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■軟式ボールが変わる 2017.12.28
以前にも書きましたが、13年振りに軟式ボールがいよいよ来年から変更になります。ただ、小中学生は2019年からとなります。
今日の中日スポーツにその内容が詳しく掲載されていました。
まず、ボールの種類はA、B、Cの3種類からM(メジャー)とJ(ジュニア)の2種類に変更。Jの少年野球用は1グラム増えるだけでほぼ変わりませんが、中学生からは中学生の体の向上を反映して大人と同じ今のAの直径になり2ミリ、2グラム大きくなります。
中学の1年生には一気に4ミリ大きくなるので少し負担があると思います。
また、今回変更の最大ポイントはゴロの弾み過ぎと飛距離が出ないという不満に応えたもので、ゴムの薬品と配合を変えて硬くしました。
これで、インパクト時の変形は抑えられ、更にディンプルも飛距離アップに対応したものに変更しています。
投手も縫い目が硬式に近くして指の掛かりを良くして変化球が曲がりやすく制球力がつくとか。
M号はこれまで実験的に使われてきましたが、愛知県では来年の新春選抜リーグから使われます。
これで野球の質も向上し打球も速くなり野手の守備力も向上するでしょう。
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■野球談議 2017.12.26
昨日、秀岳館を勇退した鍛治舎巧監督が来年3月に母校の県岐阜商の監督に就任するとのニュースがありました。
名門、県岐阜商も2015年にセンバツでベスト8に進出したものの、夏は12年を最後に甲子園出場がなく今年の夏は3回戦でコールド負けを屈するなど復活を目指すには鍛治舎さんは適任かと思います。
鍛治舎さんは後継者に任すこともありましたが、夏に突発性不整脈を発症し秀岳館を退任、66歳という高齢もあるので心配されるのは体調面ですが、大垣日大の阪口監督も頑張っているので岐阜の高校野球も盛り上がりそうです。
ところで、先週は水曜日に兵庫県のダイハツへ、金曜日には東京の日野自動車に出張してきました。
金曜日の夜には東京の友人と恵比寿にある野球居酒屋で食事をしました。ここは私より少し上の駒澤大出身の方のお店で店内には沢山のユニフォームや写真が飾っていました。
下の写真はバルセロナオリンピックの日本代表の写真です。投手は杉浦正則投手、伊藤智仁投手、小桧山雅仁投手などいます。
実は昨夜に上の写真の上右から2人目に写っているNHKの解説もやっているトヨタ自動車の同期の廣瀬寛から電話がありました。
どうも岐阜県にあった社会人野球の昭和コンクリートの監督でもあった一つ上の岡崎さん主催で少し前から懇親会をやっていて出席できないかとの話でした。岡崎さんとは現役時代に一緒に東海北陸社会人野球の選抜メンバーで台湾遠征に行った方です。
参加の意向を示したところ、岡崎さんから電話があり来年2月3日に金山のホテルで50名参加で私の前後の選手らと懇親会を行うというものでした。トヨタ自動車からは廣瀬以外に一つ下で監督だった間瀬や同じく監督を務めた田中の3名が前回参加したようです。私にも声を掛けて頂き嬉しく思います。
また、今週末の30日には田舎の香川で高校時代のチームメイトらと懇親会、1月26日には四国県人会の現役OBとの懇親会、1月31日には日本選手権優勝パーティーと年末年始と続いています。
色々な方と野球談議が出来るので楽しみにしています。
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■進路 2017.12.24
今年も残り1週間となりました。
野球もオフシーズンとなっていますが、昨日は中学軟式クラブチームのゼット旗愛知県大会準決勝、決勝が行われました。
私の所属する岡崎北部クラブは準決勝は2対0で大須パンサーズさんに勝利し、決勝は名古屋ドジャースさんに0対3で負け準優勝で3年生の大会はようやく終了しました。
正直、1年生の時のことを思うと、ここまで勝てていけるとは思いませんでしたが、選手が頑張り県準優勝までたどり着きました。
これで、3年生は引退となりますが高校に向け引き続き頑張ってもらいたいと思います。
また、3年生の進路もそろそろ決まってきます。今日の2試合の相手の投手も私立で頑張るようです。うちの選手も甲子園を目指せる高校に進む選手もいます。全員が高校でレギュラーを目指してほしいと思います。
ところで、進路と言えば今年の高校生投手の進路も決まりつつあります。
関東から北に進む投手で現在分かっている投手の進路は以下となります。○は甲子園に出場した投手です。
<八戸学院大>
平松竜也(盛岡大付)○
<東北福祉大>
綱脇慧(花咲徳栄)○
三浦瑞樹(盛岡大付)○
東北工大
佐藤瑞輝(東陵)
<明大>
丸山和郁(前橋育英)○
磯村峻平(中京大中京)○
清水力斗(星稜)○
竹田祐(履正社)○
<法大>
平元銀次郎(広陵)○
古屋敷匠眞(八戸工大一)
益川和馬(大分舞鶴)
三浦銀二(福岡大大濠)○
宮原大樹(宇治山田商)
山下輝(木更津総合)○
<早大>
徳山壮磨(大阪桐蔭)○
西垣雅矢(報徳学園)○
<亜大>
松本健吾(東海菅生)
<駒大>
染谷康友(千葉商大付)
山本寛大(松山商)
村越裕野(学法石川)
<中大>
植田健人(興国)
大関秀太郎(作新学院)○
後藤茂基(城西)
高橋晴(関東第一)○
皆川喬涼(前橋育英)○
湯沢卓己(星野)
<東洋大>
赤木聡介(いなべ総合学園)○
山内響(東洋大姫路)
<立正大>
川田隼(埼玉栄)
佐藤圭悟(三本松)○
田中裕人(取手一)
前野芳伎(加茂暁星)
宮崎大輔(川越工)
山本雅也(広陵)○
<国学院大>
北山大毅(つくば秀英)
小川樹(関東第一)○
石井友樹(山梨学院)○
池内瞭馬(津商)
棚原孝太(滋賀学園)○
影山尭紀(済美)○
満行智洋(大村工)
<青学大>
斎藤郁也(聖光学院)○
<専大>
青柳真珠(松商学園)○
今村優太(金沢)
大須賀哲太(国学院栃木)
久保田蒼布(藤枝明誠)○
住野賢枝(千原台)
富樫颯大(札幌第一)○
中村光(市太田)
山内慧(美来工科)
山田拓見(延岡学園)
吉川大翔(坂井)
<日体大>
伊藤敦紀(高崎健康福祉大高崎)○
岡部仁(日大三)○
北拓海(智弁和歌山)○
筒井恒求i松本工)
鳥谷部慎吾(弘前東)
中津秀太(京都外大西)
早稲田玲生(宇部鴻城)○
<拓大>
川船龍星(松本第一)
<筑波大>
佐藤隼輔(仙台)
<桜美林大>
多間隼介(北海)○
<桐蔭横浜大>
菊地大稀(佐渡)
<横浜商大>
飯田琉斗(向上)
大月陽平(報徳学園)
奥村京平(横浜)○
小野航平(学法福島)
金谷拓海(九州国際大付)
窪田大志(横浜商大)
河野颯太(横浜商大)
小西優斗(秋田南)
木幡倫太郎(宮崎日大)
千綿泰生(柳ケ浦)
中西翔(日大山形)○
松島和輝(千葉経大付)
三戸駿輝(必由館)
森本亮成(横浜創学館)
山口隼輝(高崎健康福祉大高崎)
鷲尾拓也(敦賀気比)
<関東学院大>
岡野竜也(名経高蔵)
大学に進む投手も頑張ってもらいたいと思います。
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■甲子園が変わる 2017.12.21
最近、甲子園球場やその周辺の環境が変わるニュースを目にします。
まずは、数年前に改装し不評だった低くしたベンチ。観客は見やすくなったものの、ベンチの3列目は頭がベンチに当たるぐらい低くし、1列目と2列目が同じ高さでコーチャーがベンチの監督のサインが見えないなど。
これをマツダ風に改修しメジャー式バーも設置、ベンチに段差も設け、どの位置からでもグラウンドの動きが見えやすくなるよう改善するようです。
また、選手の快適性を向上させるために冷暖房も完備される予定。屋外球場なので春先のナイターは寒さも厳しく夏場は酷暑に見舞われるので、少しでも選手の疲労感を取り除きプレーに集中してもらうために新しいダッグアウトへと生まれ変わることになりました。
続いて、阪神甲子園駅と甲子園球場間が再開発されるようです。
阪神甲子園駅から電車を降りて球場正面まで続く約100mの間には土産屋などがあり、なかなかの風情でしたが、タイガースロードみたいに選手の写真など装飾するプランがあるようで、春夏の甲子園大会期間中は、限定で高校野球の展示を行うなど様々な可能性が追求されています。
それから、阪神甲子園駅周辺も商業施設の建設、広場の無電柱化、円形広場の創設に加え、西バスターミナルの改築や道路整備も予定されているようです。
甲子園駅の横にあるイオン甲子園店も、心がわくわくするような施設にと「コロワ甲子園」として来春オープンするとか。
新しく変わる甲子園球場内外、私も来年は一度電車で行ってみたいと思います。
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■アジアウインターリーグ最終結果 2017.12.20
若手の社会人選抜チームが参加していたアジアウインターベースボールリーグが終了し、中間で首位だった社会人選抜チームは3位で終了しました。
1位はイースタンリーグ選抜、2位は韓国プロとなっています。
投手では平尾奎太投手(ホンダ鈴鹿)が6試合に登板、防御率0.90と健闘、堀誠投手(NTT東日本)も4試合登板で1.13、岡野祐一郎投手(東芝)は1.93で38奪三振で3名はベスト5入り。
野手では、笹川晃平選手(東京ガス)が出塁率、長打率でベスト5入りしています。
トヨタ自動車からは北村祥治選手が参加し、ほぼスタメンで2割5分の打率でしたが、夏からは侍ジャパンでアジア選手権優勝で首位打者、秋には日本選手権優勝と大変な1年となりました。本当にご苦労様でした。
また、来年の社会人野球の日程が発表になりましたが、暦の関係で全体的に1日遅くなっていますが大きな変更はありませんでした。
今年はトヨタ自動車の応援に日本選手権対象大会は遠すぎて行けませんでしたが、来年は東海、近畿の近場であれば行きたいと思います。
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■東海地区のプロ野球選手 2017.12.19
前にも書きましたが今年のドラフトで東海地区の選手が9名の指名を受けました。
中日1位:鈴木博志投手(ヤマハ)、ロッテ2位:藤岡裕大選手(トヨタ自動車)、ロッテ3位:山本大貴投手(三菱自動車岡崎)、中日5位:伊藤康祐外野手(中京大中京)、西武5位:與座海人投手(岐阜経済大)、ヤクルト7位:松本直樹捕手(西濃運輸)、6位広島:平岡敬人投手(中部学院大)、オリックス8位:山足達也選手、育成1位広島:岡林飛翔投手(菰野)の指名がありました。
他にも東海地区の高校、大学だった選手としては横浜DeNA1位:1位:東克樹投手(立命大)、中日育成1位:大蔵彰人投手(大垣西−愛院大−徳島インディゴソックス)、中日育成2位:石田健人マルク投手(東邦−龍谷大)と合計で12名もの指名となります。
この中で地元の中日指名が4名と当然ながら多く指名、他の球団をみるとロッテ2名、広島2名で他が1名となります。
ロッテは今までも社会人野球からの指名が多く今年の2名も社会人から、広島は今までも高校、大学が多く今年も高校、大学での指名となりました。
このように球団によっては少し見る点が違うように思います。
また、西武ライオンズは源田選手が今年大活躍でしたが、東海地区の投手としても昨年、野田昇吾投手(西濃運輸)、平井克典投手(ホンダ鈴鹿)を獲得、抑えでも高橋朋己投手(西濃運輸)がいて来年は與座海人投手(岐阜経済大)が加わり、更には巨人から高木勇人投手(三菱重工名古屋)が移籍してきます。
西武ライオンズのように東海地区から積極的に獲得する球団もあれば、ほとんど指名しない球団もあります。
気は早いですが来年も東海地区には多くのドラフト候補の選手がいますが、どの球団が指名するかも注目です。
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■21世紀枠候補 2017.12.18
来年のセンバツ高校野球に出場する21世紀枠候補の地区9校が発表されました。
最終候補は以下の通りとなりました。
北海道:函館工(道立)今秋北海道大会8強
過去甲子園は夏4度、春1度の5度出場。57年夏に8強も63年夏を最後に出場無し。1911年、函館区立函館工業補習学校として開校。主なOBに楽天青山浩二投手。
東北:由利工(秋田、県立)県大会3位−東北大会8強
最速142キロのエース佐藤亜を中心に62年の創部以来、春も含めて初の東北大会出場。さらに「地域に愛される学校」を目指す中で、野球部員が率先して地域住民へのあいさつ活動を行っていることも評価。1962年創立で所在地は由利本荘市、過去甲子園出場なし。
関東:藤岡中央(群馬、県立)県大会4強
準々決勝で夏の甲子園に出場した前橋育英を延長14回の末、2対1で下し創部以来初の4強入りを果たすなど少人数ながら工夫した練習で好成績。また文武両道を掲げ学習にも力を入れていることなど評価。05年、藤岡高、藤岡女子高閉校に伴い開校。
北信越:金津(福井、県立)県大会初優勝−北信越大会初戦敗退
学校周辺の雪かき、少年野球チームとの交流など地域との関わりなど評価。1983年開校。
東海:大垣西(岐阜、県立)県大会準優勝−東海大会8強
東海大会初戦で強豪の中京大中京(愛知)を破り8強。ボランティア活動なども評価。1980年創立の進学校。春夏甲子園出場なし。11年に東海地区の21世紀枠候補校に残ったが落選。
近畿:膳所(滋賀、県立)県大会8強
県屈指の進学校で学業と部活動の両立。県大会では準々決勝で優勝した近江に敗れたが1対3と善戦。1898年、滋賀県第二尋常中学校として開校。所在地は大津市。甲子園は72年夏、78年夏、34年春、56年春、59年春の5度出場もすべて初戦敗退。OBに元阪急の人見武雄内野手、元阪神の石田博三外野手。
中国:下関西(山口、県立)県大会4強−中国大会初戦敗退
文武両道。限られた練習時間や施設という環境の中で好成績を挙げたことが評価。1920年、下関中として開校の進学校。甲子園は1951年夏に1度出場し1勝を挙げた。
高知追手前(高知、県立)県大会4強(3位)−四国大会初戦敗退
文武両道。グラウンドを複数の部で共有という限られた環境下で4年ぶり2回目の四国大会出場。1回戦で敗れたものの大手前高松(香川2位)に延長14回で2対3で惜敗。1878年(明11)、高知中として創立の進学校。その後高知県尋常中、城東中などと改称し1949年、現校名に。甲子園は城東中時代の46年夏、47年春(4強)の2度出場。
九州:伊万里(佐賀、県立)県大会準優勝−九州大会初戦敗退
エース山口修司投手を中心に接戦を勝ち上がった。1916年、伊万里町立伊万里実科女学校と称して開校の進学校。49年から現校名。甲子園出場なし。OBに元阪神の渡辺博敏投手。
今年は全て公立が選ばれ、困難克服はなく、進学校が多く好投手も多くいるのが特徴です。
また、東海は予想通り大垣西となりましたが満場一致だったようです。
最終選考は来年1月26日に3校が選ばれますが、東海までの東はどの高校も良く難しい選択になりそうです。東で選ばれなくても大垣西は最終的に残る1校に選ばれる可能性もあるのではないでしょうか。
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■プロジェクトシード 2017.12.15
愛知県で2、3年後に企業登録を目指しProject-Seed(プロジェクトシード)というチームが来年2月に立ち上がりそうです。
ホームページを見るとSeedはSport and Education Encourage your Dream(スポーツと教育であなたの夢を応援)の頭文字をとって名前を付けたようです。
発起人はサッカーの日本代表に帯同したりしているアスレティックトレーナーの三木裕昭氏。
指導者はプロ野球での経験者もしくは社会人野球の経験者を選定しているようです。
選手は現在募集中で練習は平日に午前中に半田市営球場などで行い、午後は仕事で大卒で15万円程度。土日には試合も行うようです。
愛知県のクラブチームとしては愛知ベースボール倶楽部、エディオン愛工大OB BLITZ、CENTRAL ARCH、通信教育総合学園ROOKIES、矢場とんブースターズ、鳥開と6チームありますが、また1チーム増えそうです。
監督やコーチ、選手は誰になるか注目しています。
また、社会人野球はタイブレークが1アウト満塁で打順で行っていましたが、来年からは打順を引き継ぎノーアウト1、2塁から行うことになりました。
打順の巡り合わせの良し悪しや監督の采配も見どころですが、選手層が厚いチームが有利になりそうです。
それから、今日は来年の高校野球選抜大会の21世紀枠の地区代表校が決まります。
東海地区は中京大中京に勝利した進学校の大垣西の可能性が高いようですが、どうなるでしょうか。
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■元プロ野球投手 2017.12.14
プロ野球で戦力外になった選手が現役を求め次のステージに進むことがあります。
その中でも、近年は活躍する選手が増えてきています。
例えば、阪神のエースだった井川慶投手は今年、独立リーグの兵庫ブルーサンダーズと契約し先発投手として活躍、10勝で防御率0.83と大活躍しました。
社会人野球でも毎年、プロ野球から入って活躍する選手が増え昨年の都市対抗優勝、今年の日本選手権優勝を果たしたトヨタ自動車では細山田捕手が全試合フル出場を果たしチームを牽引しました。
東海地区でも細山田捕手以外に佐藤二朗選手(ヤマハ)、川口盛外投手(王子)、矢地健人投手(新日鐵住金東海REX)、中田亮二選手(JR東海)などいます。
今年も渡辺俊介投手が、かずさマジックに入りましたが、来年は日ハムの武田久投手が古巣の日本通運に復帰します。
社会人野球にも元プロ野球選手が増えレベルアップに繋がるといいと思います。
ところで昨日、トヨタ自動車の四国県人会の懇親会の話題を取り上げましたが、トヨタ自動車では日本選手権優勝祝賀会が1月31日に名古屋で行われることが昨日分かりました。
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■東海地区ベストナイン 2017.12.13
昨日の中日スポーツに社会人野球東海地区のベストナインが掲載されていました。
ベストナインは以下となります。
投手 山本大貴(三菱自動車岡崎)
捕手 松本直樹(西濃運輸)
一塁手 佐藤二朗(ヤマハ)
二塁手 山野辺翔(三菱自動車岡崎)
三塁手 大杉諒暢(王子)
遊撃手 山足達也(ホンダ鈴鹿)
外野手 矢幡勇人(ヤマハ)
外野手 豊住康太(三菱自動車岡崎)
外野手 辰巳智大(トヨタ自動車)
指名打者 福田晃規(新日鉄住金東海REX)
プロ入りする山本投手(ロッテ3位指名)松本捕手(ヤクルト7位指名)、山足選手(オリックス8位指名)が指名されています。他にもヤマハの鈴木投手(中日1位指名)、トヨタ自動車の藤岡選手(ロッテ2位指名)と5名もの指名を受けました。
その他、優秀先発投手に与えられる武田賞に平尾奎太(ホンダ鈴鹿)、優秀投手賞に佐竹功年(トヨタ自動車)。新人賞は平尾奎太(ホンダ鈴鹿)と堀田晃(西濃運輸、投手)、秋利雄佑(三菱重工名古屋、内野手)の計3名が受賞しました。
都市対抗、日本選手権と予選を免除されているトヨタ自動車からは難しい選択となったと思いますが、佐竹投手と辰巳投手が選ばれ多木選手が外されました。少し前の納会で今年活躍した辰巳選手に日本選手権で優勝できたのは辰巳選手のお陰だと声を掛けました。辰巳選手も嬉しそうでしたが充実した1年だったと思います。
話は変わりますが、トヨタ自動車で活躍した四国出身選手と四国出身のOBで来月の26日に四国県人会の懇親会を行うことになりました。
2年程前からOBで私が発足人となって四国県人会を立ち上げようと声を掛け、現役には佐竹投手から四国出身の坂田選手、多木選手、瀧野選手、河原選手に声を掛けてもらい実現することになりました。坂田選手は引退し東京で議員秘書を始めているので参加は難しいかも知れませんが、その他の選手は参加してもらえると思います。
今年は四国の高校野球も三本松の躍進、明治神宮大会での明徳義塾の優勝と盛り上がりましたが、トヨタ自動車のOB会にも三本松出身の安部君、明徳義塾で甲子園優勝投手の田辺君がいて高校野球の話題など盛り上がりそうです。
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■則本佳樹投手 2017.12.12
今年4月に発足した社会人野球チームで山岸ロジスターズというチームがあります。
山岸ロジスターズは静岡県島田市に本社がある山岸運送株式会社が立ち上げたチームす。
現在、都市圏への人材流出や運送業もトラックドライバーの減少などが社会問題となっていますが、その人材流出防止にと立ち上げた会社です。
私も会社で将来の物流像というテーマを与えられて検討していますが、物流業は原材料調達から生産・販売に至るまでの物流、またはそれを管理する過程をロジスティックスと言いいますが、そのロジックスからロジスターズと名前を付けたのではないでしょうか。
山岸ロジスターズの監督は静岡高OBで日本生命でも活躍した天野義明氏(46歳)で、昨年のセレクションで50名から22名を選んで入社した選手で構成されています。
その中に、近大から入社した則本佳樹という投手がいます。則本投手は楽天の則本昂大投手の弟です。
弟の佳樹投手も兄に似た力投派投手でMAX145キロのスピードボールを投げます。
フォームも兄と良く似た投げ方でそっくりです。
今後、チームも力をつければ都市対抗予選でも見る機会があるかもしれません。注目してみたいと思います。
■則本佳樹投手
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■ベストナイン 2017.12.11
先週末に社会人野球のベストナインの発表がありました。
全体をみると都市対抗優勝のNTT東日本がチーム別で最多の3人。
投 手 田嶋 大樹 21 JR東日本(初)
捕 手 山内 佑規 29 東京ガス(2)
一塁手 喜納 淳弥 25 NTT東日本(初)
二塁手 法兼 駿 23 パナソニック(初)
三塁手 北川 利生 24 日本通運(初)
遊撃手 福田 周平 25 NTT東日本(初)
外野手 神里 和毅 23 日本生命(初)
外野手 多木 裕史 27 トヨタ自動車(2)
外野手 伊藤 亮太 27 NTT東日本(初)
D H 関本憲太郎 28 日本通運(初)
首位打者賞 高本泰裕 31 NTT西日本(初)
最多打点賞 関本憲太郎 28 日本通運(2)
最多本塁打賞 該当者なし(対象は6本塁打以上)
最多勝利投手賞 臼井浩 23 東京ガス(初)
最優秀防御率賞 福島由登 27 ホンダ(初)
初選出は昨年度より1名多い8名で、山内佑規捕手(東京ガス)と多木裕史外野手(トヨタ自動車)は共に2年連続で選出。
都市対抗優勝のNTT東日本がチーム別で最多の3名。逆に日本選手権優勝のトヨタ自動車からは1名のみとなりました。
投手ではベストナインにオリックスにドラフト1位指名された田嶋大樹投手が受賞。
現在、アジアウインターリーグで活躍している最多勝利投手賞の臼井浩投手は6勝0敗の立派な成績でした。
最優秀防御率賞の福島由登投手は45回1/3、自責点4で防御率は0.79という数字でした。
昨年、佐竹投手が投手3部門独占しましたが、最多勝利投手賞8勝0敗(9試合)、最優秀防御率賞0.806(9試合 67回 失点7 自責点6)という圧倒的な成績でした。
今年は田嶋投手がベストナインに輝きましたが、僅差だったのではないでしょうか。
また、全体的に関東から8名が選ばれ、やはり今年は関東が強かった1年でした。
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■台湾WL中間、社会人選抜が首位 2017.12.8
台湾で行われているアジアウインターリーグは、折り返し点を過ぎたあたりですが、現時点で今年初参戦の社会人選抜が首位と健闘しています。
社会人選抜の現在の成績は8勝2敗1分の勝率8割、2位韓国プロ野球、3位台湾プロ野球、4位日本プロ野球ウエスタン、5位米国&欧州混成、6位日本プロ野球イースタンとなっています。
投手では来年のドラフト候補の大卒1年目、東京ガスの臼井浩投手が、NTT東日本の堀誠投手が2勝でトップ。同じく先日、ドラフト候補で紹介した平尾奎太投手が奪三振が18個でトップ、2位が岡野祐一郎投手で17個と頑張っています。
日本のプロ野球が低迷しているのに対し社会人選抜の健闘は見事だと思います。
少し話は変わりますが、11月19日に私の姪が嫁いでいる料理屋がテレビ番組で紹介されました。
その番組は「帰れまサンデー・見っけ隊」というものでタカアンドトシが旅するものです。
その回は、長野県の泰阜村で「村にある飲食店を見つける旅!村5飯!」というテーマでした。
姪の嫁ぎ先は田本駅が最寄り駅の「奈川」という料理屋で私も一度行ったことがあり、今月末にも行く予定にしています。
タカの右上で子供をだっこしているのが姪っ子です。今年は親戚が2回もテレビに出るとは思いませんでした。
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■独立リーグ入団 2017.12.7
現在、独立リーグは四国アイランドリーグplus、ベースボール・チャレンジ・リーグ(北陸)、BASEBALL FIRST LEAGUE(関西)の3つあります。
今年のドラフトで指名された選手を見ると独立リーグから9名の指名を受けました。
西武3位:伊藤 翔投手(徳島インディゴソックス)152キロ
楽天5位:田中 耀飛外野手(兵庫ブルーサンダーズ)
横浜DeNA6位:寺田 光輝投手(石川ミリオンスターズ)146キロ
楽天7位:寺岡 寛治投手(石川ミリオンスターズ)155キロ
ヤクルト8位:沼田 拓巳投手(石川ミリオンスターズ)155キロ
横浜DeNA9位:山本 祐大捕手(滋賀ユナイテッドベースボールクラブ)
ロッテ育成1位:和田 康士朗外野手(富山GRNサンダーバーズ)
中日育成1位:大蔵 彰人投手(徳島インディゴソックス)146キロ
ソフトバンク育成6位:渡邉 雄大投手(新潟アルビレックス)143キロ
寺田投手は高校で投手、大学で外野手、三菱自動車九州で2年間投手を努め石川ミリオンスターズで活躍し指名。山本捕手は京都翔英から独立リーグに行き1年で指名されるなど独立リーグには様々な経歴を持つ選手がいます。
逆に独立リーグに指名される選手が発表されていますが、色々あって大学で退部していた岸潤一郎投手(明徳義塾−拓殖大)は大学3年生ですが、退学して徳島インディゴソックスに4位で特別合格しています。是非、頑張ってプロを目指してほしいと思います。
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■野球教室 2017.12.6
オフシーズンに入りプロ野球選手は野球教室を行うことがありますが、社会人野球も野球教室を行ったりします。
プロと違い社会人野球はチーム全体や選手の多くが指導にあたるというのが特徴で、少年野球や中学生に限らず高校生にもシーズン中に行ったりする傾向にもあります。
例えば都市対抗で優勝したNTT東日本は山形で8月1日〜3日できらやか銀行野球部と共に山形県内高校野球部20校 約300名に対しかなり実践的な指導を実施。
NTT東日本は優勝して間もない時期できらやか銀行との強化試合も行い、スコアボード操作、ボールボーイ、ファウルボール対応などは高校生が行ったりベンチにも高校生が入ったりと、山形県をあげての県内高校野球の技術向上、士気高揚への試みでした。
トヨタ自動車も都市対抗終了後にベテランが宮崎に行って野球教室を行うなど共に日本選手権に出場が決まっているチームがシーズン中に野球教室を行うことが増えてきました。
また、少年野球の子どもたちのレベル向上と、指導者育成を目指す目的で東京新聞・東京中日スポーツは「2018年東京キッズベースボールアカデミー」として日本選手権に出場できなかったセガサミーの選手が講師を務め11月11日に実施。
社会人野球を統括するJABAも県レベルで、このオフに多く企画されています。
以前に比べ野球のレベルアップに社会人野球も協力する機会が増えてきましたね。
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■2018年注目社会人投手 2017.12.5
高校、大学の来年のドラフト注目投手に続いて社会人のプロ注目投手を紹介します。(ドラフトレポートさん情報)
今回は高卒3年目、大卒2年目で148キロオーバーとなる投手を厳選しました。
生田目 翼(流経大−日本通運)155キロ
木部 拓実(筑波大−JR東海)153キロ
岡上 浩幸(四国学院大−新日鐵住金広畑)153キロ
波多野 陽介(東北福祉大−ヤマハ)152キロ
瀧中 瞭太(龍谷大−ホンダ鈴鹿)152キロ
吉田 雅貴(函館大−新日鉄住金鹿島)151キロ
照屋 光(亜大−カナフレックス)151キロ
伊藤 侃嗣(東北福祉大−東北マークス)150キロ
齋藤 友貴哉(桐蔭大−ホンダ)150キロ
近藤 凌太(愛工大−東芝)150キロ
杉山 一樹(駿河総合−三菱重工広島)150キロ
岩本 喜照(九州共立大−日本新薬)149キロ
永谷 暢章(履正社−JR東日本)149キロ
平間 凛太郎(専大−新日鐵住金東海REX)149キロ
田中 宏章(愛媛大−三菱日立パワーシステムズ)148キロ
黒川 雄太朗(道都大−スバル)148キロ
今村 亮(東海大海洋学部−JR東海)148キロ
竹内 諒(早大−ホンダ鈴鹿)148キロ
吉川 峻平(関西大−パナソニック)148キロ
坂本 光士郎(日本文理大−新日鐵住金広畑)148キロ
宮崎 翔(倉敷−JFE西日本)148キロ
山下 仁(上武大−JR西日本)148キロ
龍谷 晃議(獨協大−鮮ど市場ゴールデンラークス)
生田目投手は昨年のドラフト1位候補で肘痛、肩痛もあり、まさかの指名漏れになった投手ですが、今年は153キロも投げ再びドラフト1位候補に上がってくるでしょう。
現段階で評判がいいのは都市対抗で三菱自動車岡崎相手に14奪三振の快投を演じたパナソニックの吉川投手。ここには名前がありませんが、侍ジャパン候補選手中最年少のJX―ENEOSの145キロ右サイドハンドスロー鈴木健矢投手。1年目でホンダ鈴鹿のエースとなったMAX145キロ大型左腕の平尾奎太投手あたりでしょうか。
また、東海地区は平尾投手以外に波多野投手、瀧中投手、今村投手、竹内投手といます。他にも日本選手権で優勝の原動力となったトヨタ自動車の富山凌雅投手、三菱重工名古屋注目の勝野昌慶投手の高卒3年目は指名の可能性が高いと思います。これだけ東海地区に注目投手がいる年はないくらいです。
ここにはいませんが、個人的には高校時代に甲子園に出て知っている投手で、明治安田生命の玉熊将一投手(北海、147キロ)、日本選手権で見た東芝の岡野祐一郎投手(聖光学院、147キロ)、21世紀枠で出場したJR東海の森奎真投手(豊橋工、143キロ)、東邦ガスの蜷優太投手(大垣日大、144キロ)、三菱自動車岡崎の神原友投手(東海大甲府、147キロ)らも注目しています。
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■準優勝 2017.12.4
私が指導している少年野球チームと中等部クラブチームが共に昨日、豊田球場で西三河の大会の最終日の試合が行われ準優勝しました。
まず、総監督を務めている三河スターズが西三河選抜の準決勝で2対1勝利、決勝は1点リードのまま最終回を迎えましたがホームランで追いつかれ延長サドンデスで負け準優勝でした。
試合は負けましたが課題の打撃では成果が出て、守備でもいいプレーがありました。残念なのは爪が甘く少し同点に追いつかれてチームが浮足立ってしまったところです。次は最後まで頑張ってもらいたいと思います。
また、少年野球の西三河選抜の準決勝、決勝の間の時間で行われた中学クラブチームのゼット旗決勝に私がピッチングコーチを務めている岡崎北部クラブが進出、決勝では2回にミスが出て0対1で負け準優勝でした。
この試合、2回戦から3試合連続完封していた投手が1点を失いましたが、球速がMAX136キロ出て平均133キロぐらいのストレートで押してくれました。将来性もある投手なので高校でも楽しみにしています。
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■2018年注目大学生投手 2017.11.30
今日は来年の大学生のドラフト注目投手です。
スピードランキング(148キロ以上)は以下となります。(ドラフトレポートさん情報)
栗林 良吏(名城大)153キロ
梅津 晃大(東洋大) 153キロ
甲斐野 央(東洋大) 152キロ
東妻 勇輔(日本体育大) 152キロ
高橋 優貴(八戸学院大)151キロ
松本 航(日本体育大) 150キロ
清水 昇(国学院大)150キロ
山本 隆広(関西大)150キロ
松下 圭太(宮城教育大)150キロ
佐藤 卓実(九州国際大)150キロ
漆原 大晟(新潟医療福祉大)150キロ
菅野 秀哉(法政大) 150キロ
鈴木 翔天(富士大)149キロ
三輪 昂平(明治大) 149キロ
河端 優馬(青山学院大) 149キロ
島内 颯太郎(九州共立大) 149キロ
山上 大輔(立命大) 149キロ
石井 聖太(中央学院大)149キロ
福田 俊(星槎道都大)148キロ
村上 英(富士大)148キロ
谷中 規彦(常磐大)148キロ
柴田 祐斗(東京国際大)148キロ
森田 駿哉(法政大) 148キロ
大和田 啓亮(日本大) 148キロ
釘宮 光希(立正大) 148キロ
谷崎 龍(福井工業大)148キロ
続木 悠登(日大国際関係学部)148キロ
大江 克哉(花園大)148キロ
148キロはプロ指名の一つの目安と思いますが、今年は不作の年でしたが来年は28名もの148キロオーバーがいて大豊作の年になりそうです。
栗林投手は2年生秋に153キロをマーク、今年は安定感があります。梅津投手は今秋一気に10キロアップの153キロを出しスカウトを驚かせた投手です。
東洋大は150キロオーバーが2名、146キロの藤井投手もいます。同様に法大も146キロオーバーが3名、九州国際大は143キロ〜150キロが4名、亜大は143キロ〜147キロが4名、東海大も144キロ〜146キロが4名と同じ大学から何名ものプロ注目投手がいます。
高校時代に甲子園に出場して知っている投手では当時1位候補であった森田投手(富山商−法政大)や三輪投手(日大三−明大)。
他には、高校時代に好きだった高校2年生で甲子園優勝投手の小島和哉投手(浦和学院−早稲田大) は現在145キロ、左投手なのでプロの可能性もあるでしょう。
私も紹介した琉球のライアン山城大智投手(沖縄尚学−亜細亜大)は147キロ、同僚の持田隆宏投手(開星−亜細亜大)は146キロ、昨年完全試合を達成した青島凌也投手(東海大相模−東海大)は146キロとなっています。
1年生から注目され甲子園6勝の両刀だった岸潤一郎投手(明徳義塾−拓殖大)は色々あったようで残念ながら退部してしまいました。
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■2018年注目高校生投手 2017.11.29
昨日に続き今日からは来年のドラフト注目投手を紹介します。
まずは、高校生投手のスピードランキング(144キロ以上)は以下となります。(ドラフトレポートさん情報)
引地 秀一郎(倉敷商)151キロ
田中 法彦(菰野)150キロ
根尾 昂(大阪桐蔭)148キロ○
島田 直哉(龍谷大平安)148キロ
山田 龍聖(高岡商)148キロ
鈴木 裕太(日本文理)148キロ
森 悠祐(広陵)147キロ
柿木 蓮(大阪桐蔭)146キロ○
扇谷 莉(東邦)146キロ○
米倉 貫太(埼玉栄)146キロ
勝又 温史(日大鶴ヶ丘)145キロ
市川 悠太(明徳義塾)145キロ○
万波 中正(横浜)145キロ
知念 大成(沖縄尚学)145キロ
大橋 修人(日本航空石川)145キロ○
矢澤 宏太(藤嶺藤沢)144キロ
細川 拓哉(明秀学園日立)144キロ○
大谷 拓海(中央学院)144キロ○
小林 綾(松本深志)144キロ
横川 凱(大阪桐蔭)144キロ○
羽田野 温生(汎愛)144キロ
橋本 達弥(長田)144キロ
平田 龍輝(智弁和歌山)144キロ○
土居 豪人(松山聖陵)144キロ△
150キロ以上となるとドラフト上位候補に入ってくると思いますが、1位の引地投手は身長186センチ、体重82キロの本格派右腕。上体に頼った投げ方に見えますが、下半身が使えればもっとスピードが上がりそうです。
2位の田中投手は1年生秋から見ていますが今秋に150キロを計測しています。
また、昨日の高校野球ドットコムには2018年見逃せない速球投手として知念投手、勝又投手、矢澤投手が紹介されていました。
それから来年のセンバツ高校野球に出場する高校の投手で当確は○予想は△にしてあります。
甲子園に出場する投手がこの冬に鍛えて更にスピードアップするか注目しています。
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■新戦力 2017.11.28
2017年のシーズンも終わる頃、気は早いですが来年の新戦力も既に大学野球2017秋季リーグ戦総決算号に掲載されていた情報から東海地区の新戦力を紹介します。
高卒は分かっている範囲、投手はスピードも掲載しています。
トヨタ自動車:嘉陽宗一郎投手(亜細亜大、MAX147キロ)、葛川知哉投手(青山学院大、MAX148キロ)、金成麗生投手(日大三、MAX150キロ)、高祖健輔捕手(環太平洋大)、小畑尋規捕手(立正大)、下石涼太内野手(東海大)、八木健太郎外野手(早大)
西濃運輸:小久保気投手(四国学院大、MAX148キロ)、北村耀投手(久留米大、MAX148キロ)、柏木貢捕手(日本文理大)、三浦智聡内野手(富士大)、松本陸内野手(吉備国際大)、野崎大地内野手(久留米工大)、原田拓夢内野手(九州共立大)、清水雄二外野手(法政大)、原田大輔外野手(福岡大)
王子:高橋由弥投手(駒澤大、MAX140キロ)、若林優斗投手(中京大、MAX140キロ)、宝島史貴内野手(愛院大)、沖繁優一外野手(環太平洋大)
東邦ガス:吐前拓哉投手(東海学園大、MAX148キロ)、木村駿斗内野手(亜細亜大)
JR東海:竹村春樹内野手(明治大)、伊勢千寛外野手(富士大)
三菱重工名古屋:纐纈甲太朗捕手(中部大)
ホンダ鈴鹿:柳澤一輝投手(早稲田大、MAX150キロ)、花城凪都投手(中央大、140キロ中盤)、松本竜也投手(智弁学園、MAX146キロ)、照屋塁内野手(慶大)、河津和也内野手(立正大)
ヤマハ:水野匡貴投手(明治大、MAX148キロ)、池谷蒼大投手(静岡、MAX144キロ)、笠松悠哉内野手(立教大)
三菱自動車岡崎:藤田凌司投手(立教大、MAX140キロ)、山口晃投手(関学大、MAX147キロ)、新井海斗内野手(明治大)、宇都口滉内野手(早大)、飯嶌幹太外野手(中央大)
新日鐵住金東海REX:片山翔太投手(東洋大、MAX145キロ)、本田勝也投手(九州産業大、MAX147キロ)、北村渉内野手(中京大)
東海理化:池田大将投手(拓殖大、MAX140キロ)、大谷征輝内野手(立命大)、米満一聖外野手(駒沢大)
ジェイプロジェクト:白崎塁投手(駒澤大、MAX140キロ中盤)、平岡昌樹投手(上武大、?)、亀井祐海投手(中部学院大、?)、市川大智投手(富山国際大、?)、國廣涼太投手(東海大九州、?)、笹川大輝内野手(駒澤大)、松本大輝内野手(帝京大)、前原宗慶内野手(中京大)、片岡新之助内野手(中部大)、吉富大輝内野手(中部学院大)、大石智己内野手(大体大)、林田竜郎外野手(帝京大)、進藤辰弥外野手(上武大)
永和商事ウイング:坂本耕哉内野手(日体大)、細川純平内野手(中部大)
ジェイプロジェクトは2軍制ということも聞いているので現在32名で引退者が数名いても13名追加ということで40名近くになるでしょうか。それ以外では西濃運輸の9名が多く、トヨタ自動車も7名入ってくるので引き続き35名程度の選手となります。JR東海と三菱重工名古屋は掲載されていない選手も入ってくると思います。
また、これを見ると若林投手(三重)、水野投手(静岡)、藤田投手(県岐阜商)など高校時代に私も良く見ていて東海地区で甲子園に出場している選手が多くいます。
全国的にみると、ドラフト緊急生特番!お母さんありがとうに出演した望月涼太内野手(九州共立大)は経営不振で補強を縮小する東芝に入ります。
リーグ戦通算安打記録の掛かった吉浦大樹外野手(名城大)はバイタルネット、ドラフト漏れの西居建陽投手(中部学院大)はJR東日本、濱口雄大投手(岐阜経済大)はJR四国など決まっています。
個人的には心配していた三倉進外野手(東邦−早大)が日立製作所に決まったのでホッとしています。
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■納会 2017.11.24
昨日、トヨタ自動車硬式野球部の納会があり、私もOBとして参加しました。
例年この場では引退する選手の紹介があり、私も一言声を掛けるように心掛けています。
スタッフを含め引退するは以下となります。私の所感も含めて紹介します。
谷村コーチ:宮市GM就任時、復活を目指して熱望してきてもらったコーチです。2015年から投手コーチ、ヘッドコーチとして昨年の都市対抗優勝、今年の日本選手権に貢献されました。社業に戻りますが、長男は中京大中京のショートとして今年甲子園に出場、年子の次男は星城のセカンドとして共にレギュラーとして活躍。来年は次男の応援で球場でお会いしそうです。
坂田選手:同じ香川ということもあり何度か飲みに行った選手です。職場も近く何度も来てくれました。新人の時には2打席連続満塁ホームランの離れ業。個人的には、一番輝いていた2010年のJR九州を破っての日本選手権優勝で3番サードとして活躍した時が思い出されます。その年、ベストナインも獲得しました。晩年はひざ痛に悩まされましたがよく頑張りました。来年からは議員秘書として東京にいくようです。
亀谷マネージャー:選手引退後にマネージャーとして頑張ってくれました。選手としては2年目に都市対抗予選で3番打者として活躍。プロに近かった頃で惜しまれるのは都市対抗本予選で1回戦後に大ケガをしてチャンスを逃し、その後は打撃不振に陥りました。亀谷選手もケガが多く身体能力はずば抜けていたので残念でしたが、マネージャーでよく話もしてくれました。
小島選手:昨年の都市対抗優勝の時には3番打者として出場していただけに惜しい思いが強いですがチーム事情で惜しまれて引退。私は、前回の2014年日本選手権優勝の時、1番打者のリードオフマンとしての活躍と、その年の都市対抗でJR東海の補強選手としてホームランを打ったことが強く印象に残っています。高校、大学、社会人で日本一を経験した経歴は凄いです。
上杉投手:この投手は一番期待した選手です。入社2年目にはプロ間違いないと思われていましたが、都市対抗予選後にケガ、2年前にもある球団から上位で指名する条件もありましたが、同じく肘などのケガでプロ入りを断念。ケガさえなければ凄いピッチャーになっていたと思います。2年目の静岡大会や都市対抗予選で西武に行った西濃運輸の高橋朋己投手とのナイターの投げ合い、2015年の都市対抗2回戦のピッチングがベストピッチだったように思い出されます。
六埜投手:昨年、都市対抗優勝の時に準決勝で先発した投手で、まだ4年目で年齢的にもまだまだやれるとは思いますが、この選手もチーム事情で引退する選手です。引退後はマネージャーとして引き続き頑張ってくれます。性格的にも面白く私も声を掛けやすく話もよくします。これからも色々お願いしたいと思います。
七原投手:今年引退したロッテの田中投手(京大)と共に大学時代、名大の150キロ投手として注目された投手です。大学時代の監督が私のブルペン捕手として一緒に現役時代にお世話になった方ということもあり、大学2年生から見ていた投手です。大学2、3年の頃が一番良かったでしょうか。社会人になって期待していましたが制球難、フォーム修正、ケガで満足な現役を送れなかったことが悔やまれます。
藤岡選手:引退ではありませんが、来年からはロッテに入団することもあり紹介されました。源田選手が新人王と獲れたのでプレッシャーはあると思いますが、3割も狙えスピード、肩、守備力もある選手で魅力たっぷりでプロに旅立ちます。頑張ってほしいですね。
袴田投手:高卒2年目でサイドハンドに変えましたが引退、しかし、軟式野球部で今後も現役を続けます。
今年は総勢9名と多くなってしまいましたが、それぞれ次のステージで頑張ってもらいたいですね。
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■トライアウト後 2017.11.23
先日トライアウトの内容を書きましたが、結果については例年2週間以内には獲得意思のある球団から連絡があるので今年は11月末頃までと考えられます。
また、12月の末には「クビを宣告された男達」というプロ野球を題材にしたテレビ番組が毎年放送され、今年は12月30日ぐらいにTBSで放映されます。
実は、トヨタ自動車の正捕手として活躍している細山田捕手も2013年に出演、横浜からソフトバンクと育成選手からの契約が合意されました。
