はトヨタ自動車が4対3で勝利しました。
また、昨日は母校の後輩で三菱重工名古屋でプレーしていた中村さんと一緒に愛知大学野球春季リーグの中部大対日福大の試合を観戦しました。中村さんは最後に甲子園に行った時の二塁手で三菱重工名古屋にいたことも知りませんでしたが少し前に連絡があり今回初めてお会いしました。中部大にも1人入っていますが、東海地区にも後輩が増えてほしいものです。
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■ドラフト1位候補 2016.4.28
今年も野球シーズンが始まって1ヶ月が過ぎました。
センバツ高校野球が終了し大学野球春季リーグや社会人野球も始まった時点ではありますが、今年のドラフト1位候補が小関順二さんのブログに掲載されていました。
その中で、投手の1位候補は以下となっています。
寺島成輝(履正社)、高田萌生(創志学園)、山本由伸(都城)、田中正義(創価大)、丸山泰資(東海大)、濱口遥大(神奈川大)、生田目翼(流通経済大)、畠世周(近畿大)、瀧中瞭太(龍谷大)、高良一輝(九州産業大)、山岡泰輔(東京ガス)、酒居知史(大阪ガス)、土肥星也(大阪ガス)
この中で、盤石の1位候補と言えるのは寺島投手、田中投手、濱口投手、生田目投手、山岡投手あたりのようです。
球速はどの投手も150キロ前後です。
ところで、昨日から社会人野球京都大会が始まりました。
岡山大会で優勝したトヨタ自動車も出場していますが、初日は三菱重工神戸・高砂に3対7で負け。公式戦では初の敗戦となりましたが、間もなく始まる都市対抗予選に向け調整している段階です。この京都大会はJR東日本との対戦もあり楽しみです。
また、今日の中日スポーツには私の職場の水野選手が掲載されていました。頑張ってプロを目指してほしいものです。
それから、高校野球日本代表のヘッドコーチに元中京大中京監督の大藤さんが就任しました、現役では負担が大きく、スタッフ全員が監督経験者となっています。久々に大藤さんのユニフォーム姿が見えます。
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■GW 2016.4.27
いよいよ明後日からGWに突入します。
GWは野球真っ盛りといえるのではないでしょうか。
高校野球は春季大会、大学野球は春季リーグ戦、社会人野球は日本選手権対象大会があります。加えて私も少年野球、中等部の指導と野球漬けとなりそうです。
休み7日間で、少年野球4日、中等部2日、高校野球2日、大学野球1日、社会人野球1日となりそうです。1日の中でダブルことも3日ありそうです。
愛知県の高校野球春季大会も次はシードを争う試合となります。中等部で教えた投手が行った高校も3校残っています。
社会人野球も京都大会を観戦予定ですが、雨の影響でどうなるでしょうか。
GWは季節も最高で毎年楽しみにしている休みですが、今年も楽しみにしています。
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■ホンダ鈴鹿が優勝 2016.4.26
社会人野球の長野大会決勝でホンダ鈴鹿が東芝を5対3破り優勝しました。
これで東海地区からは日本選手権へ東邦ガス、トヨタ自動車に続き3チーム目の代表権獲得となりました。
3チーム増は調べてみると過去最高で予選で3チーム決定と合わせると都市対抗と同じ6チームの出場となります。
MVPは3試合に勝ち投手となった平井克典投手(飛龍−愛産大)。首位打者はホンダ鈴鹿の大補強の中心の畔上翔選手(日大三−法大)が20打数9安打で獲得。
なぜ、この選手が指名漏れなのかと思わせた畔上翔選手は、この大会で実力を発揮、甲子園優勝のチームメイトでもある阪神の高山選手の活躍も刺激されているでしょう。
また、今週からは京都大会、ベーブルース杯と続きます。特にベーブルース杯は東海地区から西濃運輸、JR東海、三菱自動車岡崎、三菱重工名古屋が出場します。これで更に優勝チームが出るのでしょうか。
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■中京大が勝ち点 2016.4.25
愛知大学野球リーグ戦は今節、トップを走る名城大が1勝1敗とし、愛産大に今日勝てば勝ち点4となり王手を掛けます。
また、中京大は日福大に勝利し勝ち点2としました。私も土曜日の午前中に中京大対日福大の試合を観戦しましたが、昨日も4安打でしたが少し打てていないのが気になりました。
逆に日福大は勝ち点がなく現在最下位。こちらも点を取れていませんね。都合がつけば大学野球もGWにまた見に行きたいと思います。
一方、県大会が始まった愛知県の高校野球春季大会は愛工大名電が愛産大三河に敗れました。愛産大三河は寺澤投手が頑張ったようです。
春季大会は岐阜では準決勝が終了し、県岐阜商と美濃加茂が東海大会に進みます。
それから、社会人野球は長野大会が行われていますが、今日準決勝と決勝が行われます。準決勝ではホンダ対東芝、ホンダ鈴鹿対フェデックスの組み合わせ。ホンダ鈴鹿にも優勝のチャンスがあるのではないでしょうか。
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■都市対抗予選組み合わせ 2016.4.21
社会人野球東海地区の都市対抗予選の組み合わせが決まりました。
1回戦では左の山が、ヤマハ対ジェイプロジェクト、三菱重工名古屋対トヨタ自動車、東邦ガス対ホンダ鈴鹿が注目。
右の山は、三菱自動車岡崎対JR東海、東海理化対西濃運輸が注目。
これでみると左の山に集まってしまいましたね。
予選は5月21日から18日間で行われます。トヨタ自動車も何とか勝ち上がってもらいたいものです。
■社会人野球東海地区都市対抗予選の組み合わせ
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■日立製作所が優勝 2016.4.20
岡山大会と同時期に行われていた社会人野球日立市長杯で日立製作所が優勝。
ベスト4には三菱日立パワーシステムズ横浜、日立製作所、富士重工業、東邦ガスが残り準決勝以降は接戦となりましたが、最終的に地元の日立製作所が8年振りの優勝を果たしました。
今年で創立100年を迎える日立製作所が2011年センバツ優勝メンバーでもある新人の田中俊太選手(東海大)、高田脩平選手(神奈川大)、菅野剛士選手(明大)が活躍しての優勝でした。
日立製作所は、これで日本選手権への出場が決定しました。
また、静岡大会で優勝した東邦ガスも高校時代によく見た新人の浅野文哉投手(中京大中京)がセガサミー戦で先発し、田中空良投手を抑えで起用するなど都市対抗予選に向け色々試しているようでした。
日本選手権対象大会も中盤となりました。今週からGWにかけて長野大会、京都大会、ベーブルース杯と続きます。各チームの仕上がりにも注目です。
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■トヨタ自動車が優勝 2016.4.19
社会人野球岡山大会でトヨタ自動車が初優勝を果たしました。
予選リーグ全勝で準決勝に駒を進めたトヨタ自動車は準決勝で日本通運と対戦。
エース佐竹投手と日本通運の左腕、高山亮太投手との投げ合いで1対1のまま延長戦へ。試合は11回からサドンデスで12回裏に1点を奪ったトヨタ自動車が2対1で勝利。佐竹投手は完投勝利、優勝すればこの時点で佐竹投手がMVPと思っていました。
決勝は三菱重工長崎と対戦。
トヨタ自動車は藤田投手、三菱重工長崎は左腕の三小田章人投手が先発でした。試合は多木選手のホームランなどでトヨタ自動車2点を奪い、投げては藤田投手7回途中まで何とパーフェクト。試合は結局2対0でトヨタ自動車が勝利。藤田投手は1安打完封の快投でMVPを獲得しました。
これで、トヨタ自動車は日本選手権への出場が決定しました。
日本選手権対象大会の優勝は2010年に遡るでしょうか。静岡大会で2年目の上杉投手が躍進しMVPを獲得。日本選手権の切符を手にして、本大会でもその勢いで3度目の優勝を果たしました。
今年も、その勢いがあります。まずは都市対抗に照準を合わせ頑張ってもらいたいと思います。
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■トヨタ自動車が準決勝進出 2016.4.18
金曜日、土曜日にトヨタ自動車の岡山大会を観戦しました。
マスカットスタジアムに来たのは初めてです。今週木曜日には阪神対ヤクルト戦も行われますが大きくていい球場です。
到着したのは14時頃。2試合目の試合が終わった頃でした。ちょうど試合を終えて後輩の新日鐵住金広畑の原田監督にお会いすることが出来ました。
私より3つ下で高校では入れ替わりで、直接話をするのは初めてでしたが私のことを知ってくれていました。前日にはトヨタ自動車と対戦し佐竹投手に完封されましたが、佐竹投手の投球のことを聞くとキレキレだったとのことでした。
その後球場に入りトヨタ自動車はJR四国との対戦。先発は六埜投手でした。六埜投手は3回に1点は失いましたが後は無難な投球でした。
一方、JR四国は高卒4年目の藤川将投手(大手前高松)。MAX147キロの注目の投手です。
しかし、初回から多木選手に先制タイムリーを打たれるなど4失点でした。
試合はトヨタ自動車が8対1で7回コールド勝ちでした。
続いて土曜日がトヨタ自動車はJFE西日本との対戦でした。
JFE西日本は2年目で注目される北田純投手(倉吉東−明治大)。
北田投手は立ち上がりはスピードある球を投げていましたが、2回に西潟選手にライト前タイムリーを打たれ先制されると、3回には味方のミスが相次ぎ、またも西潟選手にレフトオーバーの2点タイムリーを打たれるなど、この回5失点でした。
一方、トヨタ自動車は藤田投手が先発。カーブの制球力がもう一つでしたがストレートは走っていて7回途中を無失点。
試合は6対0のまま9回までいって最終回に3点を追加したトヨタ自動車が9対0で勝利しました。
トヨタ自動車はこれで準決勝進出。ここまで3試合、3人の先発投手がしっかりと抑え3試合で1失点。打線も好調で早い回に得点出来ています。
大補強で競争が激しく出る選手が結果を残す好循環。公式戦では7戦全勝と波に乗ります。是非、都市対抗予選に向けて頑張ってほしいものです。
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■佐竹投手が完封 2016.4.15
社会人野球岡山大会でトヨタ自動車が新日鐵住金広畑に3対0で勝利。
先発したエースの佐竹投手が完封勝利でした。
トヨタ自動車は今日、JR四国と対戦します。後輩にあたる新日鐵住金広畑の原田監督にも激励したく間もなく私も岡山に向かいますが地震の影響が心配です。
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■岡山大会が開幕 2016.4.14
社会人野球岡山大会が開幕。
初日は日本通運対JR西日本が雨で延期されたものの5試合が行われJR東海が三菱重工長崎に2対0で勝利し好スタートを切りました。
この大会には熊本ゴールデンラークスから改名した鮮ど市場ゴールデンラークスも参加しています。
また、トヨタ自動車は今日から試合が行われます。私も金曜日のJR四国戦を観戦する予定です。
是非、予選を突破し決勝トーナメントに進出してもらいたいと思います。
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■東京ガスが優勝 2016.4.13
社会人野球四国大会が終了、東京ガスが初優勝を果たしました。
まず、決勝トーナメントに進んだのはJX−ENEOS、日本生命、JR九州、東京ガスでした。