その後、2015年に再度戦力外通告を受け、2016年からトヨタ自動車に来て佐竹投手の相棒として都市対抗優勝、日本選手権優勝に大きく貢献しました。
特にリードの面では投手のいい面を引き出し、プロでは最低盗塁阻止率だったシーズンもありましたが、今では素早い送球を身に付け日本選手権決勝でも2度盗塁を刺し相手のチャンスを防止しました。
細山田捕手のように野球を続けられる選手もいれば野球から身を引く選手もいます。
近年ではトライアウトに様々なジャンルのスカウトが来ているようで、そこでスカウトされる選手も多いようです。
例えば、ソニー生命保険が2015年のトライアウトで元広島の塚田晃平選手、昨年は元ロッテの青松敬鎔選手に声をかけ入社。スカウトも元ロッテの新里賢氏で、現役引退後は一時期、ロッテのスカウトを務めた経歴を持ちます。
新里氏は営業所長として社員の採用、育成を担当しています。ヘッドハンティングの一環で優秀な人材を探すために球場へ、ビジネスの世界で通用する人材がプロ野球界には多いようです。
また、大手スポーツジム「ゴールドジム」も元プロ野球選手にゴールドジムベースボールクラブでプレーしてもらっていて、ジムのトレーナーとしての採用、鍛えられた身体のトレーナーのほうが、会員の方に対する説得力がありプロ野球選手に最適のようです。
他にも、ガッツが売りで採用したい不動産販売の営業マンやコンサルティング会社の採用担当者、大手通信会社や中堅菓子メーカーの関係者が球場へ。
野球を続ける中には、異色なのは2009年に警視庁が隊員の士気や団結を高める狙いで硬式野球部が創部され、投手の加登脇卓真巡査は元巨人の投手だとか。
プロ野球を終え、第2の人生の選択肢が増えてきたのはいいことではないでしょうか。
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■進路 2017.11.22
今年もそろそろオフシーズンとなってきました。この時期、高校生の進路も決まりつつあります。
その中で投手では、甲子園で活躍した準優勝投手の平元銀次郎投手(広陵)が法大、徳山壮磨投手(大阪桐蔭)と西垣雅矢投手(報徳学園)が早大、松本健吾投手(東海大菅生)が亜大、川端健斗投手(秀岳館)が立大、佐藤圭悟投手(三本松)が立正大、松本竜也投手(智弁学園)がホンダ鈴鹿など決まっています。
大学生ももう少しで分かってくると思います。
また、日本選手権で優勝したトヨタ自動車は来年も補強が活発に行われます。
現時点で公表されている選手では、MAX148キロサイドハンド右腕の葛川知哉投手(大阪桐蔭−青山学院大)、侍ジャパン大学代表レギュラー捕手の小畑尋規捕手(北照−立正大)、この秋ベストナインで通算94安打の下石涼太内野手(広陵−東海大)。高校生ではMAX150キロ左腕、金成麗生投手(日大三)を獲得。
葛川投手は、大阪桐蔭時代に藤波投手の一つ下で森捕手とバッテリーを組んだエースです。青山学院では先日紹介した東芝の岡野祐一郎(聖光学院−青山学院大)の一つ下の投手です。
小畑捕手は、今夏のユニバーシアード優勝に貢献した捕手でリーグ戦では打率が低迷していたものの選考合宿では栗林投手(名城大)からもホームランを打った捕手です。
下石内野手は、172センチと小柄ながらセンスのいい広角に打てる内野手で通算.298の高打率を誇る左打者です。
金成投手は、DeNAに5位指名された櫻井投手の後の投手ですが、米国人の父を持ち身長193センチでメジャースカウトも視察に訪れるなど、スケールの大きさで国内外から注目を集めていた投手です。今年のセンバツでは4番ファーストで出場し通算29本塁、140m級のホームランも打てる選手です。
4名の選手全員が甲子園に出場していて、大阪桐蔭は河原選手に次いで2人目。立正大と日大三からは初めての補強となります。トヨタ自動車は他にも2〜3名補強していて、公表され次第紹介しますが、なかなかバランスのいい補強が出来ています。
また、入ってくる選手もいれば引退する選手もいます。トヨタ自動車もベテラン選手や期待されながら活躍出来なかった投手などいます。
碧い衝撃さん情報では三菱重工名古屋の水野鉄男投手も引退するとか。水野投手も早や29歳、大学時代が一番輝いていたでしょうか。ご苦労様でした。
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■毎年のように好投手が生まれる菰野のつながり! 2017.11.21
昨日の高校野球ドットコムで菰野(三重)編「オリックス・西勇輝の母校!毎年のように好投手が生まれる菰野のつながり!」というコラムが掲載されていました。
近年のプロ野球選手を含めた卒業生は以下となります。
2005年卒 市川 卓(元・日本ハム)
2007年卒 寺谷 直紀(元・甲賀健康医療専門学校ほか)
2009年卒 西 勇輝(オリックス)
2011年卒 関 啓扶(元・中日)
2012年卒 方田 健斗(中京大−高知ファイティングドッグス)
2013年卒 辻 東倫(巨人)
2014年卒 山中 亨悟(中京大)、吉冨 大輝(中部学院大)、浦嶌 颯太(Honda鈴鹿)
2016年卒 永田 将也(名城大)、横井 希(中京大)、山田 大樹(東北楽天)
2017年卒 永田 一真(朝日大)、藤澤 昂楽(中部学院大)
2018年卒業予定 岡林 飛翔(広島育成1位指名)
14年間で5名のプロ野球選手を輩出し、来年も田中投手は上位候補、1年生にも岡林投手の弟が140キロ超え、来年卒業の村上投手も大学卒業後はプロを狙えます。今年卒業の山中投手、吉冨投手は某社会人入りが決まっています。
菰野には教え子の桐村が行っていたこともあり戸田監督とは何度か連絡を取り合ったことがあり、実は先週の木曜日の夜に菰野に行きお会いしました。
菰野の投手の特徴として、とにかく投手には無理をさせません。
通常、土日で4試合組まれると土日に連投させる高校が多い中、菰野はエースが土曜日の1試合目にエースが先発、2試合目は2番手が先発、日曜日の1試合目は3番手が先発、2試合目は4番手が先発。その先発も長いイニングは投げず5回前後ぐらいでしょうか。それ以降のリリーフ陣は5番手以降の投手が努めます。
練習もピッチング練習は週に何度か球数も少なくケガをする投手が少なく、投手は何十人もいる高校で常に競争させています。また、スコアボードの横にはスピードガンがあり1球毎に球速が表示されます。
筋トレは下半身重視で上半身は柔らかく、下半身はしっかりしています。まさに投手が育つ環境にあります。加えて下宿先は学校から8キロあり自転車で走り下半身を鍛えます。
戸田監督自身は投球練習を良く見ますが、細かい指導はあまりなく本人の特徴にあった投げ方になります。
戸田監督は私の1つ下で60歳まで後5年となりました。残り何年やってもらえるかも興味のあるところです。
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■トライアウト 2017.11.20
今年もプロ野球では巨人の22名とビックリするほどの戦力外通告がありましたが、多くの選手が自由契約や移籍、育成契約がありました。
その戦力外通告を受けた選手によるトライアウトが先週の水曜日にマツダスタジアムで行われました。
トライアウトに参加した投手は以下となります。
信楽 晃史(26、ロッテ)
金森 敬之(32、ロッテ)
瀬川 隼郎(31、日本ハム)
中島 彰吾(25=ヤクルト)
ラファエル・フェルナンデス(31、元ヤクルト)
野村 亮介(24、中日)
武藤 祐太(28、中日)
金子 丈(24、中日)
岸本 淳希(21、中日)
塚田 貴之(24、オリックス)
高木 伴(27、オリックス)
片山 博視(30、楽天)
加藤 正志(28、元楽天)
小林 寛(28、DeNA)
林 昌範(34、DeNA)
柿田 裕太(25、DeNA)
乾 真大(29、巨人)
土田 瑞起(27、巨人)
長江 翔太(26、元巨人)
田面 巧二郎(26、阪神)
岩本 輝(25、元阪神)
西村 憲(32、元阪神)
星野 大地(24、ソフトバンク)
坂田 将人(24、ソフトバンク)
東方 伸友(22、ソフトバンク)
巽 真悟(29、元ソフトバンク)
大隣 憲司(33、ソフトバンク)
参加者53名中投手は約半分の28名、中日は岸本投手や野村投手のように今年も入団3、4年目の投手が戦力外になったのは寂しいものです。
また、昨年の投手の合格者は初めてゼロ、今年は何名合格するでしょうか。
これまでの傾向として合格してもプロで活躍する選手は少ないものの何らかの形でプロに関わっている選手は多いのが特徴で、少ない合格者の年齢は20代前半から30代後半と幅広くなっています。
加えて社会人野球からも声が掛かる選手がいることを考えれば、まずは戦力外になってもトライアウトに参加することは現役を続けたい選手にとっては大事なことだと思います。
また、戦力外になって気になっていたソフトバンクの島袋投手は肘の手術を行い来年は育成契約出来るようになりました。大学から制球難となりましたが何とか復活してもらいたいと思います。
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■21世紀枠県選出校 2017.11.17
来年のセンバツ高校野球に出場する21世紀枠候補の県選出校が出揃いつつあります。
私も毎年取り上げていますが、もう一度選考理由をみると以下となります。
部員不足やグラウンドがない、豪雪地帯といった学校や地域の特性などの困難を克服した学校、ボランティア活動といった野球以外の活動での地域貢献で他校の模範となる学校を選出。推薦は2012年までは各都道府県の秋季大会で参加校数が128校を上回る都道府県ではベスト16、それ以外の県ではベスト8以上のチーム、2013年以降は128校を上回る都道府県ではベスト32、それ以外の県ではベスト16以上と改定されました。
ただ、近年を見ても県ベスト8は必須のようで県ベスト8でもよっぽどの困難克服でない限り難しいと思います。今年の顔ぶれをみるとそれに値する高校は少ないようですが、選ばれるとすれば熊本地震による困難な環境を克服し今秋県大会8強の成績をあげ、日本一の商業高校を目標に難関検定取得に励んでいる熊本商が県ベスト8ですが可能性が高いと思われます。
また、21世紀枠出場校の成績2009年のが利府のセンバツベスト4以降、2回戦敗退までとなり昨年も3校全てが1回戦敗退と勝ててないことからも、県3位で地区大会出場ぐらいが必要になってきました。
もう一つの条件として、甲子園でも注目されるぐらいの好投手がいる高校が選出される傾向にあります。
21世紀枠候補は、まだ選出が終わっていない都道府県が6つ、間もなく県選出校が出揃い、地区選考が行われます。
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■日体大が37年ぶり優勝 2017.11.16
明治神宮野球大会決勝で大学の部は日体大が校名の変わった星槎道都大に3対0で勝利し37年ぶりの優勝を果たしました。
日体大はリーグ戦でノーヒットノーランを達成したプロ注目のMAX152キロの東妻勇輔投手(智辯和歌山)が2安打完封勝利でした。
東妻投手は今大会に出場した投手の中で球速ランキングでも1位でした。来年のドラフト上位候補でしょう。
これで、全国大会は全て終了。これから長いオフシーズンに入ります。
ただ、社会人野球は社会人日本代表チームの強化の一環として台湾で11月25日からプロ野球も参加するアジアウインターリーグに初参加します。
メンバーは38名で12月中旬まで参加。投手は以下の17名です。
角田皆斗(SUBARU)、生田目翼(日本通運)、堀誠(NTT東日本)、臼井浩(東京ガス)、宮谷陽介(東京ガス)、鈴木健矢(JX−ENEOS)、岡野祐一郎(東芝)、
大野亨輔(三菱日立パワーシステムズ)、本多裕哉(三菱日立パワーシステムズ)、勝野昌慶(三菱重工名古屋)、若林篤志(JR東海)、平尾奎太(ホンダ鈴鹿)
、猿渡眞之(大阪ガス)、高橋拓已(日本生命)、吉川峻平(パナソニック)、坂本光士郎(新日鐵住金広畑)、荒西祐大(ホンダ熊本)
まさかの指名漏れで来年のドラフト注目投手の生田目投手などメンバーは24歳前後です。
また、トヨタ自動車からは先月の侍ジャパンでMVPを獲得した北村選手がメンバーに入りましたが日本選手権を終え、休む間もなく来週からウインターリーグに参加で大変ですね。頑張ってほしいと思います。
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■明徳義塾が優勝 2017.11.15
明治神宮野球大会決勝で明徳義塾が創成館に4対0で勝利し36年振り2度目の優勝を果たしました。
夏の甲子園でも投げたプロ注目145キロサイドハンドの明徳義塾のエース市川悠太投手は3塁を踏ませない4安打完封で3試合連続完投の力投。
これで高知大会4試合、四国大会3試合、明治神宮大会3試合の計10試合を一人で投げ抜き全国の頂点に立ちました。合計80回を15失点と踏ん張り見事なピッチングでした。
また、明徳義塾の優勝で四国の枠は1つ増え4つに。準決勝の結果からも高松商が落ちたと思いましたが、順当にベスト4に入った高松商が神宮枠で選ばれるか。
地域制から考えると明徳義塾(高知)、英明(香川)、松山聖陵(愛媛)の3つが選ばれると思うので、地域制で徳島を考えると2回戦で敗退した生光学園、鳴門となりますが、生光学園は明徳義塾にコールド負けし鳴門は高松商に負けているので、この結果を見ても香川の高松商が選ばれると思います。
2年前にセンバツで準優勝している高松商が選ばれれば、香川出身の私も嬉しく思います。香川の2校選出となれば私も記憶がありませんが、三本松といい近年の香川の躍進ぶりが顕著に表れる結果となるでしょう。
ところで優勝した明徳義塾ですが、母の中本アキさん(享年95)を大会中に亡くし準決勝後に涙した馬淵監督にとっても思い出深い優勝になるでしょう。
馬淵監督と言えば松井選手の敬遠でイメージを悪くしましたが波乱万丈の人生を歩んでいます。
四国一の規模の魚市場を擁する漁業基地の八幡浜市で生まれた漁師になりたかった馬淵監督は愛媛の野球少年が目指す松山商に入りたかったものの親に反対され地元の三瓶に進学。三瓶は河埜敬幸(元ダイエー)が出て同じショートで頑張ったものの甲子園出場はなく拓大へ。大学でも1年から正遊撃手でしたが2部止まり。
大学を卒業すると伊予銀行に就職が決まりかけていたものの野球部の休部で松山の鉄パイプの販売会社へ入社。ここで上司とソリが合わず上司をなぐって1年半で退社、次はプロパンガスの会社に就職。
その後、高校時代の恩師が復活する社会人野球の阿部企業の監督に就任するのにともない、マネジャー兼コーチとして強く誘われ1980年に阿部企業に入ったものの今度は誘ってもらった監督が1982年に急死、チーム最年長の馬淵さんが26歳の若さで監督に就任。阿部企業の監督を5年務めました。
阿部企業は警備会社で練習は3時間程度しか出来ない状況でしたが、1983年には日本選手権大会で準優勝にも輝きました。
その後、兵庫県から高知の明徳義塾高校野球部でコーチに就任、コーチを務めつつ高校の教職員免許を取得し1990年に明徳野球部の監督に就任しました。
色々渡り歩いた馬淵監督ですが、明徳義塾でも松井選手の5打席連続敬遠でヒールのイメージがつきまとい、1998年には準決勝で松坂大輔擁する横浜に終盤大逆転負け、2002年の夏にようやく智弁和歌山を破って全国初制覇を達成。
しかし、2005年には全国高校野球史上初の地方大会8年連続優勝を果たしたものの部員の不祥事が発覚し、対戦相手が日大三に決定後に出場を辞退、馬淵監督は責任を取り監督を辞任、高野連から1年間の謹慎処分を受けました。
ここまで波乱万丈の人生ですが、今年は神宮野球大会決勝で優勝し来年は久々に甲子園で優勝するチャンスがあるのではないでしょうか。
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■大阪桐蔭が敗れる 2017.11.14
明治神宮野球大会準決勝で大阪桐蔭が創成館(長崎)に4対7で敗れ準決勝敗退となりました。
明治神宮野球大会では今年も大阪桐蔭は縁のなかったでしょうか。前半の失点が響きました。
もう1試合は静岡が明徳義塾に8回4点を奪われ3対5で敗れました。
これで創成館対明徳義塾の決勝戦となりました。優勝は初出場の創成館か36年振りの明徳義塾か注目です。
ところで、日曜日に社会人野球日本選手権で優勝したトヨタ自動車ですが、投手陣を考えてみると小出投手、富山投手、諏訪投手、竹内投手と左投手が多く活躍した大会でした。
今までプロに行った服部投手(ロッテ)、中澤投手(ヤクルト)以降、左投手不足で先発は佐竹投手、岩崎投手、祖父江投手、上杉投手と右投手ばかりで左投手不足に悩まされていました。
そこから、左投手を続けて補強しようやく左投手が試合で使えるようになって、今大会は思い切って起用しましたが見事に期待以上の活躍でした。
右投手の登板は佐竹投手と藤田投手のみを考えると左投手が本当に多く登板した大会でした。
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■トヨタ自動車が5度目の優勝 2017.11.13
社会人野球日本選手権決勝でトヨタ自動車が日本生命に3対1で勝利し3年振り5度目の優勝を果たしました。
私は午前中に行われた中等部の試合を終え、13時の新幹線に乗り試合前には京セラドームに到着。今大会4試合目を観戦しました。
決勝戦はお互い守りが良くトヨタ自動車もこれまで無失策、日本生命も投手を中心に守ってここまで勝ち上がってきたチームで1点を争う試合だと思っていました。
日本生命の先発は本田洋平投手。本田投手は愛院大から入った1年目の投手で私も昨年秋に見た投手です。
本田投手はスピード、アウトコースへのコントロール共に格段に大学時代に比べ良くなり、中盤の5回までピンチはあったものの無失点でした。
トヨタ自動車の先発は小出投手。小出投手は3試合目の登板。小出投手も5回ぐらいまでは無失点でいけると思っていましたが、その通りとなりました。
試合は、6回表に2アウト2、3塁から前の打席にノーアウト3塁から三振した河合選手がリリーフした高橋投手からレフトオーバーの2点タイムリーツーベースでトヨタ自動車が先制。
トヨタ自動車は9回にも代打の瀧野選手がライト前タイムリーヒットを放ち3点目。
試合はトヨタ自動車が竹内投手が好リリーフを見せ、新人の諏訪投手(下写真)も制球力抜群で3回余りを完璧に抑えました。
試合は9回1点を返され3対1で2アウト1塁となったところで佐竹投手が登板。
佐竹投手は1球で締めトヨタ自動車が優勝しました。
トヨタ自動車は今大会、これまで登板のなかった小出投手、富山投手が中盤まで試合を作り全ての試合で先制し逃げ切りました。打線も多木選手が5割を超える打率でMVPと首位打者を獲得する活躍を見せました。
これで、トヨタ自動車は日本選手権5度目の優勝、誰もが認める日本一のチームとなりました。
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■トヨタ自動車が決勝進出 2017.11.12
金曜日に行われた社会人野球日本選手権準々決勝でトヨタ自動車は東芝の試合を観戦しました。
トヨタ自動車は1回戦に続き小出投手が先発。
小出投手は初回に3番打者にホームランを打たれるも、その後は快調なピッチングでした。
東芝は新人の岡野祐一郎投手(青学大)が先発。
岡野投手は聖光学院時代にセンバツに出場し注目していたピッチャーです。私のブログにも「聖光学院の岡野祐一郎投手は防御率0.84でトップ。スピードは並みの投手ですが、コントロールが抜群で駆け引きや守備、牽制は抜群です。」と紹介。あれからスピードも147キロにスピードアップ。高校時代はかなりスリークォーターからサイドハンドぐらい肘を下げて投げていましたが、今はダイナミックなフォームでほぼオーバーハンドでアウトコースへのストレートも角度よく決まり1回戦のJR四国戦では完封しています。
しかし、この日はトヨタ自動車が岡野投手を攻め、1回に前の試合で4安打の西潟選手のタイムリーで先制すると、2回には満塁から藤岡選手がバットを折りながらもライト前2点タイムリー。
続く樺澤選手もレフト前に落とし2点タイムリーで5点目。
トヨタ自動車は3回にも望月選手の左中間2点タイムリーなどで3点を追加し8対1。この時点で勝敗は決まりました。
一方、東芝も6回に4連続ヒットなどで4点を奪い3点差まで追い上げました。
その後、トヨタ自動車は竹内投手が好リリーフし、1回戦2回戦と不調だった藤田投手が足を上げた時にしっかりと止めるフォームに修正し調子が戻り3イニングを無失点に抑えました。
試合は、7回にも追加点を挙げたトヨタ自動車が9対5で勝利。
1日前に「経営再建中の東芝は9日、野球やラグビーなど企業スポーツの運営を見直す考えを明らかにした。」との報道があったばかりで水を差された形になった東芝ですが、都市対抗優勝7度の名門なので何とか続けてほしいと思います。
また、昨日の準決勝は私は中等部の試合があった為、観戦できず後でビデオで見ましたが、富山投手の力投が光り2対0で都市対抗で優勝したNTT東日本に快勝。リベンジすることが出来ました。
これで、決勝はトヨタ自動車と日本生命の対決となりました。カラーは同じ赤でトヨタ自動車は1塁側なのでホーム用のユニフォームだと思いますが、これまで抑えで登板していた佐竹投手の先発があるか注目しています。
私も午前中の中等部の試合が終わり次第、京セラドームに向かいたいと思います。
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■神宮大会開幕 2017.11.10
今年最後のアマチャアの全国大会である明治神宮大会が今日開幕します。
高校の優勝候補は戦力が整っている大阪桐蔭が抜けていると思います。今までこの大会で優勝のない大阪桐蔭ですが、夏の甲子園でも投げた柿木投手、横川投手や根尾投手もいて、西谷監督はこの大会に照準は合わせていなく無理をさせないと思いますが、どの投手も良く投手陣の駒を考えても優勝候補bPでしょう。
これに続くのが、史上最強との呼び声高い聖光学院です。順調にいけば2回戦で大阪桐蔭と聖光学院が対戦するので注目です。
大学は慶大が優勝候補でしょう。創価大や東洋大がこれに続くのでしょうか。名城大の栗林投手もこの大会で最速なので注目されるでしょう。
明治神宮大会はバーチャル高校野球でも大学、高校共に全試合生中継されます。
それから、昨日の社会人野球日本選手権は新日鐵住金かずさマジック、日本新薬、パナソニックが勝利しています。
日本選手権も今日が準々決勝4試合。トヨタ自動車は2試合目に登場します。今日も休みを取って観戦に行きますが1週間で3度目の大阪往復で、そろそろ疲れそうです。
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■トヨタ自動車がベスト8進出 2017.11.9
社会人野球日本選手権2回戦、トヨタ自動車対東京ガスの試合を観戦しました。
トヨタ自動車は先発が高卒2年目の富山凌雅投手(九州国際大付)を起用。トヨタ自動車でBIG2での高卒2年目の投手の先発は記憶がありません。
富山投手は初回に連続三振を奪ったものの緊張からか続けて四球で歩かせましたが何とか切り抜けると、その後は5回まのノーヒットに抑える快調なピッチング。しかし、6回にヒットから四球、ヒットで2アウト満塁になったところで交代しましたが、いいピッチングでした。
一方、東京ガスは那須裕志(日章学園)が先発。
那須投手から初回、トヨタ自動車は望月選手がヒット、送った後に2アウト2塁から樺澤選手が左中間にタイムリー2ベースヒットで先制。
続く、西潟選手のライト線タイムリーヒットで2点目。続く前の試合でさっぱりだった3人が活躍しました。
試合は、6回に2アウト満塁から交代した藤田投手が初球に甘いカーブをセンター前に運ばれ2点タイムリー、四球で2アウト満塁でしたが、ここは何とか抑えました。藤田投手は前の試合も内容が悪く、ほとんど構えた所に球が行ってません。
同点に追いつかれたトヨタ自動車は、その裏に2アウト2塁から多木選手が左中間真っ二つのタイムリー3ベース。
7回からは佐竹投手が登板。佐竹投手は8回に1アウトからヒットを打たれたものの続く4番打者を投手ゴロダブルプレーに打ち取り9回も3人で仕留め、3回を9人で抑えるほぼ完ぺきなピッチングでした。
試合は結局、3対2でトヨタ自動車が勝利。先発冨山投手の好投、2試合連続決勝タイムリーの多木選手、開かず右方向を意識したバッティングで4安打した西潟選手、最後に締めた佐竹投手が光った試合でした。
その他、東芝が接戦で三菱重工神戸・高砂に競り勝ち、近畿対決もタイブレークとなり日本生命が大阪ガスにサヨナラ勝ちしベスト8に進出しています。
これで、トヨタ自動車は東芝と金曜日に準々決勝を行います。何とか勝って準決勝で都市対抗で負けたNTT東日本戦を迎えたいと願います。
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■王子は敗退 2017.11.8
社会人野球日本選手権2回戦で王子は都市対抗覇者のNTT東日本と対戦、善戦したものの延長サドンデスで2対3で負け2回戦敗退となりました。
この試合、1回戦に続きエースの近藤投手が先発、7回途中まで2失点ながら4安打に抑え6奪三振といいピッチングではないかと思います。
しかし、打線が2点を先制しながらもリリーフしたドラフト指名の西村投手、渡邉投手に抑えられ追加点を奪えなかったのが敗因でした。
また、もう1試合の2回戦では明治安田生命がJR東日本東北に勝利し関東勢がベスト8進出を決めています。
明治安田生命の日本選手権は記憶がなく調べてみるとやはり初のベスト8進出でした。
今日はトヨタ自動車対東京ガスの2回戦の試合があり踏ん張りどころです。8時には出発して応援に行ってきます。
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■トヨタ自動車が初戦突破 2017.11.7
社会人野球日本選手権1回戦、トヨタ自動車対日本製紙石巻を観戦しました。
試合前には佐竹投手と坂田選手が10年表彰を受けました。私と同じ香川県の選手なので喜びもひとしおです。大卒で10年出場は立派ですね。
試合は9時に開始、トヨタ自動車先発は私も予想した小出投手。小出投手は調子の良さをキープしていて1回、2回と快調なピッチング。
一方、日本製紙石巻の先発はエースの宝利亮投手。この投手は昨年トヨタ自動車が優勝した都市対抗の1回戦で七十七銀行に補強され8、9回とトヨタ自動車相手に投げた投手で小出投手とは近大の1つ後輩の投手です。
宝利投手も140キロを超えるストレートで初回3つの三振を奪うスタートでしたが、2回に2アウト2塁から多木選手が技ありのライト前先制タイムリー。
3回にもロッテドラフト2位指名の藤岡選手が初回に続き、この日2本目のライト前ヒットがタイムリーとなり2点目。宝利投手は大柄でモーションが大きく盗塁される場面が3度ありました。3年目のドラフト候補でしたが、このあたりが課題でしょうか。
試合は2対0から3回裏に日本製紙石巻がバットを折りながらもレフト前ヒットで1点差、更に5回裏にも2アウト3塁からショート内野安打で同点。このあたり日本製紙石巻に勢いがありました。
しかし、6回からはトヨタ自動車ペースで交代した塚本投手から6回から8回まで先頭打者が出塁するも得点できず嫌なムードでした。
9回も先頭打者が四球で出塁し、河合選手がバント。続く多木選手にセンターオーバーの決勝タイムリーが飛び出し、細山田選手の犠牲フライで4対2。
トヨタ自動車は6回から登板した新人の諏訪投手が好投し最後は藤田投手が何とか抑えトヨタ自動車が4対2で勝利し初戦を突破しました。
この試合、序盤にリードしながらも試合内容は今一つ、1番に起用された望月選手が4打数無安打で送りバントも失敗、まだ若いでしょうか。4番樺澤選手も2三振し途中交代といい所がありませんでした。
しかし、多木選手が先制、決勝タイムリーと安打製造機の本領発揮、昨年の都市対抗首位打者も今年は今一つでしたが、日本選手権に入り調子を上げている感じで強烈なセカンドライナーもありました。多木選手も私と同じ香川県出身、この日は何かと香川県が
トヨタ自動車は明日、2回戦で東京ガスと対戦します。次は川尻投手先発でしょうか、佐竹投手でしょうか注目しています。
また、この日は昨年優勝のヤマハが4試合目に登場しましたが、パナソニックに1対4で負け初戦敗退となりました。
ヤマハは初回、佐藤選手のタイムリーで先制しながらもスミ1での負け、佐藤選手は4安打を放ちチームも9本のヒットを打ちながらも全て単打。
先発は今年好調のナテル投手。ナテル投手は7回まで無失点でしたが8回1アウト満塁から逆転タイムリースリーベースを打たれるなど4失点。パナソニックは4安打に抑えられながらもワンチャンスを生かしました。
ヤマハは追加点を取っていれば九谷投手とドラフト1位指名の鈴木投手を投入したと思われます。
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■三菱自動車岡崎は敗退 2017.11.6
社会人野球日本選手権1回戦で昨日、三菱自動車岡崎が大阪ガスに1対5で敗れ1回戦敗退となりました。
三菱自動車岡崎は初回から連続失点、3回までに4失点が響きました。また、ドラフトで指名された山本投手は最後に登板しています。
今日はトヨタ自動車とヤマハが登場します。トヨタ自動車は朝9時の試合なので今から出発します。
ところで、ようやく天気が良かった土日では高校野球秋季地区大会が進み、注目の近畿は大阪桐蔭が智辯和歌山に1対0で勝利し優勝、前日16奪三振と好投した根尾投手は決勝では決勝のホームランを放つ活躍でした。
近畿はこれで大阪桐蔭、智辯和歌山、乙訓(京都)、近江は確定。枠は6つなので準々決勝に進んだ、法隆寺国際、智辯学園、彦根東、近大附から2校選ばれます。
続いて中国は枠3で、優勝がおかやま山陽で準優勝が下関国際で確定。準決勝に進んだ瀬戸内と尾道のどちらかが選ばれます。
最後に四国も枠3で、優勝が明徳義塾、準優勝が英明で確定。準決勝には松山聖陵と高松商が進みましたが大差で敗退した高松商は地域制でも不利になりそうです。
これで、秋季地区予選は全て終了、明治神宮大会には大阪桐蔭、駒大苫小牧、聖光学院、おかやま山陽、創成館、日本航空、日大三、静岡、明徳義塾、中央学院が出場します。
明治神宮大会は今週末から早くも始まります。
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■王子が勝利 2017.11.3
社会人野球日本選手権が開幕しました。
初日に注目した王子対ホンダは2対0で王子が勝利。王子のエース近藤投手が見事な5安打完封でした。
近藤投手は都市対抗では絶不調でしたが、夏場に投げ込みを続け体重を5キロ落として体の切れを戻し調子が戻ってきました。この日はカットボールとフォークが妙技だったようで四球も2個でまとめました。
また、三菱重工神戸・高砂対フェデックスでは延長16回で三菱重工神戸・高砂が4対1で勝利。こちらも三菱重工神戸・高砂のエース守安投手が1人で投げ抜き5回にわたるサドンデスを無失点で凌ぎました。
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■日本選手権開幕 2017.11.2
いよいよ、今日社会人野球日本選手権が開幕します。
注目は、都市対抗に続き夏秋連覇を狙うNTT東日本と昨年覇者のヤマハ。共にドラフトで日本ハムから2位指名された西村投手や中日1位指名の鈴木投手らがいて戦力も充実しています。
今日の開幕戦は明治安田生命と全日本クラブ選手権で優勝した和歌山箕島球友会の対戦。2試合目には王子対ホンダの試合も組まれています。
今年は初出場のチームはなく32チーム中、関東地区が1/3の11チームも出場する大会となります。
連続出場で最多となった14大会連続出場のトヨタ自動車は来週の月曜日が1回戦、水曜日が2回戦、金曜日が準々決勝です。この3試合は私も観戦予定です。是非、優勝を目指してほしいと思います。
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■静岡と名城大が神宮大会へ 2017.11.1
高校野球秋季東海地区大会は決勝で静岡が東邦を下し優勝しました。
接戦となった決勝戦ですが東邦は初回に熊田選手の先頭打者ホームラン、4番の石川選手の2ランホームランで逆転したものの守り切れず逆転され5対6で敗れ惜しくも準優勝、連勝記録も40でストップしました。
一方、静岡は1番の村松選手が絶好調、準決勝に続き2試合連続の4安打と活躍。これで昨年に続き2年連続の秋季東海地区大会優勝となりました。
また、他の地区では近畿の1回戦で最強世代と言われる大阪桐蔭が12対0という大差で初戦突破、四国は明徳義塾、英明、松山聖陵、高松商が準決勝進出しこの中から3校が選ばれます。中国も同様に3つの枠で尾道、おかやま山陽、下関国際、瀬戸内がベスト4に進出。
それから、三連盟代表大学野球王座決定戦も決勝が行われ名城大が福井工業大に5対3で勝利し優勝。
前日の準決勝で完封した栗林投手が、この日も4回からのロングリリーフで勝利投手となりMVPを獲得しました。
これで、静岡と名城大が来週末から始まる明治神宮野球大会に出場、静岡は12日の2回戦で日本航空高石川と東京地区代表の勝者と対戦。名城大は11日の1回戦で九州三連盟代表と対戦します。
是非、頑張って優勝を目指してほしいですね。
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■東邦と静岡が決勝進出 2017.10.31
高校野球秋季東海地区大会は準決勝が行われ、東邦と静岡が勝利し決勝へ進出しました。
まず、静岡対中京学院大中京は静岡が序盤から得点し7対4で勝利。
続いて、東邦は三重に前半からヒットや相手のミスで得点しながらも逆転され、点の取り合う展開となり三重に9対8で最終回2アウト2塁まで追い詰められましたが4番石川選手が値千金の逆転2ランホームランで逆転し10対9で東邦が勝利しました。
これで、静岡と東邦はセンバツがほぼ確定しました。また今日神宮大会の出場を決める決勝が行われます。
気になるもう一つの枠は東邦を苦しめた三重が戦力的にも充実しているので1歩リードでしょうか。
それから、関東地区大会は終了し中央学院が優勝、明秀日立が準優勝、慶應義塾と東海大相模が準決勝まで残り東京と関東で枠が6つなので、この4校はセンバツがほぼ確定しました。
また、枠が4つの九州大会も終了、創成館(長崎)が優勝、富島(宮崎)が準優勝。準決勝には延岡学園と東筑が残っていて、この4校でほぼ決定となりました。沖縄はセンバツの出場はなさそうです。
センバツの出場校も決まりつつありますが、東海地区以外はフレッシュな顔ぶれが多そうです。
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■高校野球秋季東海地区大会 2017.10.30
高校野球秋季東海地区大会は2日間雨で今日、準決勝が行われます。
1試合目が中京学院大中京対静岡、2試合目が東邦対三重の共に県大会優勝校が残りました。
今日勝てばセンバツが確定、東海地区の枠は3校なので負けた高校から1校選ばれます。
東邦は難関だった常葉菊川に勝利していてここまで印象はいいと思いますが、投手の調子が戻れば三重に勝利出来るのではないでしょうか。
また、同じく雨で順延となった三連盟代表大学野球王座決定戦は今日、中京大対福井工業大と中部学院大対名城大の準決勝が行われます。
栗林投手が中部学院大相手にどれだけ抑えられるか注目しています。果たして決勝に進む大学はどこになるでしょうか。
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■ドラフト結果 2017.10.27
今年のドラフト会議が終了しました。
注目の清宮選手は予想通り7球団から1位指名され日本ハムが交渉権を獲得、同じく2球団予想の中村選手も競合の結果、広島が交渉権を獲得、田嶋投手も競合でオリックスが交渉権を獲得しました。
続いて東克樹投手はDeNAが単独指名。残る外れ1位は西武が齋藤大将投手(明治大)、阪神が馬場皐輔投手(仙台大)、楽天が近藤弘樹投手(岡山商科大)、巨人が鍬原拓也投手(中央大)、中日が鈴木博志投手(ヤマハ)、ロッテが安田尚憲選手(履正社)と1位候補が指名されました。
意外だったのは村上宗隆捕手(九州学院)が外れ1位で3球団競合でヤクルトが交渉権を獲得。最も驚いたのはソフトバンクが外れ外れで吉住晴斗投手(鶴岡東)を指名。正直、評価としては下位指名と思われていた投手を1位指名するサプライズがありました。
2位には真っ先にロッテが藤岡裕大選手(トヨタ自動車)を指名しました。源田選手同様、頑張ってほしいと思います。
他の東海3県としてはロッテ3位:山本大貴投手(三菱自動車岡崎)、中日5位:伊藤康祐外野手(中京大中京)、西武5位:與座海人投手(岐阜経済大)、ヤクルト7位:松本直樹捕手(西濃運輸)、6位広島:平岡敬人投手(中部学院大)、オリックス8位:山足達也選手、育成1位広島:岡林飛翔投手(菰野)の指名がありました。
中部学院大は平岡投手が指名され西居建陽投手、内海大寿外野手の指名がなく予想が全く外れた形となりました。広島は平岡投手の素材を評価したのでしょう。
また、ドラフトの結果を見ると捕手やショートの指名が多かったように思います。特に巨人は4名の捕手と5名の内野手を指名、3位の大城卓三捕手(NTT西日本)、4位の北村拓己選手(亜細亜大)は共に兄がトヨタ自動車の選手なので個人的にも注目していましたが、共に巨人に指名されました。
他の球団では戦力的に余裕のあるソフトバンクは今年も高校生が多かったのは分かりますが、中日が即戦力より高校生を多く指名したのが意外でした。
それから、東海地区の他の知っている選手としては中日が昨年、愛知学院大のエースだった大蔵彰人投手(徳島インディゴソックス)を育成1名で指名、愛知学院大のエースだったとはいえ昨年はほとんど登板がなく野球も中途半端でしたが、独立リーグに行って1年で体重は14キロ増、スピードは140キロ前半から147キロまでスピードアップし独立リーグの日本一に貢献しました。育成2位には東邦出身の石田健人マルク投手(龍谷大)と地元色を出した結果でした。石田健人マルク投手も高校時代によく見た投手、大学では思うような成績を上げられなかったので指名があるとは思いませんでしたが、一つ上の高校の先輩の丸山投手も今年中日に入団したので共に頑張ってほしいと思います。
今年のドラフトは終了しました。指名漏れの選手の進路もどこに行くか注目しています。
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■いよいよドラフト 2017.10.26
いよいよ今日、今年のドラフト会議となりました。
競合が必至の清宮選手(7球団予想)や中村選手(2球団予想)、田嶋投手(2球団予想)がどこに決まるか、ロッテ以外は競合する予想になっていますが、回避して他の選手を単独で1位指名する球団が出てくるのか注目です。
また、東海地区からはヤマハの鈴木投手が外れ1位予想ですが、ここでも複数球団が指名する可能性があります。他には立命館大の東投手も重複する可能性があります。
続いて2位候補にはトヨタ自動車の藤岡選手も入っていて、オリックスの指名が有力とは思いますがどこに決まるか楽しみです。
他の静岡を除く東海3県の選手で、昨日の夕方の東海ラジオ「ドラヂカラ!!」で尾関雄一朗さん予想した選手は以下のようになっています。
大学生:與座海人投手(岐阜経済大)、西居建陽投手(中部学院大)、平岡敬人投手(中部学院大)、内海大寿外野手(中部学院大)
社会人:藤岡裕大内野手(トヨタ自動車)、松本直樹捕手(西濃運輸)、山本大貴投手(三菱自動車岡崎)
高校生:岡林飛翔投手(菰野)、伊藤康祐外野手(中京大中京)
現時点で平岡投手は難しいと思いますが、中部学院大から3名同時に指名はあるのでしょうか。尾関さんは個人的に中野良紀選手(東海理化)も押していました。
個人的には、本来なら田中空良投手(東邦ガス)も名前が挙がってもいいと思いますが、今年の状態ではないでしょうか。
ドラフトは17時から始まります。特番は例年のようにTBSではプロ野球ドラフト会議16時50分〜、ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう19時〜、スカイAでは16時30分〜小関順二さん解説の【最終指名まで生中継】プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンDがあります。
他にはラジオでニッポン放送がショウアップナイタースペシャル 2017ドラフト会議を17時〜、ネットでもTBSで配信されます。
今日は私も早上がりで17時から4時間ぐらい最後までじっくりと見ようと思います。
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■愛産大三河と中京大中京が敗退 2017.10.25
2日順延となった高校野球東海地区秋季大会はようやく開幕し、愛産大三河は常葉橘に1対2、中京大中京は大垣西に7対8で敗れ敗退となりました。
その他、いなべ総合は岐阜各務野に5対4、常葉菊川は松阪商に8対4それぞれ勝利しています。
今日は1位校が登場、東邦は常葉菊川と対戦しますが、打撃が強い常葉菊川をどこまで抑えられるかが勝つポイントではないでしょうか。
それから、関東地区も再開されましたが夏甲子園優勝の花咲徳栄が初戦で中央学院に逆転負けし春は絶望的となりました。他にも意外な高校が勝ち進んでいます。
ところで、明日に迫ったドラフト会議ですが今日は知り合いの野球ライターの尾関雄一朗さんが東海ラジオ「ドラヂカラ!!」に出演。18時30分頃から10分程度ですが、東海3県のドラフト候補についてお話しするようです。
TVのドラフト候補に名前の挙がらなかった選手にも言及できたらとのことです。楽しみにしています。
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■ドラフト2日前 2017.10.24
木曜日に迫ったドラフトですが、ドラフト直前で今年のドラフト1位を予想してみました。
注目の集まる清宮選手は5球団程度1位指名があると思いますが、投手では田嶋大樹投手(JR東日本)が1位指名で複数球団の指名がありそうです。小関順二さんも社会人になってスライダーが高速になってきたと評価。まだ高卒3年目を考えると将来性を考えても何年も活躍できるのではないでしょうか。
続いて評価が高そうなのが東克樹投手(立命大)。高校時代から知っていますが今は体は小さくてもグラブを高く上げ本格派に変身しました。スピードもMAX152キロまで上がりコントロールは高校時代と変わらず四死球率は1試合平均1.7個と抜群、加えて多彩な変化球を操ります。
それから、鈴木博志投手(ヤマハ)、鍬原拓也投手(中大)は剛腕で1位で指名されそうです。他には左腕の齋藤大将投手(明大)や高校生では石川翔投手(青藍泰斗高)の評価が高く、春のセンバツに出場した山口翔投手(熊本工)も1位の可能性がありそうです。
果たしてドラフト1位で指名されるのは、どの投手でしょうか。他の投手であっと驚く1位指名はあるのでしょうか、楽しみです。
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■名城大が三連盟代表大学野球王座決定戦へ 2017.10.23
金曜日は休みを取り社会人野球の愛知県野球連盟会長杯の観戦にとJR東海グラウンドに向かいましたが、雨は上がっていたものの誰もおらず結局中止で大会自体も中止となってしまいました。
その後、昼から豊田球場に行き愛知大学野球秋季リーグ2位決定戦の名城大対中部大の試合を観戦しました。
名城大は注目の栗林投手が先発。
栗林投手は雨が降りしきる中でも快調なピッチング。スライダーが効果的でカウントを上手く取りストレートはこの日MAX147キロ、8回ノーアウト満塁から三者連続三振など10三振を奪う力投で完封しました。
これで名城大は三連盟代表大学野球王座決定戦への出場権を獲得しました。
また、土日は雨で高校野球の秋季東海大会も延期、予備日は今日から水曜日となっているので水曜日までには1、2回戦は行われそうですね。
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■聖光学院が初優勝 2017.10.20
高校野球秋季大会は地区大会の時期となりましたが、いち早く東北大会が終了し聖光学院が初優勝し甲子園の切符と神宮大会への出場権を獲得しました。
決勝は花巻東と対戦し4対4の同点から終盤に勝ち越し6対4で勝利。東北は出場枠が3なので負けた花巻東も当確。残る1つは日大山形か能代松陽となりそうですが花巻東に善戦した日大山形になるのではないでしょうか。
また、東海大会は北信越大会も行われており、富山商、日本航空石川、星稜、富山国際大付が準決勝に進出していて3つの枠を争います。
秋季大会は明日から東海や近畿など始まりますが、明日からも雨模様でどうなるでしょうか。
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■順位決定戦 2017.10.19
3日続けての雨天順延後、ようやく行われた愛知大学野球秋季リーグ最終戦は中部大が中京大に勝利。
これで中部大は名城大と9勝4敗で並び同率2位となり明日、三連盟代表大学野球王座決定戦の出場を掛けた2位決定戦が行われることになりました。
同じく3日続けての雨天順延となっていた社会人野球の愛知県野球連盟会長杯も2回戦4試合が行われました。
結果は、JR東海が村井選手のサヨナラ3ランで三菱重工名古屋に7対5で勝利、トヨタ自動車が三菱自動車岡崎に3対0で勝利、東邦ガスが新日鐵住金東海REXに4対0で勝利、東海理化がジェイプロジェクトに7対0で勝利しています。勝利したチームは全て2回戦からの出場チームという珍しい結果となりました。
この大会は若手投手も多く登板。昨日登板した若手投手は以下となります。
三菱重工名古屋は服部拳児(横浜商大高−日体大1年目)、下津浦啓太(筑前−西南学院大1年目)。JR東海は森奎真(豊橋工2年目)、木部拓実(帝京−筑波大1年目)。トヨタ自動車は富山凌雅(九州国際大付2年目)、諏訪洸(下妻二−亜大1年目)。三菱自動車岡崎は山本大貴(北星学園大附4年目)、宮尾陽佑(富山工3年目)。東邦ガスは蜷優太(大垣日大−中京学院大1年目)、田中空(豊川3年目)。ジェイプロジェクトは上原大介(信太−上武大1年目)、福田聡一郎(東京−大正大1年目)、長田雄太(沖縄水産−名古屋産業大1年目)。東海理化は長田悠吾(海星1年目)、内田学良(菰野4年目)、牧野元紀(豊田工2年目)、森口練太郎(豊川4年目)。
本来投手登録ではない長田雄太選手や内田選手も登板していますね。
また、今日も雨模様で順延でしょうか。金曜日は曇りで試合が行われそうなのでなったら休みを取って見に行きたいと思います。
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■三連盟代表大学野球王座決定戦 2017.10.18
愛知大学野球秋季リーグは中京大対中部大の対戦を残すのみですが、3日続けての雨天順延。
今日は出来そうなので中部大が勝てば2位の可能性が残ります。
また、6位は愛大に決まりました。愛大の試合も見ましたが、少し投手陣が踏ん張れない印象でした。2年前には三連盟代表大学野球王座決定戦で優勝しましたが、今はその勢いもない状態です。
愛大は今週末から始まる2部A1位の名商大とB1位の愛知東邦大の勝者と入れ替え戦を行います。果たして1部に残ることが出来るのでしょうか。
また、金曜日からは東海地区大学野球秋季選手権大会がダイムスタジアム伊勢で行われます。
三重1位校の四日市大、岐阜1位校の中部学院大、静岡1位の日大国際関係学部に2位校も含め2校が三連盟代表大学野球王座決定戦の出場権を得られます。
三連盟のもう1つの連盟の北陸大学野球リーグは福井工大が優勝し金沢星稜大が2位で三連盟代表大学野球王座決定戦に出場が決定しています。
福井工大は4季連続77回目の出場で北陸大学野球リーグでは圧倒的な強さを誇ります。私が現役時代、東海北陸社会人野球の選抜メンバーで一緒にバッテリーを組んだ下野監督も福井工大の監督となって早9年目。選手も東海、近畿、中国、四国あたりからしっかりと獲得し135名もの大所帯となっています。
間もなく三連盟代表大学野球王座決定戦の出場校も決まりますが、明日からまた雨の予報。早く晴れてほしいものです。
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■愛知県野球連盟会長杯 2017.10.17
土曜日から雨が続いています。
日曜日はプロ野球は甲子園で雨の中、日程の関係でクライマックスシリーズを強行したりしています。
社会人野球も現在行われている愛知県野球連盟会長杯が土曜日に4試合行われ三菱重工名古屋、三菱自動車岡崎、新日鐵住金東海REX、ジェイプロジェクトが勝利しましたが、日曜日から2日続けての雨天順延。
今日も午前中は雨の予報なので3日続けての雨天順延となりそうです。このまま雨で土日に準決勝、決勝になれば見に行ける可能性もあります。
ところで、日曜日に東海地区のドラフト候補がテレビで紹介されていましたが、私が予想した社会人投手の鈴木博志投手(ヤマハ)と嶽野雄貴投手(西濃運輸)以外に三菱自動車岡崎の山本大貴投手(三菱自動車岡崎)も入ると予想していました。
山本大貴投手は北星学園大附卒の4年目。昨年あたりから登板が多くなり今年、三菱自動車岡崎を都市対抗第1代表、日本選手権出場と躍進させたエースです。
私はスピードがMAX144キロなので、指名まではどうかと思っていましたが、左腕ということもありテレビでは指名されると予想されていました。
ドラフトも残り10日となってきました。果たして東海地区から何名指名されるか注目しています。
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■プロ志望届 2017.10.13
昨日、プロ野球志望届の提出が締め切られました。
今年は高校生106名、大学生104名の210名。昨年最高だった216名(高校生105名、大学生111名)に肉薄する数字です。
その中で投手は高校生が50名、大学生が48名と今年も約半数が投手の割合です。
高校生投手の中で東海地区としては、佐々木健(小笠)、玉木隼斗(オイスカ)、池戸昇太(美濃加茂)、浅見一心(菊華)、岡林飛翔(菰野)の5名で岡林投手が指名されるかどうかでしょう。
大学生投手の中で東海地区としては、與座海人(岐阜経済大)、平岡敬人(中部学院大)、西居建陽(中部学院大)、日下部啓太(日大国際関係学部)、舘山毅一(東海大海洋学部)の5名。指名される可能性は低いように思います。
また、東海地区としてはMAX152キロの東克樹(愛工大名電−立命館大)がドラフト1位候補、MAX147キロの石田マルク(東邦−龍谷大)も志望届を出しています。
社会人の東海地区はMAX157キロのドラフト1位候補の鈴木博志(ヤマハ)と嶽野雄貴(西濃運輸)あたりでしょうか。
野手では、2位あたりで藤岡裕大内野手(トヨタ自動車)、4位あたりで松本直樹捕手(西濃運輸)は指名されると思います。
それから、高校時代に応援していた三倉進(東邦−早大)も志望届を提出、はたして指名があるのでしょうか。
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■東海大会組み合わせ 2017.10.12
少し遅くなりましたが、高校野球秋季東海大会の組み合わせが以下のように決まりました。
愛産大三河は常葉大橘と対戦、勝った方が中京学院大中京と対戦。いなべ総合と岐阜各務野の勝者が静岡と対戦。常葉大菊川と松阪商の勝者が東邦と対戦。大垣西と中京大中京の勝者が三重と対戦します。
愛知で圧倒的な強さを見せた東邦ですが常葉大菊川と対戦になった場合、打線好調の常葉大菊川を抑えられるかがカギとなります。思えば5年前の秋季大会で優勝候補の東邦は常葉大菊川と2回戦で対戦しミスで負けた試合を思い出します。2回戦で対戦が実現すれば森田監督も雪辱したいところでしょう。
また、中京大中京は1回戦で勝利すると姉妹校の三重と対戦します。投手陣も良く三重も強そうなので中京大中京が2回戦まで果たして突破できるでしょうか。
それから、愛知大学野球秋季リーグ戦は中部大が名城大に敗れ中京大の優勝が決まりました。残るは2位争いで中部大と名城大の今週末の結果次第となりました。
王座決定戦に進むのは中部大か名城大か注目しています。
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■BFAアジア選手権優勝 2017.10.10
侍ジャパン社会人代表が出場したBFAアジア選手権は決勝で台湾に6対1で勝利し2大会ぶりの優勝を果たしました。
予選ラウンドを2試合コールドで勝利した日本はスーパーラウンドで最大の難敵の韓国と対戦、谷川昌希投手(九州三菱自動車)が先発、8回まで何とか無失点に抑え佐竹投手が最終回を3人で締め3対0で勝利。
勢いづいた日本は翌日も台湾に10対0の8回コールドで勝利。決勝は再び台湾と対戦、田嶋投手(JR東日本)が先発し渡邉啓太投手(NTT東日本)、平尾奎太投手(ホンダ鈴鹿)、谷川投手と繋いで6対1で勝利し優勝しました。
この試合、ビデオで見ましたがお互い無得点で中盤1アウト満塁のピンチにセンター前に抜ける強い当たりを藤岡選手のダイビングでダブルプレーにしたプレーはお見事でした。また、日本は全5試合で62得点2失点と圧倒的な力で日本の社会人野球のレベルの高さを見せつけたと思います。
投手ではベストナインと最優秀防御率を獲得した谷川昌希投手、野手ではベストナインと首位打者を獲得した北村祥選手(トヨタ自動車)が活躍しました。谷川投手は都市対抗でもトヨタ自動車を苦しめた九州三菱自動車の絶対的エース、北村選手は日本選手権での活躍も期待しています。
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■日本選手権組合わせ 2017.10.9
社会人野球日本選手権の組み合わせが決まりました。
まず、開幕戦は明治安田生命と全日本クラブ選手権で優勝した和歌山箕島球友会。
続いて、都市対抗優勝のNTT東日本は、昨年の日本選手権と今年の都市対抗で8強入りしたJR西日本と対戦、昨年優勝のヤマハはパナソニックと対戦します。
ブロック別にみると、AブロックはNTT東日本、ホンダ、王子が入りました。Bブロックはトヨタ自動車、東京ガス、東芝ら。CブロックはJX‐ENEOS、日本生命、大阪ガス、JR東日本らに三菱自動車岡崎が入りました。最も激戦ブロックになりそうです。Dブロックは日本新薬、日本通運、ヤマハ、パナソニック、日立製作所が入りました。
1回戦の好カードとしては、特定シードで11月4日の土曜日のに行われるJX‐ENEOS対日本生命。今年の成績は今一つですが、過去の優勝チームでもあり西と東の雄の対戦で注目です。
また、トヨタ自動車は特定シードを選択しなかったので土日には入らず、1回戦は11月6日月曜日に日本製紙石巻と対戦します。2回戦が水曜日、3回戦が金曜日と中1日と厳しい日程となります。
私も全試合に観戦を予定しています。是非、勝ち進んでもらいたいと思います。
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■プロ野球 2017.10.6
プロ野球も終盤になりましたが、今日はプロ野球ネタを2つ。
トヨタ自動車からドラフト3位で西武に入団した源田壮亮内野手が今季の56年ぶり4人目のフルイニング出場を果たしました。
源田選手は打率.2695、安打数155、盗塁37の好成績で西武の2位躍進の原動力となりました。正直、盗塁はともかく、ここまで打つとは思いませんでした。
ただ、守備が自慢の源田選手にとって失策21は本人としても不本意でしょう。今年慣れたので来年、守備では失策が減るでしょう。
もう一つ、高校時代のチームメイトで親友の日本ハムの白井一幸(内野守備走塁コーチ兼作戦担当)が退団することになりました。
入団してから選手として12年間、コーチとして12年間、ヤンキースへ留学していたフロント業務で3年間の計27年間、ファイターズに関わることができて誇りに思います。コーチとして3度のリーグ優勝、2度の日本一を成し遂げることができたことが、何よりの思い出です。とのコメント。
私も知りませんでしたが、昨年の日本一になった時に、やりきった感があり、一度は昨年で退団を申し入れていたとのこと。球団からの留意もあり今年も続けたたものの5位に低迷、後進に道を譲る形で退団となったようです。
気になる今後は、まだ決まっていないようですが、講演はバンバン入れているようです。本人のブログでも再びユニホームを着てグランドに立つことを目標に新たなスタートをきりますと書いてありました。
私も、まずはお疲れ様とメールを送っておきました。年齢的にも次が最後のチャンスだと思います。我々チームメイトの念願でもあるプロ野球の監督を目指してほしいと思います。
ところで、今朝の3時ですが今日休みを取って今から四国に帰ります。ここ3年、空き家になった実家の片付けや草むしりなどで度々帰っていますが今回で一区切りつき、私も再スタートとなりそうです。
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■東海地区ドラフト候補 2017.10.5
そろそろドラフトの話題も出てくる時期となりました。
ドラフトといえば小関順二さんの解説を毎年楽しみにしていますが、小関さんのホームページには今年のドラフト候補を順位別に予想しています。
この中で、東海地区の選手を紹介します。
1位候補:鈴木博志投手(ヤマハ)、2位候補:藤岡裕大遊撃手(トヨタ自動車)、4位候補:松本直樹捕手(西濃運輸)、5位候補:岡林飛翔投手(菰野)
私も全員見ましたが私の感想として、1位候補の鈴木投手は先発もやるようになって間違いないでしょう。藤岡選手は社会人内野手としてはbPの評価となっています。松本捕手は2塁送球1.85秒で打撃も少しムラがありますが打てます。岡林投手はスピードがありますが安定感と変化球が課題ですが、将来性と打撃もいいです。
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■第28回BFAアジア選手権 2017.10.4
社会人野球侍ジャパンの第28回BFAアジア選手権が月曜日から始まりました。
日本は月曜日に香港を30対0の大勝、昨日もパキスタンに13対1で2試合連続のコールド勝ちしました。
大会前の練習で田嶋投手が野手の送球を頭に受け先発を回避するハプニングがありましたが連勝し田嶋投手も大丈夫とのこと。
また、中国代表が台湾行きのチケットは取れたものの、帰りのチケットが中国のゴールデンウィークがあるため確保できないことなどを理由に出場を断念し日本はスーパーラウンド進出が決定しました。
ところで、プロ野球は終盤となり新聞でも戦力外通告の記事を目にするようになりました。
今日の中日スポーツにはドラフト1位で3年前に中日に入団した野村亮介投手が戦力外通告。ジェイプロジェクトからオリックスに入団した2年目の角屋龍太投手も色々あって結局、戦力外通告となりました。
球団をみるとヤクルトは現時点で11名、ロッテは京大初のプロ野球選手で話題となった田中英祐投手や健大高崎から入団3年目の脇本直人選手など10名に戦力外を通告しています。
一方、プロ志望届も増えてきて中京大中京の伊藤選手がプロ志望届を提出。不作と言われた今年の高校生ですが現時点で100名近くがプロ志望届を提出、昨年を上回る勢いです。
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■中京大がトップ 2017.10.3
愛知大学野球秋季リーグ戦は終盤に入り中京大が勝ち点を4に伸ばしトップに立ちました。
続いて勝ち点3が中部大で今週、中部大が名城大で勝ち点を奪えば最終週が中京大対中部大の優勝決定戦となります。
3位の名城大は優勝には厳しい状況となってきました。
一方、入れ替え戦に回るのは勝ち点のない愛院大か勝ち点1の東海学園大、愛大の2校。愛院大が東海学園大から勝ち点を挙げられれば勝率の差となりそうです。
また、岐阜県学生野球リーグは中部学院大が最終週を残しここまで全勝で優勝が決定しました。
その他、三重学生野球リーグは四日市大が首位、静岡学生野球リーグは東海大海洋学部が首位となっています。
秋季リーグ戦も間もなく終了、10月27日からパロマ瑞穂球場で愛知・北陸・東海地区 三連盟代表 大学野球王座決定戦が行われます。
それから、先週土曜日に伊勢・松阪大会のトヨタ自動車対NTT西日本の試合を観戦しました。
試合は初回にトヨタ自動車の先発、小出投手からNTT西日本が1、2番の連続ヒットでノーアウト1、3塁から3番打者の犠牲フライであっさりと先制。
その後、トヨタ自動車は2本のタイムリーで逆転、小出投手は2回以降をノーヒットで抑え2安打1失点完投勝利でした。
この大会は、新人や若手を多く起用しているトヨタ自動車ですが、勝ち越しタイムリーが新人の小河選手で結果を残し、投手も佐竹投手に次ぐ投手が課題の中、小出投手の2安打完投は明るい材料でした。
伊勢・松阪大会は予選リーグが今日終了、明日が準決勝、決勝となります。
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■東海大会出場校 2017.10.2
愛知県の高校野球秋季大会は東邦が愛産大三河に9対1で勝利し優勝しました。
1年生大会でも優勝している東邦ですが、実力的にも1枚上だったように思います。私も決勝戦は観戦しましたが、投手も将来性があり打撃力もあり東海大会でも優勝を狙えるのではないでしょうか。
また、愛産大三河が準優勝で頑張りました。享栄との対戦で最終回3点差逆転で勢いに乗ったのではないでしょうか。
3位は中京大中京となりました。中京大中京の3位といえば甲子園で優勝した年はセンバツにも出場しましたが、その秋季県大会は3位で東海大会優勝。力があれば東海大会でも勝ち抜くことは可能とは思いますがどうでしょうか。
続いて、三重県は三重が優勝、準優勝がいなべ総合、3位が松阪商。岐阜県は優勝が中京学院大中京、準優勝が大垣西、3位が岐阜各務野となりました。
尚、静岡県は常葉菊川と静岡が決勝進出で東海大会出場。静岡市立と常葉橘で3位を争います。
東海大会は10月21日から始まります。岡崎市民球場と刈谷球場なので是非、見に行きたいと思います。
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■ドラフト1位候補 2017.9.28
ドラフトが1ヶ月後に迫ってきました。
今日の中日スポーツには主なドラフト1位候補の選手が掲載されていました。
投手でみると高校生では石川翔(青藍泰斗)、大学生では鍬原拓也(中大)、東克樹(立命大)、近藤弘樹(岡山商科大)、社会人では田嶋大樹(JR東日本)、鈴木博志(ヤマハ)、鈴木康平(日立製作所)。
鈴木博志投手が破格のMAX157キロで最速、一番低くても鈴木康平投手がMAX151キロ。面白いことに他の5名は152キロとなっています。
今年のドラフトは不作と言われますが、150キロ以上でないとドラフト1位候補にはなれない時代となってきました。
清宮選手や中村選手が注目される今年のドラフトではありますが、1位候補に挙げられた投手が指名されるか注目しています。
ところで、私は今日から用事があって休みを取って大阪に行きます。途中、今日から始まる社会人野球の伊勢・松阪大会を観戦します。今年は入場料が無料となっています。
この大会は、スカウトにとって最終チェックとなります。ヤマハの鈴木投手は侍ジャパンで不在ですが、何名かのドラフト候補もいます。私はトヨタ自動車の試合を見ますが4名侍ジャパンで不在の中、他の選手の頑張りに期待しています。
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■BFAアジア選手権 2017.9.27
第28回BFAアジア選手権に出場する侍ジャパン社会人代表メンバーは昨日から直前合宿でのオープン戦が始まりました。
昨日はロッテ2軍との対戦、試合は11対5で侍ジャパン社会人代表が勝利しました。
プロ注目の選手が集まる侍ジャパン社会人代表メンバーは多くのスカウトが集結する中、投手陣では今秋のドラフト1位候補が登板し、JR東日本の田嶋大樹投手が1回1失点で最速149キロをマーク。ヤマハの鈴木博志投手も152キロをマークし2回を3安打1失点に抑えました。
また、最多4名をメンバー入りしているトヨタ自動車からは3番で出場の藤岡裕大選手が2安打を放ちました。
オープン戦は残り2試合行い、大会は10月2日から台湾で行われます。個人的には佐竹投手がどの試合に登板するか注目しています。
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■日本選手権代表決定 2017.9.26
先週末、社会人野球日本選手権の東海地区予選の最後の切符がヤマハに決まり、本大会に出場する32代表が決まりました。
都市対抗優勝のNTT東日本を始め昨年優勝のヤマハなど注目が集まります。
日程はオリックスのクライマックスシリーズ進出の可能性がなくなり11月2日(木)の予定通りの日程で決定しました。例年より少し遅いスタートとなっています。
また、準決勝が11月11日(土)で決勝が11月12日(日)の15時と土日になったこと、決勝が15時になったことが今年の変更点でしょうか。
尚、組み合わせ抽選会は10月6日(金)、毎日新聞ビルのハートンホール(大阪市北区梅田)で行なわれます。
今年もトヨタ自動車の試合は全試合見に行く予定で、まずは組み合わせ抽選会に注目しています。
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■中京大が勝ち点3 2017.9.25
愛知大学野球秋季リーグ戦は優勝を占う中京大対名城大は1勝1敗のタイから中京大が勝利しました。
この大事な1戦で中京大は1年生の初祖晋太郎(中京大中京)が先発し146キロのストレートで5回1安打、6回から登板したエースの若林投手も無安打の完封リレー。
一方、名城大は土曜日に完封したエースの栗林投手が先発しましたが、8回に満塁から走者一掃の3点タイムリーを打たれるなど4失点でした。
これで、中京大は勝ち点を3とし同じく勝ち点を3に伸ばした中部大とトップ。両校は10月14日から始まる最終週で勝ち点を挙げた方が優勝する可能性が高くなってきました。
ところで、先週アメリカのミシガン州に出張し最終日にメジャーリーグの試合を観戦しました。
観戦したのはデトロイトタイガースの本拠地コメリカ・パーク。仕事が終わって1時間余りで7時過ぎに到着しました。
3塁側サードベース後方の席で前から4列目でした。日本と違いネットがなく見やすい位置でした。
アメリカン・リーグ中地区のデトロイトタイガースは下位に低迷して、この日も対戦した2位のツインズにリードされました。
また、球場はボールパークらしく楽しい雰囲気で、鳴り物はなく観客の声援も歓声やブーイングなどあり、天然芝でグラウンドまで近く寄っているスタンドなので空気が違うとはこういうことを言うのでしょうか。
私は試合終盤まで見て帰りましたが、夢にまで見たメジャーリーグ観戦が実現できて大変嬉しく思いました。
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■秋季大会 2017.9.25
愛知県の高校野球秋季大会はベスト4が出揃いました。
注目したAブロックは中京大中京が3試合を圧勝、Bブロックは接戦をものにした愛産大三河が勝ち抜き、Cブロックは順調に東邦が勝利し、Dブロックは投打に安定感がある桜丘が勝ち上がりました。
私は昨日、少年野球の練習の合間に熱田球場に行き、桜丘対愛知啓成の試合を途中から観戦しました。
うちの中等部OBで愛知啓成に行っている榊原選手はライトでスタメン出場、0対4となった5回途中から登板し4回余りを1失点でした。
この1週間、ピッチング練習がなく登板予定はなかったとのことですが、まずまずの投球でした。中学時代からコントロールが良くカーブでストライクが簡単に取れるセンスの良い投手でしたが一緒に見ていた野球雑誌ライターの尾関雄一朗さんからもベンチ裏の野球関係者も、この投手は良いとの評判だったようです。今秋は負けましたが春から頑張ってほしいと思います。
うちの中等部OBの投手としては享栄に行っている堀田投手が準々決勝で2番手で登板、9回途中まで投げて降板した後、3番手4番手が崩れて愛産大三河に4点を奪われてサヨナラ負けしました。堀田投手はなかなかいいピッチングだったようです。その享栄の次期監督が大藤さんになったことは出張していたアメリカでびっくりしたニュースでした。
一方、愛産大三河にはうちの中等部OBの投手として中濱投手が行っていてベンチ入りしていると思いますが、まだ登板はなく準決勝以降の登板に期待しています。
また、尾関さんも今秋は中京大中京と東邦が一歩抜けていて強いとのことでした。
続いて岐阜大会は準決勝が終了、大垣西と中京学院大中京が決勝進出で東海大会に出場決定、3位決定戦で岐阜各務野と市岐阜商が東海大会への出場権を争います。市岐阜商はなかなか強いようです。
三重大会も準決勝が終了、三重といなべ総合が決勝進出で東海大会に出場決定、3位決定戦で四日市工と松阪商が出場権を争います。三重県は尾関さんも三重が強いと言っています。投手は菰野の150キロ田中投手と三重の投手が良いとのことです。
尚、静岡大会はベスト8が出揃いました。
秋季大会は東北では優勝校が決まりつつあります。前橋育英や横浜が予選敗退のニュースもあります。私の母校も昨年のセンバツ準優勝の高松商に善戦しながらも0対2で敗退しました。秋季大会も県予選が終わろうとしていますね。
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■雨で順延 2017.9.17
日本選手権東海地区予選は雨で順延、愛知は高校野球秋季大会も大学野球秋季リーグも順延となりました。
台風の影響で西日本は雨となりましたが、東日本は試合が行われていて、東京では一次予選でこの夏、共に甲子園に出場した二松学舎大付と東海大菅生の好カードが1回戦で激突。結果は二松学舎大付が12対5で勝利しました。
東海大菅生は、この夏も主力った戸田がが8回14安打9失点と打ち込まれ、この夏甲子園のベスト4が敗退となりました。
また、早実は逆転勝ちで1次予選を突破、本大会進出となりました。
続いて神奈川は早くも準々決勝まで進んでいて桐光学園と東海大相模がコールド勝ちし準決勝に進んでいます。
話は変わりますが、私は今日から22日まで出張でアメリカに行ってきます。場所はミシガン州にあるTMNAというトヨタ自動車の研究開発拠点です。
デトロイトまでは1時間30分ぐらい、21日にはナイターでコメリカ・パークでデトロイトタイガースの試合を観戦する予定です。
今週はブログの書き込みはありません。帰ってきたら少し大リーグの試合の感想も書きたいと思います。
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■JR東海が予選敗退 2017.9.16
日本選手権東海地区予選の厳しい山の2回戦2試合と敗者復活1回戦が行われました。
1試合目、三菱重工名古屋対ホンダ鈴鹿は三菱重工名古屋が9対1の大差で勝利。三菱重工名古屋は小柳選手が2本のホームランなど3本のホームランが飛び出しホームランだけで7点を奪いました。また怪我で都市対抗では登板のなかった高卒2年目で来年のドラフト候補の勝野投手が先発し1失点と復活しています。
2試合目、東邦ガス対王子は8回コールド8対1で王子が勝利しました。この試合も神鳥選手、伊礼選手のホームランで効果的に得点が入りました。都市対抗ではさっぱりだったエース先発の近藤投手も良かったのではないでしょうか。
これで、厳しい右の山は三菱重工名古屋と王子で代表権を争い、ホンダ鈴鹿と東邦ガスは後がない敗者復活に回りました。
また、この日は敗者復活1回戦も行われ東海理化がJR東海に3対2で勝利。JR東海は都市対抗に続いて予選敗退となりました。以前の強さはどこに行ったでしょうか。
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■永和商事ウイングと三菱自動車岡崎が勝利 2017.9.15
日本選手権東海地区予選の左の山の2回戦2試合が行われました。
1試合目、ジェイプロジェクト対永和商事ウイングは4対2で永和商事ウイングで勝利。1対1の同点の7回裏に3ランホームランが飛び出した永和商事ウイングが勝利しましたが、主将でもある高橋康平投手(星稜−天理大)が1回戦に続き連続完投勝利でした。
2試合目、西濃運輸対三菱自動車岡崎は3対2で三菱自動車岡崎が勝利。三菱自動車岡崎は山本投手、神原投手、仲井投手、北畑投手のリレーで接戦に勝利しました。
これで、永和商事ウイングと三菱自動車岡崎で代表権を争うことになりました。
それから注目の関東地区は敗者復活無しの一発勝負で東芝がJFE東日本に延長10回サヨナラホームランで劇的な勝利、明治安田生命が鷺宮製作所に8回2対4のビハインドから4点を奪い逆転勝利し代表権を勝ち取りました。
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■ヤマハがピンチ 2017.9.14
雨で順延となった日本選手権東海地区予選の厳しい右の山の1回戦2試合。
1試合目、ホンダ鈴鹿は新日鐵住金東海REXに4対0で快勝。侍ジャパンに選ばれた新人、平尾投手が先発し7回無失点、金澤投手、國岡投手と繋いで完封リレーでした。
2試合目、東邦ガス対ヤマハは試合がもつれて同点から9回裏に同点に追いついたヤマハは2アウト満塁とサヨナラのチャンスを逃し、10回表に1点を勝ち越され東邦ガスが6対5で勝利。投手不足で先発に回ったドラフト1位候補の鈴木投手が初回に3失点などで5回を投げて7安打5失点と誤算でした。
これで、ヤマハは都市対抗を逃し日本選手権でも予選敗退のピンチとなりました。敗者復活に回ったヤマハですが、昨年の日本選手権の覇者でもあり予選敗退何としても予選突破したいところですが、4連勝しないと代表になれない崖っぷちに追いやられました。
その他の地区では、東北がJR東日本東北、北信越がフェデックス、近畿が日本生命、大阪ガス、パナソニック、新日鐵住金広畑、三菱重工神戸・高砂、四国がJR四国、九州が沖縄電力、JR九州に決まっています。
注目の関東は明日5チームが決定、そろそろ代表も決まりつつあります。
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■国体組み合わせ 2017.9.13
高校野球の国体の組み合わせが決まりました。
組み合わせを見ると、甲子園で優勝した花咲徳栄が1回戦でベスト8の仙台育英と対戦。勝てば、大阪桐蔭対済美の勝者と対戦します。
また、準優勝の広陵は天理と対戦します。東海大菅生は準々決勝で対戦した三本松と対戦します。
野球U18ワールドカップが終了したばかりですが、代表メンバーも加わり10月6日から国体が坊ちゃんスタジアムで行われます。
また、国体が終わった頃にはプロ志望届提出が出揃い10月12日が締切りとなります。
国体に出るプロ注目選手にとっては、まだまだ忙しい日々が続きますね。
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■日本選手権東海地区予選開始 2017.9.12
日本選手権東海地区予選が始まりました。
昨日、私は休みを取っていて午前中で用事が終わったので、昼から岡崎市民球場で東海理化対西濃運輸の試合を観戦しました。
東海理化はベテランの川脇投手が先発、西濃運輸は新人の堀田晃投手(松山商−大院大)が先発しました。
序盤、西濃運輸は川脇投手の術中にはまりチャンスがありませんでした。一方、東海理化は2回に小澤選手のライト線ツーベースヒットからチャンスをつかみレフト前ヒット、レフトオーバーのタイムリーヒットで2点を先制しました。
西濃運輸は4回裏に1アウト満塁からライト前ヒットで1点を返すも、6番ドラフト候補の松本直樹捕手(丸亀高−立教大)がセカンドダブルプレーに倒れ同点ならず。
その後、東海理化は6回に1アウトから川脇投手が連続死球を出し、投手交代で何と高卒1年目、立野和明投手(中部大第一)が登板。高校時代にも見た投手でしたが、ピンチにダブルプレーで凌ぎました。
しかし、立野投手は7回に四球とライト前ヒットなどで2アウト2、3塁のピンチからセンター前ヒットを打たれ逆転されました。ただ、立野投手は高校時代MAX142キロでしたが、この日は146キロのスピードが出て、3回1/3で2失点ながらなかなかのピッチングでした。2年後はプロ入りの可能性もあるのではないでしょうか。
逆転した西濃運輸は最終回に2年目の嶽野雄貴投手(日進高−名院大)が登板。152キロの速球派投手ですが、この日は変化球ばかりでした。
試合は、そのまま4対3で西濃運輸が勝利しました。守備も内野手のナイスプレーが多く引き締まった試合でした。
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■秋季大会 2017.9.11
愛知県高校野球の秋季大会が開幕しました。
注目した1回戦の愛産大三河と至学館は接戦で愛産大三河が勝利しました。後はほぼ順当勝ちでしょうか。
私は日曜日の午後、時間があったので享栄対星城の2回戦を観戦しました。
試合は享栄が9対2でコールド勝ち、享栄はなかなかの戦力のように感じました。
うちの中等部OBで私の教えた堀田投手は土曜日、2番手で登板。この日も8回あたりで登板の準備をしていましたがコールドになったので登板はありませんでしたが、準備している様子を見る限りスピードも出てきてコントロールもいいようです。前日の1回戦では2アウト満塁、2ボールの場面で登板し無失点など信頼もあるようです。是非、頑張ってほしいと思います。
今週は2、3回戦が行われ8強が決まります。Aブロックに注目です。
続いて静岡大会も開幕、中京院中京は多治見に苦戦しましたが8対7で勝利。2回戦では13対0で勝利した大垣日大と対戦します。
それから、愛知大学野球秋季リーグは中京大が東学大に連勝。昨日は3年生の大内公貴投手(栄徳)が2安打完封。中京大は2節を終わって負けなしの4連勝となりました。
また、愛院大と中部大は1勝1敗のタイとなりました。
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■秋季大会明日開幕 2017.9.8
愛知県高校野球の秋季大会が明日、開幕します。
土曜日1回戦、日曜日2回戦という組み合わせもあり、中京大中京は名市工芸に勝利すればシードの西尾東と対戦します。享栄も岡崎城西に勝利すればシードの星城と対戦。愛産大工も佐織工に勝利すれば豊川と対戦します。連日なので投手の起用もポイントになるでしょう。
また、1回戦で注目しているのは愛産大三河と至学館の対戦。愛産大三河は少年野球時代から知っている1年生の上田投手(岡崎JSクラブ出身)がエース、138キロ出るようで注目しています。
同様に、岐阜も明日から始まります。岐阜は連戦がないので、まずは1回戦でどこが勝利するでしょうか。
それから、三重は地区予選が終了、地区の1位校をみると、いなべ総合学園、菰野、鈴鹿、津商、三重、宇治山田商。
静岡も地区予選が終了、1位校は飛龍、静岡、常葉大菊川となっています。
いよいよ、秋季大会が始まりますね。
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■進化するバット 2017.9.7
この夏、大会記録となる68本のホームランが乱れ飛んだ甲子園ですが、全ホームランバットを映像を元に調べ上げたコラムがありました。
近年、高校生の7割8割がミズノのVコング02か、SSKのスカイビート31Kを使っていて今年は特にVコング02が圧倒的に多かったようです。
10年以上前に発売されたVコング02は、金属バットの最高傑作と言われる名バットで高校通算87本塁打をマークした大阪桐蔭の中田翔選手(日本ハム)が愛用したことで知られ、それをきっかけに大ベストセラーとなりました。
その牙城を崩したのが、2015年に発売されたスカイビート31Kなのだといいます。
Vコングは打感が柔らかくバットが歪む分その反発で飛距離も出ます。打者からすると芯の部分が広く捕らえているというか乗せてる感じがするようです。神戸製鋼で開発された金属バット専用のHS700とういう特別なジュラルミンを使っているようです。
私の高校時代も3年生の時にイソノのバットが柔らかく飛躍的にボールが飛ぶようになりました。2年後に池田が優勝した時も飛距離が出るバットで割れやすいという欠点があったバットでした。
今の選手によっては柔らかい素材はスピードボールに負けていると感じてしまう。その点、逆にスカイビート31Kは硬く歪みは弱いけど戻りが早いので飛ぶ。また、とても高い音がするので、バッターは気持ちがよく人気のようです。
ちなみに高校通算本塁打記録を更新した早実の清宮選手はローリングス社製、甲子園で新記録となる6本塁打を記録した広陵の中村選手はゼットのネオステイタスというバット。
清宮選手のバットは完全にスラッガータイプで非常に珍しく別格だと思われているのか同じバットを使いたいという問い合わせがないとのこと。中村選手は問い合わせが多く操作性重視のアベレージタイプのバット。このバットであれだけ長打が打てるというのはさすがのようです。
また、高校野球の金属バットは2001年秋から金属を薄くし反発力を高めるという細工が出来ないように900グラム以上に規制されました。
しかし、近年では肉厚でも反発力の高い金属が開発されトレーニング法の発達で900グラム以上のバットでも高校生は軽々と振ってしまいます。重心の位置を変えることで軽く感じるバットも登場したといいます。
スカイビート31Kはニアバランスといって重心をバットの手元に寄せ、ヘッドキャップに金属を使用したことで900グラムあるとは思えないほど振りやすく、ヘッドの効くバットに仕上げられたとのこと。
それから数年前までバットの長さは84センチが主流だったのですが、今は83センチを使う選手が急増。重くても振りやすいバットは年々進化しています。
今大会、ホームランが出過ぎてゲーム性を損なうということ以上に懸念されたのは守る側の安全性の問題。打球があまりにも強烈な為、内野手がボールを弾き内野安打としてしまうケースが度々見られました。いっそ木製バットにしてしまえばと締めくくっています。
バットの進化はまぎれもないことで投手がどのように対応していくかを期待します。
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■秋季大会 2017.9.6
愛知県高校野球秋季大会の組み合わせが決まりました。
組み合わせをみるとAブロック、Bブロックに強い高校が偏った感があります。
Aブロックには中京大中京、愛工大名電、豊川が入りました。豊川はいつも組み合わせが悪いです。
Bブロックは大府、愛産大三河、享栄、星城あたりの潰し合い。
Cブロックは東邦、Dブロックは愛知啓成が順当勝ちできるかだと思います。
各ブロックで勝ち上がらないと東海大会には出場出来ないので、まずはベスト4にどこが残るか注目です。
大会は今週土曜日から始まります。私も機会があれば見に行きたいと思います。
話は変わりますが、月曜日にNHKの鶴瓶の家族に乾杯で香川県の東かがわ市のぶっつけ本番旅が放映されました。
番組では三本松の甲子園出場の話題も出ていました。
また、先日私のいとこの息子が三本松の主将だったことを書きましたが、今回の放映でも私のいとこのトマト園が紹介され、いとこと子供、孫がテレビに出ていました。
いとことは、3年前に私の母が亡くなり母の出生の戸籍をもらいに東かがわ市の市役所に行った時に偶然何十年振りかに会いしました。その時に家で獲れたプチトマトをもらいました。
その香川県は秋季大会の組み合わせが決まりましたが、三本松は2回戦で香川高専高松と対戦、私の母校は2回戦でまたしても昨年センバツ準優勝の高松商と対戦します。
秋季大会もまもなく始まりますね。
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■中部大、名城大も勝ち点 2017.9.5
愛知大学野球秋季リーグ第1節は1勝1敗のタイから中部大と名城大が勝利し勝ち点を挙げました。
中部大は東学大と接戦となりましたが7回裏に3連打で2点を奪い6対4で勝利。
名城大は愛院大に東投手、栗林投手の万全のリレーで9対2で快勝しました。
これで、春の上位3校が順当に勝ち点を挙げました。
また、第1節の登板の投手では栗林投手(名城大)が10回自責点0防御率0、十河投手(愛院大)が12回自責点3防御率2.25、若林投手(中京大)が6回自責点2防御率3が好調。
一方、今井投手(中部大)、東郷投手(愛大)のエース級の失点の多さが気になります。
今週は中部大対愛院大、中京大対東学大となりますが、順当に中部大と中京大が勝ち点を奪えるか注目です。
それから、社会人野球の日本選手権は各地で始まりつつありますが、まず東北地区代表でJR東日本東北が決定、近畿地区では日本生命と大阪ガスが共に完封リレーで勝利し代表権を獲得しました。
東海地区は来週月曜日からスタートします。
既に始まった九州地区では九州三菱自動車と沖縄電力で第1代表決定戦、敗者復活にホンダ熊本とJR九州が回っています。九州地区の枠は2、JR九州が敗れると都市対抗に続いて敗退となります。
また、都市対抗第1代表で日本選手権で予選敗退の西部ガス監督に香田氏が就任することが決まりました。駒大苫小牧で田中投手らで連覇。鶴見大のコーチを経て西部ガスのコーチを務めて今回監督に就任。まだ46歳の働き盛り、強くしていけるのではないでしょうか。
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■愛知大学野球秋季リーグ開幕 2017.9.4
愛知大学野球秋季リーグが開幕しました。
開幕となる土曜日の午後から私も瑞穂に行き2試合を観戦しました。
まず、名城大対愛院大は途中からの観戦となりました。試合は接戦となりましたが、しぶとく愛院大が勝利。
トヨタ自動車のコーチを務めていた吉田氏がいたので一緒に見ていましたが、息子も名城大に進み早4年生で就職も決まったようです。この日は途中出場でした。
東邦出身で愛院大の4番の宝島選手は高校時代からよく見ていた選手ですが、某社会人に進むとのこと。
次の試合は、中京大対愛大でしたが、初回にヒットが続いた中京大が5点を先制、6回以降も得点を重ねた中京大が勝利。
その他、東学大対中部大は東学大が勝利しました。
続いて、昨日は中京大が勝利し勝ち点を挙げました。中京大はまたも打線が爆発して10得点。やはり中京大は強いと感じます。
名城大は全日本帰りの栗林投手が5回1安打ピッチングで雪辱、中部大も完封リレーで1勝1敗のタイに持ち越しました。
2日間の結果を見る限り中京大の戦力が1枚上でしょうか。ただ、他も大きな差はなく団子レースになりそうで、入れ替え戦に行くのもどこになるか分からないと思わせる2日間でした。
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■愛知大学野球明日開幕 2017.9.1
9月に入りました。高校野球、大学野球は秋季の大会が始まります。
愛知も愛知大学野球秋季リーグ戦が明日開幕、前にも書きましたが明日からの第1節は全校が登場します。
春の1〜3位が勝ち点を挙げられるか注目です。
続いて、愛知高校野球秋季大会は5日に抽選会、9日から開幕します。まずは対戦相手がどこになるでしょうか。
また、同じく9日から始まる岐阜県の高校野球秋季大会は組み合わせが決まりました。
準決勝までに県岐阜商、大垣日大、中京学院大中京が同じゾーンに入る組み合わせとなってしまいました。
帝京大可児も含めて、どこが勝ち上がるか注目しています。
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■監督豊作時代に突入 2017.8.31
今週から始まる愛知大学野球の秋季リーグで2部の名院大に中日で捕手としてプレーした金田進氏(57)が指揮を執ると記事がありました。
金田氏は7月1日付で硬式野球部監督に就任、2ヶ月で結果を出すのは難しいかもしれませんが、春は2部Bリーグで1位となっていて秋は1部昇格が期待されます。
また、全国高校野球選手権大会では東海大菅生の若林弘泰監督(元中日)、天理の中村良二監督(元阪神)という2人のプロ経験者がベスト4に進出しました。
他にも日本文理の大井道夫監督、大垣日大の阪口慶三監督、智辯和歌山の高嶋仁監督、明徳義塾の馬淵史郎監督のベテラン監督や11年連続出場の聖光学院の斎藤智也監督など経験豊富な指導者もいて監督豊作世代に突入。
更に初優勝を飾った花咲徳栄の岩井隆監督は47歳で大阪桐蔭の西谷浩一監督、東海大相模の門馬敬治監督と同学年で、山梨学院大附の吉田洸二監督、京都外大西の上羽功晃監督、成田の尾島信治監督、関西の江浦滋泰監督も同じ年でバリバリ働ける年ですね。
そういえば、先日訪問した三本松の日下広太監督は監督就任3年で甲子園ベスト8に。日下監督は順大に進み教員免許を取得しましたが、卒業後は捕手として独立リーグのBCリーグに進み、石川ミリオンスターズと新潟アルビレックスで計4年間プレー。まだ33歳の若さです。
監督によって選手が集まり強くなるのが高校野球と思いますが、元プロはコーチなども含めると30名以上となってきました。元プロが優秀な指導者とは限りませんが確実に高校野球の監督は未経験者が減り経験豊富な監督が増えつつありますね。
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■侍ジャパン 2017.8.30
10月に台湾で開催される第28回BEFアジア選手権に出場する野球日本代表の侍ジャパン社会人代表メンバー発表されました。
メンバーは28名で投手は以下の8名となりました。
11 渡邉啓太 NTT東日本
13 鈴木健矢 JX−ENEOS
14 平尾奎太 ホンダ鈴鹿
15 阿部良亮 日本通運
16 鈴木博志 ヤマハ
17 田嶋大樹 JR東日本
18 谷川昌希 九州三菱自動
19 佐竹功年 トヨタ自動車
ドラフト1位候補の田嶋大樹投手、鈴木博志投手の高卒3年目の若手や大卒1、2年目の投手、都市対抗でノーヒットノーランを達成した阿部良亮投手にベテランの佐竹投手となりました。
中堅がいなくて佐竹投手以外は25歳以下のフレッシュな顔ぶれとなりました。佐竹投手にとっては全員10歳以上の年の差、他の投手にとっても手本となるでしょう。東海地区からも3名選ばれています。