準決勝はJX−ENEOS対日本生命が5対0でJX−ENEOSが勝利、JR九州対東京ガスも5対0のスコアで東京ガスが勝利しました。
決勝では東京ガスがJX−ENEOSに3対0で勝利。技巧派左腕3年目の宮谷投手(報徳学園−筑波大)が見事完封しました。
今年のドラフト上位指名確実とされている山岡投手が準決勝など2完封でMVPを獲得しました。高卒3年目でここまで活躍する投手もここ数年では山岡投手だけでしょう。
また、東京ガスは全試合を通じて1失点と完璧な試合運びでした。尚、四国大会では四国アイランドリーグから徳島インディゴソックスも参加していました。
それから、愛知県高校野球の春季大会の組み合わせが決まりました。組み合わせをみるとAグループに東邦、豊川、中京大中京が入っていて注目です。
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■岐阜大会が開幕 2016.4.12
高校野球春季大会の岐阜大会が始まりました。
シード校は大垣商、美濃加茂、長良、麗澤瑞浪で今年は混戦模様です。
東海地区では、愛知県が今日組み合わせが行われ16日の土曜日から開幕します。三重県も同じく16日からで静岡県は29日からとなります。
また、東海大会は5月20日から岐阜県の長良川球場他で行われます。
他の地区をみると早いところでは九州大会が4月23日から、四国大会は5月3日から行われます。
香川大会では甲子園で準優勝した高松商が21世紀枠で出場した小豆島に3対7で敗れる波乱がありました。エースや2番手温存で次の投手あたりの育成で投げさせたようです。夏に照準を合わせているのでしょう。
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■東邦ガスが優勝 2016.4.11
社会人野球の静岡大会は東邦ガスが初優勝しました。
リーグ戦では王子、東邦ガス、三菱自動車岡崎、JR東日本が勝ち上がり、準決勝では東邦ガス2年目の田中空良投手(豊川)が王子を7安打完封。三菱自動車岡崎は北畑投手がJR東日本の田嶋投手に投げ勝ち完封で4対0で勝利。
決勝ではMVPを獲得したベテランの水田投手が三菱自動車岡崎を4安打完封勝利でした。東邦ガスは予選リーグでも田中投手の同期の2年目七島拓哉投手(鹿屋中央)がホンダ鈴鹿に8回コールドながら無失点に抑えるなど若手が活躍しての優勝でした。これで東邦ガスは日本選手権の切符を手にしました。
続いて、金曜日から始まった四国大会は東京ガスとJR九州が、まず準決勝進出を決めています。東海地区からは西濃運輸が出場しましたが決勝トーナメントには厳しい状況となりました。こちらは明日、優勝が決まります。
また、愛知大学野球春季リーグ戦は名城大と愛大が勝ち点を挙げています。特に名城大は先週に続いての勝ち点で好調な出足となっています。
それから、東京六大学で高校時代から応援していた三倉進選手(東邦−早大)が初戦でサヨナラヒットを放ちました。3年生になってレギュラーを獲得し昨日もヒットを放っています。是非、これからも頑張ってもらいたいと思います。
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■三菱自動車岡崎が連勝 2016.4.7
社会人野球の静岡大会は2日目が終了。JR東日本と三菱自動車岡崎が連勝で準決勝に大きく前進しました。
三菱自動車岡崎は宇多田投手が好投しヤマハに6対2で勝利。ヤマハは2連敗で予選敗退が決定しました。JR東日本もトヨタ自動車東日本に7対0でコールド勝ちしています。
昨日は、他にもホンダ鈴鹿とパナソニックの注目の試合がありましたが、プロ注目のホンダ鈴鹿の平井投手(愛産大)が好投し延長サドンデスへ、パナソニックも同じくドラフト注目の北出投手(愛工大)を注ぎ込みましたが、これが裏目となり延長サドンデスでホンダ鈴鹿が勝利しています。
また、この大会は東海地区の出場が最も多い大会で他には東邦ガス、王子が勝利していて、準決勝進出に期待が持てます。是非、東海地区が優勝して日本選手権の切符を手にしてもらいたいと思います。
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■静岡大会 2016.4.6
雨で1日順延となっていた社会人野球の静岡大会が開幕しました。
初日の試合ではJR東日本が新日鐵住金東海REXと対戦。2対2のまま延長タイブレークでJR東日本が4対3で勝利。高卒2年目となった注目の田嶋大樹投手が完投勝利。スポニチに続いて内容は良かったようです。今年でも上位候補と言われているだけに来年のドラフトは間違いないでしょう。
その他、三菱自動車岡崎は3対2で新日鐵住金鹿島に勝利。プロ注目の北畑投手が完投しています。王子も明治安田生命に4対0。指名漏れの近藤投手と長岡投手の完封リレーでした。
また、この静岡大会は雨で順延にならなければ月〜金で終了する日程となっています。今までなら準決勝・決勝は日曜日でした。使用する浜松球場も草薙球場も高校野球は予定されていませんが、平日予定は何かあるのでしょうか。
社会人野球の日本選手権対象大会は、この静岡大会から1ヶ月の間に9大会が組まれています。私は岡山大会と京都大会に行く予定。今まで休みはほとんど取っておらず、これから私もいよいよシーズンインです。
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■グランドスラム47 2016.4.5
昨日は、社会人野球の総合情報誌であるグランドスラム47の発売日でした。
予約していた本屋さんから電話があり会社の帰りに購入しました。
注目の表紙を飾るのは高校時代にダルビッシュ投手も認めた高卒3年目のプロ注目の山岡投手(東京ガス)。事前に山岡投手と分かってはいましたが、一人で飾るのは2年半ぶりとなります。
今回の内容では、100の栄冠を目指してというタイトルで、「100点満点の戦いを続けるために」の日本生命。「創部100年目で優勝を目指す」日立製作所。「前人未到の都市対抗100勝へ向かって」のJX−ENEOSが目を引きます。
他には超近代野球の表現者たちのタイトルでは入社2、3年目の選手が紹介されています。
また、今年はチームの紹介ページには2015年の選手のデーターをマネージャーが紹介する新しい企画もあります。これからじっくりと読みたいと思います。
それから、愛知大学野球リーグ戦は名城大が日福大に勝利し勝ち点を挙げました。この試合、名城大2年生エースの栗林投手が早くも通算10勝をあげ昨日は149キロをマークしたようです。
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■愛知大学野球リーグ戦が開幕 2016.4.4
愛知大学野球春季リーグ戦が開幕しました。
開幕の第1節は中京大が愛産大に連勝し勝ち点1、名城大対日福大は1勝1敗となりました。
優勝を目指す中京大にとってはいいスタートが切れました。中京大は今度の土曜日にトヨタ自動車とのオープン戦があり見に行きたいと思います。
また、高校野球はまだ春季大会がスタートしていない県もあれば、決勝が既に終了している県もあります。
私の田舎の香川県も決勝が終了。甲子園で準優勝した高松商と21世紀枠で出場した小豆島を除いて行われましたが、母校が8年振りに決勝に進んだものの大手前高松に敗れました。
ただ、6月には招待試合で大阪桐蔭と対戦します。夏に向けて頑張ってもらいたいと思います。
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■智弁学園が初優勝 2016.4.1
センバツ高校野球は決勝で智弁学園が高松商に延長でサヨナラ勝ち初優勝しました。
この試合、お互いの投手が踏ん張り準決勝に続き接戦となり、最後は智弁学園の村上頌樹投手が自ら劇的なセンターオーバーのサヨナラヒットを放ちました。
智弁学園の村上投手は5試合全てを1人で投げ抜き自責点は2。最速は142キロながらもコントロールの良さが際立っていました。やはりセンバツは投手力だと感じました。
高松商の浦大輝投手も準決勝、決勝で好投し引き締まった試合が出来ました。
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■決勝 2016.3.31
センバツ高校野球は準決勝が行われ智弁学園と高松商が勝利、決勝進出を果たしました。
準決勝は共に接戦となり2試合共に劇的な試合になりました。やはり実力は紙一重だと感じます。
決勝は智弁学園が初、高松商は55年振りの進出となりました。
高松商の決勝進出は私の生まれた年以来で、中日にいた島谷金二さんの1つ下の時代です。
お互い好ゲームを期待しています。
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■センバツ評価 2016.3.30
センバツ高校野球は今日、準決勝が行われます。
智弁学園対龍谷大平安は投手戦、秀岳館、高松商は打撃戦になりそうな感じが見受けられます。
これまで優勝候補と言われた高校が次々と敗退していて、残った4校は勢いに乗っていて実力派は紙一重と思います。どこが決勝に進出するのか注目です。
ところで、これまでの試合でプロに評価されているのは投手で4名。
まず、創志学園の高田萌生投手。松坂2世と言われましたが東海大甲府戦で149キロをマークしこれまでの投手で最速。スライダーも良く評価は高かったようです。ただ、スケールの大きさにやや欠けるという評価もあります。
続いて、東邦の藤嶋健人投手。イケイケからゲームを見て管理でき、投球に強弱をつけられボールの出し入れもできる。9回投げて勝つために逆算している印象を受けたとの評価。大人のピッチングが出来るようになりましたね。木下コーチの影響も大きいでしょう。
他には、敦賀気比の山崎颯一郎投手と大阪桐蔭の高山優希投手。この2人は将来性もあるでしょう。
今まで見て、私もいい投手が多いと期待していましたが、ドラフト1位間違いないと思わせる投手はまだいない印象です。ただ、中日に1位指名された小笠原投手も春までの評価はBだったようで、ここからの成長が楽しみです。
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■ベスト4 2016.3.29
センバツ高校野球は準々決勝が行われ智弁学園、龍谷大平安、秀岳館、高松商が勝利し準決勝へ駒を進めました。
この日、2試合はサヨナラ勝ちと1点を争う試合となりました。
特に木更津総合の早川投手は9回2アウト、完封直前の最後に決まったかと思う球がボールの判定で四球。そこから連続ヒットを打たれサヨナラ負け。高校野球の厳しさを感じました。
また、昨日は少し早く帰宅したので高松商の応援を兼ねて試合を見ていました。
少し雨の影響もありましたが、後半はお互いが打ち合いの状態になり少し大味な試合になってしまいました。長尾監督も悪い所が出てしまったとコメントする通り12安打を打たれエラーも多く打線に助けられた試合でした。
ただ、準決勝に進めたことは嬉しいことで昨秋の神宮大会同様に公立では唯一残っていて、古豪復活を十分に印象付けています。
高松商は、私が高校時代に夏の決勝で1点差負け、甲子園に出場できなかったライバル校ですが決勝などで、3年にわたり4試合続けて1点差で、ことごとく負け強かった高松商が帰ってきたようにも思えます。
今年の選手は体もどっしりとしている選手も多く、打線は力強さを感じます。叔父の知人の息子である美濃選手もヒットが続いています。投げる方は途中から出てきましたが最後はアップアップ状態で何とか終わった顔が印象的でした。
今日は1日休んで、準決勝は悔いのない試合をしてほしいものです。
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■トヨタ自動車が優勝 2016.3.28