また、野手もトヨタ自動車からは細山田武史捕手、北村祥治内野手、藤岡裕大内野手と3名選ばれています。
大会は10月2日から中国、パキスタン、香港とまずはリーグ戦を行います。
それから、その時期に伊勢・松阪大会が行われますが組み合わせが昨日決まりました。
トヨタ自動車も参加、永和商事ウイング、NTT西日本、鷺宮製作所と同じグループとなりました。
チームにとっては日本選手権前で選手にとってもドラフト最終チェックの大切な時期となります。毎年、日帰りで見に行きますが、今年は泊りで9月29日の永和商事ウイング戦、30日のNTT西日本戦を観戦したいと思います。
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■平岡敬人投手 2017.8.29
昨日は休みを取っていて用事はなかったので、三重県の霞ヶ浦球場に行き中部学院大対四日市大の練習試合を2試合観戦しました。
1試合目はB戦ながら、中部学院大は調整登板でドラフト候補の平岡敬人投手が先発しました。
MAX152キロの平岡敬人投手は3年春のリーグ戦後から右肩痛で春は1試合登板のみで秋に照準を合わせています。この日、5回まではストレートは140キロ程度でしたが、6回からはギヤが入り常時142キロあたりが出てMAXは145キロでした。
秋の様子で志望届を出すのか、既に内定していると思われる某社会人に進むのか。現時点では社会人でしょうか。
それから、この日は2年生でキャッチャーをやっている小林祐哉選手を見るのが目的でした。小林選手は菰野出身で教え子の桐村投手のチームメイトで主将を務めていた選手です。
高校ではショートでしたが大学では捕手にチャレンジ。
前日の試合で5番スタメンだった為、この日は途中からの出場でしたが、8回裏タイムリースリーベースで1点差に迫った場面で、小林選手の初打席でしたがすかさず初球をセンター前にクリーンヒットで同点。延長まで行き最後は中部学院大が勝利しました。
小林選手は高校時代はプロに行った山田選手の後の5番打者で高校時代から本当に良く打った選手でした。大学に行っても複数安打をよく打っています。キャッチャーとしても上手くなっていて声も出て他の捕手よりも指示が出来ていてリードしています。そろそろAに呼ばれるのではないでしょうか。
ところで私は金曜日が富士へ日帰り出張で帰宅が10時、土曜日は朝4時に四国へ、日曜日は岡崎に帰ってきて中等部の練習で毎日400キロ近くの車移動、昨日は四日市で明日は東京日野市に日帰り出張、そろそろ旅の疲れが出そうです。
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■三本松 2017.8.28
なかなか決まらなかった愛知大学野球リーグ戦の日程がようやく確定しました。
日程は今週の土曜日からですが、第1節は春を制した中部大が一部に昇格した東学大と対戦、優勝を目指す名城大が愛院大と、同じく優勝候補の中京大が愛知大と対戦します。の3試合。
日程確定が遅れた理由は分かりませんが、理事長から諸事情により例年に比べましてお知らせが遅れましたことをお詫び申し上げますとのメッセージがありました。
第1節だけが3試合となっていて、何かの理由があったのでしょう。第1節で優勝を狙う春上位の中部大、名城大、中京大の3校が登場し確実に勝ち点1を挙げられるか注目です。
ところで、土日に四国に帰ってきました。お盆に帰れなかったので墓参り、空き家の片付け、しょうぬき、不動産屋と家の売却の話、親戚への挨拶などハードスケジュールでした。
親戚への挨拶ですが、母は8人兄弟で母以外は三本松高校のある大内町に住んでいます。
私も知らなかったのですが、挨拶した時に夏にベスト8に入った三本松の主将である渡邉裕貴捕手が私のいとこの息子だったと聞かされました。
渡邉捕手のおばあさんが私の母の妹ですが、そういえば三本松で野球をやっていると叔母さんから聞いたことがありましたが、いとこの息子となるとさすがに人数も多く、親戚で三本松で野球をやっていたのも5人ぐらいはいたと思うので誰が誰だか分かりませんでした。
ところで、少し帰りに三本松高校に寄りました。
校舎は新しくなったようで綺麗で、洒落た造りでした。
グラウンドでは鳴門高校との試合が行われていました。
近くにいたおじいさんの話では、今年の選手は甲子園に出たものの、三好大倫投手(JFE西日本)のいた2年前などのチームの方が強かったとのこと。
1、2年生は31名いて新チームも鳴門との1試合目に勝利、来週は聖光学院が来て練習試合をやるとか。
私の母校も寄ってみましたが1、2年生で21名。同じ東讃地区で我々の大川郡だった時代と立場は全く違ってきました。
今の東讃地区は三本松のある東かがわ市が引田町、白鳥町、大内町の3つの町、私のさぬき市が津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の5つの町に分かれましたが、特に東かがわ市は年300人減を続けていて過疎地域に指定され、40年前4万5千人だった人口も今では3万人と減ってきました。
三本松の活躍で東讃地区が活性化してくれればと思います。
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■大学秋季リーグ戦 2017.8.25
高校野球選手権も終わりました。
次は秋季の高校野球や大学野球に注目が集まりますが、明日からは早くも東海大学野球連盟の秋季リーグ戦が始まります。
まず、岐阜リーグと静岡リーグは明日26日からスタート、三重リーグは来週土曜日、愛知リーグもおそらく来週土曜日からではないでしょうか。
また、愛知・北陸・東海地区の大学野球王座決定戦は10月27日からパロマ瑞穂野球場で行われます。
4年生が少し抜け低学年が上がってくる秋季リーグ、2年生には知っている選手も多いので、そろそろ出場してほしいと思います。
続いて、高校野球秋季大会は愛知が現在2次リーグ中で9月9日から県大会がスタート。他もその前後から県大会が始まります。
また、東海大会の会場は愛知の岡崎市民球場と刈谷球場で10月28日から行われます。
社会人野球の日本選手権と重なる時期ですが球場が近いので時間が許す限り見に行きたいと思います。
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■甲子園14日目 2017.8.24
第99回全国高等学校野球選手権大会14日目、決勝。
花咲徳栄対広陵は14対4で花咲徳栄が勝利し初優勝。
試合は初回から得点しお互い打線好調同士で打撃戦模様となりましたが、5、6回で10点を奪った花咲徳栄が広陵を突き離し初栄冠に輝きました。
花咲徳栄の勝因は今日の試合のようにビッグイニングを作れる全試合9点以上を奪った強力打線と昨年夏も経験し右本格派ながらタイプの違う清水投手と綱脇投手のWエースが1試合平均3失点台に抑えました。
一方、広陵も伝統の強さを感じたチームで近年筋トレで体を大きくする学校が多い中、一世代前の体型の選手が多く注目された中村選手も重いバットの素振りで体幹を鍛えたとか。花咲徳栄もハンマーで鍛えたので、今後他校にも普及するのではないでしょうか。
ホームランを2本以上打った選手が13名も出てホームラン記録に沸いた大会も終了しました。投手は140キロを50名以上もいましたが打者がそれを超える力を持っていたことになります。来年はそれを超える投手が出てきてほしいと思います。
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■甲子園13日目 2017.8.23
第99回全国高等学校野球選手権大会13日目、準決勝。
1試合目、天理対広陵は12対9で広陵が勝利。広陵は中村選手の大会ホームラン記録を塗り替える5号、6号が飛び出しました。タイミングがピッタリ合っている感じが伝わります。中村選手は打点も大会記録の15打点を超える活躍。また、私は現トヨタ自動車の河合完治選手の持つ塁打数28に1塁打と迫っていて注目していましたが、この日だけで11塁打を追加、38塁打というとてつもない記録を生み出しました。一方、天理は最終回に5連打を浴びせ尚もノーアウト満塁で5点差、これは天理が逆転サヨナラするのではと思わせる流れとなりましたが、ここで投手がスイッチし押し出しはあったものの3つの三振を奪いゲームセット。投手交代がズバリと当てはまりました。
2試合目、花咲徳栄対東海大菅生は延長10回9対6で花咲徳栄が勝利。両チーム打撃好調で激しい打撃戦になるのではと思われた序盤から一転、5回からは落ち着いた戦いとなりました。最終回にショートに強い当たりの2本などで東海大菅生が同点に追いつきサヨナラのチャンスがありましたが、それを凌ぎ花咲徳栄が勝利しました。
これで決勝は広陵と花咲徳栄。広陵が優勝すれば4度目、花咲徳栄は初の栄冠で埼玉県としても初優勝となります。広陵は10年前の悪夢を払拭したいでしょう。
注目は花咲徳栄の本格派右腕2人が中村選手を抑えられるかということになるでしょう。投手も本格派右腕2人対技巧派左腕2人という対照的な対決なので楽しめます。
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■進路 2017.8.22
甲子園は昨日、休み。
ここまで敗れた高校生にとっては8月は大学のセレクションなどで進路を決める忙しい時期でもあります。実際、私も8月末にはトヨタ自動車入りが決定していました。
今年も東海地区の選手の進路状況をみると大学進学という選手が多い中、原悠莉投手(桜丘)の地元社会人や岡林飛翔投手(菰野)のプロ志望なども表明されています。
先日、知り合いの方から大矢圭一郎投手(豊明)、田村稜投手(豊野)の進学する大学も聞きました。
ところで大学のセレクションではアップ、キャッチボール、遠投、バッティング、シートバッティング、フィールディングなどが行われます。
そのプレーを見て判断しますが、近年ではそれだけではないようです。
基準は人間性、家庭環境、野球好きかという点にもあるようです。会話の中から決定する場合もあるようです。高校の監督とのコミュニケーションも重要でしょう。
現時点での実力よりも大学生として頑張れるかどうかも評価のポイントですね。
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■甲子園12日目 2017.8.21
第99回全国高等学校野球選手権大会12日目、準々決勝。
1試合目、三本松対東海大菅生は東海大菅生が9対1で勝利。初回に東海大菅生が3点を奪った時には10点以上の失点で三本松が負けると思いましたが、意外とリリーフした安芸良投手の速球とブレーキの利いたスライダーで9点に止めたという印象でしょうか。三本松は10安打を打ったのでもう少し得点が欲しかったですね。ただ、普通の公立校がよくここまで頑張りました。悔いはないでしょう。
2試合目、天理対明豊は13対9で天理が勝利。初回、天理は連続ホームランを含む14安打の猛攻で6点を奪い主導権を握り、6回にもホームランなどで5点を追加しダメ押し。しかし、明豊も最終回に満塁ホームランなどで6点を返し意地を見せました。それにしても最終回に色々なドラマが今大会はありますね。
3試合目、広陵対仙台育英は10対4で広陵が勝利。注目の中村捕手にホームランは出ませんでしたがヒット2本。ただ、この試合は広陵の下位打線がよく打ち勝利に貢献しました。
4試合目、盛岡大付対花咲徳栄は10対1で花咲徳栄が勝利。打撃好調の花咲徳栄は2回から5回まで毎回得点で主導権を握り綱脇慧投手がコースを突くピッチングで8回1失点の好投が光りました。
この日も勝利した高校は9得点以上でホームランも多く出た日、ついに大会記録の60本を超えました。得点も最多になるのでしょうか。
また、今日は1日空きますが、以前のように一人で投げ切る高校はなく投手の負担は減りました。
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■甲子園11日目 2017.8.20
第99回全国高等学校野球選手権大会11日目。この日も劇的な試合が多く熱戦が繰り広げられました。
1試合目、済美対盛岡大付は延長10回で盛岡大付が12対7で勝利。お互い5回に満塁ホームランが飛び出しましたが、それまでのピンチもあり投球数も増え始めた時で、そろそろ投手交代のタイミングと思ったあたりでした。継投の難しさを感じました。窮地を救い試合を決める盛岡大付の植田拓選手の終盤での2打席連続ホームランは見事でした。
2試合目、前橋育英対花咲徳栄は10対4で花咲徳栄が勝利。花咲徳栄は初回に4点を奪うなど4回までに7点を奪う攻撃で前橋育英を圧倒しました。東海大菅生に匹敵する打撃で中軸が特に強力ですね。
3試合目、聖光学院対広陵は6対4で広陵が勝利。広陵がしぶとく勝利した感じの試合でした。広陵の中村奨成選手は4本目のホームランですが終盤、特に最終回に試合を決める決定的なホームランを続けて打っていて、まさに千両役者のような活躍ぶりが際立ちます。
4試合目、大阪桐蔭対仙台育英は2対1で仙台育英が勝利。最終回にハプニングもありましたが、大阪桐蔭は今大会は打線が爆発せずに終わった印象でした。ホームランは3試合で初戦1回の1本。根尾選手はセンバツもそうでしたが、あれだけ力むとしっかり球を捕らえられないのではないでしょうか。これで連勝記録も春夏連覇も途切れましたが、2年生に逸材が多い大阪桐蔭なので来年も期待できるでしょう。
これでベスト8が出揃いました。3回戦では準々決勝を睨みエースを温存する戦略も多く、2番手以降の投手も豊富な高校が多くなってきました。
また、ホームランはこの日も9本飛び出し、ベルト付近だけでなく肩の高さあたりの高めの速球をスピードに負けずに打ち返したり、低目の変化球を上手く打ったりするのを目にします。また、バックスクリーンにもよく入り打者は間違いなくレベルアップしていますね。
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■甲子園10日目 2017.8.19
第99回全国高等学校野球選手権大会10日目。延長が2試合と熱戦が繰り広げられました。
1試合目、神戸国際大付対天理は延長11回で天理が2対1で勝利。お互い2回に1点を取りましたが、その後は無得点で延長へ、天理の碓井涼太投手の右打者へのインコース攻め、神戸国際大付の岡野佑大投手、花村凌投手のキレのいい球が印象的でした。神戸国際大付は8回と10回のチャンスを生かせなかったのが痛かったですね。
2試合目、三本松対二松学舎大付は5対2で三本松が勝利。三本松は先頭打者がヒットで出るケースが多く逆にチーム打率bPの二松学舎大付は11安打を放ちながらダブルプレーでチャンスを生かせない場面が多く三本松の流れの試合でした。三本松は公立としては唯一のベスト8進出。
3試合目、明豊対神村学園は延長12回明豊が9対8でサヨナラ勝ち。この試合は2度も高校野球の怖さを感じた試合でもありました。9回神村学園が3点差を追いつき延長に入り、最後は明豊が3点差をひっくり返しての逆転サヨナラ勝ち。甲子園の観客も大変盛り上がった試合でした。
4試合目、東海大菅生対青森山田は東海大菅生が9対1で勝利。東海大菅生は2回戦に続きビッグイニングを作り大勝。19安打の猛攻でどこからホームランが出てもおかしくない打線は49校の中ではbPではないでしょうか。投手も予選では背番号1だった戸田懐生投手が2年生注目の中沢樹希也選手にホームランを打たれたものの1失点完投。力を込めた球を投げ込んでいましたね。
ところで、三本松ですが正直ここまで勝てるとは思いませんでした。メンバーはほとんどが同じ地域の選手。中学も白鳥中と大川中の選手が中心のどこでもある普通の高校で成績はオール4ぐらいは必要な進学校です。また、今は東かがわ市となりましたが昔は私の母校の志度商と同じ大川郡の高校でした。実は私は志度商と三本松の両校からオファーがありましたが、ほとんどのエースや4番打者の主力は志度商に行って圧倒的に志度商が強かったことから志度商に進みました。
ただ、この地域は近年中学の野球が盛んになり小学校は6校しかありませんが少年野球は5チームあったり、5年前に東かがわシニアが誕生したり、白鳥中の野球部が強かったりして昨年、センバツ準優勝の高松商のレギュラーの植田捕手ら3名は白鳥中でした。三本松の日下監督が2015年に就任しする時に東かがわシニアの監督も三本松出身だったこともあり地元の三本松にエースの佐藤投手らも進んだのではないでしょうか。
来週、実家の片付けに四国に帰りますが空き家となっている実家には泊りにくくなっていて、三本松の親戚に挨拶に寄った後に泊まろうかと、たまたま2週間前に三本松高校のすぐ近くのホテルを予約しました。三本松の躍進に小さな町も盛り上がっているのではないでしょうか。
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■甲子園8日目、9日目 2017.8.18
第99回全国高等学校野球選手権大会8日目、9日目。
この2日間は少年野球の合宿の為、詳しくは見れていませんでしたが注目した試合の感想です。
まず、大阪桐蔭対智辯和歌山の試合。結果は、大阪桐蔭が2対1で勝利しましたが、制球力抜群の大阪桐蔭の徳山壮磨投手から12安打を打った智辯和歌山もさすがの印象でした。試合はがっぷり四つ、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
また、前橋育英対明徳義塾では前橋育英の皆川喬涼投手が本領発揮で149キロをマーク、完投寸前まで投げて4安打に抑えました。中学までは軟式で内野手で投手を始めたのは高校2年生春からといいます。その時は130キロ程度、そこからわずか1年で3キロの砂入りゴムボールを指で持つトレーニングの効果もあり149キロに達しました。まだまだ、伸びる可能性もあり、大学希望ということですが果たしてどうなるでしょうか。
もう1試合は、広陵対秀岳館。結果は広陵が6対1で勝利し3季連続ベスト4の秀岳館は2回戦敗退となり鍛治舎巧監督も最後となりました。平元銀次郎投手も1回戦より内容が良かったように思いました。
ところで、熱闘甲子園を見ていたら仙台育英の伝令で佐藤令央選手が走って行きました。2年前の準優勝投手のオリックス佐藤世那の弟ではないかと調べましたが、やはりそうでした。顔もそっくりですね。
甲子園もこれで2回戦が終了。今日、明日と3回戦が行われますが明日の4試合に強豪が集まっている感じがします。ここまでは東北、関東、近畿、四国が頑張っていますが、ベスト8にはどこが残るか注目です。
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■甲子園7日目 2017.8.15
第99回全国高等学校野球選手権大会7日目。
1試合目、京都成章対神村学園は神村学園が3対2でサヨナラ勝ち。2対1で9回2アウトから京都成章の茂木選手にホームランが出て球場は盛り上がりましたが、その裏神村学園がしぶとくサヨナラ勝ちを収めました。京都成章は8四死球をもらいましたが技巧派、青柳貴大にチャンジアップなど上手くかわされた試合でした。
2試合目、高岡商対東海大菅生は東海大菅生が11対1で勝利。中盤まで東海大菅生はエンドランなど作戦が上手くいかない感じでしたが徐々に強力打線が打ち始め9回に一気に7点を奪い試合を決めました。東海大菅生の松本健吾投手は前半、スプリットが高めに抜け全く決まらず苦しみましたが、徐々に決まり出し1失点完投でした。
3試合目、青森山田対彦根東は青森山田が6対2で勝利。中盤に青森山田がホームランなどで着実に得点し、投げては10安打を打たれましたが斉藤勇太投手が要所を抑えて完投勝ちしました。青森山田の7番、中沢樹希也選手の2打席連続ホームランも見事でした。
4試合目、済美対津田学園は済美が7対1で勝利。済美は亀岡京平選手が2本のホームランで今大会3本目、真っ直ぐ立ち運ぶようなスイングが独特です。津田学園は3安打に抑えられ打てませんでした。
これで、東海勢は全滅となってしまいました。
また、49校全てが登場しましたが、ここまでやはり打高投低ははっきりしていて1試合2本のホームランは5人もいてホームランが本当に良く出る今大会、26試合終わって37本のホームラン数で昨年の大会に早くも並びました。残り22試合で2006年の60本を超えるのか注目です。
一方、投手はドラフト上位投手と感じられる投手はいませんでした。140キロは出るものの高めに浮く投手が多いのもホームランが良く出る要因にもなっているでしょう。ただ、変化球はチェンジアップなどスピードの変化を上手く投げる投手が増えてきた印象です。
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■甲子園6日目 2017.8.14
第99回全国高等学校野球選手権大会6日目。
1試合目、大垣日大対天理は6対0で天理が勝利。天理は神野太樹選手の2打席連続ホームランが効果的でした。大垣日大は7安打しながらも2年生左腕の坂根佑真投手に完封負けでした。また、この試合は大垣日大の注目1年生、5番内藤選手が3安打と活躍しました。
2試合目、三本松対下関国際は9対4で三本松が勝利。三本松は12安打を放ち、佐藤圭悟投手はスピードは140キロそこそこながら変化球の精度も良く制球が安定していました。私の中学の後輩の4番、盛田選手も3安打と活躍しました。私の親戚も三本松出身が多く甲子園初勝利を喜んでいるでしょう。
3試合目、明桜対二松学舎大付は14対2で二松学舎大付が勝利。二松学舎大付は19安打で下位打線も活発に打ち切れ目のない打線が印象的でした。
4試合目、明豊対坂井は7対6で明豊が勝利。この試合は同じような点の取り合いでシーソーゲーム、8回の2ランで決着しましたが面白い試合でした。
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■甲子園5日目 2017.8.13
第99回全国高等学校野球選手権大会5日目。
1試合目、滝川西対仙台育英は15対3の大差で仙台育英が勝利。仙台育英は18安打の腰を落とした力強い打撃が印象的でした。
2試合目、日本文理対鳴門渦潮は日本文理が9対5で勝利。日本文理は序盤の攻撃が見事で7点を奪い、鳴門渦潮は3回から追い上げましたが、8回のノーアウト満塁でのダブルプレーが痛い試合でした。
3試合目、北海対神戸国際大付は接戦で5対4で神戸国際大付が勝利。負けたものの北海の阪口皓亮は148キロをマークし将来性を感じる投手でした。神戸国際大は2年生の谷口嘉紀選手の2打席連続ホームランで逆転勝ちしました。
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■甲子園4日目 2017.8.12
第99回全国高等学校野球選手権大会4日目。強豪ぞろいの対戦でした。
1試合目、広陵対中京大中京は10対6で広陵が勝利。中京大中京は6回1アウトランナー無しで2対0でリードの場面、ここまで無失点の磯村投手から香村投手へのスイッチが裏目に出て試合の流れが大きく変わりホームラン、連続ヒットでわずか10球で香村投手は交代。予選でよかった伊藤投手も打たれて大量失点、終盤追い上げたものの敗れました。リリーフした投手の球が高くストレートを痛打される場面が目立ちました。プロ注目の広陵、中村奨成捕手が2本のホームランを含む4安打に強肩を披露、高校bP捕手でしょう。
2試合目、横浜対秀岳館の優勝候補同士の対決は秀岳館が6対4で勝利。点差以上に秀岳館の良さが出た試合でした。強打横浜も3ランが飛び出したものの秀岳館の川端健斗投手、田浦文丸投手に4安打に抑えられての敗退でした。
3試合目、興南対智辯和歌山は智辯和歌山が9対6で大逆転勝ち。興南は3回に6点を奪うも1年生エースの宮城大弥投手が4、5回につかまり降板、リリースした投手も打たれ敗退しました。智辯和歌山は強かった時代の打撃を彷彿させる中盤以降でした。
4試合目、大阪桐蔭対米子松蔭は選抜優勝の大阪桐蔭が8対1で勝利。打撃は相変わらず強力ですが徳山壮磨投手もセンバツより安定感が増した印象でリリーフした2年生、柿木蓮投手も147キロをマークし春夏連覇も夢ではないのでしょう。
この4日目は、投手交代から流れが変わる試合が多く高校野球の難しさを知る1日でもありました。
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■甲子園3日目 2017.8.11
第99回全国高等学校野球選手権大会3日目。
1試合目、日本航空が木更津総合に9回に4点を奪い6対5で劇的な逆転勝ち。10三振に抑えられていた木更津総合の好投手、山下輝投手から粘っての逆転勝ちは高校野球の醍醐味を感じました。
2試合目、花咲徳栄対開星は9対0で花咲徳栄が勝利。花咲徳栄は綱脇慧投手と清水達也投手のリレーで完封勝ち。特にプロ注目の清水投手は最後に148キロのストレート、お尻の落とし込みがあると更にスピードは増すでしょう。打線も左打者が左投手を上手く打ちました。
3試合目、聖光学院対おかやま山陽は6対0で聖光学院が勝利。聖光学院の斎藤郁也投手は142キロながら12奪三振を奪いました。熱闘甲子園の古田氏も言っていましたが、チャンジアップを見事に扱います。握りも少し挟むので思い切って腕を振っても球が遅れるのでしょうか。高校生でこれほど上手くチャンジアップを投げる投手は初めて見ました。トヨタ自動車の佐竹投手を見るようでした。投手は見習ってほしいですね。
4試合目、早稲田佐賀対聖心ウルスラは5対2で聖心ウルスラが勝利。聖心ウルスラの2年生、戸郷翔征投手は11奪三振を奪い完投。この投手のスライダーはいいですね。
左投手が多く、好打者が多い今大会ですが、今日は清水達也投手、斎藤郁也投手、戸郷翔征投手と3人のそれぞれタイプの違う右投手が印象的でした。
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■甲子園2日目 2017.8.10
第99回全国高等学校野球選手権大会2日目。
1試合目、夏連覇のかかった作新学院でしたが、センバツベスト8の盛岡大付に1対4で敗れ初戦敗退となりました。盛岡大付の平松竜也投手に抑えられましたね。
2試合目、松商学園が21安打の猛攻で12対3で土浦日大に勝利、特に1〜5番打者で15安打と打ちまくりました。機動力も見事でした。
3試合目、前橋育英が12対5で山梨学院に勝利。安打数よりも両校合わせて19四死球で大味な試合になってしまいました。注目の前橋育英、皆川喬涼投手は先発で4回7奪三振で147キロをマークしましたが少し制球に課題を残しました。
4試合目、延長で明徳義塾が日大山形に6対3で勝利、お互い中盤からリリーフした明徳義塾の市川投手と日大山形の中西投手が延長11回まで無失点で頑張った試合でした。
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■第99回全国高等学校野球選手権大会開幕 2017.8.9
第99回全国高等学校野球選手権大会が開幕しました。
初日から劇的なサヨナラ勝ちが2試合と試合を左右するホームランも飛び出し熱戦が繰り広げられました。
その劇的なサヨナラ勝ちのあった津田学園は息子の練習試合が毎年行われていたこともあって4年前から何度か試合を見ていますが、毎年攻撃的な打撃が印象的です。
三重大会でもここ数年、甲子園まであと一歩というところまできて、今年は初めての夏の出場を決めました。
津田学園の佐川竜朗監督はPL学園高−明大−日本通運で外野手として活躍。引退後に教員免許を取る為に再び明大に通って教員免許を取得。その後、コーチを経て08年に津田学園高の監督に就任しました。
まだ、37歳という若さもあり選手と近い存在を感じていました。2年前には4番で少々荒っぽい出口匠選手が楽天に入団しましたが、選手を自由に生かすような指導のイメージでした。
また、グラウンドは2013年3月に新設。ちょうどその5月に私が初めてグラウンドに行きましたが、山の上にある立派なグラウンドで選手は自転車で通っています。グラウンドの鏡開きの時には同じくPL学園出身の藤原監督率いる佐久長聖と試合をしたと聞いています。おそらく年齢からみても藤原監督の教え子が佐川竜朗監督になるのではないでしょうか。
それから済美は相手のミスもありましたが10点を取って力強く感じました。上甲監督が亡くなり中矢太監督になって復活を印象付けました。
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■日本選手権東海予選 2017.8.8
先週ですが社会人野球の日本選手権東海予選の組み合わせが発表になりました。
東海地区は、既に日本選手権対象大会であるスポニチ大会で優勝しているトヨタ自動車を除く、12チームが3つの枠を争います。
組み合わせをみると右のゾーンに集まった感があり、右のゾーンは1回戦のホンダ鈴鹿対新日鐵住金東海REXの勝者と三菱重工名古屋、ヤマハ対東邦ガスの勝者が王子と対戦しそれぞれの勝者同士が代表決定戦に進出します。
昨年本大会で優勝したヤマハは東邦ガス、王子に勝ってホンダ鈴鹿、新日鐵住金東海REX、三菱重工名古屋の勝者に勝って、ようやく代表権を獲得します。もし負ければ敗者復活の10分の1のゾーンに回ります。
ヤマハは都市対抗で予選敗退し日本選手権に燃えていると思いますが、王子も同じ立場でありすんなりとはいかないような気がします。
また、関東地区は4つの枠ですが都市対抗大会優勝のNTT東日本、日本選手権対象大会優勝の東京ガス(静岡大会)、日立製作所(日立市長杯)、ホンダ(岡山大会)、新日鐵住金かずさマジック(長野大会)、日本通運(九州大会)と6チームが決定していて10チームが出場出来ます。
都市対抗でもベスト4は全て関東であり、関東の強さを感じる1年となりそうです。
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■全国高等学校野球選手権大会、明日開幕 2017.8.7
金曜日に行われた第99回全国高等学校野球選手権大会の組み合わせ抽選会で組み合わせが決まりました。
まず、開幕カードは滋賀の彦根東と長崎の波佐見の対戦、選手宣誓は滝川西の堀田将人主将が務めることとなりました。
続いて、史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は大会4日目の第4試合で鳥取の米子松蔭と対戦します。
また、この4日目は第1試合で広陵対中京大中京、第2試合で強打横浜対4度目の正直を目指す秀岳館は決勝で当たってもおかしくない今大会屈指の好カード、第3試合で1年生エースの興南対智辯和歌山と強豪校対決が続き大注目。
他には夏連覇を目指す作新学院が2日目の第1試合で盛岡大附と対戦します。
大会は今日開幕の予定でしたが台風の影響で明日に順延、初日が雨で順延は記憶にないですね。
ところで、秀岳館の鍛治舎巧監督が今夏限りで退任が発表されました。 予選準決勝前の体調を崩し突発性不整脈、軽度の脳梗塞と診断されていましたが、退任の理由を体調面ではないとのことですが、現在66歳ということもあり判断されたと思います。
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■今日、組み合わせ抽選会 2017.8.4
第99回全国高等学校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が今日行われます。
抽選会の模様はスカイAが16時から完全生中継で放映、私の知り合いの安藤嘉浩さんがゲストで出演します。
組み合わせや日程、選手宣誓を担う高校はどこか注目です。
甲子園練習も始まり、突発性不整脈で熊本大会の準決勝、決勝はベンチ入りしなかった秀岳館の鍛治舎監督も甲子園入りするなど、いよいよ本番ムードとなってきました。
ところで、この甲子園の練習ですが背番号をつけた試合用ユニホームで参加する決まりになっていますが、青森山田が新調したユニホームが手違いで間に合わなかった為、日程が変更になるハプニングも。
大会は7日の月曜日から始まりますが、ABCでは高校野球開幕直前SP 渡部・ザキヤマの高校野球研究部2〜99回大会の見どころ発表会〜などの直前スペシャルや熱闘甲子園も楽しみです。
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■代表校エース予選成績 2017.8.3
昨日の続きですが、夏の甲子園に出場するエースの成績です。
<奪三振率>
13.70 宮城 大弥(興南) 22.1回 34奪三振
11.94 青柳 真珠(松商学園) 31.2回 42奪三振
11.88 土合伸之輔(高岡商業) 25回 33奪三振
11.62 川端 健斗(秀岳館) 28.2回 37奪三振
11.02 北山 亘基(京都成章) 49回 60奪三振
10.95 戸郷 翔征(聖心ウルスラ学園) 37回 45奪三振
10.67 磯村 峻平(中京大中京) 14.1回 17奪三振
10.67 河野 成季(鳴門渦潮) 28.2回 34奪三振
10.52 山口 航輝(明桜) 25.2回 30奪三振
10.29 市川 睦(二松学舎大付) 35回 40奪三振
10.25 皆川 喬涼(前橋育英) 26.1回 30奪三振
10.07 山下 輝(木更津総合) 42回 47奪三振
<被安打率>
3.88 鈴木 愛斗(滝川西)
4.63 篠原 聖弥(作新学院)
4.64 石井 友樹(山梨学院)
4.71 河野 成季(鳴門渦潮)
4.71 平松 竜也(盛岡大附)
<与四死球率>
0.00 前田 秀紀(聖光学院)
0.68 松本 健吾(東海大菅生)
0.73 岡野 佑大(神戸国際大附)
0.96 稲垣 豪人(日本文理)
1.21 宮城 大弥(興南)
奪三振率は上位12名中7名が左投手で3名が1、2年生が入っています。1年生の宮城投手(興南)がトップで与四死球率でも5位は驚きです。
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■代表校出揃う 2017.8.2
全国高校野球選手権大会の代表校が出揃いました。
優勝候補は連覇を狙う大阪桐蔭や夏連覇の可能性もある作新学院、横浜、秀岳館あたりが注目されるでしょうか。
また、甲子園に出場する投手の球速ランキングは以下です。(ドラフト・レポートさん情報)
山下 輝(木更津総合) 149キロ 左
皆川 喬涼(前橋育英) 149キロ
清水 達也(花咲徳栄) 149キロ
山田 龍聖(高岡商) 148キロ 左 2年生
田浦 文丸(秀岳館) 148キロ 左
川端 健斗(秀岳館) 148キロ 左
鈴木 裕太(日文理理) 148キロ 2年生
根尾 昂(大阪桐蔭) 148キロ 2年生
臼井 春貴(盛岡大附) 147キロ
徳山 壮磨(大阪桐蔭) 147キロ
平元 銀次郎(広陵) 146キロ 左
山口 航輝(明桜) 146キロ 2年生
柿木 蓮(大阪桐蔭) 146キロ 2年生
香川 麗爾(大阪桐蔭) 146キロ
小松 章浩(岡山山陽) 146キロ
万波 中正(横浜) 145キロ
平松 竜也(盛岡大附) 145キロ
松本 健吾(東海大菅生) 145キロ
岡野 佑大(神戸国際大附) 145キロ
横川 凱(大阪桐蔭) 144キロ 2年生
吉沢 悠(前橋育英) 144キロ
青柳 真珠(松商学園) 144キロ
西村 勇輝(日本文理) 144キロ
佐渡 裕次郎(日本航空石川) 144キロ
佐藤 圭悟(三本松) 144キロ
及川 雅貴(横浜) 143キロ 左 1年生
長谷川 拓帆(仙台育英) 143キロ 左
丸山 和郁(前橋育英) 143キロ 左
市川 睦(二松学舎大付) 143キロ
磯村 峻平(中京大中京) 143キロ 左
戸郷 翔征(聖心ウルスラ学園) 143キロ 2年生
栗尾 勇摩(山梨学院) 143キロ
大江 海成(岡山山陽) 143キロ
宮城 大弥(興南) 142キロ 左 1年生
直江 大輔(松商学園) 142キロ 2年生
斎藤 郁也(聖光学院) 142キロ
小玉 佳吾(東海大菅生) 142キロ
北山 亘基(京都成章) 142キロ
伊藤 稜(中京大中京) 141キロ 左
市川 悠太(明徳義塾) 141キロ 2年生
根岸 崇裕(前橋育英) 141キロ
塩原 陸(横浜) 141キロ
稲垣 豪人(日本文理) 141キロ
三浦 瑞樹(盛岡大附) 140キロ 左
佐川 光明(仙台育英) 140キロ 左
吉松 塁(山梨学院) 140キロ 左
森田 直哉(早稲田佐賀) 140キロ 左
平田 龍輝(智辯和歌山) 140キロ 2年生
香村 篤史(中京大中京) 140キロ
水谷 翼(津田学園) 140キロ
センバツ同様に左投手が多い印象で、2年生や1年生にも好投手がいます。
また、今年は140キロ以上を投げる投手が50名もいます。ちなみに昨年は39名、一昨年が27名でした。
もう甲子園に出る投手の140キロ超えは当たり前になってきましたね。
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■愛知大学野球連盟選抜メンバー 2017.8.1
毎年、この時期に行われている愛知大学野球連盟選抜メンバーと社会人チームや中日ファームとの交流戦。
今年は8月8日に東海地区連盟社会人若手メンバー(岡崎市民球場)と8月9日に中日ドラゴンズファーム(ナゴヤ球場)と対戦します。
選抜メンバーに選ばれた投手は以下となっています。
今井重太朗(中部大3年生)
野村佳久(中部大2年生)
若林優斗(中京大4年生)
真田直輝(中京大3年生)
栗林良吏(名城大3年生)
後藤黛(愛院大3年生)
東郷将大(愛知大4年生)
今村勇刀(愛産大3年生)
野田朋希(名大4年生)
平日ですが機会があれば見に行きたいと思います。
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■中京大中京が優勝 2017.7.31
土曜日に行われた高校野球選手権大会の愛知大会は決勝で中京大中京が栄徳を9対1で下し2年振り28回目の甲子園出場を果たしました。
中京大中京は今大会心配されていた香村投手、磯村投手、伊藤投手ら投手陣が好調、6試合で失点はわずか7点で1試合平均1失点余りで立派な成績を残しました。
打つ方も決勝では沢井選手、諸橋選手、谷村選手に1イニング3本のホームランが飛び出すなど54得点で1試合平均9得点で打線も好調でした。
一方、栄徳はエース釜谷投手が肘痛をながらも、ほぼ一人で投げ抜き決勝では打たれたものの堂々としたピッチングでした。
優勝した中京大中京ですが思えば昨秋に9回ツーアウトランナー無し、後1人で甲子園出場という場面から3点を奪われ至学館に悪夢のサヨナラ負け。
その悔しさをバネにチーム力も上がっての甲子園出場だったと思います。
私も中京大中京は2人の選手のお父さんと知り合いということもあり、ひそかに応援していました。
1人は決勝でもホームランを放った谷村選手のお父さんの谷村和也さん。谷村さんはトヨタ自動車硬式野球部の現在ヘッドコーチ。グラウンドで何度か息子さんの話もしましたが、なかなかこれまで応援に行けなかったと思いますが、都市対抗敗戦後の4回戦以降は何試合か応援に行けたかと思います。
■谷村和也さん
もう一人は背番号12番ながら4回戦以外はマスクを被った鈴木捕手のお父さんの鈴木仁さん。鈴木さんは私の二男の上司で2年前まで課長さんだった方。鈴木さんが私のブログを見てくれていたことから今年の年初に食事をさせて頂きました。息子さんはインコースへの強気のリードで投手のいい面を引き出しました。打つ方も好調でしたね。
■鈴木仁さん
甲子園を決めた中京大中京ですが2年前に果たせなかったベスト8以上を目指して頑張ってもらいたいと思います。
また、西東京では早実が敗れ、大阪では大阪桐蔭が優勝、残すは宮城のみとなり、代表校も間もなく揃います。
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■大垣日大が甲子園へ 2017.7.27
高校野球選手権大会の岐阜大会は決勝で昨年と同じ大垣日大と中京学院大中京の対戦となりましたが大垣日大が6対3で雪辱を果たし3年振りの甲子園の切符をつかみました。
大垣日大は2年生エースの修行恵大投手(新城ボーイズ)をはじめレギュラーの中で6名が愛知出身、岡崎も2名、少年野球時代に知っている内藤選手も1年で5番で打ちこれまで2本のホームランを打つなど活躍。甲子園でも頑張ってもらいたいですね。
これで東海地区で残るは愛知となり今日は準決勝、順当なら東邦と中京大中京が残ると思われますが、今年は混戦でどこが決勝に行くか分かりません。
また、大阪大会では明日センバツ優勝の大阪桐蔭対準優勝の履正社の注目の準決勝が行われます。履正社が雪辱を果たすか注目です。
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■至学館が敗れる 2017.7.26
高校野球選手権大会の愛知大会は準々決勝の3試合が行われ至学館が豊橋中央に4対6で敗れ春夏連続出場の夢は消えました。
大会前には好調で本命と思われていた至学館でしたが豊橋中央の打線が強力のようで力負けだったようです。
また、中京大中京対愛工大名電の注目の試合も中京大中京が接戦から終盤の7回にホームランなどで一挙5点を奪い6対2で快勝しました。
それから三重大会は津田学園が三重に最終回にミスもありましたが4対3で逃げ切り夏初出場を決めました。
静岡も藤枝明誠が3時間の中断後も雨の中の試合で23対10というスコアで日大三島を下しこちらも初出場を決めました。
甲子園の出場も半分以上が決まり、甲子園の始球式も長島三奈さんに決まったとか、更に甲子園への道を見ているといよいよ甲子園が迫ってきたように思います。
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■NTT東日本が優勝 2017.7.25
社会人野球の都市対抗は決勝でNTT東日本が日本通運に10対4で勝利し36年振り2度目の優勝を果たしました。
この試合、序盤はやや日本通運ペースでしたがNTT東日本は5回に追いつき7回の下川選手の3ランで試合が決まりました。
NTT東日本は今大会を通じで打線が好調、1試合平均6点を奪い、私も2回戦のトヨタ自動車戦を観戦しましたが力強さを感じました。
尚、表彰選手は以下のようになりました。
橋戸賞:福田周平内野手(NTT東日本)
久慈賞:北川利生内野手(日本通運)
小野賞:阿部良亮投手(日本通運)
首位打者賞:福田周平内野手(NTT東日本)打率.550
打撃賞:喜納淳弥内野手(NTT東日本)
若獅子賞:堀 誠投手(NTT東日本)
若獅子賞:高橋 俊外野手(日本通運)
若獅子賞:小室湧未内野手(JR東日本)
また、今大会の球速ランキングは以下のようになりました。
鈴木 博志(新日鐵住金REX−ヤマハ)155キロ
齋藤友貴哉(ホンダ)152キロ
西村 天裕(NTT東日本)152キロ
永野 将司(ホンダ)150キロ
生田目 翼(日本通運))150キロ
鈴木 康平(日立製作所)149キロ
奥村 政稔(三菱日立パワーシステムズ)149キロ
齋藤 俊介(三菱日立パワーシステムズ−JX−ENEOS)149キロ
田中 太一(セガサミー)148キロ
小椋 健太(東邦ガス)148キロ
大下 佑馬(三菱重工神戸・高砂)148キロ
ドラフト1位候補の鈴木投手が最速の155キロ、ベテラン小椋投手が30歳を超えて2キロ増の148キロをマークしたのが驚きでした。
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■NTT東日本と日本通運で決勝 2017.7.24
社会人野球の都市対抗は準決勝でNTT東日本と日本通運が勝利し今日決勝を迎えることとなりました。
1試合目、NTT東日本は東芝と対戦、東芝は何度かチャンスを作りながらも得点できず、お互い0対0のまま9回に入り裏のNTT東日本がライト前ヒットでサヨナラ勝ちしました。
2試合目、日本通運は三菱日立パワーシステムズと対戦、初回3ランで先制した日本通運でしたが中盤に三菱日立パワーシステムズがしぶとく同点に追いつき、シーソーゲームとなりましたが終盤に日本通運が突き離し5対3で勝利しました。
これで決勝はNTT東日本と日本通運、お互い2回目の優勝を目指して対戦することになりました。
ところで高校野球は熊本では秀岳館が4季連続、長野では松商学園が9年ぶり36度目の甲子園を決めるなど14の都道府県で代表が決まりました。
私の出身でもある香川は三本松が24年振り3度目の甲子園を決めました。
三本松は私の父が勤めていた会社の社長が後援会長を務めた学校。
今年の4番打者の盛田選手は私の中学の後輩にもなります。是非、甲子園でも頑張ってもらいたいと思います。
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■菰野がいなべ総合に勝利 2017.7.23
昨日は午前中に四日市霞ケ浦球場に行き高校野球選手権大会の三重大会準々決勝の菰野対いなべ総合を観戦しました。
この試合、菰野の151キロ右腕の岡林飛翔投手、いなべ総合の144キロ右腕の渡辺啓五投手のチェックに阪神熊野スカウト、横浜DeNA大久保スカウト、西武安達スカウト、日ハム熊崎スカウトらも見守る中、開始されました。
菰野の岡林投手は前日先発したことから、2年生の田中法彦投手が先発。この投手も2回戦ではスピードの出にくいこの四日市霞ケ浦球場で147キロをマークしたばかり、既に日ハムあたりから注目される投手です。
■“田中3兄弟”菰野2年・法彦 自己新147キロ出た