センバツ高校野球は2回戦が終了しました。
ベスト8に進んだのは智弁学園、滋賀学園、龍谷大平安、明石商、木更津総合、秀岳館、高松商、海星と西高東低の大会となりました。
ここまで、140キロ以上をマークした投手は17名。少し寒い日もあったのでスピードは上がっていないようにも思えます。
また、社会人野球の東海地区の春季大会はトヨタ自動車が4年振りの優勝。
新人も多くでましたが、総じてクリンナップを中心として打線が好調。投手陣も竹内投手、小出投手、六埜投手の左投手の活躍が目立ちました。
MVPは準決勝でもサヨナラヒットを放った瀧野選手、首位打者は12打数8安打の多木選手と立ち上げた四国県人会の2人が大活躍でした。
また、佐竹投手も決勝戦で先発し勝利投手で主将となって、いきなり優勝とは縁起がいいものとなりました。
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■高松商が勝利 2016.3.25
センバツ高校野球5日目は松坂二世と呼ばれる創志学園の高田萌生投手が東海大甲府打線を1点に抑え5対1で勝利しました。
高田投手は最終回にも146キロをマークし力強さを示しました。
その他、高松商はいなべ総合に延長でサヨナラ勝ちしています。
また、社会人野球の東海地区の春季大会は2日目。
トヨタ自動車対永和商事ウイングは乱打戦でトヨタ自動車が10対7で勝利。新人の石塚投手が登板し3失点でした。同じく亜細亜大から入った北村選手、藤岡選手と早大から入った河原選手、ソフトバンクから入った細山田捕手も出場しました。
また、新日鐵住金東海REX対東海理化は4対3で東海理化が勝利。プロから新日鐵住金東海REXに入った矢地投手も登板。JR東海対ホンダ鈴鹿は3対1でJR東海が勝利、ホンダ鈴鹿も新人の畔上選手が4番を打ちました。
春季大会は今日から2回戦。私も土曜日に観戦予定です。
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■春季大会がスタート 2016.3.24
センバツ高校野球4日目は優勝候補の大阪桐蔭が9対0で快勝しました。
注目の高山投手はスピードはこの日MAX139キロと昨秋出した150キロには大きく及ばないもののコーナーを上手く攻めて8回を2安打8奪三振に土佐を抑えました。
また、もう一人の注目左腕の花崎徳栄の高橋投手は3回に集中打を浴び6回を6失点で秀岳館に敗れています。
また、昨日は社会人野球の東海地区の春季大会が始まりました。
まず、東邦ガス対ジェイプロジェクトでは、東邦ガスの高卒2年目、田中空良投手(豊川)が先発し6回を3安打無失点に抑えています。
また、三菱自動車岡崎対西濃運輸は7対4で三菱自動車岡崎が勝利。西濃運輸は2番手で津田響投手(福知山成美−京都産業大)、3番手で昨年注目された嶽野雄貴投手(日進高−名古屋学院大)の2人の新人が登板しています。
その他、王子対日本プロスポーツでも新人の神鳥選手(享栄−中部大)がいきなり4番サードで出場、3打数1安打2打点でした。
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■東邦が初戦突破 2016.3.23
センバツ高校野球3日目は東邦が初戦で関東一と対戦し6対0で快勝しました。
注目の藤嶋投手は序盤は少々荒れ気味でしたが1安打11奪三振に抑えました。縦の変化球がキレていました。腕が出てくる角度が良くなりました。軸足がやや早く離れる点と腕が押し出し気味にならず手首を利かすと今日のMAX142キロがもっとスピードがアップするのではないでしょうか。
その他、木更津総合の早川隆久投手の伸びのあるストレートが印象的でした。特に2回にノーアウト満塁のピンチから3者連続三振を奪ったのは見事でした。
また、今日からは社会人野球の東海地区の春季大会が始まります。若手の選手に注目しています。
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■釜石が勝利 2016.3.22
センバツ高校野球2日目は21世紀枠同士の対決で2対1で釜石が小豆島に勝利しました。
負けた小豆島は大歓声が印象的でした。
また、初戦で負けない八戸学院光星は開星に勝利。負けた開星ですがプロ注目の吉川貴大投手が3キロアップの147キロをマークしています。
それから龍谷大平安対明徳義塾の名門の対決は龍谷大平安が7対1で快勝。馬淵監督は今までの敗戦で一番恥ずかしい試合で、こんなチームで甲子園に出てはいかんとのコメント通り、かなり打ち込まれました。
今日はいよいよ東邦が登場します。藤嶋投手の投打に注目が集まりそうです。
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■開幕 2016.3.21
センバツ高校野球が開幕しました。
開会式では小豆島の樋本尚也主将が選手宣誓。最近では震災の言葉を述べることが多くありましたが、来年統合される母校の歴史から現在に至る思いを言葉に綴っていました。
昨日、その統合される土庄出身のトヨタ自動車の佐竹投手の奥さんにお会いしましたが、感動的だったと言っていました。ちなみに統合後は小豆島中央高校となります。
開会式後の開幕試合では智弁学園の村上頌樹投手が大観衆の中、見事完封しました。
2試合目は優勝候補同士の対決でしたが、鹿児島実業が常総学院に勝利。3試合目は、2年生ながら注目している滋賀学園の神村月光投手が終盤に5点を失いましたが、キレのあるストレートと変化球のコンビネーションが良かったと思います。
また、昨日は愛知県の春季リーグ戦もスタート。私も2試合見ましたが、中等部出身の投手も登板しました。特に中等部では外野手だった選手が高校新2年生ながら登板したのには驚きました。
それから、トヨタ自動車のオープン戦も観戦しました。前日のOB会の中で四国県人会を立ち上げる運びとなり私は実行委員長。現役も徳島県出身の河原右京選手(大阪桐蔭−早稲田大)を迎え4名となりました。今週は春季大会も始まります。楽しみが増えそうです。
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■スポニチ大会球速 2016.3.18
先日終了した東京スポニチ大会ですが、若手投手が多く登板しました。
その中で球速ランキングが小関順二さんのHPにアップされていましたので紹介します。
148キロ 進藤 拓也 JR東日本 24歳
147キロ 田嶋 大樹 JR東日本 20歳
147キロ 土肥 星也 大阪ガス 21歳
147キロ 山岡 泰輔 東京ガス 21歳
147キロ 柏原 史陽 JX-ENEOS 23歳
146キロ 山田 雄太 新日鉄住金かずさマジック 20歳
144キロ 山下 大輝 西濃運輸 25歳
144キロ 石田 光宏 東京ガス 22歳
144キロ 玉井 大翔 新日鉄住金かずさマジック 24歳
143キロ 酒居 知史 大阪ガス 23歳
143キロ 角田 皆斗 富士重工業 23歳
143キロ 新ケ江一聡 新日鉄住金かずさマジック 23歳
まだ、寒い時期なので150キロは出ていませんが上位の投手は150キロが出る投手だと思います。
この中で3年目の山下投手が一番年上なので、どのチームも力のある若い投手が多いと言えるでしょう。
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■間もなく開幕 2016.3.17
センバツ高校野球は3日後の日曜日から開幕します。
出場校の練習や練習試合も毎日のように出ていて、今年は好投手も多くいるのを改めて感じます。本番ではどんな投球を見せてくれるでしょうか。
また、既に東京は13日から始まっていますが今週から各県で春季大会が始まる県も多くこちらも楽しみです。
また、昨日の東海社会人・愛知大学野球対抗戦は注目の投手も多く登板しました。
まず、JR東海対中京大は4対1でJR東海が勝利。中京大はエースの山下投手が登板、少し調子が悪く四球を出しましたが、真田投手(中京大中京)、山中投手(菰野)、若林投手(三重)ら高校時代に良く見た投手が踏ん張りました。
JR東海もリリーフでもう6年目にもなった加藤投手(中京)や新人の森投手(豊橋工)、プロから戻った中山投手も登板しています。
続いてトヨタ自動車対名城大は1対0でトヨタ自動車が勝利。名城大もエースの栗林投手が先発、トヨタ自動車は今年期待される小出投手が先発しています。
ところで、JR東海とトヨタ自動車の投手陣は共に13名。他のチームは8名〜10名程度の投手陣ですが全国的に見ても13名は最も多いチームとなります。主戦投手はベテランが多いチーム同士でもありますが、ここから誰が出てくるかも注目です。
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■東海社会人・愛知大学野球対抗戦 2016.3.16
雨で月曜日の試合が中止となり昨日から東海社会人・愛知大学野球対抗戦が始まりました。
まず、ヤマハ対日福大は13対3でヤマハが勝利。大野投手が完投しています。
続いて東邦ガス対中部大は東邦ガス高卒2年目の七島拓哉投手(鹿屋中央)が先発し6イニング1失点で4対1で勝利しています。
今日はJR東海が中京大とトヨタ自動車が名城大と対戦します。
ところで昨日のプロ野球のオープン戦で本塁上での衝突を禁止するコリジョンルールが初めて適用されました。
これは事実上の捕手のブロック禁止であり捕手が走路を空けておかなければセーフとなります。
これと同じケースが先日の中学の試合でもありました。本塁で捕手が走者にタッチし完全にアウトでしたが、審判は即座にセーフの判定を下しました。
捕手にとっては難しいルールとなりそうです。
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■直接対決 2016.3.15
先日の土日はいよいよ中学、高校の試合始めとなり何試合か観戦しました。
まず、土曜日は午前中に中学の試合を観戦、うちの中等部の期待する投手同士の直接対決の対戦がありました。
午後からの中等部の練習があった為、3回までしか観戦できませんでしたが、2人共にスピードも出てきて序盤までアウトの半分は三振を取っていました。
2人共に、まだまだ成長期でスピードアップは見込めます。残り1年で130キロは出させたいと思います。
また、日曜日は少年野球の試合を観戦後に高校野球の練習試合を観戦しました。
こちらも、私の指導した投手同士の対戦でした。
うちの中等部OBの投手は昨秋に来た時にチェンジアップをアドバイスしましたが、それ以降チェンジアップ覚えたようで、センター後方から見ていましたが、真ん中低目に上手くコントロールしていました。
間もなく始まる春季リーグ戦も楽しみです。
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■日本新薬が優勝 2016.3.14
社会人野球のスタートである東京スポニチ大会は決勝で日本新薬が新日鐵住金かずさマジックに3対1で勝利し初優勝しました。
これで日本新薬は日本選手権の出場権を獲得しました。
MVPは準決勝など2試合を完封した榎田宏樹投手でした。榎田投手は今年27歳になるのでプロ入りは難しくなってきましたが、ここ数年の安定感は目を見張るものがあります。
また、この大会で新日鐵住金かずさマジックに入った渡辺俊介投手も決勝を含め2試合にリリーフで登板3回を無失点で抑えています。注目しているJR東日本に入った吉永健太朗投手は準決勝で先発したものの初回に3ランを浴びるなど2回4失点で残念ながら降板しました。
ところで金曜日は、センバツ高校野球の組み合わせが決まりました。
1回戦の好カードは、明徳義塾対龍谷大平安、東邦対関東一、秀岳館対花咲徳栄、敦賀気比対青森山田でしょうか。
釜石対小豆島の21世紀枠同士が対戦することは過去にあったでしょうか、楽しみです。
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■センバツ組み合わせ本日決定 2016.3.11
センバツ高校野球の組み合わせ抽選会が今日、大阪市内で行われます。
注目は優勝候補に挙げられている大阪桐蔭、敦賀気比、東邦らの組み合わせがどこと決まるか。21世紀枠の3校の組み合わせも気になるところです。
昨日、各校の主将による「キャプテントーク センバツ2016」が開かれ、主将が選ぶ優勝候補は4年振りの春制覇を狙う大阪桐蔭が10票を得てトップ。昨年の明治神宮大会優勝校の高松商が4票、投打で注目の藤嶋健人投手(2年)を擁する東邦(愛知)が3票でした。
抽選会は9時から始まります。以下の毎日新聞のHPで動画中継もあります。
■組み合わせ抽選会ライブ中継−毎日新聞
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■東京スポニチ大会 2016.3.10
社会人野球の公式戦の開幕となる東京スポニチ大会が開幕しました。
雨の影響で8試合中5試合は中止、試合が出来たのは3試合でした。
その3試合でも輝いていたのは、来年のドラフト注目のJR東日本の田嶋大樹投手。田嶋投手はジェイプロジェクトに10安打されながらも14奪三振の力投で2失点完投。左腕MAX
佐野日大時代に甲子園を沸かせた投手でしたが、高卒2年目ながら早くも社会人日本代表にも選ばれた注目の投手ですが、プロ入りした関谷投手、東條投手が抜けたJR東日本にとっても期待の投手でしょう。
この投手は左スリークォーターからMAXは148キロ、スライダーの曲がりも鋭くなり、着実に進歩しているようで、腕が遅れて出てくるので打者も打ちにくいタイプの投手です。
その他、JX−ENEOSは鷺宮製作所に5対4でサヨナラ勝ち、明治安田生命は東芝に2対0で勝利、3年目の大久保匠投手が完封しました。
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■高校野球対外試合解禁 2016.3.9
高校野球の対外試合が解禁になりセンバツ高校野球に出場する高校の試合が各地で行われました。
東海地区から出場する東邦は中京と対戦。注目の藤嶋投手は縦のスライダーが切れて5イニング7奪三振、無失点でプロのスカウトをうならせたようです。
中日スポーツによると、フォーム修正に取り組んでいる踵からの着地でレベルアップしているとか。試合は東邦が7対2で勝利しています。
また、いなべ総合も愛産大工に13対2で快勝しています。
他には大阪桐蔭が桜宮、龍谷大平安が興南、木更津総合が鎌倉学園が試合を行い共に勝利しています。
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■社会人野球日程 2016.3.8
社会人野球の公式戦の開幕となる東京スポニチ大会が明日開幕します。
この大会は日本選手権対象大会でもあり注目されます。
出場するチームはJR東日本、JX−ENEOS、東京ガス、東芝らの関東の強豪チーム10チームが中心となりますが、東海からは西濃運輸、ジェイプロジェクトが出場します。
明日からは寒の戻りで寒くなりそうですが、各チームの腕試しでもありチームの分析も出来るでしょう。
また、続く4月4日から始まる静岡大会と4月8日から始まる四国大会の組み合わせも決まりました。
東海地区は3月23日から始まる春季大会が本格的なスタートとなります。
1回戦の組み合わせでは有名選手の補強で注目されたホンダ鈴鹿とJR東海の対戦が注目されそうです。
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■新入部員 2016.3.7
土曜日の中日スポーツに今年入部する愛知大学野球の1部リーグの部員が掲載されていました。
6校の新入部員は151名、その中で投手は45名でした。その中で、実際見た投手は13名いました。
投手で紹介されていたのは片峯大輔投手(県岐阜商−愛大)、片塩響介投手(長野工−中部大)、平松卓磨投手(愛産大三河−中部大)、永田将也投手(菰野−名城大)の4名。
他の投手で見た中でのおススメは、横井希投手(菰野−中京大)。高校3年生ではケガで泣きましたが、上手く育てば150キロ出る投手だと思います。
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■愛知県高校野球日程 2016.3.4
愛知県の高校野球春季大会の一次リーグ戦の組み合わせが出ていました。
各地区共にセンバツ高校野球が始まる3月20日頃から始まり、2次トーナメントを行い県大会は4月16日からとなります。
続いて、東海大会は5月20日から岐阜県の長良川球場他で行われます。
また、日程をみると6月18、19日には健大高崎を招いて招待試合を行う予定となっています。
尚、夏の大会は7月9日〜29日まで、準決勝からは岡崎市民球場で行われますが、準決勝と決勝の間を1日空けているのが今年の特徴です。
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■愛知大学野球 2016.3.3
昨日の中日スポーツに愛知大学野球春季リーグ戦の日程が掲載されていました。
4月2日の開幕戦は昨秋優勝の中京大と愛産大の対戦が組まれています。
5月の下旬までの日程ですが、今年は知っている選手も多く出場しそうなのでGWを含め何度か試合を観戦したいと思います。
注目投手は大蔵彰人投手(愛院大)、栗林良吏投手(名城大)などですが、2部にもいい投手がいます。
愛知大学野球は1部の6校が3月14〜16日に社会人との対抗戦を行います。
更に3月22〜24日には中京大、愛知大、中部大が関西六大学野球との対抗戦を行います。
現在、全国の大学から40校近く集まる宮崎県には愛知県からは中京大他3校がキャンプを行っています。
オープン戦も始まっていて間もなく実戦ムードです。
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■春季大会 2016.3.2
3月とはいえ、まだまだ寒い日もありますが東海地区社会人野球の春季大会の組み合わせが決まりました。
JABAではまだ掲載されていませんが、三菱重工名古屋さんのHPにアップされていました。
■春季大会組み合わせ
春季大会は若手を見られるチャンスでもあります。トヨタ自動車も2回戦以降なら観戦出来そうです。
ところで、社会人野球のオープン戦も始まりましたが、三菱自動車岡崎に入社する誉の内田投手が早くも登板しています。
■内田投手−空と海と歴史の話2さんのブログ
春季大会も登板があるのでしょうか。大井投手も見てみたいものです。
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■卒業 2016.3.1
3月に入りました。3月は卒業シーズンでもあります。
昨日、中京大中京は卒業式。甲子園でも活躍した上野投手がインタビューを受け大学への意気込みを述べていました。
また、昨日の高校野球ドットコムでU−18の代表選手の大学への進路が紹介されていましたが、プロ入り以外の選手は全て関東への大学に進むことになります。
大学での活躍も期待されそうです。
ところで、卒業といえば私の少年野球チームも今週、卒団式を迎えます。
中等部も卒業の季節です。中等部では6名の投手がいましたが、高校も決まりつつあり4名の投手は強豪の私立の高校に進みます。
過去に4名もの投手が同時に私立に進むことはなく、今までなかった高校へも決まりました。4名共に投手としても打者としても、いいものを持っています。
是非、高校で頑張って甲子園を目指してほしいと思います。私も今から楽しみです。
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■交流戦 2016.2.29
2月も今日が最後、プロ野球は今日でキャンプが終了し、明日からは本格的なオープン戦が行われます。
社会人野球も少し遅れて今がキャンプ真っ只中ですが、今年もプロと社会人の交流試合が17試合行われますが、早いところでは2月13日に四国銀行対阪神が行われました。
トヨタ自動車もキャンプに先駆けて土曜日には楽天と交流試合を行い6対2で勝利、幸先良いスタートを切りました。先発の小出投手が良かったと聞きました。
昨日も今日から参加する第2陣のベテラン、新人の選手が練習を行っていて少し見る機会がありました。
新人の北村選手、藤岡選手、河原選手らのバッティング練習を見ましたが、いいバッティングをしています。
今年は源田選手、河合選手がドラフトでの指名を目指しますが、内野手は特に激しいレギュラー争いが予想されます。都市対抗の予選では誰が先発で出場するか注目です。
投手も3名増えて13名の大所帯。昨日もJX−ENEOSとオープン戦を行いましたが、キャンプに入っても多く試合を予定していて、3月は大学との交流試合やオープン戦なども含めて何と17試合が組み込まれています。
2日に1試合以上のオープン戦はびっくりですが、何試合か観戦したいと思います。
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■チェンジアップ 2016.2.26
プロ野球で広島の黒田投手と日ハムの大谷投手の注目する投手が今、取り組んでいる変化球がチェンジアップです。
共に実戦で感覚をつかむ時期で試している様子が伺えます。
私も、昨年からチェンジアップを勧めていて中等部の3年生には高校に行くまでに少し投げられるようにとアドバイスしてきました。
チェンジアップはスピードを落とし少し落ちる程度で良く、ストレートのスピードの差でバッターのタイミングを外すことを目的としています。
既に大谷投手のチェンジアップは他の球団にとっても、やっかいな球だと脅威されています。
昨日の高校野球ドットコムにも黒田投手、大谷投手とロッテに入団した関谷投手のチャンジアップが紹介されていました。
握り方は親指と人差し指で○を描くOKボールの握り方であったり、3本で握ったり、5本で均等に握ったりと色々あり試すといいでしょう。
2年前の日本選手権で関谷投手のチャンジアップを見ましたが落差が凄く、トヨタ自動車の佐竹投手とのチェンジアップの投げ合いは見事でした。
関谷投手チェンジアップは以下です。130キロあたりがチェンジアップです。是非、チャンジアップを投げてみて下さい。
■関谷投手チェンジアップ
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■センバツ旗 2016.2.25
今日の中日スポーツにセンバツ高校野球に出場する東邦のセンバツ旗授与式が掲載されていました。
東邦は総合力でもトップクラスで優勝候補にも挙げられていて今から楽しみです。
ところで、間もなく高校野球も練習試合が解禁になります。
12月1日から練習試合が禁止されていますが、練習試合解禁日は3月8日となります。
この練習試合解禁日ですが、以前は3月第2土曜日が解禁日でしたが、2009年からは3月8日に統一されました。
今年の3月8日は火曜日となります。残り2週間を切り間もなく練習試合も始まります。
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■社会人野球新戦力 2016.2.24
昨日に続き今日の中日スポーツに東海地区社会人野球の新戦力が紹介されていました。
新戦力は13チームで74名。1チームにすると6名弱と近年では最も多い補強ではないでしょうか。