田中投手は初回にレフトのもたつきもあり1アウト1、3塁からワイルドピッチで先制されます。しかし、その後は5回まで無失点。スピードは常時143キロが出てストレートの9割は140キロを超え、さすがに速く感じます。この日、MAXは自己新を更新して148キロ。
一方、いなべ総合は左腕、赤木投手が先発し2回に岡林選手に今大会3本目の2ランを浴びるなど3失点で降板。その後、サイドハンドの渡辺祐投手が上手く繋ぎましたが、7回に2点タイムリーを打たれ交代、加藤投手がリリーフした後に、8回裏の最後に注目の渡辺啓五投手が登板しましたが、噂には聞いていましたがスピードは138キロ程度に留まりダメ押しの1点を与えました。
菰野は6回からエースの左腕、村上健真投手が安定感抜群で完璧に締めて菰野が6対1で勝利しました。
この試合、菰野の戸田監督といなべ総合の尾崎監督の采配にも注目していましたが、今年は菰野が戦力的にも一枚上で力の差を感じた試合でした。
菰野はこれで準決勝進出。2年間夏に負けている津田学園との試合が注目されます。
菰野は投手育成で有名ですが今年もエースの村上健真投手、151キロ右腕岡林飛翔投手、148キロ田中法彦投手、1年生で141キロをマークした岡林投手の弟の岡林勇希投手と魅力ある投手が育ちます。愛知にもそんな高校が出てくることを期待したいと思います。
また、午後は少年野球のイチロー杯の3回戦を観戦しました。名古屋ドジャースさんに0対2で負けましたが、点差以上の力の差を感じました。6年生も残り半分、頑張ってもらいたいと思います。
それから、愛知大会は豊田工が桜丘を破りベスト8進出、その他はほぼ順当でしょうか。準々決勝では中京大中京対愛工大名電の試合が注目されます。
最後に、都市対抗はベスト4が決まり全てが関東勢となりました。今年の特徴がはっきりと表れていますね。
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■ホンダ鈴鹿、新日鐵住金東海REXも敗退 2017.7.22
社会人野球の都市対抗の7日目、東海地区のホンダ鈴鹿、新日鐵住金東海REXの2チームが登場しました。
まずは、8強入りを目指すホンダ鈴鹿は三菱日立パワーシステムズと対戦、大接戦を演じましたが1対0で延長11回でサヨナラ負けしました。
この試合、予選同様に新人の平尾投手が力投し9回まで要所を抑え5安打無失点、延長に入り鹿沼投手が登板し11回にレフト前サヨナラタイムリーヒットを打たれました。
試合は全体的に三菱日立パワーシステムズペース、途中タイムリーヒットと思いきや3塁ベースを踏み忘れるハプニングもありましたが、先発した三菱日立パワーシステムズの2年目大野亨輔投手に翻弄され9回まで1安打に抑えられました。
この日、3試合目は準々決勝の1試合だけ行われ新日鐵住金東海REXがNTT東日本に最終回3点を返し1点差まで追い上げましたが6対5で敗退、ベスト4入りはなりませんでした。
投手が厳しい新日鐵住金東海REXは早目の継投でしたが、6回まで毎回1点を失いNTT東日本の強力打線を抑えられませんでした。
これで、東海地区で残るは西濃運輸のみとなりました。
また、昨日は1日少年野球の練習に行きました。
高校野球は愛知大会が4回戦の残る8試合が行われましたが、豊川が名古屋市工に初回6点リードも16安打を浴び7対11で大逆転負けを屈しました。
今日はベスト8を掛け8試合が行われます。ここまで愛知啓成以外はシード校が残っていてシード校が連戦とならない今日、順当にシード校が残れるか注目です。
私は午前中に四日市で三重大会の菰野対いなべ総合の注目の試合を見てきます。151キロ岡林飛翔投手(菰野)と144キロ渡辺啓五投手(いなべ総合)の投げ合いも注目です。
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■トヨタ自動車が2回戦敗退 2017.7.22
社会人野球の都市対抗の5日目、東海地区のトヨタ自動車、新日鐵住金東海REX、三菱重工名古屋の3チームが登場しました。
私は、1試合目のトヨタ自動車対NTT東日本の試合を観戦。
トヨタ自動車は2回に1アウト1、3塁から多木選手がエンドランで上手く転がし先制。
トヨタ自動車の先発は佐竹投手ではなく小出投手が先発、2回まで4安打を打たれながらも無失点に抑えましたが、3回にファーストゴロを人工芝とアンツーカーの間に入りバウンドが変わり樺澤選手がエラーなどから同点に追いつかれます。
その裏、北村選手のタイムリーツーベースで1点を勝ち越し、投手も小刻みに竹内投手、川尻投手と繋ぎ川尻投手が1点を奪われ同点に追いつかれ、7回からは佐竹投手がリリーフ。
試合は結局、8回に1点を返しましたが9回に藤田投手も1点を奪われ6対3で敗退、連覇の夢は消えました。
気になる佐竹投手はどうも大会前の三菱重工名古屋とのオープン戦で足を怪我したとの情報で短いイニングのみ投げられる状態だったとか。
1、2回戦共に佐竹投手が先発しないのはおかしいとは思っていましたが、怪我ではチームの勢いもなくミスも多い試合でした。
佐竹投手に足は大丈夫か聞きましたが、ゆっくり直しますとの返信がありました。秋までには直してもらい日本選手権には先発してもらいたいと思います。
2試合目は新日鐵住金東海REXが畠山投手、鈴木投手(ヤマハからの補強)の完封リレーで見事ホンダに勝利、ドラフト1位候補の鈴木投手は自己タイの155キロをマークしたようです。
3試合目の三菱重工名古屋が登場しましたがJR東日本の田嶋投手に4安打完封負け。ドラフト1位候補の田嶋投手はこれで2試合連続の完封勝利となりました。
また、昨日の6日目は東芝、日本通運、西濃運輸が勝利。
特に日本通運の阿部良亮投手はパナソニック相手にノーヒットノーランを達成。まだ24歳の3年目、プロ入りはあるのでしょうか。
それと、西濃運輸は8対2で東京ガスに快勝。1回戦同様、初回に4点のビッグイニングを作り先発の堀田投手は1回戦の反省を生かし無四球完投勝利でした。
これで、近畿は全滅、東海は2チームがベスト8入り、今日はホンダ鈴鹿がベスト8入りを目指します。
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■東邦ガスと西濃運輸が敗退 2017.7.20
社会人野球の都市対抗の4日目、東海地区の東邦ガスと西濃運輸の2チームが登場しました。
まず、東邦ガスは2点を先制したものの先発の水田投手が乱れ2回途中で交代しこの回5失点、蒔野投手、長岡投手、小椋投手と繋ぎましたが、どの投手も今一つで8安打8四球で8失点。
打つ方はセガサミーエースの横田投手から3回で3点を奪い5回には1点差まで追い上げ12安打を放つも7回の2ランホームランで突き放され8対4で敗退しました。
続く、西濃運輸は初回1アウト1、3塁から谷選手のセンター前ヒットで先制すると、ベテラン阪本選手がレフト線タイムリーで2点目、更に伊藤選手に3ランホームランが飛び出し5点を奪いました。
また、西濃運輸先発の堀田投手は序盤快調なピッチングでしたが5回につかまり2失点で六信投手に交代、六信投手もかなり緊張があった様子が伺え制球も乱れこの回、更に2点を返され、六信投手は6回にもワイルドピッチで1点を失い6対5まで追い上げられましたが、嶽野投手が何とか逃げ切り勝利しました。
これで1回戦が終了し、東海地区は初戦に5勝2敗、第1代表の三菱自動車岡崎と第2代表の東邦ガスが敗れ、波乱の予選とは違ってきました。しかし、近畿は日本新薬も初戦敗退で1勝4敗で残っているのはパナソニックのみと散々な結果となりました。
それから、今日からは2回戦、トヨタ自動車は最大の難関と思われる東京第1代表のNTT東日本と対戦します。NTT東日本といえば思えば5年前の同じく都市対抗の2回戦で対戦し、井納投手に抑えられ敗退。このピッチングで井納投手はドラフトで横浜DeNAに指名されました。投げる方も祖父江投手(中日)が大量失点で2回途中で交代した苦い経験があります。
今日は佐竹投手の先発でしょう。是非、雪辱を果たしてもらいたいと思います。私も今から東京ドームに出発します。
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■三菱重工名古屋が日立製作所に勝利 2017.7.19
社会人野球の都市対抗の3日目で三菱重工名古屋が昨年準優勝で今年の優勝候補の日立製作所に勝利しました。
三菱重工名古屋は初回ノーアウト満塁のチャンスからヤマハからの補強の佐藤二朗選手がレフト線に2点タイムリー、続くJR東海から補強の中田亮二選手がレフト前ヒットで3点目、更に小柳選手もレフト前ヒットで4点目。
また、先発はJR東海から補強の若林篤志投手が7回途中まで投げて3失点。吉田投手、西納投手で逃げ切り5対3で勝利しました。
三菱重工名古屋は初回のビッグチャンスを生かし補強選手が大活躍した試合でした。
また、東海地区の新日鐵住金東海REXもJR北海道硬式野球クラブに武石投手とヤマハから補強の九谷青孝投手で延長10回完封リレーで2対0で勝利しています。
これで東海地区は初戦に4勝1敗と頑張っています。一方、今年の日本選手権対象大会でも結果の出ていない近畿はやはり1勝3敗と苦しんでいます。
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■シード校7校が4回戦へ 2017.7.18
全国高等学校野球選手権大会の愛知大会は3回戦が終了。
シード校8校も登場し愛産大三河は愛知啓成に2対3で敗れたものの、他の7校は順調に勝ち上がりました。
シード校の初戦を見ると至学館が西春に苦戦し3対1と苦戦しましたが、多くがコールド勝ちなど大差で勝利しています。
また、シード校ではないものの愛工大名電が中部大春日丘に延長で2対0で苦みました。
次の4回戦では、豊川対ここまで無失点の名市工、栄徳対大府、至学館対中部第一、名古屋国際対渥美農業、愛知対刈谷などが注目されます。
また、うちの中等部OBとしては享栄の杉田選手が3回戦で満塁ホームランを放つなど活躍、他にも岩津、西尾東、愛知啓成と残っていて次の4回戦は観戦に行きたいと思います。
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■藤岡選手のサヨナラ満塁ホームランで勝利 2017.7.17
社会人野球の都市対抗が始まりました。
私は金曜日の昼から休みを取り東京ドームに行きました。
ドームに着いて間もなく開会式が始まりました。
開会式では昨年優勝のトヨタ自動車の主将である佐竹投手が選手宣誓。
開幕の試合は18時30分から始まり、先発はトヨタ自動車が川尻投手、九州三菱自動車はエースの谷川投手でした。
試合はトヨタ自動車が初回にノーアウト1、2塁のチャンスにバントで捕手が暴投を投げる間に藤岡選手がホームを突くもタッチアウト。
チャンスを逃したトヨタ自動車はその後、谷川投手に翻弄され何とか同点に追いついたものの9回を終わって1対1の同点で延長へ。
10回から登板した佐竹投手は12回から始まる延長サドンデスを連続三振で切り抜けると、その裏に藤岡選手の満塁ホームランで劇的なサヨナラ勝ち。
上の写真は一緒に見ていた写真家の叶悠眞さんが撮って下さいました。
この試合、ややトヨタ自動車が有利と思われていましたが、谷川投手に抑えられ初戦の苦しみもありながらの勝利でした。
その他、日曜日はドラフト1位候補でJR東日本の田嶋投手が1安打完封の完璧なピッチング。土曜日は東海地区の2試合があり三菱自動車岡崎は2対3でパナソニックに敗れましたが、ホンダ鈴鹿は3対2できらやか銀行に勝利しています。
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■都市対抗開幕 2017.7.14
いよいよ今日から社会人野球都市対抗が始まります。
昨日には優勝を100とした場合の出場チーム監督の自己採点が以下のように掲載されていました。
チーム名 総合力 投手力 打力
トヨタ自動車<1> 90 90 90
JR北海道ク 70 70 70
日本製紙石巻 50 50 50
きらやか銀行 80 80 80
伏木海陸運送 65 70 60
新日鉄住金鹿島 80 90 70
日立製作所 88 88 88
日本通運<1> 90 90 90
ホンダ<2> 80 90 70
NTT東日本<1> 80 90 80
東京ガス 100 90 90
JR東日本<1> 80 80 80
セガサミー 70 50 50
三菱日立パワーシステムズ 80 80 80
東芝<7> 80 80 80
三菱自動車岡崎 88 90 95
東邦ガス 85 80 90
新日鉄住金東海REX 80 70 90
三菱重工名古屋 80 70 85
ホンダ鈴鹿<1> 70 50 80
西濃運輸<1> 80 80 80
日本生命<4> 90 80 80
NTT西日本<1> 80 85 70
日本新薬 80 90 60
パナソニック 80 80 70
三菱重工神戸・高砂 70 85 60
三菱重工広島<1> 75 75 75
JR西日本 80 80 80
JR四国 65 50 80
西部ガス 75 80 70
ホンダ熊本 80 85 75
九州三菱自動車 70 70 60
近年の「投高打低」の傾向を示すように、11チームが打力より投手力を高く評価。特に近畿は5チーム中4チーム、九州は全3チーム。一方で打力を上と見たのは東海勢5チームとJR四国の6チーム。アンケート結果に地域差が表れました。
はたして今年の都市対抗はどんな戦いになるのか注目です。
ところで私は、今日午後から休んで開幕戦のトヨタ自動車の応援に行ってきます。
今日勝てば2回戦、決勝に応援に行く予定です。昨年の感動を今年も味わいたいものです。
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■優勝チーム予想 2017.7.13
いよいよ明日から始まる社会人野球都市対抗ですが、昨日毎年行われている出場チームの監督が選ぶ優勝候補の掲載がありました。
最多票を集めたのは連覇を狙うトヨタ自動車の14票で全体の4割の支持を集めました。
トヨタ自動車は東京スポニチ大会で初優勝を果たし戦力の充実ぶりが高く評価されました。
続いて、前回準優勝でJABA日立市長杯を連覇した日立製作所が日本通運とともに8票を獲得。
得票数の上位は以下となっています。
トヨタ自動車 14
日立製作所 8
日本通運 8
三菱日立パワーシステムズ 7
東京ガス 6
NTT東日本 3
この優勝候補選出ですが、昨年は日立製作所9票、日本新薬9票、日本生命8票、トヨタ自動車8票、日本通運7票、JR東日本5票、王子4票、東京ガス3票が上位。
この中で、決勝はトヨタ自動車と日立製作所となりました。果たして今年は得票数を多く獲得したチームが上位に行くのでしょうか。
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■山口翔投手が151キロをマーク 2017.7.12
全国高等学校野球選手権大会の熊本大会で熊本工の山口翔投手が自己最速の151キロをマークしました。
山口投手は春のセンバツで149キロを出し、この夏の1回戦の最終回に151キロを出しました。
これで高校3年生の150キロ超えは以下の8名となりました。
平良 海馬(八重山商工)154キロ
古屋敷 匠真(八戸工大一)152キロ
牧 丈一郎(啓新)152キロ
山口 翔(熊本工)151キロ
岡林 飛翔(菰野)151キロ
尾形 崇斗(学法石川)150キロ
金成 麗生(日大三)150キロ
森井 絃斗(板野)150キロ
148キロ以上も6名いて今年は打高投低と言われながらも、ここにきてプロ入りに近い投手も出てきたのではないでしょうか。
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■大船渡の1年生が147キロ 2017.7.11
全国高等学校野球選手権大会の県大会が全国で行われています。
茨城では史上最長5時間3分の試合があったり、長野では共に140キロ超えの双子の投手がいたりとかニュースや新聞で目にします。
そんな中、岩手では大船渡1年生の佐々木朗希投手が2回戦の8回2死から登板しストレート14球が全て140キロ超えで最速147キロをマークしました。
身長は186センチと恵まれていて中学時代は軟式野球部で将来性もあるとか。まだ体重が71キロと細身なのでこれから体重が増えてくると高校最速も期待できる素材ではないでしょうか。
ところで、土曜日に私の教え子でもあり常葉大浜松キャンパスに進学している橋本日向投手が、愛産大との試合で抑えで登板するとの情報で試合を観戦しました。
この試合は大味な試合でお互い点数を取り合う試合でしたが、橋本投手は8、9回を無失点に抑えました。まだ、2年生ながら新人戦でも中心で投げていて期待されています。これからも頑張ってほしいと思います。
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■豊野対愛知啓成 2017.7.10
全国高等学校野球選手権大会の愛知大会は2回戦も始まりました。
私は日曜日に豊野対愛知啓成の試合を観戦しました。
愛知啓成は春に土壇場まで東邦を苦しめた吉口投手が先発。豊野は注目の田村稜投手が先発。
吉口投手は初回に1、2番に連打され送られた後に4番の田村投手に2ストライクから上手くスクイズを決められ1塁送球も乱れ2失点。
しかし、その後はカーブが決まり試合を作りました。
一方、中日の中原スカウトも見つめる注目の田村稜投手は初回にこの日最速の137キロをマーク。序盤は平均134キロあたりでした。
田村投手は、中盤まで無失点。4回にこの日サードで3番に入ったうちの中等部OBの榊原選手(下写真)に左中間2ベースを打たれ、その後内野ゴロの間に1失点も終盤まで快調なピッチング。
しかし、終盤に味方のミスが重なり4安打に抑えながらも逆転され試合は4対3で愛知啓成が勝利しました。
また、榊原選手は2ベース2本を含む3安打と活躍、田村選手は4安打中3安打を榊原選手に打たれ榊原選手1人に打たれた試合でした。
また、土曜日には豊川と愛産大工の好カードがあり豊川の安田投手が初回に3点を失うものの3回までに追いつき終盤、ホームランも出て豊川が勝ち越し6対3で勝利しました。
注目投手では豊明の大矢投手が豊田球場で143キロをマークし勝利しています。
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■プロ初 2017.7.7
昨日、西武の新人平井克典投手がリリーフながらプロ初勝利を挙げました。
平井投手は愛産大からホンダ鈴鹿入りしましたが、大学時代は社会人からのオファーがなく、自ら売り込んだ投手です。
ホンダ鈴鹿では1年目から出番があり、2年目の昨年はエースで活躍してプロ入り、サイドハンドからのキレのあるストレートとスライダーが武器です。
同じくヤマハからプロ入りした池田駿投手が先に初勝利を挙げるかと思いましたがファーム行きとなりました。
また、今年の東海地区からプロ入りした選手はなかなか活躍していてトヨタ自動車から西武に入団した源田選手も昨日3号ホームランを打つなど頑張っています。
また、先日は中京大中京から広島に入り早7年目となる磯村捕手がプロ入り初ホームラン、お父さんにメールをしましたが喜んでいました。
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■高校野球記念大会 2017.7.6
高野連が昨日、来春の第90回記念大会の出場校を32校から36校とすることを決めました。
一般選考32校の地区別の内訳として北海道1、東北3、関東・東京6、東海3、北信越3、近畿6、中国・四国6、九州4となり、東北、東海、北信越、中国・四国がそれぞれ1枠増加となりました。
また、特別枠は21世紀枠3、神宮大会枠1。日程などは9月の運営委員会で決定されます。
これで、もし東海地区の優勝校が神宮大会で優勝したり、21世紀枠に選ばれたりすると東海の枠が4校に増えたりもします。
既に、来年の夏の甲子園の第100回記念大会は最多56校で千葉、埼玉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県の代表校が2校となことが決まっています。
来年は春も夏も記念大会となり盛り上がりそうです。
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■高校野球日程 2017.7.5
全国高等学校野球選手権大会の愛知大会は1回戦の約半分が終了。
雨で延期もありましたが今年は1週間早くスタートし過密日程を避ける努力をしています。
また、愛知大会の特徴なのが初日の開会式の9時半よりも早く9時に試合が開始されることです。これは全国唯一です。
今年の開会式では中京大中京の4番打者が熱中症になったり、2日目にはある高校のバスが高速道路で事故になったりと色々ありましたが、今年は順調に進むのではないでしょうか。
また、雨の影響があっても平日に予備日を設けていて夏休みに入る20日までは日程には問題なく進むでしょう。
それから、今まで試合が行われた高校としては名経大高蔵の岡野竜也投手も将来150キロ出せる素材だとか。今年は春以降に好投手の噂も出てきて楽しみな大会になりそうです。
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■連合チームが3回戦進出 2017.7.4
日本高校野球連盟が昨日、今年度の加盟校数、部員数調査の結果を発表しました。
硬式部員数は昨年度から6062人減って16万1573人で減少は3年連続。加盟校は3989校で昨年度から25校減少。1988年度以来、29年振りで4千校を割っています。
一方、新入生が進級して3年生になった時に部に残っている割合を示す継続率は、90.9%で14年連続で増加しました。
そんな中、北北海道大会では栗山・夕張・月形・奈井江商の4校連合チームが2勝し3回戦進出ちうニュースがありました。
4校連合というのは練習でも大変だと思いますが、4月から公式戦を合わせると32試合の実戦を重ね、試合で浮き彫りになった課題を各校が持ち帰り克服しまた集まるという繰り返しでチーム力を高めていったようです。
愛知大会でも瀬戸北と名古屋商が連合チームとなっていますが、少ない部員でも野球を続けることで高校時代の大切な思い出が出来るのではないでしょうか。
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■愛知大会開幕 2017.7.3
全国高等学校野球選手権大会の愛知大会が始まりました。
私は日曜日に阿久比球場で行われた大府対科技高豊田の試合を観戦しました。
試合は初回にうちの中等部のOBの柴田遊撃手がヒットを放ちその後、タイムリーが出て科技高豊田が先制。
しかし、地力に勝る大府が3回裏に連続タイムリーで3点を奪い、終盤にも追加点を奪った大府が7対2で勝利しました。
この試合で、大府のエース八木投手は左サイドハンドでスピードは130キロあたりで制球良く投げ込みます。科技高豊田のエースの鈴木投手も雑誌に載る注目投手で右オーバーハンド、スピードは130キロ前半あたりでした。
また、私は試合の途中で岡崎球場に行き違う試合を観戦しましたが、阿久比球場で2試合目に投げた岡崎工のエースでうちの中等部OBの伊庭投手が見事、岡崎城西を完封しました。
試合前には伊庭投手に頑張るように声を掛けましたが、次の試合はしっかり応援したいと思います。
他には、蒲郡東が愛知黎明に勝利、享栄は4対0で勝利し早矢士投手は6回無失点、うちの中等部OBの杉田選手もレフトでフル出場、頑張っています。
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■いよいよ明日開幕 2017.6.30
全国高等学校野球選手権大会の愛知大会がいよいよ明日、開幕します。
今日の中日新聞のメンバー表を見ると、うちの中等部もOBも多くベンチ入りし3年生はレギュラーを獲得している選手が沢山いました。
投手も岡崎工、愛知啓成でエースナンバーを獲得してくれて楽しみです。
少し天気が気になりますが、今年も出来る限り見に行きたいと思います。
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■壮行会 2017.6.29
昨日、豊田市で都市対抗野球に出場するトヨタ自動車硬式野球部の壮行会がありました。
私は出席しませんでしたが、後日に会社でも壮行会があるのではないでしょうか。
また、岡崎市でも先日に三菱自動車岡崎の壮行会が竜美丘会館で行われており2週間後に迫った都市対抗が楽しみになってきました。
また、毎日新聞のHPには「躍動の予感」というタイトルで32代表の横顔が紹介されています。
7月1日からは補強選手も合流し、いよいよ都市対抗も本番ムードになってきました。
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■三重大会組み合わせ 2017.6.28
全国高等学校野球選手権大会の三重大会の組み合わせが決まりました。
シードは近大高専、津商、菰野、津田学園の4校。
今日の中日スポーツでは150キロ超えの岡林投手、左腕の村上投手、2年生の田中投手のいる菰野が1歩リードと予想。
追うのはエース水谷投手のいる津田学園、投打のバランスがいい三重、連覇を狙ういなべ総合、春を制した近大高専など。
昨年秋に好投手が多い三重と紹介しましたが宇治山田商には187センチの宮原投手、今日の中日スポーツに大きく掲載されているいなべ総合の渡辺投手など好投手が揃っています。
好投手と言われた投手が春にはそれほど実力を発揮できていなかった印象ですが、夏に誰が活躍できるか注目です、尚、大会は14日からスタートします。
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■球速アップ 2017.6.27
私が時々見ているタイムリー・ウェブでこのところ相原雅也さんの「球速アップ講座」が連載されています。
この講座では1回目が腕のまわし方の極意、2回目が腰の落とし方の極意、3回目が回転軸の作り方の極意、4回目が球速アップのまとめとそれ以外の効果と続きます。
この講座の中で踏む出した足のところで回転軸を作るなど参考になりました。
間もなくアマチャア野球は夏の大会も迫っています。ビデオでも分かりやすく説明されているので少し参考にするといいと思います。
■球速アップ講座
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■高校野球組み合わせ 2017.6.26
土曜日に全国高等学校野球選手権大会の静岡大会と岐阜大会の組み合わせが決まりました。
静岡大会では静岡が岐阜大会では大垣日大が優勝候補筆頭とのこと。大会は来週土曜日の8日から始まります。
これで、東海地区も残すところ三重大会の組み合わせとなりました。三重大会は1週間遅れの14日から始まります。
ところで、全国高等学校野球選手権大会の見どころや注目選手が紹介されている雑誌が発売されています。
例えば、「高校野球マガジン Vol.8 第99回全国高校野球選手権愛知大会完全ガイド」、「ホームラン2017年7月号」、「野球太郎」など。
少し目を通しましたが、愛知県の注目投手では先週見た田村稜投手(豊野)、大矢圭一郎投手(豊明)の他に、釜谷竜哉投手(栄徳)、浅見一心投手(菊華)、原悠莉投手(桜丘)、高木飛翔投手(名古屋市工)、岡野竜也投手(名経大高蔵)らが私学四強以外の注目投手として紹介されています。
これらの愛知、三重、岐阜の情報を書いている中の一人に尾関雄一郎さんがいます。尾関さんとは昨年あたりから知り合いになり1週間前にも2時間程一緒に試合を見る機会があり、注目する投手も色々聞かせてもらいました。
今週末から始まる愛知大会もその投手達がどんな投球をするかも楽しみです。
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■大学野球新人戦 2017.6.23
先日の日曜日ですが愛知大学野球の新人戦が終了し中京大が10年振りの優勝を果たしました。
中京大は準決勝で愛工大と対戦し先発の初祖晋太郎投手(1年、中京大中京)が6回無失点、河野隼人投手(2年、新田)、安楽英斗投手(1年、近大高専)とつなぎ、 最後は三輪航平投手(2年、三重)が締めて相手打線を完封。
決勝では同朋大に浅野亨太投手(1年、大府)が先発、長谷川颯投手(2年、春日丘)、三輪投手の継投で5対4で勝利し優勝しました。
MVPは全4試合に抑えで登板した三輪投手が受賞しています。
また、静岡学生野球リーグの新人戦は日本大学国際関係学部が優勝。優勝した日本大学国際関係学部と対戦した常葉大浜松キャンパスで、私の教え子の橋本日向投手(2年)も5回から4イニング登板、頑張ってくれています。
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■高校日本代表メンバー 2017.6.22
昨日の高校野球ドットコムに9月1日に開催されるカナダ・サンダーベイで開催される「第28回 WBSC U−18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表チームの第1次候補選手30名を発表したとの記事がありました。
投手で選ばれているのは以下の11名。
丸山 和郁 (前橋育英)
金久保 優斗(東海大市原望洋)
櫻井 周斗(日大三)
久保田 蒼布(藤枝明誠)
竹田 祐(履正社)
徳山 壮磨(大阪桐蔭)
西垣 雅矢(報徳学園)
平元 銀次郎(広陵)
安田 大将(東海大福岡)
三浦 銀二(福岡大大濠)
川端 健斗(秀岳館)
右投手は完成度の高さ、左投手は多少制球力が荒くても、切れのあるストレートと変化球を投げる投手を選出していると分析。
また、選ばれなかった投手の中で右投手では安定感が求められる最速149キロ右腕の山口翔(熊本工)と150キロ右腕の牧丈一郎(啓新)は面白い投手としてリストアップしたい。また本格派右腕タイプとして潜在能力が非常に高い本田仁海(星槎国際湘南)は投球の完成度も高く先発型の投手として活躍できる素質は備わっている投手。そして投球の完成度という点では、三本松のエース佐藤圭悟も推していきたい。最速144キロのストレートと多彩な変化球を武器に先日、行われた招待試合で早稲田実業を完封勝利。
続いて左投手では145キロの山下輝(木更津総合)、東北大会で抜群の安定感を見せた長谷川拓帆(仙台育英)、金成麗生(日大三)の3人。他にも安田大将(東海大福岡)と久保田蒼布(藤枝明誠)は打ちにくさで勝負する右サイドハンドとのこと。
この中で早稲田実業を完封した三本松の佐藤圭悟投手は先週、平日ながら遠征し津田学園、愛工大名電と対戦。私の親友がバスの運転手をしていて連絡をくれ愛工大名電とは引き分けでした。
去年、一昨年の投手選出は8名でした。2年前の上野翔太郎投手のように一次候補に選出された11人以外の投手が選ばれる可能性もあります。夏の結果を元に最終的に誰が選出されるか注目です。
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■侍ジャパン社会人代表候補 2017.6.21
昨日、10月2日から始まる第28回BFAアジア選手権に出場する侍ジャパン社会人代表の候補選手51名が決定しました。
この中で投手は17名。
前回から続けて選出されているのは王子の近藤均投手。
今年のドラフト候補の中では、ヤマハの鈴木博志投手やNTT東日本の西村天裕投手らが選出されています。逆にJR東日本の田嶋投手は選ばれていません。
この中から最終的には8名程度に絞られます。
また、野手の中から東海地区で選出されているのは、細山田武史捕手(トヨタ自動車)、松本直樹捕手(西濃運輸)、伊礼翼内野手(王子)、前野幹博内野手(ヤマハ)、北村祥治内野手(トヨタ自動車)、藤岡裕内野手(トヨタ自動車)、矢幡勇人外野手(ヤマハ)、多木裕史外野手(トヨタ自動車)、谷恭兵外野手(西濃運輸)。
第1次選考合宿は、明日22〜25日まで開催。第2次選考合宿は8月4〜7日で行い、最終メンバー24名が決定します。東海地区のメンバーも何名残るでしょうか。
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■田村稜投手&大矢圭一郎投手 2017.6.20
あと2週間で始まる全国高等学校野球選手権愛知大会。
昨年もそうでしたが、今年も公立高校にいい投手がいます。
その中で、注目の好投手対決があるとの情報で日曜日に1時間程時間があったので試合を観戦しました。
試合は豊野対豊明。一見、こんな公立にいい投手がいるのかと思いきや、尾関雄一郎さんのアマチャア取材ノートに掲載されています。
まずは、豊野の田村稜投手(下写真)。しなやかな長身左腕との見出しで紹介されていますが、プロ球団スカウトから問い合わせの電話が入っているとのこと。
この投手は高岡中から豊野へ、実際見た感じでは体の柔らかさに加え細身ながら体の力もありそう。一番いい点はステップするまでの時間が長いこと。足を上げて前に出しますが着地が遅くしっかりと下半身を使って投げることが出来ています。グラブの使い方が良くなればスピードも更に上がるでしょう。
某大学への入学との噂もありますが、大学に入って体が出来てくれば更に良くなるでしょう。
もう一人は豊明の大矢圭一郎投手。
こちらは右オーバーハンド、身長は175センチぐらいでしょうか。この投手は腿を見るといかにもバネがあるタイプ。体幹が強そうで球が力強く低目にしっかりとテンポよく力強い球が投げられます。
ちょうど、私の知り合いの青い衝撃さんがいたので一緒に見ていたので写真は撮れませんでしたが、アマチャア野球取材ノートで確認して下さい。2人共に掲載されています。
■尾関雄一郎さんのアマチャア野球取材ノート
尚、全国高等学校野球選手権愛知大会で豊野は愛知啓成と7月9日に、豊明は松蔭と7月8日に対戦します。時間があれば観戦したいと思います。
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■組み合わせ 2017.6.19
週末に社会人野球の都市対抗と全国高等学校野球選手権愛知大会の組み合わせ抽選会がありました。
まず、金曜日に行われた社会人野球の都市対抗の組み合わせ、昨年覇者のトヨタ自動車は九州地区第3代表でJR九州に勝利した九州三菱自動車。
九州三菱自動車は右の谷川昌希投手かJR九州からの補強の井上翔夢投手、吉田奈緒貴投手あたりが登板でしょうか。
トヨタ自動車は1回戦に勝利すれば東京地区第1代表のNTT東日本か近畿地区第5代表の三菱重工神戸・高砂と対戦。連覇を達成するには2回戦が難関のように思います。
続いて、土曜日に行われた全国高等学校野球選手権愛知大会の組み合わせ抽選会。
注目したのは愛工大名電がどこのブロックに入るかでしたが、愛産大三河のGブロックに入りました。このGブロックは他に愛知啓成、名経大市邨、中部大春日丘も入り厳しいブロックとなりました。
また、1回戦屈指の好カードは豊川対愛産大工。豊川はここ数年いつも厳しい組み合わせですが、今年も1回戦が難関となりました。このブロックは東邦のBブロックです。
続いて優勝候補の至学館はFブロックで中部大第一、名古屋国際、渥美農業が入っています。中日スポーツで優勝候補と記事のあった中京大中京はCブロックとなりました。
今回の組み合わせをみると昨年ほどは一つのブロックに固まっていない感じもあります。尚、大会は7月1日から始まります。今年は1週間早くあと2週間に迫りましたね。
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■いよいよタイブレーク導入 2017.6.16
3日前ののニュースですが日本高野連が大阪市内で技術・振興委員会を開き、甲子園でのタイブレーク制導入を検討。来春センバツからの導入が濃厚となりました。
5月に47都道府県の高野連へタイブレーク制導入についてアンケートを実施。回答の結果は、賛成が38連盟。時期尚早が2連盟。回答無しが7連盟だったようです。
このアンケート結果を踏まえ高校、大学など監督経験者11人の技術・振興委員が議論、タイブレーク制の導入で意見が一致しましたた。竹中事務局長は「全員が導入するのがやむを得ないのではないかという意見だった」とのこと。今後、11月の日本高野連の理事会で最終決定されます。
今春のセンバツで2試合連続の延長十五回引き分け再試合でセンバツ後には日本高野連へ電話などで、タイブレーク制導入に賛同する意見が増加していたのも拍車をかけた要因ではないでしょうか。
このタイブレークについて、現場の中京大中京 高橋監督、東邦 森田監督、愛工大名電 倉野監督、明徳義塾 馬淵監督らもおおむね賛成の意見でした。
もう延長15回の死闘を見ることはなくなることになり高校野球ファンにとっては複雑な気持ちになるかもしれませんが、投手の負担は下げられることは、私もいいことだと思います。
ところで、全国高等学校野球選手権愛知大会の組み合わせ抽選会が土曜日に行われます。今年は189校が参加、大本命が見当たらない中、至学館が1歩リードと思いますが、まずは組み合わせに注目です。
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■都市対抗出場チーム決定 2017.6.14
社会人野球の都市対抗に出場する32チームが決定しました。
初出場は4年ぶりのゼロで、連続出場は22チームで最長は日本生命の15年連続で、出場回数も歴代最多を更新する59回目。
その中で、トヨタ自動車は2012、13年のJX−ENEOS以来、史上6チーム目の大会連覇を狙います。
一方、出場できなかった主なチームとしては、昨年のベスト8のJR九州、歴代最多11回の優勝を誇るJX−ENEOSの2年連続敗退、昨秋の日本選手権を制したヤマハなどです。
また、東海地区から出場する7チームは月曜日に名古屋で激励会に出席。トヨタ自動車を除く6チームは補強選手も決まり、いよいよ本番モードとなりました。
注目の組み合わせ抽選会は16日。まずは対戦相手がどのチームになるか注目です。
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■侍ジャパン大学日本代表メンバー 2017.6.13
全日本大学選手権が終了すると次は侍ジャパン大学日本代表メンバー選出です。
昨日、第41回 日米大学野球選手権大会(7月、米国)と第29回ユニバーシアード競技大会(8月、台湾)に参加する侍ジャパン大学日本代表メンバーが選出されました。
日本代表メンバーの中で投手は以下となります。
齊藤 大将(明治大 4年生 桐蔭学園 左)
阪本 大樹(関西大 4年生 履正社 右)
東 克樹(立命館大 4年生 愛工大名電 左)
青島 凌也(東海大 3年生 東海大相模 右)
伊藤 将司(国際武道大 横浜 左)
松本 航(日本体育大 3年生 明石商 右)
栗林 良吏(名城大 3年生 愛知黎明 右)
森下 暢仁(明治大 2年生 大分商 右)
津森 宥紀(東北福祉大 3年生 和歌山東 右)
この中で、9名中3名は愛知県出身です。
青島投手は中学時代、東投手は高校時代、栗林投手は大学時代に試合観戦した投手ですが、日本代表に選ばれるとは嬉しいものです。
また、この中で1人でもトヨタ自動車に入ってくれると更に嬉しく思います。
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■立教大が優勝 2017.6.12
全日本大学選手権で立教大が59年振りの優勝を果たしました。
立教大はリーグ戦でも絶対的エースが不在ながらも1、2年生投手が活躍し優勝。その勢いで全日本大学選手権も優勝しました。
個人的には県岐阜商出身の藤田凌司投手の登板も期待していましたが、2年生の時にケガがあり今春の登板もリーグ戦では1試合。副将となりながらも不本意な成績でした。
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■JR九州が予選敗退 2017.6.9
社会人野球都市対抗予選は終盤に突入。
これまで、日本選手権対象大会で上位に入ったSUBARUは第1代表決定戦から惜しくも2連敗で予選敗退も2年目のドラフト候補の高橋史典投手の頑張りで、今後に期待できる大会ではなかったでしょうか。
一方、日本選手権対象大会でも思うように勝てなかったJR九州が昨日ついに予選敗退。JR九州は7年連続出場でしたが連続出場も消えました。勝っても1点差ゲームで最後は九州三菱自動車に1対8の大差で敗退しました。少し立て直しが必要でしょうか。
ところで来月14日から始まる都市対抗本大会ですが、昨年トヨタ自動車が優勝し佐竹投手が橋戸賞を受賞しましたが、橋戸賞をポジション的にみるとこれまで73名が受賞し投手は49名の6割を超えます。
これまで橋戸賞を2度受賞したのは松井実内野手(日本生命)、杉浦正則投手(日本生命)、大城基志投手(JX−ENEOS)の3名。大城投手は現役ですが今年は予選敗退。逆にトヨタ自動車が連覇を果たし佐竹投手が活躍すると2度目の受賞の可能性があります。佐竹投手については西濃運輸が優勝した3年前にも橋戸賞に近い活躍でした。今年もどんなピッチングを見せてくれるか楽しみです。
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■第6代表に西濃運輸 2017.6.8
社会人野球都市対抗東海予選の最後の最後第6代表決定戦で西濃運輸が3対2で東海理化に勝利し代表権を獲得しました。
西濃運輸は4年連続で3年前の優勝に続き上位を目指したいと思いますが、絶対的なエースだった佐伯投手が抜けて山下投手と新人の堀田晃投手(松山商業−大阪学院大)の2人で先発を回すと思いますが持ちこたえられるかが課題でしょうか。
一方、負けた東海理化は6年連続で予選敗退となりましたが第6代表1回戦から4連勝で接戦に勝利、今までよりも期待できるようになったと思います。
投手は森口投手が怪我なのか登板がありませんでしたが、ベテランの川脇投手が踏ん張り新人の立野和明投手(中部第一)が頑張りました。
野手も高校時代を知っている選手が多く頑張ってほしいと思います。
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■第5代表にホンダ鈴鹿 2017.6.7
社会人野球都市対抗東海予選の第5代表決定戦でホンダ鈴鹿が西濃運輸に2対0で勝利し昨年に続き代表権を獲得しました。
第1代表決定戦から3連敗のホンダ鈴鹿はこの日新人の瀧中瞭太投手(龍谷大)が5回無失点で鹿沼投手に繋ぎ3安打の完封リレーで代表権を獲得しました。
ホンダ鈴鹿はもう1人の新人平尾投手が大会前半は好投したものの、ここにきて苦しい投球が続いていただけに何としても、この試合で勝ちたかったと思います。
ホンダ鈴鹿はここ2年の大補強が実り、出塁率の高い山足達也選手(大阪桐蔭−立命館大、2年目)、油の乗り切った大城戸選手の1、2番も充実していて、それ以降も3番松本桃太郎選手(北海−仙台大、1年目)、4番石井元選手(履正社−明大、2年目)、5番畔上翔選手(日大三−法政大、2年目)、6番中村毅選手(中京−亜細亜大、4年目)、7番庄司輔選手(修徳−國學院大、6年目)、8番柘植世那捕手(健大高崎、2年目)、9番眞野恵祐選手(神戸国際大付属−亜細亜大、3年目)と投手を含めるとスタメンに6名もの1、2年目が入ります。
昨日は、この1試合で今日は三菱重工名古屋に負けたホンダ鈴鹿が西濃運輸と第5代表決定戦。第1代表決定戦から決定戦3連敗で疲労困憊のホンダ鈴鹿が踏ん張れるか注目です。
若いチームですが勢いに乗るとドームでも勝ち上がれるのではないでしょうか。
それから、大学野球選手権では中部大が勝利、今井投手が頑張りました。
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■第4代表に三菱重工名古屋 2017.6.6
社会人野球都市対抗東海予選は昨日第4代表決定戦が行われ三菱重工名古屋がホンダ鈴鹿に8対1で勝利し5年連続で代表権を獲得しました。
三菱重工名古屋はエースの高卒2年目の勝野投手が右肘痛で離脱の中、大学時代に右肘痛に見舞われた萩原大起投手も復活し複数の投手で上手く回しました。
三菱重工名古屋はこのところ3年連続で最後のギリギリで第6代表でしたが、今年は第4代表を獲得しました。
私は土曜日のJR東海戦を観戦しましたが、9回勝ち越しの決勝ホームランを打った山田晃典選手が、この日も活躍しMVPを獲得しました。身体能力が高くプロ入りに近いと思われた山田選手ですが、もう9年目となるベテランですが頑張っていますね。
昨日は、この1試合で今日は三菱重工名古屋に負けたホンダ鈴鹿が西濃運輸と第5代表決定戦。第1代表決定戦から決定戦3連敗で疲労困憊のホンダ鈴鹿が踏ん張れるか注目です。
それから、全日本大学選手権がスタートしました。
ドラフト超隠し球の地方無名大学右腕、岡山商科大の近藤弘樹投手がベールを脱ぎ近大に4対2で完投勝利。昨日のMAXは150キロだったようです。
他にも九州産業大の先発、草場亮太投手も150キロをマーク。共にMAX152キロで今大会の最速投手です。大学野球選手権も楽しみです。
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■ヤマハが予選敗退 2017.6.5
社会人野球都市対抗東海予選の第6代表3回戦でヤマハが東海理化に3対4で敗れ予選敗退が決まりました。