昨日は元プロを2名紹介しましたが、もう1名いてオリックスから中山慎也投手が古巣のJR東海に復帰します。
新戦力は以前にも紹介しましたが、唯一分かっていなかったヤマハには上田拓磨投手(桐蔭横浜大)を含め4名の補強でした。
今日の中日スポーツには、思わぬドラフト指名のなかった畔上翔選手のホンダ鈴鹿入りを大きく掲載されていました。
トヨタ自動車も大補強ですが、ホンダ鈴鹿の新戦力のネームバリューにマスコミも注目です。
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■元プロ 2016.2.23
今日の中日スポーツにプロ野球で昨年、戦力外になった矢地健人投手(ロッテ)の新日鐵住金東海REX入りと細山田武史捕手(ソフトバンク)のトヨタ自動車入りの記事が掲載されていました。
矢地投手はトライアウトなどテレビでも放映されていましたが12月には結婚式も終え、1月から社会人としてスタート。細山田捕手は戦力外通告直後にトヨタ自動車がオファーし12月には既に練習に参加、先日も姿を見かけました。
ところで、この近年は元プロ野球選手の社会人野球入りが増えてきました。
その中で、今年は三菱重工長崎が岸敬祐投手(元ロッテ)、加治前竜一外野手(元巨人)、野原将志内野手(元阪神)と1チーム3名以内の枠いっぱいを獲得し目立っています。
東海地区も中日にいたブーちゃんこと中田亮二選手が昨年、JR東海入りし都市対抗でも活躍しましたが、ベテランとなった川口盛外投手(広島→王子)や佐藤二郎選手(ヤクルト→ヤクルト)などが長く社会人でも頑張っています。
元プロで社会人で登録されるのは今年10名以上いて、独立リーグを含めるれば選手、監督、コーチで168名にもなっているとのこと。
記事では野球好きなこの国で元プロというトップキャリアが敬意をもって生かされる時代となってきたと締めくくっています。
プロ野球選手にとっても成績が出なければ戦力外になりうる不安があり、選手にとってもプロ引退後の道が開けているのはいいことではないでしょうか。
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■村野力男さん 2016.2.22
昨日、少年野球の試合を2試合観戦しました。
公式戦の試合では前の試合が延長でした。試合後の入れ替わる時に10年前に共に監督として戦った懐かしい方にお会いしました。
その方は現在、関東にお住まいで試合を観戦に来られたとのことでした。
10分程度でしたが当時の選手のお話などさせて頂きました。
その方は選手を大事にする方で、当時の選手は今では大学4年生になり主力だった選手に会ったことなどお話させて頂きました。
お世話になったといえば私が現役時代にお世話になった村野力男さんが、少し前にお亡くなりになりました。
村野さんは中日の選手、コーチとして活躍された方で、トヨタ自動車の臨時コーチとして毎年、都市対抗前に指導して頂いた方で、紙タバコを噛みながら教えて頂いたことを思い出します。
実は村野さんと私の高校の前の監督が大学時代のチームメイトだったこともあり、その関係で私がトヨタ自動車に入社した経緯があり、今の私があるのも村野さんのお蔭です。
村野さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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■登板する時しか投げない 2016.2.19
日本の野球は投げて投げて肩を作るのに対しアメリカは投球制限があります。
実際、日本から大リーグに行った投手は投球数の少なさに戸惑います。
しかし、日本でも昨年からセリーグで優勝したヤクルトが登板しない日は肩を作らないという調整法を取り入れました。
これを取り入れたのはアメリカ、台湾、韓国と海外3カ国でのプレー経験がある高津臣吾ピッチングコーチでした。
メジャーのブルペンは、バッター3人くらいの時間で肩を作らないといけず、4番バッターのところで登板するなら、1番バッターの時に電話が掛かってくるようです。短い時間でいきなり準備するやり方には戸惑いはあったものの馴染むと非常にやりやすいとのこと。
一方、日本のブルペンは球数を多く投げる傾向にあります。私も現役時代は60球ぐらい投げて先発していました。
プロの投手も中継ぎ以降の投手は、登板の有無にかかわらず1度は必ず肩を作りアンダーシャツなどを着替えて登板に備えます。そして、試合展開を見ながら登板が近づいたら再び肩を作り始め合計50〜60球げることになります。そうするとリリーフする投手はシーズン中は毎日投げることになります。
これは日本だけで台湾も、韓国もメジャーと同じように登板直前しか投げないようです。
昨年から登板する時しか投げない調整法を取り入れたヤクルトのリリーフ陣は試合には出なくても実質連投だったのに対し体にかかる負担が違うと好評です。
74試合登板の秋吉も登板までのウオーミングアップが2回から1回作りになって70試合も投げたら疲れは当然あるものの今までとは全く違い疲れは残らないようになったと言います。
球数を少なくしていかないと長い野球人生にはならないので良かったとも言います。
この調整法は昨年のU−18ワールドカップでも同じ傾向が見られたようです。日本のベンチ入り投手陣が続々とブルペンでピッチングを続ける中で他の国はほとんどブルペンにはいなかったようです。
高校生まで浸透した調整法が今後、日本でも増えてくるのではないでしょうか。
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■肩を出す 2016.2.18
プロ野球のキャンプも第4クールに入りピッチが上がってきました。
ブルペンの様子を見ていると唯一、投手出身の監督であるソフトバンクの工藤監督の積極的な指導が目立ちます。
現状でも十分な投手陣ですが、若手の意気のいい投手や松阪投手の復活、和田投手の復帰で更に底上げが図られています。
ところでブルペンのピッチングで沢山の気付きがありましたが、中学生まで教えている私にとっては、下半身がしっかりしていること、捻りながら上半身を上手く使えていることは感心させられます。
今、中等部で取り組んでいるのは踏み出した足にしっかり乗ることで、力強いフィニッシュと安定した踏み出しを課題として取り組んでいます。
最後のフィニッシュの形ではプロの投手はしっかりと肩が前に体の中心のアゴの下まで出してきます。テークバックからは180度しっかりと回っていることを意味します。
うちの投手もじっくりとフォーム固めに取り組みます。
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■バッタースボックスルール 2016.2.17
今年のアマチュア野球内規でバッタースボックスルールが改定されました。
簡単に言うと打者が撃姿勢をとった後は、ある場合を除いては一方の足はバッターボックス内に置いていなければいけないというものです。
故意にプレイを遅らせた場合は投球を待たずにストライクを宣告されるというものです。
これは投手にとっては有利なルールとなり、試合時間のスピードアップにも繋がります。
今年のセンバツ高校野球から適用されるでしょう。少し注目して見てみます。
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■エルゴメーター 2016.2.15
2013年のセンバツ高校野球の決勝に進出した済美と浦和学院。両校に共通していたのがエルゴメーターのトレーニングでした。
これが、じわじわと広がり始め今年は三重県でセミナーが行われました。
エルゴメーターとは、ボート競技の水上での動きを陸上のトレーニングで再現し、漕手の漕力を測定するための器具で、筋力アップ、持久力アップ、コンディショニング作りに効果的で、特定の筋肉に負荷が集中することも無いため、バーベルなどを使ったトレーニングと比べてケガのリスクは少ないのが利点です。
野球のトレーニングにおいても下半身から動き出し背筋を使って上半身に力を伝えるという全身運動が共通して、短時間で大きな成果を得られます。
最も早く取り入れたのは宇和島東時代の上甲監督だと言われています。宇和島東から済美までの教え子のプロ野球選手は岩村選手、鵜久森選手、宮出投手、平井投手、福井投手、安楽投手など。
共に共通しているのはパワー自慢ということでが、エルゴメーターのトレーニングの結果でしょう。エルゴメーターは、ある距離を設定し、それを何分何秒で漕げるかを争ったりもします。今までの最高記録が平井投手の500メートルを1分17秒だとか。
エルゴメーターは持ち運びが簡単で上甲監督は甲子園の宿舎にも持って行ったようです。これからもエルゴメーターが注目されるでしょう。
■エルゴメーター
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■10キロアップ 2016.2.12
プロ野球のキャンプで巨人の育成右腕に注目が集まっています。
注目の投手は田中太一投手。
田中投手は2010年のドラフト3位で入団、同期の宮國椋丞投手と共に将来、チームを背負って立つ投手として期待されていました。しかし、2軍でも結果が出ず2014年からは育成選手として再スタート。
育成選手として臨んだ昨シーズンはストレートの球速が5月には150キロを超えるようになり、昨秋のフェニックスリーグでは157キロまでスピードアップし一気に注目を浴びました。
このキャンプでは育成枠24名中2名が2軍のキャンプに参加していますが、田中投手も参加していていますが、コントロールが安定すれば1軍も夢ではないと思われています。
球速アップの要因としてバランスよく投げられるようになった点と、シュートを覚えようと握りを変えながら練習していたら球速が驚くほどスピードが上がったといいます。
私も社会人2年目にシュートを覚えた時にスピードアップした経験がありボールを切る感覚が生まれてきました。
握りを変えてみて指の掛かり具合を良くするとスピードアップにつながると思います。
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■指先の力 2016.2.11
プロ野球のキャンプで近年あまり聞かなくなった投手の指のマメ。
そのマメはボールと指先の摩擦によって出来るもので、最初は水ぶくれとなります。それが潰れて治ったり逆に悪化すると血マメになったりします。
体質によってマメが出来やすいタイプもありますが、概ね指先の力が強ければマメが出来ます。
逆にマメが出来ない投手は指先の力が弱い投手ともいえるのではないでしょうか。
この指先を強化することによってスピードはアップします。
あるプロの投手は指先で3キロの重りを持ち上げる練習をしたりして指先を強化しています。
昔は指にマメが出来ると力が指先に伝わり指の掛かりがいいと言われてきました。実際、私も調子がいい時にはマメができたものです。
他には爪が割れたり親指の爪で中指が切れたりしましたが、どれも調子がいい時でした。
最近では、マメ対策で色々とケアしていますが、日ハムの大谷投手などはシーズン中にマメが潰れて降板することもありました。
中学生、高校生もマメが出来るくらい指先の力をつけるといいでしょう。
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■大学進学 2016.2.9
小笠原慎之介投手が中日の1軍キャンプに参加するなどU−18W杯に選ばれた投手8名中、5名はプロ入りしました。
一方、大学に進むのは中京大中京の上野翔太郎投手が駒大、東海大菅生の勝俣翔貴投手は国際武道大、大分商の森下暢仁投手は明大に進みます。
また、愛知県の投手では関東のスポーツ推薦で大学に進学するのは愛工大名電の福本裕亮投手が関東学院大、東邦の山下雅善投手が東洋大、愛知産大工の高坂翔悟投手が法大などです。
ところで、高校で活躍した投手が大学に進学すると早い段階から登板する傾向にあります。
しかし、大学投手の酷使も問題になっています。
大学で200イニング投げれば多い方の中で、ソフトバンクの東浜巨投手は亜細亜大で34勝22完封しましたが、何と47試合473イニング。日本ハムの斎藤祐樹投手も早大時代に61試合371イニングもの登板。
300イニング以上は広島の野村祐輔投手が明大時代に65試合365イニング、巨人の菅野智之投手が東海大時代に53試合332イニング、ロッテの藤岡貴裕投手が東洋大時代に49試合303イニングなど。
東浜巨投手や斎藤祐樹投手のように甲子園で優勝した投手では、ソフトバンクの島袋洋奨投手は中大で1年春から登板し2年生では肘痛が影響し、その後制球難。
JR東日本に進む吉永健太朗投手も1年春に最優秀防御率、ベストナインも脇腹痛、右肘痛もありフォームも崩れてしまいました。
酷使された投手の中では菅野投手や野村投手は活躍を見せていますが、それ以外の投手は残念ながら活躍出来ていません。
上野投手も昨年はかなり投げているのでケガには注意して駒大で活躍してほしいですね。
■昨秋の吉永健太朗投手のフォーム
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■社会人キャンプ 2016.2.8
プロ野球のキャンプが始まりましたが社会人野球も既にキャンプが行われます。
日本野球連盟にキャンプの届け出があったのは41チーム。
最も早いチームはセガサミーで2月1日〜27日の長期間、宮崎県の久峰総合公園野球場で行っています。
平均的にみると2月中旬頃から3月の初旬あたりまでが多く、キャンプ地は宮崎と沖縄が各9チーム、鹿児島7チーム、和歌山5チームと続きます。
トヨタ自動車も2月26日〜2月29日が宮崎の西階野球場、3月1日〜3月13日が沖縄の宜野座村営野球場で行います。
例年、西階野球場で2月の中旬から行いますが、沖縄は初めてのキャンプとなります。
宜野座村営野球場は前日まで阪神がキャンプを行っている球場です。
室内練習場も完備されていてキャンプにはいい場所です。オープン戦も多く行うようで都市対抗に照準を合わせ、いいキャンプを行ってもらいたいと思います。
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■キャンプ 2016.2.5
プロ野球のキャンプが始まりました。
キャンプ初日から毎朝キャンプの動画を30分程度見続けています。
その中で日ハム大谷投手はスローピッチ調整ながら他の投手の多くは全力に近い投球を目にします。
動画を見る目的は練習での気づきです。
軸足のブレをなくしてボールに力を伝えるフォームに修正しているヤクルトの小川投手など指導の参考になります。
中等部の指導も昨年は夏頃まで徹底して私の考えるフォームを繰り返し指導してきました。
考え方はブレずにやってきて、その考え方も浸透してきた秋頃からは次のステップへ移りつつあります。
私の指導は理想のフォームで最大限の力を発揮することを目指していますが練習方法は毎回工夫するように心掛けています。
練習の中で投手の指導時間は1時間半ほどあります。結構長い時間です。
練習方法も工夫しなければ投手も飽きます。その意味でもキャンプの動画などで気づきを得るのは大事なことです。
考え方をブラさず引き出しをなるべく多く持つと質問されても即座に理論づけて説明できるようになります。日々勉強ですね。
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■地域性 2016.2.4
先日決まったセンバツ高校野球の出場校。
ここで地域性というものがニュースでいくつか出ています。
今回は21世紀枠と一般枠のバランス。
近畿は枠6でベスト4に入れば確定。残り4つの中から2校を選びます。
結果だけみると準々決勝でコールド負けした市立和歌山が選ばれ延長で1点差で負けた報徳学園が選ばれなかった点。
その代わり21世紀枠で兵庫の長田が選ばれました。
逆に言えば兵庫の長田を選んだので報徳学園を選ばなかったなど色々憶測があります。
今回はもう一つありました。
中国、四国は枠5つでした。
これが神宮大会で高松商が優勝したので枠が1つ増えました。更に21世紀枠で小豆島が選ばれたので結局、中国、四国で7校となりました。
両方ともに四国なのでこの時点で四国は4つ、中国は2つで残り1つを考えるとはバランスをとって中国に1つ与えたとも思える選考でした。
なかなか選考は難しいと思います。地域性で外れた学校も可哀そうではありますが選考ということであれば微妙に反映されることもあるでしょう。
昔、私の時代では四国は4つも出る時代でした。強い地域から多く出る時代でしたが今はバランスよく選考する時代に変わりました。
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■センバツ注目投手 2016.2.2
センバツ高校野球に出場する投手の中で注目投手を紹介します。
まずは140キロ以上の投手をスピード順に並べてみました。
高田 萌生(創志学園)150キロ
高山 優希(大阪桐蔭)150キロ
藤嶋 健人(東邦)146キロ
菊地 大輝(東海大甲府)146キロ
高橋 昂也(花咲徳栄)145キロ
国光 瑛人(明徳義塾)145キロ
村上 頌樹(智弁学園)145キロ
近久 輝(東邦)145キロ
山崎 颯一郎(敦賀気比)144キロ
神村 月光(滋賀学園)144キロ
吉川 貴大(開星)143キロ
鈴木 昭汰(常総学院)143キロ
樫村 雄大(常総学院)143キロ
有村 大誠(秀岳館)143キロ
堀江 航平(秀岳館)143キロ
松山 仁彦(東邦)143キロ
早川 隆久(木更津総合)142キロ
吉高 壮(明石商)142キロ
渡辺 啓五(いなべ総合)142キロ
美濃 晃成(高松商)142キロ
田中 嵐士(福井工大福井)141キロ
浦 大輝(高松商)141キロ
市岡 奏馬(龍谷大平安)140キロ
竹井 丈人(関東第一)140キロ
園田 涼輔(長田)140キロ
140キロ以上は25名、スピードが出やすい神宮球場で出した投手も何名かいますが145キロ超えも8名と昨年より注目される投手が多くいます。
その中でも注目度bPは藤嶋投手のようです。常時スピードが出る点とバッティングも魅力です。
続いて高田投手、高山投手の150キロ投手。特に高山投手は松阪投手に似たフォームで注目を浴びそうです。
将来性から考えると私のオススメは山崎投手です。
どの投手も、この冬にどれだけ走り込んでスピードアップしているか注目です。
また、甲子園でも登板するなど実戦派投手も多く全体的に完成度も高い投手が多いように思えます。
今年のセンバツはなかなか好投手の多い大会になりそうです。
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■センバツ出場校決定 2016.2.1
今日からプロ野球はキャンプイン。そろそろ球春の足音が聞こえてきました。
金曜日に行われたセンバツ高校野球の選考委員会で32校が選出されました。
注目された21世紀枠は釜石、小豆島、長田に決定。
選考理由は東日本大震災の時、一生懸命に生きた子供たちが甲子園に出場することは被災地にとって大きな喜びとなる釜石が東日本で最終的には満場一致で決定。
西日本は過疎地の学校の典型のようだが、練習では生徒の自主性も感じられる力をつけている。少子化の時代、生徒減に悩む学校の希望の星と言える小豆島が満場一致で決定。
残る全体の1校として夜間定時制高校と通信制高校の2校が同じ敷地内に併設され、3校でグラウンドを使うなど厳しい練習環境を克服している長田に決定しました。
私の予想では残る1校が八重山と予想しましたが、過去にも比較的に近畿が選ばれる傾向にあり長田に決定したようにも思えます。
また、全体でみると明治神宮大会の高松商の優勝と21世紀枠での小豆島の選出で中国、四国で2校増の7校と多さ目立っています。
初出場は6校、最多出場は龍谷大平安の40回で優勝候補は大阪桐蔭、東邦、敦賀気比あたりのようです。
注目投手は明日紹介します。
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■センバツ今日発表 2016.1.29
3月20日から始まるセンバツ高校野球の出場32校を決める選考委員会が今日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれます。
選考は11時から21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会がスタート。21世紀枠特別選考委員会は外部有識者と主催者で3校を選びます。地区別小委員会は「北海道、関東、東京」「東北、近畿」「東海、北信越、九州」「中国、四国」に分かれ、47都道府県高野連推薦の121校に21世紀枠選考から漏れた6校を加え戦力などを比較して選出するようです。
フタバ産業は2年前が6位、昨年が惜しくも2位と着々と力をつけてきました。菅沼捕手など大学時代に知っている選手もいて今年は柴田亮輔選手も加わり優勝候補の筆頭通りの結果となりました。
選考は午後3時に総会を再開、まず21世紀枠3校を発表し続いて一般選考の出場29校と補欠校が報告され出場校が正式決定します。
21世紀枠特別選考委員会の人数は15名、地区別小委員会は55名で顔ぶれをみると甲子園の解説者の方なども含まれています。
尚、選考発表は以下の毎日新聞のHPにて実況中継されます。いよいよ決まりますね。
■センバツ高校野球出場校ライブ中継
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■フタバ産業が初優勝 2016.1.28
1月8日から行われていた愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦ですが、フタバ産業が6勝1敗1分で初優勝しました。
フタバ産業は優勝が懸かった昨日の第8戦目に昨年8月から肘痛で悩んでいた岡崎南クラブ出身の村瀬投手(享栄−上武大)が初先発し7回を無失点、6対0で勝利し初優勝の栄冠を獲得しました。今日の中日スポーツには村瀬投手が大きく写真で掲載されていました。
フタバ産業は2年前が6位、昨年が惜しくも2位と着々と力をつけてきました。菅沼捕手など大学時代に知っている選手もいて今年は柴田亮輔選手も加わり優勝候補の筆頭通りの結果となりました。
柴田選手は幸田中の軟式野球部出身で愛工大名電時代にはセンバツで優勝。夏の決勝でナゴヤドームで見ましたが俊足、好打。一つ下の堂上選手との三遊間コンビは有名でした。高校生ドラフト3位でオリックスに入団、プロでは1軍で期待された矢先にケガで泣きました。
4月からはニッセイも活動を再開。ニッセイとフタバ産業の対戦も楽しみです。
ところで、軟式野球では今年高校を卒業する私の教え子も4名が会社の軟式野球部に入ります。
4名共に少年野球と中等部で6年間教えた選手でトヨタ自動車にも2名が入ります。頑張って活躍し長く野球を続けてほしいと思います。
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■下半身の使い方 2016.1.27
このところ少年野球や中等部で取り組んでいる下半身トレーニング。
小学生から中学生にかけては下半身が出来ていないのもありますが、上手く使えていない投手を多くみます。
特に踏み出した足に体重がしっかり乗らない点が一番気になります。