ヤマハは半年前の昨年の日本選手権で優勝。池田駿投手が巨人入りしたものの今年の都市対抗でも王子と共に最有力と思っていただけに意外な結果となりました。
はやり、初戦の第1代表1回戦のホンダ鈴鹿戦に敗れた結果で苦しんだと思われます。それと打線がいいだけに課題の投手陣が相手打線を抑えきれませんでした。
日本選手権覇者が翌年の都市対抗予選敗退とは誰もが予想していなかったことだと思います。
また、第3代表は新日鐵住金東海REXが西濃運輸に8対7で勝利し代表決定。これまで、第1代表の三菱自動車岡崎、第2代表の東邦ガスといい昨年の予選敗退チームが代表を獲得していて異変が続いています。
それから、清宮選手が100号を打ちました。打たれた早矢仕投手は春に見た時には変化球に苦しんだ投球でしたが昨日は早実に1失点完投で変化球も冴えていたようです。最後は真ん中にスーと入った感じでしたが打たれて思い出になるのではないでしょうか。
至学館も川口投手と新美投手を交代しながら清宮選手を上手く抑えましたが、4番の野村選手に4安打3打点でした。一方、中京大中京は先発の香村投手は夏に向け厳しい感じですが、少し見る時間があってアメーバTVで見ましたが今まで3番手だった伊藤投手がなかなか良かったと思います。
ところで、私は金曜日に東京ドームで交流戦を観戦し指導面で何点か気付きもありました。その日は1泊しましたが、始発で帰り11時から5年生の試合を観戦、午後は6年生の練習、夕方はまだ都市対抗の試合をやっていたので三菱名古屋対JR東海の試合を観戦しました。
昨日も少年野球の練習とナイターで中等部の練習でした。少年野球も中等部も選手の成長を感じます。気候も良く野球には最高の季節ですね。
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■JX−ENEOSが予選敗退 2017.6.2
社会人野球都市対抗予選は各地区で熱い試合が続いています。
その中で、東京は昨日予選が終了し第1代表がNTT東日本、第2代表が東京ガス、第3代表がJR東日本、第4代表がセガサミーとなり、鷺宮製作所と明治安田生命が予選敗退となりました。
また、西関東も予選が終了し第1代表が三菱日立パワーシステムズ、第2代表が東芝となり、JX−ENEOSは2年連続で予選敗退となってしまいました。
2012年、2013年と都市対抗で連覇を果たし、最多優勝11回を誇るJX−ENEOSですが、それ以降は徐々に勢いがなくなってきました。
また、投手は昨年大補強し柏原史陽投手(桐光学園−同大)、内田聖人投手(早実−早大)、齋藤俊介投手(成田−立大)、西島隆成投手(札幌第一−筑波大)の4名の今年の大卒2年目ドラフト候補がいて、ベテラン大城投手もいますが上手くかみ合いませんでした。
JX−ENEOSは秋に向け出直してもらいたいと思います。
ところで話は変わりますが、私は今日休みで東京ドームで巨人対オリックス戦を見てきます。
前から先輩に誘われていて一度行ってみることにしました。今日は新幹線でのんびりと行ってきたいと思います。
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■学生野球資格回復研修特例 2017.6.1
昨日、学生野球資格回復研修特例で元プロ選手の8名が受講しました。
学生野球資格回復研修とは学生野球を指導する際に必要となる「学生野球資格」を取得するための研修会ですが、今回の特例とは野球殿堂入りした元プロ選手を対象にしたものです。
通常、学生野球資格回復研修はNPBプロ研修会と学生野球研修会の2つの研修会を修了し、公益財団法人日本学生野球協会の審査を経ることで可能になりますが、野球殿堂入りした元プロ選手はNPBプロ研修会のみ受講し合格すれば学生野球資格を取得することが出来ます。
NPBプロ研修会の講義はプロアマの歴史や新人獲得ルール、高校生の体の特性とケガ予防、指導者の役割などです。
今回受講した8名は、中西太氏、平松政次氏、山田久志氏、村田兆治氏、東尾修氏、北別府学氏、古田敦也氏、佐々木主浩氏。
古田氏は、「技術を含めて次の世代に伝えたい。若い人たちの成長、刺激になればと思っている。高校野球の監督にもあいさつはしたいし、話をしてみたい」とコメント。
中西氏は、「四国に帰ることもある。お遍路だよ。高校に行きたくても行けなかったから。野球への恩返しがしたい」とのこと。
今回の8名は、最短で6月20日に学生野球資格が取得出来るようです。
ちょうど1ヶ月前に、中村紀洋氏が浜松開誠館のコーチに就任したニュースがありましたが、今回の8名の今後の動向にも注目です。
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■三菱自動車岡崎が第1代表 2017.5.31
社会人野球の都市対抗東海地区予選は第1代表決定戦が行われ三菱自動車岡崎がホンダ鈴鹿に6対4で勝利し、見事に第1代表を勝ち取りました。
三菱自動車岡崎が第1代表を獲得するのは2001年以来、16年振りとか。昨年、会社の燃費データ不正問題で都市対抗予選を辞退し、エース宇田川投手引退で今大会も苦戦が予想されましたが、逆境を乗り越えての見事な第1代表獲得でした。
また、宇田川投手の穴を埋めたのはプロ注目の高卒3年目、山本大貴投手。
山本投手は4試合中3試合に先発、1回戦の永和商事ウイング戦に先発し1失点、2回戦の東海理化戦では先発し完封、第1代表決定戦では完投寸前2ホーマーで4失点でしたがMVPを獲得しました。
高卒3年目ながらエースとなった山本投手は北海道札幌市生まれで札幌市の北星学園大附に進学、高校時代に無名ながら143キロの速球で地元の日ハムにマークされた投手です。
身長182センチの左腕ですが、グラブの使い方が独特の投手です。私も今年の投手の注目は高卒3年目のヤマハの鈴木投手と山本投手だとスカウトの方に聞かされていました。東邦ガスの田中空良投手も高卒3年目で、今年はドラフト解禁となる高卒3年目の投手に注目です。
一方、敗れたホンダ鈴鹿は第2代表1回戦で三菱重工名古屋に勝利した東邦ガスと第2代表決定戦を行います。ホンダ鈴鹿は中尾投手、東邦ガスは田中投手先発でしょうか。
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■至学館が優勝 2017.5.30
高校野球春季東海地区大会の決勝で至学館が大垣日大を4対1で下し初優勝を果たしました。
至学館は県大会から1試合平均7点と打撃好調で得点力があり、失点も1試合平均2点で終始優位に試合を運びました。
本命不在と思われた愛知ですが、至学館の優勝で夏の本命も至学館となるのではないでしょうか。
至学館は今度の日曜日に早実との対戦もありますが、東海地区の優勝校としてどんな試合をするのか注目しています。
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■鈴木博志投手が150キロ台連発 2017.5.29
土日は野球の大事な試合が目白押しでした。
まずは、愛知大学野球リーグ戦は中部大が名城大に勝利し優勝。昨日も勝って完全優勝となりました。
同じく東海地区大学野球連盟は岐阜経済大が優勝。東海地区では両校が全日本大学野球選手権に出場します。全日本大学野球選手権は出場校も2連盟を残しほぼ決まりました。既に対戦校も決まり、中部大は近畿大工学部と対戦、岐阜経済大は2回戦からの出場となります。
ところで、昨夜知り合いの方から連絡があり、息子さんが京滋大学野球連盟で優勝した京都学園大に進んでいて4年生。外野手として全日本大学野球選手権に出場するので注目したいと思います。
その全日本大学野球選手権は来週6月5日から始まります。
続いて、高校野球春季東海地区大会は準決勝で大垣日大が東邦に8対5で勝利、昨秋の決勝戦の再現の至学館対静岡は思わぬ一方的な試合となり13対0で至学館が勝利し、今日決勝戦が行われます。
最後に、昨日の午後に少年野球の試合観戦後に少し時間があったので岡崎市民球場に行きヤマハと王子の試合を見ました。
試合は6回から見ましたが、ヤマハの打線が爆発して13安打で6点を奪い6対3で王子に勝利しました。
また、ヤマハの最後はプロ注目のでドラフト1位指名候補の鈴木博志投手が9回に登板、いきなり154キロのストレートで球場が騒然となりました。その後も全て150キロ超えのストレートを連発し、残っていたプロのスカウトも満足だったのではないでしょうか。
鈴木投手は無理のないフォームから150キロを投げます。柔らかさもあり軸足を高く上げ、球が低めに集まりやすいです。
一方、負けた昨年第1代表の王子は最後の第6代表に回り5連勝しないと代表になれない厳しい状況となりました。エースの近藤投手も調子が今一つのようです。
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■早実の愛知県の招待試合を生中継 2017.5.26
来週末に早実を招いて行われる愛知県の招待試合4試合が生中継されることが緊急決定されました。
生中継するのはAbemaTVが運営するインターネットテレビ局のSPORTS LIVEチャンネルで、3日の早実−中京大中京、早実−桜丘、4日に行われる早実−至学館、早実−享栄」の計4試合。
この2日間で清宮選手が高校通算100本塁打を達成するのか注目されます。
AbemaTVは4月27日の春季高校野球東京大会決勝、早実−日大三(神宮球場)をインターネット中継したところ総視聴数が100万を超え、昨年の開局以来の歴代1位を記録しました。
また、日曜日は小宮山悟氏が解説を行うなどAbemaTVは力が入っています。
果たして愛知で100号が生まれるか注目です。
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■個性の引き出しと故障管理による投手育成 2017.5.25
少し前ですが、高校野球ドットコムに静岡高校の「個性の引き出し」と「故障管理」による投手育成というコラムがありました。
静岡といえば、東海地区でも屈指の好投手を輩出している高校で、以前から興味があったので注目して読みました。
まず、静岡の投手では増井浩俊投手(日本ハム)、高木康成投手(元巨人)、川口盛外投手(元広島−現王子)や水野匡貴投手(明大4年生)、辻本宙夢投手(駒澤大3年生)、村木文哉投手(筑波大1年生)などいて、愛院大にも原崎匠人投手が在籍していました。
また、今年もプロ注目左腕の池谷蒼大投手が在籍し、水野投手以下の年代は現在の栗林俊輔監督が指導しています。
その栗林監督の投手育成法とは、「良い」投球フォーム=「自分の長所を活かす」で人工的な投球フォームなフォームにするのではなく、選手との対話の中で、本人が持っている長所、体の動き方をしっかりと理解をして発揮させる。選手それぞれで、動かしやすい体の使い方を生かすというものです。
ただ、故障のリスクのある場合は直すというだけで後はあまりフォームは直さないようです。しかし、投手陣はトレーナーと相談しながら投球フォームを作っていくようで、トレーニングの段階から故障しにくい体を高校時代に作っておくことを重視しているようです。
現エースの池谷投手も入学直後に腰を故障。症状は軽度だったが、栗林監督は高校2年まで登板をさせず、トレーニングで体を作ることを指示。実戦復帰した2年生からになっても、再発しないよう短いイニング限定で登板させるなど慎重に起用してきたようです。
長い目で見て投手を育てていますね。
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■ジェイプロジェクトが早くも敗退 2017.5.24
社会人野球の都市対抗東海地区予選でジェイプロジェクトが初戦の王子戦に続き、第3代表1回戦でも浜松ケイ・スポーツBCに0対2で敗れ予選敗退となりました。
ジェイプロジェクトは監督に大石大二郎氏を招き都市対抗出場を目指し、メンバーも大幅に入れ替えましたが間に合わなかったでしょうか。
投手も小森誠投手(中部大)や山下大介投手(中京大)など大学時代に知っている投手もいますが、全体的にまだ経験が必要な感じがします。
また、第1代表2回戦は東邦ガスが王子に4対3勝利、ホンダ鈴鹿が西濃運輸に4対2で勝利し東邦ガスとホンダ鈴鹿は代表獲得に1歩前進しました。
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■注目投手 2017.5.23
最近、高校野球で気になった投手がいます。
まず、東東京の東海大高輪台に2人の好投手がいるとのこと。東海大高輪台は東海大の付属高校としては唯一、甲子園に出場していない高校です。
共に右本格派でお互いMAX147キロをマークする宮路悠良投手(185cm、83s)と増子航海投手(187cm、86kg)と共に体にも恵まれている東東京では屈指のプロ注目投手で2人共にプロに行く可能性もあります。
続いて、私が会社に行く途中にある豊野の田村稜投手。今年の初めに尾関雄一郎さんのアマチャア取材ノートに、しなやかな長身左腕と掲載され、先日の土曜日にも蒼い衝撃さんからも尋ねられた投手です。
日曜日に中学の試合を見ていた時に、豊野に進んでいるうちの中等部OBに聞いたところ187センチまで身長が伸び、いい投手だと言っていました。私はまだ見たことがなく一度見てみたい投手です。既に衝撃さんからもある大学に行く予定だと聞かされています。まだ、スピードは130キロ台だと思いますが将来性があり化ける可能性のある投手のようです。
また、日曜日には八戸工大一の古屋敷投手が今年の高校3年生の投手としては3人目の150キロをマークしたとか。打高投低と言われている今年の高校野球ですが、ようやくプロに近い投手が増えてきたように思います。
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■愛産大が入れ替え戦に 2017.5.22
愛知大学野球リーグ戦は愛産大が中京大に連敗。一方対象だった愛知大は愛院大に勝利し、この時点で愛産大の勝率を愛知大が下回ることがなくなり愛産大が入れ替え戦に回ることになりました。
愛産大は優勝争いをするのではないかと思っていましたがエース今村投手がケガで出遅れた影響もあって上手く試合が運べない印象でした。
入れ替え戦は名院大と東海学園大の勝者と6月3日から行います。
愛知大学野球リーグ戦は残すは今週末から始まる最終週の優勝を決める中部大対名城大の対戦、1勝でもすれば中部大の優勝が決まります。
それから、社会人野球都市対抗東海予選の2日目の注目は新日鐵住金東海REX対JR東海でしたが新日鐵住金東海REXが2対1で勝利しました。
JR東海は昨年も代表を逃し、日本選手権は最後の枠で何とか代表になったものの本大会では1回戦敗退とこのところ元気がないように思います。
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■ホンダ鈴鹿が勝利 2017.5.21
いよいよ始まった社会人野球都市対抗東海地区予選。
私は初日、注目のヤマハ対ホンダ鈴鹿戦を観戦しました。
共に昨年のエース池田駿投手(ヤマハ−巨人)、平井克典投手(ホンダ鈴鹿−西武)が抜け誰が先発するか注目でした。
ヤマハは予想した伊藤投手ではなく先発は新人の近藤卓也投手(秋田商−青山学院大)が先発。近藤投手は187センチの長身でステップするまで独特のフォームで投げます。スピードは140キロ前半です。
しかし、初回に躓き先頭打者の山足選手に粘られ四球、すかさず盗塁、続く大城戸選手が1、2塁間にヒット、盗塁とかき回され畔上選手などに連続タイムリーを打たれ3失点。クイックが遅くストレートも高く入りました。
一方、ホンダ鈴鹿は10台以上の大型バスで大声援の中、こちらも新人の平尾奎太投手(大阪桐蔭−同大)が先発。
平尾投手は初回ヒットを打たれるも無難な立ち上がりで無失点。その後も左打者のアウトコースへの制球が良く、ヤマハ打線も引っ張りが多く対応しきれず、何度かピンチがありましたが、併殺に仕留め見事、完投でホンダ鈴鹿が勝利しました。
また、ヤマハは2番手も波多野陽介投手(日本文理−東北福祉大)が投げましたが、こちらはいきなりタイムリーを打たれましたが、その後はいいピッチングでストレート、変化球共に球がキレていました。
この試合、初回の攻防が明暗を分けた試合でしたが、先制してからも終始ホンダ鈴鹿のペースで試合が運びました。また、ホンダ鈴鹿の金子凌也選手は8番で出場、畔上選手と共に日大三時代に甲子園優勝を果たしましたが、ホンダ鈴鹿の選手のネームバリューは年々凄くなってきました。
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■波乱の予感 2017.5.19
社会人野球都市対抗二次予選のトップを切って始まった近畿地区で大阪ガスが大和高田クラブに1対4で負ける波乱がありました。
近畿地区の初日は会社チーム対クラブチームの組み合わせが4試合あり、順当にいけば会社チームが勝利すると思われていただけに予想外の敗戦でした。
ただ、私も近畿地区のこれまでの試合の結果で、もしかすると負ける会社チームがあるのではないかと思っていました。
昨年もパナソニックとニチダイが初日に負けるハプニングがあり、ニチダイも昨日は危ないのではないかと思われていましたが、さすがに力を発揮し勝利。
近畿地区は2年前に都市対抗で日本生命が優勝、大阪ガスが準優勝と勢いがありましたが、昨年は5代表の中で日本生命、大阪ガス、パナソニック、NTT西日本が1回戦敗退と低迷しています。
何か今年も波乱の予感がします。これで大阪ガスは第4代表1回戦に回りますが、どう巻き返すか注目です。
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■都市対抗予選 2017.5.18
社会人野球都市対抗二次予選のトップを切って近畿地区の予選が今日から始まります。
近畿は全12チームから5チームと比較的楽な地区。
順当にいけば日本生命、大阪ガス、パナソニック、NTT西日本、三菱重工神戸・高砂、新日鐵住金広畑、ニチダイの7チームに絞られ、この中から5チームになりそうです。
ここまで日本選手権対象大会の結果をみると日本新薬、NTT西日本が好調で逆に大阪ガス以外は決勝トーナメントまで出場していない不調なチームばかりで、どこまで調整して大会に臨めるでしょうか。
続いて、東海は土曜日から始まります。前にも書きましたが初日3試合目のヤマハ対ホンダ鈴鹿戦が注目です。
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■高校野球春季東海大会組み合わせ 2017.5.17
高校野球春季東海大会の組み合わせが決まりました。
愛知で優勝した至学館は校名を変更した中京学院大中京(中京)と対戦。準優勝の東邦は東海大静岡翔洋と対戦します。
他には大垣日大対津田学園、近大高専対静岡となっています。
1回戦で至学館と静岡が勝利すれば2回戦で至学館対静岡の対戦となり昨秋の東海大会の決勝の対戦となります。
注目投手となると、池谷蒼大投手(静岡)ということになるのでしょうか。
大会は5月26〜28日で四日市市営霞ケ浦球場、ダイムスタジアム伊勢(伊勢市倉田山公園野球場)で行われます。
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■中部大がマジック1 2017.5.16
愛知大学野球リーグ戦は昨日、中部大が愛知大に4対1で勝利し勝ち点を4に伸ばしました。
これで中部大は8勝1敗の勝率.888となりました。これで、中部大は来週末の最終週で名城大に連敗しても8勝3敗。
対象だった中京大は今日の名城大に勝利し今週末の愛産大に連勝しても9勝4敗で中部大を上回ることは出来ず、中京大の連覇はなくなりました。
また、対象は名城大に絞られましたが名城大も今日の中京大に勝利し勝ち点3。最終週の中部大に連勝してようやく8勝3敗で並ぶことになり1つも負けられない状況となりました。
もし今日、名城大が中京大に負けると中部大の優勝が決まります。中部大の優勝となると2008年以来2度目となります。
昨夜、この状況を初優勝の時の4番打者だった母校の後輩の江本君に連絡したところ現況は知らずビックリしていました。
中京大は今井投手と野村投手の両左腕投手が万全の状態で絶好調。優勝マジックは1となり自ら優勝を勝ち取るところまで来ました。
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■栗林投手がノーヒットノーラン達成 2017.5.15
優勝争いを行う愛知大学野球リーグ戦で名城大の栗林投手が中京大を相手にノーヒットノーランを達成しました。
栗林投手は調子良すぎて怖いというぐらいで三振9個で走者は四球の1人だけの完璧なピッチングだったようです。
ただ、ここまでの栗林投手のピッチングは本調子ではなく5日前にコーチに就任した山内壮馬コーチに相談しリリースの瞬間だけ力を入れろとのアドバイスが効き上体が開くことがなくなく低目の球が伸びるようになっての快挙だったようです。
また、愛知大学野球リーグでのノーヒットノーランは史上12人目で2002年の鈴木義弘投手以来です。
まだ3年生の栗林投手はトヨタ自動車への進路希望もあるとのことも聞いています。即プロ入りも十分考えられる栗林投手の進路も気になります。
それから、単独トップの中部大は愛知大に勝利し今日勝てば勝ち点4になります。久々に巡ってきた優勝争いですが2度目の栄冠を獲得できるか注目しています。
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■九州大会&東北大会 2017.5.11
残り少なくなってきた社会人野球の日本選手権対象大会。
まず、九州大会は雨で1日順延となりましたが、今日は予選リーグ最終日でAグループはSUBARU、Bグループは日本通運か九州三菱自動車、Cグループは王子かJR九州、Dグループはヤマハか西部ガスが決勝進出します。
このいいところまで行っては優勝できない東海勢ですが、王子かヤマハに優勝してもらいたいと思います。
続いて、昨日から始まった日本選手権対象大会の最後の東北大会には東海勢から唯一トヨタ自動車が出場しています。昨日の第1戦はグループの中で最も強そうと思われる明治安田生命と対戦し、佐竹投手が完投で3対2で勝利しています。
既に東京スポニチ大会で優勝し日本選手権出場が決まっているトヨタ自動車ですが、この大会でも優勝を狙っているでしょう。頑張ってほしいと思います。
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■高校野球春季大会 2017.5.10
高校野球春季大会は半分以上が県大会が終了。
既にナイターで話題となった東京は18対17というスコアで早稲田実が日大三に勝利し優勝。
同様に神奈川も14対13というスコアで東海大相模が横浜に勝利し優勝しています。
また、センバツ優勝と準優勝した大阪では大阪桐蔭が順当に決勝に進出していますが、履正社は5回戦で東海大仰星に8対9で敗退しています。
一方、地区大会が既に終了している地区があり、四国大会は8対7で明徳義塾が松山聖陵に勝利し優勝、明徳義塾は昨秋に続き2季連続優勝を果たしています。
また、九州大会は鹿児島県同士の対決となりましたが、神村学園が3対1で鹿児島実に勝利し優勝しています。
春季大会も終盤を迎え、そろそろ夏に向かっていますね。
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■愛知大学野球春季リーグ戦展望 2017.5.9
愛知大学野球春季リーグ戦は終盤に差し掛かりました。
ここまで、中部大が勝ち点3でトップ。故障が治った今井重太朗投手(三重)と野村佳久投手(春江工)の2人の左腕で先発を回し、MAX149キロ片塩響介投手(長野工)が抑えるパターンで勝率も5勝1敗の.857と好調です。
続いて優勝候補と思っていた中京大と名城大が1つ取りこぼし勝ち点2で優勝争いは、この3校に絞られました。この3校は2節残していて勝ち点4になれば優勝出来るのではないでしょうか。
一方、愛産大、愛院大、愛知大が共に勝ち点1で最下位争いとなっています。特に愛産大、愛院大は残り1節となっていて厳しい状況です。愛産大がもっと勝てると思っていたので意外です。
また、2部リーグのAは名院大が7勝2敗でトップで大手。Bは東学大が8勝1敗で残り1試合を残していますが1位が確定しています。入れ替え戦も注目です。
ところで、この春から主に愛知県のアマチュア野球に関する観戦記を書いているSTANDING TRIPLEというブログをよく見るようになりました。大学の投手を中心に写真が凄く綺麗でコメントも参考になります。是非、見てほしいですね。
■STANDING TRIPLEさん
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■GW最終日 2017.5.8
GW最終日。
この日は朝、少年野球の試合観戦、昼からは少年野球の練習、夕方からは中等部の練習と1日野球でした。
ところで、少し前になりますが野球選手の人生は13歳で決まる 愛知にいる二人の怪物1年生という記事がありました。
1人は東邦の石川昂弥選手(ツースリー大府−知多ボーイズ)。
185センチの長身で大阪桐蔭の西谷監督も熱心に勧誘したものの、自動車会社に勤め山田喜久夫投手と同級生でセンバツ優勝メンバーでもあったお父さんの出身校でもある東邦に進み、この春はショートで出場したのを私も見ました。
この選手は小学校からうちも対戦していて有名な選手でした。ツースリー大府の下村監督も東邦出身者で阪口監督に鍛えられた方で、少年野球も相当厳しかったようで、お父さんものんびりしていた昂弥選手がついていけるか心配だったようでした。
その後、知多ボーイズに行きながら野球道場メジャーの塾でも打ち込みや投げ込みの個人練習をしていました。この野球道場メジャーを経営する戸田氏も東邦OBで、周りが東邦関係者だったことからも必然的に東邦に進みました。
まだ、食が細く長身の割には腰回りや尻のあたりに肉がつかないといけないとお父さんも思っていて食事が課題のようです。
もう1人は愛工大名電の稲生賢二選手(乙川クラブ−東海ボーイズ)。
石川選手と同じドラゴンズジュニアの外野手。小学時代は希望した投手や内野手でダメでドラゴンズジュニアに選ばれるには外野しかないと思い外野手になったとか。
その後、中学では左打者だが右に飛ばない打撃だったものを練習で広角に打てるようになり3年生の時には東海大会で活躍し立て続けに優勝。
高校はプロを目指して愛工大名電に進んでいます。
性格も違う2人ですが2年後にはどうなっているか楽しみです。
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■GW8日目 2017.5.7
GW8日目。
この日は昼から少年野球の練習でした。
ところで昨日、立命館大の東投手を紹介しましたが、その立命館大の2年生に福島滉貴投手(東福岡)という投手がいます。
この投手は2019年のドラフト注目投手で大学に入って球速アップ、大学1年生秋に152キロを達成、今年の春は156キロを達成。奪三振率は東投手が1試合投げて11奪三振ですが、この投手は登板数は少なく参考ではありますが、何と19個の奪三振率になります。
現在、大学2年生では156キロは最速です。また、他にもこの2年生は大学に入って球速アップした投手が多くいます。
現在の大学2年生のスピードランキングは以下となります。○は大学に入って球速アップした投手です。
156キロ 福島 滉貴(立命大)172cm75kg○
151キロ 小玉 和樹(国学大)168cm70kg○
149キロ 山本龍之介(日本大)184cm86kg○
149キロ 片塩 響介(中部大)182cm77kg○
149キロ 杉山 晃基(創価大)180cm77kg○
149キロ 森下 暢仁(明治大)180cm70kg○
148キロ 西村 雅暉(上武大)185cm85kg○
148キロ 吉村貢司郎(国学大)183cm80kg○
148キロ 谷川 刀麻(近畿大)176cm78kg
148キロ 大西 広樹(大商大)174cm80kg
147キロ 村上 友幸(東海大)194cm93kg
147キロ 松本 侑也(亜 大)184cm78kg
147キロ 岸田 康太(日本大)180cm79kg
147キロ 横山 楓(国学大)180cm73kg
147キロ 吉羽あたる(東国大)178cm75kg
147キロ 津森 宥紀(東福大)177cm78kg
147キロ 福森 耀真(九産大)176cm81kg○
146キロ 前田 敬太(専修大)183cm83kg
146キロ 竹田 和真(早 大)181cm78kg
146キロ 小孫 竜二(創価大)180cm82kg
146キロ 吉田 大喜(日体大)174cm73kg
145キロ 内沢 航大(法政大)195cm90kg
145キロ 野口 龍翔(愛工大)184cm73kg
145キロ 藤枝 大地(福岡大)181cm80kg
145キロ 高橋 亮吾(慶応大)180cm80kg
145キロ 原田 泰成(東海大)180cm92kg○
145キロ 八木 彬(東福大)178cm85kg
145キロ 小川 良憲(駒澤大)178cm75kg
145キロ 朝山 広憲(法政大)176cm78kg
145キロ 坂本 匠(明星大)175cm63kg○
145キロ 堀江 俊介(松蔭大)173cm71kg
150キロがドラフト指名水準とすれば、2年後にはかなりの投手が150キロ超えを達成しそうです。
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■GW7日目 2017.5.6
GW7日目。
この日も朝、ウォーキングをしました。その後、長野に日帰りで行ってきました。休みも残り2日となりました。
今朝、新聞で立命館大の東投手(愛工大名電)が史上初の2度目のノーヒットノーランを達成した記事が掲載されていました。
2日前に知人と食事をしている時に東克樹投手の進路の話題になりました。詳しくは書けませんが某社会人に進む予定だとか。ただ、プロ入りの可能性も高くなってきたのではないでしょうか。
東投手は高校2年生で濱田達郎投手の控えで投げていた時にはMAX135キロ、高校3年生で142キロ、甲子園ではスピードよりも制球力がbPと評されていました。
それが、大学3年生で148キロ、最終学年となった今年はどこまでスピードアップするか注目していましたが、昨日は目標の150キロを超え152キロを達成しました。
高校2年生から見ていた投手ですが濱田投手の控えで投げていて小さくて決勝では至学館に打ち込まれた投手が、ここまで成長するとは驚きです。これからの進路に注目しています。
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■GW6日目 2017.5.5
GW6日目。
この日は1日野球はなく、用事もなかったので、朝からウォーキングで2万4千歩と連休で最も多く歩きました。
ウォーキングを始めて15年ぐらいになりますが、昔に比べて犬の糞がなくなったことUVカットマスクでほぼ顔を隠す女性が多くなったと感じます。
ところで、社会人野球のベーブルース杯は予選リーグ戦が行われていて東邦ガスなど優勝のチャンスがあります。
これが終われば残すは九州大会、東北大会で、いよいよ今月18日からは近畿を皮切りに都市対抗の予選が始まります。
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■GW5日目 2017.5.4
GW5日目。
朝から高浜に行き少年野球のスポーツ少年団ブロック大会でした。結果は決勝でミスも出て県大会には出場できませんでいたが、選手、スタッフ共に貴重な体験が出来ました。
ところで、愛知県の高校野球春季大会は決勝で至学館が東邦に勝利し優勝。この2校は東海大会にすすみますが、今年は三重の四日市市霞ヶ浦球場と伊勢球場で5月26日から行われます。
また、愛知県の今年の招待試合は人気の早稲田実を招いて6月3日、4日で行われます。
3日の土曜日は刈谷球場で中京大中京、桜丘と対戦。4日の日曜日は小牧球場で至学館、享栄と対戦します。
私も見に行きたいとは思いますが、凄い観客数になりそうです。
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■GW4日目 2017.5.3
GW4日目。
この日は、野球はなくウォーキング、車の洗車、買い物でした。
ところで、先日NHKでプロフェッショナル 仕事の流儀 1アウトの意味 密着!田中マー君73分SPという番組がありました。私も3度繰り返し見て色々参考になりました。
この中で、まず力を発揮できない若手投手に対し「ポイントだけ力を出せ」というアドバイスや「どんな場面でも顔色を変えない」など。
また、「ピンチで気持ちのギヤを上げる」これは、球速が走者なしで平均147キロが走者ありでは球速が平均149キロまでスピードアップします。
実は、高校時代2年生の夏で甲子園優勝を果たした時の最後の球が150キロ。これは高校2年生夏の歴代最高球速でした。
また、「キャッチボールから狙ったところに投げる」意識を持ち、狙った所に行かなかった場合は次に考えて色々投げる。
これで、昨年8月中旬から8連勝しましたが何と四球はゼロという。
今年の開幕戦では敗戦投手になったものの、昨日も97球で完封というマダックス入りしました。
ちなみに「マダックス」とは、100球以下で完封をすることで、正確無比の制球力で知られた大投手グレッグ・マダックスが、この条件をクリアした完封劇を史上最多13度も達成していることにちなんで名付けらています。
また、コントロールはツーシーム、スプリットも絶妙。更に今年は第2戦で自己最速の158キロをマークしています。進化し続けていますね。
ここまで3勝1敗。今年もヤンキースのエースとして15勝ぐらいは勝てるのではないでしょうか。
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■GW3日目 2017.5.2
GW3日目。
愛知大学野球の春季リーグ戦を見に行きました。
1試合目は中京大対愛院大。中部大に勝ち点を奪われ連覇を狙う中京大にとっては絶対に落とせない試合でした。
しかし、初回に2点を失い3回までは愛院大先発のエース後藤黛投手(3年、横須賀)から得点を奪えないいやな展開。後藤投手はオーソドックスなフォームでアウトコース低目に上手くストレート、スライダーを投げます。ただ、決め球がないのか2ストライクと追い込んでからファールで粘られ最後に四球を出すことが何度かありました。
一方、中京大もエースの若林優斗投手(4年、三重)は尻上がりに良くなった感じでしたが、3点リードした7回に2点を失い降板。昨年MVPを取ったほどのキレではないものの試合を作り3勝目。
また、愛院大は5人の投手が登板した中ではコントロールが課題だと思いますが、西山元識投手(4年、藤井学園寒川)は球威がありました。
試合は、最後に主将の山中亨悟投手(4年、菰野)が何とか締めて7対5で中京大が勝利しました。また、この試合は雨の中断もありましたが、3時間の長い試合でした。
2試合目、愛知大対愛産大は試合前のノックから愛知大のある選手が真剣に取り組んでいないのが気になってしまいました。高校時代からよく知っている選手で4年生になりますが、レギュラーでやっているので頑張ってほしいとは思いますが・・・。
私は注目している投手もベンチ入りしていなかったこともあり帰ってきましたが、やはり愛知大は3対11の大差で負けていました。
それから、この日の移動は初めてウォーキングにもなるので電車で行きました。ゴールデンウィークは15,000歩/日以上を目標にしています。
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■GW2日目 2017.5.1
GW2日目。
この日も午前中、少年野球の試合観戦後、昼から少年野球の練習でした。
愛知県高校野球春季大会は準決勝が行われ、至学館、東邦が勝利し東海大会出場が決まりました。中京大中京対東邦は思わぬ大差となりましたね。
また、岐阜は決勝が行われ大垣日大が優勝。静岡はようやくベスト8が決まり甲子園に出場した静岡が順当に勝ち上がっていますが、常葉菊川は12対13というスコアで敗退しています。
それから、愛知大学野球は中京大対愛院大、愛産大対愛知大は1勝1敗で今日が勝ち点を奪う試合となります。今日は時間があるので観戦に行きたいと思います。
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■GW1日目 2017.4.30
GW1日目。
午前中、少年野球のスポーツ少年団の岡崎予選の決勝戦があり2対1で勝利し優勝しました。私は総監督という立場ですが、今年の6年生は飛び抜けた選手はいませんがチームワークがいいように思います。学童に続いての優勝で頑張ってくれています。
午後からは中等部の新1年生の練習でした。
ところで愛知県高校野球春季大会は準々決勝が行われ、至学館、栄徳、中京大中京、東邦がベスト4に進出。今日は東海大会出場をかけて準決勝が行われます。中京大中京対東邦が楽しみです。
また、三重は決勝が行われ近大高専がサヨナラホームランで津田学園に勝利。岐阜も準決勝が行われ大垣日大と中京が勝利し東海大会の切符を手にしました。
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■京都大会 2017.4.28
社会人野球の日本選手権対象大会の京都大会が始まりました。
この大会には、東海地区からJR東海と三菱自動車岡崎が出場、初日の昨日はJR東海が大阪ガスに2対0で勝利しました。
その試合で完封したのがクラブチームとなったJR北海道から移籍してきたエースの戸田公星投手。
JR東海は他にも今村亮投手(東海大海洋学部)、古田尚平投手(中京大)、木部拓実投手(筑波大)、秋元秀明投手(創価大)と投手を大補強。
ベテラン秋葉投手の負担も減りそうで、高卒2年目の森投手も登板が多くなってきています。
JR東海のブロックは日本新薬やJX−ENEOSも入っていて激戦ブロックとなっているので勝ち抜けるか注目です。
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■都市対抗東海地区予選 2017.4.27
社会人野球の都市対抗東海地区予選の組み合わせが決まりました。
今年は昨年優勝のトヨタ自動車が予選免除で1次予選で勝ち上がったチームを1チーム増やし昨年と同じ16チームで予選を行います。
組み合わせを見ると、1回戦では何といっても昨年の第2代表ホンダ鈴鹿と第4代表のヤマハとが激突する組み合わせが大注目、負けたチームが第3代表1回戦に回ります。
一方、勝ったチームは2回戦で西濃運輸と対戦します。この山が一番厳しいと思います。
また、クラブチームが1チーム増えたことで組み合わせのやまがたも少し変わっています。クラブチームにもし負けたら第3代表で姿を消す危険性も含んでいる組み合わせとなっていて会社のチームは絶対に取りこぼしのないようにしたいところです。
尚、予選は5月20日(土)から18日間。ホンダ鈴鹿対ヤマハは初日5月20日の15時30分からとなっています。私も観戦したいと思います。
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■高校野球春季大会 2017.4.25
愛知県高校野球春季大会は昨日ベスト8が決まりました。
ベスト8には至学館、豊橋中央、桜丘、栄徳、愛産大三河、中京大中京、東邦、愛知が入りました。
私は土日に少し時間があったので東邦対愛知啓成、桜丘対豊田西、東邦対豊川の試合を観戦しました。
その中で登板した投手を紹介します。
東邦の松崎圭吾投手
先輩の藤嶋投手に似た投げ方をします。小柄でスピードは130キロ中盤、スライダーや小さく曲がる変化球を織り交ぜ打たせて取ります。
豊川の安田怜央投手
MAX141キロの速球派投手です。立ち上がり高めに浮いたストレートを上手く東邦打線に打たれましたが将来性のある投手です。少しゆったり感があると突っ込まず制球力が上がると思います。
豊田西の高橋佑輔投手
ストレートは130キロ中盤でしょうか。大柄で力強さを感じます。変化球の精度が上がれば良くなるでしょう。
桜丘の原悠莉投手
東海大会に出場し昨年秋から注目された投手です。ストレートは142キロ、足を上げるまで軸足が独特のリズムを刻みます。スリークォーターですが、テークバックで少し内側に入り過ぎていて球が左右にブレていました。
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■日本選手権対象大会 2017.4.21
都市対抗前の予選前に多く行われる社会人野球日本選手権大会が現在多く行われています。
まず、火曜日に決勝が行われた日立市長杯選抜野球大会は昨年の都市対抗準優勝で地元の日立製作所が三菱日立パワーシステムズを破って優勝。
次に昨日決勝が行われた岡山大会はホンダがヤマハを破って優勝。ヤマハは静岡大会に続いて惜しくも準優勝に終わっています。
また、昨日からは長野大会も始まって東海勢は三菱重工名古屋、西濃運輸、ホンダ鈴鹿、東海理化が出場。それぞれグループが分かれていて勝ち上がる可能性もあります。
昨日は東海理化、西濃運輸が負けたものの三菱重工名古屋、ホンダ鈴鹿は勝利しています。何とか勝ち抜いてもらいたいと思います。
それから、4月末からは京都大会、ベーブルース杯、九州大会、東北大会と続きます。今はちょうど半分が過ぎた時期で、そろそろ都市対抗に向け今年のチーム力も見えてくる頃です。
最後に例年行われていた北海道大会はJR北海道がクラブチームとなった為、中止となりました。厳しい経営環境を乗り越えて頑張ってほしいと思います。
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■100回記念大会 2017.4.20
高野連が来年夏の100回記念大会を史上最多の56校で行うことを決めました。
その中で、都道府県で2校出場できるのは、北海道、東京に加え80、90回記念大会で2代表制となった埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫。それに、福岡からも2校が出場し1回戦から8回勝たないと優勝できない都道府県に分配されました。
出場校は第60回の49校から80、90回で55校に一気に増えましたが、今回はそれに1校増えることになります。
愛知は90回の前回は東邦と大府が出場しましたが、来年はどの高校が出場するでしょうか。
また、今年の春も延長15回で決着が着かず2試合続けて再試合ということがあり、タイブレークの導入が春季大会で採用されています。
これが、甲子園でも来年から採用されるか11月の理事会までに決まるとか。投手の負担軽減にもなるタイブレークが採用されるかも注目です。
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■オープン戦 2017.4.19
土曜日、少年野球の試合観戦後に少し時間があったので、今年初めてのトヨタ自動車のオープン戦を観戦しました。
相手はホンダ鈴鹿。
ホンダ鈴鹿は先発が静岡大会でも活躍した新人の平尾奎太投手(大阪桐蔭−同志社大)。
平尾投手は188センチの大型左腕、この日のスピードは140キロ程度だったでしょうか。右打者にインコースをもっと厳しく攻めて変化球ももう少し切れるといいと思いました。4回投げてタイムリーを2本程度打たれました。
2番手は高卒3年目となる佐藤雄偉知投手(東海大相模)。
この投手も192センチと大柄本格派右腕です。この日のスピードは140キロ少しでしょうか。少し球が引っ掛かる感じで高い球が多かったように思います。変化球はフォークを投げていましたが、決め球というほどでもありませんでした。中日育成1位を蹴ってのホンダ鈴鹿入りで今年の指名はあるか注目です。
一方、トヨタ自動車は佐竹投手、竹内投手と繋いだところで、私は5回ぐらいで少年野球の練習に行きましたが試合は8対5でトヨタ自動車が勝利したとのことでした。
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■春季高校野球 2017.4.18
愛知県の高校野球春季大会が始まりました。
私も日曜日の午後から蒲郡球場で行われた享栄対愛産大三河の2回戦を観戦しました。
享栄はエース早矢仕飛希投手が先発。
早矢仕投手はなかなかの本格派右腕、体も大きくオーソドックスな投げ方をします。スピードは130キロ後半でしょうか。初回に2アウトからエラーで出塁され、その後に高めの球を続けて打たれ3失点、この3失点が試合で試合が決まりました。
愛産大三河もエースの清水壱平投手が先発。
清水投手は、やや細身の右腕です。立ち上がりはスピードも感じられませんでしたが中盤からは本来の投球だったでしょう。スピードは130キロ中盤あたりでしょうか。打者の手元で球が伸び球の回転がいいように思います。
また、享栄は2番手で2年生の加納龍志投手が投げましたが、キレがありスライダーも切れ楽しみな投手でした。
それから、享栄にはうちの少年野球と中等部出身の杉田選手が7番レフトで出場しました。夏に向け頑張ってもらいたいと思います。
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■濱口雄大投手 2017.4.14
昨日の中日スポーツに岐阜経済大の濱口雄大投手(高知農業)が春季リーグ戦で151キロをマークしたという記事がありました。
この151キロという数字は今年の大学4年生では馬場皐輔投手(仙台大)の153キロ、鍬原拓也(中大)と同じく岐阜学生野球リーグの平岡敬人投手(中部学院大)の152キロに続く4番目のスピードです。
更に150キロも連発ということから、かなりのスピードボールを投げる投手となっています。記事では、大学卒業後は社会人に進むと書いていましたが、どこの社会人に進むかも注目です。
一方、愛知大学野球リーグの注目投手は現在146キロの吐前拓哉投手(東海学園大)あたりでしょうか。ただ、3年生は何と言っても153キロの栗林良吏投手(名城大)、2年生には149キロの片塩響介投手(中部大)らがいます。
ゴールデンウィークあたりにかけ大学野球も盛り上がりそうです。
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■日本新薬が優勝 2017.4.13
社会人野球日本選手権対象大会である四国大会で日本新薬が伯和ビクトリーズを延長11回タイブレークで2対1で勝利し優勝しました。
MVPは予選1試合と準決勝、決勝で登板した榎田宏樹投手が獲得。佐竹投手同様にここぞという所で投げます。
また、この大会には東海勢としてはホンダ鈴鹿が出場し予選3勝で優勝の可能性がありましたが、準決勝で敗退しました。
ただ、ホンダ鈴鹿は新人の竹内諒投手(松阪−早大)、平尾奎太投手(大阪桐蔭−同志社大)、瀧中瞭太投手(高島−龍谷大)が早くも先発やリリーフで登板するなど大活躍で、捕手も高卒2年目の柘植世那選手(健大高崎)が全試合フル出場し完全にレギュラーを獲得した大会でもありました。
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■春季高校野球 2017.4.12
高校野球春季大会は各地で行われていますが、早くも九州と四国では県大会が終了し優勝校が決まっています。
また、愛知県は県大会の抽選が昨日行われました。
組み合わせを見ると、豊川のゾーンには東邦と愛知啓成、誉のゾーンには享栄と愛産大三河が入りゾーンは津島以外は私立という珍しい組み合わせとなっています。
同じく三重大会の組み合わせも決まりました。今年は好投手が多く三重大会は投手が注目される大会となるでしょう。
大会は愛知、三重共に今週土曜日から始まります。私も何試合か観戦したいと思います。
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■中京大と愛院大が勝ち点 2017.4.11
愛知大学野球リーグ戦が開幕し連覇を狙う中京大が愛大に連勝、愛院大は愛産大に2勝1敗で勝ち点1となりました。
中京大は若林優斗投手、真田直輝投手がきっちり抑え打線も2試合共に8点を奪う好スタートとなりました。
一方、愛院大は初戦で負けたものの2連勝で勝ち点を奪いました。
負けた愛産大は1年生の寺澤遼太投手(愛産大三河)が早くも2試合登板しています。
また、愛大は私が少し教えた3年生の白川智基投手が土曜日にようやく初登板、機会があれば見に行きたいと思います。
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■グランドスラム 2017.4.10
ネットで注文していたグランドスラム49が届きました。
右にもありますが、今回の表紙を飾ったのは再びルーキーとなれ!というタイトルで大卒2年目となるドラフト候補。前列、真正面がトヨタ自動車の藤岡裕大選手(岡山理大付−亜大)、左右が日立の田中俊太選手(東海大相模−東海大)、菅野剛士選手(東海大相模−明大)、2列目がトヨタ自動車の北村祥治選手(星稜高−亜大)、河原右京選手(大阪桐蔭−早大)、真後ろが鈴木康平選手(千葉明徳−国際武道大)となっています。
その他にも谷田成吾選手(JX−ENEOS)、北川利生選手(日本通運)、畔上翔選手(ホンダ鈴鹿)、山足達也選手(ホンダ鈴鹿)、神里和毅選手(日本生命)、西村天裕投手(NTT東日本)、渡邉啓太投手(NTT東日本)など。
こう見ると2年前にドラフト漏れの多くの選手がチームの戦力になっていて、高卒3年目の田嶋投手や鈴木投手を含めて、今年のドラフトは社会人の選手が多く指名されそうな予感がします。
その社会人野球は静岡大会が終了し東京ガスが優勝、ヤマハは残念ながら準優勝でした。これで東京ガスは日本選手権の出場権を獲得しました。
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■静岡県民球団 2017.4.7
少し前ですが、プロ野球独立リーグへの参入を目指す球団を創設するための活動をしている組織で静岡県民球団というものが発足することを聞きました。
発足させるのは大手コンサルティング会社に勤めていた秋間建人氏。プロ野球チームの創設に挑戦するきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災だといいます。
もしかすると来年にもBCリーグに参戦するかもと思われていますがどうでしょうか。
本拠地は浜松ということでヤマハとダブってしまいます。
そのヤマハは静岡大会で決勝トーナメント進出が決定。トヨタ自動車はJR東海に敗れ予選敗退。ヤマハとJR東海が決勝に進出すれば日本選手権の切符を東海勢が獲得します。是非、決勝に進出してもらいたいと思います。
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■大学野球 2017.4.6
今週末から愛知大学野球春季リーグ戦が始まります。
第1節は、昨年の春秋優勝の中京大が2部から1期で復帰した愛知大との対戦。もう一つは力を入れ始めた愛産大と愛院大との対戦です。
中京大はオープン戦でトヨタ自動車に1対4で負けたもののジェイプロジェクトには雨天コールドながら3対2で勝利し万全な体制で臨みそうです。対抗馬は名城大、愛産大あたりでしょうか。まずは第1節に注目です。
また、東都大学野球連盟は春季リーグがスタート。私のHPにも掲載している亜細亜大の山城大智投手が抑えで登板し1勝1セーブと好調なスタートを切りました。
ゴールデンウィークを中心に今年も何試合か観戦したいと思います。
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■大阪桐蔭と履正社の違い 2017.4.5
昨日のヤフーニュースでセンバツ高校野球で優勝した大阪桐蔭と準優勝の履正社の違いが紹介されていました。
最終的にプロの大阪桐蔭と大学進学前提の履正社。特に履正社は大学進学を前提に学業を最優先させ、朝8時15分からの英単語、漢字のミニテストは、野球部員を含む全校生徒が義務づけられているとのこと。
両校とも野球部の生徒はスポーツクラスに所属するものの、寮がない履正社に対し大阪桐蔭は地元出身の選手を含め全員が寮生活。授業を午前中で終わらせて昼から部活動をしている大阪桐蔭に対し学業をおろそかにすることは許されない履正社はヤクルトの山田選手も勉強を理由に朝練に顔を出さないことが多かったといいます。
ただ、今日の中日スポーツには大阪桐蔭も毎朝、社会の小テストをやるようで根尾君は全て100点とか、高校を卒業して野球を続けようとしても勉強は大事ですね。
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■静岡大会がスタート 2017.4.4
社会人野球の日本選手権対象大会の2つ目となる静岡大会がスタートしました。
この大会は地元の東海勢が8チームと最も多く出場する大会で昨年は東邦ガスが優勝しています。
昨日の試合は6試合行われ、王子がJR東日本東北に3対2で勝利、ジェイプロジェクトがバイタルネットに6対5で勝利、トヨタ自動車がスバルに3対1で勝利。逆に西濃運輸、東海理化、三菱重工名古屋が負けています。
スコアを見ると三菱重工名古屋の高卒2年目、勝野昌慶投手がJR東日本に9回1失点に抑え、10回から延長タイブレークで13回まで投げ5対6で負けはしたものの最後まで投げ切りました。右本格派右腕で来年のドラフト候補に入ってくるでしょう。
静岡大会は平日で終了しますが、トヨタ自動車が予選突破すれば金曜日に決勝トーナメントを見に行きたいと思います。
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■大阪桐蔭が優勝 2017.4.3
センバツ高校野球は決勝が行われ大阪桐蔭が履正社に勝利し決勝進出が決まりました。
試合は終盤に同点に追いついた履正社でしたが、決勝では負けなしの大阪桐蔭が最終回に5点を奪い、最後は根尾君が何とか抑え全国制覇を達成しました。
同点に追いつかれた後に投手を交代させ代打に送った西島選手がホームラン。逆に最終回に竹田投手を続投させた履正社。大阪桐蔭の西谷浩一監督が履正社の岡田龍生監督に投手交代のタイミングで勝った試合になりました。
これで西谷監督は甲子園42勝8敗で6度目の優勝、木内幸男監督を抜き6位になり勝率も中村順司監督の.853に続く0.840と数字を見ても名監督になってきました。
また、今大会は通算333得点、608安打、112二塁打は大会新記録とか、予想通り打高投低の大会で2年生が活躍も目立ちました。
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■履正社と大阪桐蔭で決勝 2017.3.31
センバツ高校野球は準決勝が行われ履正社と大阪桐蔭が勝利し決勝進出が決まりました。
同県の決勝は5度目とか。今回は大阪のライバル校の決勝だけに白熱した試合になるでしょう。優勝候補の本命は履正社ですが大阪桐蔭も2年生の多い若いチームで勢いがあります。
根尾君は力みがあり結果が出ていませんが、山田健太選手(東海ボーイズ)は先制、決勝打と大活躍。果たして決勝はどちらが勝つでしょうか。
また、準決勝で敗れた秀岳館は3季連続の準決勝敗退、鍛治舎巧監督も悔しいでしょう。
報徳学園の永田裕治監督も最後の指揮が終わりました。以前よりも少しスリムになった感じでしたが名門を率いて甲子園通算23勝は立派な記録でしょう。ご苦労様でした。
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■ベスト4決まる 2017.3.30
センバツ高校野球は準々決勝が行われ履正社、報徳学園、秀岳館、大阪桐蔭が勝利し準決勝進出が決まりました。
この日は、竹田祐投手(履正社)西垣雅矢投手(報徳学園)、川端健斗投手(秀岳館)、徳山壮磨投手(大阪桐蔭)のそれぞれのエースが本領発揮しました。
やはりこの4校は投手がしっかりしていますね。
ところで、愛知県高校野球の春季地区予選は終盤を迎え、名古屋地区は中京大中京と愛知が決勝進出。西三河は豊田西と刈谷が決勝進出。東三河は一次リーグ戦が終了し豊川、桜丘が全勝。知多は大府、横須賀、東海商業、東浦が準決勝進出。尾張は誉が優勝、誠信が準優勝となっています。
今年は至学館が甲子園に出場しましたが、昨秋に優勝した中京大中京、準優勝の桜丘、4位の享栄や東邦、愛工大名電あたりが夏の甲子園に近いと思いますが、どこも絶対的な強さはなく他校にもチャンスがあると思います。
まずは、4月15日から始まる春季県大会に注目しています。
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■三浦銀二投手が連続完投 2017.3.29
昨日はセンバツ高校野球2回戦の再試合2試合が行われました。
1試合目は福岡大大濠が滋賀学園に5対3で勝利しましたが、2日前に唯一15回完投した三浦銀二投手がこの日も完投し6回以降は特に見事な投球でした。
この三浦投手は、九州大会で準決勝の秀岳館戦を含む3試合連続完封。その実力を甲子園でも発揮していますが、高校生投手らしい癖のない下半身を使った安定したフォームが完成されているので連投が出来ますね。
スピードも昨年はMAX144キロでしたが1回戦で146キロをマーク。この日は疲れもあって142キロ止まり。さすがに今日は厳しいと思いますが頑張ってほしいと思います。
2試合目は2年生では初という山下選手の大会2本目の満塁ホームランなどで健大高崎が福井工大福井に10対2で勝利しました。
これで、ベスト8が出揃いましたが、近畿3校と九州3校が際立っています。果たしてどこが準決勝に進出するでしょうか。
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■早稲田実が敗退 2017.3.28
センバツ高校野球2回戦で早稲田実は東海大福岡に8対11で敗退。
終盤追い上げた早稲田実でしたが6回の5失点が大きく影響した試合でした。
また、大阪桐蔭は静岡に11対8で勝利、注目の根尾投手は8、9回に登板、やや力んだ感じでしたが無失点に抑えました。MAXは146キロでした。
もう1試合は秀岳館が作新学院に3対2で勝利。作新学院の夏春連覇はなくなりました。
今日は日曜日の再試合2試合が行われます。これでベスト8が決まります。
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■2試合連続再試合 2017.3.27
昨日のセンバツ高校野球は史上初の2試合連続引き分け再試合という珍事が起こりました。
まず、1試合目は報徳学園が前橋育英に4対0で勝利、西垣投手が見事完封しました。この投手は左足の着地が遅いので球持ちも良くスピード以上に速く見える投手です。
2試合目は滋賀学園対福岡大大濠。試合は8回に福岡大大濠が同点に追いつき延長へ、結局延長15回1対1で引き分け再試合となりました。
3試合目の健大高崎対福井工大福井も中盤から激しい試合となり、9回も1点づつ取り合い7対7のまま延長戦に入り、お互い決定的なチャンスもありましたが生かせず引き分け再試合。健大高崎は9回に機動破壊のトリックプレーを見せました。
これで引き分け再試合の両試合共に28日に再試合が行われることになり、逆に準々決勝が1日繰り下げられ、休養日がなくなってしまいました。
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■作新学院が好発進 2017.3.24
センバツ高校野球は昨年夏優勝の作新学院が登場、帝京第五に9対1で勝利しました。
作新学院の大関秀太郎投手はストレートは130キロ台ながらチャンジアップを上手く使い、打線も4番の中島選手も大当たりで大勝しました。
作新学院の春夏連覇の可能性もあるのではないでしょうか。
また、左腕投手が多い今大会で左腕スピードbPの川端健斗投手(秀岳館)は8回1失点で高田商に勝利。MAX146キロのスピードで10奪三振の投球でした。
今大会、ここまで少し大味な試合で10点以上入る試合が多くなっています。打線がその分強いということも言えるのではないでしょうか。
今日は注目の早稲田実対明徳義塾の試合に注目しています。
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■侍ジャパンが敗退 2017.3.23
WBCの準決勝で侍ジャパンが敗退が残念ながら敗退しました。
夜、ビデオで撮った準決勝を最後まで見ましたが、小雨で指がボールに馴染み菅野投手は序盤に少し逆球もありましたが、インコースに厳しく攻めるなどほぼ完ぺきなピッチング、千賀投手も150キロ以上のストレートとフォークで4者連続三振を奪うなど素晴らしいピッチングでした。
また、アメリカの投手は日本の投手に比べフォーシームはほとんどなく、ツーシームが大きく揺れ侍ジャパンの打線もあれだけ曲がると芯でとらえられなく、菊池選手のホームラン以外は筒香選手がレフトとライトにライナー性の当たりを打ったのがいい方で、投手陣がいいと言われていたアメリカの投手は皆んな素晴らしい投手でした。
試合は、ナイターで雨、内野が天然芝という侍ジャパンにとっては慣れない不利な状況でお互いミスも出ましたが、侍ジャパンが失点につながったミスになったということでしょう。でも、大谷投手不在でよくここまで来たと思います。
それから、昨日から始まった東海地区社会人野球の春季大会はトヨタ自動車が新日鐵住金東海REXに負けました。トヨタ自動車は新人の3名が投げましたが9回2アウトから逆転3ランを浴び6対8での敗戦。これで、岡崎市民球場での試合はなくなったのが残念です。次は静岡大会に照準を合わせたいと思います。
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■春季大会 2017.3.22
今日から東海地区社会人野球の春季大会が始まります。
1回戦の今日はトヨタ自動車が新日鐵住金東海REXと対戦。勝てば金曜日に2回戦でヤマハと対戦します。都市対抗と日本選手権の覇者の対決。
トヨタ自動車は今年、岡崎市民球場で見られるのは春季大会しかないので、金曜日は見に行きたいと思います。昨日、別件で佐竹投手と話をしましたが、この大会は佐竹投手の登板はおそらくないと思います。
また、WBCの侍ジャパンは今日準決勝でアメリカと対戦します。何とか勝って決勝まで行ってほしいと思います。
センバツ高校野球も昨日は雨で順延。ここまで、ドラフト注目は山口翔投手(熊本工)でしたが味方の失策に四球も重なり9失点(自責点5)、148キロはマークしましたが力は発揮できなかったと思います。
ただ、体の柔らかさがありもう少し上から腕が出てくるといいと思います。この投手も中学軟式から高校に入学、当時は130キロ程度でしたが、149キロまで球速を伸ばし出場投手の中で最速投手となりました。夏にまた期待したいと思います。
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■中村が敗退 2017.3.21
センバツ高校野球2日目。
21世紀枠の2校が出場し中村は前橋育英に粘りましたが1対5で敗れ敗退、球場全体は中村への応援ムードでした。また、16名中4名がインフルエンザになり入場行進には参加していませんでしたが、この日は全員ベンチ入りしていました。
また、もう同じく21世紀枠の多治見は永田裕治監督最後の報徳学園に大敗。今年の21世紀枠は県で優勝するなど今まででは最も強い3校と期待されましたが残念ながら2校は敗退となりました。
この日は、丸山和郁投手(前橋育英)がストレートとスライダーのキレが良く5回3安打無失点で印象に残る投手でした。やはり左投手の好投手が多い大会になりそうです。
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■愛知大学野球新戦力 2017.3.17
今日の中日スポーツに愛知大学野球リーグの新戦力が掲載されていました。
1部6校で182名、その中で最も多いのが昨年、強くなったと感じた愛産大の62名。全体の1/3を占めます。
愛産大は投手も寺澤遼太投手(愛産大三河)を含む15名と最も多く入部します。
逆に、最も少ないのが愛院大と愛大の17名。愛院大は投手も3名と少なく大丈夫でしょうか。
また、昨年連覇した中京大には浅野亨太投手(大府)、初祖晋太郎投手(中京大中京)ら9名の投手が入部。浅野投手が大きく掲載されていました。
続く名城大は、三田村圭斗投手(愛知啓成)、成田達也投手(享栄)、神尾明星投手(西尾東)のエースが進学。野手で名前のあった川崎ライアン投手(西尾東)、釜口航輔投手(岡崎西)らも入り、注目度はbPでしょうか。
1部の6校は社会人との対抗戦も終了し来月からリーグ戦が始まります。
それから、愛知の投手の中で他の大学へ行く投手としては、松山仁彦投手(東邦−東海大)、近久輝投手(東邦−東京農業大)、長谷部銀次投手(中京大中京−慶大)、森博人投手(豊川−日本体育大)、葛山大介投手(千種−筑波大)、田上航太郎投手(豊橋中央−福井工業大)となりました。
愛知では久々に好投手が揃った学年でしたが、大学でも頑張ってもらいたいと思います。
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■千賀滉大 2017.3.16
WBCの侍ジャパンは見事に6連勝で準決勝進出、アメリカ行きを決めました。
これまで先発投手が失点するケースが多かったものの昨日の試合は先発の千賀滉大投手が、ストレートも走りお化けフォークも冴え完璧なピッチングで1安打に抑えました。
ところで、千賀投手は蒲郡高校出身、育成枠の4巡目だったことは良く知られているところです。
この年に同じく3巡目は誉高校の伊藤大智郎投手が指名され愛知県からソフトバンクに2人指名されたことを思い出します。伊藤投手は育成のまま今年7年目を迎え明暗が分かれてしまいました。
千賀投手も高校時代は144キロでしたが、プロ入り1年目で151キロまでスピードアップし早くに1軍入りし活躍していますが、フォークは最初の頃は思ったほど落ちなったものの中日の吉見投手に親指の使い方を教わってから上手く落ちるようになったとのことです。
千賀投手の母校の蒲郡高校には試合観戦で2度見に行ったことがありますが、行く度にこの高校からプロ野球選手が出たかと思っていました。
千賀投手の昨日のピッチングは次にも繋がるのではないでしょうか。前回は準決勝で負けているので何とか決勝まで行ってほしいと思います。
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■東京スポニチ大会でトヨタ自動車が優勝 2017.3.15
東京スポニチ大会は昨日、準決勝と決勝が行われました。
まず、準決勝は1試合目にトヨタ自動車が東京ガスは予選で完封した川尻投手と藤田投手のリレーで2対1でトヨタ自動車が勝利。
2試合目はホンダがNTT東日本に8対0のコールドで勝利。
続く決勝はトヨタ自動車が佐竹投手が先発し6回まで0対0でしたが、終盤トヨタ自動車が樺澤選手の3ランなどで得点を挙げ、ホンダに6対1で勝利しました。
MVPは決勝で完投し2勝した佐竹投手が獲得。試合後に佐竹投手にお祝いのメールをしたところ、「ありがとうございます。疲れました。」との返信がありました。
今年も佐竹投手は健在、どこまで佐竹投手の時代が続くのでしょうか。
また、トヨタ自動車は4番の樺澤選手が大当たり、2番に入った辰巳選手が踏み込んで逆方向に打つ練習を繰り返し室内練習場で行っていましたが、その通りの打撃で首位打者賞を獲得しました。
これで、トヨタ自動車は日本選手権への出場権を獲得。今年は都市対抗の予選も免除なので、春も秋も予選がないのが寂しく感じてしまいます。
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■東京スポニチ大会今日決勝 2017.3.14
社会人野球のスタートとなる東京スポニチ大会が今日、準決勝と決勝が行われ日本選手権の1枠が決まります。
準決勝は東京ガス対トヨタ自動車、ホンダ対NTT東日本と東海1、関東が3チームが残り、近畿の4チームは予選敗退となりました。
今日はどこが優勝するか楽しみです。
また、侍ジャパンは熱い試合が続いていますが、あと1勝で決勝ラウンド進出が決まります。
前回は準決勝で追い上げムードの中、8回に走塁ミスがあって1対3プエルトリコに負けたのを思い出します。
今年は何とか決勝まで行って優勝してもらいたいですね。
ところで、侍ジャパンで2試合無失点に抑えている日本ハムの宮西尚生投手。
高校に入学した時には108キロしか出なかったと今日の高校野球ドットコムに書いていました。2年生の秋にはまだ122キロ、3年生夏で133キロ。
高校野球が終わっても徹底的に走り込み卒業する時には141キロまでスピードアップしたとか。スピードのない投手がスピードアップする裏には走り込んだことがよく書かれていますが、改めて走ることが大事だと知らされます。
■宮西 尚生投手(市立尼崎−北海道日本ハムファイターズ)「高校入学時の球速は108キロ!それでもプロにいける器だと感じた理由」
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■センバツ高校野球組み合わせ 2017.3.13
センバツ高校野球の組み合わせが決まりました。
1回戦は早稲田実対明徳義塾、日大三対履正社が注目の試合。宇部鴻城対大阪桐蔭も面白そうです。
また、昨年末までの以下の球速ランキングで球速を伸ばしている投手がいるか楽しみです。
山口 翔(熊本工) 149キロ
根尾 昴(大阪桐蔭) 148キロ
金久保 優斗(東海望洋) 147キロ
田中 雷大(履正社) 146キロ
松本 竜也(智弁学園) 146キロ
川端 健斗(秀岳館) 145キロ
臼井 春貴(盛岡大附) 145キロ
小野 大夏(健大高崎) 145キロ
竹田 祐(履正社) 145キロ
徳山 壮磨(大阪桐蔭) 145キロ
神村 月光(滋賀学園) 145キロ
ところで、東京スポニチ大会ではトヨタ自動車が連勝。決勝リーグへの進出が事実上決まりました。
注目のJR東日本戦ではドラフト1位候補の田嶋投手から樺澤選手が2度のタイムリーなどで4点を奪い、課題の投手陣では川尻投手がコースにズバリ決まっていて完封。
川尻投手は職場も近いので話をしますが、1年の中で春か秋に活躍するも1年を通しての活躍がなく、今年は1年を通して頑張ってもらいたいものです。
この試合はYouTubeに載っていました。
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■センバツ高校野球組み合わせ 2017.3.13
センバツ高校野球の組み合わせが決まりました。
1回戦は早稲田実対明徳義塾、日大三対履正社が注目の試合。宇部鴻城対大阪桐蔭も面白そうです。
また、昨年末までの以下の球速ランキングで球速を伸ばしている投手がいるか楽しみです。
山口 翔(熊本工) 149キロ
根尾 昴(大阪桐蔭) 148キロ
金久保 優斗(東海望洋) 147キロ
田中 雷大(履正社) 146キロ
松本 竜也(智弁学園) 146キロ
川端 健斗(秀岳館) 145キロ
臼井 春貴(盛岡大附) 145キロ
小野 大夏(健大高崎) 145キロ
竹田 祐(履正社) 145キロ
徳山 壮磨(大阪桐蔭) 145キロ
神村 月光(滋賀学園) 145キロ
ところで、東京スポニチ大会ではトヨタ自動車が連勝。決勝リーグへの進出が事実上決まりました。
注目のJR東日本戦ではドラフト1位候補の田嶋投手から樺澤選手が2度のタイムリーなどで4点を奪い、課題の投手陣では川尻投手がコースにズバリ決まっていて完封。
川尻投手は職場も近いので話をしますが、1年の中で春か秋に活躍するも1年を通しての活躍がなく、今年は1年を通して頑張ってもらいたいものです。
この試合はYouTubeに載っていました。
■トヨタ自動車対JR東日本
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■東京スポニチ大会明日開幕 2017.3.10
社会人野球の開幕となる東京スポニチ大会が明日開幕となります。
前にも書きましたが、この大会に出場するトヨタ自動車はJR東日本と注目の試合が1試合目に神宮球場で行われます。
日本選手権対象大会でもありますが、佐竹投手に続く投手が課題のトヨタ自動車は色々な投手が試されるでしょう。既にオープン戦情報は入っていますが、なかなかいい調子のようです。
また、東京スポニチ大会に続き4月3日から始まる静岡大会の組合せも決まりました。
この大会にも出場するトヨタ自動車は佐竹投手の登板もあるでしょう。
静岡大会の日程は平日で終わる為、試合観戦が出来るか分かりませんが休みが取れれば観戦に行きたいと思います。
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■四辻剛 2017.3.9
侍ジャパンはオーストラリアに粘って勝利、2連勝でプールBの首位でほぼ2次ラウンド進出が濃厚になりました。
昨日の試合は岡田投手が1アウト満塁のピンチを防ぎ千賀投手が見事なピッチングでした。昨日はインコースへの配球や縦の変化が効果的でした。菅野投手はストライクゾーンに少し苦しむ感がありましたが、武田投手あたりは投げていませんが通用するのではないでしょうか。
また、プールAは韓国が前回に続き1次ラウンド敗退、プールC、Dは明日から始まります。
ところでセンバツ高校野球に出場する高校の練習試合が始まり、大阪桐蔭や早稲田実などが練習試合を行い清宮選手は通算79号ホームランを打ったようです。
あと10日に迫ったセンバツ高校野球の話題も多くなってきました。
その中で、書の甲子園で東海地区優勝の鶴城丘の生徒が開会式の入場行進で使われるプラカード4校分を書くとか。鶴城丘も何度か高校野球を見に行った高校ですが書道が凄いとは思いませんでした。
ところで、話は変わりますが私の職場に21歳の四辻剛という若手がいて、先日行われた「びわ湖毎日マラソン」に初挑戦。見事、2時間21分で走り切りました。少し暑かったこともあり日本人最高が2時間10分を切れない状況で、村澤選手よりも速い記録で凄いものがあります。
この四辻君は私のHPにもあります西山令君が全国高校駅伝で優勝した時の9位の鳥栖工の控えで、職場に配属された時には西山君のことは神様的な存在でした。
ただ、四辻君も1年間は学園の専門部にいて専門部の20キロマラソンで1時間5分の最高記録を樹立し今や伝説の人となっているようです。
その四辻君は昨年末の社内駅伝大会の4区で区間賞、2月の西濃駅伝のアンカーで区間賞。普段の練習は会社に走ってくるぐらいで主には土日に長い距離を走る程度です。
びわ湖毎日マラソンの前に目標を聞いた時に2時間20分近くで走れると言っていましたが、私は半信半疑でした。しかし、暑さがなければ2時間20分を記録していたことは間違いなく序盤は先頭集団で走っていて何度もテレビに放映されていました。
四辻君は性格は素直で真面目、レースの翌日には普通に試作車の組立てを行っていて、足は大丈夫かと聞きましたが、少し筋肉痛がある程度と言っていました。これからも頑張ってほしいと思います。
■びわ湖毎日マラソン結果
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■WBC 2017.3.8
WBCが始まりました。侍ジャパンは心配されていた打線が爆発、キューバに快勝しました。
しかし、投手陣は球数制限があるものの6失点、キューバ打線の鋭い打球も感じる試合でした。
また、どの投手もストレートとスライダー系の球が多く、中盤まで空振りしていたスライダーも見極められ、小林捕手の配球も一辺倒のイメージでした。
踏み込んでくる打者が多いキューバなのでインコースをもう少し思い切って突くべきだと思いながら見ていました。
ところで、昨日の投手陣では先発の石川歩投手が4回1失点の好投でした。
中部大学時代によく見た投手で2年生の春の神宮での147キロデビューから全日本のキャンプに呼ばれ、4年生の最後や東京ガス時代など何度か話をした投手なので、ここまで成長したかという思いでした。
もう一人、最後に抑えかと思いきや1人だけの登板となった秋吉亮投手。パナソニック時代、浜松球場で静岡大会で見た時にサイドハンドで148キロを出して、この投手は絶対プロに行くと思った投手でした。
昔を知る投手が活躍してくれるのは嬉しいものですね。
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■亜細亜大野球部 2017.3.6
昨日、新チームとして初めての大会となる少年野球の試合を観戦。
試合は初戦の硬さもありましたが、何とか勝利しました。
その後、少し時間があったのでトヨタスポーツセンターに移動しJR東海対亜細亜大の試合を観戦しました。
亜細亜大は現在は愛知に遠征中で土曜日には中日2軍との試合を行い0対1の接戦を演じました。
昨日は12日間で11試合の強行スケジュールの10試合目ということもあり、少しお疲れモードだったでしょうか。
私は4回から観戦しましたが、碧い衝撃さん情報ではJR東海の森投手は先発し3回まで投げて無失点だったようでした。
私の見どころは琉球のライアンこと山城大智投手でした。
山城投手は沖縄尚学時代に甲子園で春夏ベスト8に進出した投手です。足を高く上げることから琉球のライアンと呼ばれていました。
それから先輩の東浜投手も進んだ亜細亜大に進み今年3年生となります。
昨日はショートに入っているトヨタ自動車の北村選手の弟のドラフト注目、北村拓己選手がタイムリーエラーをしたりして試合はJR東海の一方的な展開。
最終回も1アウト2、3塁となったところで帰ろうかと思っていた時にお目当ての山城投手が登板しました。
現在、MAX147キロである山城投手ですが、昨日はスピード感は感じらなく連続四球の後、満塁ホームランを打たれましたが、今後に期待したいと思います。
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■全国一の名門校の普通すぎる練習環境 2017.3.1
3月となりました。WBCの壮行試合も行われプロ野球のオープン戦も始まり、いよいよ球春到来となります。
また、高校野球の練習試合も解禁となり、センバツ高校野球も始まります。
そんな中、Timely! WEBで「全国一の名門校の普通すぎる練習環境。必然的に磨かれた数と効率を意識した練習」というコラムが掲載されていました。
全国一の名門校とは中京大中京で、その練習方法が紹介されていています。
専用グラウンドがなく室内練習場もない普通すぎる練習環境ということから始まりますが、それをカバーする必然的に磨かれた数と効率を意識した練習という筋書きです。
テンポの速い内野ノック、3か所で同時並行で行われていた外野ノック、効率的な捕手のセカンドスローイング練習、キャッチボールから実践を意識する捕手陣、数だけでなく質を追い求める中京大中京野球部というないようで、それぞれビデオで見れます。
私も中京大中京には何度か行ったことがありますが、八事山のふもとにあり周りは住宅地でライトは狭くホームランが出やすく中京ホームランとも呼ばれています。
3塁側外は崖のようになっていて下は住宅地。風で土が回るとのことで外野は数年前から人工芝となりました。バックネット側は山が残っていて、そこがスタンド風になっていて座って練習や試合が見れます。
ネット裏に行くまでネット越しに歩いていきますが、選手からしっかり挨拶してくれて少しこちらが恥ずかしい気持ちになります。
練習は担当が決まっていて全てがスピーディ。キャッチボールは全員が行えず30名程度が行います。シートノックではランナーを置いて実戦的に行います。夕方暗くなると照明が内野ぐらいしか見れずノックは終了。ノックが終了すると最後は監督も整列しグラウンドに挨拶、こちらも心が洗われます。
その後は、バント練習も何か所かで行われますがベースを置き、ラインも引いてキャッチャー道具もつけて行います。
練習の間、無駄が全くなくキビキビした練習が繰り広げられます。グラウンド整備も早く皆さんにも一度見てほしい素晴らしい練習内容です。
■【中京大中京】全国一の名門校の普通すぎる練習環境。必然的に磨かれた数と効率を意識した練習
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■女子エース投手が2安打完封 2017.2.28
昨日のヤフーニュースで現在行われている静岡県中学選抜野球大会の準々決勝で長泉中の女子エース土屋愉菜投手が2安打完封でベスト4入りを決めたとの記事がありました。
東海でも軟式野球が最も強いとされる静岡県で女子エースの中学が静岡県大会でベスト4入りするのは初の快挙となりました。
女子の中学エースといえば5年前にうちの中等部が東海大会に出場した時に豊田市のチームに女子エースがいていい球を投げていました。
その後、その投手は鹿児島の神村学園に進学し硬式野球で活躍したとのことでした。
現在、高校生の女子硬式野球の加盟校は少しづつ増えて以下の23校。
作新学院(栃木)、埼玉栄(埼玉)、花咲徳栄(埼玉)、叡明(埼玉)、駒沢学園女子(東京)、蒲田女子(東京)、村田女子(東京)、秀明八千代(千葉)、横浜隼人(神奈川)、開志学園(新潟)、至学館(愛知)、岐阜第一(岐阜)、福井工大福井(福井)、福知山成美(京都)、京都両洋(京都)、京都外大西(京都)、履正社(大阪)、
大体大浪商(大阪)、神戸弘陵(兵庫)、室戸(高知)、折尾愛真(福岡)、日南学園(宮崎)、神村学園(鹿児島)
更に佐伯(広島)も加盟校の準備を進めています。
女子野球の人口は毎年増えていて中学軟式では04年の600名から現在は2000名程度と増加しています。
女子プロ野球も09年に創立され4チームが加盟。今では高校、大学、クラブチーム、プロの上位が戦う女子野球ジャパンカップも開催されるようにもなりました。
女子野球の底辺は確実に拡大していますね。
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■社会人出身の1年目 2017.2.27
ベースボールキングで社会人出身でプロ入りした投手が1年目に10勝するのは難しいとの記事がありました。
2000年以降で育成枠を除く社会人出身の投手は231名プロ入りしましたが、1年目に10勝以上上げたのは、久保康友投手と石川歩投手の2名。
但し、2年目になると杉内俊哉投手、金子千尋投手、内海哲也投手、能見篤史投手、吉見一起投手、清水直行投手、武田勝投手など多く出てきます。
逆にリリーフ陣になると1年目から活躍する投手が多く三瀬幸司投手(28セーブ)、摂津正投手(最優秀中継ぎ賞)、牧田和久投手(28セーブ)などが新人王に輝いています。
また、新人王とはならなかったものの石山泰稚投手は60試合に登板し3勝3敗10セーブ、秋吉亮投手も61試合に登板し防御率2.28とヤクルトでは2年連続で社会人1年目投手が活躍しました。
その他、三上朋也投手、松永昂大投手、榎田大樹投手らが1年目に活躍するなど即戦力の傾向がみられるのはリリーフ陣に多くいるようです。
今年、ドラフト1位でプロ入りした山岡投手や来年ドラフト1位で入団すると思われる田嶋大樹投手(JR東日本)が1年目で活躍できるか注目です。
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■愛知大学野球対抗戦 2017.2.24
例年行われている愛知大学野球対抗戦、今年も3月に社会人チーム、関西の大学と予定が組まれています。
まず、17回目となる東海社会人・愛知大学野球対抗戦の日程は以下となります。
3/14(火)パロマ瑞穂球場
第一試合:東海理化対愛産大、第二試合:西濃運輸対中部大
3/15(水)パロマ瑞穂球場
第一試合:三菱自動車岡崎対愛院大、第二試合:三菱重工名古屋対愛知大
3/16(木)パロマ瑞穂球場
第一試合:新日鐵住金東海REX対名城大、第二試合:JR東海対中京大
続いて翌週には29回目となる愛知大学野球・関西六大学野球対抗戦が以下のように行われます。
3/22(水)パロマ瑞穂野球場
第一試合:愛知大対龍谷大、第二試合:中部大対大阪商業大
3/23(木)パロマ瑞穂野球場
第一試合:愛学大対京都産業大、第二試合:名城大対大阪学院大
3/24(金)パロマ瑞穂野球場
第一試合:中京大対神戸学院大、第二試合:愛産大対大阪経済大
愛知大学野球春季リーグ戦は4月初から始まります。昨年は春秋共に中京大が優勝しましたが、今年は投手陣を見ても名城大が対抗馬となる予感がします。
また、トヨタ自動車も中京大とは3月30日にオープン戦を行います。機会があれば見に行きたいと思います。
尚、中京大はリーグ戦が始まるまで29試合もの練習試合が組まれています。そろそろ期待する選手が出てきてほしいと思います。
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■スポーツマーケティング基礎調査 2017.2.23
昨年、15歳〜69歳の男女各1000名を対象に行ったスポーツマーケティング基礎調査。
スポーツ全体から野球に関する調査結果から気になる野球人口減少はどうか見えてきます。
1.スポーツ参加市場規模は約2.4 兆円に縮小。「観戦」「施設利用・会費」市場の減少による
2.スタジアム観戦の支出額:年間29,471 円で、昨年より9.1%減
3.スポーツ関連メディア市場は1,971 億円で、昨年より6.1%減
4.最も好きなスポーツは野球。サッカーがやや持ち直す。テニス人気は継続
5.スポーツブランドでは、海外での人気が高まっているアシックスが日本ブランドでのトップを堅持
6.好きなスポーツ選手は13 年連続でイチロー選手が1 位。2 位はテニスの錦織選手
7.プロ野球ファン人口は2,747 万人に減少 サッカー日本代表のファンは3,017 万人で減少傾向続く
8.プロ野球リーグ優勝チームのファン人口が伸びる
9.リオオリンピックで一番印象に残った競技は「体操」
10.4年後の東京オリンピックで一番期待しているのは「開会式/閉会式」
7.のプロ野球人気は2008年の4,491万人から1,700万人も減少しています。
4.の野球人気も1位ですが14.9%で昨年に比べ1.9ポイント減。よく観るスポーツも野球は1位で31.9%で4.9ポイント減となっています。
野球人口の減少と共に人気も落ちていることが伺えます。
そこで、期待したいのがWBCでの侍JAPANの活躍。大谷投手の辞退などやや危ぶまれる侍JAPANですが、昨日から始まった合宿で上手く調整して優勝を目指してほしいものです。
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■プロ野球選手出身大学・高校ランキング 2017.2.22
プロ野球出身大学のランキングがあるコラムで掲載されていました。
ランキングは昨年までですが以下となります。
1位 法政大 139名
2位 明治大 135名
3位 早稲田大 111名
4位 駒澤大 73名
5位 日本大 67名
6位 慶應義塾大 65名
7位 中央大 63名
8位 立教大 61名
9位 東海大 59名
10位 亜細亜大 56名
このランキングは社会人野球を経由しての数字も含まれています。3位までは100名を超え4位以下を圧倒しています。
愛知大学野球で見ると中京大が29位で16名、愛院大が33位の12名です。
以前に、プロ野球出身高校を掲載したことがありますが、もう一度10位までのランキングを見ると以下となります。
1位 PL学園 76名
2位 横浜 56名
3位 中京大中京 53名
4位 広陵 49名
5位 熊本工 39名
6位 龍谷大平安 36名
7位 日大三 32名
8位 大体大浪商 31名
9位 東海大相模 30名
9位 上宮 30名
ダントツのPL学園は休部となりどこかで逆転されると思います。代わりに大阪桐蔭は27名で間もなくランクインされるでしょう。
ちなみに私の母校は5名止まりで213位、大府や池田と同じランキングです。
大学や高校の名門はプロ野球輩出も数字から見ても凄い数字ですね。
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■アマチュア野球内規 2017.2.21
毎年変更されるアマチュア野球内規、今年はコジションルールほどの変更はありませんが、投手に関するルールが変わったところを紹介します。
■ワインドアップポジションの投手
ワインドアップポジションをとった右投手が三塁(左投手が一塁)に踏み出して送球することは、投球に関連した足の動きをして送球したとみなされるからボークとなる。
投手が投球に関連する動作をして両手を合わせた後、再び両手をふりかぶることは、投球を中断または変更したものとみなされる。投球に関連する動作を起こしたときは、投球を完了しなければならない。
■打者の背後にウェストボールを投げる
投手がスクイズプレイを防ぐ目的で、意識的に打者の背後へ投球したり、捕手が意識的に打者の背後に飛び出したところへ投球したりするような非スポーツマン的な行為に対しても規則を適用し、走者には本塁を与え、打者は打撃妨害で一塁へ進ませる。
■投手の遅延行為
走者が塁にいるとき、投手が投手板から軸足をはずして、走者のいない塁に送球した(送球するマネも含む)場合、または、投手板上からでも軸足を投手板からはずしても、塁に入ろうとしていない野手に送球した場合には、投手の遅延行為とみなす。
■投球する手を口または唇につける
規則のペナルティに代えて、審判員はその都度警告してボールを交換させる。
ワインドアップポジションは気をつけたいと思います。
また、社会人野球は走者が塁にいない場合は12秒以内に、走者がいる場合は20秒以内に投球しなければならない20秒ルールに加え、今年の申し合わせ事項では、「投手の準備投球を5球以内とする」「ロージンバックを多用する投手については、審判員がユニフォームのズボンのポケットにロージンバッグを入れるよう指示する場合がある」など加えられました。
以前に比べ、スピードアップした社会人野球が更にスピーディーになりますね。
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■愛知の高校大学投手の進路 2017.2.20
昨年、なかなかいい投手がいた愛知県高校野球と愛知大学野球リーグの投手の進路が分かりつつあります。
まず、愛知県の高校野球投手の進路は以下です。
藤嶋 健人(東邦) 中日
松山 仁彦(東邦) 東海大
近久 輝(東邦) 大学?
長谷部 銀次(中京大中京) 慶応大
浅野 亨太(大府) 中京大
釜口 航輔(岡崎西) 名城大
森 博人(豊川) 日本体育大
立野 和明(中部大一) 東海理化
葛山 大介(千種高校) 大学進学 関東?