速い球を投げようと思っても縦回転でしっかりと踏み出した足に体重が乗って親指で土を掴み動かないようにしなければいけませんが、体重が乗らない、グラグラ動くような下半身ではいけません。
取り組んでいる下半身トレーニングは踏み出した足にしっかり乗るように踏み出した足一本でキャッチボールをやってみたり、上体を捻った後にしばらく片足で立ってみたり、体重移動で腕を振るまで軸足を離さずそのまま元に戻ったりと工夫しながらやっています。
理想的な最終形は軸足の裏が上に向くことです。それをイメージしながらしっかりと作り上げていきたいと思います。
以下のビデオは参考になります。尚、このビデオは4つあります。
■投手必見球速アップ
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■東邦投手陣 2016.1.26
今日の中日スポーツで昨秋の東海大会で優勝しセンバツ出場が濃厚な東邦の藤嶋投手、松山投手、近久投手の投手陣が紹介されていました。
エースでドラフト候補の藤嶋投手は東三河ボーイズ。先日、その関係者の方とお会いしました。
1年生の夏のイメージが強いですが、この冬でどれだけトレーニングし成長しているか楽しみです。
左腕の松山投手も中学時代よりも、昨春に見た時にはやや肘を下げコントロール重視でしたが、どのような投手になっているでしょうか。
この2人はバッティングも魅力で登板しない時にはセンター、ライトを守る可能性もあります。
近久投手はMAX145キロまでスピードアップ。昨年までは藤嶋投手中心でしたが、この2人が好投できれば上位進出もあるのではないでしょうか。
中日スポーツには140キロトリオとして紹介されていました。
木下コーチ就任で投手の指導も良くなった東邦は今後も強くなるのではないでしょうか。
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■センバツ発表間近 2016.1.25
このところ寒い日が続いています。
昨日も過去にも何日かしかない寒い1日でしたが、ほぼ1日各学年の少年野球でグラウンドにいました。
なるべく動きやすいウエアなので寒さも身にしみますが、昔に比べると風邪も何故かひかなくなりました。
ところで今週金曜日にはセンバツ高校野球の出場校が決定します。
各地区で優勝や準優勝校は、ほぼ確定していますが、その中には中学時代にU15などの日本代表だった選手も多く出場します。
投手の中では、鈴木昭汰投手(常総学院)や山崎颯一郎投手(敦賀気比)など。
山崎投手は昨年夏も甲子園で登板して見ましたが身長188センチで将来性を感じる投手でした。
寒さも残り数日のようで間もなくセンバツの話題が出てきそうです。
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■イベント 2016.1.22
シーズンオフのこの時期、野球選手も自主トレの合間に色々なイベントに参加します。
プロ野球選手も野球教室などで子供を教える機会も多いでしょう。
社会人野球の選手も色々な場に出席したりします。
トヨタ自動車の選手も社長の方針でもある恩返し活動で新年に入り色々なイベントに参加しています。
17日の日曜日には岩手県産業文化センターで岩手県内の小学生300人にレッドソックスの上原投手共にトヨタ自動車の佐竹投手、上杉投手、福田選手、保良選手が野球教室を実施。
この野球教室は、いわて国体と震災復興目的のイベントで盛岡市で開催されました。
また、先週は河合選手が豊田市の小学校で夢先生という名の授業を子供たちに行いました。
中学の日本代表で世界一、高校野球で甲子園優勝、大学の日本代表で日米野球優勝、社会人野球の日本選手権で優勝と輝かしい実績があり、子供たちに夢を持ってもらうには最適ではないでしょうか。
その他、2月14日にはファンクラブを集めて石井一久さん、お笑いのはんにゃさんら愛知県出身の芸人さんらとイベントを開催予定です。
シーズン中には出来ない色々なイベントで交流を深めリフレッシュしてシーズンインしてもらいたいと思います。
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■ドリームシート 2016.1.20
今年のセンバツ高校野球からドリームシートを新設することが発表されました。
対象となるのは中央特別自由席内のバックネット付近の118席。全国軟式野球連盟に所属する小中学生の軟式野球チームの選手を連日、無料招待するということです。
甲子園の特等席の無料開放という思いきったプランは、日本高野連の強い危機感の表れのようです。
甲子園人気に衰えはないものの、少子化の影響などで少年野球人口は年々減少。06年は30万2037人だった軟式野球人口が15年は20万2488人に落ち込む状況。
日本高野連の竹中事務局長は未来の球児を確保することが大事の考えで、昨年から温めていた計画を実行に移すとのこと。
バックネット裏を確保したのも、捕手や打者のすぐ後ろの臨場感あふれる場所からの観戦で、小中学生球児の野球への興味をより高める狙いです。
今年は旅費など金銭面の負担を軽くするために近畿2府4県のチームが対象になるもの、来年度以降は硬式野球チームも含めて招待地域を広げるようです。
観戦の前後には甲子園球場内の甲子園歴史館にも招待。夏の甲子園大会にも導入される予定です。
バックネット裏は一般ファンにとってもあこがれの場所で大会中は徹夜のファンが球場前に列が出来ます。そういった熱意を理解した上で球児を育てていかなければいけない、ご理解いただきたい。との内容でした。
少子化に加え他のスポーツ人気で野球人口の減少は肌で感じる時代になりました。
ただ、これまで最前列には8号門入口で大会期間中に野宿している熱烈な高校野球ファンのグループ「8号門クラブ」の人が座ることが多く、特にラガーシャツを着て最前列で応援するラガーさんが見えなくなるのも少し残念ではあります。
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■ピッチングフォーム 2016.1.19
日曜日に少年野球の6年生の試合を観戦。6年生にとっては卒団まであとわずかとなりました。
私が4年生からアドバイスしている期待の投手も現時点でどのぐらい成長しているか楽しみでした。
結果はミスにより1点は失いましたが2安打に抑え9個の三振を奪いました。
ピッチングフォームも現時点では理想形に近い形まで出来上がってきました。
以前は前屈みになりインステップしていて球もシュート回転することがありましたが改善されてきました。
また、フィニッシュでの躍動感も出て球も伸びています。
本人は真面目でアドバイスもよく聞いて取り入れてくれます。
今まで見てきた投手の中でも3人の中には入る投手まで成長してきているので中学でも期待しています。
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■新戦力 2016.1.18
私が注目している社会人野球の新戦力。ヤマハ以外の東海地区の新人選手が分かりましたので紹介します。
人数が多い順で並べてみました。
トヨタ自動車(10名):石塚賢次投手(亜細亜大)、柳沢力投手(高岡商)、袴田海斗投手(浜松学院)、富山凌雅投手(九州国際大付)、細山田武史捕手(ソフトバンク)、小笠原知弘捕手(慶応大)、波方凌捕手(中越高)、河原右京内野手(早稲田大)、北村祥治内野手(亜細亜大)、藤岡裕大内野手(亜細亜大)
ホンダ鈴鹿(7名):片山雄貴投手(駒澤大)、金澤一希投手(道都大)、柘植世那捕手(健大高崎)、石井元内野手(明治大)、山足達也内野手(立命館大)、畔上翔外野手、田中彪外野手(法政大)
ジェイプロジェクト(7名):福田聡一郎投手(大正大)、池邉賢吾投手(九州共立大)、松本綾太投手(前橋育英)、和間渉投手(日南学園)、宮城竜弥捕手(九州共立大)、海野桃次郎内野手(国士舘大)、前田智也内野手(日南学園高)
JR東海(6名):中山慎也投手(オリックス)、川本祐輔投手(亜細亜大)、若林篤志投手(関東学院大)、森奎真投手(豊橋工)、川瀬遼大内野手(福井工業大)、廣畑実外野手(亜細亜大)
王子(5名):細川勝平捕手(中部大)、前田滉平内野手(駒澤大)、横川駿内野手(立命館大)、神鳥猛流内野手(中部大)、中林流星外野手(常葉学園菊川)
西濃運輸(5名):岡田圭市投手(常葉大浜松)、土屋直人投手(福岡工業大)、津田響投手(京都産業大)、嶽野雄貴投手(名古屋学院大)、松本直樹捕手(立教大)、小中悠平外野手(天理大)
三菱重工名古屋(5名):服部拳児投手(日本体育大)、木村翔太投手(愛知工業大)、勝野昌慶投手(土岐商)、大塚健太朗内野手(明治大)、西田尚寛内野手(関西大)
三菱自動車岡崎(5名):内田大貴投手(誉)、宮野峻捕手(愛知学院大)、冨澤一晃内野手(東洋大)、田口蒔人内野手(帝京大)、堀井碩史外野手(青山学院大)
東邦ガス(5名):浅野文哉投手(法政大)、酒井田照人内野手(立教大)、若林俊充内野手(日本体育大)、金田達郎内野手(関東学院大)、飯田裕太内野手(東京大)
永和商事ウイング(5名):加藤健太朗捕手(東海大北海道)、大川拓巳捕手(浦安)、中尾健聖内野手(天理大)、竹馬敦雅内野手(長崎南山)、萩本浩輝外野手(城西大)
東海理化(4名):土倉将投手(国学院大)、牧野元紀投手(豊田工)、井上涼太捕手(いなべ総合)、野田賢志内野手(名城大)
新日鐵住金東海REX(4名):矢地健人投手(ロッテ)、後藤田将矢捕手(東洋大)、福田晃規内野手(専修大)、西浦丈司内野手(国学院大)
こうみてもトヨタ自動車の10名の補強が目立ちます。ホンダ鈴鹿も改めて豪華な補強が出来ていると感じます。個人的には神鳥猛流内野手が気になっていたので王子に入れて良かったと思います。
投手ではトヨタ自動車4、ジェイプロジェクト4、JR東海4、西濃運輸4、三菱重工名古屋3、ホンダ鈴鹿2、東海理化2、三菱自動車岡崎1、東邦ガス1、新日鐵住金東海REX、王子0、永和商事ウイング0となります。
西濃運輸は知名度はあまりありませんが岡田圭市投手、嶽野雄貴投手らなかなかいい投手を補強。東邦ガスの浅野文哉投手は中京大中京で甲子園でも投げた投手。中山慎也投手はJR東海からオリックスに行きJR東海に戻った投手。矢地健人投手はトライアウトでテレビでも出ていました。
また、意外と高卒の投手も多く左投手も多いのが特徴でしょうか。
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■メンタル指導 2016.1.15
私が少年野球や中等部で指導を始めて16年ぐらい経ちますが指導内容は大きく変わったと思います。
最初の2年は叱ってばかりでした。その後、叱ることが減り今では叱ることは、ほぼ無くなりました。
選手がミスをして叱っていては結果を恐れてしまいます。大事なのはプレーするまでの練習や準備が出来ているかです。
結果で物事を言ってしまうと指導がブレてしまいます。ブレると選手も戸惑ってしまいます。
技術的な部分もブレないようにするには、練習で同じことを言い続けることもあります。
しかし、その選手に合わないと感じた時には、その指導をやめることもあります。
また、自分自身で過去の実績はあまり関係ありません。自分がやってきたことを教えても、それでは自分を超えることは出来ません。
常に指導する側も勉強することが大事だと思います。
私も投手の指導を中心に指導していますが昔の指導とは大きく変わったと思います。時には真逆の場合もあります。
それから、メンタル的なことは色々参考にしています。
その中でもメンタルトレーナーやメンタルトレーニングを受けた人のブログは大変参考になります。
共通しているのはポジティブになるような内容です。決してマイナスな言葉は出てきません。
その影響を受けたのか私のブログもマイナスになるような内容は書いていないように思います。