川崎 ライアン(西尾東) 名城大
田上 航太郎(豊橋中央) 福井工業大
岡崎出身の松山投手、長谷部投手が関東で勝負します。頑張ってほしいと思います。
続いて、2部に好投手の多かった愛知大学野球の投手の進路です。
大蔵 彰人(愛院大) 徳島インディゴソックス
本田 洋平(愛院大) 日本生命
古田 尚平(中京大) JR東海
中尾 輝(名経大) ヤクルト
眞野 聖也(名経大) 某愛知社会人
夏目 旭(至学館大) ジェイプロジェクト
近藤 凌太(愛工大) 東芝
小林 弘郁(愛知東邦大) 三菱自動車岡崎
MAX147キロながらも大学ではそれほどの活躍がなかった本田投手が日本生命、MAX150キロの近藤投手は東芝。2人共に高い評価です。
大学卒業の投手は既にチームに合流しキャンプを行っています。愛知の社会人に進む4名の投手が春先から登板があるか注目しています。
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■BCリーグトライアウト 2017.2.16
ヤフーニュースにも出ていましたが、ヤマハを退団した戸狩聡希投手がBCリーグトライアウト挑戦。
11月のトライアウトには312名、2次に進んだ2月11日のトライアウトは約100名が参加。
戸狩投手は常葉菊川時代の2年春に田中健二郎(横浜DeNA)との二枚看板で甲子園優勝。3年夏にもエースで甲子園準優勝という実績を残し、その後進んだヤマハではドラフト候補にも挙げられていた左投手。12月にヤマハを退部し、投球練習をしたのは直近1週間ということでスピードこそなかったものの、低めにボールを集める安定したピッチングを見せました。
もう一人の注目は同じサウスポーの青木勇人投手。智弁和歌山時代は2年春、3年春夏と三度甲子園に出場した大型サウスポー。法政大卒業後、カナフレックスでプレーしていた投手です。
合格者は9名で戸狩投手と青木投手は残念ながら合格とはなりませんでした。
また、BCリーグには今年巨人を退団した加藤健氏が新潟の球団社長補佐。阪神のスカウトだった北村照文さんが福井の監督に就任するなどプロ関係者の多いリーグとなりました。
他にも福島は岩村明憲氏が監督、武蔵は小林宏之氏が監督、そして昨年まで現役でプレーしていた武田勝投手が石川の総合コーチなどプロ引退後の受け皿にもなっています。
昨年末、北村さんには一度お会いしに行くと約束しましたが、どこかで実現したいと思います。
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■2017年中部ドラフト候補社会人 2017.2.15
昨日に続きの中日新聞の「中部から飛び出せ2017ドラフト候補」、今日は社会人編でした。
大きく掲載されたのは、昨年から注目されている高卒3年目の鈴木博志投手(ヤマハ)。
鈴木投手は磐田東時代に右肘を疲労骨折、その後ヤマハに入社後も1年目はほぼリハビリ、昨年から本格的に投げ始め都市対抗予選で154キロを記録、日本選手権でも153キロを連発するなど一気に注目度bP投手となりました。
ただ、制球難もあってヤマハでは短いイニングの登板が多く今年は制球を安定させるように練習しているとか。
高卒3年目という若さもありドラフト指名の可能性は高く、1位候補とも言われています。
今年は更に飛躍して上位で指名があるか注目です。
他の社会人投手で名前が挙がっているのは以下です。
田中 空良(東邦ガス)148キロ
嶽野 雄貴(西濃運輸)152キロ
石田 光宏(近江−東京ガス)150キロ
井上 和紀(福井工大−セガサミー)143キロ
柏原 史陽(滋賀県出身−JX−ENEOS)150キロ
大野 亨輔(星陵−三菱日立パワーシステムズ)143キロ
神村 月光(滋賀学園)144キロ
ところで、3月22日から始まる東海地区春季大会の組み合わせも決まり、1回戦でトヨタ自動車が勝てば2回戦ではヤマハとの対戦となります。
例年、若手の登板の多い春季大会なので鈴木投手の登板があるのではないでしょうか。楽しみです。
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■センバツ投手ランキング 2017.2.14
センバツ高校野球に出場する投手のランキングがドラフト・レポートさんに掲載されていました。
5位までの各ランキングは以下です。
<最高球速>※以前にも掲載
山口 翔(熊本工) 149キロ
根尾 昴(大阪桐蔭) 148キロ
金久保 優斗(東海望洋) 147キロ
田中 雷大(履正社高) 146キロ
松本 竜也(智弁学園) 146キロ
<奪三振率>
櫻井 周斗(日大三) 11.69
岩井 文飛(智弁学園) 10.80
田浦 文丸(秀岳館) 10.55
池谷 蒼大(静岡) 10.33
川端 健斗(秀岳館) 9.93
<被安打率>
丸山 和郁(前橋育英) 3.00
長谷川 拓帆(仙台育英) 3.69
黒田 倭人(神戸国際大附) 4.65
櫻井 周斗(日大三高) 4.84
川端 健斗(秀岳館高) 4.97
<与四死球率>
加藤 功海(福井工大福井) 0.68
岩井 文飛(智弁学園) 1.27
安田 大将(東海大福岡) 1.37
黒田 倭人(神戸国際大附) 1.45
棚原 孝太(滋賀学園) 1.64
<防御率>
丸山 和郁(前橋育英) 0.50
川端 健斗(秀岳館高) 0.62
長谷川 拓帆(仙台育英) 0.89
北本 佑斗(明徳義塾) 1.00
黒田 倭人(神戸国際大附) 1.02
この中で、黒田 倭人(神戸国際大附)は3つでランクイン。
また、特出すべきは奪三振率、被安打率、防御率のベスト5は全て左投手です。
全チームの約半数が左投手となる今年のセンバツ。予選の記録から見ても左の好投手が多いセンバツですね。
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■野球人口減少 2017.2.13
近年、取り沙汰される野球人口減少、愛知も少年野球チームが減少し、昨日練習試合を行った相手の地域も選手がいなくて学年によってはチームが多い状況です。
この野球人口減少は高校野球部員数減少にもはっきりと出ています。
高野連のデーターを見ると、高校野球部員数のピークは平成26年の17万人がピークで、平成27年が16万8千人、平成28年が16万7千人と千人単位で減少。
加盟校数となると、平成17年の4,253校が最高で、それ以降は徐々に減ってきて昨年は4,014校となっています。
ただ、高校野球の指導者の努力もあって継続率は30年前が73%であったのに対し昨年は90%を超え、1校に対する部員数は42名程度と減っていません。
ただ、一度廃部になった野球部が復活するのは大変のようで、昨日の高校野球ドットコムで、野球普及のモデルケースに!中学野球部顧問が取り組んでいる「野球人口増加プロジェクト」とは?という記事がありました。
これは、野球処で有名な埼玉県川口市の中学野球部の先生方が取り組んでいる「野球人口増加プロジェクト」で、野球処でありながら中学の野球部が一つなくなるということにかなり危機感を感じスタート。
野球人口増加プロジェクトの主な取り組みは、サークルベースボール・坊主の禁止・父母会のお茶当番の廃止の3つ。
サークルベースボールは、3人でできるもので、投手は打ちやすいボールを投げるなど、子供たちに打つ喜びを覚えてもらって、野球を始めるきっかけを作るのが狙いで中学の先生方が小学校へ呼びかけています。
野球人口増加プロジェクトが、野球普及活動のモデルケースとなることを期待したいと思います。
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■東京スポニチ大会組合せ 2017.2.10
昨日、社会人野球の東京スポニチ大会の組合せが決まりました。
初日の神宮球場での第1試合ではJR東日本対トヨタ自動車の対戦。
ヤフーニュースでも今秋ドラフト1位候補の最速152キロ左腕・田嶋大樹投手対昨年の都市対抗を制したトヨタ自動車との記事が掲載されていました。
また、各ブロックの振り分けは以下となりました。
Aブロック 東京ガス、新日鉄住金鹿島、パナソニック、JR西日本
Bブロック JR東日本、JFE東日本、トヨタ自動車、日本新薬
Cブロック NTT東日本、JX―ENEOS、永和商事ウイング、JR九州
Dブロック 鷺宮製作所、ホンダ、きらやか銀行、大阪ガス
大会は1ヶ月後の3月11日から始まりますが、昨年も寒さが問題でした。トヨタ自動車も大会に出場するメンバーは沖縄キャンプから直行します。怪我も心配なので天気が良いことを願います。
この大会は日本選手権対象大会でもあり、どこが優勝するかも注目です。
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■センバツ21世紀枠 2017.2.9
ヤフーニュースで見た内容ですがセンバツ高校野球で21世紀枠で出場する不来方、中村、多治見に期待が寄せられています。
21世紀枠での出場は困難克服、地域貢献で他校の模範、文武両道などといった勝敗以外の要素から出場校が選出されます。
秋季大会の成績に関しては都道府県大会のベスト16以上、加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上が対ですが、一般選考で選ばれた学校に比べると当然実力が劣ります。
実際、第73回大会から昨年の第88回大会まで合計42校が出場しているが、初戦を突破できたのはわずか10校。過去5年間は21世紀同士の対戦を除くと、純粋に初戦を勝ち上がったのは2015年の松山東だけです。
また、21世紀枠で出場した42校の中でその後の春夏の甲子園に出場したのは7校のみで、一般選考枠を減らしてまで選出する意味があるのかといった否定的な意見が聞かれることも少なくなく、今大会の選考についてはそんな風潮を意識したのか比較的実力のある3校が選ばれたという印象です。
その中でまず部員10名で注目の不来方は昨秋は岩手県大会で準優勝、東北大会の初戦でも甲子園常連校の八戸学院光星(青森)に0対2と善戦する見事な戦いぶり。
中村は昨秋は県大会優勝、しかも決勝戦を戦った相手は夏の高知県大会7連覇中で、昨年夏の甲子園でもベスト4に進出した明徳義塾。四国大会も初戦で敗退も延長戦の末で、四国でも指折りの実力を持っていることは間違いないでしょう。
多治見も昨秋は県大会で見事初優勝するなど3校は勝てないイメージが定着する21世紀枠ですが今年は過去最強の3校ともいえるのではないでしょうか。
私の職場の近くにも多治見出身のメンバーがいて、他にも高田商、宇部鴻城野球部出身者もいます。
甲子園はあと1ヶ月少しとなりました。甲子園の芝も総工費5000万円を掛け7年振りに張り替え、透水性をよくするようです。色々と楽しみな大会となりそうです。
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■春季大会 2017.2.7
先週、愛知県高校野球春季地区大会の組み合わせが決まりました。
予選は甲子園とほぼ同じスタートで西三河の3月19日を皮切りに3月25日頃まで1次予選を行います。
今年は瀬戸北・名商・名大附と内海・半田商が合同チームとなっていたりしますが、夏には単独チームで出場できるといいと思います。
少し気は早いですが、県大会は4月中旬から東海大会は例年よりやや遅く5月26日から四日市霞ヶ浦球場、伊勢球場で行われます。
球春も1ヶ月後に迫り、私の予定も少しづつ埋まり始めました。
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■遠投は危険 2017.2.6
土曜日の中日スポーツに小中学生の遠投は肘を壊すという記事がありました。
理由は遠くに投げようとすると体を開いてしまい肘や肩に負担が掛かるということでした。
土曜日の少年野球の練習で私も遠投をしながら小学生の遠投を見ていると、かなり開いているのが分かります。そして、ボールも左右にブレて高く投げてしまいます。
私は遠投は助走なしでピッチングフォームを乱さず投げるように心掛けますが、そうすると肩や肘に負担が掛かりません。
腕が体から離れてしまうことが危険で正しいフォームで投げるのが大事だと改めて感じました。
また、中日スポーツには遠くに投げる時には高い球を投げずに低い球を投げるようにと書いていました。
同じように高校野球ドットコムで以前、野球肘研究会代表が遠投をやって肩や肘を壊す子が多く遠投は故障のリスクが高く10球以内が望ましいと書いていました。
昔は遠投で肩を強くすると考えられていましたが、小中学生の遠投は危険性が高いと考えた方がいいですね。
最後に中日スポーツでは11歳の小学5、6年生が最も肘を壊す時期だとも書いていました。この時期は特に気をつけたいですね。
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■プロ・社会人交流戦 2017.2.3
プロ野球がキャンプインに続き、社会人野球もそろそろキャンプインする時期となりました。
JABAではプロ・社会人交流戦の日程も以下のように決まっています。
2/11 四国銀行対阪神 安芸市営球場
2/13 パナソニック対ソフトバンク 生目の杜第二球場
2/17 パナソニック対ヤクル西都原運動公園野球場
2/17 セガサミー対ソフトバンク 生目の杜第二球場
2/19 JR四国対阪神安芸市営球場
2/19 セガサミー対オリックス 清武第二球場
2/21 JR東日本対オリックス 清武第二球場
2/22 セガサミー対ヤクルト 西都原運動公園野球場
2/22 JR東日本対巨人 KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
2/23 セガサミー対広島 日南市天福球場
2/24 JX−ENEOS対広島 日南市天福球場
2/25 JX−ENEOS対楽天小倉が浜総合運動公園野球場
2/27 トヨタ自動車対楽天 宮崎県西階球場
2/27 JFE東日本JX−ENEOS対巨人 高鍋町営野球場
2/28 西部ガス対楽天 小倉が浜総合運動公園野球場
3/4 JR東日本対楽天 市営浦和球場
これをみるとセガサミーが4試合と多く組まれています。初芝監督が元ロッテの選手だったことや、この7年間で7名のプロ野球選手を輩出していることもあるでしょう。
トヨタ自動車も3月のキャンプ前に楽天と対戦。キャンプも試合が多く組まれていて最近は暖かい所で試合中心のキャンプとなっています。
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■センバツ出場投手球速ランキング 2017.2.2
ドラフト・レポートさんでセンバツに出場する投手の球速ランキングが掲載されていました。
球速ランキングは以下です。
山口 翔(熊本工)149キロ
根尾 昴(大阪桐蔭)148キロ
金久保 優斗(東海望洋)147キロ
小野 大夏(健大高崎)145キロ
竹田 祐(履正社)145キロ
徳山 壮磨(大阪桐蔭)145キロ
神村 月光(滋賀学園)145キロ
松本 竜也(智弁学園)145キロ
櫻井 周斗(日大三)144キロ
池谷 蒼大(静岡)144キロ
平松 竜也(盛岡大付)144キロ
吉沢 悠(前橋育英)144キロ
皆川 喬涼(前橋育英)144キロ
香川 麗爾(大阪桐蔭)144キロ
三浦 銀二(福大大濠)144キロ
長谷川 拓帆(仙台育英)143キロ
丸山 和郁(前橋育英)143キロ
横川 凱(大阪桐蔭)143キロ
田浦 文丸(秀岳館高)143キロ
川端 健斗(秀岳館高)143キロ
難波 侑平(創志学園)143キロ
山田 龍聖(高岡商)142キロ
竹内 奎人(静岡)141キロ
冨樫 颯大(札幌第一)140キロ
佐川 光明(仙台育英)140キロ
西浦 颯大(明徳義塾)140キロ
服部 雅生(早稲田実)140キロ
140キロ超えは27名。前にも書きましたが、この中で大阪桐蔭は4名もいて誰が投げても速い球を投げます。
また、この中から一冬越えて誰が球速を伸ばせるかも注目しています。
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■キャンプイン 2017.2.1
2月に入り、今日からプロ野球もキャンプイン。
今年は新監督に西武の辻監督が就任。阪神の超変革、広島の黒田投手の穴など見どころは沢山あります。
私の注目は、過去最高ともいえる62名もの新人投手が入団した今年。誰が勝ち抜いて1軍に残れるか。
特に1位指名で5球団競合の田中正義投手(ソフトバンク)、加藤拓也投手(広島)、濱口遥大投手(横浜DeNA)、柳裕也投手(中日)、佐々木千隼投手(ロッテ)、山岡泰輔投手(オリックス)が先発投手陣の中に入れるか。
2位以下も粒ぞろいの投手が入団したので楽しみです。
また、今年は日韓合わせると16球団が集中する沖縄では2月、3月は野球一色。新しい野球聖地となっていますが、私もいつかは沖縄のキャンプを見に行ってみたいと思います。
キャンプの模様はケーブルテレビやショウアップナイターなどのホームページで見れます。いよいよキャンプインですね。
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■報徳学園の永田監督が勇退 2017.1.31
センバツ高校野球の代表が決定した日、報徳学園の永田裕治監督が今春のセンバツで勇退するとの報道がありました。
永田監督は私の2つ下で1981年夏にエース金村投手の活躍で全国優勝した時の外野手です。その後、中京大へ進み桜宮のコ−チを経て1994年に母校の報徳学園監督に就任。
監督就任後の1995年に阪神大震災の年に甲子園に出場し、2002年にはエース大谷智久投手(早大−トヨタ自動車−ロッテ)を擁し28年振りの優勝を果たしました。
その後、甲子園でベスト4に何度か進出するなど名門の名に恥じない活躍でした。
私は2度、永田監督を見る機会がありました。
一度は2011年に東邦との練習試合で田村伊知郎投手(立大−西武)をブルペンで間近で見ました。もう一度は2013年に中京大中京との練習試合で乾陽平投手(明大)をネット裏で見ました。
永田裕治監督は体型もなかなかユニークですが気配りが出来る方ですね。
報道によると後任は前から考えていたようで教え子の野球部の部長である大角健二氏(36歳)が監督に就任するとか。
また、報徳学園はグラウンドが狭く他の部活と一緒に練習している為、夕方は満足に練習が出来ず、朝早くから練習していると以前、本で読んだことがあります。
永田監督は部員100名を超える大所帯を23年間もまとめる監督業も大変だったでしょう。兵庫をリードし23年間で17回の甲子園出場は立派な勲章ですね。
また、今日の中日スポーツに2015年に退任し名誉監督になっていた横浜の渡辺元智氏が勇退の記事がありました。今後は育ててもらった野球に恩返ししていきたいとフリーに転身するようです。野球人口の底辺拡大、青少年育成のために活動の幅を広げて、渡辺イズムを全国に還元していくとのこと。今後も頑張ってほしいですね。
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■センバツ32校が決定 2017.1.30
先週の金曜日、センバツ高校野球の代表32校が決定しました。
私が注目していた中では、近畿の1枠増に入ったが高田商(奈良)でした。残る1校が上宮太子だったものの同一道府県から3校を選出しない大会内規により対象外となり、補欠1校目にも選出できなかったようです。
実は私の部下に選ばれた高田商の野球部OBがいて選ばれるといいなあと話していましたが、本人も嬉しいでしょう。
続いて、慶応か日大三か残る東京・関東の枠では、総合力の慶応と投打に迫力のある日大三を推す意見が分かれたようで、日大三の櫻井周斗投手は1試合平均13三振を奪うなど、140キロ超の直球に縦のスライダーが一級品。
決勝でも失点はしたが14三振を奪い打線も東京大会で9本塁打を放つなど、優勝した早稲田実と力は双璧であると迫力の日大三に軍配が上がりました。選考委員は清宮選手から5打席連続三振を奪った櫻井投手のインパクトが強烈だったでしょう。
最後に21世紀枠は評判の高かった部員10名の不来方が東日本で選出、西日本も文武両道で部員12名全員が高知出身の中村に決定。ここまでは予想通りでした。
残る1校は多数決の末、文武両道で地域に根ざしており、熱い声援を受けている学校ということで多治見が3校目として選ばれました。
部員10名の洛星(京都)も話題になりましたが、同じ部員10名の不来方と重なり、神宮枠で高田商が選ばれたこともあり、さすがに近畿の8校目はないですね。
私はこんなところで野球が出来るのかと思ったほど山奥の高千穂を困難克服で期待していましたが多治見に決定しました。東海も2校と枠が少ない点も考慮されたかもしれません。
また、今回は選考委員がより多く地区大会を観戦出来るように日程が重ならないように調整したようです。しっかりと検討を重ねて選ばれた32校なので各校共に頑張ってもらいたいと思います。
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■今日センバツ決定! 2017.1.27
いよいよ、今日センバツ高校野球の出場校を決める選考委員会が大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、代表32校が決まります。
まず、午前9時から21世紀枠候補校の推薦理由説明会を実施。候補校がある当該道府県の高校野球連盟理事長らが特色を3分半でプレゼンテーションします。
10時半に選考委員会総会を開き、正副委員長の選出を行い、11時から21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会が開始。外部有識者と主催者で組織する21世紀枠特別選考委が21世紀枠の3校を選びます。
地区別小委は「北海道・関東・東京」「東北・近畿」「東海・北信越・九州」「中国・四国」に分かれ、47都道府県高野連推薦の119校に21世紀枠から漏れた6校を加え、技能や品位などを比較、検討します。
続いて午後3時に総会を再開し21世紀枠3校を発表。その後、一般選考の出場29校と補欠校の選考経過が報告され、出場校が正式決定し代表校へ連絡が入ります。
今年の私の注目は3点。
神宮で優勝した履正社の近畿の1枠増に入るのが2回戦進出の高田商(奈良)、上宮太子(大阪)か1回戦で敗れた県1位校の和歌山東(和歌山)、東山(京都)になるのか。
関東で慶応が選ばれるか。もし選出されると、高校野球の早慶戦も見られるかもしれません。
21世紀枠に部員10名の不来方、洛星が選ばれるか、中村も16名の部員数、私の時代に部員12人ながらエース山沖投手を中心に準優勝を果たし「二十四の瞳」で注目を浴びた中村だけにオールドファンには人気がありそう。個人的には高千穂も期待したいと思います。
夕方には決定する代表校はどこになるか注目です。
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■スカウトの仕事 2017.1.26
あるコラムで「野球が好きな人にはたまらない」−プロ野球スカウトの仕事の裏側とはというものがありました。
今年は巨人のスカウトで岡崎郁氏がスカウト部長に木佐貫洋氏がスカウトにという人事がありました。年末のパーティで高木勇人投手やドラフト4位で指名したヤマハの池田駿投手をスカウトした藤本茂喜さんがスカウトを降りると本人からお聞きしましたが、巨人のスカウトは今年大幅な刷新がありました。
このプロ野球のスカウトは、このコラムにもありますが、かなり大変な仕事です。遠征先の試合となると朝早くから大きなバックを持ち球場入りし1日3試合ぐらい見てビデオ、スコア、スピードガンでチェック。試合が追わったら、ホテルに戻りその日のうちにパソコンで上司にレポートを提出。一息つくのは夜の8時ぐらいではないでしょうか。
加えて暑さ寒さに耐え年間数百試合観戦、数万キロの移動があります。車を使うと2〜3年間で車が故障してしまう為、移動はもっぱら電車。私も帰りが同じ時間になると駅まで送ったりすることもありますが、岡崎で1試合見て東京に行ってまた試合を見るようなこともあって本当に忙しい激務だと思います。特に忙しいのは7月の高校野球の試合観戦で県またぎが最も多い時期です。
また、1月のオフでも新人合同自主トレや2月の春季キャンプに足を運び、そのまま、大学や社会人のキャンプで沖縄に滞在します。
スカウトの方が膝の上にタオルを置いて観戦するのはズボンが日焼けし色が変わってしまうことで、そこまで大変な仕事ですが、スカウトの方を見ていると本当に野球が好きでたまらない人がやっていると感じます。
私も球場で挨拶すると、にこやかな顔で挨拶してくれるのがスカウトの方。今年も既に仕事は始まっていますね。
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■講習会 2017.1.25
このオフのニュースで指導者の講習会やシンポジウムをよく目にします。
先週末には愛知県でもJR東海の選手、スタッフが高校生や高校の監督に守備や打撃のコツを手ほどきしたり、具体的な練習への取り組みを指導。
また、同じ日に「べっぷONSENベースボールアカデミア」が大分の別府市で行われました。
これには、全日本野球協会理事の山中正竹氏や作新学院で甲子園優勝に導いた小針崇宏氏が野球離れや指導者のあり方、医科学を野球の指導に採り入れるなどをテーマにしたシンポジウムが行われました。
講習会などは、生徒を指導する我々も参考になりますね。
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■磐田東 2017.1.23
私が2年前から注目している高校に磐田東があります。
たまたま、その磐田東が高校野球ドットコムで紹介されていました。
磐田東といっても、まだ甲子園にも出場がない高校ですが、今年のドラフト1位候補のヤマハの鈴木博志投手の母校でもあります。
また、鈴木博志投手の同期には2年前のドラフトでソフトバンクに指名された齋藤誠哉投手もいて、実は私の知り合いの息子さんもその同級生でチームメイトだったことから磐田東を知りました。
磐田東は名前からいっても公立のように思いますが、私立でサッカーが有名でジュビロ磐田には何人も進んでいます。
野球部は平成20年に監督として甲子園に4回出場した浜名の山内克之監督を迎え、本格的に強化し始めました。
また、昨年のドラフトでは加藤脩平外野手が巨人育成2位で指名されるなど、いい選手を多く輩出するようになりました。
高校野球ドットコムでは高校ではよく見かけるようになった綱登りトレーニングが掲載されていました。
磐田東は、甲子園も近くに来ているように思います。
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■社会人野球キャンプ 2017.1.19
昨日、JABAに社会人野球のキャンプの一覧が出ていました。
出ていたのは31チームで2ケ所行うチームもありますが、多い県からみると鹿児島10、宮崎6、和歌山4、高知3、愛媛3、三重2、静岡2、千葉2、沖縄2となっています。
最も早いチームとしては大阪ガスが高知の春野で1月13日から始まっています。
先日も書きましたがトヨタ自動車は阪神のキャンプが終わった3月1日から11日まで沖縄の宜野座球場で行います。昨年、宮崎から変更し都市対抗で優勝したので当分続くのではないでしょうか。
また、鹿児島や宮崎で多くのチームがキャンプを行うことは、同時にオープン戦も行えるメリットがあります。
いよいよキャンプが近づいてきましたね。
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■投手のトレーニング 2017.1.18
野球選手の中で投手が取り組むべきトレーニングは何が良いか。今までの色々な専門家からの意見も参考にして考えてみました。
まず、ランニングは必要なのかということですが、これはあまり必要ないという少数意見はありますが、概ね必要という意見が多くあります。
長距離走は走ることによる心のスタミナを向上させる又は疲労回復の為に走る。短距離走は下半身の力を増大させる目的があります。
次に速い球を投げる為の筋トレな何が良いか。これは、体幹トレーニングが最も大事です。軸がしっかりしていないと速く安定した球は投げられません。体幹を鍛え他の筋力の連動性を良くしましょう。腕の筋肉をつけるよりも体幹ですね。
最後に投げ込みです。投げ込むことはスタミナを向上させます。メジャーでは投げ込みを行いませんが、日本では投げ込みによるスタミナアップは必要とされていますね。但し、シーズン中の投げ込みは怪我をしないように注意すべきですね。
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■タイムリー・ウェブ 2017.1.17
今年、インターネットでよく見るHPにタイムリー・ウェブというサイトがあります。
タイムリー・ウェブとは未来ある野球プレーヤーを育てるメディアというタイトルで高校球児や高校の練習方法トレーナーのトレーニング方法、球速アップなど紹介しているサイトで毎日のように見て参考にしています。
最近ではセンバツの21世紀枠候補で有力な中村の練習方法などがビデオでも紹介されていて投手陣の縄跳びトレーニングが参考になります。
また、独立リーグで最多勝しかずさマジックでも活躍した軟式日本代表投手コーチの相原雅也氏の球速アップは特に参考になります。
相原氏は球速アップとして、腕回し・腰落とし・回転の3点を推奨し簡単な練習方法を紹介しています。
皆さんも是非、参考にして下さい。
■タイムリー・ウェブ
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■キャンプ地 2017.1.16
少し気は早いですが、あと2週間後にプロ野球もキャンプインします。
今年の特徴としては昨年日本一となった日本ハムが29年振りにアメリカで1次キャンプを行いますが、その他は宮崎と沖縄に集中しています。
その理由は温暖な気候と設備の充実です。
昔は高知や鹿児島も人気のキャンプ地でしたが、鹿児島県は桜島の火山灰、高知県は降水量の多さや施設の老朽化で変更になりました。
その後、宮崎でキャンプを行っていた巨人に続くように宮崎でキャンプを行う球団が増えてきました。
また、宮崎はプロ野球だけでなく韓国の野球チーム、社会人野球のチーム、サッカーJリーグのチームまでキャンプを行うような人気スポットとなっています。
そんな宮崎県と競うようにキャンプ地として、名乗りを上げているのが沖縄です。共に日照時間が長いことからも適していると思います。
沖縄は暖かいが雨が降りやすい欠点がありましたが、1979年に日本ハムがキャンプを行ってからは雨天練習場など最新設備の充実で今では多くの球団がキャンプ地として利用するようになりました。
最新の設備を整えるには、多額のお金がかかってしまいます。例えば阪神が宜野座村では、2011年に完成したセルラースタジアムは屋内練習場、ナイター設備などで年間維持費に1000万円も掛かります。
しかし、沖縄ではアメリカ軍基地が多数あり、2000年以降その負担の見返りとして国からお金が出ていて、そのお金を使って最新の設備を整えた屋内練習場などを作ることができたというわけです。
また、キャンプを行うと見学に来るファンも多くなることから、宮崎と沖縄は競っているといえるでしょう。
実際、私の周りにも毎年沖縄キャンプ巡りをしている人が数人いて、格安国内旅行ツアーを使えば安く行けます。
トヨタ自動車も阪神のキャンプが終了した宜野座村で今年もキャンプを行うのではないでしょうか。自主トレが終わればいよいよキャンプとなりますね。
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■岡田龍生監督 2017.1.13
昨日の続きですが、神宮大会で優勝しセンバツ高校野球の優勝候補にも挙げられる履正社の監督は岡田龍生氏です。
岡田監督は実は私と同じ年の55歳。東洋大姫路時代に猛練習に耐えキャプテンとなりセンバツ高校野球に出場し準決勝で牛島和彦、香川伸行の浪商(大体大浪商)に敗れるも堂々のベスト4に進出。
高校卒業後、日体大に進み教員免許を取得、社会人の鷺宮製作所で現役を終えた後に大阪の公立校の桜宮のコーチとして指導者生活をスタート。次に移ったのが学校の校名が福島商業から履正社となった4年目で岡田氏は1986年に監督となりました。
しかし、その当時の履正社は監督不在で同好会レベル。専用グラウンドもなく他のクラブと共用で部員は元陸上部、元卓球部、元体操部の3人を加えても11名しかいない初戦敗退を繰り返していた弱小チーム。
そこから厳しくチームを鍛え上げ、履正社は強豪への階段をゆっくり登り始めてました。その当時、スポーツ推薦で部員を募集できるようになったものの知名度も実績もない履正社に行きたいという生徒は皆無。
中学校やクラブチームを回り、受験してくれるよう関係者を訪ねても対応はなかったものの、何度も顔を出しているうちに岡田の情熱に理解を示す者が出始め、一定レベルの選手が集まるようになりました。
その後、徐々に強くなり始め97年夏に大阪で優勝し甲子園に初出場。そこからしばらく甲子園から遠ざかっていたものの2006年春に甲子園に出場すると、そこからは10年間で7回の甲子園出場する常連校となりました。
履正社と言えば、どうしても大阪桐蔭に負けているイメージが強く、大阪桐蔭が負けた時に甲子園に出てくる。または、秋の近畿大会で勝ち上がり春のセンバツに出場するイメージがあります。
実際、大阪桐蔭には9連敗中とか。寮生活から生まれる大阪桐蔭の一体感や、練習に集中できる環境の差を指摘する声もあるようです。
また、東洋大姫路OBの岡田監督が率いる履正社と、報徳学園OBの西谷浩一監督が率いる大阪桐蔭のライバル物語。お互い苦労人ですが、兵庫には「春の報徳、夏の東洋」という図式あり、これを今の大阪に当てはめると「春の履正社、夏の大阪桐蔭」ともいれます。
2強ともいえる大阪の履正社と大阪桐蔭。今年は特にライバル対決が注目されるのではないでしょうか。
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■センバツ入場行進曲は星野源さんの「恋」 2017.1.12
昨日、センバツ高校野球の入場行進曲が星野源さんの「恋」に決まりました。この曲は、昨年末放送された、新垣結衣さん主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌でもあります。
ところで近年の行進曲は以下となります。
2008年 80回大会 蕾(コブクロ) ≪優勝校:沖縄尚学≫
2009年 81回大会 キセキ(GReeeeN) ≪優勝校:清峰≫
2010年 82回大会 My Best Of My Life(Superfly) ≪優勝校:興南≫
2011年 83回大会 ありがとう(いきものがかり) ≪優勝校:東海大相模≫
2012年 84回大会 Everyday、カチューシャ(AKB48) ≪優勝校:大阪桐蔭≫
2013年 85回大会 花は咲く(東日本大震災復興支援ソング) ≪優勝校:浦和学院≫
2014年 86回大会 恋するフォーチュンクッキー(AKB48) ≪優勝校:龍谷大平安≫
2015年 87回大会 Let It Go 〜ありのままで〜(ディズニー) ≪優勝校:敦賀気比≫
2016年 88回大会 もしも運命の人がいるのなら(西野カナ) ≪優勝校:智辯学園≫
昔は歩きやすいテンポの曲が選ばれていたように思いますが、近年は高校生にも人気の曲が選ばれているようにも思います。
ところで、甲子園の話題もこれから増えてくるでしょう。
甲子園がほぼ決定的な大阪桐蔭では、2年生の徳山壮磨投手、香川麗爾投手と1年生の根尾昂投手、横川凱投手と140キロ超えの投手が4名もいて個人的にも注目しています。
この中で現在のエースは徳山壮磨投手。秋の予選でも主戦で投げています。注目の根尾投手は野手との兼用ですが、甲子園での登板も期待しています。現在、昨年秋に足の肉離れで別メニューとか。
その大阪桐蔭を抑えて優勝した履正社のエースの竹田祐投手も注目されるでしょう。今年の大阪のライバル校に注目です。
センバツ高校野球も出場校決定まで、あと10日となりました。まずは、21世紀枠を含めてどこが選ばれるでしょうか。
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■社会人野球に挑戦する好投手 2017.1.11
昨日、高校野球ドットコムで高校から社会人野球に挑戦する好投手というタイトルで5名の投手が紹介されていました。
5名の投手とコメントは以下です。
川口 廉(千葉黎明−JFE東日本)MAX143キロ
投げては高い制球力が光り打ってはバットコントロールの高さが光った逸材。
主島 大虎(報徳学園−ホンダ鈴鹿)MAX138キロ
巧みな牽制技術を武器にする技巧派左腕。キレのある速球を更に磨く。
河野 竜生(鳴門−JFE西日本)MAX145キロ
最速145キロを誇る速球派左腕、投球のセンスが光る。
太田 龍(れいめい−JR東日本)MAX149キロ
恵まれた体格から投げ下ろす速球は140キロ後半を測定。恵まれた素質は社会人の舞台で開花させる。
山口 裕次郎(履正社−JR東日本)MAX145キロ
ドラフト6位も入団拒否。次はドラフト上位指名で行ける投手を目指していく。
河野投手、山口投手以外は甲子園出場はありませんが、かなり実力のある投手です。
オリックス1位指名の山岡投手や今年ドラフト注目の田嶋投手のように高卒投手が社会人で羽ばたけるか注目しています。
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■新春選抜リーグ戦 2017.1.10
昨日は休日で用事もなく先週末から始まった愛知県軟式野球連盟が選抜した新春選抜リーグ戦を見にパロマ瑞穂球場に行ってきました。
1試合目はニッセイ対東郷製作所でした。
ニッセイ先発は後藤隆希投手(愛工大名電−愛工大)、東郷製作所が伊藤貴生投手(稲沢東−中京大)の両左腕でした。
後藤投手はなかなかキレのいい球を投げます。伊藤投手は技巧派で力みのないフォームから投げます。
試合は2対1でニッセイリードの場面で7回から、うちの少年野球と中等部OBの三浦勝志投手(豊田大谷−国際武道大)が登板しました。
三浦投手は3回を投げ8回に内野ゴロの間に1点を失いました。ニッセイは9回1アウト満塁で微妙な打球でサヨナラと思った瞬間、守備妨害を取られ2対2の同点で試合は終了しました。
三浦投手は前の試合でも最後3回を無失点、お父さんもいましたが抑えでの起用が多いとか。スピードもあるのでチェンジアップを覚えるといいと感じました。
2試合目はフタバ産業の試合だったので少し見ましたが、私の知り合いの吉田さんとバッタリお会いしましたが、弟さんがフタバ産業の監督とか。不振の選手のビデオを撮りに来ていました。
フタバ産業は元オリックスの柴田亮輔選手やジェイプロジェクトでエースだった井田頌二投手、清野運輸の外野手だった佐々木孝徳選手もいて豪華なメンバーです。
岡崎南クラブ出身の村瀬大地投手にも頑張ってもらいたいと思います。
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■ストレッチポール 2017.1.7
昨年、リーグ優勝した広島で34セーブを挙げた中ア翔太投手がシーズン中に活用したり、昨日はドラフト1位の選手が入寮で持参したりと、プロ野球選手に今、ひそかに人気なのがストレッチポールです。
ストレッチポールは、その上に寝てエクササイズを行うことで、本来、人の手が届かない身体の深層部にある筋群、関節をゆるめ、骨格を整える健康器具として主に使用されています。また、姿勢維持、安定に重要な役割を果たすコアの強化を目的とした使用方法もあります。
その効果に注目したプロアスリート、トレーナーがストレッチポールを採用し体操の内村選手も愛用、パフォーマンス向上、故障後の早期競技復帰に貢献。その後はフィットネス用品としてフィットネスクラブ、スポーツジムなどで多く採用されてきましたが、歴史は浅く日本での販売は2014年頃からです。
ストレッチポールを使用する野球選手の効果とは、野球はさまざまな筋肉を使うため、ストレッチを野球をする前後、トレーニング時に行なうのが良いのですが、ストレッチポールを使えばより効果的に身体をリラックスさせ、疲労回復に役立ちます。
それにより柔軟性を向上させ肩の可動域も広がり、中学高校生も野球肩・肘の防止や身長アップに効果があるようです。
私のような中高年齢にも凝り固まった背中側の筋肉、また酷使しすぎていがんだ背骨をほぐしていき、本来身体があるべき姿勢に戻していくのがこのストレッチポールです。
私も早速、昨日ネットで注文しました。皆さんもどうでしょうか。
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■東海地区社会人野球新人投手 2017.1.6
先日1月3日のスポニチで西日本の社会人野球新人選手が掲載されていたようです。
その中から、東海地区のチームに加入する投手がドラフト会議さんに掲載されていたので紹介します。
<トヨタ自動車>
吉野 和也(日本文理−早大)
村川 翔太(浜田−中央大)
諏訪 洸(下妻二−亜大)
<JR東海>
今村 亮(沼津−東海大海洋学部)
秋元 秀明(三浦学苑−創価大)
古田 尚平(名古屋−中京大)
木部 拓実(帝京−筑波大)
<西濃運輸>
堀田 晃(松山商−大阪学院大)
三村 政司(小倉東−福岡工業大)
竹村 航(北大津)
<ホンダ鈴鹿>
竹内 諒(松阪−早大)
平尾 奎太(大阪桐蔭−同志社大)
瀧中 瞭太(高島−龍谷大)
主島 大虎(報徳学園)
<王子>
中内 洸太(今治西−関西学院大)
東郷 太亮(神戸国際大付)
横尾 蓮太(静清)
<三菱重工名古屋>
下津浦 啓太(筑前−西南学院大)
<東邦ガス>
蜷 優太(大垣日大−中京学院大)
屋宜 駿杜(前原−九州共立大)
<三菱自動車岡崎>
神原 友(東海大甲府−東海大)
小林 弘郁(市立沼津−愛知東邦大)
星野 裕帆(川越東)
<東海理化>
立野 和明(中部大第一)
長田 悠吾(海星)
<新日鐵住金東海REX>
平間 凛太郎(山梨学院大附−専修大)
上野 幸己(福井工大福井−関西国際大)
松向 輝(市立岐阜商)
伊藤 翼咲(藤枝明誠)
<永和商事ウイング>
木山 愛輝(市立尼崎−甲南大)
秋保 亮友(恵庭南−東農大北海道)
田中 優佑(四日市南−名商大)
小川 穂高(南部高校龍神分校−関メディベースボール)
※ヤマハとジェイプロジェクトはまだ掲載されていません
竹内 諒投手、神原 友投手、蜷 優太投手、上野 幸己投手、中内 洸太投手は甲子園の登板がある投手です。
また、野手を含めた東海地区の即戦力は以下です。
■社会人野球の新戦力(東海地区)−ドラフト会議さん
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■自主トレ 2017.1.5
昨日、少年野球の初練習を行いました。
例年、初練習はマラソン大会を行いますが、選手の力走を見ていると、私も頑張らないといけないと感じます。
ところで、プロ野球選手も自主トレがそろそろ始まりました。
新人で大注目の田中正義投手は母校の創価大グラウンドでヤクルトの小川投手らと昨日から自主トレを開始。阪神ドラフト1位の大山悠輔内野手(白鴎大)も茨城つくば市の母校つくば秀英野球部グラウンドでスタートするなど母校で練習する選手が目立ちます。
ところで、この新人の自主トレですが高校の強豪校になるとプロに行く前の自主トレのマニュアルがあるようです。
プロ球団からトレーニングメニューなどが渡され、体作りの指針が示されますが、それ以外にプロで失敗しないようにマニュアル化されています。
プロから示されたメニューだけでは余裕があって、高校生となれば入団する前に車の免許やお祝い事が続き練習の時間が割かれがちになります。
その状態で、合同自主トレに行ってしまうと現役のプロ野球選手もいて、しまったと思うわけです。そこで無理に走ったり投げたりして失敗したりします。なので現役選手に負けないような体づくりが必要です。
強豪校のマニュアルは自主トレからキャンプインまでに必要なマニュアルが書かれているようです。これは中学から高校に進む時にも同じようなことがいえます。
うちの中等部の3年生も高校で失敗しない為にも、今は体づくりに努めてもらいたいと思います。
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■2017年注目投手 2017.1.2
新年に入りネットなどで今年の注目投手が色々と出ていたので紹介します。
まず、メジャーリーグでは田中投手、ダルビッシュ投手、岩隈投手、前田投手らの活躍に加え、シーズン終了後には田中投手、ダルビッシュ投手がFAとなる可能性があります。また、それ以上のシーズン終了後の大注目は大谷投手のメジャー移籍はあるのかですね。
続いて、日本プロ野球は年男になる24歳投手の飛躍です。私も2011年の高校野球は右本格派大豊作の時代と言っていましたが、その93年生まれの以下の投手の活躍が今年期待されています。
武田翔太(ソフトバンク)、 千賀滉大(ソフトバンク)、 釜田佳直(楽天)、 石田健大(DeNA)、今永昇太(DeNA)、熊原健人(DeNA)、歳内宏明(阪神)、青柳晃洋(阪神)、佐野泰雄(西武)、多和田真三郎(西武)、本田圭佑(西武)、岡田明丈(広島)、戸田隆矢(広島)、桜井俊貴(巨人)、風張蓮(ヤクルト)、原樹理(ヤクルト)、野村亮介(中日)など。
次に、社会人野球はドラフト解禁投手という意味では150キロ超えが10名程度で少し寂しい感じがします。
注目は、田嶋 大樹(JR東日本)。高卒3年目で完成度も高くドラフト1位候補でしょう。東海地区も昨年注目された鈴木 博志(ヤマハ)や田中 空良(東邦ガス)も同じく高卒3年目で今年注目です。
次は大学投手ですが、今年は以下のようにドラフト上位候補の150キロ超え投手が全国に沢山いるのが特徴ではないでしょうか。
馬場 皐輔(仙台大)153キロ、柳澤 一輝(早大)150キロ、熊谷 拓也(法大)151キロ、宮台 康平(東大)150キロ、高橋 遥人(亜大)151キロ、鍬原 拓也(中大)152キロ、平岡 敬人(中部学院大)152キロ、近藤 弘樹(岡山商科大)151キロ、草場 亮太(九州産業大)151キロ、ケムナ ブラッド 誠(日本文理大)150キロ。
最後に高校生は、全国的に見ても渡辺 啓五(いなべ総合)、宮原 大樹(宇治山田商)、岡林 飛翔(菰野)ら三重の投手が期待されそうです。昨年は140キロ超え投手が多かった愛知も誰か出てきてほしいと思います。
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■新年 2017.1.1
新年あけましておめでとうございます。
今朝、初日の出を見た後に恒例の岩津天満宮に初詣に行って帰ってきてニューイヤー駅伝をこれから見ます。
果たしてトヨタ自動車の3連覇はあるのでしょうか。
昨年はトヨタ自動車の野球部も都市対抗優勝で最高の1年でしたが、今年もいい1年になれるように頑張ります。
本人もヒサダさんを野球で全国に導いて、仕事でも工場長になるくらいバリバリやりますよ!とのコメントでした。
皆さんもいい1年でありますように。
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