年明けからも高畑好秀氏のブログを読むようになりました。
■メンタルトレーナー高畑好秀BLOG
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■パラボリックスロー 2016.1.14
川村氏の講義内容の3つ目でパラボリックスローを紹介します。
パラボリックとは放物線という意味です。
パラボリックスローとは放物線を描きながら目的の場所に狙って投げることを言います。
例えば10mの距離から高さ150cm、直径43cmくらいのゴミ箱のようなものに軽く弧を描きながら入るように投げます。
バスケットボールのフリースローのイメージで30球ぐらいやってみるといいようです。
最終目的地を意識して投げるということでしょう。
私は少年野球や中等部の練習の合間に10mぐらいの距離で、ふわっとした球でバックネットの下のコンクリートに向かって壁当てをします。
山なりの球で1mの高さに向かって投げます。脱力感で力を抜いて投げます。何も考えずどこにも力を入れず投げるのがポイントですね。
半分ぐらいはカーブを投げますが遊びながら簡単にコントロールを良くする練習にもなるのでやってみてはどうでしょうか、おススメです。
パラボリックスローはセンバツの21世紀枠候補の小豆島でも取り入れている練習方法です。
そのセンバツの行進曲に西野カナさんの「もしも運命の人がいるのなら」に決まったようです。
選考委員会は2週間後となりました。少しづつではありますが、一歩一歩、センバツの足音が聞こえてきました。
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■指先をうまく使う 2016.1.13
昨日に続き川村氏の講義で今日は指先をうまく使うことを考えます。
川村氏はリリースポイントで球速の速い投手ほど下へ向かって押す(切る)という表現をしています。
指のしなりを使い人差し指と中指で下(真下)にはじくと強い力が生まれスピードがアップするということです。
私はリリースポイントで手首を立てて回転率を上げるということを言ってきました。
手首を立てて最後に人差し指と中指で真下に力を加えはじくとより強い力が加わるのではないでしょうか。
川村氏はスピードの遅い投手は力が前方向に働き速い投手ほど力が下方向に働くと言っています。
トレーニング方法は手首も使わず指のみで短い距離を投げ、ボールの重みを感じて指のしなりでボールをはじいてみる。
また、風呂の中で軟式ボールをはじいてみる。水中だと親指を離して2本指になっても安定していて感覚をつかみやすいようです。
それから、川村氏のHPでも書かれていましたがイップスの投手は前腕に力が入りすぎ親指がボールから離れません。
イップスを防ぎコントロールをよくする為にも人差し指と中指の感覚を養うといいでしょう。
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■胸椎を動かす 2016.1.12
先週、ある方から川村卓氏のトレーニング方法についてメールを頂きました。
川村氏は筑波大野球部の監督で運動動作解析の第一人者。科学で感覚を磨く究極のID野球の推進者です。
その川村氏の講義を聞いた内容を教えて頂きました。
川村氏の元にはプロ野球で活躍した吉井投手、工藤投手、仁志選手、新谷選手が在籍していたり、今年のオフには日本ハムの大谷投手や斎藤投手が話を聞きに来たりと精力的に研究している先生です。
その投手に関する内容を紹介します。
まず、今日は「胸椎を動かす」です。
投手は肩の可動域を広げる為に肩骨格を動かすや肩甲骨を動かすと言いますが、加えて胸椎を動かすといいということです。
トレーニング方法としては、椅子に浅く腰掛け腰を固定したまま上半身を捻ります。これで90度以上捻られないと投手は厳しいようです。
もう一つは、高い鉄棒にぶら下がり肩を固定したまま腰を捻る方法です。
また、大学JAPAN代表投手は伏臥上体そらしが60センチ以上、立ち5段跳びが14m以上あるようです。
私も昨年から上体を捻ることを言い続けて来ましたが、その為にも胸椎を動かすトレーニングも必要ですね。
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■肉体改造 2016.1.11
プロ野球の自主トレのが始まりました。
投手をみると少しトレーニング方法が変わってきたように思えます。
それは、肉体改造でスピードアップを目指す投手です。それも体重を大幅にアップするものです。この傾向は数年前から増えているようです。
2010年に不調だったダルビッシュ投手が当時の金本知憲選手の自主トレを見学、シーズン終了後に肉体改造を開始しました。
90kgから筋力を増やし10kg増量に成功したダルビッシュ投手。この時にメジャー仕様の身体が出来上がったというほど肉体は進化しました。
結果、2011年には6完封を含む18勝、リーグ最多の232イニングを投げ276奪三振。9回を投げても155キロ投げられるという通り、平均球速も146キロから149キロまでアップしました。
このダルビッシュ計画に真似る投手が増えてきました。
まずは、巨人の沢村投手。ルーキーの年のオフから肉体改造を始め1日8食の過酷な食事摂取を重ね体重は100キロに到達。身長が183センチと私と同じなので現役投手と考えると少しオーバーな感じもしますが、昨年はシーズン中でもスピードが落ちなかったことは、食事とトレーニングでの肉体改造の成果ともいえるでしょう。
続いて、日ハムの大谷投手もプレミア12が終了した11月中旬から、1日7食の食生活とダルビッシュ投手との筋力トレーニングを敢行。わずか50日間で8キロ増やし、100キロに到達しているようです。
また、西武の菊池雄星投手はバーベルを持った状態からフルスクワットでラグビーの五郎丸級の180キロを披露し160キロのスピードを目指すとか。
どの投手もスピードアップを目指しての肉体改造でシーズン中もスピードが落ちないようにしているようです。シーズン中は5キロ以上落ちてしまう体重なのでキャンプインは意図的に体重を増やすことが多くなってきました。
私は現役時代に183センチ82キロでも体重は多い方でした。今は社会人でももっと重い投手が増えてきたように思います。
今後、阪神が肉体改造を広めた金本監督になり藤波投手が肉体改造に臨むのか注目です。
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■大学、社会人ドラフト注目投手 2016.1.8
少し気は早いですが今年のドラフト1位候補が早くも紹介されています。
その中で今日は大学、社会人投手野球のドラフト1位候補をピックアップしてみました。
田中正義(創価大)
MAX156キロの剛腕と底知れぬスケール感。昨夏も大学日本代表のエースとしてユニバーシアード優勝。秋にはリーグ戦でノーヒットノーランに防御率0.00と快挙。競合必至でしょうか。
柳裕也(明大)
この投手も昨夏の大学日本代表で活躍した147キロ右腕。正確なコントロールと質の高いカーブなど多彩な変化球も操る。大崩れすることがない実戦型投手です。高校時代に横浜で甲子園でも注目されていました。
生田目翼(流通経大)
155キロ右腕。昨年春にリーグ戦6勝無敗で全日本大学選手権に出場。初戦の城西国際大戦で10奪三振と鮮烈なデビューを果たし早大に負けたものの準優勝の立役者となった。
浜口遥大(神奈川大)
投球に荒々しさは残るものの150キロ超の直球と鋭く落ちるチェンジアップを武器にしたパワーが魅力の注目左腕です。
高良一輝(九産大)
昨夏の全日本大学選手権の仙台大戦で16奪三振完封で一気に評価を上げた。最速は140キロ台後半ながら絶対的な制球の良さが光り奪三振率が高い。
山岡泰輔(東京ガス)
瀬戸内時代に甲子園でダルビッシュが絶賛したことでも話題を呼んだ投手。スライダーが絶品だがスピードも150キロにアップし社会人でもまれ実践的投手に成長。
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■スーパー中学生 2016.1.7
昨年の夏の甲子園で話題となった1年生の清宮選手ですが、昨日のネットでは今年も凄い1年生の3名が紹介されていました。
紹介されていた中学3年生の3名は以下です。
小野寺瑞生投手(川崎中央シニア)
15歳以下のアジアチャレンジマッチメンバーで侍ジャパン。右投右打で183センチ、93キロの体格。MAX143キロで、強打も魅力。進路は東海大甲府の予定。
万波中正投手(東練馬シニア)
コンゴ共和国出身の父と日本人の母を持つ。右投右打で188センチの長身。140キロ近いストレート。パワフルな打撃も魅力で脚力も十分。進路は横浜の予定。
根尾昴(飛騨高山ボーイズ)
私のHPでも紹介していますが、すでに投球フォームが完成、しなやかな形から繰り出される直球145キロを計測。右投右打で177センチと大柄ではないが、球のキレが抜群。進路は大阪桐蔭の予定。
3名は硬式の投手ですが、軟式の投手でもいい投手が沢山いて100回大会を迎える年代は逸材が多くいて今から楽しみです。
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■社会人野球補強 2016.1.6
高校、大学を卒業する選手の進路も決まり始めましたが、社会人野球の動向をみると何チームかの大補強が目立ちます。
まず、2013年の都市対抗優勝以降が目立った成績のない名門JX−ENEOSが11名もの大補強。投手5名で野手はドラフトで指名がなかった慶大の谷田成吾も入ります。
続いて関谷亮太投手、東條大樹投手ら3名のドラフト指名を受けたJR東日本も3名の引退選手もいて、吉永健太朗投手(早大)や同じく早大の4番丸子達也選手、専大の強打の渡辺和哉選手、高校生では志望届を出さなかった履正社の永谷暢章投手など有名どころを補強しています。
東海地区ではホンダ鈴鹿が積極的。7名の退部者が出たこともありますが、思わぬプロ指名のなかった早大の畔上翔外野手。大型サードの明大の石井元選手、俊足強打のショートで立命大の山足達也選手。この3人は即戦力で間違いなく1年目から出てくるでしょう。高校生もプロ指名があると思った健大高崎の柘植世那捕手などネームバリューのある選手を上手く補強しました。
トヨタ自動車も大補強。以前も大卒はお伝えしましたが明治神宮大会で優勝した亜大からは石塚賢次投手、北村祥治三塁手、藤岡裕大二塁手。準優勝の早大からは河原右京二塁手。二塁手は河合選手もいて競争が激化します。木下捕手が抜けた穴は慶大の小笠原知弘捕手とソフトバンクの細山田武史捕手。高校生もサイドハンドの柳沢力投手(高崎商)、上手投げの袴田海斗投手(浜松学院)とプロ指名がなく甲子園でも14人兄弟で話題となった左腕の富山凌雅投手(九国大付)。
また、愛知県の高校生で社会人に進むのは豊橋工の森奎真投手がJR東海、誉の内田大貴投手が三菱自動車岡崎、豊田工の牧野元紀投手が東海理化です。この投手なども楽しみにしています。
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■野球始め 2016.1.5
新年が明け昨日4日から今年の野球始めで昨年から総監督を務める少年野球の練習でした。
恒例のランニングや必勝祈願際を行いましたが子供達からは元気をもらいます。
指導する我々も試合で勝つことも大事ですが、中学や高校で頑張れる選手を育てなければいけません。
高校に送った選手も夏の県大会決勝で3年連続で決勝で敗退。甲子園にあと一歩まで来ています。
元旦の初詣では家族全員が大吉、何か良いことがありそうです。それが甲子園に出場だと最高です。
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